JP4209928B1 - 路線バス料金精算システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、路線バスの走行ルート上であれば、バス停留所など特定の場所に限定されない任意の地点で乗降車し、料金を過不足なく支払うことのできる路線バス料金精算システムを提供することを目的とするものである。
【解決手段】本発明は、乗車時に前記カードリーダーで読み取った前記非接触型ICモジュールの顧客情報と前記GPS受信機で取得した乗車位置を前記記録媒体に登録する乗車登録手段、降車時に前記カードリーダーで読み取った前記非接触型ICモジュールの顧客情報と前記GPS受信機で取得した降車位置を前記記録媒体に登録する降車登録手段、前記走行ルートに沿って前記乗車位置から前記降車位置まで走行した距離を計算する距離算出手段、及び前記距離に応じた運賃を前記運賃表から算出した請求情報を前記記録媒体に登録する料金算出手段を備えることを特徴とする路線バス料金精算システム。
【選択図】図1

Description

本発明は、路線バスの走行ルート上であれば、バス停留所など特定の場所に限定されない任意の地点で乗降車し、料金を過不足なく支払うことのできる路線バス料金精算システムに関するものである。
従来の路線バスは、決められた走行ルートを運行し、走行ルート上に数ヶ所設置したバス停留所で顧客を乗降させているため、顧客は、乗車するためにはバス停留所まで行く必要があり、また、途中で降りることも原則としてできない。
また、運賃は、距離制を採用している場合、バス停留所間の距離を基に決定されており、顧客は、乗車時に発行された整理券の番号に対応する料金を運賃表示器で確認し、降車時に整理券及び料金を運賃箱に投入するため、運転手は、投入額に過不足がないか確認づらい状況にある。
特許文献1に記載されているように、整理券の識別情報を読み取り、前記識別情報及び乗車場情報を有線又は無線で料金箱に送信し、降車時に読み取った整理券の識別情報と降車場情報に基づき乗車料金を算出する発明も公開されている。
特開2005−292867号公報
また、特許文献2に記載されているように、無人駅やバス停留所などで乗降車しても運賃の決済が容易で、乗客流動、路線状況などの把握も可能な乗客管理システムの発明も公開されている。
特開2007−079928号公報
また、特許文献3に記載されているように、運賃精算にかかる時間を大幅に削減し、運行管理表の記入等の煩雑な作業を無くし、運転手の負担を軽減すると共に、運転手が盗難や強盗等に遭う危険性を低下させる発明も公開されている。
特開2002−260026号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、バス内で料金精算を行うものであり、降車時に料金を算出してから顧客が料金を用意すると、降車時間に著しい遅延を招く可能性が生じる。
また、特許文献2に記載の発明は、駅やバス停留所などで乗降車する必要があり、目的地が停留所間にある場合に、目的地より先の停留所で降りることによる料金の過払いが生じる可能性がある。
また、特許文献3に記載の発明は、走行ルートが定まっておらず、乗車位置及び降車位置が異なる多くの顧客が利用するには無理があり、少人数を対象にするとコストの増加に繋がる虞がある。
そこで、本発明は、路線バスの走行ルート上であれば、バス停留所など特定の場所に限定されない任意の地点で乗降車し、料金を過不足なく支払うことのできる路線バス料金精算システムを提供することを目的とするものである。
本発明は、上記の課題を解決するために、顧客情報を登録した顧客データベース及び距離毎の運賃表を登録した運賃データベース及び走行ルートを登録した経路データベース及び前記顧客情報と関連付いた請求情報を登録する請求データベースを備えた管理用コンピュータとデータをやり取りする記録媒体、前記顧客情報が記録された非接触型ICモジュールを読み取り前記記録媒体に記憶するカードリーダー、及び現在位置の座標を取得し前記記録媒体に記憶するGPS受信機を制御する制御装置が設置され、前記管理用コンピュータから取得した運賃表と走行ルートを基に運行する路線バスにおいて、乗車時に前記カードリーダーで読み取った前記非接触型ICモジュールの顧客情報と前記GPS受信機で取得した乗車位置を前記記録媒体に登録する乗車登録手段、降車時に前記カードリーダーで読み取った前記非接触型ICモジュールの顧客情報と前記GPS受信機で取得した降車位置を前記記録媒体に登録する降車登録手段、前記走行ルートに沿って前記乗車位置から前記降車位置まで走行した距離を計算する距離算出手段、及び前記距離に応じた運賃を前記運賃表から算出した請求情報を前記記録媒体に登録する料金算出手段を備えることを特徴とする路線バス料金精算システムの構成とした。
本発明は、非接触型ICモジュールを利用して乗車位置と降車位置を登録することにより乗車距離に応じた過不足のない料金を支払うことが可能となり、また、支払いを電子化することにより降車時間の遅延を解消することができる。
