JP4208596B2 - 操作端末装置、そのカメラ設定方法およびプログラム - Google Patents

操作端末装置、そのカメラ設定方法およびプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影された映像の変化検知処理を行う第1の異常検知手段を有するカメラサーバ装置に対して映像の変化があるかどうかを判定するためのパラメータの設定を行う操作端末装置、そのカメラ設定方法およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
遠隔地に配置されたカメラの映像をネットワーク経由で観察可能なネットワークカメラ(特開平10−040185号公報を参照)などは、防犯を目的とする、カメラで撮影された映像を用いて監視を行う監視システムとして使用される場合が多い。このような監視システムの中には、撮影された映像中に何らかの異常を検知すると、外部に異常検知情報を自動的に通報するように構成されているものがある(本出願人による特願2002−052983、特願2002−055579)。
【0003】
上記監視システムにおいて、異常検知を行う場合は、その設定をより正確にするために、異常状態を実際に近い状態で発生させる必要がある。例えば、映像上で人の動きを検知させるような場合、カメラの設置場所に人が出向き、実際に動くなどしながら感度などのパラメータの設定をすることが必要である。特に、侵入検知のような場合には、通常では侵入という状態は発生しないので、カメラの設置場所に誰かが出向いて、侵入者の動きをシミュレートしながら感度などのパラメータを設定する必要がある。
【0004】
【特許文献1】
特願2002−052983
【特許文献2】
特願2002−055579
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、検知のためのパラメータ設定をより正確にするためには、異常な状況を発生させ、その状況を映像で確認しながら設定する必要がある。しかし、映像を見ながらパラメータを設定する場所がカメラの設置場所から離れている場合、パラメータ設定者とは別の人に依頼して異常を発生させる必要があるため、人手が必要となる。別の人に依頼しない場合には、ビデオ記録装置などを用意しておき、ビデオに記録した信号をカメラ信号の代わりに用いる必要があり、ケーブルのつなぎかえなど煩わしい操作が必要である。すなわち、余分な作業を行う必要があり、パラメータの設定に手間が掛かる。
【0006】
本発明の目的は、余分な作業を行うことなく、カメラ装置に対して適切なパラメータの設定を行うことができる操作端末装置、そのカメラ設定方法およびプログラムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、撮影された映像の変化検知処理を行う第1の異常検知手段を有するカメラサーバ装置に対して映像の変化があるかどうかを判定するためのパラメータの設定を行う操作端末装置であって、前記カメラサーバ装置において撮影された映像の一時記憶を開始する時間の設定を行う時間設定手段と、前記カメラサーバ装置から前記撮影された映像を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された映像のうち、前記時間設定手段によって設定された時間に対応する映像を一時記憶する一時映像記憶手段と、前記一時映像記憶手段によって一時記憶された映像の変化を検知するために、前記第1の異常検知手段による映像の変化検知処理と同一の変化検知処理を行う第2の異常検知手段と、前記第2の異常検知手段によって変化が検知された位置を示す情報を重畳して前記一時映像記憶手段に記憶された映像の再生表示と映像の変化があるかどうかを判定するためのパラメータを設定する設定パネルとを表示する表示手段と、前記一時映像記憶手段によって一時記憶されている映像が前記表示手段によって再生されているか否かを判定する判定手段と、前記一時映像記憶手段によって一時記憶されている映像が前記表示手段によって再生されていることが前記判定手段によって判定された場合、前記第2の異常検知手段による映像の変化検知処理に対して、前記設定パネルを介して入力された映像の変化があるかどうかを判定するためのパラメータを設定するパラメータ設定手段と、前記一時映像記憶手段によって一時記憶されている映像が前記表示手段によって再生されていないことが前記判定手段によって判定された場合、前記設定パネルを介して入力されたパラメータを前記カメラサーバ装置へ送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
