JP2011052847A - 多室型空気調和装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】運転モードを優先する機種を予め設定出来る多室型空気調和装置を提供する。
【解決手段】圧縮機2、室外熱交換器3を有する室外機1と、室内熱交換器9aを有する複数の室内機7aを接続し、室外機1の冷媒液側主管22と室内熱交換器9aとの間に電動膨張弁6aを介装して冷凍サイクルを構成し、室内機7aに、冷房、暖房または除湿運転等の運転を設定する運転設定装置10aと、室内機7aの定格運転容量を記憶する室内定格容量記憶装置17aを設け、室外機1に室内機7aの優先運転モード機能の設定を選択する優先モード機能選択設定装置(図示せず)を設け、優先モード機能選択設定装置の信号により優先する運転モードを決定する制御装置(図示せず)を設け、定格運転容量が一番大きな室内機7aの運転モードの運転を優先するもので、リビング等にメイン機種として設置した大容量の室内機7aを優先的に運転することができる。
【選択図】図1
【解決手段】圧縮機2、室外熱交換器3を有する室外機1と、室内熱交換器9aを有する複数の室内機7aを接続し、室外機1の冷媒液側主管22と室内熱交換器9aとの間に電動膨張弁6aを介装して冷凍サイクルを構成し、室内機7aに、冷房、暖房または除湿運転等の運転を設定する運転設定装置10aと、室内機7aの定格運転容量を記憶する室内定格容量記憶装置17aを設け、室外機1に室内機7aの優先運転モード機能の設定を選択する優先モード機能選択設定装置(図示せず)を設け、優先モード機能選択設定装置の信号により優先する運転モードを決定する制御装置(図示せず)を設け、定格運転容量が一番大きな室内機7aの運転モードの運転を優先するもので、リビング等にメイン機種として設置した大容量の室内機7aを優先的に運転することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、1台の室外機に複数台の室内機を接続して構成された多室型空気調和装置に関するものである。
従来のこの種の多室型空気調和装置では、接続室内機の運転モードが異なる場合は、先に運転した方の室内機の運転モードが優先され、異なる運転モードの室内機は、異モード待機状態で停止するように制御されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の他室型空気調和装置の構成では、他室が異モードで運転中(例えば冷房運転したいのに、他室が暖房運転中の場合)の場合は、他室を止める必要(停止しに行く)があり、他室が離れている場合は、かなりの労力を要すという課題があった。また、リビング等に大容量の室内機がメイン機種として設置されている場合など、メイン機種を優先的に運転したい等の要望がユーザーからあった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、運転モードを優先する機種をあらかじめ設定することが出来る使用勝手の良い多室型空気調和装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために本発明の多室型空気調和装置は、可変容量型の圧縮機、室外熱交換器、室外送風機、四方弁とを有する室外機と、それぞれ室内熱交換器、室内送風機を有する複数の室内機を接続し、前記室外機の冷媒液側配管と前記室内熱交換器との間に電動膨張弁を介装して冷凍サイクルを構成し、少なくとも前記各室内機に、冷房、暖房または除湿運転等の運転を設定する運転設定装置と、前記室内機の定格運転容量を記憶する室内定格容量記憶装置を設け、少なくとも前記室外機に前記室内機の優先運転モード機能の設定を選択する優先モード機能選択設定装置を設け、前記優先モード機能選択設定装置の信号により、優先する運転モードを決定するように制御する制御装置を設け、定格運転容量が一番大きな室内機の運転モードの運転を優先するもので、リビング等に大容量の室内機がメイン機種として設置されている場合など、メイン機種を優先的に運転したい等のユーザーの要望が実現可能となり、ユーザーの使い勝手が向上する。
本発明の多室型空気調和装置は、運転モードを優先する機種をあらかじめ設定することができるので、ユーザーの使い勝手が向上する。
