JP4209541B2 - 通信端末、および通信端末の制御方法 - Google Patents

通信端末、および通信端末の制御方法 Download PDF

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【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、通信端末、中継器、周辺機器およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、特にたとえば、ネットワークを介した通信に適用される、通信端末、中継器、周辺機器およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットを利用した電話通信を可能とするソフトウェアとして、VocalTec Communications Ltd.のインターネットフォンがある。このソフトウェアをインストールした通信端末をインターネットに接続し、インターネット上でこのソフトウェアを立ち上げると、通信端末がコールセンタ(中継器)と接続される。この状態でグローバルオンラインディレクトリをクリックすると、現時点でコールセンタに接続されている他の通信端末のリストが表示される。このリストから所望の通信端末を選択すれば、自身の通信端末がコールセンタを介して所望の通信端末と接続される。インターネットフォンでは、以上のようにして所望の相手との電話通信が可能となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、グローバルオンラインディレクトリには現時点でコールセンタに接続されている全ての通信端末が登録されているため、インターネットフォンのユーザーが多くなるほど、このディレクトリの中から特定の通信相手を探し出すのは困難であった。
【0004】
それゆえに、この発明の主たる目的は、特定の通信相手を容易に見つけることができる、通信端末を提供することである。
【0008】
この発明のさらにその他の目的は、特定の通信相手を容易に見つけることができる、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、コミュニケーションのテーマのカテゴリを識別するカテゴリ識別情報と自端末を識別する端末識別情報とを含む通信端末情報を保持する相手通信端末と中継器を介して通信を行う通信端末において、カテゴリ識別情報を記憶するメモリ、中継器との接続状態を確立する確立手段、中継器と接続された相手通信端末が保持する通信端末情報を中継器から受信する第1受信手段、第1受信手段によって受信された1または2以上の通信端末情報の中から前記メモリに記憶されたカテゴリ識別情報と同一のカテゴリ識別情報を含む特定通信端末情報を特定する特定手段、特定手段によって特定された特定通信端末情報の数だけ、メモリに記憶されたカテゴリ識別情報が示すカテゴリに対応するキャラクタを表示する表示手段、表示手段によって表示されたキャラクタが選択されると、当該キャラクタに対応する特定通信端末情報に含まれる端末識別情報が示す相手通信端末との通信の開始を中継器に要求する要求手段、および要求手段が中継器に通信の開始を要求した相手通信端末との間で通信を行う通信手段を備える、通信端末である。
【0010】
第1の発明では、通信端末は、コミュニケーションのテーマのカテゴリを識別するカテゴリ識別情報(識別情報(カテゴリコード))と自端末を識別する端末識別情報(アドレス情報)を含む通信端末情報を保持する相手通信端末と中継器を介して通信を行う。この通信端末において、メモリはカテゴリ識別情報を記憶する。確立手段は中継器との接続状態を確立する。第1受信手段は中継器と接続された相手通信端末が保持する通信端末情報を中継器から受信する。特定手段は第1受信手段によって受信された1または2以上の通信端末情報の中からメモリに記憶されたカテゴリ識別情報と同一のカテゴリ識別情報を含む特定通信端末情報を特定する。表示手段は特定手段によって特定された特定通信端末情報の数だけ、メモリに記憶されたカテゴリ識別情報が示すカテゴリに対応するキャラクタを表示する。要求手段は表示手段によって表示されたキャラクタが選択されると、当該キャラクタに対応する特定通信端末情報に含まれる端末識別情報が示す相手通信端末との通信の開始を中継器に要求する。そして、通信手段は要求手段が中継器に通信の開始を要求した相手通信端末との間で通信を行う。
【0011】
第1の発明によれば、特定手段が1または2以上の通信端末情報の中からメモリに記憶されたカテゴリ識別情報と同一のカテゴリ識別情報を含む特定通信端末情報を特定し、表示手段が特定手段によって特定された特定通信端末情報の数だけ、メモリに記憶されたカテゴリ識別情報が示すカテゴリに対応するキャラクタを表示するので、特定の通信相手を容易に見つけることができる。
【0012】
第2の発明は、第1の発明に従属する発明であって、メモリは、カテゴリ識別情報と端末識別情報とを含む通信端末情報を記憶し、確立手段は、接続状態の確立要求をメモリに記憶された通信端末情報とともに中継器に送信する送信手段を含む。
【0013】
第2の発明では、メモリは、カテゴリ識別情報と端末識別情報とを含む通信端末情報を記憶し、確立手段は、接続状態の確立要求をメモリに記憶された通信端末情報とともに中継器に送信する送信手段を含んでいる。
【0014】
第3の発明は、第1または第2の発明に従属する発明であって、通信端末は、通信手段によって通信が行われている相手通信端末から送信された新規なカテゴリ識別情報を受信する第2受信手段、および第2受信手段が受信した新規なカテゴリ識別情報でメモリに記憶されているカテゴリ識別情報を更新する更新手段をさらに備える。
【0015】
第3の発明では、第2受信手段は通信手段によって通信が行われている相手通信端末から送信された新規なカテゴリ識別情報を受信し、更新手段は第2受信手段が受信した新規なカテゴリ識別情報でメモリに記憶されているカテゴリ識別情報を更新する。
【0016】
第4の発明は、第1ないし第3のいずれかの発明に従属する発明であって、キャラクタは、メモリに記憶されたカテゴリ識別情報が示すカテゴリに対応する形状を有する。
【0017】
第4の発明では、キャラクタは、メモリに記憶されたカテゴリ識別情報が示すカテゴリに対応する形状を有している。
【0018】
第5の発明は、第1ないし第4のいずれかの発明に従属する発明であって、通信手段により相手通信端末と音声通信を行うマイクをさらに備える。
【0019】
第5の発明では、通信端末は、通信手段により相手通信端末と音声通信を行うマイクをさらに備えている。
【0020】
第6の発明は、第1ないし第5のいずれかの発明に従属する発明であって、通信手段により前記相手通信端末と画像通信を行うカメラをさらに備える。
【0021】
第6の発明では、通信端末は、通信手段により前記相手通信端末と画像通信を行うカメラをさらに備えている。
【0022】
第7の発明は、コミュニケーションのテーマのカテゴリを識別するカテゴリ識別情報と自端末を識別する端末識別情報とを含む通信端末情報を保持する相手通信端末と中継器を介して通信を行う通信端末に、中継器との接続状態を確立する確立ステップ、中継器と接続された相手通信端末が保持する通信端末情報を中継器から受信する第1受信ステップ、第1受信ステップにおいて受信した1または2以上の通信端末情報の中から自端末のメモリに記憶されたカテゴリ識別情報と同一のカテゴリ識別情報を含む特定通信端末情報を特定する特定ステップ、特定ステップにおいて特定された特定通信端末情報の数だけ、メモリに記憶されたカテゴリ識別情報が示すカテゴリに対応するキャラクタを表示する表示ステップ、表示ステップにおいて表示されたキャラクタが選択されると、当該キャラクタに対応する特定通信端末情報に含まれる端末識別情報が示す相手通信端末との通信の開始を中継器に要求する要求ステップ、および要求ステップにおいて中継器に通信の開始を要求した相手通信端末との間で通信を行う通信ステップを実行させるプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0023】
