JP4209163B2 - 流体圧装置のシューおよびその製造方法 - Google Patents

流体圧装置のシューおよびその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、流体圧装置のシューおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
斜板型アキシャルピストンポンプなどの流体圧装置に使用され、ピストンと斜板との間に介在する従来のシューは図17および図18に示すように製造していた。すなわち、図17(a)は加工前の加工材料であり片面に摺接板が一体に積層されているものを使用する。(b)はNC旋盤で旋削する2つの工程、(c)は球体を本体に溶接する工程、(d)は球体の端を削り穴をあける工程、(e)は熱処理(ガス軟窒化)工程および振動バレル工程である。これに続く図18(a)は球体および本体に穿孔する2つの工程、(b)はNC旋盤で端面を削る工程、(c)は面をラップする工程、(d)はピストンと組み合わせる工程である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来例は、摺接板を積層した本体を加工してシューを製造するものであり、未加工材料の形状が大きく、かつ加工による材料ロスが大きく、加工工程も多く、コスト高になるという欠点があった。
【0004】
一方、本体を摺接板と分離し、摺接板をバイメタルにして本体に嵌め込むものがあった(たとえば特開2000−170645)が、はめ込むだけでは作動時に振動等で摺接板が本体から外れやすい。そこで、摺接板を本体に溶接することが考えられるが、溶接により摺接面に凹凸ができるので好ましくない。
【0005】
したがって、この発明の目的は、溶接により摺接面が凹凸になることなくコストを改善することができる流体圧装置のシューおよびその製造方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の流体圧装置のシューは、球体を摺動自在に係止する凹球面または球体を一面に有しこれと反対側の他面に凸形の係止部を有する本体と、前記他面に当接する摺接板とを備え、前記摺接板は、前記係止部に係止する第1の穴部を形成し前記本体の前記他面に当接される第1の部材と、前記第1の穴部と同心で前記第1の穴部の穴径よりも大きい第2の穴部を形成し前記第1の部材に積層され表面が摺接面となる第2の部材とを有し、前記第1の穴部と前記第2の穴部の両穴径の差によって生じた段部の平面を溶接部位として前記第1の部材を前記本体に溶接することを特徴とするものである。
【0007】
請求項1記載の流体圧装置のシューによれば、本体と積層構造の摺接板に分離し、両者を係止し溶接することによりシューを形成するため、従来に比べて材料ロスが少なく、本体の加工が容易であり、しかも組み立て容易であるためコストを低減することができる。さらに第1の部材の溶接部位で摺接板を本体に溶接するため、第2の部材の摺接面に溶接による凹凸が形成されない。
【0008】
請求項2記載の流体圧装置のシューは、球体を摺動自在に係止する凹球面または球体を一面に有しこれと反対側の他面の外周にリング状に突設した係止部を有する本体と、前記係止部の内径にほぼ等しいかそれよりも若干小さい外径を有して前記他面に当接する摺接板とを備え、前記摺接板は、中心に第1の穴部を形成し前記本体の前記他面に当接される第1の部材と、前記第1の穴部と同心で前記第1の穴部の穴径よりも大きい第2の穴部を形成し前記第1の部材に積層され表面が摺接面となる第2の部材とを有し、前記第1の穴部と前記第2の穴部の両穴径の差によって生じた段部の平面を溶接部位として前記第1の部材を前記本体に溶接することを特徴とするである。
【0009】
請求項2記載の流体圧装置のシューによれば、請求項1と同様な効果がある。
【0010】
請求項3記載の流体圧装置のシューは、球体を摺動自在に係止する凹球面または球体を一面に有しこれと反対側の他面に凹形の係止部を有する本体と、前記他面に当接する摺接板とを備え、前記摺接板は、前記本体の前記他面に当接されて前記係止部に整合する第1の穴部を形成するとともに前記係止部に係止するリング状突部を前記第1の穴部の縁部に形成した第1の部材と、前記第1の穴部と同心で前記第1の穴部の穴径よりも大きい第2の穴部を形成し前記第1の部材に積層され表面が摺接面となる第2の部材とを有し、前記第1の穴部と前記第2の穴部の両穴径の差によって生じた段部の平面を溶接部位として前記第1の部材を前記本体に溶接することを特徴とするものである。
【0011】
