JP4204786B2 - 触媒反応器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、担体に触媒を担持してなり、流通する反応ガスを触媒反応させる触媒反応器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
触媒技術の発達により、該種触媒反応器は各種産業においてその目的に応じて広く利用されている。
例えば、近年、環境汚染物質の排出が極めて少ないクリーンなエネルギー源として燃料電池が注目されており、自動車産業においても、車載した燃料電池で発生させた電力でモータを回転し車両を駆動する燃料電池自動車が開発されている。
【0003】
この種の燃料電池には、固体高分子電解質膜の両側にアノードとカソードとを備え、アノードに水素リッチな燃料ガスを供給し、カソードに酸化剤ガス(例えば酸素あるいは空気)を供給して、これらガスの酸化還元反応にかかる化学エネルギを直接電気エネルギとして抽出するようにしたものがある。この燃料電池では、アノード側で水素ガスがイオン化して固体高分子電解質中を移動し、電子は、外部負荷を通ってカソード側に移動し、酸素と反応して水を生成する一連の電気化学反応による電気エネルギを取り出すことができるようになっている。
【0004】
この燃料電池への燃料ガスの供給方法として、メタノールやガソリンなどの炭化水素を含む原燃料を、水蒸気改質により水素リッチな燃料ガス(以下、水素リッチガスと略す)に改質し、この水素リッチガスを燃料電池の燃料ガスとして供給する場合がある(特開2000−302408号公報等)。この時、前記原燃料を水素リッチガスに改質するのに、改質触媒およびこれを収容してなる改質反応器(触媒反応器)が利用されている。
【0005】
特開2000−63101号公報には、従来の前記改質反応器が開示されており、図10にその概略構成を示す。この改質反応器90は、軸線方向両端部に反応ガス入口91と反応ガス出口92が設けられた円筒状のケーシング93を備え、反応ガス入口91に連なる分配管94がケーシング93の軸中心上に内蔵され、この分配管94の外側に円盤状をなす複数の反応部95が軸線方向に所定間隔で並列的に配設されて構成されている。各反応部95は、反応ガス供給室96を画成するバックプレート97と、反応ガス供給室96に対して反応ガス出口92側に配置された触媒層98とから構成され、分配管94には各反応部95の反応ガス供給室96に連通する連通孔99が設けられている。そして、触媒層98はハニカム状の担体に改質触媒(例えば、銅あるいは亜鉛系の触媒)を担持して形成されている。
【0006】
この改質反応器90におけるガスの流れは、反応ガス入口91から分配管94に流入し、分配管94から各連通孔99を介して各反応部95の反応ガス供給室96に流入し、さらに各触媒層98を通過して、各反応部95とケーシング93の間に流出し、反応ガス出口92へと流れる。
この改質反応器90においては、メタノールあるいはガソリン等の原燃料と水蒸気と酸素とを反応ガス入口91から供給しており、これにより、触媒層98の触媒表面で酸素と原燃料が酸化反応を起こして発熱し、その熱を吸熱して原燃料と水が改質反応を起こし、水素リッチガスに改質される。すなわち、この改質反応器90は、部分酸化と水蒸気改質を組み合わせてなる所謂オートサーマル式改質反応器である。
【0007】
この改質反応器90では、酸化反応(部分酸化)は触媒層98の上流部分に担持された触媒において行われ、その際に生じた熱を吸熱して改質反応が行われることから、触媒層98の厚さ寸法(反応ガスの流れ方向に沿う長さ)を長くしても実質的な反応面積を増大させることはできず、処理量(出力)を増大させることはできない。
