JP4202349B2 - 空気調和装置 - Google Patents
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さらにまた、定速圧縮機を持つ子機が起動する場合には、大きな始動電流が発生するので、電源容量を大きくしておかないと、起動電流による電圧降下で、他の電気機器を含めて電圧低下による機能障害などが発生する恐れがあるという問題があった。
図1は、この発明の実施の形態1における空気調和装置の冷媒回路図である。
図1中、空気調和装置は、2台の熱源機1a、1bと、2台の室内機30a、30bと、これらを相互に接続する合流液管60、合流ガス管61とで主に構成されている。
図2中、熱源機1a、1bは、高圧圧力センサ7a、7b、及び低圧圧力センサ8a、8bからの入力、並びに伝送線62を介して送られてくる入力に基づき、圧縮機2a,2b、及び四方弁3a,3bの動作制御、あるいは、伝送線62への信号送信を行う運転制御部11a、11bを有している。
なお、図2では、有線式の伝送線を想定しているが、無線式の伝送手段とすることも可能である。この場合には、運転制御部11a、11b、39a、39bにそれぞれ受信部と送信部を備える必要がある。
図4は、室内機30aの運転制御部39aによる制御動作を示すフローチャートである。なお、室内機30bの運転制御部39bでも同様の制御フローチャートとなるため、ここでは室内機30aで説明する。
まず、電源投入後は停止状態となる(ステップ(以下、「S」とする)1)。
次に、リモコン37aによるON(運転開始)信号が送られたどうか判断する(S2)。S2で、運転開始と判断した場合には、室内機30aの能力を意味する指数Qjaを10と設定し(S3)、送風機38aを運転開始し(S4)、流量弁31aを初期開度SJ0に開く(S5)。次に、先に設定した指数Qjaを運転制御部11aに送信する。次に、冷房運転かどうか判断する(S10)。なお、冷房運転かどうかは、S2でリモコンから送信された運転信号に含まれる情報に基づいて判断する。
SH=(ガス管温度センサ34aの検出値)−(液管温度センサ33aの検出値)
である。
SC=高圧飽和温度 − 液管センサ33の検出値
であり、高圧飽和温度は熱源機1aの高圧圧力センサー7の検出値を元に算出される。
また、S2で、リモコンON信号(運転開始信号)がないと判断した場合には、流量弁32aの開度は全閉の0パルスとし(S7)、送風機38aを停止(S8)した後に、熱源機1aの運転制御部11aに対して、室内機30aの停止を意味するQJa=0の信号を送信する。
図2では、室外機1a、1bの夫々に運転制御部11a、11bが存在しているが、図5に示す制御では、主に運転制御部11aが判断し、熱源機1b側の圧縮機2b、四方弁3bの動作については、運転制御部11aから11bに制御信号が送信され、この制御信号を受けて運転制御部11b側が動作するようになる。
まず、室内機から送られた容量信号:QJa、QJb(QJbは室内機30b側の容量を意味する)の総和を算出し(S30)、0を超えるか否かを判断する(S31)。S31で、QJ>0、すなわち、いずれかの室内機が運転していれば、次に、QJが10を超えているか否かを判断する(S32)。なお、S32で、QJ>10であれば、室内機の運転容量が大きいと判断でき、熱源機1a、1bの双方を運転させることも可能となる場合が考えられる。
S33で、直前の圧縮機2aの周波数が0Hzと判断した場合には、圧縮機2aの周波数としてFa=35Hzを設定する(S34)。なお、圧縮機2aは周波数30Hzから動作可能であるが、ある程度の余裕を考えて、最初は35Hzまで周波数を上げるようにしている。
次に、圧縮機2bの周波数が0かどうかを判断し(S35)、0の場合には、圧縮機2bの周波数としてFa=35Hzを設定する(S36)。
なお、圧縮機2a、圧縮機2bの起動時の出力タイミングは起動電流の抑制をするため制御上同一タイミングとならず、僅かにずれている。
ここで合計周波数を等分している理由は、圧縮機2a、2bに同等能力で運転させるためであり、圧縮機2a、2bの同一周波数に対する能力が同等だからである。なお、圧縮機2a、2bの同一周波数に対する能力が万一異なる場合には、同一能力となるような調和平均した算出を行うことになる。
また、S32で、室内機の能力指数が10以下の場合は、熱源機1aのみの運転で問題ないと判断できるので、S33と同様に、直前の圧縮機1aの周波数Fa*が0かどうかを判断し(S46)、Fa*が0ならば、直前には圧縮機2aは停止していたことになるので、周波数を60Hzで設定して起動させる(S47)。ただし、起動では、周波数を0Hzから徐々に60Hzまで増速させる。次に、冷凍サイクル系の安定のための1分間経過したかを判断し(S48)、経過していた場合には、S38と同様に、低圧圧力Psが0.4MPaより高いかどうかを判断し(S49)、低圧圧力Psが0,4MPaより高い場合には、所定値ΔFだけ増加させる(S51)。但し、増加させた後の周波数が最大周波数Famaxを超えてしまう場合には、最大周波数Famaxを設定する。また、S49で、0.4MPa以下の場合にはΔFだけ減少させる(S52)。但し、減少させた後の周波数が最小周波数Faminを下回る場合には、最小周波数Faminを設定する。
また、S53でFa<70Hzの場合には、そのまま熱源機1aのみの運転が妥当と判断し、ステップS32に戻る。
