JP4202731B2 - 味付け装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スナック菓子等の物品の味付け装置に関し、食品製造の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ポテトチップス等のスナック菓子の味付け装置として、両端が開口する筒状のタンブラを用いたものが知られている(特許文献1参照)。この装置では、タンブラが傾斜して配置され、その中に上側開口(供給部)から1群の物品と調味料とが供給される。タンブラが回転すると、物品群は調味料と攪拌されて味付けされつつ、次第に下方へ移動していき、タンブラの下側開口(排出部)から外へ排出される。
【0003】
前記従来技術では、タンブラの下側開口は常に開いており、タンブラに供給された物品は、いつでも自由に下側開口から出ていくことが可能である。したがって、タンブラから早く出ていった物品は、調味料との滞在時間・攪拌時間が短いから、味付けが薄くなり、逆にタンブラから遅く出ていった物品は、調味料との滞在時間・攪拌時間が長いから、味付けが濃くなる。このような不具合を解消するため、例えば、供給部で供給された1群の物品を各群毎に分離して区画内に収容し、そして、該物品群毎に排出部へ向けて搬送しながら、該物品群毎に調味料を供給することがすでに提案されている(特願2002−155000号参照)。そうすれば、前記区画内の物品群と調味料とを1つの単位として拘束し、外部との出入りを禁止した状態で、該物品群を味付け及び搬送することができ、該物品群を構成する個々の物品において、調味料との滞在時間・攪拌時間が揃い、均一な味付けが可能となる。
【0004】
【特許文献1】
特公平4−35132号公報(図1、図2、図6)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、均一な味付けをするためには、単に、物品群を該群毎に調味料と区画内に拘束するだけでは不十分で、他にも、前記区画内に収容した物品群が厚みのある塊とならずに薄く広がって、該物品群の中の個々の物品1つ1つに調味料がよく付着することを図る必要がある。また、物品群の中の個々の物品1つ1つにおいて、例えば調味料が物品の片面にのみ付着することを回避し、調味料が物品全体にむらなく付着することを図るのも好ましい。
【0006】
そこで、本発明は、供給部で供給された物品群を味付けしながら排出部まで搬送する場合に、前記物品群を確実に均一に味付けすること、個々の物品において確実にむらなく味付けすることを主たる課題とする。以下、その他の課題を含め本発明を詳しく説明する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、供給部で供給された物品群を味付けしながら排出部まで搬送する味付け装置であって、前記供給部で供給された物品群を該群毎に区画内に収容して前記排出部まで搬送する搬送手段と、前記物品群毎に調味料を供給する調味料供給手段と、前記調味料が供給された物品群が前記排出部に搬送される途上において前記区画の平断面積を拡大する拡大手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、調味料が供給された物品群の搬送途上において、区画の平断面積が拡大するから、該区画内に分離して収容した物品群が厚みのある塊とならずに薄く広がって、該物品群の中の個々の物品1つ1つに調味料がよく付着する。その結果、前記物品群は、調味料との滞在時間・攪拌時間が揃うことと併せて、均一な味付けが確実に実現し、味付けの薄い部分と濃い部分とが生成しない。
【0009】
次に、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記搬送手段は、前記供給部と排出部との間で略水平に延びるスクリュー部材と、該スクリュー部材を内装する筒部材と、前記スクリュー部材を軸周りに回転させる駆動源とで構成され、前記区画は、前記筒部材の内部において、前記スクリュー部材の螺旋羽根で仕切られた空間であり、前記拡大手段は、前記調味料が供給された物品群が収容される螺旋羽根の間隔を広くしたことであることを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、スクリュー部材の螺旋羽根により区画が形成され、該スクリュー部材を回転させることにより物品群が搬送され、前記螺旋羽根の間隔を広くしたことにより前記区画の平断面積が拡大される。このように、1組のスクリュー部材と筒部材とを採用するだけで、前記請求項1に含まれる略すべての構成要素が提供され、味付け装置の構成が簡素化する。