そのため、この改質反応器90で処理量(出力)を増大するため反応面積を大きくするには、触媒層98の薄肉化と、触媒層98の平面的な拡張(外径の増大)と、反応部95の多段化で対処していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の改質反応器90では、その構造上、反応部95の触媒層98を通過した反応ガスを反応ガス出口92に導くためのガス流路を確保する上で、隣り合う反応部95同士の間に、ケーシング93の軸線方向の隙間が必要不可欠となり、そのため、反応部95の段数を増やすと出力増大に見合う以上の改質反応器90の長尺化を招き、装置容量に対する出力の割合(すなわち出力密度)が低くなるという欠点があった。
そこで、この発明は、簡単な構造ながら、出力密度が高く、装置の小型・軽量化に好適な触媒反応器を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、軸線方向一端側に反応ガス入口(例えば、後述する実施の形態における反応ガス入口11a)を有し他端側に反応ガス出口(例えば、後述する実施の形態における反応ガス出口12a)を有する略円筒状のケーシング(例えば、後述する実施の形態におけるケーシング10)と、このケーシングに同心上に内蔵され多孔質担体に触媒(例えば、後述する実施の形態におけるCO除去触媒)が担持されてなり軸線方向両端部が閉塞された中空円筒状の触媒層(例えば、後述する実施の形態における触媒層31)と、この触媒層の径方向内側と径方向外側のいずれか一方に設けられ前記反応ガス入口に連通して該触媒層に反応ガスを供給する反応ガス供給部(例えば、後述する実施の形態における反応ガス供給路3)と、前記触媒層の径方向内側と径方向外側の残る他方に設けられ前記反応ガス出口に連通して該触媒層を通過した反応ガスが集合する反応ガス排出部(例えば、後述する実施の形態における反応ガス排出路5)と、を備え、前記反応ガス供給部に供給された前記反応ガスが前記反応ガス排出部に向かって前記触媒層を径方向に流れる触媒反応器において、前記触媒は、前記反応ガスから一酸化炭素を除去する一酸化炭素除去触媒であり、前記ケーシングの外側であって前記反応ガス入口側に冷媒入口ヘッダ(例えば、後述する実施の形態における冷媒入口ヘッダ51)が設けられ、前記ケーシングの外側であって前記反応ガス出口側に冷媒出口ヘッダ(例えば、後述する実施の形態における冷媒出口ヘッダ52)が設けられ、前記冷媒入口ヘッダと前記冷媒出口ヘッダが、前記触媒層を軸方向に貫通する多数の冷却管体(例えば、後述する実施の形態における冷却管53)によって接続され、冷媒が前記冷媒入口ヘッダから前記冷却管体を通って前記冷媒出口ヘッダに流通可能であることを特徴とする触媒反応器(例えば、後述する実施の形態におけるCO除去器50)である。
このように構成することにより、反応ガスは、触媒層の径方向外側に設けられた反応ガス供給部から触媒層の径方向内側に設けられた反応ガス排出部に向かって径方向に、あるいは、触媒層の径方向内側に設けられた反応ガス供給部から触媒層の径方向外側に設けられた反応ガス排出部に向かって径方向に流れる。そして、反応ガス供給部に面する触媒層の内周面全面または外周面全面に沿った部分を触媒層の上流部分とすることができ、触媒層の軸線方向長さを長くすることによって反応面積を直接的に無駄なく効果的に増大させることが可能になる。また、担体を多孔質担体としているので、担体の表面積が増大し、その結果、触媒の担持量を増大することが可能になる。
また、冷媒が流通する通路を触媒層に容易に形成することが可能になるとともに、該通路を備えた触媒反応器の構造が簡単になる。
さらに、前記通路である冷却管体に冷媒を流すことにより、触媒層の触媒温度を触媒反応に最適な温度に直接的に制御することが可能になる。その結果、一酸化炭素除去触媒において一酸化炭素から二酸化炭素への反応が確実に行われるようになり、逆シフト反応を防止することができる。
【0011】
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の発明において、前記冷却管体は前記触媒層の径方向および周方向に等間隔に分散配置されていることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、燃料電池自動車に搭載された一酸化炭素除去器(例えば、後述する実施の形態におけるCO除去器50)であることを特徴とする。