第1の発明は、可変容量型の圧縮機、室外熱交換器、室外送風機、四方弁とを有する室外機と、それぞれ室内熱交換器、室内送風機を有する複数の室内機を接続し、前記室外機の冷媒液側配管と前記室内熱交換器との間に電動膨張弁を介装して冷凍サイクルを構成し、少なくとも前記各室内機に、冷房、暖房または除湿運転等の運転を設定する運転設定装置と、前記室内機の定格運転容量を記憶する室内定格容量記憶装置を設け、少なくとも前記室外機に前記室内機の優先運転モード機能の設定を選択する優先モード機能選択設定装置を設け、前記優先モード機能選択設定装置の信号により、優先する運転モードを決定するように制御する制御装置を設け、定格運転容量が一番大きな室内機の運転モードの運転を優先するもので、リビング等に大容量の室内機がメイン機種として設置されている場合など、メイン機種を優先的に運転したい等のユーザーの要望が実現可能となり、ユーザーの使い勝手が向上する。
第2の発明は、特に、第1の発明の複数の室内機と接続するための複数の接続部を、室外機の一側面に縦一列に配列し、前記接続部の上から上位になるようにあらかじめ順位付けを設定し、定格運転容量が同一の場合は、接続部の順位が上位の室内機の運転モードを優先するもので、リビング等に大容量の室内機がメイン機種として設置されている場合など、メイン機種を優先的に運転したい等のユーザーの要望が実現可能となり、ユーザーの使い勝手が向上する。
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明の少なくとも室外機に優先室内機種設定装置を設け、優先モード機能選択設定装置と前記優先室内機種設定装置の信号により、制御装置で、優先する運転モードを決定し、前記優先室内機種設定装置に設定された室内機の運転モードの運転を優先するもので、リビング等に大容量の例えば壁掛け機種がメイン機種として設置されている場合など、この壁掛けメイン機種を優先的に運転したい等のユーザーの要望が実現可能となり、ユーザーの使い勝手が向上する。
第4の発明は、特に、第1の発明の複数の室内機と接続するための複数の接続部を、室外機の一側面に縦一列に配列し、前記接続部の上から上位になるようにあらかじめ順位付けを設定し、前記室内機の機種が同一の場合は、定格運転容量が一番大きな室内機の運転モードの運転を優先するもので、リビング等に大容量の例えば壁掛け機種がメイン機種として設置されている場合などに、この壁掛けメイン機種を優先的に運転したい等のユーザーの要望が実現可能となり、ユーザーの使い勝手が向上する。
第5の発明は、特に、第1の発明の複数の室内機と接続するための複数の接続部を、室外機の一側面に縦一列に配列し、前記接続部の上から上位になるようにあらかじめ順位付けを設定し、前記室内機の機種が同一でかつ定格運転容量が同一の場合は、前記接続部の順位が上位の室内機の運転モードを優先するもので、リビング等に設置したメイン機種を優先的に動かしたい場合、その室内機をあらかじめ接続部の一番上部に接続し、一番優先順位が低い室内機を接続部の一番下に接続することにより、例えば大容量の壁掛け機種がメイン機種として設置されている場合などに、この壁掛けメイン機種を優先的に運転したい等のユーザーの要望が実現可能となり、ユーザーの使い勝手が向上する。
第6の発明は、特に、第1の発明の複数の室内機と接続するための複数の接続部を、室外機の一側面に縦一列に配列し、少なくとも前記室外機に、前記接続部の順位付けを設定する優先接続部設定装置を設け、優先モード機能選択設定装置と前記優先接続部設定装置の信号により、制御装置で優先する運転モードを決定し、前記接続部の順位が上位の室内機の運転モードを優先するもので、リビング等に設置したメイン機種を優先的に動かしたい場合、接続されている接続部の優先順位を1位に、一番優先順位が低い室内機が接続されている接続部を最下位に設定することにより、例えば大容量の壁掛け機種がメイン機種として設置されている場合など、この壁掛けメイン機種を優先的に運転したい等のユーザーの要望が実現可能となり、ユーザーの使い勝手が向上する。