【0011】
次に、請求項3に記載の発明は、前記請求項2に記載の発明において、前記間隔を広くした螺旋羽根間に前記物品群と調味料との攪拌用の板部材が設けられていることを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、調味料が供給された物品群の搬送途上において、前記物品群と調味料とが攪拌されるから、該物品群の中の個々の物品が転動され、裏返され、該個々の物品1つ1つにおいて、例えば調味料が物品の片面にのみ付着するようなことがなくなり、調味料が物品全体にむらなく付着し、むらのない味付けが確実に実現する。しかも、そのような攪拌を、平らな面のある板部材で攪拌するから、攪拌効果が増大し、より一層確実に、個々の物品をむらなく味付けすることができる。
【0013】
なお、このとき、前記板部材による攪拌効果の増大に伴い、物品が前記板部材で跳ね上げられて、螺旋羽根で仕切られた螺旋状空間を伝って隣の区画に移動する、という心配が生じる。しかし、この調味料が供給された物品群の搬送途上においては、前述したように、区画の平断面積が拡大するから、前記物品群の堆積厚み(物品群のレベル)が低下し、これにより、たとえ物品が前記板部材で跳ね上げられても、該物品が螺旋状空間を伝って隣の区画に移動する可能性が少なくなる。したがって、前記板部材による攪拌速度、つまり前記スクリュー部材の回転速度を上げることができ、味付け装置の処理能力が向上する。
【0014】
次に、請求項4に記載の発明は、供給部で供給された物品群を味付けしながら排出部まで搬送する味付け装置であって、前記供給部で供給された物品群を該群毎に区画内に収容して前記排出部まで搬送する搬送手段と、前記物品群毎に調味料を供給する調味料供給手段とを備え、前記搬送手段は、前記供給部と排出部との間で略水平に延びるスクリュー部材と、該スクリュー部材を内装する筒部材と、前記スクリュー部材を軸周りに回転させる駆動源とで構成され、前記区画は、前記筒部材の内部において、前記スクリュー部材の螺旋羽根で仕切られた空間であり、前記調味料が供給された物品群が収容される螺旋羽根間に前記物品群と調味料との攪拌用の板部材が設けられていることを特徴とする。
【0015】
この発明によれば、前記請求項2に記載の発明と同様、スクリュー部材の螺旋羽根により区画が形成され、該スクリュー部材を回転させることにより物品群が搬送される構成の味付け装置において、前記請求項3に記載の発明と同様、調味料が供給された物品群の搬送途上において、前記物品群と調味料とが攪拌されるから、該物品群の中の個々の物品が転動され、該個々の物品1つ1つにおいて、例えば調味料が物品の片面にのみ付着するようなことがなくなり、調味料が物品全体にむらなく付着し、むらのない味付けが確実に実現する。しかも、そのような攪拌を、平らな面のある板部材で攪拌するから、攪拌効果が増大し、より一層確実に、個々の物品をむらなく味付けすることができる。
【0016】
次に、請求項5に記載の発明は、前記請求項3又は4に記載の発明において、前記板部材は、前記スクリュー部材の回転によりスクリュー軸の真上に到達する前に略垂直方向に延びる姿勢となるように、前記螺旋羽根間に設けられていることを特徴とする。
【0017】
この発明によれば、前記攪拌用の板部材が、前記スクリュー部材の回転によりスクリュー軸の真上に到達する前に、略垂直方向に延びる姿勢となるから、その時点で、前記板部材で持ち上げられ、攪拌された物品は、すべて下方に落下する。したがって、これによっても、前記板部材で攪拌された物品が、該板部材に乗ったまま、螺旋状空間を伝って隣の区画に移動する、というような心配がほとんどなくなる。その結果、前記板部材による攪拌速度(スクリュー部材の回転速度)を上げることができ、味付け装置の処理能力が向上する。
【0018】
次に、請求項6に記載の発明は、前記請求項3から5のいずれかに記載の発明において、前記板部材の回転方向の先端部は、前記筒部材の内面に近接しており、厚みが薄くされていることを特徴とする。
【0019】
この発明によれば、前記板部材の回転方向の先端部が筒部材の内面に近接するから、筒部材内・区画内の物品を逃さずに多量に前記板部材ですくい上げて攪拌することができる。しかもその場合に、前記板部材の先端部の厚みが薄いから、該板部材と物品との接触時の衝撃が少なくなり、物品が板部材に乗り上げ易くなって、該物品の割れ・欠け・破損が抑制される。
【0020】