第7の発明では、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コミュニケーションのテーマのカテゴリを識別するカテゴリ識別情報(識別情報(カテゴリコード))と自端末を識別する端末識別情報(アドレス情報)を含む通信端末情報を保持する相手通信端末と中継器を介して通信を行う通信端末に実行させるプログラムを記録している。このプログラムは、確立ステップで中継器との接続状態を確立し、第1受信ステップで中継器と接続された相手通信端末が保持する通信端末情報を中継器から受信し、特定ステップで第1受信ステップにおいて受信した1または2以上の通信端末情報の中から自端末のメモリに記憶されたカテゴリ識別情報と同一のカテゴリ識別情報を含む特定通信端末情報を特定し、表示ステップで特定ステップにおいて特定された特定通信端末情報の数だけ、メモリに記憶されたカテゴリ識別情報が示すカテゴリに対応するキャラクタを表示し、要求ステップで表示ステップにおいて表示されたキャラクタが選択されると、当該キャラクタに対応する特定通信端末情報に含まれる端末識別情報が示す相手通信端末との通信の開始を中継器に要求し、そして、通信ステップで要求ステップにおいて中継器に通信の開始を要求した相手通信端末との間で通信を行う。
【0024】
第7の発明によれば、特定ステップにおいて1または2以上の通信端末情報の中からメモリに記憶されたカテゴリ識別情報と同一のカテゴリ識別情報を含む特定通信端末情報を特定し、表示ステップで特定ステップにおいて特定された特定通信端末情報の数だけ、メモリに記憶されたカテゴリ識別情報が示すカテゴリに対応するキャラクタを表示するので、特定の通信相手を容易に見つけることができる。
【0025】
第8の発明は、第7の発明に従属する発明であって、確立ステップは、接続状態の確立要求をメモリに記憶されたカテゴリ識別情報と端末識別情報とを含む通信端末情報とともに中継器に送信する送信ステップをさらに含む。
【0026】
第8の発明では、確立ステップは、接続状態の確立要求をメモリに記憶されたカテゴリ識別情報と端末識別情報とを含む通信端末情報とともに中継器に送信する送信ステップをさらに含んでいる。
【0027】
第9の発明は、第7または第8の発明に従属する発明であって、通信ステップにおいて通信が行われている相手通信端末から送信された新規なカテゴリ識別情報を受信する第2受信ステップ、および第2受信ステップにおいて受信した新規なカテゴリ識別情報で前記メモリに記憶されている前記カテゴリ識別情報を更新する更新ステップをさらに含む。
【0028】
第9の発明では、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記憶されているプログラムは、通信ステップにおいて通信が行われている相手通信端末から送信された新規なカテゴリ識別情報を受信する第2受信ステップ、および第2受信ステップにおいて受信した新規なカテゴリ識別情報でメモリに記憶されているカテゴリ識別情報を更新する更新ステップをさらに含んでいる。
【0035】
10の発明は、コミュニケーションのテーマのカテゴリを識別するカテゴリ識別情報と自端末を識別する端末識別情報とを含む通信端末情報を保持する相手通信端末と中継器を介して通信を行う通信端末の制御方法であって、中継器との接続状態を確立する確立ステップ、中継器と接続された相手通信端末が保持する通信端末情報を中継器から受信する第1受信ステップ、第1受信ステップにおいて受信した1または2以上の通信端末情報の中から自端末のメモリに記憶されたカテゴリ識別情報と同一のカテゴリ識別情報を含む特定通信端末情報を特定する特定ステップ、特定ステップにおいて特定された特定通信端末情報の数だけ、メモリに記憶されたカテゴリ識別情報が示すカテゴリに対応するキャラクタを表示する表示ステップ、表示ステップにおいて表示されたキャラクタが選択されると、当該キャラクタに対応する特定通信端末情報に含まれる端末識別情報が示す相手通信端末との通信の開始を中継器に要求する要求ステップ、および要求ステップにおいて中継器に通信の開始を要求した相手通信端末との間で通信を行う通信ステップを含む、通信端末の制御方法。
【0036】
10の発明では、通信端末の制御方法は、コミュニケーションのテーマのカテゴリを識別するカテゴリ識別情報と自端末を識別する端末識別情報とを含む通信端末情報を保持する相手通信端末と中継器を介して通信を行う通信端末の制御方法である。この通信端末の制御方法は、中継器との接続状態を確立する確立ステップ、中継器と接続された相手通信端末が保持する通信端末情報を中継器から受信する第1受信ステップ、第1受信ステップにおいて受信した1または2以上の通信端末情報の中から自端末のメモリに記憶されたカテゴリ識別情報と同一のカテゴリ識別情報を含む特定通信端末情報を特定する特定ステップ、特定ステップにおいて特定された特定通信端末情報の数だけ、メモリに記憶されたカテゴリ識別情報が示すカテゴリに対応するキャラクタを表示する表示ステップ、表示ステップにおいて表示されたキャラクタが選択されると、当該キャラクタに対応する特定通信端末情報に含まれる端末識別情報が示す相手通信端末との通信の開始を中継器に要求する要求ステップ、および要求ステップにおいて中継器に通信の開始を要求した相手通信端末との間で通信を行う通信ステップを含んでいる。
【0037】
11の発明は、第10の発明に従属する発明であって、確立ステップは、接続状態の確立要求をメモリに記憶されたカテゴリ識別情報と端末識別情報とを含む通信端末情報とともに中継器に送信する送信ステップをさらに含む。
【0038】
11の発明では、確立ステップは、接続状態の確立要求をメモリに記憶されたカテゴリ識別情報と端末識別情報とを含む通信端末情報とともに中継器に送信する送信ステップをさらに含んでいる。
【0039】
12の発明は、第10または第11の発明に従属する発明であって、通信ステップにおいて通信が行われている相手通信端末から送信された新規なカテゴリ識別情報を受信する第2受信ステップ、および第2受信ステップにおいて受信した新規なカテゴリ識別情報でメモリに記憶されているカテゴリ識別情報を更新する更新ステップをさらに含む。
【0040】
12の発明では、通信端末の制御方法は、通信ステップにおいて通信が行われている相手通信端末から送信された新規なカテゴリ識別情報を受信する第2受信ステップ、および第2受信ステップにおいて受信した新規なカテゴリ識別情報でメモリに記憶されているカテゴリ識別情報を更新する更新ステップをさらに含んでいる。
【0043】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0044】
【実施例】
図1を参照して、この実施例のコミュニケーションサービスシステム10は、インターネット12を介して接続された複数のユーザ側通信端末14a〜14dならびに複数のホスト側通信端末16a〜16eおよび18a〜18eを含む。このうち、ホスト側通信端末16a〜16eは共通の親サイト16に属し、ホスト側通信端末18a〜18eもまた共通の親サイト18に属する。ユーザ側通信端末は、発呼および着呼のいずれによっても他のユーザ側通信端末と通信を行い、また発呼によってホスト側通信端末と通信を行う。ホスト側通信端末は、ユーザ側通信端末から着呼があったときだけそのユーザ側通信端末と通信を行う。いずれの場合でも、通信は、リフレクタサーバ(中継器)20を介して行われる。
【0045】
ユーザ側通信端末14aおよび14bには、図2に示すようなマイク一体型カメラ22が接続される。カメラヘッドは骸骨の形状をした人形によって覆われ、カメラヘッドに設けられたカメラ装置22aの光学系は、骸骨の開口部を通して被写体像を捉える。他のユーザ側通信端末14cおよび14dに接続されるマイク一体型カメラ(図示せず)には、アニメーションのキャラクタの形状をした人形が取り付けられる。それぞれのマイク一体型カメラには、人形の形状に対応する識別情報が割当てられる。
【0046】
