JP4213128B2 - 記録方法、プログラム及び記録媒体、並びに情報記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録方法、プログラム及び記録媒体、並びに情報記録装置に係り、更に詳しくは、書き換え可能な複数の記録層を有する光ディスクに情報を記録する方法、書き換え可能な複数の記録層を有する光ディスクに対して情報の記録が可能な情報記録装置、該情報記録装置に用いられるプログラム及び該プログラムが記録された記録媒体に関する。
近年、デジタル技術の進歩及びデータ圧縮技術の向上に伴い、コンピュータプログラム、音楽情報、及び映像情報(以下「コンテンツ」ともいう)などを記録するための情報記録媒体として、CD(compact disc)やDVD(digital versatile disc)などの光ディスクが注目されるようになり、その低価格化とともに、光ディスクに記録されている情報を再生するための光ディスク装置が普及するようになった。
記録が可能なCD系の光ディスクとしては、CD−R(CD−recordable)及びCD−RW(CD-rewritable)などが、記録が可能なDVD系の光ディスクとしては、DVD−RAM、DVD−R(DVD−recordable)、DVD−RW(DVD−rewritable)、DVD+R(DVD+recordable)及びDVD+RW(DVD+rewritable)などが市販されている。
コンテンツの情報量は、年々増加する傾向にあり、1枚の光ディスクにおける記録容量の更なる増加が期待されている。そして、光ディスクの記録容量を増加させる手段として、(1)記録密度の高密度化、(2)記録層の多層化、などに関する開発が盛んに行われている。
ところで、コンテンツが予め記録されて販売されるCD−ROMやDVD−ROMなどの再生専用の光ディスクを再生するためのドライブ装置又はプレイヤー(以下、便宜上「再生専用ドライブ装置」ともいう)は、すでに広く普及している。そこで、記録が可能な光ディスクであっても、再生専用ドライブ装置で再生できることが好ましい。
また、特に書き換え可能な光ディスクでは、一部のデータを書き換えるためにランダムアクセスができることが好ましい。
しかしながら、再生専用ドライブ装置で再生できることとランダムアクセスができることとが互いに反することとなる場合がある。例えば、ランダムに記録された光ディスクは、未記録部と既記録部とがまだら状に入り混じって存在することになる。このような光ディスクが再生専用ドライブ装置にセットされ、未記録部に光束が集光されると、アドレスを取得できずに制御不能となったり、アドレス異常となったりして、再生エラーを生じるおそれがある。
なお、特許文献1には、複数の記録層を持つ追記型情報記録媒体への記録方法が開示されている。
特開2001−126255号公報
本発明は、かかる事情の下になされたもので、その第1の目的は、書き換え可能な複数の記録層を有する光ディスクに対して、各記録層の状況に応じた記録が可能な記録方法を提供することにある。
また、本発明の第の目的は、書き換え可能な複数の記録層を有する光ディスクに対して、各記録層の状況に応じた記録が可能な情報記録装置を提供することにある。
また、本発明の第の目的は、情報記録装置の制御用コンピュータにて実行され、書き換え可能な複数の記録層を有する光ディスクに対して、各記録層の状況に応じた記録を可能とするプログラム及びそのプログラムが記録された記録媒体を提供することにある。
本発明は、第1の観点からすると、書き換え可能な複数の記録層を有する光ディスクに情報を記録する記録方法であって、前記光ディスクが、全く情報が記録されていないブランクディスクであるか否かを判断する工程と;前記判断の結果、前記光ディスクがブランクディスクの場合に、第1の方式として交互記録方式を示す情報を設定情報に設定する工程と;前記判断の結果、前記光ディスクがブランクディスクでない場合に、第2の方式としてシーケンシャル記録方式を示す情報を設定情報に設定する工程と;前記設定情報に設定されている方式にしたがって前記光ディスクに情報を記録する工程と;を含む記録方法である。
これによれば、書き換え可能な複数の記録層を有する光ディスクに情報を記録する際に、光ディスクが、全く情報が記録されていないブランクディスクであるか否かが判断される。その判断の結果、光ディスクがブランクディスクの場合に、第1の方式として交互記録方式を示す情報が設定情報に設定され、光ディスクがブランクディスクでない場合に、第2の方式としてシーケンシャル記録方式を示す情報が設定情報に設定される。そして、設定情報に設定されている方式にしたがって光ディスクに情報が記録される。従って、書き換え可能な複数の記録層を有する光ディスクに対して、各記録層の状況に応じた記録が可能となる。
記記録方法において、前記光ディスクが再フォーマットされると、前記第2の方式を示す情報を前記設定情報に設定する工程を更に含むこととすることができる。
記各記録方法において、前記設定情報を前記光ディスクに記録する工程を更に含むこととすることができる。
記各記録方法において、前記第1の方式は、1つの記録層に連続して記録可能な領域の大きさを予め規定し、前記情報を、同一半径位置にある前記複数の記録層における前記規定された大きさの領域毎に、順次記録する方式であることとすることができる。
