JP4213448B2 - 酪農動物のミルクを分離する装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、処理装置と、酪農動物に関する変数値を測定すると共に測定値を示す信号を上記処理装置に発するための測定装置を設け、該処理装置は該酪農動物に関する変数に対する基準値を記憶するメモリを含み、さらに該処理装置は該変数の測定値を上記基準値と比較すると共に比較信号を発し、該比較信号によりミルクを分離するようにされた酪農動物から得られたミルクを分離する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこのような装置には、1つ以上の異なる波長及び/または異なる強度の照射線で連続して或いは同時にミルクを照射する1つ以上の光源を含む、1つ以上のセンサを備えたカラー測定装置の形態の測定装置が設けられていた。一方、上記光源が点灯位置にある少なくとも1部の時間帯において、1つ以上の受信器が時間間隔の間の照射線強度を確定するようになっていた。得られた測定データにより、測定したミルクの色が正常値から逸脱していることが判った場合、当該ミルクは分離される(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
欧州特許出願公開第EP−A−1000535号明細書
【特許文献2】
国際公開第WO 99/31965号パンフレット
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし既知の装置はしばしばカラー測定に基づき誤った結論を導くことがあり、そのため例えば、適当なミルクが次の処理工程で使用されることなく捨てられることがあった。本発明の目的は、得られたミルクがさらに処理されるのに適しているかどうかが正確な態様で決定出来る、酪農動物からのミルクを分離するための装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、この目的のため、上記タイプの装置は、該酪農動物の2回の連続する搾乳回の間の間隔(期間)を確定する手段を設け、上記メモリが上記変数に対する種々の基準値を記憶し、該基準値は測定間隔に基づくことを特徴とする。本発明は、酪農動物の状態が変わらないでいる時でも、測定された変数値が、間隔とも呼ばれる測定された期間に依存するという洞察に基づく。本発明によれば、メモリ中に、測定間隔、言い換えれば期間、即ち、間隔の関数である変数に対する基準値(前記酪農動物の連続する2回の搾乳回間の間隔ごとにそれぞれ記憶されている基準値)を含むことにより、測定値のより正確な比較をすることが可能であり、ミルクがさらに処理されるのに適しているかどうかの正確な決定を下すことが出来る。
【0006】
さらに、測定値を基準値と比較した後、酪農動物の状態或いは健康に関するより正確な結論を引き出すことが出来る。2回の連続する搾乳回間の間隔の確定は、時間帯を測定する時計によって行ってもよいし、2回の連続する搾乳回の間に搾乳された乳牛の数を計数する計数器によって行ってもよい。
【0007】
なお、酪農動物の乳房が空になった程度を確定するため、間隔に基づく閾値を変えることはそれ自体既知である(例えば特許文献2参照。)。
【0008】
好適には測定装置は、酪農動物から得られたミルクの特に可視波長域における少なくとも1つの波長帯の強度を測定するカラーセンサ測定装置を含み、変数は波長帯の強度である。カラーセンサ測定装置によって、特に別々の乳房から得られたミルクにおける別々の色の強度が確定される。従って、この実施例では、変数は得られたミルクの色によって構成される。
【0009】
本発明による装置の1実施例では、搾乳回中に得られたミルクの流量を測定する流量センサにより測定装置が構成される。該流量センサは別々の乳房から得られたミルクの流量を測定するのが好ましい。
【0010】
本発明による装置の別の実施例では、搾乳回中に得られたミルクの導電率を測定するそれ自体既知の導電率計により測定装置が構成される。該導電率計は別々の乳房から得られたミルクの導電率を測定するのが好ましい。
【0011】
本発明による装置のさらに別の実施例では、搾乳回中に得られたミルクの温度を測定する温度計により測定装置が構成される。該温度計は別々の乳房から得られたミルクの温度を測定するのが好ましい。