請求項3記載の流体圧装置のシューによれば、請求項2と同様な効果がある。
【0012】
請求項4記載の流体圧装置のシューの製造方法は、請求項1、請求項2または請求項3記載の流体圧装置のシューの製造方法であって、前記摺接板は、前記第1の部材の表面が凹面となリ前記第2の部材の表面が凸面となるように塑性変形されたものを用い、前記摺接板を前記本体の平面となっている前記他面に、平面状になるように押付けて溶接することを特徴とするものである。
【0013】
請求項4記載の流体圧装置のシューの製造方法によれば、請求項3と同様な効果のほか、摺接板の周縁は本体の他面に押しつける方向に作用しているので、使用状態で摺接板の周縁が反って周縁が本体の他面から浮き上がるのを防止することができる。
【0016】
請求項記載の流体圧装置のシューの製造方法は、請求項1、請求項2または請求項3記載の流体圧装置のシューの製造方法であって、前記本体を製造する工程と、前記摺接板を製造する工程と、前記摺接板を前記係止部に係止するとともに前記溶接部材を前記本体に溶接する工程を含むものである。
【0017】
請求項記載の流体圧装置のシューの製造方法によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態の流体圧装置のシューおよびその製造方法を図1から図5により説明する。
【0019】
まず図5は全体の斜板型アキシャルピストンポンプを示す。1はケース、2はケース1に軸受けされたシャフト、3はシャフト2に取付けられたシリンダ装置、4はシリンダ装置3に連絡するように構成された吸入弁、吐出弁を有するケース閉じ体、5はシリンダ装置3より突出する方向にばね付勢されたピストン、6はピストン5の先端に設けた球体、7はケース1内に固定され球体6に対向する斜板、8は斜板7を摺接し、球体6を受ける凹球面を有するシューである。
【0020】
シャフト2がモータ(図示せず)等により回転するとシリンダ装置3が同時に回転しピストン5およびシュー8が回転するためシュー8が斜板7上を摺接する。これによりシャフト2の1回転で各ピストン5がシリンダ装置3内を1往復し、その過程で吸入弁を通してシリンダ装置3内に流体を吸引し、その流体を吐出弁を通して吐出するピストン動作が行われる。
【0021】
この流体圧装置のシューは、図1に示すように本体10と、摺接板11を有する。本体10は図3に示すように球体6を摺動自在に係止する凹球面12を一面10aに有しこれと反対側の他面10bに凸形状の位置決め用の係止部14を有するもので、実施の形態では例えば鋼製にし、凹球面12はその曲率半径より深く形成されており、球体の嵌合後に開口端を若干絞って球体6が抜けにくくすることが可能である。凹球面12の底部には油路17を他面に貫通している。本体10の他面10b側はつば部13を形成して他面10bの面積を増大し、他面10bの係止部14は本体10の他面10bの中央に設けられた凸部であり、油路17の端部がその中心に貫通しその周囲にリング状の凹部15を形成し、凹部15に断面山形の溶接用リング部16を他面10bよりも高くなるように突設している。この本体10は例えば旋盤により加工することができる。
【0022】
摺接板11は実施の形態において図4に示すように、第1の部材18と第2の部材19からなる層構造のバイメタルワッシャであり、後述のようにドーナツ状のワッシャである。第1の部材18は係止部14に係止する位置決め用の係合部20を有して他面10bに当接するものであり、例えば鉄系金属を用い、係合部20は凸部に係止する穴部20aとしている。第2の部材19は第1の部材18の溶接部位21を避けた位置に積層されて表面が斜板に対する摺接面19aとなるもので、例えば銅合金系金属を使用している。第1の部材18と第2の部材19は同じ外径または第2の部材19が小径の円板であるが、係合部20を構成する第2の部材19の穴部20bの穴径が第1の部材18の穴部20aの穴径よりも大きい。そして第1の部材18の溶接部位21は第2の部材19の穴部20bの内側とし、溶接シロを形成している。溶接部位21で第1の部材18を本体10に溶接するが、実施の形態では摺接板11が溶接用リング部16に当接した状態で溶接リング部16を介してスポット溶接しながら係止部14に係合部20が係止するとともに他面10bに当接し密着状態となる。
【0023】
つぎにシューの製造方法について説明する。すなわち、上記した本体10を製造する工程と、上記した摺接板11を製造する工程と、摺接板11を本体10に係止するとともに第1の部材18溶接部位21を本体10に溶接する工程を含む。
【0024】