この場合において、前記第2の方式は、前記情報を前記複数の記録層における記録層毎に順次記録する方式であることとすることができる。
本発明は、第2の観点からすると、書き換え可能な複数の記録層を有する光ディスクに対する情報の記録が可能な情報記録装置に用いられるプログラムであって、前記光ディスクが、全く情報が記録されていないブランクディスクであるか否かを判断する手順と;前記判断の結果、前記光ディスクがブランクディスクの場合に、第1の方式として交互記録方式を示す情報を設定情報に設定する手順と;前記判断の結果、前記光ディスクがブランクディスクでない場合に、第2の方式としてシーケンシャル記録方式を示す情報を設定情報に設定する手順と;前記設定情報に設定されている方式にしたがって前記光ディスクに情報を記録する手順と;を前記情報記録装置の制御用コンピュータに実行させるプログラムである。
これによれば、本発明のプログラムが所定のメモリにロードされ、その先頭アドレスがプログラムカウンタにセットされると、情報記録装置の制御用コンピュータは、光ディスクが、全く情報が記録されていないブランクディスクであるか否かを判断し、その判断の結果、光ディスクがブランクディスクの場合に、第1の方式として交互記録方式を示す情報を設定情報に設定し、光ディスクがブランクディスクでない場合に、第2の方式としてシーケンシャル記録方式を示す情報を設定情報に設定する。そして、設定情報に設定されている方式にしたがって光ディスクに情報を記録する。すなわち、本発明のプログラムによれば、情報記録装置の制御用コンピュータに請求項1に記載の発明に係る記録方法を実行させることができ、これにより、書き換え可能な複数の記録層を有する光ディスクに対して、各記録層の状況に応じた記録が可能となる。
記プログラムにおいて、前記光ディスクが再フォーマットされると、前記第2の方式を示す情報を前記設定情報に設定する手順を、前記制御用コンピュータに更に実行させることとすることができる。
記各プログラムにおいて、前記設定情報を前記光ディスクに記録する手順を、前記制御用コンピュータに更に実行させることとすることができる。
本発明は、第3の観点からすると、本発明のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
これによれば、本発明のプログラムが記録されているために、コンピュータに実行させることにより、書き換え可能な複数の記録層を有する光ディスクに対して、各記録層の状況に応じた記録が可能となる。
本発明は、第4の観点からすると、書き換え可能な複数の記録層を有する光ディスクに対する情報の記録が可能な情報記録装置であって、前記光ディスクが全く情報が記録されていないブランクディスクの場合に、第1の方式として交互記録方式を示す情報を設定情報に設定し、前記光ディスクがブランクディスクでない場合に、第2の方式としてシーケンシャル記録方式を示す情報を設定情報に設定する設定装置と;記第1の方式及び第2の方式のいずれかを前記設定情報に基づいて選択する制御装置と;前記制御装置で選択された方式にしたがって前記光ディスクに情報を記録する処理装置と;を備える情報記録装置である。
これによれば、設定装置により、光ディスクが全く情報が記録されていないブランクディスクの場合に、第1の方式として交互記録方式を示す情報が設定情報に設定され、光ディスクがブランクディスクでない場合に、第2の方式としてシーケンシャル記録方式を示す情報が設定情報に設定される。そして、制御装置により第1の方式及び第2の方式のいずれかが設定情報に基づいて選択され、その選択された方式にしたがって処理装置により光ディスクに情報が記録される。この場合に、光ディスクの記録状況に適した方式が選択されるように、設定情報を設定することができる。従って、書き換え可能な複数の記録層を有する光ディスクに対して、各記録層の状況に応じた記録が可能となる。
この場合において、前記設定装置は、光ディスクが再フォーマットされると、前記第2の方式を示す情報を前記設定情報に設定することとすることができる。
記各情報記録装置において、前記設定装置は、更に前記設定情報を前記光ディスクに記録することとすることができる。
記各情報記録装置において、前記第1の方式は、1つの記録層に連続して記録可能な領域の大きさを予め規定し、前記情報を、同一半径位置にある前記複数の記録層における前記規定された大きさの領域毎に、順次記録する方式であることとすることができる。
この場合において、前記第2の方式は、前記情報を前記複数の記録層における記録層毎に順次記録する方式であることとすることができる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図10(E)に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に係る情報記録装置としての光ディスク装置20の概略構成が示されている。
この図1に示される光ディスク装置20は、光ディスク15を回転駆動するためのモータとしてのスピンドルモータ22、光ピックアップ装置23、該光ピックアップ装置23をスレッジ方向に駆動するためのシークモータ21、レーザ制御回路24、エンコーダ25、駆動制御回路26、再生信号処理回路28、バッファRAM34、バッファマネージャ37、インターフェース38、フラッシュメモリ39、CPU40及びRAM41などを備えている。なお、図1における矢印は、代表的な信号や情報の流れを示すものであり、各ブロックの接続関係の全てを表すものではない。また、光ディスク装置20は、複数の記録層を有する光ディスク(以下、便宜上「多層ディスク」ともいう)に対応しているものとする。さらに、光ディスク15は記録されている情報の書き換えが可能な情報記録媒体であるものとする。
