JP2000324460A - 通信端末、中継器、周辺機器およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

通信端末、中継器、周辺機器およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2000324460A
JP2000324460A JP13293799A JP13293799A JP2000324460A JP 2000324460 A JP2000324460 A JP 2000324460A JP 13293799 A JP13293799 A JP 13293799A JP 13293799 A JP13293799 A JP 13293799A JP 2000324460 A JP2000324460 A JP 2000324460A
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 通信端末14aが中継器20との間で接続を
確立するとき、通信端末14aに設けられたCPUは、
接続確立要求を自分の識別情報を含む通信端末情報とと
もに中継器20に出力する。通信端末14aと中継器2
0との接続が確立されると、中継器20は、同様にして
自分と接続状態を確立している別の通信端末の通信端末
情報を通信端末14aに送信する。CPUは、受信した
通信端末情報の中から自分と共通の識別情報を持つ特定
通信端末情報を検索し、特定通信端末情報が見つかる
と、自分の識別子に対応するキャラクタをディスプレイ
に表示する。 【効果】 特定端末情報を受信したときに所定のキャラ
クタをディスプレイに表示するようにしたため、特定の
通信相手を容易に見つけることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通信端末、中継器、
周辺機器およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体に
関し、特にたとえば、ネットワークを介した通信に適用
される、通信端末、中継器、周辺機器およびコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットを利用した電話通信を可
能とするソフトウェアとして、VocalTec Communication
s Ltd.のインターネットフォンがある。このソフトウェ
アをインストールした通信端末をインターネットに接続
し、インターネット上でこのソフトウェアを立ち上げる
と、通信端末がコールセンタ(中継器)と接続される。
この状態でグローバルオンラインディレクトリをクリッ
クすると、現時点でコールセンタに接続されている他の
通信端末のリストが表示される。このリストから所望の
通信端末を選択すれば、自身の通信端末がコールセンタ
を介して所望の通信端末と接続される。インターネット
フォンでは、以上のようにして所望の相手との電話通信
が可能となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、グローバルオ
ンラインディレクトリには現時点でコールセンタに接続
されている全ての通信端末が登録されているため、イン
ターネットフォンのユーザーが多くなるほど、このディ
レクトリの中から特定の通信相手を探し出すのは困難で
あった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、特
定の通信相手を容易に見つけることができる、通信端末
を提供することである。
【0005】この発明の他の目的は、このような通信端
末と協働する、中継器を提供することである。
【0006】この発明のその他の目的は、このような通
信端末と協働する、別の通信端末を提供することであ
る。
【0007】この発明のさらにその他の目的は、このよ
うな通信端末と協働する、周辺機器を提供することであ
る。
【0008】この発明のさらにその他の目的は、特定の
通信相手を容易に見つけることができる、コンピュータ
読み取り可能な記録媒体を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、中継器を
介して通信を行う通信端末において、識別子を保持する
メモリ、中継器との接続状態を確立する確立手段、中継
器と接続された別の通信端末の識別子を中継器から受信
する第1受信手段、第1受信手段によって受信された複
数の識別子の中からメモリに保持された識別子に関連す
る特定識別子を検索する検索手段、および検索手段の検
索結果に応じて所定キャラクタを表示する表示手段を備
えることを特徴とする、通信端末である。
【0010】確立手段によって中継器との接続状態が確
立されると、中継器と接続された別の通信端末の識別子
が、第1受信手段によって中継器から受信される。検索
手段は、第1受信手段によって受信された複数の識別子
の中からメモリに保持された識別子に関連する特定識別
子を検索し、表示手段は、検索手段の検索結果に応じて
所定キャラクタを表示する。
【0011】このように、検索手段が複数の識別子の中
から特定識別子を検索し、表示手段が検索手段の検索結
果に応じて所定キャラクタを表示するようにしたため、
特定の通信相手を容易に見つけることができる。
【0012】この発明のある局面では、確立手段は、接
続状態の確立要求をメモリに保持された識別子とともに
中継器に送信する。
【0013】この発明の他の局面では、受付手段が通信
開始指示を受け付けると、要求手段が、特定識別子に対
応する特定通信端末との通信の開始を中継器に要求し、
通信処理手段が、特定通信端末との間で通信処理を行
う。なお、キャラクタを選択することで、通信開始指示
が入力される。
【0014】この発明のある実施例では、特定通信端末
から送信された新規識別子が第2受信手段によってを受
信されると、書き込み手段がこの新規識別子をメモリに
書き込む。これによって、メモリに保持された現識別子
が、新規識別子によって更新される。なお、表示手段に
よって表示されるキャラクタは、メモリに保持された識
別子に対応する形状を有する。
【0015】第2の発明は、複数の通信端末間の通信を
中継する中継器において、通信端末との接続状態を確立
する確立手段、接続状態が確立された通信端末の識別子
を保持するメモリ、接続状態が確立された通信端末に対
して待機状態にある通信端末の識別子を送信する送信手
段、および接続状態が確立された通信端末からの通信開
始要求に応答して所望の通信端末との間の中継処理を行
う中継処理手段を備えることを特徴とする、中継器であ
る。
【0016】確立手段によって通信端末との接続状態が
確立されると、この通信端末の識別子がメモリに保持さ
れる。送信手段は、待機状態にある通信端末の識別子を
接続状態が確立された通信端末に送信し、中継処理手段
は、接続状態が確立された通信端末からの通信開始要求
に応答して所望の通信端末との間の中継処理を行う。な
お、待機状態とは、接続状態が確立されたが通信が行わ
れていない状態である。
【0017】第3の発明は、中継器を介して通信を行う
通信端末において、識別子を保持するメモリ、識別子を
中継器に送信して中継器と接続状態を確立する確立手
段、別の通信端末から送信された通信開始要求を中継器
を介して受信する受信手段、通信開始要求に応答して別
の通信端末と通信処理を行う通信処理手段、および別の
通信端末と所定の関係が成立したときメモリに保持され
た識別子とは異なる新規識別子を別の通信端末に送信す
る送信手段を備えることを特徴とする、通信端末であ
る。
【0018】確立手段が識別子を中継器に送信して中継
器と接続状態を確立し、かつ受信手段が別の通信端末か
ら送信された通信開始要求を中継器を介して受信する
と、通信処理手段は、別の通信端末と通信処理を行う。
別の通信端末との間で所定の関係が成立すると、送信手
段は、メモリに保持した識別子とは異なる新規識別子を
別の通信端末に送信する。
【0019】この発明のある実施例では、識別子は少な
くとも2つのカテゴリコードを含み、一方のカテゴリコ
ードが示すカテゴリは、他方のカテゴリコードが示すカ
テゴリを包含する。さらに、メモリに保持された識別子
と新規識別子とは、少なくとも最小のカテゴリを示すカ
テゴリコードが異なる。
【0020】第4の発明は、中継器を介して通信を行う
通信端末に、中継器との接続状態を確立する確立ステッ
プ、中継器と接続された別の通信端末の識別子を中継器
から受信する第1受信ステップ、第1受信ステップによ
って受信された複数の識別子の中からメモリに保持され
た識別子に関連する特定識別子を検索する検索ステッ
プ、および検索ステップにおける検索結果に応じて所定
キャラクタを表示する表示ステップを実行させるための
プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記
録媒体である。
【0021】確立ステップで中継器との接続状態が確立
されると、中継器と接続された別の通信端末の識別子が
第1受信ステップで中継器から受信される。検索ステッ