【0012】
本発明による装置のさらに他の実施例では、搾乳回の間に得られた脂肪、蛋白質、尿素、バクテリア、糖分、遊離脂肪酸、細菌等のミルクの成分の量を測定する成分計により測定装置が構成される。該成分計は別々の乳房から得られたミルクの成分を測定するのが好ましい。
【0013】
本発明による装置のさらに別の実施例では、測定装置は搾乳回の間に得られたミルクの量を測定する計量器により構成される。好ましくは、計量器は別々の乳房から得られたミルクの量を測定する。
【0014】
本発明による装置のさらに別の実施例では、測定装置は、搾乳回の間の動物の活動を測定する活動計により構成される。
【0015】
測定装置が1回の搾乳が行なわれる間にミルク変数の測定パターンを得るためのミルク変数の値を測定するようになっており、メモリがこの測定パターンを記憶するようになっていると、得られたミルクをさらに処理すべきかどうかのより正確な決定を下すことが出来る。測定パターンを基準パターンと比較することは、単一の測定値を限定的に比較することよりも、より正確な決定をもたらすと思われる。
【0016】
処理装置には、特にミルク変数の測定パターンの平均を決定するための平均化装置が設けられ、メモリが該測定パターンの平均を記憶するようになっていると効果的である。そのような測定パターンの平均は、この平均パターンからの逸脱、即ち酪農動物の状態が正常ではないことや酪農動物により産出されたミルクが正常ではないことを確定するために有効に利用される。そのような測定パターンの平均は、特に該平均が、いわゆる漸進的平均、即ち例えば最近の10回の搾乳(他の回数も同様に可能である)にわたる平均である場合は、動物毎に所定の基準値からの逸脱をより正確に表示するように見える。
【0017】
本発明による装置の1実施例において、メモリは基準パターンを記憶するようになっている。すべての動物に対して同じ閾値を使用してもよいが、1頭の動物のためのミルク変数の該当する測定パターンに対する上限閾パターン及び/または下限閾パターンを、処理装置のメモリが含むと効果的である。
【0018】
本発明による装置の別の実施例では、処理装置には、ミルク変数の瞬間測定パターンを該ミルク変数の記憶された測定パターンと比較し、比較結果を示す比較信号を発するための比較装置が設けられる。従って装置に、多数の管を含むミルク管系統と、該ミルク管系統を流れるミルクを該当する管に案内するため上記比較信号により制御される少なくとも1つの装置を設けると、不適当なミルクを自動的に放出したり、適当なミルクをさらに処理するために送ることが可能である。
【0019】
視覚による検査を可能にするために、装置に、比較信号を表示するための表示装置を設けると効果的である。装置が、該比較信号により制御される警告を発する装置を含むと、ある状態で、装置の管理者に例えば音声信号の形態の警告を与えることが可能である。以下に図面に示す実施例を参照して本発明をさらに詳細に説明する。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は搾乳される動物の乳頭に連結するべき4個のティートカップ1を示し、該ティートカップ1のミルク放出管2はミルクびん3に流れ込む。該ミルクびん3には、ミルクびん3自体、ミルク放出管2及びティートカップ1の内部に負圧を与えるための負圧管18がさらに連結されている。負圧はティートカップ1を動物の乳頭に連結させておくためにも、搾乳を可能にするためにも、ミルクびん3内でミルクと内部に存在する空気とを分離するためにも必要である。得られたミルクはミルクびん3からバルブ4、ポンプ5,非帰還弁6、3方向弁7を介して管8を経て図示しないミルクタンクに放出される。
【0021】
図1にはさらに、カラーセンサ測定装置9が示され、該測定装置はカラー強度処理ユニット(MCS)10を含み、4個のセンサ12がガラス繊維ケーブル11を介してこれに連結されている。該センサ12は、ミルク中に識別された多数の色の強度を確定するため、並びにこれらの強度を表す信号を処理ユニット10に送るために、ミルク管2内に設置されている。カラーセンサ測定装置としては、カフラ、カミシュ 10所在のシュトラコン メスジュステメ 社(Stracon Messsysteme GmbH)のモジュラーカラーセンサシステムCSIを使用してもよい。この装置で使用されるセンサは赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に対する周波帯の周波数に感応する。従って測定毎に3種の信号が発せられ、これらの信号を上記3色の強度値と考えてよい。