本発明は、上記目的を達成するため、撮影された映像の変化検知処理を行う第1の異常検知手段を有するカメラサーバ装置に対して映像の変化があるかどうかを判定するためのパラメータの設定を行う操作端末装置のカメラ設定方法であって、前記カメラサーバ装置において撮影された映像の一時記憶を開始する時間の設定を行う時間設定工程と、前記カメラサーバ装置から前記撮影された映像を処理装置が取得する取得工程と、前記取得工程において取得された映像のうち、前記時間設定工程において設定された時間に対応する映像を一時映像記憶手段に一時記憶する一時映像記憶工程と、前記一時映像記憶工程において一時記憶された映像の変化を検知するために、前記第1の異常検知手段による映像の変化検知処理と同一の変化検知処理を行う第2の異常検知手段によって異常を検知する異常検知工程と、前記異常検知工程において変化が検知された位置を示す情報を重畳して前記一時映像記憶手段に記憶された映像を表示手段に再生する表示工程と、前記一時映像記憶手段によって一時記憶されている映像が前記表示手段によって再生されているか否かを判定する判定工程と、前記一時映像記憶手段によって一時記憶されている映像が前記表示手段によって再生されていることが前記判定工程において判定された場合、前記第2の異常検知手段による映像の変化検知処理に対して、映像の変化があるかどうかを判定するためのパラメータを設定するパラメータ設定工程と、前記一時映像記憶手段によって一時記憶されている映像が前記表示手段によって再生されていないことが前記判定工程において判定された場合、前記設定工程において設定されるパラメータを前記カメラサーバ装置へ送信する送信工程と、を有することを特徴とする。
本発明は、上記目的を達成するため、上記カメラ設定方法を実行するためのコンピュータが実行可能なプログラムを提供する。
【0008】
【発明の実施形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0009】
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係るカメラ設定装置を含むシステム構成を示すブロック図である。
【0010】
本実施形態におけるシステムは、図1に示すように、撮像装置100を接続するカメラサーバ装置110と、カメラサーバ装置110とネットワーク130を介して通信可能に接続される操作端末120とを備える。カメラサーバ装置110は、撮像装置100で撮影された映像を取り込み、この取り込まれた映像に基づいて異常検知処理を行うものである。この異常検知処理には、各種パラメータが用いられる。操作端末120は、ネットワーク130を介して、カメラサーバ装置110に対して異常検知処理の各種パラメータを設定する機能を有する。
【0011】
次に、カメラサーバ装置110と操作端末120の構成について図2を参照しながら説明する。図2は図1のカメラサーバ装置110と操作端末120の構成をそれぞれ示すブロック図である。
【0012】
カメラサーバ装置110は、CCDなどの撮像素子により、映像をデジタル映像信号として出力する映像撮像部111(図1の撮像装置00に相当)と、映像撮像部111から出力された映像信号をネットワーク130に送出可能なようにMotion JPEG形式に圧縮する映像圧縮部112と、映像撮像部111から出力された映像信号に基づいて異常が発生したか否かを検知するための異常検知処理を行い、この異常検知処理の結果に基づいて異常検知情報を生成する異常検知部113と、異常が発生した際の映像信号を記録保存する映像記録部114と、異常検知部113の異常検知処理の感度などの各種パラメータを保持する検知パラメータ保持部115と、ネットワーク130を介して上記圧縮映像信号および異常検知情報を配信するとともに、異常検知処理のパラメータ設定などをネットワーク130経由で可能にする通信制御部116とを有する。本実施形態では、異常検知部113の異常検知処理として、フレーム間差分による動き検知処理が用いられる。
【0013】
操作端末120は、ネットワーク130を介したカメラサーバ装置110との通信を制御するための通信制御部127を有する。この通信制御部127は、カメラサーバ装置110から配信された圧縮映像信号を受信し、この受信された圧縮映像は、映像伸張部125に入力される。映像伸張部125は、入力された圧縮映像信号を一時映像記憶部124に格納するとともに、圧縮映像信号を伸張する伸張処理を行う。映像伸張部125で伸張された映像信号は、異常検知データ処理部126および映像表示部121に入力される。異常検知データ処理部126は、映像信号に添付されている異常検知情報を取り出すための処理を行い、異常検知情報が取り出されると、この異常検知情報は、映像表示部121に入力される。映像表示部121は、映像伸張部125から入力された映像信号が示す映像を表示する。また、異常検知データ処理部126から異常検知情報が入力された場合、この異常検知情報が上記映像に重畳されて表示される。
【0014】
また、一時映像記憶部124に格納されている圧縮映像信号は、必要に応じて読み出され、映像伸張部125で伸張された後、映像表示部121に入力される。これと同時に、一時映像記憶部124に格納されている圧縮映像信号は、異常検知部122に入力され、異常検知部122は、入力された圧縮映像信号に基づいて異常が発生しているか否かを検知するための異常検知処理を行い、異常検知処理の結果に応じて異常検知情報を生成する。この異常検知部122は、カメラサーバ装置110の異常検知部113と同一のアルゴリズムで動作するものである。上記異常検知情報は、映像表示部121に入力される。映像表示部121は、映像伸張部125から入力された映像信号(一時映像記憶部124の圧縮映像信号を伸張したもの)が示す映像を表示し、また、異常検知部122から異常検知情報が入力された場合、この異常検知情報が上記映像に重畳されて表示される。