プでは、第1受信ステップによって受信された複数の識
別子の中からメモリに保持された識別子に関連する特定
識別子が検索される。そして、検索ステップにおける検
索結果に応じて、表示ステップで所定キャラクタが表示
される。
【0022】このように、検索ステップで複数の識別子
の中から特定識別子を検索し、表示ステップで検索ステ
ップの検索結果に応じて所定キャラクタを表示するよう
にしたため、特定の通信相手を容易に見つけることがで
きる。
【0023】この発明のある実施例では、確立ステップ
において、接続状態の確立要求がメモリに保持された識
別子とともに中継器に送信される。
【0024】この発明のある局面では、受付ステップで
通信開始指示が受け付けられると、要求ステップで特定
識別子に対応する特定通信端末との通信の開始が中継器
に要求される。また、通信処理ステップで特定通信端末
との間で通信処理を行われる。さらに、特定通信端末か
ら送信された新規識別子が第2受信ステップで受信され
ると、新規識別子が書き込みステップでメモリに書き込
まれる。つまり、メモリに保持された識別子が、新規識
別子によって更新される。
【0025】第5の発明は、中継器を介して通信を行う
通信端末において、識別子を保持するメモリ、中継器と
の接続状態を確立する確立手段、メモリに保持された識
別子を中継器に送信する第1送信手段、メモリに保持さ
れた識別子と関連する特定識別子を中継器から受信する
第1受信手段、および特定識別子を受信したとき所定キ
ャラクタを表示する表示手段を備えることを特徴とす
る、通信端末である。
【0026】確立手段が中継器との接続状態を確立する
と、メモリに保持された識別子が第1送信手段によって
中継器に送信される。第1受信手段がメモリに保持され
た識別子と関連する特定識別子を中継器から受信する
と、表示手段が所定キャラクタを表示する。
【0027】このように、中継器から特定識別子を受信
したときに所定キャラクタを表示するようにしたため、
特定の通信相手を容易に見つけることができる。
【0028】この発明のある局面では、受付手段が通信
開始指示を受け付けると、特定識別子を持つ特定通信端
末との通信の開始が、要求手段によって中継器に要求さ
れる。特定通信端末との間の通信処理は、通信処理手段
によって行われる。なお、所定キャラクタの選択が通信
開始指示を意味する。
【0029】この発明のある実施例では、第2受信手段
が特定通信端末から送信された新規識別子を受信する
と、書き込み手段がメモリに新規識別子を書き込む。書
き込み手段は、メモリに保持された識別子を新規識別子
によって更新する。
【0030】第6の発明は、通信を中継する中継器にお
いて、通信端末との接続状態を確立する確立手段、接続
状態が確立された通信端末の識別子を保持するメモリ、
注目する識別子に関連する特定識別子をメモリに保持さ
れた複数の識別子の中から検出する検出手段、注目する
識別子を持つ通信端末に対して特定識別子を送信する送
信手段、および注目する識別子を持つ通信端末からの通
信開始要求に応答して特定識別子を持つ特定通信端末と
の間の中継処理を行う中継処理手段を備えることを特徴
とする、中継器である。
【0031】確立手段が通信端末との接続状態を確立す
ると、この接続状態が確立された通信端末の識別子がメ
モリに保持される。検出手段は、注目する識別子に関連
する特定識別子をメモリに保持された複数の識別子の中
から検出し、送信手段は、検出された特定識別子を注目
する識別子を持つ通信端末に送信する。注目する識別子
を持つ通信端末から通信開始要求が与えられると、特定
識別子を持つ特定通信端末との間の中継処理が中継処理
手段によって行われる。
【0032】この発明のある実施例では、検出手段は、
接続状態が確立されたが通信が行われていない通信端末
の識別子の中から特定識別子を検出する。
【0033】第7の発明は、中継器を介して通信を行う
通信端末に、中継器との接続状態を確立する確立ステッ
プ、メモリに保持された識別子を中継器に送信する第1
送信ステップ、メモリに保持された識別子と関連する特
定識別子を中継器から受信する第1受信ステップ、およ
び特定識別子を受信したとき所定キャラクタを表示する
表示ステップを実行させるためのプログラムを記録し
た、コンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0034】中継器との接続状態が確立ステップで確立
されると、メモリに保持された識別子が第1ステップで
中継器に送信される。特定識別子が第1受信ステップで
中継器から受信されると、所定キャラクタが表示ステッ
プで表示される。
【0035】このように、中継器から特定識別子を受信
したときに所定キャラクタを表示するようにしたため、
特定の通信相手を容易に見つけることができる。
【0036】この発明のある局面では、受付ステップで
通信開始指示が受け付けられたとき、特定識別子を持つ
特定通信端末との通信の開始が、要求ステップで中継器
に要求される。特定通信端末との間の通信処理は、通信
処理ステップで行われる。
【0037】特定通信端末から新規識別子が送信される
と、この新規識別子は第2受信ステップで受信され、書
き込みステップでメモリに書き込まれる。書き込みステ
ップでは、メモリに保持された現識別子が新規識別子に
よって更新される。
【0038】第8の発明は、中継器を介して通信を行う
通信端末とともに用いられる周辺機器において、特定通
信端末に関連する識別子を保持するメモリ、情報を入力
する入力手段、および識別子および情報を通信端末に与
えるインタフェースを備えることを特徴とする、周辺機
器。
【0039】特定通信端末に関連する識別子はメモリに
よって保持され、情報は入力手段によって入力される。
このような識別子および情報は、インタフェースによっ
て通信端末に与えられる。
【0040】この発明のある実施例では、入力手段は音
声情報および/または画像情報を入力する。
【0041】この発明のある局面では、識別子を記録し
たカートリッジが取り込み手段によって取り込まれる
と、読み出し手段がこのカートリッジから識別子を読み
出す。更新手段は、メモリに保持された識別子をカート
リッジから読み出された識別子によって更新する。
【0042】さらに、メモリに保持された識別子が、書
き込み手段によってカートリッジに書き込まれる。ここ
で、書き込み手段は、カートリッジに記録された現識別
子をメモリに保持された識別子によって更新する。
【0043】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0044】
【実施例】図1を参照して、この実施例のコミュニケー
ションサービスシステム10は、インターネット12を
介して接続された複数のユーザ側通信端末14a〜14
dならびに複数のホスト側通信端末16a〜16eおよ
び18a〜18eを含む。このうち、ホスト側通信端末
16a〜16eは共通の親サイト16に属し、ホスト側
通信端末18a〜18eもまた共通の親サイト18に属
する。ユーザ側通信端末は、発呼および着呼のいずれに
よっても他のユーザ側通信端末と通信を行い、また発呼
によってホスト側通信端末と通信を行う。ホスト側通信
端末は、ユーザ側通信端末から着呼があったときだけそ
のユーザ側通信端末と通信を行う。いずれの場合でも、
通信は、リフレクタサーバ(中継器)20を介して行わ
れる。
【0045】ユーザ側通信端末14aおよび14bに
は、図2に示すようなマイク一体型カメラ22が接続さ
れる。カメラヘッドは骸骨の形状をした人形によって覆
われ、カメラヘッドに設けられたカメラ装置22aの光
学系は、骸骨の開口部を通して被写体像を捉える。他の
ユーザ側通信端末14cおよび14dに接続されるマイ
ク一体型カメラ(図示せず)には、アニメーションのキ
ャラクタの形状をした人形が取り付けられる。それぞれ
のマイク一体型カメラには、人形の形状に対応する識別
情報が割当てられる。
【0046】一方、親サイト16はホラーをテーマとす
るサイトであり、親サイト18はアニメーションをテー
マとするサイトである。親サイト16は複数のホスト側
通信端末16a〜16eによって構成され、親サイト1
8は複数のホスト側通信端末18a〜18eによって構
成される。このようなホスト側通信端末にも上述と同様
のマイク一体型カメラが個別に接続され、互いに異なる
識別情報が各ホスト側通信端末に割り当てられる。
【0047】識別情報は、図7に示すテーブルに対応す
る複数のカテゴリコードを含む。図7から分かるよう
に、カテゴリコード1が掌握するカテゴリはカテゴリコ
ード2が掌握するカテゴリよりも広く、カテゴリコード
2が掌握するカテゴリはカテゴリコード3が掌握するカ
テゴリよりも広い。つまり、係数が大きくなるにつれて
そのカテゴリコードが掌握するカテゴリが狭くなる。
【0048】図2に示すマイク一体型カメラ22に割り
当てられた識別情報は、“ホラー”を示すカテゴリコー
ド1および“骸骨”を示すカテゴリコード2を含む。一
方、ユーザ側通信端末14cおよび14dに接続された