前記光ピックアップ装置23は、光ディスク15の記録面にレーザ光を集光するとともに、その記録面からの反射光を受光するための装置である。この光ピックアップ装置23は、光ディスク15に対応した波長のレーザ光を出射する半導体レーザ、該半導体レーザから出射された光束を光ディスク15の記録面に集光する対物レンズ、前記記録面で反射された戻り光束を受光する受光器、及び前記対物レンズを駆動するための駆動系(フォーカシングアクチュエータ及びトラッキングアクチュエータ)(いずれも図示省略)などを含んで構成されている。前記受光器は複数の受光素子(又は受光領域)を有し、各受光素子(又は受光領域)での受光量に応じた信号(光電変換信号)を再生信号処理回路28に出力する。
前記再生信号処理回路28は、前記受光器の出力信号(複数の光電変換信号)に基づいて、従来と同様にして、サーボ信号(フォーカスエラー信号やトラックエラー信号など)、アドレス情報、同期信号、及びRF信号などを取得する。ここで得られたサーボ信号は前記駆動制御回路26及びCPU40に出力され、アドレス情報及びRF信号はCPU40に出力され、同期信号はエンコーダ25や駆動制御回路26などに出力される。また、再生信号処理回路28は、RF信号に対して復号処理及び誤り検出処理などを行い、誤りが検出されたときには誤り訂正処理を行った後、再生データとして前記バッファマネージャ37を介して前記バッファRAM34に格納する。
前記駆動制御回路26は、再生信号処理回路28からのトラックエラー信号に基づいて、トラッキング方向に関する対物レンズの位置ずれを補正するための前記トラッキングアクチュエータの駆動信号を生成する。また、駆動制御回路26は、再生信号処理回路28からのフォーカスエラー信号に基づいて、対物レンズのフォーカスずれを補正するための前記フォーカシングアクチュエータの駆動信号を生成する。ここで生成された各アクチュエータの駆動信号は光ピックアップ装置23に出力される。これにより、トラッキング制御及びフォーカス制御が行われる。さらに、駆動制御回路26は、CPU40の指示に基づいて、シークモータ21を駆動するための駆動信号、及びスピンドルモータ22を駆動するための駆動信号を生成する。各モータの駆動信号は、それぞれシークモータ21及びスピンドルモータ22に出力される。
前記バッファRAM34には、光ディスク15に記録するデータ(記録用データ)、及び光ディスク15から再生したデータ(再生データ)などが一時的に格納される。このバッファRAM34へのデータの入出力は、前記バッファマネージャ37によって管理されている。
前記エンコーダ25は、CPU40の指示に基づいて、バッファRAM34に蓄積されている記録用データをバッファマネージャ37を介して取り出し、データの変調及びエラー訂正コードの付加などを行ない、光ディスク15への書き込み信号を生成する。ここで生成された書き込み信号はレーザ制御回路24に出力される。
前記レーザ制御回路24は、前記半導体レーザの発光パワーを制御する。例えば記録の際には、前記書き込み信号、記録条件及び半導体レーザの発光特性などに基づいて、半導体レーザの駆動信号がレーザ制御回路24にて生成される。
前記インターフェース38は、双方向の通信インターフェースであり、ATAPI(AT Attachment Packet Interface)に準拠している。
前記フラッシュメモリ39には、CPU40にて解読可能なコードで記述された本発明に係るプログラムを含む各種プログラム、記録パワーや記録ストラテジ情報を含む記録条件、及び半導体レーザの発光特性などが格納されている。
前記CPU40は、フラッシュメモリ39に格納されている上記プログラムに従って光ディスク装置20の全体を制御するとともに、制御に必要なデータなどをRAM41及びバッファRAM34に保存する。
次に、上記のようにして構成された光ディスク装置20を備えたDVDレコーダ100の概略構成が図2に示されている。なお、図2における接続線は、代表的な信号や情報の流れを示すものであり、各ブロックの接続関係の全てを表すものではない。
この図2に示されるDVDレコーダ100は、光ディスク装置20以外に、主制御装置101、ハードディスク装置102、TVチューナ103、ADコンバータ(ADC)104、AVエンコーダ105、AVデコーダ106、オン・スクリーン・ディスプレイ(OSD)107、DAコンバータ(DAC)108、再生データバッファ109、ドライブインターフェース110、IR受光器111、入力装置115、及び表示装置116などを備えている。
前記主制御装置101は、MPU(Micro Processing Unit)101a、フラッシュROM101b、及びRAM101cなどから構成されている。このフラッシュROM101bには、MPU101aにて解読可能なコードで記述された、ブートプログラムなどが格納されている。ブートプログラムは、DVDレコーダ100に電源が投入されると最初に実行されるプログラムである。MPU101aは、ブートプログラムに従って、各種チェック、各種情報の取得、及び各種初期設定などを行う。また、RAM101cには、MPU101aにて解読可能なコードで記述されたプログラム、MPU101aでの処理に用いられる各種データ、及び、MPU101aでの処理で得られた各種データなどが格納される。すなわち、MPU101aは、フラッシュROM101b及びRAM101cに格納されているプログラムに従ってDVDレコーダ100の全体を制御する。