【0012】
請求項に記載した発明は、請求項1から請求項のいずれかに記載の発明において、径の異なる複数の前記触媒層が同心状に配置され、各触媒層はそれぞれ前記反応ガス供給部と前記反応ガス排出部を備え、各触媒層の反応ガス供給部に前記反応ガスが並列的に供給されることを特徴とする。
このように構成することにより、触媒層の短尺化と反応面積の増大が可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】
初めに、この発明に係る触媒反応器の前提となる技術を図1から図6の図面を参照して説明する。
〔第1の前提技術〕
第1の前提技術を図1および図2の図面を参照して説明する。第1の前提技術における触媒反応器は、燃料電池自動車に搭載されたエネルギー発生装置としての燃料電池に供給される燃料ガスを生成する改質反応器としての態様であり、この場合、改質反応器は、前述したように、メタノールまたはガソリンなどの炭化水素を含む原燃料を、水蒸気改質等により水素リッチガスに改質し、燃料電池に供給する。
【0019】
図1は、第1の前提技術における改質反応器の縦断面であり、この改質反応器1はオートサーマル式改質反応器である。
改質反応器1は、軸線方向一端部に入口フランジ11、他端部に出口フランジ12を有する略円筒状のケーシング10を備えており、入口フランジ11には反応ガス入口11aが形成され、出口フランジ12には反応ガス出口12aが形成されている。また、ケーシング10は、入口フランジ11に連結されケーシング10の内部にその軸線方向に沿って延びる短尺のインナーパイプ13と、インナーパイプ13の外周に連結されてケーシング10の上流側外装を構成する第1アウターケーシング14と、出口フランジ12に連結されてケーシング10の下流側外装を構成する第2アウターケーシング15、とを備えており、第2アウターケーシング15の直胴部15aは第1アウターケーシング14の直胴部14aを覆うように設置され、シール状態に接合されている。
【0020】
ケーシング10の内部には、インナーパイプ13の先端に固定され該先端から下流側(出口フランジ12側)に向かって拡径する皿状のバックプレート21が、第1アウターケーシング14の端板部14bに沿って設置されており、バックプレート21の先端部21aは第1アウターケーシング14の直胴部14aの近傍において直胴部14aと平行に形成されている。
【0021】
また、改質反応器1は、ケーシング10に内蔵されたエレメント30を備えている。エレメント30は、軸中心をケーシング10の軸中心上に配置した中空円筒状の触媒層31と、触媒層31の軸線方向上流側(入口フランジ11側)に設けられた円板状の第1遮蔽板32と、触媒層31の軸線方向下流側(出口フランジ12側)に設けられたドーナツ板状の第2遮蔽板33と、触媒層31の径方向外側に配置され基端を第2遮蔽板33に固定され先端をバックプレート21に向かって延ばす円筒状のインナーケーシング34、とを備えている。
【0022】
触媒層31と第1遮蔽板32の外径は同寸法にされており、バックプレート21の先端部21aの内径よりも小径に設定されている。第1遮蔽板32は、触媒層31における入口フランジ11側の端面、および、触媒層31の中空部31aの端部をシール状態に塞いでいる。
第2遮蔽板33は、触媒層31よりも大きい外径を有し、その外周縁は第2アウターケーシング15の端板部15bの外周縁近くまで延びていて、端板部15bに固定されている。また、第2遮蔽板33の中央には、触媒層31の中空部31aの内径と同径の貫通孔33aが形成されている。第2遮蔽板33は、触媒層31における出口フランジ12側の端面をシール状態に塞いでおり、第2遮蔽板33の貫通孔33aは触媒層31の中空部31aに連通している。
【0023】
インナーケーシング34は、バックプレート21の先端部21aよりも若干大きい外径を有し、インナーケーシング34の先端部34aの内側に、バックプレート21の先端部21aが挿入され、シール状態に接している。これにより、インナーケーシング34の先端部21aはバックプレート21に支持される。