一方、親サイト16はホラーをテーマとするサイトであり、親サイト18はアニメーションをテーマとするサイトである。親サイト16は複数のホスト側通信端末16a〜16eによって構成され、親サイト18は複数のホスト側通信端末18a〜18eによって構成される。このようなホスト側通信端末にも上述と同様のマイク一体型カメラが個別に接続され、互いに異なる識別情報が各ホスト側通信端末に割り当てられる。
【0047】
識別情報は、図7に示すテーブルに対応する複数のカテゴリコードを含む。図7から分かるように、カテゴリコード1が掌握するカテゴリはカテゴリコード2が掌握するカテゴリよりも広く、カテゴリコード2が掌握するカテゴリはカテゴリコード3が掌握するカテゴリよりも広い。つまり、係数が大きくなるにつれてそのカテゴリコードが掌握するカテゴリが狭くなる。
【0048】
図2に示すマイク一体型カメラ22に割り当てられた識別情報は、“ホラー”を示すカテゴリコード1および“骸骨”を示すカテゴリコード2を含む。一方、ユーザ側通信端末14cおよび14dに接続されたマイク一体型カメラに“カバ君”の人形が取り付けられている場合、このマイク一体型カメラの割り当てられた識別情報は、“アニメーション”を示すカテゴリコード1,“PMランド”を示すカテゴリコード2および“カバ君”を示すカテゴリコード3を有する。
【0049】
親サイト16はホラーをテーマとするため、ホスト側通信端末16a〜16eはいずれも“ホラー”を示すカテゴリコード1を持つ。ただし、カテゴリコード2は、各ホスト側通信端末16a〜16eにおいて互いに異なる。たとえば、ホスト側通信端末16aは“骸骨”を示すカテゴリコード2を持ち、ホスト側通信端末16bは“吸血鬼”を示すカテゴリコード2を持ち、ホスト側通信端末16cは“人造人間”を示すカテゴリコード2を持つ。この結果、各ホスト側通信端末16a〜16eに割当てられた識別情報は、互いに異なる。
【0050】
親サイト18はアニメーションをテーマとしており、各ホスト側通信端末18a〜18eにも上述と同じ要領でカテゴリコード1〜3が割当てられる。つまり、カテゴリコード1はどの端末でも“アニメーション”を示すが、カテゴリコード2は複数の端末毎に異なり、カテゴリコード3は各端末毎に異なる。このようにして、互いに異なる識別情報がホスト側通信端末18a〜18eに割当てられる。
【0051】
マイク一体型カメラ22は、図3に示すように構成される。カメラ22a,不揮発性のメモリ22cおよびマイク22dはインタフェース22bと接続され、マイク一体型カメラ22は、このようなインタフェース22dによって通信端末14aまたは14bと接続される。カメラ22aから出力された被写体像の画像データおよびマイク22dから出力された音声データは、インタフェース22dを経て通信端末14aまたは14bに与えられる。識別情報は、メモリ22cに格納される。
【0052】
図4を参照して、ユーザ側通信端末14aは、CPU15bを含む。CPU15bは、バス15iを介してディスプレイ15a,キーボード15e,ワークメモリ15c,プログラムメモリ15e,周辺機器インタフェース15f,ネットワークインタフェース15gおよびリムーバブルメディアインタフェース15hと接続される。このような通信端末14aは、周辺機器インタフェース15fによって図2に示すマイク一体型カメラ22と接続され、ネットワークインタフェース15gによってインターネット12と接続される。
【0053】
さらに、ユーザ側通信制御プログラムが記録されたCD−ROM24がリムーバブルメディアインタフェース15hと接続され、ユーザ側通信制御プログラムは、このインタフェース15hを通してプログラムメモリ15dにインストールされる。また、マイク一体型カメラ22に割り当てられた識別情報は、メモリ22cから読み出されてワークメモリ15cに書きこまれる。
【0054】
ホスト側通信端末16aは、図5に示すように構成される。つまり、CPU17bが、バス17iを介してディスプレイ17a,キーボード17e,ワークメモリ17c,プログラムメモリ17e,周辺機器インタフェース17f,ネットワークインタフェース17gおよびリムーバブルメディアインタフェース17hと接続される。通信端末16aは、ネットワークインタフェース17gによってインターネットと接続され、周辺機器インタフェース17fによってマイク一体型カメラと接続され、そしてリムーバブルメディアインタフェース17hによってCD−ROM26と接続される。CD−ROM26にはホスト側通信制御プログラムが記録されており、この通信制御プログラムは、インタフェース17hを通してプログラムメモリ17dにインストールされる。また、マイク一体型カメラから読み出された識別情報は、ワークメモリ17cに格納される。
【0055】
リフレクタサーバ20は、図6に示すように構成される。つまり、CPU20a,ワークメモリ20b,プログラムメモリ20cおよびリムーバブルメディアインタフェース20dが、バス20eを介して互いに接続される。リフレクタサーバ20用の通信制御プログラムはCD−ROM28に記録され、この通信制御プログラムは、インタフェース20dを介してプログラムメモリ20cにインストールされる。
【0056】
なお、他のユーザ側通信端末14b〜14dは図4に示すように構成され、他のホスト側通信端末16b〜16eおよび18a〜18eもまた図5に示すように構成されるため、重複した説明は省略する。
【0057】
ユーザ側通信端末14a〜14dは、通信の開始時に、通信端末情報を接続状態の確立要求とともにリフレクタサーバ20に送信する。通信端末情報は、図8に示すようにアドレス情報,システム情報,属性情報および上述の識別情報を含む。アドレス情報は、この実施例のコミュニケーションサービスに加入したときに各通信端末に割当てられる。また、システム情報は、通信速度,通信形態,ユーザ情報,サービスの内容などを含む。さらに、属性情報は、自分がユーザ側端末であるかホスト側端末であるかや、自分のグレードを示す。
【0058】
ホスト側通信端末16a〜16eおよび18a〜18eもまた、通信の開始時に、同様の通信端末情報をリフレクタサーバ20に送信する。
【0059】
リフレクタサーバ20は、このような通信端末情報を受信したとき、通信端末情報を図6に示すワークメモリ20bに登録する。通信端末情報がワークメモリ20bに登録されると、それぞれの通信端末とリフレクタサーバとの接続が確立され、通信端末は待機状態となる。このような待機状態となった通信端末が、現時点で通信可能な通信端末となる。なお、リフレクタサーバ20は常に起動されており、ホスト側通信端末16a〜16eおよび18a〜18eもまた、常にリフレクタサーバ20と接続されている。
【0060】
ユーザが通信端末14aを用いて他のユーザまたはホストと通信を行うとき、ユーザ側通信端末14aに設けられたCPU15bは、図9〜図11に示すフロー図を処理する。また、リフレクタサーバ20に設けられたCPU20aは、図12および図13に示すフロー図に従って通信を中継し、ホスト側通信端末16aに設けられたCPU17bは、図14および図15に示すフロー図に従ってユーザと通信を行う。なお、図9〜図11に示すフロー図は、図4に示すCD−ROM24からプログラムメモリ15dにインストールされた通信制御プログラムに対応する。また、図12および図13に示すフロー図は、図6に示すCD−ROM28からプログラムメモリ20cにインストールされた通信制御プログラムに対応し、図14および図15に示すフロー図は、図5に示すCD−ROM26からプログラムメモリ17dにインストールされた通信制御プログラムに対応する。
【0061】
まず、図9〜図11を参照して、CPU15bは、まずステップS1でオペレータ(ユーザ)から接続指示が与えられたかどうか判断する。ここでYESであれば、CPU15bは、ステップS3でリフレクタサーバ20との接続状態の確立をリフレクタサーバ20に要求する。このとき、マイク一体型カメラ22に割当てられた識別情報を含む通信端末情報も、同時に送信する。CPU15bは続いて、ステップS5でリフレクタサーバ20との接続状態が確立されたかどうか判断する。リフレクタサーバ18から承認信号が入力されなければ、CPU15bは接続の確立に失敗したと判断し、ステップS7に進む。ステップS7では確立要求を3回出力したかどうか判断し、NOであればステップS3に戻るが、YESであればステップS9のエラー処理を経てステップS1に戻る。
