JP4208080B2 - ネットワークプリンタ - Google Patents

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本発明は、ネットワークに接続された複数のプリンタより一台のプリンタを選択して印刷を行なわせるネットワークプリンタ管理装置、及びネットワークプリンタ管理システムに用いられ、特にプリンタに備え付けられたハードディスクがそれぞれ最適化処理中であるときに特定のプリンタを選択して印刷を行なわせネットワークプリンタに関する。
近年、事務所等において使用されるプリンタ、複写機、MFP(複合機)はハードディスクを内蔵したものが多く、コピーやスキャナで取り込んだ情報を保存して利用することができる。ハードディスクにデータを書き込む際、本来であれば、連続した空き領域を割り当ててデータを書き込む。しかし、ハードディスクに多数のファイルが書き込まれることにより空き領域が減少した場合には、連続した領域にではなく、不連続なデータ断片に細かく分断化された状態でファイルが書き込まれることになる。したがってハードディスクにファイルを書き込む程、ハードディスク内のデータがばらばらに配置され、データの断片化が多数発生する。データが断片化されたままであれば、ハードディスクのデータを読み取るのに時間がかかり、使用者にとっては装置の処理速度が遅くなったように感じられる。
このため、ハードディスクに保存されているデータを配置しなおすことによりデータを整理するいわゆるデフラグメント処理(以下、最適化処理という。)を行ない、ハードディスクからのデータを効率よく読み取ることができるようにすることが行なわれている。この最適化処理は、格納されたファイル毎のデータ断片を連続領域に移動させ、不連続な断片ファイルをなくすことにより実施される。
また、事務所等に設置されたプリンタの場合、夜間などプリンタを使用していない時間帯にプリンタを節電モードに切り替えることにより、省エネを図るものがある。そして節電モード中に前記した最適化処理を行なうことにより、ハードディスクの保守を行ない、ハードディスクを常に使用しやすい状態に維持することが知られている。
例えば、特許文献1(特開2000−335019号公報)は、印刷装置がスリープ状態の間に、印刷装置に備え付けられたハードディスクのデフラグ処理を自動的に行なうことにより、ファイルデータのアクセスタイムを短くし、印刷速度を速めることを開示している。
また、事務所等においては、複数のプリンタをLANなどのネットワークに接続し、ネットワーク上の複数のユーザーが利用できるように共有することにより、事務所に設置されたプリンタを最大限有効活用することが行なわれ、これはネットワークプリンタとして広く知られている。これらのネットワークプリンタには、プリンタサーバなどの名称で呼ばれる専用の装置を介してネットワークに接続されるものや、プリンタ内部にプリンタサーバの機能を持たせておき、直接ネットワークに接続されるものがある。
このようなネットワークプリンタを使用する場合、通常使うプリンタが込み合っている場合や故障の発生によって使用できないことがあるので、ネットワークに接続されているプリンタのなかから、適切なものを探して印刷を実行する必要がでてくる。
また、特許文献2(特開昭62−120532号公報)は、複数台のコンピュータから出力される印刷データを大容量の外部記憶装置にファイル化して集め、次いで複数のプリンタのうち使用していないものを選択して印刷を行なわせることにより、プリンタの負荷状態に応じて分散供給し、プリンタの稼働率を平均化する技術を開示している。
また、特許文献3(特開平05−274096号公報)は、ネットワーク接続された複数のプリンタにあらかじめ優先順位を設定しておき、印刷要求があると、その優先順位に基づいてプリンタを選択し印刷を実行させることにより、複数のプリンタの稼働率を向上させる技術を開示している。
また、特許文献4(特開平10−116165号公報)は、複数のコンピュータと複数のプリンタとが接続されたネットワークに接続されるプリントサーバに、コンピュータからの印刷データを一時的に格納する手段と、それぞれのプリンタ装置に動作状況と印刷特性情報を含むプリンタ情報を問い合わせる手段と、その結果取得したプリンタ情報を格納する手段と、格納されたプリンタ情報に基づいて複数のプリンタのなかから最適なプリンタを選択して決定する手段と、決定したプリンタに印刷データを送信する手段とを備えることにより、プリンタを効率的に選択し印刷時間の待ち時間を極力減らして印刷の高速化を行なう印刷システムを開示している。
