JP4213535B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両室内における温度環境を調整するための車両用空調装置に関する。
車室内の温度環境を調整する車両用空調装置の中には、たとえば特許文献1に示されているように、ヒートポンプ方式の冷凍サイクルを用いたものが知られている。これは、車室内空気流路中に配設された発熱手段であるヒータコアからの熱を受熱可能な位置に、補助熱交換器であるサブエバポレータと放熱用車室内熱交換器であるサブコンデンサとを配設することで、冷媒のコンプレッサ吐出圧を速やかに上昇、および安定させて、極めて良好な除湿暖房性能を提供するものである。
特開2002−225545号公報
しかしながら、前記従来の車両用空調装置にあっては、−25度以下となるような極低温外気環境下では、暖房運転状態でメインコンデンサ(車室外熱交換器)内部で冷媒が液化、滞留し、冷凍サイクル内を循環する気相冷媒が不足して、暖房性能が低下する恐れがあった。
そこで、本発明は、極低温外気環境下でも十分な暖房性能が得られる車両用空調装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、上記課題を解決するため、気相冷媒を圧縮するコンプレッサと、このコンプレッサから導入された当該気相冷媒の熱を周辺の空気に放出させる放熱用熱交換器と、車室内空気流路内に配設され、該放熱用熱交換器から導入された当該気相冷媒に送風空気の熱を吸収させる吸熱用車室内熱交換器と、該放熱用熱交換器から該吸熱用車室内熱交換器へ導入される冷媒を膨張させる膨張手段と、車室内空気流路内に配設された発熱手段とを備え、車両室内の温度環境を調整する車両用空調装置において、前記放熱用熱交換器が複数配設され、これら放熱用熱交換器のそれぞれに冷媒の循環経路が形成され、該放熱用熱交換器の内、車室外に設置された放熱用車室外熱交換器と熱交換が可能な位置に加熱手段が設置されたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記課題を解決するため、請求項1に記載の車両用空調装置において、前記加熱手段は、車両の駆動源を冷却する冷却水を熱媒体とする熱交換器であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、上記課題を解決するため、請求項2に記載の車両用空調装置において、前記冷却水が内部を循環する冷却水循環経路の該加熱手段上流側に電磁制御弁が配設されたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、上記課題を解決するため、請求項2に記載の車両用空調装置において、前記冷却水循環系路に冷却水を循環する手段として、電動ウォーターポンプが配設されたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、上記課題を解決するため、請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の車両用空調装置において、前記放熱用車室外熱交換器を構成する放熱フィンと、前記加熱手段を構成する放熱フィンとが一体に形成されていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、上記課題を解決するため、請求項1に記載の車両用空調装置において、前記加熱手段が、電気ヒータであることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、加熱手段によって放熱用車室外熱交換器を加熱可能なことから、極低温外気環境下で放熱用車室外熱交換器内に滞留した液相冷媒を気化させて、循環サイクルに戻し、冷媒圧力を素早く上昇させ、十分な暖房性能を確保することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、車両の駆動源を冷却する冷却水を加熱手段の熱媒体に使用することで、新たに熱媒体を確保する必要がないとともに、車両全体の燃費を改善することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