【0015】
異常検知部122の異常検知処理に用いられる感度などの各種パラメータは、検知パラメータ保持部128に保持されている。異常検知部122の各種パラメータおよびカメラサーバ装置110の各種パラメータは、検知パラメータ設定操作部123により設定することが可能である。この検知パラメータ設定操作部123により各種パラメータを設定する際には、一時映像記憶部124に記憶されている映像信号、カメラサーバ装置110からの映像信号のいずれかに基づいて異常検知処理が行われ、その結果を見ながら異常検知処理のパラメータの設定が行われることになる。この検知パラメータ設定操作部123により各種パラメータが設定されると、この設定された各種パラメータは検知パラメータ保持部128に保持される。また、設定された各種パラメータは、通信制御部127によりネットワーク130を介してカメラサーバ装置110に送られる。カメラサーバ装置110においては、操作端末120からの各種パラメータが通信制御部116により受信され、検知パラメータ保持部115に格納される。
【0016】
なお、本実施形態では、映像信号の圧縮形式として、Motion JPEG方式を用いているが、これに限定されることはなく、より圧縮率が高いフレーム間相関を用いたMPEG4やH263などの圧縮形式を用いてもよいし、さらに他の圧縮形式を用いてもよい。
【0017】
また、本実施形態では、異常検知処理として、フレーム間差分による動き検知処理を用いているが、アルゴリズム自体にこだわるものではなく、動き検知以外の物体の存在の有無も検知可能な背景差分による検知処理、さらには画像を用いない人感センサー検知などの異常検知処理を用いてもよい。
【0018】
次に、操作端末120の検知パラメータ設定操作部123に表示されるユーザインタフェース画面について図3を参照しながら説明する。図3は図2の操作端末120の検知パラメータ設定操作部123に表示されるユーザインタフェース画面例を示す図である。
【0019】
検知パラメータ設定操作部123には、図3に示すようなユーザインタフェース画面(GUI画面)が表示され、この画面上で端末操作者による操作が可能である。ユーザインタフェース画面は、映像表示パネル210と、動き検知設定パネル220とから構成される。映像表示パネル210には、映像表示部121の映像を実際に画面に表示する映像表示部211、映像表示部211上で動き検知の対象とする領域を指定するための矩形212、動き検知の機能を有効にしたり無効にしたりするためのボタン213,214が表示される。ここで、矩形212の位置および大きさは、ポインティング手段などにより画面上で任意に設定することができる。
【0020】
動き検知設定パネル220には、保存開始ボタン223、再生ボタン224、時間設定部221,222、感度設定スライドバー225、面積設定スライドバー226、検知面積バー227、および適用ボタン228が表示される。保存開始ボタン223は、一時映像記憶部124への映像の一時保存の開始を指示するボタンである。再生ボタン224は、一時映像記憶部124に一時保存された映像の再生を指示するボタンである。時間設定部221,222は、それぞれ保存開始ボタン223を押下してから実際に映像保存を開始するまでの遅延時間と、一時保存する映像の長さ(時間)を指定するためのものである。
【0021】
感度設定スライドバー225は、感度を設定するためのものであり、この設定された感度値は映像の隣接フレーム間における同じ画素位置における画素の輝度値の差分値と比較され、差分値が設定された感度値以上になると、その画素に変化有りとみなされる。面積設定スライドバー226は、矩形212の領域内において変化有りとみなされた画素の比率すなわち面積の比率を設定するためのものであり、この変化有りとみなされた面積の比率(面積の比率)が上記設定された面積の比率を超えた場合に、最終的に動きを検知したとみなされる。検知面積バー227は変化有りとみなされた画素の比率をバーの長さで表示するためのものであり、検知したか否かはバーの色で区別されるように構成されている。例えば、未検知なら緑、検知なら赤でバー表示が行われる。映像1フレーム毎に随時バー表示は更新される。バーの長さが0%なら変化画素0であり、長さが100%なら全画素変化したとみなされる。
【0022】
適用ボタン228は、動き検知設定パネル220上で設定されたパラメータを確定するためのボタンである。この適用ボタン228が押下されると、感度設定、面積設定の値が操作端末120の検知パラメータ保持部128に設定されるとともに、通信制御部127を通じてカメラサーバ装置110に送信される。これにより、カメラサーバ装置110の検知パラメータ保持部115の値が更新される。
【0023】
次に、カメラサーバ装置110の異常検知部113および操作端末120の異常検知部122による動き検知処理について図4を参照しながら説明する。図4はカメラサーバ装置110の異常検知部113および操作端末120の異常検知部122による動き検知処理の手順を示すフローチャートである。ここでは、カメラサーバ装置110の異常検知部113および操作端末120の異常検知部122による動き検知処理は同一のアルゴリズムで行われるので、カメラサーバ装置110の異常検知部113の動き検知処理を例に説明する。