【0062】
リフレクタサーバ20から承認信号が入力されると、CPU15bはリフレクタサーバ20との接続の確立に成功したと判断し、ステップS11でリフレクタサーバ20に通信端末情報を要求する。つまり、図6に示すワークメモリ20bに登録されている通信端末情報を要求する。このような要求があったとき、リフレクタサーバ20は、ワークメモリ20bに登録されているが未だ通信処理を行っていない状態(待機状態)にある通信端末の通信端末情報を、要求元に送信する。CPU15bは、リフレクタサーバ20から通信端末情報を入手できたかどうかをステップS13で判断し、入手できた場合にステップS13からステップS15に進む。ステップS15では、入手した通信端末情報に含まれる識別情報とワークメモリ15cに書き込まれた識別情報とを比較する。そして、比較した通信端末情報が共通の識別情報を持つかどうかをステップS17で判断する。
【0063】
ユーザ側通信端末14aが持つ識別情報は“ホラー”を示すカテゴリコード1と“骸骨”を示すカテゴリコード2を含む。このような識別情報と同じ識別情報を持つ通信端末は、ホスト側通信端末16aおよびユーザ側通信端末14bである。このため、ホスト側通信端末16aおよびユーザ側通信端末14bは、通信端末14aにとって特定通信端末となる。同時に、ユーザ側通信端末14bにとってはホスト側通信端末16aおよびユーザ側通信端末14aが特定通信端末となり、ホスト側通信端末16aにとってはユーザ側通信端末14aおよび14bが特定通信端末となる。このように、自分と共通する識別情報を持つ通信端末が特定通信端末であり、このような特定通信端末から出力された通信端末情報を特定通信端末情報と定義する。
【0064】
リフレクタサーバ20は待機状態にある通信端末情報を要求元に送信するので、通信端末16aまたは14bが待機状態であれば、CPU15bはステップS17でYESと判断する。これに対して、たとえば通信端末16aおよび14bが互いに通信処理を行っており、通信端末14aが特定通信端末情報を入手できなければ、CPU15bはステップS17でNOと判断する。
【0065】
ステップS17でYESと判断された場合、CPU15bはステップS21に進み、自分が持っている識別情報に対応するアイコン(キャラクタ)をディスプレイ15aに表示するとともに、待機状態にありかつ特定通信端末情報を除く通信端末情報をオンラインディレクトリに登録する。通信端末14aは“骸骨”を示すカテゴリコード2を持っているため、ディスプレイ15aには“骸骨”のキャラクタが表示される。なお、“骸骨”のキャラクタデータはワークメモリ15cに書き込まれており、このようなキャラクタは、待機状態にある特定通信端末の数だけ表示される。
【0066】
ステップS25では、ディスプレイ15aに表示されたアイコンがオペレータによって選択されたかどうか判断する。そして、YESであればステップS27に進み、選択されたアイコンに対応する特定通信端末への発呼処理をリフレクタサーバ20に要求する。ステップS29では、特定通信端末が当方の通信端末と接続されたかどうか判断する。特定通信端末から応答信号が送信されなかった場合、CPU15bは接続に失敗したと判断し、ステップS31でステップS27の処理を3回トライしたかどうか判断する。そして、NOであればステップS27に戻るが、YESであればステップS33のエラー処理を経てからステップS43に進む。
【0067】
特定通信端末から応答信号が送信された場合、CPU15bは特定通信端末との接続に成功したと判断し、ステップS35で通信処理を行う。これによって、ユーザ側通信端末14aのオペレータは、マイク一体型カメラ20を用いて特定通信端末側のオペレータと通話をすることができる。つまり、いわゆるテレビ電話が可能となる。通話相手がホストである場合、通話時間はホスト側でカウントされ、通話時間が所定のカウント値を超えると、ホストから新規の識別情報が送信される。このため、CPU15bは、ステップS37で新規の識別情報が受信されたかどうかを判断する。
【0068】
通話時間が所定のカウント値を超えない間、CPU15bはステップS37からステップS41に進み、いずれかのオペレータによって通信終了指示が入力されたかどうか判断する。そして、NOであれば、CPU15bはステップS35に戻り、通信処理を継続して行う。通話時間が所定のカウント値を超え、新規の識別情報を受信すると、CPU15bはステップS37でYESと判断し、ステップS39で識別情報を更新する。つまり、ワークメモリ15cに格納された識別情報を、受信した新規の識別情報によって更新するとともに、マイク一体型カメラ22のメモリ22cに格納されている識別情報も更新する。また、通信終了指示が入力されると、CPU15bはステップS41でYESと判断し、ステップS43に進む。なお、通信相手から終了信号が入力されたときに、相手方のオペレータが通信の終了を指示したと判断する。
【0069】
ステップS25でNOと判断されたとき、またはステップS19が処理されたとき、CPU15bは、ステップS45,S57およびS63を処理する。ステップS45では通信端末がオンラインディレクトリの中から選択されたかどうかを判断し、ステップS57ではリフレクタサーバ20から着呼があったかどうかを判断し、ステップS63では通信終了指示が与えられたかどうかを判断する。これらのいずれもNOであれば、CPU15bはステップS63からステップS11に戻り、上述の処理を繰り返す。なお、ステップS63の処理はステップS13でNOと判断されたときも実行される。
【0070】
オンラインディレクトリの中から所望の通信端末が選択されると、CPU15bはステップS45からステップS47に進み、選択された通信端末に対する発呼処理をリフレクタサーバ20に要求する。ステップS49では、この発呼処理要求(通信開始要求)によって所望の通信端末との接続に成功したかどうか判断する。そして、接続に失敗したときは、ステップS51で所望の通信端末との接続が3回トライされたかどうか判断する。ここでNOであればステップS47に戻り、YESであれば、ステップS52でエラー処理を行ってからステップS43に進む。
【0071】
所望の通信端末との接続に成功した場合、CPU15bは、ステップS53で通信処理を行うとともに、ステップS55で通信終了指示が当方または通信相手から与えられたかどうかを判断する。CPU15bは、通信終了指示が与えられない限りステップS53の処理を繰り返すが、通信終了指示が与えられると、ステップS43に進む。なお、オンラインディレクトリから選択された通信端末は特定通信端末ではないため、ステップS53およびステップS55の間でステップS37およびS39のような識別情報の更新処理が行われることはない。
【0072】
リフレクタサーバ20から着呼があった場合、CPU15bはステップS57からステップS58に進み、発呼元の通信端末情報をワークメモリ15cに書き込む。発呼元の通信端末情報は、発呼信号とともにリフレクタサーバ20から出力される。ステップS58では、この通信端末情報をワークメモリ15cに書き込む。CPU15bはさらに、ステップS59で発呼元のユーザ情報を通信端末情報から検出し、ディスプレイ15aに表示する。オペレータがこの発呼信号に応答すると、CPU15bはステップS61で要求元に応答信号を出力し、その後ステップS53に進む。
【0073】
通信端末14a側のオペレータがオンラインディレクトリから通信端末を選択せずかつ着呼もない状態(通信端末14aが待機している状態)において、通信端末14a側のオペレータが通信終了指示を入力すると、CPU15bはステップS63でYESと判断する。このとき、CPU15bはステップS43に進む。
【0074】