次に、請求項7に記載の発明は、前記請求項3から6のいずれかに記載の発明において、前記駆動源は、前記板部材が前記物品群と調味料とを攪拌する期間中は、前記スクリュー部材の回転速度を小さくすることを特徴とする。
【0021】
この発明によれば、前記板部材による物品群と調味料との攪拌が時間をかけてゆっくり行われるから、これによっても、より一層確実に、物品群の均一な味付け、及び個々の物品のむらのない味付けが実現する。また、前記板部材が物品を高速で跳ね上げることがないから、該物品が螺旋状空間を伝って隣の区画に移動する、というような心配もほとんどなくなる。さらに、前記板部材が物品に強く接触して、該物品が割れたり、欠けたり、破損する、というような不具合も抑制される。以下、実施の形態を通して本発明をさらに詳しく説明する。
【0022】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る商品生産システム1の全体構成図である。このシステム1は、例えばポテトチップス等のスナック菓子を計量し、味付けし、包装するもので、物品の流れ方向に、上流側から順に、計量装置10、味付け装置20、及び包装装置30を備える。
【0023】
計量装置10は、例えば周知の組合せ計量装置であり、複数のプールホッパ11…11を経て供給された物品の重量を計量ホッパ12…12で計量し、各計量値を組合せ演算し、最適組合せに該当した計量ホッパ12…12から物品を排出し、集合シュート13によりタイミングホッパ14に集合させる。そして、タイミングホッパ14を開いて、集合させた1群の物品を、物品供給口Aから味付け装置20に供給する(矢印a)。
【0024】
味付け装置20は、水平に延びるスクリュー部材21と、該スクリュー部材21を内装する筒部材22とを含む。そして、前記物品供給口Aから供給された物品群を味付けしながら物品排出口Bまで搬送し(矢印b)、その味付け済みの物品群を前記物品排出口Bから包装装置30に排出する(矢印c)。
【0025】
味付け装置20は、さらに、調味料供給装置40,50を備える。調味料供給装置40,50は、筒部材22の長さ方向の略中間部に配設された噴射ガン46,56を有する。噴射ガン46,56は、配管45,55を介してエアコンプレッサ44,54に接続されている。チャージタンク41,51に貯蔵された粉体調味料が、モータ42,52の駆動により、スクリューフィーダ43,53で計り取られて、前記配管45,55に導入される。導入された粉体調味料は、エアコンプレッサ44,54による圧縮エアに乗って噴射ガン46,56の噴口から筒部材22の内部に噴射される。なお、調味料供給装置40,50は、それぞれ同じ調味料を供給してもよく、また異なる調味料を供給してもよい。前者の場合、例えばしっかりとした味付けができ、後者の場合、例えば深みのある味付けが図られる。
【0026】
包装装置30は、例えば周知の縦ピロー型包装装置であり、図示しない帯状の包材を縦に延びるチューブ33の周囲でフォーマ32により筒状に曲成しながら下方に引き摺り下ろし、縦・横にシールして袋にする。そして、味付け装置20から排出された味付け済みの物品群を取込シュート31及びチューブ33を介して前記袋に充填して、商品(本実施形態では袋入りスナック菓子)を完成する。
【0027】
図2に拡大して示すように、味付け装置20は架台100の上に据え付けられている。味付け装置20の上流部は、前記物品供給口A及び導入シュート20aを備え、物品群の供給部を構成している。味付け装置20の下流部は、前記物品排出口B及び排出シュート20bを備え、物品群の排出部を構成している。
【0028】
スクリュー部材21は螺旋羽根21Aと軸21Bとを有し、モータ25により軸21B周りに回転される(矢印d)。螺旋羽根21Aは、同一ピッチで、複数回(図例では5回半)、螺旋を巻いている。螺旋羽根21Aは、筒部材22の内部において、水平に並ぶ複数の仕切りを提供し、該仕切りは、筒部材22の内部の空間を仕切って、水平に並ぶ複数(図例では5つ)の区画♯1〜♯5を画成する。螺旋羽根21Aは筒部材22の内部空間を螺旋状に仕切るので、各区画♯1〜♯5は閉じておらず相互に螺旋状につながっているが、物品群及び調味料は筒部材22の内部で下部に溜まるから、スクリュー軸21Bより下の部分においては物品群及び調味料は螺旋羽根21Aで阻まれて隣と往来することができない。よって、螺旋状空間のうちスクリュー軸21Bより下の部分を、物品群及び調味料を他から分離して収容する区画として利用することができる。スクリュー部材21がモータ25により矢印d方向に回転すると、全区画♯1〜♯5が一斉に上流側から下流側に向けて移動し、該区画♯1〜♯5内に収容された物品群が物品供給口Aから物品排出口Bまで搬送される。