【0024】
カメラサーバ装置110の異常検知部113は、操作端末120のボタン213,214により、動き検知を「しない」から「する」にされたときに起動される。
【0025】
異常検知部113では、図4に示すように、まずステップS101において、検知パラメータ保持部115から検知パラメータが読み込まれ、続くステップS102で検知状態がオフに設定される。そして、ステップS103において、ボタン213が押下されたか否かの判定が行われる。すなわち動き検知をするか否かの判定が行われる。ここで、ボタン213が押下されていない場合、動き検知を行わないと判断されて本処理が終了される。
【0026】
これに対し、ボタン213が押下された場合、動き検知を行うと判断されて、ステップS104で、検知パラメータ保持部115の値を参照してその値が更新されていれば、その値の再読み込みが行われる。そして、ステップS105において、映像撮像部111から1フレーム分の映像が取得される。
【0027】
次いで、ステップS106において、取得されたフレームと前フレームとが比較され、矩形212の領域(指定された検知領域)内の変化画素が特定される。続いて、ステップS107で、上記検知領域内の変化画素がカウントされて変化面積が計算されるとともに、変化有りとみなされた画素位置が一時保存される。そして、上記ステップS107で計算された変化面積が面積設定スライドバー226で指定された設定値を超えたか否かの判定が行われる。ここで、上記変化面積が上記設定値を超えた場合、ステップS109において、検知状態がオンとされ、映像記録が開始される。そして、処理がステップS110に進められる。これに対し、上記変化面積が上記設定値を超えていない場合、検知状態がオフとされ、映像記録が停止される。そして、処理がステップS110に進められる。
【0028】
ステップS110では、映像記録の開始または停止が映像圧縮部112に通知される。そして、処理が上記ステップS103に戻される。
【0029】
上記処理において、図中のA1の部分(ステップS106〜S108)が検知処理のアルゴリズムに相当するものである。なお、変化画素についは映像フレームの1画素単位ではなく、所定画素数のブロック単位を代表変化画素として処理するようにしてもよい。例えば、8×8画素毎すなわちJPEGのマクロブロックの単位で変化有無を代表させて変化画素位置情報としてもよい。実際には、矩形212で指定された領域内の表示は上記のような表示とされている。
【0030】
次に、カメラサーバ装置110の映像配信について図5を参照しながら説明する。図5は図2のカメラサーバ装置110の映像配信の手順を示すフローチャートである。本フローチャートで示す処理は、図4のフローチャートで示す処理とともに、カメラサーバ装置110内で動作する。
【0031】
カメラサーバ装置110では、図5に示すように、まずステップS201において、初期化処理が行われ、続くステップS202で、映像撮像部111から1フレーム分の映像が取得される。そして、ステップS203において、上記取得された映像が圧縮される。
【0032】
次いで、ステップS204において、異常検知部113からの通知(図4のステップS110での通知)が待たれ、続くステップS205で、図4のステップS107で一時保存された変化画素位置情報が取り出され、圧縮映像信号に変化画素位置情報が付加される。そして、ステップS206において、変化画素位置情報が付加された圧縮映像信号がネットワーク130に送出可能なフォーマットのパケットデータに変換される。ここで、変化画素位置情報は、1ビットのバイナリ画像としてランレングス符号化などでバイナリ圧縮され、これが圧縮画像と合わせて送れることになる。
【0033】
次いで、ステップS207において、上記パケットデータが、通信制御部116からネットワーク130を介して操作端末120に送信される。操作端末120では、上記変化位置画素情報を映像上に重畳表示するが、動き検知をしていない場合は、変化画素位置情報の内容は空となり、映像上には変化位置画素情報としての画像が重畳されることはない。
【0034】
次に、操作端末120の処理動作について図6ないし図8を参照しながら説明する。図6(a)は基本動作の手順を示すフローチャート、同図(b)は動き検知指示通知処理の手順を示すフローチャート、同図(c)はパラメータ変更操作の手順を示すフローチャート、図7(a)は設定されたパラメータの確定の手順を示すフローチャート、同図(b)は映像保存の手順を示すフローチャート、図8は映像再生の手順を示すフローチャートである。
【0035】
操作端末120では、図6(a)に示すように、まずステップS301において初期化処理が行われ、続くステップS302で、カメラサーバ装置110との接続が正常に行われたか否かの判定が行われる。ここで、カメラサーバ装置110との接続が正常に行われていない場合、本処理は終了される。これに対し、カメラサーバ装置110との接続が正常に行われた場合、ステップS303において、検知パラメータ設定操作部123に図3のGUI(Graphical User Interface)画面が表示され、続くステップS304で、上記GUI画面の映像表示パネル210への映像表示が開始される。