そして、触媒層31の径方向外側であってインナーケーシング34との間に形成されるリング状の空間は、反応ガス入口11aから流入した反応ガスを触媒層31に導入する反応ガス供給路(反応ガス供給部)3にされており、触媒層31の中空部31aは、触媒層31を通過した反応ガスが集合する反応ガス排出路(反応ガス排出部)5にされている。なお、反応ガス供給路3は入口フランジ11側が開口していて、出口フランジ12側が第2遮蔽板33によって閉塞されており、反応ガス排出路5は出口フランジ12側が開口していて、入口フランジ11側が第1遮蔽板32によって閉塞されている。
【0024】
触媒層31は、多孔質体からなりガス流通性を有する担体(以下、多孔質担体という)に、メタノールやガソリン等の炭化水素を含む原燃料ガスを水素リッチガスに改質する改質触媒を担持して構成されている。なお、多孔質担体としては、例えば、多孔質金属、燒結金属、セラミックスなど連続ポーラスの多孔質体を例示することができ、改質触媒としては、銅系・亜鉛系・白金系・ロジウム系・パラジウム系の触媒を例示することができる。
【0025】
この改質反応器1における反応ガスの流れを説明する。例えば、炭化水素を含む原燃料としてのメタノール水溶液を気化させてなるガスと酸素との混合ガスが、原燃料ガス(以下、反応ガス)として反応ガス入口11aから改質反応器1に供給されると、この反応ガスは、インナーパイプ13を通ってバックプレート21と第1遮蔽板32との間に導入され、第1遮蔽板32に突き当たり、ここで、径方向外側へ全周的に流れの向きを変え、バックプレート21と第1遮蔽板32との間を流れていって、反応ガス供給路3に導入される。
【0026】
反応ガス供給路3に導入された反応ガスは、反応ガス供給路3を触媒層31の軸線方向に沿って出口フランジ12側に向かって流下していくとともに、触媒層31の外周面全面に設けられているポーラスから触媒層31内に侵入し、触媒層31に担持されている改質触媒に接触しながら、且つ、連続するポーラスを順次進みながら触媒層31を径方向内側へと進んでいく。
【0027】
そして、反応ガスが触媒層31を径方向内側に流通する際に、まず、触媒層31の外周面側に近い浅層部に担持された改質触媒において、メタノールと酸素が酸化反応を起こし発熱する。この酸化反応は次式(1)のように表される。
CH3OH + 3/2O2 → CO2 + 2H2O ・・・式(1)
そして、前記酸化反応により発生した熱を吸熱して、その周囲あるいは前記浅層部よりも径方向内側に位置する深層部に担持された改質触媒おいて、メタノールと水が吸熱反応である改質反応を起こし、反応ガスを水素リッチガスに改質する。この改質反応は次式(2)のように表される。
CH3OH + H2O → CO2 + 3H2 ・・・式(2)
【0028】
そして、触媒層31の中空部31aの内周面に到達した改質後の反応ガス(すなわち、水素リッチガス)は該内周面全面に設けられているポーラスから反応ガス排出路5に放出され、この反応ガス排出路5で集合した後、第2遮蔽板33の貫通孔33aおよび第2アウターケーシング15の内部を通って反応ガス出口12aから流出し、次工程(例えば、シフト反応器やCO除去器によるCO除去工程)を経て燃料電池に燃料ガスとして供給される。
【0029】
このように、第1の前提技術における改質反応器1においては、反応ガス供給路3に面する触媒層31の外周面全面に沿った部分を触媒層31の上流部分とすることができ、図2に示すように触媒層31の軸線方向長さを長くすることによって実質的な反応面積(換言すれば、触媒反応に有効に寄与可能な反応面積)を、直接的に無駄なく効果的に増大させることが可能になる。
【0030】
特に、この改質反応器1では、触媒層31の径方向外側に反応ガス供給路3を設けていることから、触媒層31の中空部31aを反応ガス供給路にする場合よりも反応面積を大きくすることができる。この結果、酸化反応で生じる発熱量を多くすることができ、ひいては、その後で行われる吸熱反応を促進することができて、前出の従来型の改質反応器よりも容量に対する出力割合、すなわち出力密度を高めることができる。