【0029】
第1区画♯1は、計量装置10から導入シュート20a及び物品供給口Aを介して最初に味付け装置20に物品群が供給される区画(物品供給区画)である。図3に示したように、導入シュート20aの下端部はスクリュー軸21Bの直上になく、該軸21Bから偏倚して位置している。これは、物品群Xが矢印a′のように必ず第1区画♯1に入り、下流側の第2区画♯2に入らないようにするためである(図2参照)。
【0030】
第2区画♯2及び第4区画♯4は、前述の噴射ガン46,56によって粉体調味料が供給される区画(調味料供給区画)である。なお、図2は、噴射ガン46,56が第2区画♯2及び第4区画♯4とオーバーラップしていない状況を示している(後述するスクリュー部材21の回転角が0°の状態)。この時点より区画♯1〜♯5が下流側に移動すると、第2区画♯2及び第4区画♯4が噴射ガン46,56とオーバーラップし、該噴射ガン46,56から噴射された粉体調味料が確実に第2区画♯2及び第4区画♯4に供給される。
【0031】
図4に示したように、噴射ガン46,56は筒部材22の周面に立設され、図示しないブラケット等により支持されている。噴射ガン46,56は筒部材22の内周面に近い領域を狙って粉体調味料を噴射する(矢印e)。噴射ガン46,56は各区画内に分離して収容された物品群の量に応じた量の粉体調味料を噴射し、各区画において物品群と調味料との配合比を所定の最適比率に維持する。
【0032】
第5区画♯5は、味付け装置20から物品排出口B及び排出シュート20bを介して包装装置30に味付け済みの物品群が排出される区画(物品排出区画)である。図5に示したように、物品排出口Bはスクリュー軸21Bの真下に位置する。これにより、筒部材22の内部で下部に溜まった味付け済みの物品群Xが、速やかに、全量、味付け装置20から包装装置30に排出される。
【0033】
第2区画♯2〜第4区間♯4に亘って(ここで第3区画♯3は単純攪拌区画である)、螺旋羽根21A間に、板部材23…23が架設されている。この板部材23は、第2区画♯2〜第4区画♯4内に収容された物品群と調味料とを攪拌するためのものである。この板部材23は、螺旋羽根21Aと一体に運動し、スクリュー部材21の回転に伴いスクリュー軸21Bを中心とした円運動をする(矢印d′)。その結果、この板部材23は、スクリュー軸21Bの下方をくぐるとき、筒部材22の内部で第2区画♯2〜第4区画♯4の下部に溜まった物品群及び調味料と接触する。そして、図4に鎖線で示したように、筒部材22の内周面に沿って物品群X及び調味料を上方に掻き上げて攪拌する。物品群Xは内周面に沿って薄く広がり、該群Xを構成する個々の物品1つ1つが外部に露出して調味料とよく混じり合う。その結果、物品群Xの均一な味付け、及び個々の物品のむらのない味付けが実現する。
【0034】
つまり、調味料が供給された物品群Xの排出口Bへ向けての搬送途上において、該物品群Xと調味料とを前記板部材23で攪拌することにより、該物品群Xの中の個々の物品が転動し、裏返しとなり、該個々の物品1つ1つにおいて、例えば調味料が物品の片面にのみ付着するようなことがなくなり、調味料が物品全体にむらなく付着し、むらのない味付けが確実に実現する。しかも、そのような攪拌を、平らな面のある板部材23で行うから、攪拌効果が増大し、より一層確実に、個々の物品をむらなく味付けすることが可能となる。
【0035】
本実施形態では、筒部材22は支持ユニット24…24により軸周りに回転自在に支持されている。図6に示したように、支持ユニット24はローラ24aを用いて筒部材22を受支する構成である。筒部材22は円筒形であり、螺旋羽根21Aが摺接する内周面も、ローラ24aが転接する外周面も、断面が円形である。筒部材22はピニオン27及びギヤ28を介して第2のモータ26により軸周りに回転される(矢印f,g)。筒部材22は、外から中がよく観察できるように、胴体部分だけでなく、上流側及び下流側の端面を含め、透明度の高い樹脂(例えばアクリル樹脂)で作製されている。
【0036】
図1に示したように、計量装置10、味付け装置20、及び包装装置30の各コントロールユニット100,200,300は、例えばこのシステム1の上流側や下流側にあるその他の各種の周辺機器やセンサ等から信号をもらい、また相互に信号S1〜S4を遣り取りして、例えば計量装置10であれば、計量ホッパ12やタイミングホッパ14等の開閉用モータ、味付け装置20であれば、スクリュー部材21や筒部材22等の回転用モータ25,26、包装装置30であれば、プルダウンベルトや横シール装置等の駆動用モータ、等の各種のアクチュエータを制御する。