【0036】
次いで、ステップS305において、上記GUI画面上での操作待ちが行われ、続くステップS306で、上記GUI画面上での操作に応じた処理が行われる。そして、処理が上記ステップS305に戻される。
【0037】
上記GUI画面上での操作として動き検知をするまたはしないボタン213,214のいずれかが押下された場合、図6(b)に示すように、ステップS311において、動き検知のオン/オフ状態がカメラサーバ装置110に通知される。この通知に基づいて、図4のステップS103での判定が行われることになる。
【0038】
上記GUI画面上での操作として、感度設定スライドバー225または面積設定スライドバー226が操作された場合、図6(c)に示すように、ステップS321において、検知パラメータ設定操作部123内部に保持されている値(パラメータ)が、感度設定スライドバー225または面積設定スライドバー226の操作により設定された値に更新される。
【0039】
上記GUI画面上での操作として、適用ボタン228が押下された場合、図7(a)に示すように、ステップS331において、検知パラメータ設定操作部123内部に保持されている値(パラメータ)が取得される。そして、ステップS332において、現在、一時映像記憶部124に格納されている映像を再生中であるか否かの判定が行われる。ここで、一時映像記憶部124に格納されている映像の再生中であれば、ステップS333において、検知パラメータ保持部128に保持されている値(パラメータ)が上記ステップS331で取得された値(パラメータ)に更新される。これに対し、一時映像記憶部124に格納されている映像の再生中でなければ、ステップS334において、上記ステップS331で取得された値(パラメータ)がカメラサーバ装置110に送信される。これにより、カメラサーバ装置110の検知パラメータ保持部115の値(パラメータ)が上記ステップS331で取得された値(パラメータ)に更新される。
【0040】
上記GUI画面上での操作として保存開始ボタン224が押下された場合、図7(b)に示すように、まずステップS341で時間設定部221に設定された保存開始遅延時間T0待った後、ステップS342で、一時映像保存が開始される。そして、ステップS343において、時間設定部222で設定された映像の長さT1分だけ映像の保存が行われる。なお、この映像保存中は、通信処理部127に到着した全映像フレームの映像部分だけ伸張せずに一時映像記憶部124に保存するものとする。
【0041】
上記GUI画面上での操作として再生ボタン223が押下された場合、図8に示すように、ステップS351において、一時映像記憶部124に保存映像データがあるか否かの判定が行われる。ここで、保存映像データがあれば、ステップS352において、カメラサーバ装置110からの映像信号の表示が停止され、続くステップS353で、一時映像記憶部124に保存された映像信号の再生が開始される。そして、ステップS355において、映像再生終了待ちが行われ、この映像再生が終了すれば、カメラサーバ装置110からの映像表示が再開される。
【0042】
なお、上記保存開始処理(図7(b)に示す)、再生ボタン223の押下に伴う処理(図8に示す)中においては、動き検知のためのパラメータ設定を行うことが可能である(非同期)。
【0043】
次に、操作端末120での映像表示処理について図9を参照しながら説明する。図9は図2の操作端末120での映像表示処理の手順を示すフローチャートである。
【0044】
操作端末120が起動された状態でカメラサーバ装置110から送信された映像を受信すると、映像表示処理が自動的に開始される。この映像表示処理では、図9に示すように、ステップS401において、初期化処理が行われ、続いてステップS402で、映像表示を停止するか否かの判定が行われる。ここで、映像表示が停止であれば、本処理は終了される。
【0045】
これに対し、映像表示が停止でなければ、ステップS403において、通信制御部127から1フレーム分の映像が取得され、続くステップS404で、取得された映像が伸張される。そして、ステップS405において、変化画素位置情報が読み出される。
【0046】
次いで、ステップS406において、上記読み出された変化画素位置情報に基づいて変化画素があるか否かの判定が行われる。ここで、変化画素がある場合、ステップS407において、映像に対し、変化画素を矩形212内のブロック単位で変化の有無を表示する形態での重畳表示が行われる。なお、図3の例では、8×8ブロック毎の単位で変化の有無をまとめている。これに対し、変化画素位置情報が空ならば、ステップS408において、映像のみを表示する。
【0047】
次に、操作端末120での再生処理について図10を参照しながら説明する。図10は図2の操作端末120での再生処理の手順を示すフローチャートである。この再生処理において、基本的なアルゴリズムは図4に示すフローチャートと同じである。
【0048】
再生処理では、図10に示すように、まずステップS501において、検知状態がオフとされる。そして、ステップS502において、検知パラメータ保持部128からパラメータが読み込まれ、続くステップS503で、一時映像記憶部124から1フレーム分の映像信号が取得される。