走行ルート上の乗降車位置を限定しないことで、バス停留所を設置する必要はなくなり、インターネットを介してバス運行の情報を提供することにより、顧客が利用する上での利便性も向上する。
本発明は、路線バスの走行ルート上であれば、バス停留所など特定の場所に限定されない任意の地点で乗降車し、料金を過不足なく支払うという目的を、乗車時に前記カードリーダーで読み取った前記非接触型ICモジュールの顧客情報と前記GPS受信機で取得した乗車位置を前記記録媒体に登録する乗車登録手段、降車時に前記カードリーダーで読み取った前記非接触型ICモジュールの顧客情報と前記GPS受信機で取得した降車位置を前記記録媒体に登録する降車登録手段、前記走行ルートに沿って前記乗車位置から前記降車位置まで走行した距離を計算する距離算出手段、及び前記距離に応じた運賃を前記運賃表から算出した請求情報を前記記録媒体に登録する料金算出手段により実現した。
以下に、添付図面に基づいて、本発明である路線バス料金精算システムについて詳細に説明する。図1は、本発明である路線バス料金精算システムの全体の概要を示すブロック図である。
路線バス料金精算システム1は、顧客登録手段2、乗車申込手段3、乗車登録手段4、降車登録手段5、距離算出手段6、料金算出手段7及び料金精算手段8を備えたシステムである。
尚、顧客登録手段2、乗車申込手段3及び料金精算手段8は、管理センター9に設けられ、乗車登録手段4、降車登録手段5、距離算出手段6及び料金算出手段7は、各路線バス10に設けられる。
顧客登録手段2は、管理センター9の管理用コンピュータ11がデータベース12に顧客情報14aを登録する。また、登録した顧客情報14aを非接触型ICモジュール15に転記し、顧客17に発行する。
乗車申込手段3は、管理センター9の管理用コンピュータ11が顧客17から取得した乗車位置と降車位置を基に、走行ルート14bを確認して該当する路線バス10を特定し、路線バス10が乗車位置に到達する予定時間を算出して路線バス10に乗車予定を通知すると共に、顧客17に路線バス10の到着予定時間を通知する。
乗車登録手段4は、路線バス10の制御装置13が非接触型ICモジュール15から顧客情報14aを読み取ると共に、路線バス10の現在位置を顧客17の乗車位置として記録媒体14に登録する。
降車登録手段5は、路線バス10の制御装置13が非接触型ICモジュール15から顧客情報14aを読み取ると共に、路線バス10の現在位置を顧客17の降車位置として記録媒体14に登録する。
距離算出手段6は、路線バス10の制御装置13が走行ルート14b上に乗車位置と降車位置を設定し、乗車位置から降車位置に至るまでの走行距離を算出して記録媒体14に登録する。
料金算出手段7は、路線バス10の制御装置13が算出した走行距離に対し、運賃表14cを基に距離に応じた料金を算出して、記録媒体14に作成された請求情報14dに登録する。
料金精算手段8は、管理センター9の管理用コンピュータ11が路線バス10の記録媒体14から請求情報14dを収集してデータベース12に蓄積し、顧客17ごとに料金を集計して電子決済8dによりまとめて精算する。
図2は、本発明である路線バス料金精算システムの装置の構成を示す図である。路線バス料金精算システム1は、管理センター9と各路線バス10との間でデータのやり取りを行う。
管理センター9は、管理用コンピュータ11とデータベース12が設置され、顧客情報14a等の管理と、路線バス10の運行を管理する。また、電子決済8dする際に銀行サーバ19とのやり取りも行う。
管理用コンピュータ11は、CPU(中央処理装置)、記憶装置(データベース12を含む)、入力装置及び出力装置等からなり、各路線バス10から収集したデータを集計及び計算等する。
データベース12は、記憶装置内に構築され、管理用コンピュータ11が収集したデータを蓄積し、目的のデータを容易に検索及び抽出できるように、関連性を持たせる等して管理する。
路線バス10は、制御装置13が設置され、顧客17が利用した際に料金を計算し、記録媒体14に記録する。各路線バス10は、管理センター9と記録媒体14を介してデータのやり取りを行う。
制御装置13は、CPU(中央処理装置)、記憶装置(記録媒体14を含む)、入力装置及び出力装置等からなり、入力装置としてカードリーダー15aやGPS受信機16a等を備える。
記録媒体14は、記憶装置に用いられるハードディスクやフレキシブルディスク等の磁気ディスクであり、ハードディスク等にデータを保存し、フレキシブルディスク等のリムーバルメディアに転記して、外部の装置との間でデータを移動させる。
尚、制御装置13と管理用コンピュータ11とが無線通信可能であれば、リムーバルメディアを用いずに、インターネット等のネットワークを介してデータを送受信させることも可能である。
非接触型ICモジュール15は、顧客17を確認できるようにICチップを組み込んだカードであり、電子マネーを搭載した携帯電話、非接触ICカード、非接触IC乗車券などと同等の機能を有する。