第7の発明は、特に、第6の発明の各室内機の運転設定装置に、時刻を設定する時間設定装置を設け、室外機に、時刻を記憶する時刻記憶装置を設け、時刻により前記接続部の順位が変化するもので、例えばリビング等に設置したメイン機種は昼間優先的に動かし、寝室に接続されている機種を夜間優先的に動かしたい場合等のユーザーの要望が実現可能となり、ユーザーの使い勝手が向上する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における多室型空気調和装置の冷凍サイクル図の1例、図2は、同多室型空気調和装置の制御ブロック図、図3は、同多室型空気調和装置の優先モード機能選択設定装置の略図、図4は、同多室型空気調和装置の動作を説明するフローチャートである。
図1は、本発明の実施の形態1における多室型空気調和装置の冷凍サイクル図の1例、図2は、同多室型空気調和装置の制御ブロック図、図3は、同多室型空気調和装置の優先モード機能選択設定装置の略図、図4は、同多室型空気調和装置の動作を説明するフローチャートである。
図1、2において、本実施の形態における多室形空気調和装置は、1台の室外機1に複数台(例えば、2台)の室内機7a、7bを接続して構成されている。室外機1には、インバータ駆動の容量(周波数)可変形の圧縮機2と、室外熱交換器3と、室外送風機4と、冷暖房切換用の四方弁5とが設けられている。
一方、室内機7a、7bには、室内送風機8a、8bと、室内熱交換器9a、9bがそれぞれ設けられていて、一台の室外機1と、室内機7a、7bは、接続配管40により、液側接続部24a、24bとガス側接続部25a、25bで接続されている。
また、液側接続部24a、24bは、冷媒液側配管である冷媒液側主管22より分岐した液側分岐管22a、22bと、ガス側接続部25a、25bは、冷媒ガス側主管23より分岐したガス側分岐管23a、23bとでそれぞれ接続されており、液側分岐管22a、22bと液側接続部24a、24bの間には、例えばステッピングモータ等により弁開度をパルス制御可能な電動膨張弁6a、6bがそれぞれ介装されている。
また、室内機7a、7bには、室内機7a、7bの定格運転容量を記憶する室内定格容
量記憶装置17a、17bと、居住者が希望する運転モード(冷房、除湿または暖房)と室温と運転あるいは停止を設定できる運転設定装置10a、10bが設けられている。
量記憶装置17a、17bと、居住者が希望する運転モード(冷房、除湿または暖房)と室温と運転あるいは停止を設定できる運転設定装置10a、10bが設けられている。
運転設定装置10a、10bのそれぞれは、居住者が希望する運転モード切替スイッチ13a、13b(冷房、ドライ、送風または暖房)と、室内温度設定スイッチ14a、14bと、運転停止スイッチ12a、12bと、風量設定スイッチ15a、15bと、風向設定スイッチ16a、16b、室内吸込み温度検知装置27a、27bで構成されている。
以上のように構成された冷凍サイクルにおいて、冷房あるいは除湿運転時は、圧縮機2から吐出された冷媒は四方弁5を介して、室外熱交換器3へと流れ、室外送風機4の駆動により室外熱交換器3で室外空気と熱交換して凝縮液化し、冷媒液側主管22を通り液側分岐管22a、22bにて冷媒分配させ、電動膨張弁6a、6bで複数の室内機7a、7bに分配された冷媒を流量制御して、室内機7a、7bで蒸発した後に、ガス側分岐管23a、23bから冷媒ガス側主管23に合流して四方弁5を介して再び圧縮機2に吸入される。
この電動膨張弁6a、6bは、室内の負荷に見合った開度となるようにステッピングモータ等によりパルス制御されるため、冷媒も室内負荷に応じた流量で制御される。
一方、暖房運転時は、圧縮機2から吐出された冷媒は、四方弁5を介して室内熱交換器9a、9bへと流れ、室内送風機8a、8bの駆動により室内熱交換器9a、9bで室内空気と熱交換して凝縮液化し、液側分岐管22a、22bを通り合流後、電動膨張弁6a、6bで流量制御して室外熱交換器3で蒸発した後に四方弁5を介して再び圧縮機2に吸入される。
次に、本実施の形態における多室型空気調和装置の制御の流れについて図2、3、4、5を用いて説明する。図2は、複数の室内機から温度と運転設定等の信号を送信して制御行う流れを示すブロック図である。