更に、特許文献5(特開2001−142663号公報)は、ネットワーク上のクライアントマシンからの印刷要求をネットワークプリンタに振り分けるネットワークプリンタの振り分け装置であって、ネットワークプリンタの状態を評価するプリンタ状況検査手段を含む振り分け装置を開示している。その振り分け装置は、クライアントマシンから印刷要求があった場合、クライアントマシンが指定したネットワークプリンタが印刷可能か、印刷可能な場合は印刷の待ち時間がどれくらいかを判断し、ネットワークプリンタが印刷に適していれば印刷データをそのプリンタに送信し、印刷に適していないと判断した場合は使用可能な別のネットワークプリンタを順に評価して最適なネットワークプリンタに印刷データを送信する印刷システムを開示している。
特開2000−335019号公報(図24、段落[0090][0091]) 特開昭62−120532号公報(図1、図2) 特開平05−274096号公報(図2) 特開平10−116165号公報(図1) 特開2001−142663号公報(図1)
しかしながら、上記特許文献1に開示された印刷装置は、ハードディスクのデフラグを自動的に行なう技術を開示するに過ぎず、また、特許文献2から5に開示されたプリンタの選択方法は、各プリンタに備え付けられたハードディスクの最適化処理中に印刷データが送られてきた際の処理に言及するものではない。また、上記特許文献3に示されるプリンタの選択方法を使用したプリンタシステムにおいて、プリンタがそれぞれハードディスクを備え付けており、かつすべてのハードディスクが最適化処理を行なっている時に印刷データが送られてきた場合、常に利用者が指定した優先順位に基づいてプリンタが選択され、印刷が行なわれるため、最適化処理が進んだものと進まないものとの差が生じてくるという問題点が存在する。
また、上記特許文献4および5に示すプリンタの選択方法は、複数のネットワークプリンタのうち幾つか、或いはすべてが使用中であるときに印刷要求があった際のプリンタサーバの処理について言及したものであり、非使用中のプリンタ、または待ち時間が最も少ないプリンタを優先して選択するものである。したがって、これらの選択方法は、すべてのプリンタがハードディスクの最適化中であった場合にどんな優先順位でプリンタを選択するかを述べているものではない。
本発明は、ネットワークに接続された複数のネットワークプリンタにおいて、個々のネットワークプリンタに備え付けられたハードディスクの最適化処理中に印刷要求があった場合に、ネットワークプリンタを適切に選択することにより複数の印刷装置におけるハードディスクの最適化処理を均等に行なうことを目的とするものである。また、本発明は、最適化が終了したハードディスクの空き領域を上書き消去することにより、ハードディスクのセキュリティを向上することを目的とするものである。
また、本願の請求項1に係る発明は、ハードディスクを備え、ネットワークを介してコンピュータから受信した印刷データを印刷するネットワークプリンタにおいて、節電モード時に前記ハードディスクの最適化処理を行なうハードディスク最適化処理手段と同じネットワークに接続された他のネットワークプリンタに対し、ハードディスクの最適化状況を問い合わせるハードディスク最適化状況問い合わせ手段と、前記問い合わせに応じて前記各ネットワークプリンタから送信される最適化進行度情報を収集する最適化状況収集手段と、前記最適化状況収集手段で収集した他のネットワークプリンタの最適化進行度と自己のネットワークプリンタの最適化進行度とを比較し、自己のネットワークプリンタの最適化進行度が最も進行していると判断されたとき、印刷要求のあった前記コンピュータに対して前記印刷データを送るよう信号を送り、前記他のネットワークプリンタの方が最適化処理が進んでいるとき、最適化処理の最も進んでいる前記ネットワークプリンタを前記印刷データの送信先として設定するよう前記コンピュータに信号を送るデータ送信先選択手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本願の請求項2に係る発明は、前記ハードディスク最適化手段は、最適化が終了したハードディスクの空き領域を上書き消去することを特徴とする。