管理センター9で非接触型ICモジュール15に顧客情報14aを記録した上で、路線バス10に乗車した時に制御装置13に設けたカードリーダー15aに近づけることで顧客情報14aを読み取ることができる。
GPS16は、全地球測位システムであり、GPS受信機16aを用いて現在の位置を経度及び緯度の座標として取得することができる。各路線バス10の位置を取得して無線通信によりリアルタイムで管理センター9に集めれば、全体の運行状況を把握することが可能となる。
また、顧客17が路線バス10に乗車した位置と降車した位置をそれぞれGPS受信機16aで取得することにより、制御装置13で乗車距離を計算し、乗車距離に応じた料金を算出することができる。
顧客17は、路線バス10を利用する際は、携帯電話等の携帯端末18で管理センター9と連絡を取り、路線バス10に乗車した時に、管理センター9から発行された非接触型ICモジュール15で個人を特定することにより、料金の後精算を可能にする。
図3は、本発明である路線バス料金精算システムの装置の関連を示すブロック図である。管理センター9の管理用コンピュータ11と、路線バス10の制御装置13との装置及びデータの関係を示す。
管理用コンピュータ11には、顧客データベース12a、経路データベース12b、運賃データベース12c、及び請求データベース12d等が構築され、それぞれ顧客情報14a、走行ルート14b、運賃表14c及び請求情報14dを管理する。
制御装置13の記録媒体14には、非接触型ICモジュール15から取得した顧客情報14a、管理用コンピュータ11から取得した走行ルート14b及び運賃表14c、GPS16から取得した位置情報14e、管理用コンピュータ11へ送る請求情報14dが記録される。
尚、非接触型ICモジュール15には、管理用コンピュータ11から取得した顧客情報14aが記録されており、GPS16には、位置情報14eを測定する手段が備わっており、請求情報14dは、銀行サーバ19が受付可能なデータとする。
顧客情報14aが顧客データベース12aに登録されると、管理用コンピュータ11が顧客情報14aを記録した非接触型ICモジュール15を作成し、管理センター9から顧客17に非接触型ICモジュール15が送付される。
管理用コンピュータ11は、路線バス10の運行前に、路線バス10毎の走行ルート14b及び運賃表14cを経路データベース12b及び運賃データベース12cから取得し、各路線バス10の記録媒体14に記録しておく。尚、路線バス10の運行時には走行ルート14bを基にナビゲートされる。
路線バス10の運行中に顧客17が乗車したら、カードリーダー15aで非接触型ICモジュール15の顧客情報14aを読み取り、GPS受信機16aが搭載された路線バス10の位置情報14eをGPS16から取得する。
また、顧客17が降車する際も同様に、カードリーダー15aで非接触型ICモジュール15の顧客情報14aを読み取り、GPS受信機16aが搭載された路線バス10の位置情報14eをGPS16から取得する。
走行ルート14b上に乗車位置の位置情報14eと降車位置の位置情報14eを設定し、乗車位置から降車位置まで至る経路について走行距離を求める。走行距離に応じた料金を運賃表14cから算出し、顧客情報14aについての請求情報14dを作成する。
管理用コンピュータ11は、各路線バス10の運行後に記録媒体14の請求情報14dを収集して請求データベース12dに蓄積し、顧客情報14a毎に集計して電子決済8dするために銀行サーバ19に送る。
図4は、本発明である路線バス料金精算システムのデータベースの構造を示す図である。路線バス料金精算システム1のデータベース12は、顧客データベース12a、経路データベース12b、運賃データベース12c及び請求データベース12d等を関連付けて利用する。
顧客データベース12aは、顧客情報14aを蓄積するデータベース12であり、顧客ID、氏名、住所、連絡先、口座情報及び生体情報等のフィールドを有し、任意の文字等から構成されるユニークな顧客IDを主キーとする。尚、指紋等の生体情報を登録した場合は、生体情報を照合することによりレコードを抽出することが可能となる。
経路データベース12bは、走行ルート14bを登録するデータベース12であり、ルート番号、地点番号及び座標等のフィールドを有し、ルート番号及び地点番号を主キーとする。走行ルート14b上に複数の地点番号を設定し、地点番号に対応する座標を繋ぐことで走行ルート14bを特定することができる。
運賃データベース12cは、運賃表14cを登録するデータベース12であり、ルート番号、距離、運賃係数及び加算額等のフィールドを有し、ルート番号を主キーとする。運賃係数は距離に応じた金額を計算する場合、加算額は距離における金額を指定する場合に設定する。
尚、運賃データベース12cのルート番号は、経路データベース12bのルート番号と関連付ける。走行ルート14b毎に、道路の状態や渋滞の可能性など様々な条件を考慮して、運賃係数や加算額を設定することができる。