【0022】
これまで一定の組成のミルクに対して、これら3つの強度値は固定の相関関係を有し、その関係は特にミルク中の不純物と成分に依存すると一般に思われていたが、これら強度値間の関係は間隔に依存する、即ち2回の連続する搾乳回間の間隔に依存することが判った。この間隔は、時計によって測った時間帯でもよいし、計数器により確定した2回の連続する搾乳回の間に搾乳された乳牛の数であってもよい。
【0023】
カラー強度処理ユニット(MCS)10は、コンピュータ(PC)13(明瞭にするため該カラー強度処理ユニット(MCS)とは別に図示した)を含み、該コンピュータには、搾乳される動物毎に当該動物を搾乳するために必要なすべてのデータが記憶されたファイルがある。
【0024】
各搾乳回においてまた、得られたミルク中の対応する色の3つの強度値が記憶される。各搾乳回に記憶されたこれら強度値は、いわゆる履歴強度値を形成する。最後に行われた規定回数の搾乳回の間に特定の動物に対して得られた履歴強度値から、漸進的平均を決定してもよい。平均する際には、同一間隔を有する搾乳回を使用すべきである。
【0025】
同一間隔を有する新たな搾乳回に得られた強度値を、この漸進的平均と比較してもよい。即ち、最後に得られた3色の各々の強度値を、漸進的平均としてコンピュータに記録されたその間隔に属する対応する強度値と比較してもよい。言い換えれば、強度値は相互に比較されると共に、同一間隔を有する1回以上の前回の搾乳回の間に記録された対応する強度値と比較される。この比較過程は、比較装置としても機能するコンピュータ13内で行われる。
【0026】
次に、ミルク中の不純物等の特定の物質の存在が直接読みとれるように、この比較過程の結果を表示装置に表示してもよい。これらの結果は、ライン14を介してスクリーンまたはプリンタに送られる。
【0027】
各色の強度値の漸進的平均を決定する代わりに、特に基準パターン、或いは上限閾パターンまたは下限閾パターン等の調整値を各色毎に別の方法で決定することも可能である。すべての動物から或いは1グループの動物から得られたミルクに対して保持できる調整値を適用することが可能である。
【0028】
この場合、ミルク放出管2の各々にセンサ12を設ける必要はなく、ミルクびん3にオーバーフロー溜め17を配置し、この中に点線11'で示すガラス繊維ケーブルを介して処理ユニット10に連結されたセンサ12'を設ける。さらに別の代案として、ミルクびん3の下部にセンサ12"を配置してもよい。後者の場合も、該センサはガラス繊維ケーブル11"を介して処理ユニット10に連結されねばならない。
【0029】
しかし、許容出来ない量の望ましからざる物質がミルク中に存在すると判った時に、コンピュータ13がライン15を介して3方向弁7に信号を送り、該3方向弁7とこれに連結された放出管16を介してこれら望ましからざる物質を含むミルクを分けて放出することは、あらゆる状況で適用される。
【0030】
例えば血液がミルクに混入した場合、赤色に対しセンサ12により発せられた強度値が、ミルク中に血液が無い場合よりも高くなる。この強度値は、履歴強度値に基づき確立された漸進的平均よりも高く、適用された調整値よりも高くなる(勿論同一間隔に属する値との比較による)。
【0031】
また、ミルクに不純物が全くない場合も、ミルク中に通常存在する物質の濃度の変化がやはり確立される。例えば、ミルクの脂肪分が分泌期間の間に変化すると、各搾乳回の間に確立された3つの強度値の相互関係に同様の変化が起こる。
【0032】
ミルクの色から視覚的にも認知可能であるが、別々の動物によってミルクの組成が異なるので、3色の強度値が別々の動物に対し相互に異なる比率を有することになる。従って各動物に対し個別に各搾乳回において強度値を決定し、これらを調整値、または特にこの特定の(且つ同一間隔に属する)動物に対して確立された漸進的平均と比較することが有効である。
【0033】