【0037】
[制御動作第1例]
図7は、このシステム1における味付け装置20の具体的な制御動作の1例を示すタイムチャート、図8は、その動作図である。基本的に、このシステム1では、下流側の装置からの要求信号に従い、順次、上流側の装置が動作を開始する。すなわち、図7に示すように、包装装置30が、味付け装置20に、味付け済みの物品群を排出しなさい、という排出要求信号S1を発信する(時刻t1)と、味付け装置20は、それを受信して、所定の遅延時間(可変である)の経過後に、スクリュー部材21の回転を開始すると共に、包装装置30に、味付け済みの物品群を排出しました、という排出信号S2を返信する(時刻t2)。
【0038】
味付け装置20は、前記排出信号S2の返信と共に、一方で、計量装置10に対し、計量済みの物品群を供給しなさい、という供給要求信号S3を発信する。計量装置10は、それを受信して、タイミングホッパ14を開くと共に、味付け装置20に、計量済みの物品群を排出しました、という供給信号S4を返信する。その結果、計量済みで味付け前の1群の物品が物品供給口Aを通過して味付け装置20の第1区画♯1に供給される。図7の物品供給口Aの欄における「供給」は、このようにして味付け前の1群の物品が物品供給口Aを通過する時間帯を示したものである。
【0039】
前記包装装置30の排出要求信号S1を契機に、スクリュー部材21は、1回だけ、d方向に360°回転し、その後、停止して、次の排出要求信号S1の受信を待つ。その場合、スクリュー部材21は、図4に実線で示したように、前記攪拌用板部材23…23がスクリュー軸21Bの真下(区画の底部)に位置した姿勢で待機する。つまり、スクリュー部材21はこの姿勢から回転し始め(図8(a))、この姿勢で停止する(図8(d))。図7の攪拌用板部材23の角度の欄における各数値は、この図4に実線で示した位置を基準(0°)とし、この位置からd方向への回転角度θを記したものである。明らかに、スクリュー部材21が360°回転すると、各区画♯1〜♯5はそれぞれ1ピッチづつ進む。
【0040】
スクリュー部材21は、0°〜120°の間、ゆっくりと回転する。この間(t2〜t5)は、前述したように、攪拌用板部材23が、区画の底部から、筒部材22の内周面に沿って、物品群X及び調味料を上方に掻き上げて攪拌する期間である。これにより、物品群Xと調味料とが時間をかけてゆっくり攪拌されるから、物品群Xの均一な味付け、及び個々の物品のむらのない味付けがより一層確実となる。また、攪拌用板部材23が物品を高速で跳ね上げないから、該物品が螺旋状空間を伝って隣の区画に移動する、というような心配もほとんどなくなる。さらに、攪拌用板部材23が物品に強く接触して、該物品が割れたり、欠けたり、破損する、というような不具合も抑制される。
【0041】
しかも、図4に点線で明示したように、前記攪拌用板部材23は、その回転方向d′の先端部23aが、筒部材22の内周面に近接している。これにより、筒部材22内・区画内の物品を逃さずに多量にすくい上げて攪拌することができる。また、前記攪拌用板部材23は、その回転方向d′の先端部23aの厚みが薄くされている。これにより、該板部材23と物品との接触時の衝撃が少なくなり、物品が板部材23に乗り上げ易くなって、該物品の割れ・欠け・破損が抑制される。
【0042】
加えて、図4に破線で明示したように、前記攪拌用板部材23は、スクリュー部材21の回転によりスクリュー軸21Bの真上(180°)に到達する前に、略垂直方向に延びる姿勢となるように、螺旋羽根21A間に設けられている。これにより、前記攪拌用板部材23が略垂直方向に延びる姿勢となった時点で、該板部材23で持ち上げられ、攪拌された物品は、すべて下方に落下する。したがって、これによっても、前記板部材23で攪拌された物品が、該板部材23に乗ったまま、螺旋状空間を伝って隣の区画に移動する、というような心配がほとんどなくなり、その結果、前記板部材23による攪拌速度(スクリュー部材21の回転速度、ないし物品群Xの搬送速度)を上げることができ、味付け装置20の処理能力が向上する。
【0043】
なお、この例では、スクリュー部材21が120°回転したときに(t5:図8(c))、前記攪拌用板部材23が略垂直方向に延びる(図4に破線で示した板部材23参照)。すなわち、攪拌用板部材23が下を向き、物品をすべて落下させ終わったら、直ちに、スクリュー部材21は高速回転に移行する。もちろん、攪拌用板部材23が垂直方向に延びる時刻と、スクリュー部材21が高速回転し始める時刻とは、前者時刻が後者時刻より先である限り、必ずしも一致しなくてもよい。