請求データベース12dは、請求情報14dを登録するデータベース12であり、日時、顧客ID、乗車位置、降車位置、走行距離及び料金等のフィールドを有し、日時及び顧客IDを主キーとする。期間を指定して顧客17毎に請求情報14dをまとめることも可能となる。
尚、請求データベース12dの顧客IDは、顧客データベース12aの顧客IDと関連付ける。請求情報14dに顧客情報14aを連結することで、顧客17への連絡に必要な氏名、住所及び連絡先等の情報や、電子決済8dに必要な口座情報等を参照することが可能となる。
また、乗車位置及び降車位置は、経路データベース12bの地点番号を検索することで座標を得ることができる。走行距離は、運賃データベース12cの距離を検索することで料金を算出することができる。
図5は、本発明である路線バス料金精算システムの走行ルートのデータ管理を示す図である。図5に示すように、走行ルート14b上に8個の地点を指定し、簡易な座標を設定した場合の例で説明する。
路線バス10は、管理センター9の管理用コンピュータ11から与えられた走行ルート14bを制御装置13の記録媒体14に記録しており、走行ルート14bに沿って走行するように指示される。
尚、走行ルート14bは、ルート番号、地点番号及び座標等の属性を有し、1件のデータが複数の地点の座標値の集合体である。始点から終点まで経路を特定できるように地点を指定し、座標値を取得したものである。
例えば、路線バス10が、地点1(0,0)、地点2(4,0)、地点3(4,1)、地点4(4,3)、地点5(6,3)、地点6(7,3)、地点7(7,1)、地点8(9,1)の順で通過する走行ルート14bを与えられたとする。
地点X(1,1)にいる顧客17が地点Y(8,0)に行きたい場合、携帯端末18等で管理センター9に問い合わせ、地点X及び地点Yの付近を通過する路線バス10についての情報を取得する。
例えば、顧客17の携帯端末18に、顧客17の現在位置をGPS16で測定して、その周辺地図を取得し、管理センター9がGPS16により取得した路線バス10の位置を受信して、周辺地図上にアイコン等で表示する。
周辺地図上のアイコンは、リアルタイム又は定期的に位置を更新し、アイコンを指定することで路線バス10の種類、経路、行き先、顧客17の現在位置を通過する予定時間などを表示する。
顧客17は、走行ルート14b上で地点Xから近い地点A(1,0)に移動し、路線バス10が到達するのを待って乗車する。この時、記録媒体14には、乗車位置として、地点Aの座標を登録しても良いし、地点1からの相対距離を登録しても良い。
次に、顧客17は、路線バス10で移動し、走行ルート14b上で地点Yから近い地点B(8,1)で降車する。この時、記録媒体14には、降車位置として、地点Bの座標を登録しても良いし、地点7からの相対距離を登録しても良い。
尚、乗車位置及び降車位置を座標で登録した場合は、走行ルート14bに沿った距離を算出する必要がある。また、乗車位置及び降車位置を地点からの相対距離で登録した場合は、地点間の距離は予め把握できるので、地点1から地点7までの距離を合計し、相対距離を加減すれば良い。
地点1〜地点2が4km、地点2〜地点3が1km、地点3〜地点4が2km、地点4〜地点5が2km、地点5〜地点6が1km、地点6〜地点7が2km、地点7〜地点8が2kmで、地点Aが地点1から1km先、地点Bが地点7から1km先とすると、地点A〜地点Bの走行距離は12kmとなる。
図6は、本発明である路線バス料金精算システムの運賃表を示す図である。図6の例に示すように、距離に対する運賃係数と加算額を組み合わせた運賃表14cを設定することも可能である。
路線バス10は、管理センター9の管理用コンピュータ11から与えられた運賃表14cを制御装置13の記録媒体14に記録するが、運賃表14cは、路線バス10の走行に伴う料金であることから、走行ルート14bに対応する形で設けられる。
尚、運賃表14cは、ルート番号、距離、運賃係数及び加算額等の属性を有し、1件のデータが距離ごとに運賃算出方法を定めた情報の集合体である。運賃算出方法には、距離に応じて加算する方法や距離に関係なく加算する方法などがある。
運賃表14cに運賃係数を設定することで、走行距離に応じた料金を算出することができ、また、運賃表14cに加算額を設定することで、一定距離まで固定料金に指定したり、始点から終点まで区間ごとに運賃を指定することもできる。
例えば、0〜5kmは加算額が150円、5〜10kmは運賃係数が20、10km以上は運賃係数が10とした場合、5km未満は150円の固定料金で、5kmを越えたら走行距離に応じて運賃が加算され、10kmを越えたら加算率が減少する。
走行距離が15kmだった場合、5kmまでの運賃150円と、5〜10kmまでの運賃100円と、10〜15kmまでの運賃50円とを加算して、300円が請求される料金となる。