マイク一体型カメラに“カバ君”の人形が取り付けられ
ている場合、このマイク一体型カメラの割り当てられた
識別情報は、“アニメーション”を示すカテゴリコード
1,“PMランド”を示すカテゴリコード2および“カ
バ君”を示すカテゴリコード3を有する。
【0049】親サイト16はホラーをテーマとするた
め、ホスト側通信端末16a〜16eはいずれも“ホラ
ー”を示すカテゴリコード1を持つ。ただし、カテゴリ
コード2は、各ホスト側通信端末16a〜16eにおい
て互いに異なる。たとえば、ホスト側通信端末16aは
“骸骨”を示すカテゴリコード2を持ち、ホスト側通信
端末16bは“吸血鬼”を示すカテゴリコード2を持
ち、ホスト側通信端末16cは“人造人間”を示すカテ
ゴリコード2を持つ。この結果、各ホスト側通信端末1
6a〜16eに割当てられた識別情報は、互いに異な
る。
【0050】親サイト18はアニメーションをテーマと
しており、各ホスト側通信端末18a〜18eにも上述
と同じ要領でカテゴリコード1〜3が割当てられる。つ
まり、カテゴリコード1はどの端末でも“アニメーショ
ン”を示すが、カテゴリコード2は複数の端末毎に異な
り、カテゴリコード3は各端末毎に異なる。このように
して、互いに異なる識別情報がホスト側通信端末18a
〜18eに割当てられる。
【0051】マイク一体型カメラ22は、図3に示すよ
うに構成される。カメラ22a,不揮発性のメモリ22
cおよびマイク22dはインタフェース22bと接続さ
れ、マイク一体型カメラ22は、このようなインタフェ
ース22dによって通信端末14aまたは14bと接続
される。カメラ22aから出力された被写体像の画像デ
ータおよびマイク22dから出力された音声データは、
インタフェース22dを経て通信端末14aまたは14
bに与えられる。識別情報は、メモリ22cに格納され
る。
【0052】図4を参照して、ユーザ側通信端末14a
は、CPU15bを含む。CPU15bは、バス15i
を介してディスプレイ15a,キーボード15e,ワー
クメモリ15c,プログラムメモリ15e,周辺機器イ
ンタフェース15f,ネットワークインタフェース15
gおよびリムーバブルメディアインタフェース15hと
接続される。このような通信端末14aは、周辺機器イ
ンタフェース15fによって図2に示すマイク一体型カ
メラ22と接続され、ネットワークインタフェース15
gによってインターネット12と接続される。
【0053】さらに、ユーザ側通信制御プログラムが記
録されたCD−ROM24がリムーバブルメディアイン
タフェース15hと接続され、ユーザ側通信制御プログ
ラムは、このインタフェース15hを通してプログラム
メモリ15dにインストールされる。また、マイク一体
型カメラ22に割り当てられた識別情報は、メモリ22
cから読み出されてワークメモリ15cに書きこまれ
る。
【0054】ホスト側通信端末16aは、図5に示すよ
うに構成される。つまり、CPU17bが、バス17i
を介してディスプレイ17a,キーボード17e,ワー
クメモリ17c,プログラムメモリ17e,周辺機器イ
ンタフェース17f,ネットワークインタフェース17
gおよびリムーバブルメディアインタフェース17hと
接続される。通信端末16aは、ネットワークインタフ
ェース17gによってインターネットと接続され、周辺
機器インタフェース17fによってマイク一体型カメラ
と接続され、そしてリムーバブルメディアインタフェー
ス17hによってCD−ROM26と接続される。CD
−ROM26にはホスト側通信制御プログラムが記録さ
れており、この通信制御プログラムは、インタフェース
17hを通してプログラムメモリ17dにインストール
される。また、マイク一体型カメラから読み出された識
別情報は、ワークメモリ17cに格納される。
【0055】リフレクタサーバ20は、図6に示すよう
に構成される。つまり、CPU20a,ワークメモリ2
0b,プログラムメモリ20cおよびリムーバブルメデ
ィアインタフェース20dが、バス20eを介して互い
に接続される。リフレクタサーバ20用の通信制御プロ
グラムはCD−ROM28に記録され、この通信制御プ
ログラムは、インタフェース20dを介してプログラム
メモリ20cにインストールされる。
【0056】なお、他のユーザ側通信端末14b〜14
dは図4に示すように構成され、他のホスト側通信端末
16b〜16eおよび18a〜18eもまた図5に示す
ように構成されるため、重複した説明は省略する。
【0057】ユーザ側通信端末14a〜14dは、通信
の開始時に、通信端末情報を接続状態の確立要求ととも
にリフレクタサーバ20に送信する。通信端末情報は、
図8に示すようにアドレス情報,システム情報,属性情
報および上述の識別情報を含む。アドレス情報は、この
実施例のコミュニケーションサービスに加入したときに
各通信端末に割当てられる。また、システム情報は、通
信速度,通信形態,ユーザ情報,サービスの内容などを
含む。さらに、属性情報は、自分がユーザ側端末である
かホスト側端末であるかや、自分のグレードを示す。
【0058】ホスト側通信端末16a〜16eおよび1
8a〜18eもまた、通信の開始時に、同様の通信端末
情報をリフレクタサーバ20に送信する。
【0059】リフレクタサーバ20は、このような通信
端末情報を受信したとき、通信端末情報を図6に示すワ
ークメモリ20bに登録する。通信端末情報がワークメ
モリ20bに登録されると、それぞれの通信端末とリフ
レクタサーバとの接続が確立され、通信端末は待機状態
となる。このような待機状態となった通信端末が、現時
点で通信可能な通信端末となる。なお、リフレクタサー
バ20は常に起動されており、ホスト側通信端末16a
〜16eおよび18a〜18eもまた、常にリフレクタ
サーバ20と接続されている。
【0060】ユーザが通信端末14aを用いて他のユー
ザまたはホストと通信を行うとき、ユーザ側通信端末1
4aに設けられたCPU15bは、図9〜図11に示す
フロー図を処理する。また、リフレクタサーバ20に設
けられたCPU20aは、図12および図13に示すフ
ロー図に従って通信を中継し、ホスト側通信端末16a
に設けられたCPU17bは、図14および図15に示
すフロー図に従ってユーザと通信を行う。なお、図9〜
図11に示すフロー図は、図4に示すCD−ROM24
からプログラムメモリ15dにインストールされた通信
制御プログラムに対応する。また、図12および図13
に示すフロー図は、図6に示すCD−ROM28からプ
ログラムメモリ20cにインストールされた通信制御プ
ログラムに対応し、図14および図15に示すフロー図
は、図5に示すCD−ROM26からプログラムメモリ
17dにインストールされた通信制御プログラムに対応
する。
【0061】まず、図9〜図11を参照して、CPU1
5bは、まずステップS1でオペレータ(ユーザ)から
接続指示が与えられたかどうか判断する。ここでYES
であれば、CPU15bは、ステップS3でリフレクタ
サーバ20との接続状態の確立をリフレクタサーバ20
に要求する。このとき、マイク一体型カメラ22に割当
てられた識別情報を含む通信端末情報も、同時に送信す
る。CPU15bは続いて、ステップS5でリフレクタ
サーバ20との接続状態が確立されたかどうか判断す
る。リフレクタサーバ18から承認信号が入力されなけ
れば、CPU15bは接続の確立に失敗したと判断し、
ステップS7に進む。ステップS7では確立要求を3回
出力したかどうか判断し、NOであればステップS3に
戻るが、YESであればステップS9のエラー処理を経
てステップS1に戻る。
【0062】リフレクタサーバ20から承認信号が入力
されると、CPU15bはリフレクタサーバ20との接
続の確立に成功したと判断し、ステップS11でリフレ
クタサーバ20に通信端末情報を要求する。つまり、図
6に示すワークメモリ20bに登録されている通信端末
情報を要求する。このような要求があったとき、リフレ
クタサーバ20は、ワークメモリ20bに登録されてい
るが未だ通信処理を行っていない状態(待機状態)にあ
る通信端末の通信端末情報を、要求元に送信する。CP
U15bは、リフレクタサーバ20から通信端末情報を
入手できたかどうかをステップS13で判断し、入手で
きた場合にステップS13からステップS15に進む。
ステップS15では、入手した通信端末情報に含まれる
識別情報とワークメモリ15cに書き込まれた識別情報
とを比較する。そして、比較した通信端末情報が共通の
識別情報を持つかどうかをステップS17で判断する。
【0063】ユーザ側通信端末14aが持つ識別情報は
“ホラー”を示すカテゴリコード1と“骸骨”を示すカ
テゴリコード2を含む。このような識別情報と同じ識別
情報を持つ通信端末は、ホスト側通信端末16aおよび
ユーザ側通信端末14bである。このため、ホスト側通
信端末16aおよびユーザ側通信端末14bは、通信端
末14aにとって特定通信端末となる。同時に、ユーザ
側通信端末14bにとってはホスト側通信端末16aお
よびユーザ側通信端末14aが特定通信端末となり、ホ
スト側通信端末16aにとってはユーザ側通信端末14