【0049】
次いで、ステップS504において、保存映像が終了したか否かの判定が行われる。ここで、保存映像が終了した場合、本処理は終了される。これに対し、保存映像が終了していない場合、ステップS505において、取得された映像信号が伸張される。そして、ステップS506において、異常検知部122により、図4におけるA1のブロックと同じ手順で動き検知処理が行われる。
【0050】
次いで、ステップS507において、動き検知処理の結果、検知状態がオンであるか否かの判定が行われる。ここで、検知状態がオンであれば、ステップS507において、異常検知部122から変化画素位置情報が読み出され、続くステップS508で、変化画素位置情報が映像上に重畳表示される。そして、処理が上記ステップS502に戻される。これに対し、検知状態がオフであれば、ステップS509において、映像のみが表示される。
【0051】
このように、本実施形態によれば、カメラサーバ装置110の異常検知処理のパラメータを設定する際に、操作端末120に設けられた一時映像記憶部124に一時記憶されている映像を再生しながら異常検知処理のパラメータを決定することができるので、余分な作業を行うことなく、適切なパラメータの設定を簡単に行うことができる。すなわち、異常検知処理の設定を行う際に、異常検知処理の設定者が指定時間後にカメラの前まで直接行き、異常な動作をシミュレーション演技してこれを一時記録し、後でシミュレーション演技の映像を再生しながらパラメータを設定するようにすれば、一人の設定者で異常検知処理のパラメータの設定を行うことが可能となり、従来のように、カメラの前でシミュレーション演技をすることを別な人に依頼する必要がなくなり、または、ビデオ記録装置などを別途用意しておくなどの煩雑な設定作業などを行う必要がなくなる。
【0052】
なお、本実施形態では、カメラサーバ装置110と操作端末120間をネットワークで接続しているが、必ずしもネットワークで接続する必要はなく、カメラサーバ装置110から操作端末110にアナログ映像信号を映像ケーブル経由で出力し、RS-232Cなどの制御信号ケーブルを用いて設定情報をやり取りするような構成を用いてもよい。
【0053】
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図11ないし図13を参照しながら説明する。図11は本発明の第2実施形態に係るシステムの構成を示すブロック図、図12は図11のカメラサーバ装置110の映像配信の手順を示すフローチャート、図13は(a)は設定されたパラメータの確定の手順を示すフローチャート、同図(b)は映像保存の手順を示すフローチャート、同図(c)は映像再生の手順を示すフローチャートである。
【0054】
本実施形態は、上記第1実施形態に対し、カメラサーバ装置内に、配信する映像を一時的に記憶するための一時映像記憶部が設けられている点で異なる。これにより、カメラサーバ装置の異常検知処理のパラメータを設定する際に、一時映像記憶部に格納されている映像を再生しながら上記パラメータを決定することが可能である。
【0055】
具体的には、図11に示すように、カメラサーバ装置110は、映像撮像部311と、映像圧縮部313と、異常検知部314と、映像記録部315と、検知パラメータ保持部317と、通信制御部316とを有するとともに、異常を検知した際の映像信号を一時的に記憶するための一時映像記憶部312を有する。ここで、映像撮像部311、映像圧縮部313、異常検知部314、映像記録部315、検知パラメータ保持部317、通信制御部316は上記第1実施形態の対応するブロックと同じものである。
【0056】
また、操作端末120は、通信制御部325、映像伸張部322、異常検知データ処理部323および映像表示部321を有する。この操作端末120は、上記第1実施形態に対し、一時映像記憶部124が設けられていない点で異なる。
【0057】
次に、カメラサーバ装置110の映像配信について図12を参照しながら説明する。
【0058】
カメラサーバ装置110では、図12に示すように、まずステップS601において、初期化処理が行われる。そして、ステップS602において、一時保存されている映像信号の再生中あるか否かの判定が行われる。ここで、一時保存されている映像信号の再生中でない場合、ステップS603において、映像撮像部311から1フレーム分の映像が獲得され、続くステップS604で、獲得された映像が圧縮される。そして、ステップS605において、圧縮された映像信号の一時保存が指示されているか否かの判定が行われる。
【0059】
上記ステップS605で圧縮された映像信号の一時保存が指示されている場合、ステップS610において、遅延時間T0秒待ってから一時映像記憶部312への圧縮映像信号の保存(T1秒間の保存)が開始される。そして、処理がステップS606に進められる。これに対し、上記ステップS605で圧縮された映像信号の一時保存が指示されていない場合、処理がステップS606に進められる。
【0060】