【0031】
また、出力(ガス流量)を同じとして比較した場合に、この改質反応器1の方が従来型の改質反応器よりも改質触媒の担持量を減少させることができ、改質反応器1を小型・軽量化することが可能となる。
特に、車載スペースに限りがある燃料電池自動車では、改質反応器1の小型化は車載性の点で極めて有利である。また、改質反応器1の軽量化により、燃料電池自動車の燃費が向上する。
【0032】
〔第2の前提技術〕
次に、第2の前提技術を図3から図6の図面を参照して説明する。第2の前提技術第1の前提技術と同様に改質反応器の態様であり、第2の前提技術における改質反応器1が第1の前提技術のものと相違する点は、ケーシング10に内蔵されるエレメントの構造にある。
図3は、第2の前提技術における改質反応器1のエレメント40の縦断面図であり、図4は図3のIV−IV断面図である。
第1の前提技術におけるエレメント30に対応する第2の前提技術におけるエレメント40は、ケーシング10の軸中心に同心状に配置された2つの触媒層41,42を備えている。内側に配置された中空円筒状の第1触媒層41と、第1触媒層41の外側に配置された中空円筒状の第2触媒層42の間には、両触媒層41,42との間に隙間を有して円筒状の隔壁筒43が設置されており、第2触媒層42の外側には径方向に隙間を有して円筒状のインナーケーシング46が設置されている。
【0033】
第1触媒層41の径方向外側であって隔壁筒43との間に形成されるリング状の空間は、反応ガス入口11aから流入した反応ガスを第1触媒層41に導入する反応ガス供給路(反応ガス供給部)3Aにされており、第1触媒層41の軸中心に沿って形成された中空部41aは、第1触媒層41を通過した反応ガスが集合する反応ガス排出路(反応ガス排出部)5Aにされている。
そして、第1触媒層41において入口フランジ11側(図3において左側)には、第1触媒層41の入口フランジ11側端面と反応ガス排出路5Aの入口フランジ11側端部を塞ぐ第1遮蔽板44が取り付けられており、第1触媒層41において出口フランジ12側(図3において右側)には、第1触媒層41の出口フランジ12側端面と反応ガス供給路3Aの出口フランジ12側端部を塞ぐ第2遮蔽板45が取り付けられている。なお、反応ガス供給路3Aの入口フランジ11側は反応ガスの入口として開口しており、反応ガス排出路5Aの出口フランジ12側は反応ガスの出口として開口している。
【0034】
第2触媒層42の径方向外側であってインナーケーシング46との間に形成されるリング状の空間は、反応ガス入口11aから流入した反応ガスを第2触媒層42に導入する反応ガス供給路(反応ガス供給部)3Bにされており、第2触媒層42の径方向内側であって隔壁筒43との間に形成されるリング状の空間は、第2触媒層42を通過した反応ガスが集合する反応ガス排出路(反応ガス排出部)5Bにされている。
そして、第2触媒層42において入口フランジ11側には、第2触媒層42の入口フランジ11側端面と反応ガス排出路5Bの入口フランジ11側端部を塞ぐ第3遮蔽板47が取り付けられており、第2触媒層42において出口フランジ12側には、第2触媒層42の出口フランジ12側端面と反応ガス供給路3Bの出口フランジ12側端部を塞ぐ第4遮蔽板48が取り付けられている。なお、反応ガス供給路3Bの入口フランジ11側は反応ガスの入口として開口しており、反応ガス排出路5Bの出口フランジ12側は反応ガスの出口として開口している。
その他の構成については第1の前提技術の改質反応器1と同じであるのでその説明を省略し、以下の説明では第1の前提技術で説明した構成を援用する。
【0035】
このように構成された、改質反応器1においては、第1触媒層41と第2触媒層42は反応ガスの流れに対して並列的に配置されている。すなわち、反応ガス入口11aから導入された反応ガスは主たる二つの流れに分けられ、第1触媒層41の反応ガス供給路3Aと第2触媒層42の反応ガス供給路3Bにそれぞれ並んで供給され、第1触媒層41あるいは第2触媒層42で改質処理された反応ガス(すなわち、水素リッチガス)は反応ガス排出路5Aあるいは5Bを通り、第2アウターケーシング15の内部で一つの流れに集合して反応ガス出口12aから流出する。第1触媒層41および第2触媒層42の作用は第1の前提技術における触媒層31と同じである。