本実施の形態における多室型空気調和装置の制御装置18には、運転設定装置10a、10bの信号を記憶する運転モード記憶装置19と、室内吸込み温度検知装置27a、27bの信号をサンプリング時間毎に受けて運転状況を判断する判定装置20と、その信号により圧縮機2の駆動周波数や室外送風機4の回転数を決定し、圧縮機2、室内送風機8、室外送風機4等を駆動する出力リレー回路21等を有している。
居住者が運転モード切替スイッチ13aで暖房を選択し、運転を開始すると(ここでは例えばA室(定格冷房能力2.2kW)の空気調和機を運転)、室内吸込み温度検知装置27aの信号と室内温度設定スイッチ14aの差温により圧縮機2の駆動周波数を決定し、出力リレー回路21は、圧縮機2を駆動する(S1)。
次に、居住者が運転モード切替スイッチ13bで冷房を選択し、運転指令を送ると(ここでは、例えばB室(定格冷房能力4.0kW))(S2)、先に運転を開始したA室と運転モードが異なるために、A室は、暖房運転を継続し(S4)、B室は、異モード待機状態となる(S5)。ここで、A室の運転を停止すると(S6、7)、B室が、自動的に冷房運転を開始する(S8)。
しかし、多室型空気調和装置の室外機1には、優先モード機能を選択する優先モード機能選択設定装置11が設けられており、この優先モード機能選択設定装置11をONにあらかじめ設定すると(S3、S9)、B室(ここでは、例えば冷房定格能力4.0kW)
の方がA室(ここでは、例えば冷房定格能力2.2kW)より定格能力が高いため(S10、11)、B室の冷房運転を優先し(S12)、A室を暖房待機状態とする(S13)。
の方がA室(ここでは、例えば冷房定格能力2.2kW)より定格能力が高いため(S10、11)、B室の冷房運転を優先し(S12)、A室を暖房待機状態とする(S13)。
図3において、優先モード機能選択設定装置11は、左右スライド式のスイッチになっており、左がOFF、右がON設定となっており、上記の様に優先モード機能を有効にしたい場合は、右に設定するように構成されている。
以上のように、本実施の形態によれば、優先モード機能選択設定装置11で、優先モード機能を選択することにより、室内機能力が一番大きい室内機7bの運転モードの運転を優先することにより、リビング等に大容量の室内機7bがメイン機種として設置されている場合など、メイン機種を優先的に運転したい等のユーザーの要望が実現可能となり、ユーザーの使い勝手が向上する。
(実施の形態2)
図5は、本発明の第2の実施の形態における多室型空気調和装置の構成例を示す図、図6は、同多室型空気調和装置の動作を説明するフローチャートである。尚、上記第1の実施の形態における多室型空気調和装置と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図5は、本発明の第2の実施の形態における多室型空気調和装置の構成例を示す図、図6は、同多室型空気調和装置の動作を説明するフローチャートである。尚、上記第1の実施の形態における多室型空気調和装置と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態における多室型空気調和装置は、図5に示すように、3台の室内機7a、7b、7cが、室外機1の左側面に縦一列に並べた接続部A〜Cで接続されており、上から順番に、室内機7a(例えば、壁掛け機種)は、接続部A(以下単に「Aポート」と称す)、室内機7b(例えば、天ビル機種)は、接続部B(以下単に「Bポート」と称す)、室内機7c(例えば、床置き機種)は、接続部C(以下単に「Cポート」と称す)に接続されている。
図6において、居住者が、運転モード切替スイッチ13bで暖房を選択し、運転を開始すると(ここでは、例えば、B室(定格冷房能力4.0kW)の空気調和機を運転)、室内吸込み温度検知装置27bの信号と、室内温度設定スイッチ14bの差温により、圧縮機2の駆動周波数を決定し、出力リレー回路21は、圧縮機2を駆動する(S14)。
次に、居住者が運転モード切替スイッチ13aで、冷房を選択し、運転指令を送ると(ここでは、例えばA室(定格冷房能力4.0kW))(S15)、先に運転を開始したB室と運転モードが異なるために、B室は、暖房運転を継続し(S17)、A室は、異モード待機状態(冷房待機状態)となる(S18)。ここで、B室の運転を停止すると(S19、20)、A室が自動的に冷房運転を開始する(S21)。