図7は、本発明である路線バス料金精算システムの顧客登録の流れを示すフローチャートである。顧客登録手段2は、顧客情報入力2a、顧客情報登録2b及びICカード作成2cの処理を行う。
顧客情報入力2aは、顧客17の携帯端末18からインターネットを介して管理センター9に送信された顧客情報14a、又は管理センター9の担当者が入力装置(例えば、キーボードやマウス等)を介して入力した顧客17の顧客情報14aを、管理用コンピュータ11の中央処理装置が記憶装置に一次保存する。
尚、顧客情報14aは、顧客ID、氏名、住所、連絡先、口座情報及び生体情報等の属性を有し、1件のデータが顧客17についての属性値の集合体である。尚、属性は、文字データ以外に、生体情報のように画像データの場合もあれば、口座情報のように更に属性を有するデータの場合もある。
顧客情報登録2bは、管理用コンピュータ11の中央処理装置が記憶装置に保存された顧客情報14aを顧客データベース12aに登録する。尚、1件の顧客情報14aは1レコードとして追加されるが、顧客情報14aは複数の属性値で構成されるため、複数のフィールドに分けられ格納される。
ICカード作成2cは、管理用コンピュータ11の中央処理装置が顧客データベース12aから顧客情報14aを取り出し、非接触型ICモジュール15のメモリに記録する。1件の顧客情報14aについて、1枚の非接触型ICモジュール15を作成し、各顧客17に送付して顧客17に所持させる。
図8は、本発明である路線バス料金精算システムの乗車申込の流れを示すフローチャートである。乗車申込手段3は、乗降車位置取得3a、走行ルート確認3b、バス位置確認3c、予定時間算出3d、乗車予定通知3e及びバス情報送信3fの処理を行う。
乗降車位置取得3aは、管理センター9において、携帯端末18を利用した通話又は電子メールにより取得した顧客17の現在位置と目的地を、入力装置又は通信回線を介して管理用コンピュータ11に入力する。尚、顧客17の携帯端末18がGPS機能を有していれば、GPSを利用して現在位置を取得しても良い。
走行ルート確認3bは、管理用コンピュータ11の中央処理装置が、経路データベース12bに登録されている走行ルート14bの中から顧客17の現在位置の付近と目的地の付近を通過するものを抽出し、最適な走行ルート14bを探し出す。
尚、最適な走行ルート14bは、現在位置から乗車位置までの距離と降車位置から目的地までの距離の合計が最短となる、乗車するまでの待ち時間が最短となる、乗車してから降車するまでの時間が最短となる等の条件を考慮して決定する。
バス位置確認3cは、管理用コンピュータ11の中央処理装置が、決定した走行ルート14bを走行する路線バス10の現在位置をGPS16で取得し、記憶装置に保存する。尚、既に路線バス10が乗車位置を通過していた場合は、次に運行する路線バス10を対象とする。
管理用コンピュータ11の出力装置(例えば、ディスプレイ等)に走行ルート14bを描画し、路線バス10の現在位置と乗車位置及び降車位置を表示すれば、視覚的に把握しやすくなる。
予定時間算出3dは、管理用コンピュータ11の中央処理装置が、路線バス10の現在位置と乗車位置までの距離と路線バス10の速度から、路線バス10が乗車位置に到達する予定時間を計算する。尚、路線バス10の速度は、始点から終点までの距離と走行時間から平均速度を予め算出しておく。
乗車予定通知3eは、管理用コンピュータ11の中央処理装置がインターネットを介して路線バス10の制御装置13に顧客17が乗車する旨及び乗車位置及び予定時間を通知する、又は管理センター9から路線バス10に対し無線通信等により連絡する。
バス情報送信3fは、管理用コンピュータ11の中央処置装置が顧客17の携帯端末18にインターネットを介して電子メールを送信することにより、又は管理センター9が顧客17の携帯端末18に通信回線を介して通話することにより、路線バス10の種類及び予定時間を通知すると共に乗車位置を指示する。
図9は、本発明である路線バス料金精算システムの乗車登録の流れを示すフローチャートである。乗車登録手段4は、ICカード読取り4a、請求情報作成4b、乗車位置取得4c及び乗車位置登録4dの処理を行う。
ICカード読取り4aは、路線バス10の制御装置13が、カードリーダー15aを介して顧客17の所持する非接触型ICモジュール15に登録された顧客情報14aを読み取り、記録媒体14に一時保存する。
請求情報作成4bは、制御装置13が、内蔵する時計から取得した作成日時と取り込んだ顧客情報14aを基に、顧客17についての請求情報14dを作成する。尚、顧客情報14aと請求情報14dとは顧客IDにより関連性を持たせる。
請求情報14dは、年月日、顧客ID、乗車位置、降車位置、走行距離及び料金等の属性を有し、顧客17が1回乗車する度に、1件のデータが作成される。尚、料金を精算する際に必要な連絡先や口座情報は、当該顧客17の顧客情報14aを参照すれば良いので、毎回作成する必要はない。