このように、中空円筒状の触媒層を同心状に多重化(多層化)することにより、触媒層の短尺化と反応面積の増大が可能になり、改質反応器1の出力密度を高めることができる。また、触媒層の多重化により、改質反応器1の外形寸法等の設計自由度の拡大を図ることができる。
【0036】
図5および図6は、第1の前提技術の単層構造の改質反応器1と、第2の前提技術の二重構造の改質反応器1に対して実験を行い、その実験結果から改質反応器1の長さと出力との関係をグラフ化したものである。これら図において、改質率とは、投入した炭化水素燃料の転化率である。
この実験結果から、それぞれの改質反応器1の長さおよび外径を同寸法とした場合、二重構造の改質反応器1の方が単層の改質反応器1よりも出力が大きくなる(すなわち、出力密度が大きくなる)ことがわかる。さらに具体的に数値を示せば、同寸法の改質反応器1で比較すると、二重構造の改質反応器1は触媒表面積が単層構造のものよりも約35%増大し、出力も約26%増大した。
【0037】
この第2の前提技術における改質反応器1によれば、前述した第1の前提技術の改質反応器1の作用・効果に加えて、触媒層の軸線方向長さの増大と、触媒層の多重化を組み合わせることで、出力密度の増大と、装置外形寸法等の設計自由度の拡大を図ることができる。
【0038】
〔発明の実施の形態〕
次に、この発明に係る触媒反応器の実施の形態を図7から図9の図面を参照して説明する。
一般に、触媒には、その触媒反応に固有の活性温度があり、その活性温度域に入っていないと目的とする触媒反応を生じさせることができない。例えば、前述した改質反応器1による改質反応では反応生成物として水素と共に二酸化炭素(CO)が生じるが、その中間生成物である一酸化炭素(CO)がそのまま改質反応器1から排出される場合がある。しかしながら、燃料電池に供給される改質ガス中のCO濃度が高いと、燃料電池のアノードがCO被毒され、燃料電池は出力低下を招く虞がある。そのため、燃料電池における燃料ガス供給システムにおいては、改質反応器1の下流であって燃料電池の上流にCO除去器を設置し、改質反応器1で生成された改質ガス(すなわち、水素リッチガス)中のCOをCOに化学変化させることにより除去している。そして、このCO除去器も、多孔質担体に担持される触媒を改質触媒からCO除去用の触媒(以下、CO除去触媒という)に代えることで、改質反応器1と同様の構造の触媒反応器で構成することができる。
【0039】
ところで、このCO除去触媒においてCOをCOに変化させる反応は酸化反応であり発熱を伴うが、触媒温度が約300゜C以上になると、反応が逆に進む(CO→CO)所謂逆シフト反応が起こり、触媒内でCOが大量に発生する事象が生じる。
そのため、触媒反応を利用したCO除去器では、触媒温度が300゜C以上にならないように、一般的に冷却システムを設けて触媒の温度制御を行っている。この実施の形態は、このような触媒の温度制御に好適な触媒反応器である。
【0040】
以下、この実施の形態における触媒反応器をCO除去器50としての態様で説明する。
図7は、この実施の形態のCO除去器50の縦断面であり、基本構成は前述した第1の前提技術における改質反応器1と同じであるので、同一態様部分には同一符号を付して説明を省略し、相違点だけを説明する。
エレメント30の触媒層31には、改質触媒に代えてCO除去触媒が担持されている。ここで、CO除去触媒として白金(Pt)やルテニウム(Ru)等の酸化触媒を例示することができる。
【0041】