しかしながら、本実施の形態における多室型空気調和装置の室外機1には、優先モード機能を選択する優先モード機能選択設定装置11が設けられており、この優先モード機能選択設定装置11をONにあらかじめ設定すると(S16、22)、A室(ここでは、例えば冷房定格能力4.0kW)の方がB室(ここでは、例えば、冷房定格能力2.2kW)より定格能力が高ければ(S24)、A室の冷房運転を優先し(S27)、B室は暖房待機状態となるが(S28)、A室(ここでは、例えば冷房定格能力4.0kW)とB室(ここでは、例えば冷房定格能力4.0kW)の定格能力が等しい場合は(S26)、接続ポートの上位であるAポートに接続されているA室の運転を優先し(S27)、ここでは、A室の冷房運転を優先し(S27)、B室は、暖房待機状態となる。(S28)。
A〜Cポートは、上から優先順位があらかじめ設定されており、各室内機7a、7b、7cの能力が同一の場合は、ポートの優先順位の高い順番(A、B、Cの順番)で優先的
に運転されるように設定されている。
に運転されるように設定されている。
以上のように、本実施の形態によれば、優先モード機能を選択することにより、定格能力が一番大きい室内機(7a、7b又は7c)の運転モードの運転を優先することにより、リビング等に大容量の室内機(7a、7b又は7c)がメイン機種として設置されている場合など、メイン機種を優先的に運転したい等のユーザーの要望が実現可能となり、ユーザーの使い勝手が向上する。
また、同一能力の室内機が存在する場合、優先したい室内機をあらかじめ上位ポートに接続することにより、ユーザーの使い勝手がさらに向上する。
(実施の形態3)
図7は、本発明の第3の実施の形態における多室型空気調和装置の優先モード機能選択設定装置の略図、図8は、同多室型空気調和装置の動作を説明するフローチャートである。尚、上記実施の形態における多室型空気調和装置と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図7は、本発明の第3の実施の形態における多室型空気調和装置の優先モード機能選択設定装置の略図、図8は、同多室型空気調和装置の動作を説明するフローチャートである。尚、上記実施の形態における多室型空気調和装置と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図7、8において、居住者が、運転モード切替スイッチ13bで暖房を選択し、運転を開始すると(ここでは、例えば、B室(天ビル)の空気調和機を運転)、室内吸込み温度検知装置27bの信号と、室内温度設定スイッチ14bの差温により、圧縮機2の駆動周波数を決定し、出力リレー回路21は圧縮機2を駆動する(S30)。
次に、居住者が運転モード切替スイッチ13aで、冷房を選択し、運転指令を送ると(ここでは例えばA室(壁掛け))(S31)、先に運転を開始したB室と運転モードが異なるために、B室は、暖房運転を継続し(S33)、A室は、異モード待機状態(冷房待機状態)となる(S34)。
ここで、B室の運転を停止すると(S36)、A室が自動的に冷房運転を開始する(S37)。
しかし、本実施の形態における多室型空気調和装置の室外機1には、優先モード機能の選択と優先機種の選択をする優先モード機能選択設定装置11が設けられており、この優先モード機能選択設定装置11は、図7に示すように、8個の上下スライド式のスイッチS1〜S8で構成されており、上がON、下がOFFとなるように設定されている。
この優先モード機能選択設定装置11のスイッチS1をONにあらかじめ設定すると、優先モード機能が有効になるように設定されており、スイッチS2をONにすると壁掛け機種(7a)を優先に(図7(b))、スイッチS3をONにすると天ビル機種(7b)を優先に(図7(c))運転するように設定されている。
この優先モード機能選択設定装置11のスイッチS1をONに設定し(S38)、スイッチS2をONにあらかじめ設定(他のスイッチはOFF)すると(S40)、壁掛け機種の運転が優先されるのでA室(ここでは、例えば壁掛け)の方の冷房運転を優先し(S42)、B室(ここでは、例えば天ビル)は暖房待機状態となる(S43)。