明の効果に加えて、冷却水循環経路の加熱手段上流側に電磁制御弁が配設されたことにより、冷却水温度に影響されることなく必要に応じて加熱手段に冷却水を循環させることができるので、極低温外気環境下でも素早く放熱用車室外熱交換器内に滞留した液相冷媒を気化させて、循環サイクルに戻し、十分な暖房性能を確保することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項2記載の発明の効果に加えて、冷却水循環系路に冷却水を循環する手段として、電動ウォーターポンプが配設されたことにより、冷却水温度に影響されることなく必要に応じて加熱手段に冷却水を循環させることができるので、極低温外気環境下でも素早く放熱用車室外熱交換器内に滞留した液相冷媒を気化させて、循環サイクルに戻し、十分な暖房性能を確保することができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項2〜請求項4の効果に加えて、放熱用車室外熱交換器を構成する放熱フィンと、加熱手段を構成する放熱フィンとが一体に形成されていることにより、加熱手段から放熱用車室外熱交換器への伝熱効率が改善され、極低温外気環境下でも素早く放熱用車室外熱交換器内に滞留した液相冷媒を気化させて、循環サイクルに戻し、十分な暖房性能を確保することができるとともに、装置全体を小型化することができる。
請求項6記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、加熱手段を設置するための構成が簡素化されるため、装置全体を小型、軽量化することができるとともに、応答性にすぐれているため、加熱手段を稼働した直後から放熱用車室外熱交換器を加熱し、放熱用車室外熱交換器内に滞留した液相冷媒を素早く気化させ、循環サイクルに戻すことができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態である車両用空調装置1の概略構成図である。この車両用空調装置1は、冷媒を循環させて冷媒と空気との間で熱交換を行う冷媒サイクルと、車両の駆動源であるエンジン10の排熱により温められたエンジン冷却水を循環させてエンジン冷却水と空気との間で熱交換を行う冷却水ラインとを備えている。
冷媒サイクルは、コンプレッサ2と、放熱用車室外熱交換器としてのメインコンデンサ3と、放熱用車室内熱交換器としてのサブコンデンサ4と、リキッドタンク5と、膨張手段としての膨張弁6と、吸熱用車室内熱交換器としてのエバポレータ7とが配管部材を介して連通接続され、コンプレッサ2によって圧縮された冷媒がこれらの間を循環するように構成されたものである。
コンプレッサ2は、エンジンルームのような車室外に配設され、吸入した低圧の気相冷媒を圧縮して高圧の気相冷媒として吐出する。このコンプレッサ2は、例えば、エンジン10のクランクシャフトの動力が、接続・分離手段としてのコンプレッサクラッチ8を介して伝達されることで駆動される。
メインコンデンサ3は、車室外に配設され、コンプレッサ2から吐出され高温高圧の気相冷媒の熱を外気に放出するものである。このメインコンデンサ3には、例えば電動ファン等の送風手段(不図示)が駆動されることで、停車中にもメインコンデンサ3に外気が吹き付けられるようになっている。メインコンデンサ3は、内部を流通する高温高圧の気相冷媒とメインコンデンサ3を通過する外気との間で熱交換を行い、気相冷媒の熱が外気に放出される。
サブコンデンサ4は、後述する車室内空気流路P1内に配設され、コンプレッサ2から吐出された高温高圧の気相冷媒の熱を車室内空気流路P1内を流れる空気に放出するものである。車室内空気流路P1内を流れる空気は、このサブコンデンサ4によって冷媒から熱を吸収することで温風となり、車室内空気流路P1の下流側へ送風される。
また、本実施形態の車両用空調装置1では、メインコンデンサ3とサブコンデンサ4が並列に接続されており、これらメインコンデンサ3とサブコンデンサ4とが選択的に使用されるように構成されている。つまり、コンプレッサ2から吐出された冷媒が流れる流路は、三方コネクタ12を介して、メインコンデンサ3を通過する第1の冷媒ラインL1と、サブコンデンサ4を通過する第2の冷媒ラインL2とに分岐されている。そして、リキッドタンク5の前段で、これら第1の冷媒ラインL1と、第2の冷媒ラインL2とが三方コネクタ13を介して合流するようになっている。なお、三方コネクタ12とコンプレッサ2の間には、コンプレッサ2の吐出冷媒圧力を検出する検出手段としての圧力センサ9が設けられている。