乗車位置取得4cは、制御装置13が、GPS受信機16aを介してGPS16から取得した現在の路線バス10の位置情報14eを、記録媒体14に一時保存する。尚、位置情報14eは、緯度及び経度等の属性を有するデータである。
乗車位置登録4dは、制御装置13が、走行ルート14bと位置情報14eを基に、路線バス10が走行ルート14b上の最近通過した地点からどの程度離れているかを算出し、当該顧客17の請求情報14dの乗車位置の属性値として追加する。
図10は、本発明である路線バス料金精算システムの降車登録の流れを示すフローチャートである。降車登録手段5は、ICカード読取り5a、請求情報検索5b、降車位置取得5c及び降車位置登録5dの処理を行う。
ICカード読取り5aは、路線バス10の制御装置13が、カードリーダー15aを介して顧客17の所持する非接触型ICモジュール15に登録された顧客情報14aを読み取り、記録媒体14に保存する。
請求情報検索5bは、制御装置13が、記録媒体14に蓄積された請求情報14dの中から、読み取った顧客情報14aに関する請求情報14dを取り出し、制御装置13のメモリに取り込む。乗車時に作成した請求情報14dを降車時に使用する。
降車位置取得5cは、制御装置13が、GPS受信機16aを介してGPS16から取得した現在の路線バス10の位置情報14eを、記録媒体14に一時保存する。尚、位置情報14eは、同じ場所で乗車又は降車する顧客17に対し、共通して利用可能である。
降車位置登録5dは、制御装置13が、走行ルート14bと位置情報14eを基に、路線バス10が走行ルート14b上の最近通過した地点からどの程度離れているかを算出し、取り込んだ請求情報14dの降車位置の属性値として追加する。
図11は、本発明である路線バス料金精算システムの距離算出の流れを示すフローチャートである。距離算出手段6は、走行ルート取得6a、乗車位置設定6b、降車位置設定6c、走行距離算出6d及び走行距離登録6eの処理を行う。
走行ルート取得6aは、制御装置13が、走行ルート14b上の各地点の情報を記録媒体14から取得し、始点から終点までの各地点について、路線バス10が次の地点まで移動する際に走行する距離を算出する。
乗車位置設定6bは、制御装置13が、取り込んだ請求情報14dの属性のうち乗車位置の属性値を、走行ルート14bにより特定される路線バス10の経路上に乗車位置として設定する。
降車位置設定6cは、制御装置13が、取り込んだ請求情報14dの属性のうち降車位置の属性値を、走行ルート14bにより特定される路線バス10の経路上に降車位置として設定する。
走行距離算出6dは、制御装置13が、走行ルート14bにより特定される路線バス10の経路を辿り、乗車位置から降車位置までに走行した距離を算出する。尚、乗車位置から降車位置まで各地点間の距離を合計し、乗車位置及び降車位置における差分を考慮することで算出可能である。
走行距離登録6eは、制御装置13が、算出した乗車位置から降車位置までの距離を、顧客17に関する請求情報14dの走行距離の属性値として追加する。当該顧客17に路線バス10を利用した距離を提示することが可能となる。
図12は、本発明である路線バス料金精算システムの料金算出の流れを示すフローチャートである。料金算出手段7は、走行距離取得7a、運賃表取得7b、運賃算出7c及び運賃登録7dの処理を行う。
走行距離取得7aは、制御装置13が、取り込んだ請求情報14dの属性のうち走行距離に設定された属性値を、料金算出の対象となる顧客17が路線バス10を利用した距離として取得する。
運賃表取得7bは、制御装置13が、当該走行ルート14bを走行する路線バス10に対して与えられた運賃表14cを記録媒体14から取得し、走行距離ごとに計算方法との対応関係を設定する。
運賃算出7cは、制御装置13が、走行距離ごとに計算方法を用いて運賃を計算し、距離ごとに求めた各運賃を合計することにより、当該顧客17が今回の乗車に関して支払うべき料金を算出する。
運賃登録7dは、制御装置13が、走行距離に対して算出した料金を、顧客17に関する請求情報14dの料金の属性値として追加した後、属性値の追加により変更された請求情報14dを記録媒体14に保存する。
図13は、本発明である路線バス料金精算システムの料金精算の流れを示すフローチャートである。料金精算手段8は、記録媒体取得8a、請求情報集計8b、口座情報取得8c及び電子決済8dの処理を行う。
記録媒体取得8aは、記録媒体14がリムーバルメディアの場合又は記録媒体14からリムーバルメディアに複写した場合は、管理用コンピュータ11にリムーバルメディアを移すことにより、制御装置13と管理用コンピュータ11が通信可能な場合は、送受信することにより、請求情報14dを請求データベース12dに追加する。
管理用コンピュータ11の中央処理装置は、複数の路線バス10からそれぞれ請求情報14dを取得し、各路線バス10に蓄積された複数の請求情報14dについて、請求データベース12dへの登録処理を行う。