【0044】
攪拌用板部材23が区画の底部から筒部材22の内周面に沿って物品群Xを上方に掻き上げている適宜の時間帯に、調味料供給装置40,50は粉体調味料を供給する(t3〜t4:図8(b))。この調味料の噴射時間帯は、第1に、物品群Xが前記攪拌用板部材23に乗って上方に掻き上げられ、筒部材22の内周面に沿って薄く広がり、個々の物品1つ1つが外部によく露出しているタイミング、第2に、前述したように噴射ガン46,56と第2区画♯2及び第4区画♯4とがオーバーラップするタイミング、第3に、噴射した調味料が物品群Xの略中央部(区画の並び方向の中央部)に降り注ぐようなタイミング、等を狙って設定される。この例では、スクリュー部材21が70°回転したときに(t3)、噴射が始まり(図4に鎖線で示した板部材23参照)、90°回転したときに(t4)、噴射が終了する。
【0045】
スクリュー部材21は、120°〜360°の間、速く回転する(t5〜t6:図8(c)〜図8(d))。これにより、物品群Xの搬送速度が上がり、味付け装置20の処理能力が向上する。また、第4区画♯4内にあった物品群Xが、最終的に、物品排出口Bに到達し、第5区画♯5から味付け装置20の外に排出される。次に、この味付け済みの物品群Xの排出について説明する。
【0046】
前述したように、味付け済みの物品群Xは、第5区画♯5から物品排出口Bを介して包装装置30に投下される。その場合、1つの区画毎に1つづつ袋に包装するときは、先に落下排出した物品群の塊と、次に落下排出する物品群の塊との間に、明瞭な間隔(切分け・区切り)がなければならない。さもないと、包装装置30での横シールにおいて物品の噛み込みが起こる。その点、この動作例では、スクリュー部材21を間欠的に回転させ、時刻t6から次の動作サイクルの時刻t2までは、物品の搬送・味付け(調味料の噴射及び攪拌)・排出を停止させるから、この味付け装置20から落下排出された前後の物品群の間に明瞭な間隔ができて都合がよい。
【0047】
加えて、図2に符号αで示したように、この味付け装置20においては、スクリュー部材21が角度0°で停止・待機している状態では、物品排出口Bの上流側縁部は、第4区画♯4と第5区画♯5との境の螺旋羽根21Aよりも、所定の距離だけ下流に位置している。これにより、スクリュー部材21が時刻t2に回転を開始しても、すぐには第4区画♯4が物品排出口Bと連通しない。すなわち、第4区画♯4にある物品群Xが排出口Bから落下排出され始める時刻がt2よりもうしろにずれる(図8(b)参照)。この例では、図7の物品排出口Bの欄に示したように、スクリュー部材21がおよそ110°程度回転したときに(t4とt5の間)、第4区画♯4が物品排出口Bと連通し始め、該第4区画♯4にある物品群Xが排出口Bから落下排出され始める。それまでに、該第4区画♯4にある物品群Xに対してはすでに噴射ガン56を介しての粉体調味料の供給が終わっており、また、攪拌用板部材23ですくい上げられた多量の物品が略全量再び第4区画♯4の中に落ちて戻っている(すなわち攪拌作業が終了している)。よって、スクリュー部材21がおよそ110°程度回転したときに、前記第4区画♯4にある物品群Xが排出され始めても問題はない。そして、このように、味付け済み物品群Xの排出開始時刻の遅延により、該味付け済み物品群Xの全体の排出時間が可及的に短くなり、その結果、包装装置30のチューブ33を落下中の物品群のいわゆる尾引きが短くなり、横シールへの該物品の噛み込みの問題がより一層低減する。
【0048】
[制御動作第2例]
図9は、このシステム1における味付け装置20の具体的な制御動作の他の1例を示すタイムチャート、図10は、その動作図である。この例では、スクリュー部材21の回転に同期して、筒部材22も回転する。時刻t2〜t5の間、筒部材22は、スクリュー部材21と同速度で同方向fに回転する。その結果、排出口Bが螺旋羽根21Aとの位置関係を保ったまま側方へ上昇し、図10(c)に符号βで示したように、第4区画♯4が排出シュート20bの上方に到達してもまだ物品群Xの落下が始まらない。
【0049】
そして、次に、時刻t5〜t6の間、スクリュー部材21が高速回転すると共に、筒部材22が逆方向gに回転することにより、短時間のうちに、第5区画♯5が排出口Bと連通し、味付け済みの物品群Xが、速やかに、全量、味付け装置20から包装装置30に排出される。そして、このように、味付け済み物品群Xの排出開始時刻がより一層遅延されることにより、該味付け済み物品群Xの全体の排出時間がますます短くなり、その結果、物品群の尾引きがより一層短くなり、横シールへの該物品の噛み込みの問題がますます低減する。