第1の冷媒ラインL1には、メインコンデンサ3の前段に電磁制御弁14が設けられ、メインコンデンサ3の後段に逆止弁15が設けられている。同様に、第2の冷媒ラインL2にも、サブコンデンサ4の前段に電磁制御弁16が設けられ、サブコンデンサ4の後段に逆止弁17が設けられている。そして、第1の冷媒ラインL1に設けられた電磁制御弁14の開閉状態、及び第2の冷媒ラインL2に設けられた電磁制御弁16の開閉状態が制御ユニット(不図示)によって切り替えられることで、第1の冷媒ラインL1又は第2の冷媒ラインL2が選択されるように構成されている。
つまり、冷房運転時には、当該制御ユニットが、第1の冷媒ラインL1に設けられた電磁制御弁14を「開」に設定し、第2の冷媒ラインL2に設けられた電磁制御弁16を「閉」に設定する。これにより、第1の冷媒ラインL1が選択されて、コンプレッサ2から吐出された冷媒がメインコンデンサ3へと供給される。一方、暖房運転時には、当該制御ユニットが、第1の冷媒ラインL1に設けられた電磁制御弁14を「閉」に設定し、第2の冷媒ラインL2に設けられた電磁制御弁16を「開」に設定する。これにより、第2の冷媒ラインL2が選択されて、コンプレッサ2から吐出された冷媒がサブコンデンサ4へと供給されることになる。
したがって、この車両用空調装置1においては、当該制御ユニットが、第1の冷媒ラインL1と第2の冷媒ラインL2とを選択的に切り替える切り替え手段として機能し、コンプレッサ2から吐出された冷媒の流路が冷房運転時と暖房運転時とで切り替えられて、メインコンデンサ3とサブコンデンサ4とが選択的に使用されるように構成されている。
リキッドタンク5は、メインコンデンサ3あるいはサブコンデンサ4により熱を放出して冷却され、液化した冷媒を一時的に貯留するものである。このリキッドタンク5は除塵フィルタを備えており、貯留した液状冷媒中に混在する塵埃を除去する機能も有している。なお、リキッドタンク5は三方コネクタ13の後段に配設されることが望ましいが、エンジンルーム内の配管レイアウトによる制限を受けて三方コネクタ13の後段に配設することが困難な場合には、図1中に破線で示すように、メインコンデンサ3の直後、あるいはメインコンデンサ3と一体に配設するようにしてもよい。この場合には、サブコンデンサ4で放熱されて液化した冷媒は、リキッドタンク5を介さずに直接膨張弁6に供給されることになる。
膨張弁6は、メインコンデンサ3、あるいはサブコンデンサ4で放熱されてリキッドタンク5に一時的に貯留された液状冷媒を断熱膨張させることで、低温低圧の霧状の冷媒としてエバポレータ7に供給するものである。
エバポレータ7は、車室内空気流路P1内におけるサブコンデンサ4よりも上流側に配設され、車室内空気流路P1内を流れる空気の熱を、膨張弁6から供給された低温低圧の霧状の冷媒に吸収させるものである。
膨張弁6により断熱膨張しながら低温低圧の霧状となってエバポレータ7に供給された冷媒は、エバポレータ7を通過する際に、車室内空気流路P1内を流れる空気の熱を奪って気化する。そして、この気相冷媒がコンプレッサ2に吸入され、再度圧縮されて吐出される。一方、エバポレータ7内の冷媒に熱を奪われた空気は除湿された冷風となって車室内空気流路P1の下流側へ送風される。
つまり、冷媒サイクルは、以上のように冷媒を循環させて、メインコンデンサ3やサブコンデンサ4、エバポレータ7で熱交換を行うことで、車室内空気流路P1内に導入された空気を所定の温度に調整する構成になっている。
冷却水ラインは、エンジン冷却水を循環させることで、エンジン10の排熱によって高温となったエンジン冷却水を熱媒体として利用し、車室内に送風される空気と熱交換を行うもので、放熱器としてのヒータコア21と、加熱手段としてのラジエータ20と、エンジン冷却水を循環させるウォーターポンプ23とが組み込まれている。