ステップS43では、通信終了処理を行う。自ら終了指示を入力した場合、エラー処理が実行された場合、または待機状態において通信終了が指示された場合、CPU15bは、終了信号をリフレクタサーバ20に出力してから接続を解除する。一方、通信相手が終了指示を入力した場合、終了信号を出力することなく処理を終了する。
【0075】
リフレクタサーバ20に設けられたCPU20aは、図12および図13に示すフロー図に従ってユーザ間またはユーザ・ホスト間の通信を中継する。
【0076】
CPU20aは、ステップS71,S77,S81およびS89を処理して、どのような要求が通信端末から与えられたかを判別する。具体的には、リフレクタサーバ20に対する接続確立要求の有無をステップS71で判別し、通信端末情報の要求の有無をステップS77で判別する。また、所望の通信端末に対する発呼処理要求(通信開始要求)の有無をステップS81で判別し、通信終了要求の有無をステップS89で判別する。
【0077】
リフレクタサーバ20に対する接続確立要求があれば、CPU20aはステップS71からステップS73に進み、承認信号を要求元の通信端末に送信する。さらに、ステップS75で要求元の通信端末情報をワークメモリ20bに登録する。つまり、要求元の通信端末は接続確立要求とともに通信端末情報を送信するため、ステップS75ではこの通信端末情報をワークメモリ20bに書き込む。
【0078】
通信端末情報の要求があれば、CPU20aは、ステップS77からステップS79に進む。そして、ワークメモリ20bに登録された通信端末情報のうち待機状態にある通信端末情報だけを要求元の通信端末に送信する。
【0079】
所望の通信端末に対する発呼処理要求があれば、CPU20aはステップS81からステップS83に進み、所望の通信端末に対する発呼処理を行う。これによって、発呼信号が要求元の通信端末情報とともに所望の通信端末に送信される。所望の通信端末には着呼があり、所望の通信端末のオペレータがこの着呼に応答すると、応答信号がリフレクタサーバ20に返送される。CPU20aは、このような応答信号の有無をステップS85で判別し、応答信号があれば、ステップS87で中継処理を行う。
【0080】
通信端末から通信終了要求があると、CPU20aはステップS89でYESと判断する。通信端末から送信される終了信号が通信終了要求を意味し、CPU20aは、終了信号が与えられたときステップS91で通信終了処理を行う。通信状態にある2つの通信端末の一方から終了信号が出力されたとき、ステップS91では、他方の通信端末にこの終了信号を送信するとともに、この2つの通信端末の通信端末情報をワークメモリ20bから削除する。一方、待機状態またはエラー状態にある通信端末から終了信号が出力されたとき、ステップS91では出力元の通信端末情報をワークメモリ20bから削除する。このとき、終了信号が別の通信端末に送信されることはない。
【0081】
ホスト側通信端末16aに設けられたCPU17bは、図14および図15に示すフロー図に従って、ユーザ側通信端末と通信を行う。
【0082】
CPU17bは、まずステップS103でリフレクタサーバ20との接続確立要求を自分の通信端末情報とともにリフレクタサーバ20に送信する。CPU17bは続いてステップS105に進み、リフレクタサーバ20との接続に成功したかどうかを承認信号によって判断する。接続に失敗したときは、ステップS107でステップS103の処理を3回トライしたかどうか判断し、NOであればステップS103に戻るが、YESであれば、ステップS109のエラー処理行う。
【0083】
リフレクタサーバ20との接続に成功した場合、CPU17bはステップS105からステップS113に進み、リフレクタサーバ20からの着呼を待つ。リフレクタサーバ20から発呼信号および通信端末情報が与えられると、CPU17bは、ステップS113で着呼があったと判断する。すると、CPU17bは、ステップS115で発呼元の通信端末情報をワークメモリ17cに書き込み、ステップS117で発呼元のユーザ情報をディスプレイ17aに表示する。
【0084】
オペレータがこの着呼に応答すると、CPU17bはステップS119でYESと判断し、ステップS121で応答信号をリフレクタサーバ20に返送する。さらに、ステップS123で発呼元のユーザ側通信端末との間で通信処理を行う。ホスト側通信端末16aは、発呼元が共通の識別情報を持つ特定通信端末であるかどうかを問わず、通話時間をカウントする。カウントされる通話時間は、1回の通話が終了した後も保持され、同じ通信端末との通信の度に累積されていく。
【0085】
ステップS125では、合計の通話時間が所定のカウント値を超えたかどうかを判断する。そして、NOであればそのままステップS129に進むが、YESであれば新規の識別情報を相手方に送信してからステップS129に進む。ステップS129では通信終了指示が入力されたかどうかを判断し、NOであればステップS123に戻るが、YESであればステップS131で通信終了処理を経てステップS103に戻る。ステップS131では、上述のステップS43と同様の処理を行う。つまり、自ら終了指示を入力したときは、リフレクタサーバ20に終了信号を出力してから接続を解除する。一方、相手方が終了指示を入力したときは、終了信号を出力することなく接続を解除する。
【0086】
通信先のユーザ側通信端末が特定通信端末である場合、このユーザ側通信端末が持つ識別情報は、新規の識別情報によって更新される。この新規識別情報は、次回に通話相手となるホスト側通信端末を示す。つまり、識別情報が更新される前のユーザ側通信端末にとっては、ホスト側通信端末16aが特定通信端末となるが、識別情報が更新されると、更新後の識別情報と同じ識別情報を持つホスト側通信端末が特定通信端末となる。なお、通信先のユーザ側通信端末が特定通信端末でなければ、そのユーザ側通信端末は新規識別情報の受信処理を行わず、この結果、識別情報が更新されることもない。
【0087】
ホスト側通信端末16aが出力する新規の識別情報は、具体的には、“ホラー”を示すカテゴリコード1と“吸血鬼”を示すカテゴリコード2を含む。このため、ユーザ側通信端末14aのオペレータがホスト側通信端末16aと所定時間以上通話すると、“ホラー”を示すカテゴリコード1と“骸骨”を示すカテゴリコード2を含む現識別情報が、新規識別情報によって更新される。新規識別情報と同じ識別情報はホスト側通信端末16bに割り当てられており、ユーザ側通信端末14aが次回に通信を行う特定通信端末は、ホスト側通信端末16bとなる。このように、識別情報は通話時間に応じて更新され、特定通信端末は同じ親サイト内で順次変化していく。言うまでもなく、特定通信端末は、ユーザ側でも順次変化していく。
【0088】
ユーザ側通信端末14aがホスト側通信端末16aにアクセスする場合、ユーザ側通信端末14aに設けられたディスプレイ15aの画面は、次のように変化する。リフレクタサーバ20との接続の確立を試みているとき、画面には図16に示す画像が表示される。動画フレーム内には“接続中”の文字が表示される。リフレクタサーバ20との接続に成功し、リフレクタサーバ20から通信端末情報が送信されると、図17に示す画像がディスプレイ17aに表示される。動画フレームには“おはなししようよ!”の文字が表示され、動画フレームの左側にはマイク一体型カメラ22によって撮影された当方のオペレータの顔が表示される。さらに、ホスト側通信端末16aが待機状態にあれば、“骸骨”のアイコンが動画フレームの下側に表示される。つまり、現識別情報が“骸骨”を示すカテゴリコード2を持っているため、“骸骨”のアイコンが表示される。
【0089】
ここで、当方のオペレータが“骸骨”のアイコンをクリックすると、ホスト側通信端末16aに対する発呼処理要求が出力される。この発呼処理要求にホスト側通信端末16aのオペレータが応答すると、ユーザ側通信端末14aとホスト側通信端末16aとがリフレクタサーバ20を介して接続される。この結果、図18に示すように、ホスト側のオペレータが動画フレームに表示される。当方および相手方のオペレータは、音声および画像による通話が可能となる。なお、所定時間以上の通話を行い、“吸血鬼”を示すカテゴリコード2を含む識別情報を入手した場合、次回の接続時は、“吸血鬼”のアイコンが動画フレームの下側に表示される。