【0050】
[第2の実施の形態]
図11は、本発明の第2の実施の形態に係る商品生産システム1の全体構成図、図12は、図2と類似の前記システム1に備えられた味付け装置20の側断面図、及び、図13は、図8と類似の前記味付け装置20の制御動作の1例を示す動作図である。
【0051】
本実施形態では、第2区画♯2及び第3区画♯3が調味料供給区画、第4区画が排出区画である。そして、調味料供給区画♯2〜♯3において、螺旋羽根21Aの間隔が広くされている。つまり、調味料が供給された物品群Xの排出口Bへ向けての搬送途上において、区画♯2〜♯3の平断面積が拡大されている。これにより、該区画♯2〜♯3内に分離して収容した物品群Xが厚みのある塊とならずに横に薄く広がって、該物品群Xの中の個々の物品1つ1つに調味料がよく付着する。その結果、前記物品群Xは、調味料との滞在時間・攪拌時間が揃うことと併せて、均一な味付けが確実に実現し、味付けの薄い部分と濃い部分とが生成しなくなる。
【0052】
さらに、図13や図4に明示したように、区画♯2〜♯3の平断面積が拡大することにより、物品群Xの堆積厚み(物品群のレベル)が符号L′のように低下し(第1の実施形態における物品群Xの堆積レベルに符号Lを付した)、これにより、たとえ物品が攪拌用板部材23で跳ね上げられても、該物品が螺旋状空間を伝って隣の区画に移動する可能性が少なくなる。したがって、前記板部材23による攪拌速度、つまり前記スクリュー部材21の回転速度を上げることができ、味付け装置の処理能力が向上する。
【0053】
なお、本実施形態では、攪拌部材23は、必ずしも先の実施形態のように板部材である必要はない(例えば丸棒のようなものでもよい)。すなわち、調味料が供給された物品群Xの排出口Bへ向けての搬送途上において、区画♯2〜♯3の平断面積が拡大されていることのみで、物品群Xの均一な味付けが確実に実現するのである。
【0054】
[第3の実施の形態]
図14(a)に示すように、物品排出区画♯5において、螺旋羽根21Aの間隔が広いと、排出口Bから落下排出された物品群Xの塊が大きくなり、その結果、包装装置30のチューブ33を落下中の物品群の尾引きが長くなって、横シールへの該物品の噛み込みの心配がある。そこで、図14(b)に示すように、物品排出区画♯5において、螺旋羽根21Aの間隔を狭くすることにより、排出口Bから落下排出された物品群Xの塊を可及的に小さくして、前記物品群の尾引きを短くし、横シールへの該物品の噛み込みの心配を抑制することができる。
【0055】
すなわち、本実施形態は、供給部(供給口)Aで供給された物品群Xを味付けしながら排出部(排出口)Bまで搬送する味付け装置20であって、前記供給部Aで供給された物品群Xを該群X毎に区画内に収容して前記排出部Bまで搬送する搬送手段と、前記物品群X毎に調味料を供給する調味料供給手段40,50とを備え、前記搬送手段は、前記供給部Aと排出部Bとの間で略水平に延びるスクリュー部材21と、該スクリュー部材21を内装する筒部材22と、前記スクリュー部材21を軸21B周りに回転させる駆動源25とで構成され、前記区画は、前記筒部材22の内部において、前記スクリュー部材21の螺旋羽根21Aで仕切られた空間であり、前記調味料が供給された物品群Xが排出される区画(図例では♯5)を画成する螺旋羽根21Aの間隔を狭く(短く)したことを特徴としている。
【0056】
[第4の実施の形態]
一般に、商品の販売促進のために包装装置30で作る袋の中にクーポン等のオマケが投入されることがある。従来、そのような袋へのオマケの投入は、例えば包装装置30への物品群Xの落下供給と同期させて、取込シュート31及びチューブ33に投入することが主流であった。しかし、高速生産時には、オマケと物品群との比重の差等から、落下速度が異なり、オマケを横シールに噛み込んだりする等の不具合が発生した。また、例えばオマケがチューブ33内で引っ掛かりを起こして良好に落下せず、物品群と混在しないこともあった。そこで、この味付け装置20の筒部材22の所定の部位にオマケの投入口を設けるとよい。そして、供給部(供給口)Aで供給された物品群Xを味付けし、かつオマケ投入しながら、排出部(排出口)Bまで搬送するように構成する。これにより、オマケ投入が容易になり、オマケが確実に物品群と混在し、投入ミスが発生し難くなり、生産性の向上に寄与する。
【0057】
【発明の効果】