この発明の第2の実施の形態を図6から図8により説明する。これは、第1の実施の形態のスポット溶接に代えて、電子ビーム溶接、YAGレーザ溶接、TIG溶接等により溶接するものであり、本体10の凹部15および溶接用リング部16は不要にしている。その他は第1の実施の形態と共通するので、同一個所に同一符号を付している。
【0025】
この発明の第3の実施の形態を図9および図10により説明する。これは、第1または第2の実施の形態において、係止部14を本体10の他面10bの外周にリング状に突設し、係合部20は摺接板11の外径を係止部14の内径にほぼ等しいかそれよりも若干小さくすることより達成している。その他は第2の実施の形態と共通するが、第1の実施の形態のようにスポット溶接する構成も可能である。
【0026】
この発明の第4の実施の形態を図11から図13により説明する。これは、第2の実施の形態において、係止部14を凹部により形成し、摺接板11の第1の部材18の穴部20aおよび第2の部材19の穴部20bを残し、係止部14に嵌合する係合部20′を穴部20aの縁部に形成したリング状突部により形成している。その他は第2の実施の形態と共通するが、第1の実施の形態のようにスポット溶接する構成も可能である。
【0027】
この発明の第5の実施の形態を図14により説明する。これは、第1の実施の形態において、本体10の他面10bが平面であるのに対して、摺接板11は第1の部材18の表面が凹面となリ第2の部材19の表面が凸面となるように塑性変形されたものである。摺接板11は本体10の他面10bに押付けられて摺接板11が平面状となって他面10bに当接する。この場合、摺接板11が平面状となる前に第1の部材18が溶接用リング部16に当接した状態で溶接リング部16を介してスポット溶接しながら本体10に押付けられ、溶接リング部16が柔らかくなって係止部14に係合部20の第1の穴部20aが係止するとともに他面10bに当接し平面状となり密着状態となる。
【0028】
この実施の形態によれば、摺接板11の周縁は本体10の他面10bに押しつける方向に作用しているので、使用状態で摺接板11の周縁が反って周縁が本体10の他面10bから浮き上がるのを防止することができる。その他は第1の実施の形態と同様である。
【0029】
この発明の第6の実施の形態を図15により説明する。これは、第2の実施の形態において、本体10の係止部14の外径を第2の穴部20bより小さい範囲で大きくしたものであり、第1の穴部20aも係止部14に合わせて穴径を大きくし、第1の穴部20aを係合部20として係止部14に嵌合している。そして溶接部位21を係止部14と第1の部材18の第1の穴部20aとのリング状の嵌合接触部分として、それに沿ってその嵌合接触部分をレーザ溶接等により接続している。
【0030】
この実施の形態によれば、第1の穴部20aの径を大きくするのでバイメタル構造の摺接板の材料節減となる。その他は第2の実施の形態と同様である。
【0031】
この発明の第7の実施の形態を図16により説明する。これは、第6の実施の形態において、摺接板11を第5の実施の形態と同様に表裏が凹凸をなすように塑性変形したものであり、本体10の他面10bの平面の表面に押付けて平板状に変形させ第6の実施の形態のようにレーザ溶接等している。したがって、第5の実施の形態と同様に摺接板11が使用中に反りを生じるのを防止することができる。
【0032】
なお、この発明において、本体は例えば従来例のように球体を本体に設け、ピストン側に凹球面を形成したものでもよい。
【0033】
【発明の効果】
請求項1記載の流体圧装置のシューによれば、本体と、積層構造の摺接板に分離し、両者を溶接することにより構成するため、摺接板の加工による材料ロスが少なく、また本体と摺接板は溶接により接合するので製造工程が簡単でコストを低減することができる。さらに第1の部材の溶接部位で本体に溶接するため、第2の部材の摺接面に溶接による凹凸が形成されない。
【0034】
請求項2および請求項3記載の流体圧装置のシューによれば、請求項1と同様な効果がある。
【0035】
請求項4記載の流体圧装置のシューの製造方法によれば、請求項3と同様な効果のほか、摺接板の周縁は本体の他面に押しつける方向に作用しているので、使用状態で摺接板の周縁が反って周縁が本体の他面から浮き上がるのを防止することができる。
【0037】
請求項記載の流体圧装置のシューの製造方法によれば、請求項1と同様な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示し、(a)は摺接板を溶接する前の断面図、(b)は溶接後の断面図である。