また、本願の請求項1に係る発明においては、プリンタに、自己とネットワークに接続されている他のプリンタのハードディスク最適化進行状況を取得して比較する手段を設けることにより、プリンタ自信がネットワークの中から最適化処理が均等に行なわれるよう最適なプリンタを選択することができる。
また、本願の請求項2に係る発明は、最適化が終了したハードディスクの空き領域を上書き消去することにより、ハードディスクのセキュリティを向上することができる。
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。
本発明の実施例1にかかるプリンタ管理装置およびネットワークシステムとその動作について図1から図4を参照しながら説明する。図1は、本発明のプリンタ管理装置を含むネットワークシステムの概略図である。事務所等には複数のコンピュータ50a、50b、50cが設置され、それらはLAN(ローカルエリアネットワーク)等のネットワーク100に接続され、情報およびデータを互い交換したり共有できるようにされる。ネットワーク100には印刷管理装置であるプリンタ管理装置、つまりプリントサーバ200が接続され、ネットワークにはプリントサーバ200を介してハードディスクを備え付けた複数のプリンタ300a、300b、300c、300nが接続される。図1においてそれぞれのプリンタはプリントサーバ200を介してネットワーク100に接続されるものとして示したが、プリンタとプリントサーバ200は、ネットワーク100にそれぞれ並列的に接続するようにしてもよい。また、プリンタ300a〜300nはプリンタの他、複写機、複合機、ファクシミリ等であってもよい。
ネットワークに接続されたコンピュータ50a〜50cのいずれかにおいて処理された画像や印刷データは、ネットワーク100を通してプリントサーバ200に送られ、プリントサーバ200は下記により詳細に説明する機能と方法によって適切なプリンタ300を選択して印刷を実行する。
図2は、プリントサーバ200、またはネットワーク100に直接接続されたプリンタ300内部のブロック図を示す。プリンタ300は、インターフェース(I/F)301、CPU302、ROM303、RAM304、ハードディスク最適化機能部320、ハードディスク最適化状況通知部330を備える。インターフェース(I/F)301は、プリントサーバ200またはネットワーク100に接続され、プリンタ300とプリントサーバ200またはネットワーク間におけるインターフェースとして働く。ハードディスク310は、印刷データを適宜保存しておき、必要なときに繰り返し使用することができるようにする。ハードディスク最適化機能部320は、ハードディスク310に記録されている断片化されたデータを連続したデータに並べ替え、整理することにより、ハードディスク310のアクセスタイムを速めることを意図したものである。
ハードディスク最適化機能部320は、実際にはプログラムとしてROM303に記録されており、CPU302により実行されるものとし、ハードディスク310の断片化データをRAM304に一時的に保存し、適当な場所に連続したデータとして記録しなおす。さらにハードディスク最適化機能部320は、ハードディスクの最適化を開始する際に、ハードディスクの容量、断片化の数、断片化の規模を調べ、そのデータをRAM304等に記憶させておく。さらにハードディスクの最適化中には、実際に配置しなおした断片化の数や規模を監視しておき、そのデータを最初のデータと比較し、最適化進行度合いのデータとしてRAM304等に記憶させる。最適化進行度合いを表す値としては、例えば、配置しなおすべき残りの断片化の数や、その残りの断片を配置しなおすのに要する時間等を用いることができる。
ハードディスク最適化状況通知部330は、プリントサーバ200、またはネットワーク100より問い合わせがあったときに、RAM304に記憶されていたハードディスクの最適化進行度合いのデータを読み出し、インターフェース301を介してプリントサーバ200、またはネットワーク100に通知する機能を有する。またハードディスク最適化状況通知部330も実際にはプログラムとしてROM303に記録されており、CPU302によって実行される。