また、本実施形態の車両用空調装置1では、ラジエータ20とヒータコア21が並列に接続されており、これらラジエータ20とヒータコア21とが選択的に使用されるように構成されている。つまり、エンジン10から吐出されたエンジン冷却水が流れる流路は、三方コネクタ25を介して、ラジエータ20を通過する第1の冷却水ラインL3と、ヒータコア21を通過する第2の冷却水ラインL4とに分岐されている。そして、ウォーターポンプ23の前段で、これら第1の冷却水ラインL3と、第2の冷却水ラインL4とが三方コネクタ26を介して合流するようになっている。なお、三方コネクタ26とエンジン10の間には、エンジン冷却水の吐出量を調整するウォーターポンプ23が設けられているとともに、第1の冷却水ラインL3には、ラジエータ20の前段に電磁制御弁24が設けられている。
また、メインコンデンサ3を構成する放熱フィン(不図示)がラジエータ20を構成する放熱フィンと一体に形成され、メインコンデンサ3とラジエータ20とが熱交換可能に設置されている。
そして、第1の冷却水ラインL3に設けられた電磁制御弁24の開閉状態が当該制御ユニットによって切り替えられることで、第1の冷却水ラインL3が冷却水温度に関係なく、選択されるように構成されている。
たとえば、従来では、気温が−25度以下となるような極低温外気環境下に車両が長時間放置された場合には、冷媒ライン中の冷媒が液化し、冷媒ラインの中でも特にメインコンデンサ3では外気との熱交換が効率よく行われるために、メインコンデンサ3内に冷媒の多くが滞留してしまうので、このまま暖房運転を開始しても、暖房時の冷媒サイクルを循環する気相冷媒が不足して、暖房性能が低下する恐れがあった。
しかし、メインコンデンサ3を加熱する手段を備えたことにより、メインコンデンサ3内に冷媒の多くが滞留している場合にも、冷媒を加熱して気化することにより、暖房時の冷媒サイクルに冷媒を素早く回収することができる。
ヒータコア21は、サブコンデンサ4と共に、車室内空気流路P1内におけるエバポレータ7の下流側に配設され、エンジン10のウォータージャケット(不図示)から配管部材を介して供給される冷却水、即ち、エンジンの排熱によって加熱されたエンジン冷却水を熱媒体とし、このエンジン冷却水の保有熱により放熱するものである。車室内空気流路P1内を流れる空気は、上述したサブコンデンサ4により放熱される冷媒の熱に加えて、このヒータコア21からの熱を吸収することになる。
これにより、車室内空気流路P1内で効果的に温風が生成されることになる。なお、エンジン10のウォータージャケットからヒータコア21へとエンジン冷却水を供給する配管部材にはウォーターバルブ22が設けられており、上述した制御ユニットによりこのウォーターバルブ22が調整されることで、ヒータコア21に供給されるエンジン冷却水の流量、即ち、ヒータコア21の放熱量が調整されるように構成されている。
ところで、この車両用空調装置1においては、放熱用車室内熱交換器であるサブコンデンサ4が、ヒータコア21からの熱を受熱可能な位置に配設されている。ここで、ヒータコア21からの熱を受熱可能な位置とは、車室内空気流路P1内に空気が流れていない状態においても、ヒータコア21からの熱が伝達される位置のことをいう。具体的には、例えば、サブコンデンサ4がヒータコア21に極めて近い位置に配設されている場合や、サブコンデンサ4とヒータコア21とが一体構造とされている場合には、サブコンデンサ4はヒータコア21からの熱を受熱可能である。
車室内空気流路P1の上流側にはブロワファン31が設けられている。このブロワファン31が駆動されることで、外気導入口から車室内空気流路P1内に外気が導入され、あるいは内気導入口から車室内空気流路P1内に内気が導入される。なお、外気導入口及び内気導入口の近傍にはインテークドア32が設けられており、このインテークドア32が駆動制御されることで、車室内空気流路P1内に導入される外気と内気の割合が調節されるように構成されている。
外気導入口あるいは内気導入口から車室内空気流路P1内に導入された空気は、まず、車室内空気流路P1の上流側に配設されたエバポレータ7を通過することになる。このとき、上述したように、エバポレータ7を通過する空気が、このエバポレータ7内の冷媒に熱を奪われることで除湿され、冷風となって下流側へと送風される。