aおよび14bが特定通信端末となる。このように、自
分と共通する識別情報を持つ通信端末が特定通信端末で
あり、このような特定通信端末から出力された通信端末
情報を特定通信端末情報と定義する。
【0064】リフレクタサーバ20は待機状態にある通
信端末情報を要求元に送信するので、通信端末16aま
たは14bが待機状態であれば、CPU15bはステッ
プS17でYESと判断する。これに対して、たとえば
通信端末16aおよび14bが互いに通信処理を行って
おり、通信端末14aが特定通信端末情報を入手できな
ければ、CPU15bはステップS17でNOと判断す
る。
【0065】ステップS17でYESと判断された場
合、CPU15bはステップS21に進み、自分が持っ
ている識別情報に対応するアイコン(キャラクタ)をデ
ィスプレイ15aに表示するとともに、待機状態にあり
かつ特定通信端末情報を除く通信端末情報をオンライン
ディレクトリに登録する。通信端末14aは“骸骨”を
示すカテゴリコード2を持っているため、ディスプレイ
15aには“骸骨”のキャラクタが表示される。なお、
“骸骨”のキャラクタデータはワークメモリ15cに書
き込まれており、このようなキャラクタは、待機状態に
ある特定通信端末の数だけ表示される。
【0066】ステップS25では、ディスプレイ15a
に表示されたアイコンがオペレータによって選択された
かどうか判断する。そして、YESであればステップS
27に進み、選択されたアイコンに対応する特定通信端
末への発呼処理をリフレクタサーバ20に要求する。ス
テップS29では、特定通信端末が当方の通信端末と接
続されたかどうか判断する。特定通信端末から応答信号
が送信されなかった場合、CPU15bは接続に失敗し
たと判断し、ステップS31でステップS27の処理を
3回トライしたかどうか判断する。そして、NOであれ
ばステップS27に戻るが、YESであればステップS
33のエラー処理を経てからステップS43に進む。
【0067】特定通信端末から応答信号が送信された場
合、CPU15bは特定通信端末との接続に成功したと
判断し、ステップS35で通信処理を行う。これによっ
て、ユーザ側通信端末14aのオペレータは、マイク一
体型カメラ20を用いて特定通信端末側のオペレータと
通話をすることができる。つまり、いわゆるテレビ電話
が可能となる。通話相手がホストである場合、通話時間
はホスト側でカウントされ、通話時間が所定のカウント
値を超えると、ホストから新規の識別情報が送信され
る。このため、CPU15bは、ステップS37で新規
の識別情報が受信されたかどうかを判断する。
【0068】通話時間が所定のカウント値を超えない
間、CPU15bはステップS37からステップS41
に進み、いずれかのオペレータによって通信終了指示が
入力されたかどうか判断する。そして、NOであれば、
CPU15bはステップS35に戻り、通信処理を継続
して行う。通話時間が所定のカウント値を超え、新規の
識別情報を受信すると、CPU15bはステップS37
でYESと判断し、ステップS39で識別情報を更新す
る。つまり、ワークメモリ15cに格納された識別情報
を、受信した新規の識別情報によって更新するととも
に、マイク一体型カメラ22のメモリ22cに格納され
ている識別情報も更新する。また、通信終了指示が入力
されると、CPU15bはステップS41でYESと判
断し、ステップS43に進む。なお、通信相手から終了
信号が入力されたときに、相手方のオペレータが通信の
終了を指示したと判断する。
【0069】ステップS25でNOと判断されたとき、
またはステップS19が処理されたとき、CPU15b
は、ステップS45,S57およびS63を処理する。
ステップS45では通信端末がオンラインディレクトリ
の中から選択されたかどうかを判断し、ステップS57
ではリフレクタサーバ20から着呼があったかどうかを
判断し、ステップS63では通信終了指示が与えられた
かどうかを判断する。これらのいずれもNOであれば、
CPU15bはステップS63からステップS11に戻
り、上述の処理を繰り返す。なお、ステップS63の処
理はステップS13でNOと判断されたときも実行され
る。
【0070】オンラインディレクトリの中から所望の通
信端末が選択されると、CPU15bはステップS45
からステップS47に進み、選択された通信端末に対す
る発呼処理をリフレクタサーバ20に要求する。ステッ
プS49では、この発呼処理要求(通信開始要求)によ
って所望の通信端末との接続に成功したかどうか判断す
る。そして、接続に失敗したときは、ステップS51で
所望の通信端末との接続が3回トライされたかどうか判
断する。ここでNOであればステップS47に戻り、Y
ESであれば、ステップS52でエラー処理を行ってか
らステップS43に進む。
【0071】所望の通信端末との接続に成功した場合、
CPU15bは、ステップS53で通信処理を行うとと
もに、ステップS55で通信終了指示が当方または通信
相手から与えられたかどうかを判断する。CPU15b
は、通信終了指示が与えられない限りステップS53の
処理を繰り返すが、通信終了指示が与えられると、ステ
ップS43に進む。なお、オンラインディレクトリから
選択された通信端末は特定通信端末ではないため、ステ
ップS53およびステップS55の間でステップS37
およびS39のような識別情報の更新処理が行われるこ
とはない。
【0072】リフレクタサーバ20から着呼があった場
合、CPU15bはステップS57からステップS58
に進み、発呼元の通信端末情報をワークメモリ15cに
書き込む。発呼元の通信端末情報は、発呼信号とともに
リフレクタサーバ20から出力される。ステップS58
では、この通信端末情報をワークメモリ15cに書き込
む。CPU15bはさらに、ステップS59で発呼元の
ユーザ情報を通信端末情報から検出し、ディスプレイ1
5aに表示する。オペレータがこの発呼信号に応答する
と、CPU15bはステップS61で要求元に応答信号
を出力し、その後ステップS53に進む。
【0073】通信端末14a側のオペレータがオンライ
ンディレクトリから通信端末を選択せずかつ着呼もない
状態(通信端末14aが待機している状態)において、
通信端末14a側のオペレータが通信終了指示を入力す
ると、CPU15bはステップS63でYESと判断す
る。このとき、CPU15bはステップS43に進む。
【0074】ステップS43では、通信終了処理を行
う。自ら終了指示を入力した場合、エラー処理が実行さ
れた場合、または待機状態において通信終了が指示され
た場合、CPU15bは、終了信号をリフレクタサーバ
20に出力してから接続を解除する。一方、通信相手が
終了指示を入力した場合、終了信号を出力することなく
処理を終了する。
【0075】リフレクタサーバ20に設けられたCPU
20aは、図12および図13に示すフロー図に従って
ユーザ間またはユーザ・ホスト間の通信を中継する。
【0076】CPU20aは、ステップS71,S7
7,S81およびS89を処理して、どのような要求が
通信端末から与えられたかを判別する。具体的には、リ
フレクタサーバ20に対する接続確立要求の有無をステ
ップS71で判別し、通信端末情報の要求の有無をステ
ップS77で判別する。また、所望の通信端末に対する
発呼処理要求(通信開始要求)の有無をステップS81
で判別し、通信終了要求の有無をステップS89で判別
する。
【0077】リフレクタサーバ20に対する接続確立要
求があれば、CPU20aはステップS71からステッ
プS73に進み、承認信号を要求元の通信端末に送信す
る。さらに、ステップS75で要求元の通信端末情報を
ワークメモリ20bに登録する。つまり、要求元の通信
端末は接続確立要求とともに通信端末情報を送信するた
め、ステップS75ではこの通信端末情報をワークメモ
リ20bに書き込む。
【0078】通信端末情報の要求があれば、CPU20
aは、ステップS77からステップS79に進む。そし
て、ワークメモリ20bに登録された通信端末情報のう
ち待機状態にある通信端末情報だけを要求元の通信端末
に送信する。
【0079】所望の通信端末に対する発呼処理要求があ
れば、CPU20aはステップS81からステップS8
3に進み、所望の通信端末に対する発呼処理を行う。こ
れによって、発呼信号が要求元の通信端末情報とともに
所望の通信端末に送信される。所望の通信端末には着呼
があり、所望の通信端末のオペレータがこの着呼に応答
すると、応答信号がリフレクタサーバ20に返送され
る。CPU20aは、このような応答信号の有無をステ
ップS85で判別し、応答信号があれば、ステップS8
7で中継処理を行う。
【0080】通信端末から通信終了要求があると、CP
U20aはステップS89でYESと判断する。通信端
末から送信される終了信号が通信終了要求を意味し、C
PU20aは、終了信号が与えられたときステップS9
1で通信終了処理を行う。通信状態にある2つの通信端
末の一方から終了信号が出力されたとき、ステップS9
1では、他方の通信端末にこの終了信号を送信するとと