この優先モード機能選択設定装置11のスイッチS1をONに設定し(S38)、スイッチS3をONにあらかじめ設定(他はOFF)すると(S39、S41)、天ビル機種の運転が優先されるので、B室(ここでは、例えば、天ビル))の暖房運転を継続し(S33)、A室(ここでは、例えば、壁掛け)は冷房運転待機状態となる(S34)。
すなわち、本実施の形態では、優先モード機能選択設定装置11は、複数の室内機7a、7b、7cの優先順位を設定する優先室内機種設定装置としての機能を備えている。
以上のように、本実施の形態によれば、優先モード機能を選択することにより、リビング等に大容量の室内機(7a、7b又は7c)がメイン機種として設置されている場合など、メイン機種を優先的に運転したい等のユーザーの要望が実現可能となり、ユーザーの使い勝手が向上する。
(実施の形態4)
図9は、本発明の実施の形態4における多室型空気調和装置の構成例を示す図、図10は、同多室型空気調和装置の動作を説明するフローチャートである。尚、上記実施の形態における多室型空気調和装置と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図9は、本発明の実施の形態4における多室型空気調和装置の構成例を示す図、図10は、同多室型空気調和装置の動作を説明するフローチャートである。尚、上記実施の形態における多室型空気調和装置と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態における多室型空気調和装置は、図9に示すように、3台の室内機7a、7b、7cが、室外機1の左側面に縦一列に並べた接続部A〜Cで接続されており、上から順番に、室内機7a(ここでは、例えば壁掛け機種)は接続部A(以下単に「Aポート」と称す)、室内機7b(ここでは、例えば壁掛け機種)は接続部B(以下単に「Bポート」と称す)、室内機7c(ここでは、たとえば天ビル機種)は接続部C(以下単に「Cポート」と称す)にそれぞれ接続されている。
図10において、居住者が、運転モード切替スイッチ13bで暖房を選択し、運転を開始すると(ここでは例えばB室(壁掛け2.2kW)の空気調和機を運転)、室内吸込み温度検知装置27bの信号と室内温度設定スイッチ14bの差温により、圧縮機2の駆動周波数を決定し、出力リレー回路21は、圧縮機2を駆動する(S50)。
次に、居住者が運転モード切替スイッチ13aで冷房を選択し、運転指令を送ると(ここでは例えばA室(壁掛け 4.0kW))(S51)、先に運転を開始したB室と運転モードが異なるために、B室は、暖房運転を継続し(S53)、A室は、異モード待機状態(冷房運転待機状態)となる(S54)。ここで、B室の運転を停止すると(S55)、A室が自動的に冷房運転を開始する(S57)。
本実施の形態における多室型空気調和装置にも、上記実施の形態3で述べた優先モード機能選択設定装置11が設けられ、この優先モード機能選択設定装置11のスイッチS1をONにあらかじめ設定すると、優先モード機能が有効になるように設定されており、スイッチS2をONにすると壁掛け機種を優先に、スイッチS3をONにすると天ビル機種を優先に運転するように設定されている。
スイッチS1をONに設定し(S58)、スイッチS2をONにあらかじめ設定(他はOFF)すると(S59)、壁掛け機種の運転が優先されるが、A、B室とも壁掛け機種の場合、A室(ここでは、例えば冷房定格能力4.0kW)の方が、B室(ここでは、例えば冷房定格能力2.2kW)より定格能力が高いために(S60)、A室の冷房運転を優先し(S62)、B室を暖房運転待機状態とする(S63)。
以上のように、本実施の形態によると、優先モード機能を選択することにより、リビング等に大容量の室内機(7a、7b又は7c)がメイン機種として設置されている場合など、メイン機種を優先的に運転したい等のユーザーの要望が実現可能となり、ユーザーの使い勝手が向上する。
(実施の形態5)
図11は、本発明の第5の実施の形態における多室型空気調和装置の動作を説明するフ
ローチャートである。尚、上記実施の形態4における多室型空気調和装置と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図11は、本発明の第5の実施の形態における多室型空気調和装置の動作を説明するフ