前記ハードディスク装置102は、ハードディスク102bと、該ハードディスク102bを駆動するための駆動装置102aなどから構成されている。ハードディスク102bには、MPU101aにて解読可能なコードで記述された各種プログラム及びMPU101aでの処理に用いられる各種データなどが格納されている。ハードディスク102bに格納されているプログラムは、必要に応じてRAM101cにロードされ、MPU101aにて実行される。また、ハードディスク102bに格納されている各種データは、必要に応じてRAM101cに転送される。
前記ドライブインターフェース110は、前記光ディスク装置20を構成するインターフェース38と接続され、該インターフェース38と同じ標準インターフェースに準拠している。
前記TVチューナ103は、アンテナ210を介して放送を受信する。
前記ADC104は、TVチューナ103の出力信号(映像信号や音声信号など)をそれぞれAD変換する。また、外部入力端子IPを介して、例えばビデオカメラの出力信号をADC104に供給することができる。
前記AVエンコーダ105は、ADC104の出力信号(映像信号や音声信号など)に対して符号化、圧縮化などを行い、記録用データを生成する。この記録用データは、ドライブインターフェース110を介して光ディスク15又はハードディスク102bに記録される。
前記再生データバッファ109には、光ディスク15又はハードディスク102bから再生されたデータ(再生データ)が一時的に格納される。
前記AVデコーダ106は、再生データバッファ109に格納されている再生データを取り出し、伸長化、復号化などを行う。
前記OSD107は、テレビジョン受像機(TV)100の画面に文字や図形を表示するためのキャラクタ・ジェネレータを備えている。
前記DAC108は、AVデコーダ106の出力信号及びOSD107の出力信号をそれぞれDA変換する。このDAC108の出力信号は、TV100に供給される。また、外部出力端子OPを介してTV100以外のモニタにDAC108の出力信号を供給することができる。
前記IR受光器111は、リモコン送信機220からの光信号を受信し、MPU101aに通知する。
前記入力装置115は、例えばコントロールパネルなどの入力媒体(図示省略)を備え、ユーザから入力された各種情報をMPU101aに通知する。
前記表示装置116は、例えば液晶ディスプレイ(LCD)などを用いた表示部(図示省略)を備え、MPU101aから指示された各種情報を表示する。
ここで、前記光ディスク15について説明する。
光ディスク15は、一例として図3に示されるように、光束の入射側から順に、保護層P1、記録層L1(第1の記録層)、保護層P2、記録層L2(第2の記録層)、保護層P3、光反射層RL及び印刷保護層P4などから構成されている。また、記録層L1と保護層P2との間には金や誘電体などで形成された半透明膜がある。すなわち、光ディスク15は、いわゆる片面2層ディスクである。なお、各記録層にはスパイラル状又は同心円状の案内用の溝を有するトラックがそれぞれ形成されている。そして、記録層L1が記録層L2よりも光ピックアップ装置23に近くなるように、光ディスク15は、光ディスク装置20にセットされる。そこで、光ディスク15に入射した光束の一部は半透明膜で反射され、残りは半透明膜を透過する。そして、半透明膜を透過した光束は光反射層RLで反射される。以下では、便宜上、半透明膜で反射された光束を「記録層L1からの反射光」あるいは「記録層L1での反射光」といい、光反射層RLで反射された光束を「記録層L2からの反射光」あるいは「記録層L2での反射光」という。
ところで、片面2層ディスクには、トラックパス(再生走査経路)に関して、オポジットトラックパス(Opposite track path、以下「OTP」という)方式と、パラレルトラックパス(Parallel track path、以下「PTP」という)方式との2種類がある。
OTP方式の片面2層ディスクでは、一例として図4に示されるように、記録層L1に、ディスクの内周から外周に向かって、リードイン領域、データ領域、中間領域が設けられ、記録層L2に、ディスクの外周から内周に向かって、中間領域、データ領域、リードアウト領域が設けられている。そして、記録層L1では、リードイン領域から中間領域へ向かって連続して増加する物理アドレスが割り振られ、記録層L2では、中間領域からリードアウト領域へ向かって、記録層L1の物理アドレスをビット反転したアドレスが割り振られている。すなわち、記録層L2では、中間領域からリードアウト領域に向かって物理アドレスが連続して増加している。この場合のトラックパスの方向は、記録層L1ではリードイン領域から中間領域に向かう方向であり、記録層L2では中間領域からリードアウト領域に向かう方向である。