もに、この2つの通信端末の通信端末情報をワークメモ
リ20bから削除する。一方、待機状態またはエラー状
態にある通信端末から終了信号が出力されたとき、ステ
ップS91では出力元の通信端末情報をワークメモリ2
0bから削除する。このとき、終了信号が別の通信端末
に送信されることはない。
【0081】ホスト側通信端末16aに設けられたCP
U17bは、図14および図15に示すフロー図に従っ
て、ユーザ側通信端末と通信を行う。
【0082】CPU17bは、まずステップS103で
リフレクタサーバ20との接続確立要求を自分の通信端
末情報とともにリフレクタサーバ20に送信する。CP
U17bは続いてステップS105に進み、リフレクタ
サーバ20との接続に成功したかどうかを承認信号によ
って判断する。接続に失敗したときは、ステップS10
7でステップS103の処理を3回トライしたかどうか
判断し、NOであればステップS103に戻るが、YE
Sであれば、ステップS109のエラー処理行う。
【0083】リフレクタサーバ20との接続に成功した
場合、CPU17bはステップS105からステップS
113に進み、リフレクタサーバ20からの着呼を待
つ。リフレクタサーバ20から発呼信号および通信端末
情報が与えられると、CPU17bは、ステップS11
3で着呼があったと判断する。すると、CPU17b
は、ステップS115で発呼元の通信端末情報をワーク
メモリ17cに書き込み、ステップS117で発呼元の
ユーザ情報をディスプレイ17aに表示する。
【0084】オペレータがこの着呼に応答すると、CP
U17bはステップS119でYESと判断し、ステッ
プS121で応答信号をリフレクタサーバ20に返送す
る。さらに、ステップS123で発呼元のユーザ側通信
端末との間で通信処理を行う。ホスト側通信端末16a
は、発呼元が共通の識別情報を持つ特定通信端末である
かどうかを問わず、通話時間をカウントする。カウント
される通話時間は、1回の通話が終了した後も保持さ
れ、同じ通信端末との通信の度に累積されていく。
【0085】ステップS125では、合計の通話時間が
所定のカウント値を超えたかどうかを判断する。そし
て、NOであればそのままステップS129に進むが、
YESであれば新規の識別情報を相手方に送信してから
ステップS129に進む。ステップS129では通信終
了指示が入力されたかどうかを判断し、NOであればス
テップS123に戻るが、YESであればステップS1
31で通信終了処理を経てステップS103に戻る。ス
テップS131では、上述のステップS43と同様の処
理を行う。つまり、自ら終了指示を入力したときは、リ
フレクタサーバ20に終了信号を出力してから接続を解
除する。一方、相手方が終了指示を入力したときは、終
了信号を出力することなく接続を解除する。
【0086】通信先のユーザ側通信端末が特定通信端末
である場合、このユーザ側通信端末が持つ識別情報は、
新規の識別情報によって更新される。この新規識別情報
は、次回に通話相手となるホスト側通信端末を示す。つ
まり、識別情報が更新される前のユーザ側通信端末にと
っては、ホスト側通信端末16aが特定通信端末となる
が、識別情報が更新されると、更新後の識別情報と同じ
識別情報を持つホスト側通信端末が特定通信端末とな
る。なお、通信先のユーザ側通信端末が特定通信端末で
なければ、そのユーザ側通信端末は新規識別情報の受信
処理を行わず、この結果、識別情報が更新されることも
ない。
【0087】ホスト側通信端末16aが出力する新規の
識別情報は、具体的には、“ホラー”を示すカテゴリコ
ード1と“吸血鬼”を示すカテゴリコード2を含む。こ
のため、ユーザ側通信端末14aのオペレータがホスト
側通信端末16aと所定時間以上通話すると、“ホラ
ー”を示すカテゴリコード1と“骸骨”を示すカテゴリ
コード2を含む現識別情報が、新規識別情報によって更
新される。新規識別情報と同じ識別情報はホスト側通信
端末16bに割り当てられており、ユーザ側通信端末1
4aが次回に通信を行う特定通信端末は、ホスト側通信
端末16bとなる。このように、識別情報は通話時間に
応じて更新され、特定通信端末は同じ親サイト内で順次
変化していく。言うまでもなく、特定通信端末は、ユー
ザ側でも順次変化していく。
【0088】ユーザ側通信端末14aがホスト側通信端
末16aにアクセスする場合、ユーザ側通信端末14a
に設けられたディスプレイ15aの画面は、次のように
変化する。リフレクタサーバ20との接続の確立を試み
ているとき、画面には図16に示す画像が表示される。
動画フレーム内には“接続中”の文字が表示される。リ
フレクタサーバ20との接続に成功し、リフレクタサー
バ20から通信端末情報が送信されると、図17に示す
画像がディスプレイ17aに表示される。動画フレーム
には“おはなししようよ!”の文字が表示され、動画フ
レームの左側にはマイク一体型カメラ22によって撮影
された当方のオペレータの顔が表示される。さらに、ホ
スト側通信端末16aが待機状態にあれば、“骸骨”の
アイコンが動画フレームの下側に表示される。つまり、
現識別情報が“骸骨”を示すカテゴリコード2を持って
いるため、“骸骨”のアイコンが表示される。
【0089】ここで、当方のオペレータが“骸骨”のア
イコンをクリックすると、ホスト側通信端末16aに対
する発呼処理要求が出力される。この発呼処理要求にホ
スト側通信端末16aのオペレータが応答すると、ユー
ザ側通信端末14aとホスト側通信端末16aとがリフ
レクタサーバ20を介して接続される。この結果、図1
8に示すように、ホスト側のオペレータが動画フレーム
に表示される。当方および相手方のオペレータは、音声
および画像による通話が可能となる。なお、所定時間以
上の通話を行い、“吸血鬼”を示すカテゴリコード2を
含む識別情報を入手した場合、次回の接続時は、“吸血
鬼”のアイコンが動画フレームの下側に表示される。
【0090】一方、ホスト側通信端末16aがユーザ側
通信端末14aによってアクセスされるとき、ホスト側
通信端末16aに設けられたディスプレイ17aの表示
は、次のように変化する。ユーザ側通信端末14aがア
クセスしてくる前(待機状態)は、図19に示すような
画像がディスプレイ17aに表示される。動画フレーム
には“通信待ち”の文字が表示され、動画フレームの左
側には親サイト側のオペレータが表示される。ユーザ側
通信端末14aから発呼があり、オペレータがこれに応
答すると、ユーザ側通信端末14aとホスト側通信端末
16aとがリフレクタサーバ20を介して接続される。
この結果、ユーザ側のオペレータの顔が動画フレーム内
に表示され、通話が可能となる。動画フレームの下側に
は、ユーザ情報が表示される。
【0091】図21を参照して、他の実施例のマイク一
体型カメラ30では、カメラヘッドが外部に露出してい
る。つまり、図2に示すマイク一体型カメラ22ではカ
メラヘッド22aが骸骨の形状を持つ人形によって覆わ
れているが、このマイク一体型カメラ30にはこのよう
な人形は取り付けられていない。代わりに、カメラ装置
30aの上部にディスプレイ装置30hが設けられ、こ
れに自分の識別情報に関連するキャラクタが表示され
る。マイク一体型カメラ30は、図22に示すように構
成される。インタフェース30bにカメラ装置30a,
メモリ30cおよびマイク30dが接続される点は図3
に示すマイク一体型カメラ22と同じであるが、これに
加えてカードリーダ/ライタ30eおよび上述のディス
プレイ装置30hがインタフェース30bに接続され
る。
【0092】カードスロット30fには、パンチ穴,磁
気あるいはホログラムによって識別情報が記録されたカ
ードが装着される。カードに記録された識別情報はカー
ドリーダ/ライタ30eによって読み取られ、メモリ3
0cに書き込まれる。メモリ30cに書き込まれた識別
情報は、インタフェース30bに接続されたユーザ側通
信端末に出力されるとともに、ディスプレイ装置30h
に与えられる。ディスプレイ装置30hの画面には、識
別情報に対応するキャラクタが表示される。
【0093】“ホラー”を示すカテゴリコード1および
“骸骨”を示すカテゴリコード2を持つ識別情報が記録
されたカードをカードスロット30fに装着すると、こ
の識別情報がメモリ30cに格納され、かつ“骸骨”の
キャラクタがディスプレイ30hに表示される。また、
このカードをカードスロット30fから抜き出して、
“アニメーション”を示すカテゴリコード1および“カ
バ君”を示すカテゴリコード2をもつ識別情報が記録さ
れた別のカードを装着すると、メモリ30cに格納され
ていた識別情報がこの別のカードに記録された識別情報
によって更新される。さらに、ディスプレイに表示され
るキャラクタが“骸骨”から“カバ君”に切り換わる。
【0094】所定時間以上の通話によってホスト側通信
端末から新規の識別情報が送信されたときは、メモリ3
0cの識別情報が新規の識別情報によって更新され、デ
ィスプレイ30hに表示されるキャラクタも切り換わ
る。さらに、新規識別情報が、カードリーダ/ライタ3