図3は、ネットワーク100と各プリンタ300a〜300nに接続されたプリントサーバ200の内部ブロック図を示す。プリントサーバ200は、インターフェース(I/F)201を備え、インターフェース201はネットワーク100および各プリンタ300a〜300nに接続され、ネットワーク100および各プリンタ300a〜300nとの間のデータのインターフェースを行なう。さらにプリントサーバ200は、CPU202、ROM203、RAM204,NVRAM(不揮発性メモリ)205、ハードディスク206を備え、それぞれインターフェース201に接続される。
さらにプリントサーバ200は、ハードディスク最適化状況問い合わせ部210、ハードディスク最適化状況収集部220、データ送信先選択部230を備え、これらの機能は実際にはプログラムとしてROM203あるいはNVRAM205に記憶され、CPU202によって実行される。ハードディスク206は、インターフェース201を通してネットワークより送られてきた印刷データを一時的に保存する機能を果たす。
ハードディスク最適化状況問い合わせ部210は、ネットワーク100より印刷データが送られてきた際に、インターフェース201を介して各プリンタにハードディスクの最適化がそれぞれどの程度進んでいるか問い合わせを行なう。ハードディスク最適化状況収集部220は、各プリンタから送られてきたハードディスクの最適化進行度合いの情報をインターフェース201を介して受け取り、RAM204に一時的に記憶させる。データ送信先選択部230は、RAM204に記憶された各プリンタ300a〜300nのハードディスクの最適化進行度合いを比較検討し、最も最適化が進んでいるプリンタを印刷データ送信先として設定する。CPU202は印刷データ送信先に、ハードディスク206に保存されたデータをインターフェース201を介して送信させる。
図4は、ネットワーク100から印刷データが送られてきた際のプリンタサーバ200におけるプリンタの選択処理の流れ図である。プリンタサーバ200が印刷データを受信する(ステップ500)と、印刷データはまずハードディスク206に一旦保存される。次いでハードディスク最適化状況問い合わせ部210は、プリンタサーバまたはネットワークに接続された第一のプリンタ300aに対し、ハードディスクの最適化中かどうか問い合わせを行なう(ステップ510)。第一のプリンタ300aがハードディスクの最適化を既に終了しているならば、データ送信先選択部230は、印刷データを送るべきプリンタとして第一のプリンタ300aを送信先として設定する。第一のプリンタ300aがハードディスクの最適化中であるなら、ハードディスク最適化状況収集部220は、プリンタより送られてきたハードディスク最適化進行状況を取得し、最適化進行度合いに関するデータをRAM204に保存する(ステップ520)。
続いて、ハードディスク最適化状況問い合わせ部210は、第二のプリンタ300bに対し、ハードディスクの最適化中かどうかの問い合わせを行なう(ステップ530)。第二のプリンタ300aがハードディスクの最適化を既に終了しているならば、データ送信先選択部230は、印刷データを送るべきプリンタとして第二のプリンタ300bを送信先として設定する。第二のプリンタ300aがハードディスクの最適化中であるなら、ハードディスク最適化状況収集部220は、プリンタより送られてきたハードディスク最適化進行状況を取得し、最適化進行度合いに関するデータをRAM204に記憶する(ステップ540)。
ハードディスク最適化状況問い合わせ部210は、n台目のプリンタ300nに対し問い合わせを行ない(ステップ550)、最適化が終了していれば、n台目のプリンタ300nを印刷データ送信先として設定し、最適化が終了していなければ、ハードディスク最適化状況収集部220によってn台目のプリンタのハードディスク最適化進行度を取得し(ステップ560)、RAM204に記憶させる。
その後、データ送信先選択部230は、RAM204に記憶されたn台のプリンタのハードディスク最適化進行度合いを比較し、最も最適化が進行しているもの、または最適化終了までの時間が最も短いプリンタを印刷データ送信先として設定する(ステップ570)。
最後にプリントサーバ200は、上記のステップ510,530,550,570において印刷データ送信先として設定されたプリンタにハードディスク206から印刷データを送信し、印刷を実行させる。
本発明の実施例2にかかるネットワークプリンタとその動作について図5から図7を参照しながら説明する。図5は、実施例2のネットワークプリンタが接続されたネットワークシステムの概略図である。LAN(ローカルエリアネットワーク)等のネットワーク100には複数のコンピュータ50a〜50c、および複数のネットワークプリンタ400a〜400nが接続される。