また、OTP方式の片面2層ディスクでは、リードイン領域の開始位置とリードアウト領域の終了位置、記録層L1のデータ領域の終了位置と記録層L2のデータ領域の開始位置、及び各記録層の中間領域の開始位置及び終了位置は、それぞれ互いに同一半径位置にある。一方、記録層L1のデータ領域の開始位置と記録層L2のデータ領域の終了位置とは必ずしも一致しない。この場合には、その差分領域にリードアウトが記録される。なお、半径位置とはディスクの半径方向に関する位置であり、ディスクの回転中心を基準としている。
一方、PTP方式の片面2層ディスクでは、一例として図5に示されるように、各記録層に、ディスクの内周から外周に向かって、リードイン領域、データ領域及びリードアウト領域に分割されたインフォメーション領域がそれぞれ設けられている。すなわち、PTP方式の片面2層ディスクでは、記録層毎にインフォメーション領域を個別に有し、各記録層は互いに独立した記録層と捉えることができる。そして、各記録層では、リードイン領域からリードアウト領域へ向かって、連続して増加する物理アドレスがそれぞれ割り振られている。この場合のトラックパスの方向は、各記録層ともにリードイン領域からリードアウト領域に向かう方向である。
また、PTP方式の片面2層ディスクでは、各記録層におけるリードイン領域の開始位置と終了位置、各記録層におけるデータ領域の開始位置、及び各記録層におけるリードアウト領域の終了位置は、それぞれ互いに同一半径位置にある。一方、各記録層におけるリードアウト領域の開始位置、言い換えると、データ領域の終了位置は、記録層毎に互いに異なる場合がある。この場合には、その差分領域にリードアウトが記録される。
本実施形態では、一例として、光ディスク15は、OTP方式の片面2層ディスクであるものとする。
次に、光ディスク装置20におけるフォーマット処理について説明する。図6のフローチャートは、CPU40によって実行される一連の処理アルゴリズムに対応している。MPU101aからフォーマット要求コマンドを受信すると、図6のフローチャートに対応するプログラムの先頭アドレスがCPU40のプログラムカウンタにセットされ、フォーマット処理がスタートする。なお、本実施形態では、一例として、フォーマットはいわゆるバックグランドフォーマットで行われるものとする。
最初のステップ501では、光ディスク15がブランクディスクであるか否かを判断する。光ディスク15がブランクディスクであれば(図9(A)参照)、ここでの判断は肯定され、ステップ503に移行する。なお、記録面に強いレーザ光が照射され、記録内容が全て消去されたディスクもブランクディスクである。
このステップ503では、記録方式に関する設定情報としての記録方式フラグfに、交互記録方式(第1の方式)を意味する0をセットする。この交互記録方式とは、予め設定されている大きさに対応する部分領域(以下、便宜上「交互基準領域」ともいう。例えば1ECCブロック)毎に、ほぼ同一半径位置のある各記録層に順次記録する方式である。すなわち、1つの記録層に連続して記録可能な領域の大きさを予め規定し、ほぼ同一半径位置にある複数の記録層における前記規定された大きさに対応する領域毎に、順次記録する方式である。
次のステップ505では、光ディスク15のリードイン領域の一部に所定の情報を記録する(図9(B)参照)。
次のステップ509では、記録方式フラグfを光ディスク15のリードイン領域に記録する。
次のステップ511では、アクセス許可をMPU101aに通知する。これにより、フォーマットが未完了であっても記録及び再生が可能となる。
次のステップ513では、フォーマットを開始する。これにより、エンコーダ25、レーザ制御回路24及び光ピックアップ装置23などによって、所定のデータが記録層L1の先頭位置から記録層L1の終了位置に向けて順次書き込まれる(図9(C)参照)。
次のステップ515では、フォーマットが完了したか否かを判断する。フォーマットが完了していれば、ここでの判断は肯定され、フォーマット処理を終了する。一方、フォーマットが完了していなければ、ここでの判断は否定され、フォーマットが完了するまで待機する。なお、フォーマットが完了する前に記録要求あるいは再生要求があると、フォーマットを中断する。そして、記録処理あるいは再生処理が終了すると、フォーマットを再開する。
また、上記ステップ501において、光ディスク15がブランクデイスクでなければ、ここでの判断は否定され、ステップ507に移行する。
このステップ507では、記録方式フラグfに、シーケンシャル記録方式(第2の方式)を意味する1をセットする。そして、前記ステップ505に移行する。このシーケンシャル記録方式とは、物理アドレスが増加する方向に記録する方式である。すなわち、複数の記録層における記録層毎に順次記録する方式である。
次に、記録処理について説明する。
図7のフローチャートは、CPU40によって実行される一連の処理アルゴリズムに対応している。MPU101aから記録要求コマンドを受信すると、図7のフローチャートに対応するプログラムの先頭アドレスがCPU40のプログラムカウンタにセットされ、記録処理がスタートする。
最初のステップ601では、光ディスク15のリードイン領域から記録方式フラグfを読み出す。
次のステップ603では、記録方式フラグfが0であるか否かを判断する。記録方式フラグfが0であれば、ここでの判断は肯定され、ステップ605に移行する。
このステップ605では、データ領域に未記録領域があるか否かを判断する。データ領域に未記録領域があれば、ここでの判断は肯定され、ステップ607に移行する。