このCO除去器50においては、第1アウターケーシング14の外側であって第1アウターケーシング14よりも入口フランジ11側に、リング状の冷媒入口ヘッダ51が設けられており、また、第2アウターケーシング15の外側であって第2アウターケーシング15よりも出口フランジ12側に、リング状の冷媒出口ヘッダ52が設けられている。冷媒入口ヘッダ51と冷媒出口ヘッダ52は、エレメント30の触媒層31を貫通する多数の冷却管(管体)53によって接続されている。
冷却管53はいずれも直管からなり、触媒層31の多孔質担体を軸線方向に沿い貫通して配置されるとともに、図8に示すように、触媒層31の径方向および周方向に等間隔に分散配置されている。そして、各冷却管53の内部は冷却水や空気等の冷媒が流通可能な通路にされている。
【0042】
このCO除去器50においては、冷媒としての冷却水が図示しない熱交換装置から冷媒入口ヘッダ51に供給される。冷媒入口ヘッダ51に供給された冷媒は、各冷却管53に分散され、各冷却管53の内部を通って冷媒出口ヘッダ52に流れ込み、冷媒出口ヘッダ52で集合した後、前記熱交換装置に戻される。この時、冷媒が各冷却管53の内部を通過する際に、冷媒は冷却管53を介して触媒層31の多孔質担体と熱交換を行い、多孔質担体を冷却して、多孔質担体に担持されているCO除去触媒を所定温度(例えば、約300゜C)以下に温度制御する。すなわち、冷媒は、CO除去触媒で触媒反応により生じた熱を奪い、CO除去触媒を冷却する。これにより、CO除去触媒においてCOからCO2への反応が確実に行われるようになり、前述した逆シフト反応を防止することができる。その結果、CO除去器50で処理された反応ガス中のCO濃度を確実に低くすることができ、燃料電池のアノードがCO被毒するのを確実に防止することができ、ひいては、燃料電池の性能低下を確実に防止することができる。
【0043】
図9は、CO除去器のガス流量と出口CO濃度の関係について、冷却システムを備えた実施の形態のCO除去器50と、冷却システムを備えないCO除去器において比較実験を行ったときの実験結果を示したものである。
この実験結果から、冷媒供給のないCO除去器ではガス流量の増大に伴い発熱量が増大するとともに、CO除去器の出口におけるCO濃度が急激に増大していくのに対して、冷媒供給のあるCO除去器では、触媒の温度制御が行われることから、CO除去器のガス流量を増大しても出口におけるCO濃度が低レベルに維持されることが明白である。
【0044】
以上のように、この実施の形態のCO除去器50においては、冷媒が流通する冷却管53を触媒層31の多孔質担体に貫通して設けたことにより、多孔質担体に担持されているCO除去触媒の触媒温度を目的とする触媒反応に最適な温度に直接的に制御することが可能になり、目的とする触媒反応を効率的に且つ確実に行わしめることができる。
また、冷媒の通路を冷却管53で形成しているので、冷却構造が容易にでき、ひいては冷却通路付きCO除去器50の構造を簡単にすることができる。
【0045】
〔他の実施の形態〕
尚、この発明は前述した実施の形態に限られるものではない。
例えば、前述した実施の形態の触媒反応器では、触媒層の径方向外側に反応ガス供給路を設け、径方向内側に反応ガス排出路を設けて、反応ガスを触媒層の径方向外側から径方向内側に流れるように構成したが、触媒層の径方向内側に反応ガス供給路を設け、径方向外側に反応ガス排出路を設けて、反応ガスを触媒層の径方向内側から径方向外側に流れるようにすることも可能である。
【0046】
また、第2の前提技術では、触媒層を二重構造にした触媒反応器の例を示したが、触媒層の多重化は二重に限定されるものではなく、三重あるいはそれ以上の多重化も可能である。
【0047】
【発明の効果】
以上説明するように、請求項1または請求項2に記載した発明によれば、触媒層の軸線方向長さを長くすることによって反応面積を直接的に無駄なく効果的に増大させることができるとともに、多孔質担体の採用により触媒の担持量を増大することができるので、出力密度が増大し、触媒反応器を小型・軽量化することができるという優れた効果が奏される。
また、冷媒が流通する通路を触媒層に容易に形成することが可能になるとともに、該通路を備えた触媒反応器の構造が簡単になる。