【0090】
一方、ホスト側通信端末16aがユーザ側通信端末14aによってアクセスされるとき、ホスト側通信端末16aに設けられたディスプレイ17aの表示は、次のように変化する。ユーザ側通信端末14aがアクセスしてくる前(待機状態)は、図19に示すような画像がディスプレイ17aに表示される。動画フレームには“通信待ち”の文字が表示され、動画フレームの左側には親サイト側のオペレータが表示される。ユーザ側通信端末14aから発呼があり、オペレータがこれに応答すると、ユーザ側通信端末14aとホスト側通信端末16aとがリフレクタサーバ20を介して接続される。この結果、ユーザ側のオペレータの顔が動画フレーム内に表示され、通話が可能となる。動画フレームの下側には、ユーザ情報が表示される。
【0091】
図21を参照して、他の実施例のマイク一体型カメラ30では、カメラヘッドが外部に露出している。つまり、図2に示すマイク一体型カメラ22ではカメラヘッド22aが骸骨の形状を持つ人形によって覆われているが、このマイク一体型カメラ30にはこのような人形は取り付けられていない。代わりに、カメラ装置30aの上部にディスプレイ装置30hが設けられ、これに自分の識別情報に関連するキャラクタが表示される。マイク一体型カメラ30は、図22に示すように構成される。インタフェース30bにカメラ装置30a,メモリ30cおよびマイク30dが接続される点は図3に示すマイク一体型カメラ22と同じであるが、これに加えてカードリーダ/ライタ30eおよび上述のディスプレイ装置30hがインタフェース30bに接続される。
【0092】
カードスロット30fには、パンチ穴,磁気あるいはホログラムによって識別情報が記録されたカードが装着される。カードに記録された識別情報はカードリーダ/ライタ30eによって読み取られ、メモリ30cに書き込まれる。メモリ30cに書き込まれた識別情報は、インタフェース30bに接続されたユーザ側通信端末に出力されるとともに、ディスプレイ装置30hに与えられる。ディスプレイ装置30hの画面には、識別情報に対応するキャラクタが表示される。
【0093】
“ホラー”を示すカテゴリコード1および“骸骨”を示すカテゴリコード2を持つ識別情報が記録されたカードをカードスロット30fに装着すると、この識別情報がメモリ30cに格納され、かつ“骸骨”のキャラクタがディスプレイ30hに表示される。また、このカードをカードスロット30fから抜き出して、“アニメーション”を示すカテゴリコード1および“カバ君”を示すカテゴリコード2をもつ識別情報が記録された別のカードを装着すると、メモリ30cに格納されていた識別情報がこの別のカードに記録された識別情報によって更新される。さらに、ディスプレイに表示されるキャラクタが“骸骨”から“カバ君”に切り換わる。
【0094】
所定時間以上の通話によってホスト側通信端末から新規の識別情報が送信されたときは、メモリ30cの識別情報が新規の識別情報によって更新され、ディスプレイ30hに表示されるキャラクタも切り換わる。さらに、新規識別情報が、カードリーダ/ライタ30eによってカードに書き込まれる。具体的には、カードに記録された識別子が新規識別情報によって更新される。
【0095】
他の実施例のコミュニケーションサービスシステムでは、ユーザ側通信端末,ホスト側通信端末およびリフレクタサーバは、図1に示す形態でインターネットによって互いに接続される。さらに、ユーザ側通信端末,ホスト側通信端末およびリフレクタサーバは図4〜図6に示すように構成され、ホスト側通信端末は図15に示すフロー図を処理する。ただし、ユーザ側通信端末は図23〜図25に示すフロー図を処理し、リフレクタサーバは図26および図27に示すフロー図を処理する。つまり、この実施例のコミュニケーションサービスシステムは、ユーザ側通信端末およびリフレクタサーバが処理するフロー図を除き、図1実施例と同じである。
【0096】
まず、図23を参照して、ユーザ側通信端末に設けられたCPUは、ステップS141でオペレータ(ユーザ)から接続指示が与えられたかどうか判断する。ここでYESであれば、CPUはステップS143に進み、接続確立要求を自分の通信端末情報とともにリフレクタサーバに出力する。そして、ステップS145で接続状態の確立に成功したかどうか判断する。ここでNOであれば、ステップS147で接続状態の確立を3回試みたかどうか判断する。そして、NOであればステップS143に戻るが、YESであればステップS149でエラー処理を行い、ステップS141に戻る。なお、ステップS143では、自分の通信端末情報もリフレクタサーバに出力する。
【0097】
一方、ステップS145でYESであればステップS153に進み、リフレクタサーバから通信端末情報を入手できたかどうか判断する。この実施例では、リフレクタサーバは、接続要求とともに受信した通信端末情報に基づいて特定通信端末情報(共通の識別情報を持つ通信端末情報)を検出し、検出した特定通信端末情報を要求元の通信端末に送信する。このため、ステップS153では、特定通信端末情報を受信したときにYESと判断し、何も受信できなかったときにNOと判断する。ステップS153でYESと判断したとき、CPUはステップS155に進み、対応するアイコンをディスプレイに表示する。自分が持っている識別情報が“ホラー”を示すカテゴリコード1および“骸骨”を示すカテゴリコード2を含んでいる場合は、“骸骨”のキャラクタがディスプレイに表示される。
【0098】
ステップS157では、このアイコンがユーザによってクリックされたかどうか判断する。ここでYESであれば、CPUは、ステップS159で特定通信端末に対する発呼処理をリフレクタサーバに要求し、ステップS161に進む。ステップS161では、特定通信端末との接続に成功したかどうかを応答信号の有無で判断する。接続に失敗した場合、CPUはステップS163で発呼処理の要求を3回試みたかどうか判断し、NOであればステップS159に戻るが、YESであればステップS165でのエラー処理を経てステップS175に進む。
【0099】
特定通信端末との接続に成功した場合、CPUはステップS167で特定通信端末と通信処理を行う。さらに、ステップS169で特定通信端末から新規の識別情報を受信したかどうか判断する。ここでNOであればそのままステップS173に進むが、YESであればステップS171で現識別情報を新規識別情報によって更新してからステップS173に進む。ステップS173では、ユーザまたはホストから通信終了指示が与えられたかどうかを判断する。そして、NOであればステップS167に戻るが、YESであればステップS175に進み、通信終了処理を行ってから処理を終了する。
【0100】
ステップS153またはS157でNOと判断された場合、CPUは、ステップS177で着呼があったかどうか判断する。この着呼は、自分と共通の識別情報を持つ通信端末からの発呼に基づくものである。リフレクタサーバは、ワークメモリに登録された通信端末情報の中から各通信端末毎に特定通信端末情報を検出し、検出した特定通信端末情報をそれぞれの通信端末に配信する。このため、リフレクタサーバがそれぞれの通信端末から受信する発呼処理要求は特定通信端末に対するものに限られる。したがって、ステップS177で着呼ありと判断した場合、この着呼は特定通信端末からの発呼に基づく。
【0101】
ユーザがこの着呼に応答すると、CPUはステップS179でYESと判断し、ステップS181で応答信号をリフレクタサーバに出力するとともに、ステップS183で発呼元の特定通信端末と通信処理を行う。相手方および当方のいずれのオペレータも通信終了指示を与えない限り、CPUはステップS183を繰り返し処理するが、いずれかから通信終了指示が与えられるとCPUはステップS185からステップS175に進む。リフレクタサーバと接続されたが通信端末と通信を行っていない状態(待機状態)で、ユーザが通信終了指示を入力すると、CPUはステップS187でYESと判断し、ステップS175に進む。
【0102】