このステップ607では、記録方式として交互記録方式を採用し、それに応じた各種設定を行う。
次のステップ611では、ユーザデータを記録する。ここでは、一例として図10(A)に示されるように、記録層L1のデータ領域の先頭から外周側に向かってユーザデータが記録される。そして、交互基準領域分だけ記録されると、一例として図10(B)に示されるように、記録層L2にフォーカスジャンプし、その位置からアドレスが増加する方向、すなわち内周側に向かってユーザデータが記録される。さらに、記録層L2において交互基準領域分だけの記録が終わると、記録層L1にフォーカスジャンプし、次の交互基準領域分だけの記録を行う。すなわち、交互基準領域単位で、記録層L1への記録と記録層L2への記録とが交互に行われる。これにより、記録層L1の既記録領域と同一半径位置に対応する記録層L2は既記録領域となる。指定されたユーザデータの記録が完了すると、記録処理を終了する。
なお、上記ステップ605において、一例として図10(C)に示されるように、データ領域に未記録領域がなければ、ここでの判断は否定され、記録処理を終了する。すなわち、ユーザデータの記録は行われない。
また、上記ステップ603において、記録方式フラグfが0でなければ、ここでの判断は否定され、ステップ609に移行する。
このステップ609では、記録方式としてシーケンシャル記録方式を採用し、それに応じた各種設定を行う。そして、前記ステップ611に移行する。この場合には、一例として図10(D)に示されるように、ユーザデータは記録層L1のデータ領域にシーケンシャルに(ここでは、ディスク外周方向に向かって)記録される。そして、記録層L1のデータ領域に未記録領域がなくなると、記録層L2にフォーカスジャンプし、物理アドレスが増加する方向に向かって(ここでは、ディスク内周方向に)ユーザデータが記録される。
なお、シーケンシャル記録方式では、単純にアドレスが増加する方向に順次記録をすれば良いが、交互記録方式では、目的アドレス位置にピックアップ装置を移動するためのシーク動作が必要となるため、記録速度がシーケンシャル記録方式よりも遅くなることがある。そこで、交互記録方式で記録が行われる場合には、そのことを主制御装置101に通知しても良い。あるいは、主制御装置101からの問い合わせに対して、記録速度が遅くなる旨を通知しても良い。
次に、再生処理について説明する。
図8のフローチャートは、CPU40によって実行される一連の処理アルゴリズムに対応している。MPU101aから再生要求コマンドを受信すると、図8のフローチャートに対応するプログラムの先頭アドレスがCPU40のプログラムカウンタにセットされ、再生処理がスタートする。
最初のステップ701では、光ディスク15のリードイン領域から記録方式フラグfを読み出す。
次のステップ703では、記録方式フラグfが0であるか否かを判断する。記録方式フラグfが0であれば、ここでの判断は肯定され、ステップ705に移行する。
このステップ705では、交互記録方式に対応した各種設定を行う。
次のステップ709では、指定されたアドレスの再生を行う。そして、再生処理を終了する。
一方、上記ステップ703において、記録方式フラグfが0でなければ、ここでの判断は否定され、ステップ707に移行する。
このステップ707では、シーケンシャル記録方式に対応した各種設定を行う。そして、前記ステップ709に移行する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る光ディスク装置20では、光ピックアップ装置23とレーザ制御回路24とエンコーダ25と再生信号処理回路28とによって処理装置が構成されている。
さらに、CPU40及び該CPU40にて実行されるプログラムとによって制御装置及び設定装置が実現されている。すなわち、図7のステップ601、603、607、609、によって制御装置が実現されている。また、図6のステップ501、503、507、509によって設定装置が実現されている。
なお、CPU40によるプログラムに従う処理によって実現した制御装置及び設定装置の少なくとも一部をハードウェアによって構成することとしても良いし、あるいは全てをハードウェアによって構成することとしても良い。
また、本実施形態では、記録媒体としてのフラッシュメモリ39に記録されているプログラムのうち、図6及び図7に対応するプログラムによって、本発明に係るプログラムが実行されている。すなわち、図7のステップ611に対応するプログラムによって情報(ユーザデータ)を記録する手順が実行され、図6のステップ501に対応するプログラムによって判断する手順が実行され、図6のステップ503に対応するプログラムによって第1の方式を示す情報を設定情報に設定する手順が実行され、図6のステップ507に対応するプログラムによって第2の方式を示す情報を設定情報に設定する手順が実行され、図6のステップ509に対応するプログラムによって設定情報を記録する手順が実行されている。
そして、上記フォーマット処理及び記録処理にて、本発明に係る記録方法が実施されている。すなわち、図7のステップ611によって情報(ユーザデータ)を記録する工程が実施され、図6のステップ501によって判断する工程が実施され、図6のステップ503によって第1の方式を示す情報を設定情報に設定する工程が実施され、図6のステップ507によって第2の方式を示す情報を設定情報に設定する工程が実施され、図6のステップ509によって設定情報を記録する工程が実施されている。