ステップS606では、異常検知部314からの通知待ちが行われ、続くステップS607で、異常検知部314から変化画素位置情報が獲得される。そして、ステップS608において、圧縮映像信号に変化画素位置情報が付加され、変化画素位置情報が付加された圧縮映像信号がネットワーク130に送出可能なフォーマットのパケットデータに変換される。ここで、変化画素位置情報は、1ビットのバイナリ画像としてランレングス符号化などでバイナリ圧縮され、これが圧縮画像と合わせて送れることになる。
【0061】
次いで、ステップS609において、上記パケットデータが、通信制御部316からネットワーク130を介して操作端末120に送信される。そして、処理が上記ステップS602に戻される。
【0062】
ここで、上記ステップS610において保存が開始された場合、保存が開始されて保存映像の長さT1秒経過後に保存(記録)が停止される。そして、保存遅延時間T0秒,保存映像の長さT1秒は、図3の時間設定部221,222で指定された値であり、この値は保存開始ボタン223の押下時に操作端末120からカメラサーバ装置110に送信される。このとき一時保存開始のためのフラグが立つようにしておき、このフラグの状態を上記ステップS605で確認すればよい。
【0063】
上記ステップS602で保存データの再生が指示されていると判定された場合、ステップS611において、一時映像記憶部312から1フレーム分の映像が獲得され、続くステップS612で、獲得された映像が伸張される。そして、ステップS613において、上記ステップS612で伸張された映像を用いて異常検知処理が行われる。すなわち、本実施形態では、第1実施形態のステップS105において映像撮像部から映像を取得する代わりに、一時保存されている映像を用いて異常検知処理を行う(図4を参照)。そして、処理が上記ステップS606に進められる。
【0064】
なお、保存データの再生の指示は、図3の再生ボタン224の押下時に操作端末120からカメラサーバ装置110に送信される。このとき保存データ再生のためのフラグが立つようにしておき、このフラグの状態をステップS602で確認すればよい。
【0065】
次に、操作端末120における検知パラメータ設定操作部324の操作に伴う処理について図13を参照しながら説明する。ここでは、上記第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
【0066】
上記GUI画面上での操作として、適用ボタン228が押下された場合、図13(a)に示すように、ステップS731において、検知パラメータ設定操作部324内部に保持されている値(パラメータ)が取得される。そして、ステップS732において、上記ステップS731で取得された値(パラメータ)がカメラサーバ装置110に送信される。これにより、カメラサーバ装置110の検知パラメータ保持部317の値(パラメータ)が上記ステップS731で取得された値(パラメータ)に更新される。
【0067】
上記GUI画面上での操作として保存開始ボタン224が押下された場合、図13(b)に示すように、まずステップS741で図3の時間設定部221に設定された保存開始遅延時間T0待った後、ステップS742で、設定された映像の長さ(T1秒とする)分だけ映像を保存開始するように,すなわち「T1秒保存開始」がカメラサーバ装置110に指示される。
【0068】
上記GUI画面上での操作として再生ボタン223が押下された場合、図13(c)に示すように、ステップS751において、一時映像記憶部の映像の再生を開始するように、すなわち「保存データの再生」がカメラサーバ装置110に対して指示される。
【0069】
このように、本実施形態によれば、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0070】
なお、本発明の目的は、前述した各実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0071】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはうまでもない。
【0097】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、余分な作業を行うことなく、カメラ装置に対して適切なパラメータの設定を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るカメラ設定装置を含むシステム構成を示すブロック図である。
【図2】図1のカメラサーバ装置110と操作端末120の構成をそれぞれ示すブロック図である。
【図3】図2の操作端末120の検知パラメータ設定操作部123に表示されるユーザインタフェース画面例を示す図である。
【図4】カメラサーバ装置110の異常検知部113および操作端末120の異常検知部122による動き検知処理の手順を示すフローチャートである。
【図5】図2のカメラサーバ装置110の映像配信の手順を示すフローチャートである。
【図6】(a)は基本動作の手順を示すフローチャート、(b)は動き検知指示通知処理の手順を示すフローチャート、(c)はパラメータ変更操作の手順を示すフローチャートである。
【図7】(a)は設定されたパラメータの確定の手順を示すフローチャート、(b)は映像保存の手順を示すフローチャートである。