【図2】その側面図である。
【図3】(a)は本体の断面図、(b)はその左側面図、(c)は右側面図である。
【図4】(a)は摺接板の断面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図である。
【図5】流体圧装置の断面図である。
【図6】第2の実施の形態を示し、(a)は摺接板を溶接する前の断面図、(b)は溶接後の断面図である。
【図7】その側面図である。
【図8】(a)は本体の断面図、(b)はその左側面図、(c)は右側面図である。
【図9】第3の実施の形態を示し、(a)は本体の断面図、(b)はその左側面図、(c)は右側面図である。
【図10】本体に摺接板を溶接した状態の断面図である。
【図11】第4の実施の形態を示し、(a)は本体の断面図、(b)はその左側面図、(c)は右側面図である。
【図12】(a)は摺接板の断面図、(b)はその左側面図、(c)は右側面図である。
【図13】本体に摺接板を溶接した状態の断面図である。
【図14】第5の実施の形態を示し、(a)は摺接板を溶接する前の断面図、(b)は溶接後の断面図である。
【図15】第6の実施の形態を示し、(a)は摺接板を溶接する前の断面図、(b)は溶接後の断面図である。
【図16】第7の実施の形態を示し、(a)は摺接板を溶接する前の断面図、(b)は溶接後の断面図である。
【図17】従来のシューの製造手順を示す説明図である。
【図18】図14に続くシューの製造手順を示す説明図である。
【符号の説明】
6 球体
7 斜板
10 本体
10a 一面
10b 他面
11 摺接板
12 凹球面
14 係止部
18 第1の部材
19 第2の部材
19a 摺接面
20 係合部
20a 第1の穴部
20b 第2の穴部
21 溶接部位

Claims (5)

  1. 球体を摺動自在に係止する凹球面または球体を一面に有しこれと反対側の他面に凸形の係止部を有する本体と、前記他面に当接する摺接板とを備え、前記摺接板は、前記係止部に係止する第1の穴部を形成し前記本体の前記他面に当接される第1の部材と、前記第1の穴部と同心で前記第1の穴部の穴径よりも大きい第2の穴部を形成し前記第1の部材に積層され表面が摺接面となる第2の部材とを有し、前記第1の穴部と前記第2の穴部の両穴径の差によって生じた段部の平面を溶接部位として前記第1の部材を前記本体に溶接することを特徴とする流体圧装置のシュー。
  2. 球体を摺動自在に係止する凹球面または球体を一面に有しこれと反対側の他面の外周にリング状に突設した係止部を有する本体と、前記係止部の内径にほぼ等しいかそれよりも若干小さい外径を有して前記他面に当接する摺接板とを備え、前記摺接板は、中心に第1の穴部を形成し前記本体の前記他面に当接される第1の部材と、前記第1の穴部と同心で前記第1の穴部の穴径よりも大きい第2の穴部を形成し前記第1の部材に積層され表面が摺接面となる第2の部材とを有し、前記第1の穴部と前記第2の穴部の両穴径の差によって生じた段部の平面を溶接部位として前記第1の部材を前記本体に溶接することを特徴とする流体圧装置のシュー。
  3. 球体を摺動自在に係止する凹球面または球体を一面に有しこれと反対側の他面に凹形の係止部を有する本体と、前記他面に当接する摺接板とを備え、前記摺接板は、前記本体の前記他面に当接されて前記係止部に整合する第1の穴部を形成するとともに前記係止部に係止するリング状突部を前記第1の穴部の縁部に形成した第1の部材と、前記第1の穴部と同心で前記第1の穴部の穴径よりも大きい第2の穴部を形成し前記第1の部材に積層され表面が摺接面となる第2の部材とを有し、前記第1の穴部と前記第2の穴部の両穴径の差によって生じた段部の平面を溶接部位として前記第1の部材を前記本体に溶接することを特徴とする流体圧装置のシュー。
  4. 請求項1、請求項2または請求項3記載の流体圧装置のシューの製造方法であって、前記摺接板は、前記第1の部材の表面が凹面となリ前記第2の部材の表面が凸面となるように塑性変形されたものを用い、前記摺接板を前記本体の平面となっている前記他面に、平面状になるように押付けて溶接することを特徴とする流体圧装置のシューの製造方法。
  5. 請求項1、請求項2または請求項3記載の流体圧装置のシューの製造方法であって、前記本体を製造する工程と、前記摺接板を製造する工程と、前記摺接板を前記係止部に係止するとともに前記溶接部材を前記本体に溶接する工程を含む流体圧装置のシューの製造方法。
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