0eによってカードに書き込まれる。具体的には、カー
ドに記録された識別子が新規識別情報によって更新され
る。
【0095】他の実施例のコミュニケーションサービス
システムでは、ユーザ側通信端末,ホスト側通信端末お
よびリフレクタサーバは、図1に示す形態でインターネ
ットによって互いに接続される。さらに、ユーザ側通信
端末,ホスト側通信端末およびリフレクタサーバは図4
〜図6に示すように構成され、ホスト側通信端末は図1
5に示すフロー図を処理する。ただし、ユーザ側通信端
末は図23〜図25に示すフロー図を処理し、リフレク
タサーバは図26および図27に示すフロー図を処理す
る。つまり、この実施例のコミュニケーションサービス
システムは、ユーザ側通信端末およびリフレクタサーバ
が処理するフロー図を除き、図1実施例と同じである。
【0096】まず、図23を参照して、ユーザ側通信端
末に設けられたCPUは、ステップS141でオペレー
タ(ユーザ)から接続指示が与えられたかどうか判断す
る。ここでYESであれば、CPUはステップS143
に進み、接続確立要求を自分の通信端末情報とともにリ
フレクタサーバに出力する。そして、ステップS145
で接続状態の確立に成功したかどうか判断する。ここで
NOであれば、ステップS147で接続状態の確立を3
回試みたかどうか判断する。そして、NOであればステ
ップS143に戻るが、YESであればステップS14
9でエラー処理を行い、ステップS141に戻る。な
お、ステップS143では、自分の通信端末情報もリフ
レクタサーバに出力する。
【0097】一方、ステップS145でYESであれば
ステップS153に進み、リフレクタサーバから通信端
末情報を入手できたかどうか判断する。この実施例で
は、リフレクタサーバは、接続要求とともに受信した通
信端末情報に基づいて特定通信端末情報(共通の識別情
報を持つ通信端末情報)を検出し、検出した特定通信端
末情報を要求元の通信端末に送信する。このため、ステ
ップS153では、特定通信端末情報を受信したときに
YESと判断し、何も受信できなかったときにNOと判
断する。ステップS153でYESと判断したとき、C
PUはステップS155に進み、対応するアイコンをデ
ィスプレイに表示する。自分が持っている識別情報が
“ホラー”を示すカテゴリコード1および“骸骨”を示
すカテゴリコード2を含んでいる場合は、“骸骨”のキ
ャラクタがディスプレイに表示される。
【0098】ステップS157では、このアイコンがユ
ーザによってクリックされたかどうか判断する。ここで
YESであれば、CPUは、ステップS159で特定通
信端末に対する発呼処理をリフレクタサーバに要求し、
ステップS161に進む。ステップS161では、特定
通信端末との接続に成功したかどうかを応答信号の有無
で判断する。接続に失敗した場合、CPUはステップS
163で発呼処理の要求を3回試みたかどうか判断し、
NOであればステップS159に戻るが、YESであれ
ばステップS165でのエラー処理を経てステップS1
75に進む。
【0099】特定通信端末との接続に成功した場合、C
PUはステップS167で特定通信端末と通信処理を行
う。さらに、ステップS169で特定通信端末から新規
の識別情報を受信したかどうか判断する。ここでNOで
あればそのままステップS173に進むが、YESであ
ればステップS171で現識別情報を新規識別情報によ
って更新してからステップS173に進む。ステップS
173では、ユーザまたはホストから通信終了指示が与
えられたかどうかを判断する。そして、NOであればス
テップS167に戻るが、YESであればステップS1
75に進み、通信終了処理を行ってから処理を終了す
る。
【0100】ステップS153またはS157でNOと
判断された場合、CPUは、ステップS177で着呼が
あったかどうか判断する。この着呼は、自分と共通の識
別情報を持つ通信端末からの発呼に基づくものである。
リフレクタサーバは、ワークメモリに登録された通信端
末情報の中から各通信端末毎に特定通信端末情報を検出
し、検出した特定通信端末情報をそれぞれの通信端末に
配信する。このため、リフレクタサーバがそれぞれの通
信端末から受信する発呼処理要求は特定通信端末に対す
るものに限られる。したがって、ステップS177で着
呼ありと判断した場合、この着呼は特定通信端末からの
発呼に基づく。
【0101】ユーザがこの着呼に応答すると、CPUは
ステップS179でYESと判断し、ステップS181
で応答信号をリフレクタサーバに出力するとともに、ス
テップS183で発呼元の特定通信端末と通信処理を行
う。相手方および当方のいずれのオペレータも通信終了
指示を与えない限り、CPUはステップS183を繰り
返し処理するが、いずれかから通信終了指示が与えられ
るとCPUはステップS185からステップS175に
進む。リフレクタサーバと接続されたが通信端末と通信
を行っていない状態(待機状態)で、ユーザが通信終了
指示を入力すると、CPUはステップS187でYES
と判断し、ステップS175に進む。
【0102】なお、ホスト側通信端末は自ら発呼を行う
ことはなく、この結果、ステップS183およびS18
5の間に新規の識別情報を受信する処理を設ける必要は
ない。
【0103】図26を参照して、リフレクタサーバに設
けられたCPUは、まずステップS191で通信端末か
ら接続状態の確立要求が与えられたかどうかを判断す
る。確立要求があれば、CPUはステップS193に進
み、要求元の通信端末と同じ識別情報を持つ特定通信端
末情報を検出する。さらに、ステップS195でこ特定
通信端末情報を承認信号とともに要求元の通信端末に送
信し、ステップS197で要求元の通信端末情報をワー
クメモリに書きこむ。
【0104】続くステップS199では、通信端末から
発呼処理要求が与えられたかどうか判断する。発呼処理
要求があった場合、CPUはステップS201で要求先
の通信端末に対する発呼処理を行い、さらにステップS
203で要求先の通信端末がこの発呼に応答したかどう
か判断する。応答信号を受信するとCPUはステップS
203でYESと判断し、ステップS205で要求元の
通信端末と要求先の通信端末との間で中継処理を行う。
ステップS207では、通信端末から通信終了要求(終
了信号)が与えられたかどうか判断する。そして、通信
終了要求があえれば、ステップS209で通信終了処理
を行う。
【0105】このように、通信端末から接続確立要求を
受けたリフレクタサーバは、ワークメモリに保持してい
る通信端末情報の中から特定通信端末情報を検出し、検
出した特定通信端末情報を要求元の通信端末に送信す
る。このため、それぞれの通信端末は自分で特定通信端
末情報を検出する必要がない。
【0106】なお、ホスト側通信端末は図1実施例と同
様の処理を行うが、これは、ホスト側が受動的に通信を
行うのみであり、特定通信端末を把握する必要がないか
らである。
【0107】これらの実施例では、待機状態にある通信
端末の中に自分と同じ識別情報を持つ特定通信端末が含
まれている場合、所定のアイコンがディスプレイに表示
される。このため、オペレータは特定の通信相手を容易
に見つけることができる。また、特定通信端末がホスト
側通信端末である場合、通話時間に応じて識別情報が更
新される。このため、異なるホストと気軽に通話を楽し
むことができる。
【0108】以上の実施例では、ユーザはホストまたは
他のユーザと通話を楽しむ場合について説明したが、こ
の発明は、ユーザがホストとゲームを楽しむ場合にも適
用できる。この場合、ユーザ側通信端末に接続する周辺
機器として図28に示すゲーム機器32を準備するとと
もに、各ゲーム機器およびホスト側通信端末に割り当て
る識別情報に、図29に示すカテゴリコードを持たせる
ようにすることが考えられる。
【0109】具体的に説明すると、ゲーム機器32は、
インタフェース32bに接続された操作キー32aを含
む。インタフェース32bには、操作キー32aの他に
CPU32c,ディスプレイ32dおよびメモリ32e
が接続される。メモリ32eには識別情報が格納されて
いる。ユーザ側通信端末は、上述と同じ要領で、リフレ
クタサーバを介して特定通信端末と接続される。する
と、特定通信端末は所定のゲームプログラムをユーザ側
通信端末にダウンロードし、ダウンロードされたゲーム
プログラムはメモリ32eに書き込まれる。オペレータ
が操作キーによってゲームプログラムを立ち上げると、
このプログラムがCPU32cによって処理される。ゲ
ーム画面はディスプレイ32dに表示され、オペレータ
は操作キー32aによってゲームを楽しむことができ
る。
【0110】さらに、オペレータが所定の条件をクリア
すると、ホスト側通信端末から新規の識別情報がダウン
ロードされる。メモリ32eに書き込まれている現識別
情報は、この新規の識別情報によって更新される。この
ため、ユーザが次にゲームを楽しむときは、ユーザ側通
信端末は別のホスト側通信端末にアクセスする。この結
果、新規のゲームプログラムがダウンロードされる。
【0111】図29を参照して、メモリ32eには当