【図8】映像再生の手順を示すフローチャートである。
【図9】図2の操作端末120での映像表示処理の手順を示すフローチャートである。
【図10】図2の操作端末120での再生処理の手順を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第2実施形態に係るシステムの構成を示すブロック図である。
【図12】図11のカメラサーバ装置110の映像配信の手順を示すフローチャートである。
【図13】(a)は設定されたパラメータの確定の手順を示すフローチャート、(b)は映像保存の手順を示すフローチャート、(c)は映像再生の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 カメラ
110 カメラサーバ装置
111,311 映像撮像部
112,313 映像圧縮部
113,122,314 異常検知部
114,315 映像記録部
115,317 検知パラメータ保持部
116,316 通信制御部
120 操作端末
121,321 映像表示部
123,324 検知パラメータ設定操作部
124,312 一時映像記憶部
125,322 映像伸張部
126,323 異常検知データ処理部
130 ネットワーク

Claims (3)

  1. 撮影された映像の変化検知処理を行う第1の異常検知手段を有するカメラサーバ装置に対して映像の変化があるかどうかを判定するためのパラメータの設定を行う操作端末装置であって、
    前記カメラサーバ装置において撮影された映像の一時記憶を開始する時間の設定を行う時間設定手段と、
    前記カメラサーバ装置から前記撮影された映像を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された映像のうち、前記時間設定手段によって設定された時間に対応する映像を一時記憶する一時映像記憶手段と、
    前記一時映像記憶手段によって一時記憶された映像の変化を検知するために、前記第1の異常検知手段による映像の変化検知処理と同一の変化検知処理を行う第2の異常検知手段と、
    前記第2の異常検知手段によって変化が検知された位置を示す情報を重畳して前記一時映像記憶手段に記憶された映像の再生表示と映像の変化があるかどうかを判定するためのパラメータを設定する設定パネルとを表示する表示手段と、
    前記一時映像記憶手段によって一時記憶されている映像が前記表示手段によって再生されているか否かを判定する判定手段と、
    前記一時映像記憶手段によって一時記憶されている映像が前記表示手段によって再生されていることが前記判定手段によって判定された場合、前記第2の異常検知手段による映像の変化検知処理に対して、前記設定パネルを介して入力された映像の変化があるかどうかを判定するためのパラメータを設定するパラメータ設定手段と、
    前記一時映像記憶手段によって一時記憶されている映像が前記表示手段によって再生されていないことが前記判定手段によって判定された場合、前記設定パネルを介して入力されたパラメータを前記カメラサーバ装置へ送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする操作端末装置。
  2. 撮影された映像の変化検知処理を行う第1の異常検知手段を有するカメラサーバ装置に対して映像の変化があるかどうかを判定するためのパラメータの設定を行う操作端末装置のカメラ設定方法であって、
    前記カメラサーバ装置において撮影された映像の一時記憶を開始する時間の設定を行う時間設定工程と、
    前記カメラサーバ装置から前記撮影された映像を処理装置が取得する取得工程と、
    前記取得工程において取得された映像のうち、前記時間設定工程において設定された時間に対応する映像を一時映像記憶手段に一時記憶する一時映像記憶工程と、
    前記一時映像記憶工程において一時記憶された映像の変化を検知するために、前記第1の異常検知手段による映像の変化検知処理と同一の変化検知処理を行う第2の異常検知手段によって異常を検知する異常検知工程と、
    前記異常検知工程において変化が検知された位置を示す情報を重畳して前記一時映像記憶手段に記憶された映像を表示手段に再生する表示工程と、
    前記一時映像記憶手段によって一時記憶されている映像が前記表示手段によって再生されているか否かを判定する判定工程と、
    前記一時映像記憶手段によって一時記憶されている映像が前記表示手段によって再生されていることが前記判定工程において判定された場合、前記第2の異常検知手段による映像の変化検知処理に対して、映像の変化があるかどうかを判定するためのパラメータを設定するパラメータ設定工程と、
    前記一時映像記憶手段によって一時記憶されている映像が前記表示手段によって再生されていないことが前記判定工程において判定された場合、前記設定工程において設定されるパラメータを前記カメラサーバ装置へ送信する送信工程と、
    を有することを特徴とする操作端末装置のカメラ設定方法。
  3. 請求項に記載のカメラ設定方法を実行するためのコンピュータが実行可能なプログラム。
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