請求情報集計8bは、管理用コンピュータ11の中央処理装置が、請求データベース12dから一定の期間の請求情報14dを抽出し、顧客17ごとに集計して、各顧客17に請求する料金の合計を算出する。
口座情報取得8cは、管理用コンピュータ11の中央処理装置が、請求情報14dの顧客IDを基に顧客情報14aから口座情報を取得し、請求情報14dを銀行等の金融機関ごとに振り分ける。
電子決済8dは、管理用コンピュータ11の中央処理装置が、銀行ごとにまとめた請求情報14dを銀行サーバ19に送信し、各顧客17の口座から料金を決済するように依頼する。
図14は、本発明である路線バス料金精算システムの制御装置の外観を示す斜視図である。制御装置13は、非接触型ICモジュール15を読み取るためのカードリーダー15aや、請求情報14dを表示するための表示部等が設けられる。
路線バス10に乗車する時と路線バス10を降車する時に顧客17は非接触型ICモジュール15をカードリーダー15aに当てて顧客情報14aを読み込ませる。また、路線バス10を降車する時には、距離及び料金等の請求情報14dを計算して表示部に表示する。
図15は、本発明である路線バス料金精算システムの生体認証装置を用いる場合の装置の関連を示すブロック図である。路線バス料金精算システム1aは、生体認証により顧客17を識別する。
路線バス料金精算システム1aの装置は、カードリーダー15aの代わりに生体認証装置15bを備え、非接触型ICモジュール15を読み込ませる代わりに指紋などの生体情報を読み込ませる。
生体認証を利用する場合は、顧客登録手段2において顧客データベース12aに生体情報を登録しておく必要がある。生体認証装置15bで取得した生体情報と、顧客情報14aに登録された生体情報を照合して、該当する顧客情報14aを検索する。
図16は、本発明である路線バス料金精算システムのクレジットカードを利用する場合の装置の関連を示すブロック図である。路線バス料金精算システム1bは、クレジットカード等を利用して電子決済8dする。
路線バス料金精算システム1bは、ICカード読み取り4a、5aにおいて、専用の非接触型ICモジュール15ではなく、クレジットカード等の一般的な接触型ICカード15cを読み込ませる。
ICカード15cの番号等を顧客IDに代用して請求情報14dを作成し、管理用コンピュータ11は、クレジットカード会社20を介して銀行サーバ19に電子決済8dを依頼する。
図17は、本発明である路線バス料金精算システムのプリペイドカードを利用する場合の装置の関連を示すブロック図である。路線バス料金精算システム1cは、路線バス10の降車時に決済する。
路線バス料金精算システム1cは、ICカード読み取り4a、5aにおいて、プリペイドカード15dやポイントカード等を読み込ませる。仮の顧客IDを設定して請求情報14dを作成し、顧客17の降車時にプリペイドカード15dから料金に相当する分を減らす。
図18は、本発明である路線バス料金精算システムの現金で支払う場合の装置の関連を示すブロック図である。路線バス料金精算システム1dは、路線バス10の降車時に現金で支払う。
路線バス料金精算システム1dの装置は、顧客17の乗車時にIC整理券21を発行し顧客17の降車時にIC整理券21を読み取る発券機21aと、顧客17が降車時に現金22を投入する運賃箱22aを備える。
IC整理券21で仮の顧客IDを設定して請求情報14dを作成し、顧客17の降車時に請求情報14dを表示部に表示することにより、支払うべき料金を提示する。顧客17はその料金をその場で現金22にて支払う。
路線バス料金精算システム1〜1dを複合させることで、顧客17は料金の支払方法を選択することができ、利用しやすい路線バス10の運行サービスを提供することが可能となる。
本発明である路線バス料金精算システムの全体の概要を示すブロック図である。 本発明である路線バス料金精算システムの装置の構成を示す図である。 本発明である路線バス料金精算システムの装置の関連を示すブロック図である。 本発明である路線バス料金精算システムのデータベースの構造を示す図である。 本発明である路線バス料金精算システムの走行ルートのデータ管理を示す図である。 本発明である路線バス料金精算システムの運賃表を示す図である。 本発明である路線バス料金精算システムの顧客登録の流れを示すフローチャートである。 本発明である路線バス料金精算システムの乗車申込の流れを示すフローチャートである。 本発明である路線バス料金精算システムの乗車登録の流れを示すフローチャートである。 本発明である路線バス料金精算システムの降車登録の流れを示すフローチャートである。 本発明である路線バス料金精算システムの距離算出の流れを示すフローチャートである。 本発明である路線バス料金精算システムの料金算出の流れを示すフローチャートである。 本発明である路線バス料金精算システムの料金精算の流れを示すフローチャートである。 本発明である路線バス料金精算システムの制御装置の外観を示す斜視図である。 本発明である路線バス料金精算システムの生体認証装置を用いる場合の装置の関連を示すブロック図である。 本発明である路線バス料金精算システムのクレジットカードを利用する場合の装置の関連を示すブロック図である。 本発明である路線バス料金精算システムのプリペイドカードを利用する場合の装置の関連を示すブロック図である。 本発明である路線バス料金精算システムの現金で支払う場合の装置の関連を示すブロック図である。