以上説明したように、本実施形態に係る光ディスク装置20によると、光ディスク15にユーザデータを記録する際に、記録方式フラグf(設定情報)に基づいて、記録方式を選択し、その選択された方式にしたがって光ディスク15にユーザデータを記録する。記録方式フラグfが0であれば交互記録方式(第1の方式)が選択され、記録方式フラグfが1であればシーケンシャル記録方式(第2の方式)が選択される。これにより、書き換え可能な複数の記録層を有する光ディスクに対して、各記録層の状況に応じた記録が可能となる。
また、本実施形態によると、光ディスクがブランクディスクの場合に、記録方式フラグfに0を設定している。これにより、ユーザが煩雑な設定を行うことなく、光ディスクの特性を優先させることが可能となる。
また、本実施形態によると、光ディスクが再フォーマットされると、記録方式フラグfに1を設定している。これにより、ユーザが煩雑な設定を行うことなく、再生専用のディスクとの互換性を優先させることが可能となる。
また、本実施形態によると、記録方式フラグfを光ディスクに記録しているため、ユーザデータの記録を複数回に分けて記録する場合であっても、ユーザが煩雑な設定を行うことなく、各記録層の状況に応じた記録が可能となる。
また、本実施形態に係る光ディスク15によると、記録方式フラグfが記録されているため、ユーザが煩雑な設定を行うことなく、各記録層の状況に応じた記録が可能となる。
なお、上記実施形態では、光ディスク15がOTP方式の片面2層ディスクである場合について説明したが、PTP方式の片面2層ディスクであっても良い。
また、上記実施形態では、多層ディスクとして2層ディスクの場合について説明したが、これに限らず、3層以上の記録層を有する光ディスクであっても良い。
また、上記実施形態では、本発明に係るプログラムは、フラッシュメモリ39に記録されているが、他の記録媒体(CD、光磁気ディスク、DVD、メモリカード、USBメモリ、フレキシブルディスク等)に記録されていても良い。この場合には、各記録媒体に対応する再生装置(又は専用インターフェース)を介して本発明に係るプログラムをフラッシュメモリ39にロードすることとなる。また、ネットワーク(LAN、イントラネット、インターネットなど)を介して本発明に係るプログラムをフラッシュメモリ39に転送しても良い。要するに、本発明に係るプログラムがフラッシュメモリ39にロードされれば良い。
また、上記実施形態では、光ピックアップ装置が1つの半導体レーザを備える場合について説明したが、これに限らず、例えば互いに異なる波長の光束を発光する複数の半導体レーザを備えていても良い。この場合に、例えば波長が約405nmの光束を発光する半導体レーザ、波長が約660nmの光束を発光する半導体レーザ及び波長が約780nmの光束を発光する半導体レーザの少なくとも1つを含んでいても良い。すなわち、光ディスク装置が互いに異なる規格に準拠した複数種類の光ディスクに対応する光ディスク装置であっても良い。この場合に、少なくともいずれかの光ディスクが複数の記録層を有する光ディスクであっても良い。
また、上記実施形態では、光ディスク15として、CD及びDVD系の情報記録媒体、約405nmの波長の光に対応した次世代の情報記録媒体のいずれであっても良い。
また、上記実施形態では、情報の記録及び再生が可能な光ディスク装置について説明したが、これに限らず、情報の記録、消去及び再生のうち少なくとも記録が可能な光ディスク装置であれば良い。
また、上記実施形態では、各インターフェースがATAPIの規格に準拠する場合について説明したが、これに限らず、例えばATA(AT Attachment)、SCSI(Small Computer System Interface)、USB(Universal Serial Bus)1.0、USB2.0、IEEE1394、IEEE802.3、シリアルATA及びシリアルATAPIのうちのいずれかの規格に準拠しても良い。
また、上記実施形態では、情報記録装置として光ディスク装置について説明したが、これに限らず、例えば光ディスク装置20と同等の機能を備えたDVDレコーダであっても良い。
以上説明したように、本発明の記録方法によれば、書き換え可能な複数の記録層を有する光ディスクに対して、各記録層の状況に応じた記録をするのに適している。また、本発明の光ディスクによれば、書き換え可能な複数の記録層を有し、各記録層の状況に応じた記録をするのに適している。また、本発明の情報記録装置によれば、書き換え可能な複数の記録層を有する光ディスクに対して、各記録層の状況に応じた記録をするのに適している。また、本発明のプログラム及び記憶媒体によれば、情報記録装置に、書き換え可能な複数の記録層を有する光ディスクに対して、各記録層の状況に応じた記録をさせるのに適している。