測定された色の強度の間隔による依存関係は、上記カラーセンサ測定装置により明確に証明されるが、その依存関係の1例を以下に示す。この依存関係は再生可能であると判った。期間、間隔、或いは搾乳された乳牛の数が増加すると、特定の乳牛に対し青色の周波帯の強度が特定の態様で上昇することが判明した。緑色の周波帯の強度が、間隔が増すと一定の僅かな下落を示すことも判った。赤色の周波帯の強度が一定の僅かな上昇を示した。
【0034】
この乳牛に対し強度の総計は、間隔が増加すると最大値まで上昇し、さらに間隔が増加すると特定のパターンにより下落することが判った。赤色の周波帯における強度値から青色の周波帯の強度値を引いた値は、間隔の増加でのこの乳牛の下落パターンを示すと思われ、一方赤色の周波帯における強度値と緑色の周波帯の強度値の商は間隔が増加すると最大値に上昇し、さらに間隔が増加すると一定を保つ。各間隔においてこの乳牛から得られたミルクを比較する際、得られたミルクがさらに処理されるに適しているかどうかを決定するため異なる基準値またはパターンをとる必要があることは明白である。
【0035】
色の強度は乳房毎に異なることが判ったので、ある乳房から得られたミルクをさらに処理すべきかどうかを決定するために、動物毎、乳房毎、間隔毎にデータを比較することが有効である。
【0036】
搾乳回の間に得られたミルクの流量は、間隔に依存することがさらに判明した。ここでも、得られたミルクをさらに処理すべきかどうかの正確な決定を可能とするために、測定された流量値をその間隔の基準値と比較する必要がある。なお、搾乳回の間に得られたミルクの流量を測定するための流量センサはそれ自体既知である。特に流量センサは別々の乳房から得られたミルクの流量を測定する。上記の乳牛では、間隔が増加すると流量が上昇することが判った。
【0037】
さらに、上記の乳牛では、間隔が増加すると得られたミルクの導電率が上昇することが判った。搾乳回の間に、特に乳房毎に得られたミルクの導電率を計測するための導電率計を、得られたミルク(出来れば乳房毎に)をさらに処理すべきかどうかの正確な決定を下すために使用してもよい。
【0038】
さらに、上記の乳牛では、間隔が増加すると得られたミルクの温度が上昇することが判った。この場合、搾乳回の間に得られたミルクの温度、特に別々の乳房から得られたミルクの温度を計測するための温度計を、得られたミルク(出来れば乳房毎に)をさらに処理すべきかどうかの正確な決定を下すために使用してもよい。
【0039】
また、上記の乳牛では、間隔が増加すると、得られたミルクの脂肪分が一定のカーブにより下落することが判った。その他の成分に関しても、量と間隔の間に依存関係があると思われる。1回の搾乳が行なわれる間に得られた脂肪、蛋白質、尿素、バクテリア、糖分、遊離脂肪酸、細菌等のミルクの成分の量を測定する、特に別々の乳房から得られたミルクの成分の量を測定するための成分計を、得られたミルク(出来れば乳房毎に)をさらに処理すべきかどうかの正確な決定を下すために使用してもよい。
【0040】
さらに、上記の乳牛では、間隔が増加するとミルクの産出量が増加することが判った。1回の搾乳が行なわれる間に得られたミルクの量を測定する、特に別々の乳房から得られたミルクの量を測定するための数量計を、得られたミルク(出来れば乳房毎に)をさらに処理すべきかどうかの正確な決定を下すために使用してもよい。
【0041】
また研究の結果、例えば歩数計により計測した上記の乳牛の活動が、間隔に依存することも明らかになった。また活動が増えると乳房の炎症を示すようになり、その結果乳牛が痛みを覚え、ティートカップの連結中にティートカップを蹴り落とそうとする。周知のように、乳房の炎症はミルクの品質に影響するので、ミルクの品質を決定するため活動を利用してもよい。活動は、例えば乳牛の心拍数を測定するとか、別の方法で確認してもよい。
【0042】
上記の関係は特定の乳牛に見られるばかりでなく、測定可能な変数が間隔に依存するミルクを、すべての乳牛が生産するように見える。また、乳牛達は間隔に依存する活動を示すようにも見える。この依存関係の正確な性質は、当然ながら、測定により確定可能である。
【0043】