図6は、ネットワーク100に接続された個々のネットワークプリンタ400内部のブロック図を示す。ネットワークプリンタ400は、インターフェース(I/F)401を備え、ネットワーク100に接続される。またネットワークプリンタ400はハードディスク410を有し、印刷データを保存しておき、繰り返し使用することができる。またネットワークプリンタ400は、CPU402、ROM403、RAM404、NVRAM405を備える。さらにネットワークプリンタ400は、ハードディスク最適化状況問い合わせ部420、ハードディスク最適化状況収集部430、データ送信先選択部440、ハードディスク最適化機能部450、ハードディスク最適化状況通知部460を備え、これらの手段は実際にはプログラムとしてROM403に記録されており、CPU402により実行されるものとする。さらにネットワークプリンタ400は時計/タイマー機能部470を有する。
タイマー/時計機能部470は、時刻あるいは前回印刷要求等の割り込みがあった時点からの時間を計測しており、設定時刻、または一定の時間が経過した際に、ハードディスク最適化機能部450を動作させる。ハードディスク最適化機能部450は、ハードディスクの断片化データを連続データとして記録し直し、これによりハードディスクのアクセスタイムを速めることが可能になる。ハードディスク最適化機能部450はさらに、ハードディスクの最適化を開始する際に、ハードディスクの容量、断片化の数、断片化の規模を調べ、そのデータをRAM404等に記憶させておく。さらにハードディスクの最適化中には、実際に配置しなおした断片化の数や規模を監視しておき、そのデータを最初のデータと比較し、最適化処理進行度合いに関するデータとしてRAMに記憶させる。ハードディスク最適化状況問い合わせ部420は、コンピュータ50から印刷要求があったときに、ネットワーク100に接続された他のネットワークプリンタに対し、それらネットワークプリンタに備え付けられたハードディスクの最適化がどの程度進行したか問い合わせを行なう。
ハードディスク最適化状況収集部430は、ハードディスク最適化状況問い合わせ部420の問い合わせに応じて他のネットワークプリンタから最適化状況を取得し、RAM404にその情報を記憶させる。データ送信先選択部440は、RAM404に記憶されていた他のネットワークプリンタのハードディスク最適化進行度のデータと当該ネットワークプリンタのハードディスクの最適化進行度とを比較し、当該ネットワークプリンタのハードディスクの最適化処理が最も進んでいるのであれば印刷要求のあったコンピュータに対して印刷データを送るように信号を送り、他のネットワークプリンタの方がハードディスクの最適化処理が進んでいるのであれば、最適化処理の最も進んでいるネットワークプリンタを印刷データ送信先として設定するよう印刷要求のあったコンピュータに信号を送る。
図7は、ネットワーク100に接続されたネットワークプリンタ400の動作を示した流れ図である。通常時において、ネットワークプリンタはそれぞれパネル操作/データ受信待ち状態に設定されており、このとき印刷要求があれば、印刷を行なうことができる(ステップ600)。このパネル操作/データ受信待ち状態の間にタイマー/時計機能部470を動作させておき(ステップ610)、節電モード移行時刻であるかどうか、前回のパネル操作/データ受信から設定された時間だけ経過したかどうかを判断する(ステップ620)。節電モード移行時刻あるいは設定された時間が経過していなければ、パネル操作/データ受信待ち状態を継続し、引き続きタイマー470を動作させておく。節電モード移行時刻あるいは設定された時間が経過していれば、ハードディスク最適化機能部450を動作させ、ハードディスクの最適化処理を実行する(ステップ630)。