初、“対戦ゲーム”を示すカテゴリコード1,“すも
う”を示すカテゴリコード2および“序の口”を示すカ
テゴリコード3を含む識別情報が格納される。このた
め、最初は“序の口”の力士が対戦相手となるゲームプ
ログラムがホスト側通信端末からダウンロードされる。
オペレータがこの力士に勝つと、カテゴリコード3が
“序の口”から“序二段”に変更された識別情報がホス
ト側通信端末から送信される。このため、ユーザ側通信
端末は、別のホスト側通信端末にアクセスできることと
なる。この別のホスト側通信端末は、“序二段”の力士
が対戦相手となるゲームプログラムを持っており、アク
セス元にこのようなゲームプログラムをダウンロードす
る。
【0112】以上のようなゲーム機器を用いたコミュニ
ケーションサービスシステムでは、ゲームをクリアした
ときにホスト側から新規の識別情報が送信される。この
ため、それぞれの識別情報に対応するゲームをホスト側
に準備することによって、ユーザは、ゲームをクリアす
る毎に新たなゲームを速やかに入手することができる。
【0113】なお、以上の実施例では、各通信端末間の
通信をインターネットを介して行うようにしたが、通信
に用いるネットワークは、イントラネットやLAN(Lo
calArea Network)であってもよい。
【0114】また、図2によれば、マイク一体型カメラ
のカメラヘッドに識別情報に対応するキャラクタの人形
を取り付けるようにしたが、人形の代わりに写真、絵、
文字、音声などでキャラクタを表すようにする場合で
も、識別情報の内容を容易に認識することができる。ま
た、図2および図21に示すいずれのマイク一体型カメ
ラも机の上などに配置できるようにスタンドが形成され
ているが、マイク一体型カメラにクリップを設け、この
クリップによってマイク一体型カメラを液晶ディスプレ
イの周辺に取り付けるようにしてもよい。
【0115】さらに、ユーザ側通信制御プログラムは、
このプログラムが記録されたCD−ROMをマイク一体
型カメラなどの周辺機器とともに販売してユーザに提供
したり、ホスト側通信端末からユーザ側通信端末にダウ
ンロードしてユーザに提供するようにしてもよい。さら
に、このプログラムを通信端末にプリインストールして
販売するようにしてもよい。
【0116】また、以上の実施例では、新規識別情報は
ホスト側通信端末が保持し、所定の条件が満たされたと
きにホスト側通信端末から出力するようにしているが、
新規識別情報をリフレクタサーバに持たせ、ホスト側通
信端末からの指示によってリフレクタサーバからユーザ
側通信端末に送信するようにしてもよい。さらに、以上
の実施例では、ユーザ側通信端末が新規識別情報を受信
したとき、カードやワークメモリなどに格納された現識
別情報が新規識別情報によって更新されるが、新規識別
情報はメモリに追記するようにしてもよい。この場合、
現識別情報は、新規識別情報によって上書きされること
なくメモリに保持され続け、オペレータは、所望の識別
情報を選択することによって通信相手を変更することが
できる。
【0117】さらに、以上の実施例では、ユーザ側通信
端末が特定通信端末情報を受信したとき、現識別情報に
対応するキャラクタ(アイコン)をディスプレイに表示
するようにしているが、このような可視情報とともにあ
るいは可視情報に代えてキャラクタに関連する音声を出
力するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例を示す図解図である。
【図2】通信端末に接続される周辺機器に一例を示す斜
視図である。
【図3】図2実施例の一部を示すブロック図である。
【図4】ユーザ側通信端末を示すブロック図である。
【図5】ホスト側通信端末を示すブロック図である。
【図6】リフレクタサーバを示すブロック図である。
【図7】識別情報に含まれるカテゴリコードを示すテー
ブルである。
【図8】通信端末情報に構成を示す図解図である。
【図9】図4に示すユーザ側通信端末の動作の一部を示
すフロー図である。
【図10】図4に示すユーザ側通信端末の動作の他の一
部を示すフロー図である。
【図11】図4に示すユーザ側通信端末の動作のその他
の一部を示すフロー図である。
【図12】図6に示すリフレクタサーバの動作の一部を
示すフロー図である。
【図13】図6に示すリフレクタサーバの動作の他の一
部を示すフロー図である。
【図14】図5に示すホスト側通信端末の動作の一部を
示すフロー図である。
【図15】図5に示すホスト側通信端末の動作の他の一
部を示すフロー図である。
【図16】図4に示すユーザ側通信端末の動作の一部を
示す図解図である。
【図17】図4に示すユーザ側通信端末の動作の他の一
部を示す図解図である。
【図18】図4に示すユーザ側通信端末の動作のその他
の一部を示す図解図である。
【図19】図6に示すホスト側通信端末の動作の一部を
示す図解図である。
【図20】図5に示すホスト側通信端末の動作の他の一
部を示す図解図である。
【図21】通信端末に接続される周辺機器の他の一例を
示す図解図である。
【図22】図21に示す周辺機器のブロック図である。
【図23】他の実施例に適用されるユーザ側通信端末の
動作の一部を示すフロー図である。
【図24】図23に示すフロー図の続きの一部を示すフ
ロー図である。
【図25】図23に示すフロー図の続きの他の一部を示
すフロー図である。
【図26】他の実施例に適用されるリフレクタサーバの
動作の一部を示すフロー図である。
【図27】図26に示すフロー図の続きを示すフロー図
である。
【図28】通信端末に接続される周辺機器のその他の一
例を示すブロック図である。
【図29】図28に示す周辺機器を用いる場合に適用さ
れる識別情報を示すテーブルである。
【符号の説明】
10…コミュニケーションサービスシステム 12…インターネット 14a〜14d…ユーザ側通信端末 16a〜16e,18a〜18e…ホスト側通信端末 20…リフレクタサーバ

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中継器を介して通信を行う通信端末におい
    て、 識別子を保持するメモリ、 前記中継器との接続状態を確立する確立手段、 前記中継器と接続された別の通信端末の識別子を前記中
    継器から受信する第1受信手段、 第1受信手段によって受信された複数の識別子の中から
    前記メモリに保持された識別子に関連する特定識別子を
    検索する検索手段、および前記検索手段の検索結果に応
    じて所定キャラクタを表示する表示手段を備えることを
    特徴とする、通信端末。
  2. 【請求項2】前記確立手段は前記接続状態の確立要求を
    前記メモリに保持された識別子とともに前記中継器に送
    信する送信手段を含む、請求項1記載の通信端末。
  3. 【請求項3】通信開始指示を受け付ける受付手段、 前記通信開始指示に応答して前記特定識別子に対応する
    特定通信端末との通信の開始を前記中継器に要求する要
    求手段、および前記特定通信端末との間で通信処理を行
    う通信処理手段をさらに備える、請求項1または2記載
    の通信端末。
  4. 【請求項4】前記キャラクタの選択が前記通信開始指示
    である、請求項3記載の通信端末。
  5. 【請求項5】前記特定通信端末から送信された新規識別
    子を受信する第2受信手段、および前記新規識別子を前
    記メモリに書き込む書き込み手段をさらに備える、請求
    項3または4記載の通信端末。
  6. 【請求項6】前記書き込み手段は前記メモリに保持され
    た識別子を前記新規識別子によって更新する、請求項5
    記載の通信端末。
  7. 【請求項7】前記所定キャラクタは前記メモリに保持さ
    れた識別子に対応する形状を有する、請求項5または6
    記載の通信端末。
  8. 【請求項8】前記特定通信端末と音声通信を行うマイク
    をさらに備える、請求項3ないし7のいずれかに記載の
    通信端末。
  9. 【請求項9】前記特定通信端末と画像通信を行うカメラ
    をさらに備える、請求項3ないし8のいずれかに記載の
    通信端末。
  10. 【請求項10】複数の通信端末間の通信を中継する中継
    器において、 通信端末との接続状態を確立する確立手段、 前記接続状態が確立された通信端末の識別子を保持する
    メモリ、 前記接続状態が確立された通信端末に対して待機状態に
    ある通信端末の識別子を送信する送信手段、および前記
    接続状態が確立された通信端末からの通信開始要求に応
    答して所望の通信端末との間の中継処理を行う中継処理
    手段を備えることを特徴とする、中継器。
  11. 【請求項11】前記待機状態は前記接続状態が確立され
    たが前記通信が行われていない状態である、請求項10
    記載の中継器。
  12. 【請求項12】中継器を介して通信を行う通信端末にお
    いて、 識別子を保持するメモリ、 前記識別子を前記中継器に送信して前記中継器と接続状