なお、ホスト側通信端末は自ら発呼を行うことはなく、この結果、ステップS183およびS185の間に新規の識別情報を受信する処理を設ける必要はない。
【0103】
図26を参照して、リフレクタサーバに設けられたCPUは、まずステップS191で通信端末から接続状態の確立要求が与えられたかどうかを判断する。確立要求があれば、CPUはステップS193に進み、要求元の通信端末と同じ識別情報を持つ特定通信端末情報を検出する。さらに、ステップS195でこ特定通信端末情報を承認信号とともに要求元の通信端末に送信し、ステップS197で要求元の通信端末情報をワークメモリに書きこむ。
【0104】
続くステップS199では、通信端末から発呼処理要求が与えられたかどうか判断する。発呼処理要求があった場合、CPUはステップS201で要求先の通信端末に対する発呼処理を行い、さらにステップS203で要求先の通信端末がこの発呼に応答したかどうか判断する。応答信号を受信するとCPUはステップS203でYESと判断し、ステップS205で要求元の通信端末と要求先の通信端末との間で中継処理を行う。ステップS207では、通信端末から通信終了要求(終了信号)が与えられたかどうか判断する。そして、通信終了要求があえれば、ステップS209で通信終了処理を行う。
【0105】
このように、通信端末から接続確立要求を受けたリフレクタサーバは、ワークメモリに保持している通信端末情報の中から特定通信端末情報を検出し、検出した特定通信端末情報を要求元の通信端末に送信する。このため、それぞれの通信端末は自分で特定通信端末情報を検出する必要がない。
【0106】
なお、ホスト側通信端末は図1実施例と同様の処理を行うが、これは、ホスト側が受動的に通信を行うのみであり、特定通信端末を把握する必要がないからである。
【0107】
これらの実施例では、待機状態にある通信端末の中に自分と同じ識別情報を持つ特定通信端末が含まれている場合、所定のアイコンがディスプレイに表示される。このため、オペレータは特定の通信相手を容易に見つけることができる。また、特定通信端末がホスト側通信端末である場合、通話時間に応じて識別情報が更新される。このため、異なるホストと気軽に通話を楽しむことができる。
【0108】
以上の実施例では、ユーザはホストまたは他のユーザと通話を楽しむ場合について説明したが、この発明は、ユーザがホストとゲームを楽しむ場合にも適用できる。この場合、ユーザ側通信端末に接続する周辺機器として図28に示すゲーム機器32を準備するとともに、各ゲーム機器およびホスト側通信端末に割り当てる識別情報に、図29に示すカテゴリコードを持たせるようにすることが考えられる。
【0109】
具体的に説明すると、ゲーム機器32は、インタフェース32bに接続された操作キー32aを含む。インタフェース32bには、操作キー32aの他にCPU32c,ディスプレイ32dおよびメモリ32eが接続される。メモリ32eには識別情報が格納されている。ユーザ側通信端末は、上述と同じ要領で、リフレクタサーバを介して特定通信端末と接続される。すると、特定通信端末は所定のゲームプログラムをユーザ側通信端末にダウンロードし、ダウンロードされたゲームプログラムはメモリ32eに書き込まれる。オペレータが操作キーによってゲームプログラムを立ち上げると、このプログラムがCPU32cによって処理される。ゲーム画面はディスプレイ32dに表示され、オペレータは操作キー32aによってゲームを楽しむことができる。
【0110】
さらに、オペレータが所定の条件をクリアすると、ホスト側通信端末から新規の識別情報がダウンロードされる。メモリ32eに書き込まれている現識別情報は、この新規の識別情報によって更新される。このため、ユーザが次にゲームを楽しむときは、ユーザ側通信端末は別のホスト側通信端末にアクセスする。この結果、新規のゲームプログラムがダウンロードされる。
【0111】
図29を参照して、メモリ32eには当初、“対戦ゲーム”を示すカテゴリコード1,“すもう”を示すカテゴリコード2および“序の口”を示すカテゴリコード3を含む識別情報が格納される。このため、最初は“序の口”の力士が対戦相手となるゲームプログラムがホスト側通信端末からダウンロードされる。オペレータがこの力士に勝つと、カテゴリコード3が“序の口”から“序二段”に変更された識別情報がホスト側通信端末から送信される。このため、ユーザ側通信端末は、別のホスト側通信端末にアクセスできることとなる。この別のホスト側通信端末は、“序二段”の力士が対戦相手となるゲームプログラムを持っており、アクセス元にこのようなゲームプログラムをダウンロードする。
【0112】
以上のようなゲーム機器を用いたコミュニケーションサービスシステムでは、ゲームをクリアしたときにホスト側から新規の識別情報が送信される。このため、それぞれの識別情報に対応するゲームをホスト側に準備することによって、ユーザは、ゲームをクリアする毎に新たなゲームを速やかに入手することができる。
【0113】
なお、以上の実施例では、各通信端末間の通信をインターネットを介して行うようにしたが、通信に用いるネットワークは、イントラネットやLAN(Local Area Network)であってもよい。
【0114】
また、図2によれば、マイク一体型カメラのカメラヘッドに識別情報に対応するキャラクタの人形を取り付けるようにしたが、人形の代わりに写真、絵、文字、音声などでキャラクタを表すようにする場合でも、識別情報の内容を容易に認識することができる。また、図2および図21に示すいずれのマイク一体型カメラも机の上などに配置できるようにスタンドが形成されているが、マイク一体型カメラにクリップを設け、このクリップによってマイク一体型カメラを液晶ディスプレイの周辺に取り付けるようにしてもよい。
【0115】
さらに、ユーザ側通信制御プログラムは、このプログラムが記録されたCD−ROMをマイク一体型カメラなどの周辺機器とともに販売してユーザに提供したり、ホスト側通信端末からユーザ側通信端末にダウンロードしてユーザに提供するようにしてもよい。さらに、このプログラムを通信端末にプリインストールして販売するようにしてもよい。
【0116】
また、以上の実施例では、新規識別情報はホスト側通信端末が保持し、所定の条件が満たされたときにホスト側通信端末から出力するようにしているが、新規識別情報をリフレクタサーバに持たせ、ホスト側通信端末からの指示によってリフレクタサーバからユーザ側通信端末に送信するようにしてもよい。さらに、以上の実施例では、ユーザ側通信端末が新規識別情報を受信したとき、カードやワークメモリなどに格納された現識別情報が新規識別情報によって更新されるが、新規識別情報はメモリに追記するようにしてもよい。この場合、現識別情報は、新規識別情報によって上書きされることなくメモリに保持され続け、オペレータは、所望の識別情報を選択することによって通信相手を変更することができる。
【0117】
さらに、以上の実施例では、ユーザ側通信端末が特定通信端末情報を受信したとき、現識別情報に対応するキャラクタ(アイコン)をディスプレイに表示するようにしているが、このような可視情報とともにあるいは可視情報に代えてキャラクタに関連する音声を出力するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例を示す図解図である。
【図2】通信端末に接続される周辺機器に一例を示す斜視図である。
【図3】図2実施例の一部を示すブロック図である。
【図4】ユーザ側通信端末を示すブロック図である。
【図5】ホスト側通信端末を示すブロック図である。
【図6】リフレクタサーバを示すブロック図である。
【図7】識別情報に含まれるカテゴリコードを示すテーブルである。
【図8】通信端末情報に構成を示す図解図である。
【図9】図4に示すユーザ側通信端末の動作の一部を示すフロー図である。
【図10】図4に示すユーザ側通信端末の動作の他の一部を示すフロー図である。
【図11】図4に示すユーザ側通信端末の動作のその他の一部を示すフロー図である。
【図12】図6に示すリフレクタサーバの動作の一部を示すフロー図である。
【図13】図6に示すリフレクタサーバの動作の他の一部を示すフロー図である。