カラー強度測定に関して既に述べたように、特に変数の測定された測定パターン(測定カーブとも言われる)が、得られたミルクをさらに処理すべきかどうかを搾乳中に決定するのに適しているように見える。上記のその他の変数も搾乳中にパターンを示すが、これは特に、1回の搾乳中の色、導電率、流量のパターンに適用される。このパターンを、得られたミルクが次の処理に適しているかどうかの正確な決定を得るために、使用してもよい。
【0044】
この場合、平均化装置でミルクの変数の測定パターンの平均を決定し、この平均を基準パターンとして使用してもよい。その上、他の基準パターンも同様に使用可能である(例えば、上限閾パターン及び/または下限閾パターン)。
【0045】
図2は、特に本発明が適用される、搾乳ロボット20を備えた搾乳ボックス19を概略的に示す。この図面には、乳牛に関する変数を測定するため、各種の測定機器が概略的に示されている。
【0046】
例えば、乳牛22の脚または腹に巻いた心拍計を含むバンド21により、心拍数を測定してもよい。それに代えて、またはそれに加えて、既知の心拍計を乳牛22の動脈に近い部分に設けてもよい。この場合、乳牛の乳房や耳が考慮に入れられる。適当な心臓監視装置が、例えばフィンランド、ヘルシンキのポーラーエレクトロ社(Polar Electro Oy)から入手可能である。また代わりに、ティートカップ23の少なくとも1つに心拍計を組み込んでもよい。
【0047】
搾乳ボックス19の内部に、乳牛22の活動を観察し測定するための1個以上のカメラ24を設置してもよい。ステップ、キック、等の活動パラメータを決定するため、既知の運動認知機器によりビデオ画像を分析する。この目的のため、画像は、乳牛22毎に、該乳牛22に関する記録された履歴データと比較される。この場合も、上記のように、比較のために使用された履歴データは同一間隔に関するということが当てはまる。
【0048】
さらに、乳牛22の活動を確定するための歩数計25、筋肉収縮計26、及び/または筋肉振動計27を設けてもよい。流量センサ28は1回の搾乳中に得られたミルクの流量を測定する。導電率計29は1回の搾乳中に得られたミルクの導電率を測定する。温度計30は1回の搾乳中に得られたミルクの温度を測定する。成分計31は搾乳中に得られたミルクの蛋白質や脂肪等の成分を測定し、数量計32または産出量計によってミルクの産出量が測定される。
【0049】
これらすべての測定データは、メモリを有するコンピュータを含む処理装置33に送られ、読みとられる。測定データ以外に、処理装置33は同じ動物が搾乳されてから経過した時間の長さも記憶する。或いは処理装置は搾乳済みの乳牛の数を記憶する。このため、該処理装置33は、酪農動物の2回の連続する搾乳回の間の時間の長さを確定するための時計(明確には示されないが、暗黙にコンピュータに存在する)を含む。また代わりに、処理装置は搾乳済みの乳牛の数を数えるための計算器を含む。
【0050】
処理装置33のコンピュータのメモリの中に、基準値または基準パターンが間隔毎、動物毎或いは動物グループ毎、出来れば乳房毎、ミルク変数毎に記憶される。或いは、これら基準値または基準パターンは、装置自体により創られる。処理装置33は、変数の測定値を記憶された基準値と比較するための(図示しない)比較装置を含む。比較装置は、比較結果に依存し従って比較結果の指標である値をもつ比較信号を発する。この比較信号はスクリーン34等の表示装置に表示してもよい。
【0051】
上記のように、比較信号は、得られたミルクがさらに処理されるかどうかでバルブ等を制御するために使用してもよい。比較信号が逸脱を示すなら、装置の管理者に聞こえるような信号(例えば音声)を発するための警告発生装置(例えば拡声器等)を、比較信号によって制御することも可能である。
【0052】
測定値を別々に使用してもよいが、ミルクをさらに処理すべきかどうかを決定するために(或いは酪農動物の状態が正常範囲にあるかを決定するために)異なる変数の測定値を組み合わせて使用してもよい。かくて測定値及び/または得られた比較結果を所望の態様で組み合わせるために、重量要因を特定のパラメータに加えてもよい。
【0053】
上記のように、図2は、内部に乳牛22が存在する搾乳ボックス19の側面図を示す。搾乳ボックス19には、搾乳ロボット20によって乳牛22の乳頭に自動的に連結されるティートカップ23を備えた搾乳ロボット20が設けられている。搾乳ボックス19の前部近くには、計量された分量で濃厚肥料が供給される給餌おけが、さらに設置されている。搾乳ボックス及びロボットの他の要素は、明確のため図面には示していない。