図6は、この発明の実施の形態2における空気調和装置での冷媒回路図であり、図1の冷媒回路図において、熱源機の熱源機側熱交換器と手動開閉弁を結ぶ配管上に電磁弁を設けたものである。なお、図6中、図1と同一、及び同様の構成に関しては、同一の符号を付し、説明を省略する。
図6中、12a、12bは通電することで開状態になる電磁弁であり、熱源側熱交換器4a、4bと、第1の手動膨張弁5a、5bとを繋ぐ配管に設けられている。また、図6では、4台の室内機30a,30b,30c,30dが2台の熱源機に並列に接続されている。
図7中、電磁弁12a、12bの開度調整は、運転制御部11a、11bにより行なわれている。また、室内機30a,30b,30c,30dはそれぞれ、熱源機選択スイッチ40a,40b,40c,40dを有し、室内機が運転する場合には、熱源機選択スイッチ40a,40b,40c,40dで選択した熱源機が優先的に起動するようになる。なお、他の構成については、図2の制御ブロック図と同様であるため、同一の符号を付し、説明を省略する。
室内機30a、30b、30c、30dの動作は、図4の動作と同じであり、それぞれの室内機において、冷房時はSH、暖房時はSCをもとに流量弁31a、31b、31c、31dの開閉動作を行う。
次に、熱源機1aの動作について、図8の制御フローチャートに基づいて説明する。
まず、何れかの室内機からのQJ信号(QJa、QJb、QJc、QJdの何れか)を受信する(S60)と,その送信元の室内機の熱源機選択スイッチがどちらの熱源機を選択しているかを確認する(S61)。なお、その確認は、室内機の運転制御部39がQJ信号の中に熱源機選択スイッチ40で選択された室外機を示す信号を含ませて送信し、熱源機の運転制御部11で、その信号を読み取ることにより可能となる。
S62で、直前に圧縮機2aが停止していたと判断した場合には、圧縮機2aを35Hzで起動させ(S64)、電磁弁12aを開とする(S65)。
また、S62で、直前に圧縮機2aが停止していない、すなわち、運転継続であると判断した場合、及び、S65を実行した場合には、次に、冷凍サイクルが安定するまでの待ち時間として1分間を経過したか否かを判断し(S66)、1分経過していた場合には、熱源機1a側の低圧圧力Psaが0.4MPaより大きいかどうかを判断する(S67)。
また、S67で、低圧圧力Psaが0.4MPa以下であると判断した場合には、圧縮機2aの周波数を、直前の周波数Fa*よりも所定値ΔFaだけ下げる(S69)。
なお、S81で、室内機選択スイッチの値が熱源機1bを選択したものであると判断した場合には、熱源機1bの運転制御部11bに通知し、熱源機1aはそのままの状態を維持する(S96)。
まず、図8の制御フローチャートのS76で、熱源機1aの運転制御部11aが送信した信号、或いは、S71で、熱源機1aの運転制御部11aが送信したFbup信号を受けたか否かを判断する(S80)。
S80で、信号を受信していると判断した場合には、直前の圧縮機2bの周波数が停止(0Hz以下)か、そうでないかを判断する(S81)。
S81で、直前に圧縮機2bが停止していたと判断した場合には、圧縮機2bを35Hzで起動させ(S82)、電磁弁12bを開とする(S83)。
また、S81で、直前に圧縮機2bが停止していない、すなわち、運転継続であると判断した場合、及び、S83を実行した場合には、次に、冷凍サイクルが安定するまでの待ち時間として1分間を経過したか否かを判断し(S84)、1分経過した場合には、熱源機1b側の低圧圧力Psaが0.4MPaより大きいかどうかを判断する(S85)。
また、S85で、低圧圧力Psaが0.4MPa以下であると判断した場合には、圧縮機2bの周波数を、直前の周波数Fb*よりも所定値ΔFbだけ周波数を下げる(S87)。
また、S80で、熱源機1aからの信号がないと判断した場合には、その状態を維持する(S94)。
また、熱源機選択の解読処理を熱源機1aの運転制御部11aが実施するようにしたが、各熱源機に熱源機選択処理の解読をさせるようにしてもよい。なお、この場合の運転制御部11bの制御フローチャートは、図8に示すものと同様である。
5 第1の手動開閉弁、 6 第2の手動開閉弁、 7 高圧圧力センサ、 8 低圧圧力センサ、 9 液接続配管、 10 ガス接続配管、
11 運転制御部、 12 電磁弁、
30 室内機、 31 流量弁、 32 利用側熱交換器、
33 液管温度センサ、 34 ガス管温度センサ、 35 液接続配管、
36 ガス接続配管、 37 リモコン、 38 送風機、
39 運転制御部、 40 熱源機選択スイッチ、 60 合成液管、
61 合成ガス管。
Claims (2)
- 少なくとも1台の容量制御可能な圧縮機を備えた複数の熱源機と、複数の室内機と、前記複数の熱源機と前記複数の室内機は同一冷媒配管系統を構成され、前記複数の室内機はそれぞれ前記複数の熱源機のいずれか1台との組合せを関連づけ、前記室内機が起動された場合には、複数の熱源機のうち、前記関連づけされた熱源機の圧縮機容量を増加させる運転制御部を有することを特徴とする空気調和装置。
- 前記複数の熱源機の運転負荷を前記室内機の運転操作部において表示可能とし、複数の前記熱源機のなかで、前記室内機と関連づけされる熱源機を変更可能としたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
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