車室内空気流路P1では、エバポレータ7の下流側が、ヒータコア21やサブコンデンサ4が配設された温風流路R1と、ヒータコア21やサブコンデンサ4を迂回する迂回流路R2とに分岐されている。温風流路R1に流された空気は、上述したように、ヒータコア21を通過する際に、ヒータコア21からの熱を吸収し、更にサブコンデンサ4を通過する際に、サブコンデンサ4内の冷媒から放熱される熱を吸収して温風となり、下流側へ送風される。一方、迂回流路R2に流された空気は、エバポレータ7内の冷媒に熱を奪われた冷風のままの状態で下流側へ送風される。
ここで、温風流路R1と迂回流路R2とに分岐される分岐点には、温風流路R1に流される空気の流量と迂回流路R2に流される空気の流量との割合を調整するためのエアミックスドア33が設けられている。そして、このエアミックスドア33が駆動制御されて温風流路R1に流される空気の流量と迂回流路R2に流される空気の流量との割合が調整されることで、最終的に、デフロスタ吹出口やベント吹出口、フット吹出口から吹き出される空気の温度が調整されるようになっている。
車室内空気流路P1の温風流路R1や迂回流路R2の更に下流側には、温風流路R1からの温風と迂回流路R2からの冷風とを混合するためのエアミックスチャンバ34が設けられている。そして、このエアミックスチャンバ34には、温風と冷風とが混合されて温度調整された空気をフロントウィンドウガラスに向けて吹き出すためのデフロスタ吹出口、乗員の上半身に向けて吹き出すためのベント吹出口、乗員の足下に向けて吹き出すためのフット吹出口がそれぞれ設けられている。各吹出口の近傍には、デフロスタドア35、ベントドア36、及びフットドア37がそれぞれ設けられており、これらのドアが駆動制御されることによって、各吹出口から吹き出される空気の流量が調整されるように構成されている。
つまり、本実施形態の車両用空調装置1においては、エバポレータ7を通過することで除湿された空気をヒータコア21やサブコンデンサ4により加熱して温風を生成するようにしているので、暖房運転時に除湿を行うこともできる。
また、この車両用空調装置1においては、ヒータコア21に加えて、放熱用車室内熱交換器であるサブコンデンサ4を車室内空気流路P1内に配設して、ヒータコア21だけでなく、サブコンデンサ4でも温風を生成するようにしているので、エンジン冷却水の温度が十分に高温となっていない場合であっても車室内の温度を比較的速やかに昇温させることができる。なお、省動力のため、エンジン冷却水が所定温度に達した時点で、コンプレッサクラッチ8をOFFにしてヒータコア21のみの暖房に移行するようになっている。
そして、この車両用空調装置1は、暖房時の吹き出し温度を安定させるための制御ユニットを有しており、この制御ユニットは、当該制御ユニットのメモリに格納されたプログラムにより構成されている。図2は、当該制御ユニットによる冷媒回収制御の制御手順を示すフローチャートである。
本制御は、暖房運転開始から所定の時間は、電磁制御弁24を開いて、エンジン冷却水をラジエータ20に循環させ、ラジエータ20を介してメインコンデンサ3を加熱し、メインコンデンサ3内部に滞留する液相冷媒を気化することで、冷媒を循環サイクルに回収するものである。
同図に示すように、暖房スイッチが入り、暖房運転がスタートすると、暖房運転を行いつつ、回収用フラッグをtrueにし(ステップS10)、カウンタを1に設定する(ステップS20)。この回収用フラッグは、冷媒回収制御であるか否かを示し、trueの場合には回収制御であり、falseの場合には回収制御ではない。また、カウンタは、冷媒回収制御に移行してからの経過時間を計測するものである。
次に、冷媒回収制御に移行してから所定の回収時間Xが経過したか否かが判定され(ステップS30)、所定の回収時間Xが経過していない場合には、ステップS50に移行する。また、所定の回収時間Xが経過した場合には、回収用フラッグをfalseにする(ステップS40)。
次に、回収用フラッグの状態を判定し(ステップS50)、trueの場合にはステップS70に移行し、falseの場合には電磁制御弁24を閉じて(ステップS60)、冷媒回収制御を終了し、通常の暖房運転に移行する。