【0054】
本発明はさらに、酪農動物の2回の連続する搾乳回間の間隔(時間帯、乳牛の数、または時間の局面を含む他の変数)を確定する段階と、該酪農動物に関する変数値を測定する段階と、この測定値を示す信号を発する段階と、メモリに基準値を記憶する段階と、変数の測定値をメモリ内に記憶された基準値と比較する段階と、該比較段階の間に得られた結果に応じてミルクを分離する段階とを含む酪農動物からのミルクを分離する方法において、測定間隔に依存する変数に対する種々の基準値をメモリに記憶する段階を含むことを特徴とする上記ミルクを分離する方法にも関する。
【0055】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明による酪農動物からのミルクを分離する装置は、酪農動物の2回の連続する搾乳回の間の間隔を確定する手段を設け、処理装置のメモリが酪農動物に関する変数に対する種々の基準値を記憶し、該基準値は測定間隔に基づくことを特徴とする。メモリ中に、測定間隔、言い換えれば間隔即ち間隔の関数である変数に対する種々の基準値を含むことにより、測定値のより正確な比較をすることが可能であり、ミルクがさらに処理されるのに適しているかどうかの正確な決定を下すことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 カラーセンサ測定装置を設けた、乳牛を搾乳するための装置の概略図である。
【図2】 該乳牛に関する変数を測定するための手段を設けた、搾乳ロボットを備える搾乳ボックスの概略図である。
【符号の説明】
1 ティートカップ
2 ミルク放出管
3 ミルクびん
4 バルブ
5 ポンプ
6 非帰還弁
7 3方向弁
9 カラーセンサ測定装置
10 カラー強度処理ユニット
11 ガラス繊維ケーブル
12 センサ
13 コンピュータ
17 オーバーフロー溜め
18 負圧管
19 搾乳ボックス
20 搾乳ロボット
22 乳牛
23 ティートカップ
24 カメラ
33 処理装置
34 スクリーン

Claims (25)

  1. 酪農動物に関するミルク変数の値を測定する測定装置と、前記酪農動物の連続する2回の搾乳回間の間隔を決定する手段と、を備えた酪農動物のミルクを分離する装置において、
    前記ミルク変数の基準値が、前記酪農動物の連続する2回の搾乳回間の間隔ごとにそれぞれ記憶されているメモリと、前記測定装置により測定された測定値を、前記測定値と同一の間隔を有する前記基準値と比較して比較信号を発する比較装置と、を有している処理装置が設けられている
    ことを特徴とする酪農動物のミルクを分離する装置。
  2. 前記酪農動物の連続する2回の搾乳回間の間隔を決定する手段が、連続する2回の搾乳回間における時間の長さを測定する時計を含むことを特徴とする請求項1に記載の酪農動物のミルクを分離する装置。
  3. 前記酪農動物の連続する2回の搾乳回間の間隔を決定する手段が、前記酪農動物に対する最後の搾乳回以降に搾乳された前記酪農動物の数を数える計数器を含むことを特徴とする請求項1に記載の酪農動物のミルクを分離する装置。
  4. 前記測定装置が、前記酪農動物から得られたミルクの特に可視波長域における少なくとも1つの波長帯の強度を測定するカラーセンサ測定装置を有しており、そして、前記変数が、前記波長帯の強度であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の酪農動物のミルクを分離する装置。
  5. 前記カラーセンサ測定装置により、別々の乳房から得られたミルクにおける別々の色の強度が確立されることを特徴とする請求項4に記載の酪農動物のミルクを分離する装置。
  6. 前記測定装置が、搾乳が行なわれる間に得られたミルクの流量を測定する流量センサを含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の酪農動物のミルクを分離する装置。
  7. 前記流量センサが、別々の乳房から得られたミルクの流量を測定するために設けられていることを特徴とする請求項6に記載の酪農動物のミルクを分離する装置。