    態を確立する確立手段、 別の通信端末から送信された通信開始要求を前記中継器
    を介して受信する受信手段、 前記通信開始要求に応答して前記別の通信端末と通信処
    理を行う通信処理手段、および前記別の通信端末と所定
    の関係が成立したとき前記識別子とは異なる新規識別子
    を前記別の通信端末に送信する送信手段を備えることを
    特徴とする、通信端末。
  13. 【請求項13】識別子は少なくとも2つのカテゴリコー
    ドを含み、一方のカテゴリコードが示すカテゴリは他方
    のカテゴリコードが示すカテゴリを包含する、請求項1
    2記載の通信端末。
  14. 【請求項14】前記メモリに保持された識別子と前記新
    規識別子とは少なくとも最小のカテゴリを示すカテゴリ
    コードが異なる、請求項13記載の通信端末。
  15. 【請求項15】中継器を介して通信を行う通信端末に、 前記中継器との接続状態を確立する確立ステップ、 前記中継器と接続された別の通信端末の識別子を前記中
    継器から受信する第1受信ステップ、 前記第1受信ステップによって受信された複数の識別子
    の中からメモリに保持された識別子に関連する特定識別
    子を検索する検索ステップ、および前記検索ステップに
    おける検索結果に応じて所定キャラクタを表示する表示
    ステップを実行させるためのプログラムを記録した、コ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】前記確立ステップは前記接続状態の確立
    要求を前記メモリに保持された識別子とともに前記中継
    器に送信する送信ステップを含む、請求項15記載のコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  17. 【請求項17】通信開始指示を受け付ける受付ステッ
    プ;前記通信開始指示に応答して前記特定識別子に対応
    する特定通信端末との通信の開始を前記中継器に要求す
    る要求ステップ;および前記特定通信端末との間で通信
    処理を行う通信処理ステップをさらに実行させるための
    プログラムを記録した、請求項15または16記載のコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】前記特定通信端末から送信された新規識
    別子を受信する第2受信ステップ;および前記新規識別
    子を前記メモリに書き込む書き込みステップをさらに実
    行させるためのプログラムを記録した、請求項17記載
    のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  19. 【請求項19】前記書き込みステップは前記メモリに保
    持された識別子を前記新規識別子によって更新する更新
    ステップを含む、請求項18記載のコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  20. 【請求項20】中継器を介して通信を行う通信端末にお
    いて、 識別子を保持するメモリ、 前記中継器との接続状態を確立する確立手段、 前記メモリに保持された識別子を前記中継器に送信する
    第1送信手段、 前記メモリに保持された識別子と関連する特定識別子を
    前記中継器から受信する第1受信手段、および前記特定
    識別子を受信したとき所定キャラクタを表示する表示手
    段を備えることを特徴とする、通信端末。
  21. 【請求項21】通信開始指示を受け付ける受付手段、 前記通信開始指示に応答して前記特定識別子を持つ特定
    通信端末との通信の開始を前記中継器に要求する要求手
    段、および前記特定通信端末との間で通信処理を行う通
    信処理手段をさらに備える、請求項20記載の通信端
    末。
  22. 【請求項22】前記所定キャラクタの選択が前記通信開
    始指示である、請求項21記載の通信端末。
  23. 【請求項23】前記特定通信端末から送信された新規識
    別子を受信する第2受信手段、および前記識別子を前記
    メモリに書き込む書き込み手段をさらに備える、請求項
    21または22記載の通信端末。
  24. 【請求項24】前記書き込み手段は前記メモリに保持さ
    れた識別子を前記新規識別子によって更新する更新手段
    を含む、請求項23記載の通信端末。
  25. 【請求項25】前記特定通信端末と音声通信を行うマイ
    クをさらに備える、請求項21ないし24のいずれかに
    記載の通信端末。
  26. 【請求項26】前記特定通信端末と画像通信を行うカメ
    ラをさらに備える、請求項21ないし25のいずれかに
    記載の通信端末。
  27. 【請求項27】通信を中継する中継器において、 通信端末との接続状態を確立する確立手段、 接続状態が確立された通信端末の識別子を保持するメモ
    リ、 注目する識別子に関連する特定識別子を前記メモリに保
    持された複数の識別子の中から検出する検出手段、 前記注目する識別子を持つ通信端末に対して前記特定識
    別子を送信する送信手段、および前記注目する識別子を
    持つ通信端末からの通信開始要求に応答して前記特定識
    別子を持つ特定通信端末との間の中継処理を行う中継処
    理手段を備えることを特徴とする、中継器。
  28. 【請求項28】前記検出手段は前記接続状態が確立され
    たが通信が行われていない通信端末の識別子の中から前
    記特定識別子を検出する、請求項27記載の中継器。
  29. 【請求項29】中継器を介して通信を行う通信端末に、 前記中継器との接続状態を確立する確立ステップ、 メモリに保持された識別子を前記中継器に送信する第1
    送信ステップ、 前記メモリに保持された識別子と関連する特定識別子を
    前記中継器から受信する第1受信ステップ、および前記
    特定識別子を受信したとき所定キャラクタを表示する表
    示ステップを実行させるためのプログラムを記録した、
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  30. 【請求項30】通信開始指示を受け付ける受付ステッ
    プ、 前記通信開始指示に応答して前記特定識別子を持つ特定
    通信端末との通信の開始を前記中継器に要求する要求ス
    テップ、および前記特定通信端末との間で通信処理を行
    う通信処理ステップをさらに実行させるためのプログラ
    ムを記録した、請求項29記載のコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  31. 【請求項31】前記特定通信端末から送信された新規識
    別子を受信する第2受信ステップ;および前記新規識別
    子を前記メモリに書き込む書き込みステップをさらに実
    行させるためのプログラムを記録した、請求項30記載
    のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  32. 【請求項32】前記書き込みステップは前記新規識別子
    によって前記メモリに保持された識別子を更新する更新
    ステップを含む、請求項31記載のコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  33. 【請求項33】中継器を介して通信を行う通信端末とと
    もに用いられる周辺機器において、 特定通信端末に関連する識別子を保持するメモリ、 情報を入力する入力手段、および前記識別子および前記
    情報を前記通信端末に与えるインタフェースを備えるこ
    とを特徴とする、周辺機器。
  34. 【請求項34】前記入力手段は音声情報を入力する音声
    情報入力手段を含む、請求項33記載の周辺機器。
  35. 【請求項35】前記入力手段は画像情報を入力する画像
    情報入力手段を含む、請求項33または34記載の周辺
    機器。
  36. 【請求項36】識別子を記録したカートリッジを取り込
    む取り込み手段、 前記カートリッジに記録された識別子を読み出す読み出
    し手段、および前記メモリに保持された識別子を前記読
    み出し手段によって読み出された識別子によって更新す
    る更新手段をさらに備える、請求項33ないし35のい
    ずれかに記載の周辺機器。
  37. 【請求項37】前記メモリに保持された識別子を前記カ
    ートリッジに書き込む書き込み手段をさらに備える、請
    求項36記載の周辺機器。
  38. 【請求項38】前記書き込み手段は前記カートリッジに
    記録された識別子を前記メモリに保持された識別子によ
    って更新する更新手段を含む、請求項37記載の周辺機
    器。
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