パネル操作があった場合、あるいはネットワークに接続されたコンピュータからのデータを受信することにより割り込みが発生した場合、ハードディスク最適化状況問い合わせ部420は、ネットワークに接続された他のネットワークプリンタに対してハードディスクの最適化がどの程度進んでいるか問い合わせを行ない、ハードディスク最適化状況収集部430により各ネットワークプリンタからの応答情報を収集する。そしてデータ送信先選択部440によりその応答情報を自己のハードディスクの最適化進行度と比較し(ステップ640)、最適化が他のネットワークプリンタより進んでいる場合、最適化処理を中断し、印刷データを受信して印刷を行なう(ステップ690)。最適化処理が他のネットワークプリンタよりも進行していない場合、ハードディスクの最適化処理を継続する(ステップ650)。あるいは最も最適化が進行しているネットワークプリンタに関する情報を印刷要求のあったコンピュータに通知し、ハードディスクの最適化処理を継続する(ステップ650)。
ハードディスクの最適化が終了したか判断し(ステップ660)、最適化が終了していた場合は節電モードを継続し、最適化が終了していない場合はハードディスクの最適化を継続しつつパネル操作やデータ受信による割り込みがないか監視を続ける(ステップ670)。節電モード中には、パネル操作または印刷要求等のデータ受信がないかを監視し、パネル操作やデータ受信による割り込みが生じた場合は節電モードから復帰し、印刷処理を開始し(ステップ690)、割り込みがなければ節電モードを継続する(ステップ680)。
ステップ660でハードディスクの最適化が終了したと判断された場合には、最適化が終了したハードディスクの空き領域に記憶された不要なデータを自動的に上書き消去するようにしてもよい。このようにすれば、空き領域に残っているデータが読み出されて悪用されるようなことがないので、セキュリティの向上を図ることができる。
本発明の実施例1のプリンタ管理装置を含むネットワークの概略図である。 本発明の実施例1のプリンタ管理装置に接続されるプリンタの内部ブロック図である。 本発明の実施例1のプリンタ管理装置の内部ブロック図である。 プリンタ管理装置における印刷処理手順を示す流れ図である。 本発明の実施例2のネットワークプリンタを含むネットワークの概略図である。 本発明の実施例2のネットワークプリンタの内部ブロック図である。 ネットワークプリンタにおける印刷処理手順を示す流れ図である。
符号の説明
50a〜50c・・・コンピュータ
100・・・・・・・ネットワーク
200・・・・・・・プリントサーバ
210・・・・・・・ハードディスク最適化状況問い合わせ部
220・・・・・・・ハードディスク最適化状況収集部
230・・・・・・・データ送信先選択部
300a〜300n・・・プリンタ
310・・・・・・・ハードディスク
320・・・・・・・ハードディスク最適化機能部
330・・・・・・・ハードディスク最適化状況通知部
400a〜400n・・・ネットワークプリンタ
410・・・・・・・ハードディスク
420・・・・・・・ハードディスク最適化状況問い合わせ部
430・・・・・・・ハードディスク最適化状況収集部
440・・・・・・・データ送信先選択部
450・・・・・・・ハードディスク最適化機能部
460・・・・・・・ハードディスク最適化状況通知部
470・・・・・・・タイマー/時計機能部

Claims (2)

  1. ハードディスクを備え、ネットワークを介してコンピュータから受信した印刷データを印刷するネットワークプリンタにおいて、
    節電モード時に前記ハードディスクの最適化処理を行なうハードディスク最適化処理手段と、
    同じネットワークに接続された他のネットワークプリンタに対し、ハードディスクの最適化状況を問い合わせるハードディスク最適化状況問い合わせ手段と、
    前記問い合わせに応じて前記各ネットワークプリンタから送信される最適化進行度情報を収集する最適化状況収集手段と、
    前記最適化状況収集手段で収集した前記他のネットワークプリンタの最適化進行度と自己のネットワークプリンタの最適化進行度とを比較し、自己のネットワークプリンタの最適化進行度が最も進行していると判断されたとき、印刷要求のあった前記コンピュータに対して前記印刷データを送るよう信号を送り、前記他のネットワークプリンタの方が最適化処理が進んでいるとき、最適化処理の最も進んでいる前記ネットワークプリンタを前記印刷データの送信先として設定するよう前記コンピュータに信号を送るデータ送信先選択手段と、
    を備えたことを特徴とするネットワークプリンタ。
  2. 前記ハードディスク最適化手段は、最適化が終了したハードディスクの空き領域を上書き消去することを特徴とする請求項1に記載のネットワークプリンタ。
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