また、ステップS50で回収用フラッグがtrueであった場合には、カウンタに1を加え(ステップS70)、電磁制御弁24を開いて(ステップS80)、ステップS30に戻り、冷媒回収制御を継続する。
以上のような構成と冷媒回収制御により、本実施形態の車両用空調装置1では、エバポレータ負荷やエンジン回転数の変化によりコンプレッサ2の吐出冷媒圧力が変化したとしても、コンプレッサ2の吐出冷媒容量が制御されてすぐに目標吐出冷媒圧力に戻るので、吹き出し温度を安定させることができる。
また、車室内が設定温度に達しても、エンジン冷却水の水温が低いときには、ヒータコア21に加えてサブコンデンサ4でも温風が生成されて吹き出し温度が所定温度に保たれるため、吹き出し温度が急激に低下することはない。なお、コンプレッサ2の駆動時間は長くなるが、エンジン冷却水の水温の上昇に従ってコンプレッサ2の吐出冷媒容量が減少するので、省動力化を実現することができる。
また、上記実施形態では、放熱器がエンジン冷却水の熱を車室内に吹き出される空気に放熱させるようにしているが、これに代えて、エンジン冷却水以外の車両駆動系冷却水、例えば、電気自動車のモータの冷却水、燃料電池車のスタック冷却水等の熱を放熱させるようにしてもよい。
そして、加熱手段としてのラジエータ20によって放熱用車室外熱交換器としてのメインコンデンサ3を加熱可能なことから、極低温外気環境下でメインコンデンサとしてのメインコンデンサ3内に滞留した液相冷媒を気化させ、冷媒サイクルに戻すことで、十分な暖房性能を確保することができる。
車両の駆動源としてのエンジン10を冷却する冷却水をラジエータ20の熱媒体に使用することで、新たに熱媒体を確保する必要がないとともに、エンジン10の廃熱を利用することにより、車両全体の燃費を改善することができる。
冷却水循環経路としての第1の冷却水ラインL3のラジエータ20上流側に電磁制御弁24が配設されたことにより、冷却水温度に影響されることなく必要に応じてラジエータ20に冷却水を循環し、メインコンデンサ3を加熱することができるので、極低温外気環境下でも素早くメインコンデンサ3内に滞留した液相冷媒を気化させて、冷媒サイクルに戻し、十分な暖房性能を確保することができる。
第1の冷却水ラインL3に冷却水を循環する手段として、電動ウォーターポンプ23が配設されたことにより、冷却水温度に影響されることなく必要に応じてラジエータ20に必要な量の冷却水を循環させることができるので、極低温外気環境下でも素早くメインコンデンサ3内に滞留した液相冷媒を気化させて、冷媒サイクルに戻し、十分な暖房性能を確保することができる。
メインコンデンサ3を構成する放熱フィンと、ラジエータ20を構成する放熱フィンとが一体に形成されていることにより、ラジエータ20からメインコンデンサ3への伝熱効率が改善され、極低温外気環境下でも素早くメインコンデンサ3内に滞留した液相冷媒を気化させて、冷媒サイクルに戻し、十分な暖房性能を確保することができるとともに、装置全体を小型化することができる。
ラジエータ20を設置するための構成が簡素化されるため、装置全体を小型、軽量化することができるとともに、応答性にすぐれているため、ラジエータを稼働した直後からメインコンデンサ3を加熱し、メインコンデンサ3内に滞留した液相冷媒を素早く気化させ、冷媒サイクルに戻すことができる。
なお、本実施形態の冷媒回収制御では、暖房運転開始から所定の時間は、電磁制御弁24を開いて、エンジン冷却水をラジエータ20に循環させ、ラジエータ20を介してメインコンデンサ3を加熱し、メインコンデンサ3内部に滞留する液相冷媒を気化することで、冷媒を循環サイクルに回収するものであるが、圧力センサ9で検知される冷媒圧力が低下した場合に冷媒回収制御を行うことも可能である。
次に、図3を用いて第2実施形態について説明する。図3は本発明の第2実施形態である車両用空調装置1aの概略構成図である。第1実施形態の車両用空調装置1と大きく異なる点は、放熱用車室外熱交換器としてのメインコンデンサ3を加熱する加熱手段として、ラジエータ20ではなく、電気ヒータ20aが用いられている点である。
そして、前述の制御ユニット(不図示)が、電磁制御弁24の開閉ではなく、電気ヒータ20aのON−OFFを行うことで、メインコンデンサ3を必要に応じて加熱する。