符号の説明
1 路線バス料金精算システム
1a 路線バス料金精算システム
1b 路線バス料金精算システム
1c 路線バス料金精算システム
1d 路線バス料金精算システム
2 顧客登録手段
2a 顧客情報入力
2b 顧客情報登録
2c ICカード作成
3 乗車申込手段
3a 乗降車位置取得
3b 走行ルート確認
3c バス位置確認
3d 予定時間算出
3e 乗車予定通知
3f バス情報送信
4 乗車登録手段
4a ICカード読取り
4b 請求情報作成
4c 乗車位置取得
4d 乗車位置登録
5 降車登録手段
5a ICカード読取り
5b 請求情報検索
5c 降車位置取得
5d 降車位置登録
6 距離算出手段
6a 走行ルート取得
6b 乗車位置設定
6c 降車位置設定
6d 走行距離算出
6e 走行距離登録
7 料金算出手段
7a 走行距離取得
7b 運賃表取得
7c 運賃算出
7d 運賃登録
8 料金精算手段
8a 記録媒体取得
8b 請求情報集計
8c 口座情報取得
8d 電子決済
9 管理センター
10 路線バス
11 管理用コンピュータ
12 データベース
12a 顧客データベース
12b 経路データベース
12c 運賃データベース
12d 請求データベース
13 制御装置
14 記録媒体
14a 顧客情報
14b 走行ルート
14c 運賃表
14d 請求情報
14e 位置情報
15 非接触型ICモジュール
15a カードリーダー
15b 生体認証装置
15c ICカード
15d プリペイドカード
16 GPS
16a GPS受信機
17 顧客
18 携帯端末
19 銀行サーバ
20 クレジットカード会社
21 IC整理券
21a 発券機
22 現金
22a 運賃箱

Claims (2)

  1. 非接触型ICモジュールを読み取るカードリーダー又は生体情報を読み取る生体認証装置と現在位置の座標を取得するGPS受信機とを備え記録媒体から走行ルートと運賃表を受け取り算出した請求情報を前記記録媒体に記憶する路線バスに設置された制御装置と、
    顧客情報が登録される顧客データベースと走行ルートが登録された経路データベースと運賃表が登録された運賃データベースと前記顧客情報に関連付けられた請求情報が登録される請求データベースとを有し路線バスの運行前に走行ルートと運賃表を記録した記録媒体を前記制御装置に設置し運行後に前記記録媒体から請求情報を受け取って電子決済する管理センターに設置された管理用コンピュータとからなるシステムであって、
    管理用コンピュータが口座情報や生体情報を含む顧客情報を顧客データベースに登録すると共に顧客に所持させる非接触型ICモジュールに顧客情報を記録する顧客登録手段、
    走行ルート上を運行中の路線バスへ任意地点で顧客を乗せた際に制御装置がカードリーダーで非接触型ICモジュールの顧客情報を読み取り又は生体情報を読み取り又はIC整理券を発行することで顧客を特定すると共にGPS受信機で乗車位置の座標を取得する乗車登録手段、
    走行ルート上を運行中の路線バスから任意地点で顧客を降ろす際に制御装置がカードリーダーで非接触型ICモジュールの顧客情報を読み取り又は生体情報を読み取り又はIC整理券を回収することで顧客を特定すると共にGPS受信機で降車位置の座標を取得する降車登録手段、
    顧客の降車時に制御装置が前記乗車位置から前記降車位置までの走行距離を記録媒体に記録された走行ルート上の複数の地点の座標を利用して計算する距離算出手段、
    前記走行距離に対し制御装置が記録媒体に記録された運賃表に従って運賃係数を乗じ又は加算額を加えることにより料金を計算して記録媒体に請求情報を作成する料金算出手段、及び
    管理用コンピュータが各路線バスから記録媒体を回収して請求情報を請求データベースに登録し顧客ごとに料金を集計して当該顧客の口座情報を基に電子決済する料金精算手段を備えることを特徴とする路線バス料金精算システム。
  2. 管理用コンピュータが顧客の携帯端末から取得した乗車位置と目的地を通過する走行ルートを経路データベースから抽出し、前記走行ルートを走行する路線バスの現在位置をGPSで取得して乗車位置に到達する予定時間を計算した上で、前記路線バスに顧客の乗車位置を連絡すると共に前記携帯端末に予定時間を通知する乗車申込手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の路線バス料金精算システム。
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