以上、複数の具体例を挙げて詳しく説明したように、本発明によれば、供給部で供給された物品群を味付けしながら排出部まで搬送する場合に、前記物品群を均一に味付けすることが確実となり、及び、個々の物品においてむらなく味付けすることが確実となる。本発明は、スナック菓子等の物品の味付け装置一般に広汎に用いて好適であり、食品製造の技術分野において幅広い産業上の利用可能性を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る商品生産システムの全体構成図である。
【図2】 前記システムに備えられた味付け装置の側断面図である。
【図3】 前記味付け装置の上流側からの縦断面図であって、図2の矢視IIIによるものである。
【図4】 同、図2の矢視IVによるものである。
【図5】 同、図2の矢視Vによるものである。
【図6】 同、図2の矢視VIによるものである。
【図7】 前記味付け装置の制御動作の1例を示すタイムチャートである。
【図8】 同、動作図である。
【図9】 前記味付け装置の制御動作の他の1例を示すタイムチャートである。
【図10】 同、動作図である。
【図11】 本発明の第2の実施の形態に係る商品生産システムの全体構成図である。
【図12】 前記システムに備えられた味付け装置の側断面図である。
【図13】 前記味付け装置の制御動作の1例を示す動作図である。
【図14】 本発明の第3の実施の形態の作用を説明するための味付け装置の下流部の側断面図であって、(a)は第3の実施の形態が解決しようとする問題を示すもの、(b)はその問題を解決した第3の実施の形態を示すものである。
【符号の説明】
1 商品生産システム
10 計量装置
20 味付け装置
21 スクリュー部材(搬送手段)
21A 螺旋羽根
21B スクリュー軸
22 筒部材(搬送手段)
23 攪拌用板部材
25 スクリュー部材回転用モータ(駆動源、搬送手段)
30 包装装置
40,50 調味料供給装置(調味料供給手段)
A 物品供給口
B 物品排出口
X 物品群
♯1〜♯5 区画
Claims (7)
- 供給部で供給された物品群を味付けしながら排出部まで搬送する味付け装置であって、前記供給部で供給された物品群を該群毎に区画内に収容して前記排出部まで搬送する搬送手段と、前記物品群毎に調味料を供給する調味料供給手段と、前記調味料が供給された物品群が前記排出部に搬送される途上において前記区画の平断面積を拡大する拡大手段とを備えることを特徴とする味付け装置。
- 前記搬送手段は、前記供給部と排出部との間で略水平に延びるスクリュー部材と、該スクリュー部材を内装する筒部材と、前記スクリュー部材を軸周りに回転させる駆動源とで構成され、前記区画は、前記筒部材の内部において、前記スクリュー部材の螺旋羽根で仕切られた空間であり、前記拡大手段は、前記調味料が供給された物品群が収容される螺旋羽根の間隔を広くしたことであることを特徴とする請求項1に記載の味付け装置。
- 前記間隔を広くした螺旋羽根間に前記物品群と調味料との攪拌用の板部材が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の味付け装置。
- 供給部で供給された物品群を味付けしながら排出部まで搬送する味付け装置であって、前記供給部で供給された物品群を該群毎に区画内に収容して前記排出部まで搬送する搬送手段と、前記物品群毎に調味料を供給する調味料供給手段とを備え、前記搬送手段は、前記供給部と排出部との間で略水平に延びるスクリュー部材と、該スクリュー部材を内装する筒部材と、前記スクリュー部材を軸周りに回転させる駆動源とで構成され、前記区画は、前記筒部材の内部において、前記スクリュー部材の螺旋羽根で仕切られた空間であり、前記調味料が供給された物品群が収容される螺旋羽根間に前記物品群と調味料との攪拌用の板部材が設けられていることを特徴とする味付け装置。
- 前記板部材は、前記スクリュー部材の回転によりスクリュー軸の真上に到達する前に略垂直方向に延びる姿勢となるように、前記螺旋羽根間に設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載の味付け装置。
- 前記板部材の回転方向の先端部は、前記筒部材の内面に近接しており、厚みが薄くされていることを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の味付け装置。
- 前記駆動源は、前記板部材が前記物品群と調味料とを攪拌する期間中は、前記スクリュー部材の回転速度を小さくすることを特徴とする請求項3から6のいずれかに記載の味付け装置。
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