本発明の一実施形態に係る情報記録装置としての光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 図1の光ディスク装置を備えたDVDレコーダの概略構成を示すブロック図である。 片面2層ディスクを説明するための図である。 片面2層ディスクにおけるOTP方式を説明するための図である。 片面2層ディスクにおけるPTP方式を説明するための図である。 フォーマット処理を説明するためのフローチャートである。 記録処理を説明するためのフローチャートである。 再生処理を説明するためのフローチャートである。 図9(A)〜図9(C)は、それぞれフォーマット処理を説明するための図である。 図10(A)〜図10(E)は、それぞれ記録処理を説明するための図である。
符号の説明
15…光ディスク、20…光ディスク装置(情報記録装置)、23…光ピックアップ装置(処理装置の一部)、24…レーザ制御回路(処理装置の一部)、25…エンコーダ(処理装置の一部)、28…再生信号処理回路(処理装置の一部)、39…フラッシュメモリ(記録媒体)、40…CPU(制御装置、設定装置)、100…DVDレコーダ、f…記録方式フラグ(設定情報)。

Claims (14)

  1. 書き換え可能な複数の記録層を有する光ディスクに情報を記録する記録方法であって、
    前記光ディスクが、全く情報が記録されていないブランクディスクであるか否かを判断する工程と;
    前記判断の結果、前記光ディスクがブランクディスクの場合に、第1の方式として交互記録方式を示す情報を設定情報に設定する工程と;
    前記判断の結果、前記光ディスクがブランクディスクでない場合に、第2の方式としてシーケンシャル記録方式を示す情報を設定情報に設定する工程と;
    前記設定情報に設定されている方式にしたがって前記光ディスクに情報を記録する工程と;を含む記録方法。
  2. 前記光ディスクが再フォーマットされると、前記第2の方式を示す情報を前記設定情報に設定する工程を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の記録方法。
  3. 前記設定情報を前記光ディスクに記録する工程を更に含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の記録方法。
  4. 前記第1の方式は、1つの記録層に連続して記録可能な領域の大きさを予め規定し、前記情報を、同一半径位置にある前記複数の記録層における前記規定された大きさの領域毎に、順次記録する方式であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の記録方法。
  5. 前記第2の方式は、前記情報を前記複数の記録層における記録層毎に順次記録する方式であることを特徴とする請求項に記載の記録方法。
  6. 書き換え可能な複数の記録層を有する光ディスクに対する情報の記録が可能な情報記録装置に用いられるプログラムであって、
    前記光ディスクが、全く情報が記録されていないブランクディスクであるか否かを判断する手順と;
    前記判断の結果、前記光ディスクがブランクディスクの場合に、第1の方式として交互記録方式を示す情報を設定情報に設定する手順と;
    前記判断の結果、前記光ディスクがブランクディスクでない場合に、第2の方式としてシーケンシャル記録方式を示す情報を設定情報に設定する手順と;
    前記設定情報に設定されている方式にしたがって前記光ディスクに情報を記録する手順と;を前記情報記録装置の制御用コンピュータに実行させるプログラム。
  7. 前記光ディスクが再フォーマットされると、前記第2の方式を示す情報を前記設定情報に設定する手順を、前記制御用コンピュータに更に実行させることを特徴とする請求項に記載のプログラム。
  8. 前記設定情報を前記光ディスクに記録する手順を、前記制御用コンピュータに更に実行させることを特徴とする請求項6又は7に記載のプログラム。
  9. 請求項6〜8のいずれか一項に記載のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 書き換え可能な複数の記録層を有する光ディスクに対する情報の記録が可能な情報記録装置であって、
    前記光ディスクが全く情報が記録されていないブランクディスクの場合に、第1の方式として交互記録方式を示す情報を設定情報に設定し、前記光ディスクがブランクディスクでない場合に、第2の方式としてシーケンシャル記録方式を示す情報を設定情報に設定する設定装置と;
    記第1の方式及び第2の方式のいずれかを前記設定情報に基づいて選択する制御装置と;
    前記制御装置で選択された方式にしたがって前記光ディスクに情報を記録する処理装置と;を備える情報記録装置。
  11. 前記設定装置は、光ディスクが再フォーマットされると、前記第2の方式を示す情報を前記設定情報に設定することを特徴とする請求項10に記載の情報記録装置。
  12. 前記設定装置は、更に前記設定情報を前記光ディスクに記録することを特徴とする請求項10又は11に記載の情報記録装置。
  13. 前記第1の方式は、1つの記録層に連続して記録可能な領域の大きさを予め規定し、前記情報を、同一半径位置にある前記複数の記録層における前記規定された大きさの領域毎に、順次記録する方式であることを特徴とする請求項10〜12のいずれか一項に記載の情報記録装置。
  14. 前記第2の方式は、前記情報を前記複数の記録層における記録層毎に順次記録する方式であることを特徴とする請求項13に記載の情報記録装置。
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