以上のような構成により、本実施形態の車両用空調装置1aでは、加熱手段としての電気ヒータ20aによって放熱用車室外熱交換器としてのメインコンデンサ3を加熱可能なことから、極低温外気環境下でメインコンデンサ3内に滞留した液相冷媒を気化させて、冷媒サイクルに戻し、十分な暖房性能を確保することができる。
また、電気ヒータ20aを設置するための構成が簡素化されるため、装置全体を小型、軽量化することができるとともに、電気ヒータ20aは応答性にすぐれているため、稼働した直後からメインコンデンサ3を加熱し、メインコンデンサ内に滞留した液相冷媒を素早く気化させ、冷媒サイクルに戻すことができる。
なお、本実施形態の冷媒回収制御では、第1実施形態の冷媒回収制御と同様に、暖房運転開始から所定の時間は、電磁制御弁24を開いて、エンジン冷却水をラジエータ20に循環させ、ラジエータ20を介してメインコンデンサ3を加熱し、メインコンデンサ3内部に滞留する液相冷媒を気化することで、冷媒を循環サイクルに回収することができるが、圧力センサ9で検知される冷媒圧力が低下した場合に冷媒回収制御を行うことも可能である。
本発明の第1実施形態を示すシステム構成図である。 本発明の第1実施形態の冷媒回収制御のフローチャートである。 本発明の第2実施形態を示すシステム構成図である。
符号の説明
1…車両用空調装置
2…コンプレッサ
3…メインコンデンサ(放熱用熱交換器)
4…サブコンデンサ(放熱用熱交換器)
6…膨張弁(膨張手段)
7…エバポレータ(吸熱用車室内熱交換器)
20…ラジエータ(加熱手段)
20a…電気ヒータ(加熱手段)
21…ヒータコア(発熱手段)
23…電動ウォーターポンプ
24…電磁制御弁
L1…第1の冷媒ライン(冷媒の循環経路)
L2…第2の冷媒ライン(冷媒の循環経路)
L3…第1の冷却水ライン
L4…第2の冷却水ライン
P1…車室内空気流路

Claims (6)

  1. 気相冷媒を圧縮するコンプレッサ(2)と、このコンプレッサ(2)から導入された当該気相冷媒の熱を周辺の空気に放出させる放熱用熱交換器(3、4)と、車室内空気流路(P1)内に配設され、該放熱用熱交換器(3、4)から導入された当該気相冷媒に送風空気の熱を吸収させる吸熱用車室内熱交換器(7)と、該放熱用熱交換器(3、4)から該吸熱用車室内熱交換器(7)へ導入される冷媒を膨張させる膨張手段(6)と、車室内空気流路(P1)内に配設された発熱手段(21)とを備え、車両室内の温度環境を調整する車両用空調装置において、
    前記放熱用熱交換器(3、4)が複数配設され、
    これら放熱用熱交換器(3、4)のそれぞれに冷媒の循環経路(L1、L2)が形成され、
    該放熱用熱交換器(3、4)の内、車室外に設置された放熱用車室外熱交換器(3)と熱交換が可能な位置に加熱手段(20)が設置されたことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 請求項1に記載の車両用空調装置において、
    前記加熱手段は、車両の駆動源を冷却する冷却水を熱媒体とする熱交換器(20)であることを特徴とする車両用空調装置。
  3. 請求項2に記載の車両用空調装置において、
    前記冷却水が内部を循環する冷却水循環経路(L3)の該加熱手段(20)上流側に電磁制御弁(24)が配設されたことを特徴とする車両用空調装置。
  4. 請求項2に記載の車両用空調装置において、
    前記冷却水循環系路(L3)に冷却水を循環する手段として、電動ウォーターポンプ(23)が配設されたことを特徴とする車両用空調装置。
  5. 請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の車両用空調装置において、
    前記放熱用車室外熱交換器(3)を構成する放熱フィンと、
    前記加熱手段(20)を構成する放熱フィンとが一体に形成されていることを特徴とする車両用空調装置。
  6. 請求項1に記載の車両用空調装置において、
    前記加熱手段が、電気ヒータ(20a)であることを特徴とする車両用空調装置。
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