【図14】図5に示すホスト側通信端末の動作の一部を示すフロー図である。
【図15】図5に示すホスト側通信端末の動作の他の一部を示すフロー図である。
【図16】図4に示すユーザ側通信端末の動作の一部を示す図解図である。
【図17】図4に示すユーザ側通信端末の動作の他の一部を示す図解図である。
【図18】図4に示すユーザ側通信端末の動作のその他の一部を示す図解図である。
【図19】図6に示すホスト側通信端末の動作の一部を示す図解図である。
【図20】図5に示すホスト側通信端末の動作の他の一部を示す図解図である。
【図21】通信端末に接続される周辺機器の他の一例を示す図解図である。
【図22】図21に示す周辺機器のブロック図である。
【図23】他の実施例に適用されるユーザ側通信端末の動作の一部を示すフロー図である。
【図24】図23に示すフロー図の続きの一部を示すフロー図である。
【図25】図23に示すフロー図の続きの他の一部を示すフロー図である。
【図26】他の実施例に適用されるリフレクタサーバの動作の一部を示すフロー図である。
【図27】図26に示すフロー図の続きを示すフロー図である。
【図28】通信端末に接続される周辺機器のその他の一例を示すブロック図である。
【図29】図28に示す周辺機器を用いる場合に適用される識別情報を示すテーブルである。
【符号の説明】
10…コミュニケーションサービスシステム
12…インターネット
14a〜14d…ユーザ側通信端末
16a〜16e,18a〜18e…ホスト側通信端末
20…リフレクタサーバ

Claims (12)

  1. コミュニケーションのテーマのカテゴリを識別するカテゴリ識別情報と自端末を識別する端末識別情報とを含む通信端末情報を保持する相手通信端末と中継器を介して通信を行う通信端末において、
    前記カテゴリ識別情報を記憶するメモリ、
    前記中継器との接続状態を確立する確立手段、
    前記中継器と接続された前記相手通信端末が保持する前記通信端末情報を前記中継器から受信する第1受信手段、
    前記第1受信手段によって受信された1または2以上の前記通信端末情報の中から前記メモリに記憶された前記カテゴリ識別情報と同一の前記カテゴリ識別情報を含む特定通信端末情報を特定する特定手段、
    前記特定手段によって特定された前記特定通信端末情報の数だけ、前記メモリに記憶された前記カテゴリ識別情報が示すカテゴリに対応するキャラクタを表示する表示手段、
    前記表示手段によって表示された前記キャラクタが選択されると、当該キャラクタに対応する特定通信端末情報に含まれる端末識別情報が示す前記相手通信端末との通信の開始を前記中継器に要求する要求手段、および
    前記要求手段が前記中継器に通信の開始を要求した前記相手通信端末との間で通信を行う通信手段を備える、通信端末。
  2. 前記メモリは前記カテゴリ識別情報と前記端末識別情報とを含む前記通信端末情報を記憶し、
    前記確立手段は前記接続状態の確立要求を前記メモリに記憶された前記通信端末情報とともに前記中継器に送信する送信手段を含む、請求項1記載の通信端末。
  3. 前記通信手段によって通信が行われている前記相手通信端末から送信された新規なカテゴリ識別情報を受信する第2受信手段、および
    前記第2受信手段が受信した新規なカテゴリ識別情報で前記メモリに記憶されている前記カテゴリ識別情報を更新する更新手段をさらに備える、請求項1または2記載の通信端末。
  4. 前記キャラクタは、前記メモリに記憶された前記カテゴリ識別情報が示すカテゴリに対応する形状を有する請求項1ないし3のいずれかに記載の通信端末。
  5. 前記通信手段により前記相手通信端末と音声通信を行うマイクをさらに備える、請求項1ないし4のいずれかに記載の通信端末。
  6. 前記通信手段により前記相手通信端末と画像通信を行うカメラをさらに備える、請求項1ないし5のいずれかに記載の通信端末。
  7. コミュニケーションのテーマのカテゴリを識別するカテゴリ識別情報と自端末を識別する端末識別情報とを含む通信端末情報を保持する相手通信端末と中継器を介して通信を行う通信端末に、
    前記中継器との接続状態を確立する確立ステップ、
    前記中継器と接続された前記相手通信端末が保持する前記通信端末情報を前記中継器から受信する第1受信ステップ、
    前記第1受信ステップにおいて受信した1または2以上の前記通信端末情報の中から自端末のメモリに記憶された前記カテゴリ識別情報と同一の前記カテゴリ識別情報を含む特定通信端末情報を特定する特定ステップ、
    前記特定ステップにおいて特定された前記特定通信端末情報の数だけ、前記メモリに記憶された前記カテゴリ識別情報が示すカテゴリに対応するキャラクタを表示する表示ステップ、
    前記表示ステップにおいて表示された前記キャラクタが選択されると、当該キャラクタに対応する特定通信端末情報に含まれる端末識別情報が示す前記相手通信端末との通信の開始を前記中継器に要求する要求ステップ、および
    前記要求ステップにおいて前記中継器に通信の開始を要求した前記相手通信端末との間で通信を行う通信ステップを実行させるプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 前記確立ステップは、前記接続状態の確立要求を前記メモリに記憶された前記カテゴリ識別情報と前記端末識別情報とを含む前記通信端末情報とともに前記中継器に送信する送信ステップをさらに含む、請求項7記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 前記通信ステップにおいて通信が行われている前記相手通信端末から送信された新規なカテゴリ識別情報を受信する第2受信ステップ、および
    前記第2受信ステップにおいて受信した新規なカテゴリ識別情報で前記メモリに記憶されている前記カテゴリ識別情報を更新する更新ステップをさらに含む、請求項7または8記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. コミュニケーションのテーマのカテゴリを識別するカテゴリ識別情報と自端末を識別する端末識別情報とを含む通信端末情報を保持する相手通信端末と中継器を介して通信を行う通信端末の制御方法であって、
    前記中継器との接続状態を確立する確立ステップ、
    前記中継器と接続された前記相手通信端末が保持する前記通信端末情報を前記中継器から受信する第1受信ステップ、
    前記第1受信ステップにおいて受信した1または2以上の前記通信端末情報の中から自端末のメモリに記憶された前記カテゴリ識別情報と同一の前記カテゴリ識別情報を含む特定通信端末情報を特定する特定ステップ、
    前記特定ステップにおいて特定された前記特定通信端末情報の数だけ、前記メモリに記憶された前記カテゴリ識別情報が示すカテゴリに対応するキャラクタを表示する表示ステップ、
    前記表示ステップにおいて表示された前記キャラクタが選択されると、当該キャラクタに対応する特定通信端末情報に含まれる端末識別情報が示す前記相手通信端末との通信の開始を前記中継器に要求する要求ステップ、および
    前記要求ステップにおいて前記中継器に通信の開始を要求した前記相手通信端末との間で通信を行う通信ステップを含む、通信端末の制御方法。
  11. 前記確立ステップは、前記接続状態の確立要求を前記メモリに記憶された前記カテゴリ識別情報と前記端末識別情報とを含む前記通信端末情報とともに前記中継器に送信する送信ステップをさらに含む、請求項10記載の通信端末の制御方法。
  12. 前記通信ステップにおいて通信が行われている前記相手通信端末から送信された新規なカテゴリ識別情報を受信する第2受信ステップ、および
    前記第2受信ステップにおいて受信した新規なカテゴリ識別情報で前記メモリに記憶されている前記カテゴリ識別情報を更新する更新ステップをさらに含む、請求項10または11記載の通信端末の制御方法。
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