  8. 前記測定装置が、搾乳が行なわれる間に得られたミルクの導電率を測定する導電率計を含むことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の酪農動物のミルクを分離する装置。
  9. 前記導電率計が、別々の乳房から得られたミルクの導電率を測定するために設けられていることを特徴とする請求項8に記載の酪農動物のミルクを分離する装置。
  10. 前記測定装置が、搾乳が行なわれる間に得られたミルクの温度を測定する温度計を含むことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の酪農動物のミルクを分離する装置。
  11. 前記温度計が、別々の乳房から得られたミルクの温度を測定するために設けられていることを特徴とする請求項10に記載の酪農動物のミルクを分離する装置。
  12. 前記測定装置が、搾乳が行なわれる間に得られた脂肪、蛋白質、尿素、バクテリア、糖分、遊離脂肪酸、細菌等のミルク成分の量を測定する成分計を含むことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の酪農動物のミルクを分離する装置。
  13. 前記成分計が、別々の乳房から得られたミルク成分の量を測定するために設けられていることを特徴とする請求項12記載の酪農動物のミルクを分離する装置。
  14. 前記測定装置が、搾乳が行なわれる間に得られたミルクの量を測定する計量計を含むことを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の酪農動物のミルクを分離する装置。
  15. 前記計量計が、別々の乳房から得られたミルクの量を測定するために設けられていることを特徴とする請求項14に記載の酪農動物のミルクを分離する装置。
  16. 前記測定装置が、搾乳が行なわれる間における酪農動物の活動を測定する活動計を含むことを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の酪農動物のミルクを分離する装置。
  17. 前記測定装置が、1回の搾乳が行なわれる間に前記ミルク変数の測定パターンを得るために前記ミルク変数の値を測定するように設けられており、そして、前記メモリが、前記測定パターンを記憶するように設けられていることを特徴とする請求項1から16のいずれか1項に記載の酪農動物のミルクを分離する装置。
  18. 前記処理装置が、前記ミルク変数の測定パターンの平均を決定する装置を有していることを特徴とする請求項17に記載の酪農動物のミルクを分離する装置。
  19. 前記メモリが、前記測定パターンの平均を記憶するために設けられていることを特徴とする請求項18に記載の酪農動物のミルクを分離する装置。
  20. 前記メモリが、基準パターンを記憶するために設けられていることを特徴とする請求項17から19のいずれか1項に記載の酪農動物のミルクを分離する装置。
  21. 前記処理装置のメモリが、前記酪農動物のミルク変数の測定パターンに対する上限閾パターン及び/または下限閾パターンを含むことを特徴とする請求項17から20のいずれか1項に記載の酪農動物のミルクを分離する装置。
  22. 前記処理装置が、前記ミルク変数の瞬間測定パターンを、予め記憶されている前記ミルク変数の測定パターンと比較し、それにより得られた比較結果を示す比較信号を発する比較装置を有していることを特徴とする請求項17に記載の酪農動物のミルクを分離する装置。
  23. 多数の管を含むミルク管系統と、前記ミルクが前記ミルク管系統を経て該当する管の方に流れるように前記比較信号により制御される少なくとも1つの装置とが、設けられていることを特徴とする請求項22に記載の酪農動物のミルクを分離する装置。
  24. 前記比較信号を表示する表示装置が設けられていることを特徴とする請求項22または23に記載の酪農動物のミルクを分離する装置。
  25. 前記比較信号により制御される、警告を発するための装置が設けられていることを特徴とする請求項22から24のいずれか1項に記載の酪農動物のミルクを分離する装置。
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