さらに、前記通路である冷却管体に冷媒を流すことにより、触媒層の触媒温度を触媒反応に最適な温度に直接的に制御することが可能になるので、目的とする触媒反応を効率的に且つ確実に行わしめることができるという優れた効果が奏される。すなわち、一酸化炭素除去触媒において一酸化炭素から二酸化炭素への反応が確実に行われるようになり、逆シフト反応を防止することができるので、一酸化炭素除去器で処理された反応ガス中の一酸化炭素濃度を確実に低くすることができる。
【0049】
請求項に記載した発明によれば、一酸化炭素除去器の小型・軽量化に伴い、一酸化炭素除去器の車載性が向上し、燃費が向上するという優れた効果が奏される。
請求項に記載した発明によれば、触媒層の短尺化と反応面積の増大が可能になる。また、触媒反応器の外形寸法等の設計自由度の拡大を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る触媒反応器の前提技術(第1の前提技術)における縦断面図である。
【図2】 前記第1の前提技術における触媒反応器を長尺化した場合の縦断面図である。
【図3】 この発明に係る触媒反応器の前提技術(第2の前提技術)におけるエレメントの縦断面図である。
【図4】 図3のIV−IV断面図である。
【図5】 反応器長さと触媒表面積との関係を示すグラフである。
【図6】 反応器長さと水素生成量との関係を示すグラフである。
【図7】 この発明に係る触媒反応器の実施の形態における縦断面図である。
【図8】 前記実施の形態における触媒反応器のエレメントの断面図である。
【図9】 ガス流量とCO濃度の関係を示すグラフである。
【図10】 従来の触媒反応器の縦断面図である。
【符号の説明】
3,3A,3B 反応ガス供給路(反応ガス供給部)
5,5A,5B 反応ガス排出路(反応ガス排出部)
10 ケーシング
11a 反応ガス入口
12a 反応ガス出口
31 触媒層
41 第1触媒層(触媒層)
42 第2触媒層(触媒層)
50 CO除去器(触媒反応器)
51 冷媒入口ヘッダ
52 冷媒出口ヘッダ
53 冷却管(冷却管体

Claims (4)

  1. 軸線方向一端側に反応ガス入口を有し他端側に反応ガス出口を有する略円筒状のケーシングと、このケーシングに同心上に内蔵され多孔質担体に触媒が担持されてなり軸線方向両端部が閉塞された中空円筒状の触媒層と、この触媒層の径方向内側と径方向外側のいずれか一方に設けられ前記反応ガス入口に連通して該触媒層に反応ガスを供給する反応ガス供給部と、前記触媒層の径方向内側と径方向外側の残る他方に設けられ前記反応ガス出口に連通して該触媒層を通過した反応ガスが集合する反応ガス排出部と、を備え、前記反応ガス供給部に供給された前記反応ガスが前記反応ガス排出部に向かって前記触媒層を径方向に流れる触媒反応器において、
    前記触媒は、前記反応ガスから一酸化炭素を除去する一酸化炭素除去触媒であり、
    前記ケーシングの外側であって前記反応ガス入口側に冷媒入口ヘッダが設けられ、前記ケーシングの外側であって前記反応ガス出口側に冷媒出口ヘッダが設けられ、前記冷媒入口ヘッダと前記冷媒出口ヘッダが、前記触媒層を軸方向に貫通する多数の冷却管体によって接続され、冷媒が前記冷媒入口ヘッダから前記冷却管体を通って前記冷媒出口ヘッダに流通可能であることを特徴とする触媒反応器。
  2. 前記冷却管体は前記触媒層の径方向および周方向に等間隔に分散配置されていることを特徴とする請求項1に記載の触媒反応器。
  3. 燃料電池自動車に搭載された一酸化炭素除去器であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の触媒反応器。
  4. 径の異なる複数の前記触媒層が同心状に配置され、各触媒層はそれぞれ前記反応ガス供給部と前記反応ガス排出部を備え、各触媒層の反応ガス供給部に前記反応ガスが並列的に供給されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の触媒反応器。
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