ローチャートである。尚、上記実施の形態4における多室型空気調和装置と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
居住者が、運転モード切替スイッチ13bで暖房を選択し、運転を開始すると(ここでは、例えばB室(壁掛け 4.0kW)の空気調和機を運転)、室内吸込み温度検知装置27bの信号と室内温度設定スイッチ14bの差温により、圧縮機2の駆動周波数を決定し、出力リレー回路21は、圧縮機2を駆動する(S70)。
次に、居住者が運転モード切替スイッチ13aで冷房を選択し、運転指令を送ると(ここでは例えばA室(壁掛け 4.0kW))(S71)、先に運転を開始したB室と運転モードが異なるために、B室は、暖房運転を継続し(S73)、A室は、異モード待機状態(冷房待機状態)となる(S74)。ここで、B室の運転を停止すると(S75)、A室が自動的に冷房運転を開始する(S77)。
本実施の形態における多室型空気調和装置にも、上記実施の形態3で述べた優先モード機能選択設定装置11が設けられ、この優先モード機能選択設定装置11のスイッチS1をONにあらかじめ設定すると、優先モード機能が有効になるように設定されており、優先モード機能選択設定装置11のスイッチS2をONにすると壁掛け機種を優先に、優先モード機能選択設定装置11のスイッチS3をONにすると天ビル機種を優先に運転するように設定されている。
このスイッチS1をONに設定し(S72)、スイッチS2をONにあらかじめ設定(他はOFF)すると(S80)、壁掛け機種の運転が優先されるが、A、B室とも壁掛け機種の場合、A室(ここでは、例えば冷房定格能力4.0kW)の方がB室(ここでは、例えば冷房定格能力2.2kW)より定格能力が高ければ(S83)、A室の冷房運転を優先し(S85)、B室は暖房待機状態となるが、A室(ここでは、例えば冷房定格能力4.0kW)とB室(ここでは例えば冷房定格能力4.0kW)の能力が等しい場合(S84)、この場合は接続ポートの上位であるAポートに接続されているA室の運転を優先し(S85)、ここではA室の冷房運転を優先し(S85)、B室は、暖房待機状態となる(S86)。
A〜Cポートは、上から優先順位があらかじめ設定されており、各室内機の能力が同一の場合は、ポートの優先順位の高い順番(A、B、Cの順番)で優先的に運転されるように設定されている。
以上のように、本実施の形態によれば、優先モード機能を選択することにより、定格能力が一番大きい室内機(7a、7b又は7c)の運転モードの運転を優先することにより、リビング等に大容量の室内機(7a、7b又は7c)がメイン機種として設置されている場合など、メイン機種を優先的に運転したい等のユーザーの要望が実現可能となり、ユーザーの使い勝手が向上する。
また、同一能力の室内機(7a、7b又は7c)が存在する場合、優先したい室内機(7a、7b又は7c)をあらかじめ上位ポートに接続することにより、ユーザーの使い勝手がさらに向上する。
(実施の形態6)
図12は、本発明の第6の実施の形態における多室型空気調和装置の優先モード機能選択設定装置の略図、図13は、同多室型空気調和装置のフローチャートである。尚、上記第1の実施の形態における多室型空気調和装置と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図12は、本発明の第6の実施の形態における多室型空気調和装置の優先モード機能選択設定装置の略図、図13は、同多室型空気調和装置のフローチャートである。尚、上記第1の実施の形態における多室型空気調和装置と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態では、上記実施の形態2における多室型空気調和装置(図5)と同じように、3台の室内機7a、7b、7cが、室外機1の左側面に縦一列に並べた接続部A〜Cで接続されており、上から順番に室内機7a(ここでは、例えば壁掛け機種)は接続部A(以下単に「Aポート」と称す)、室内機7b(ここでは、例えば天ビル機種)は接続部B(以下単に「Bポート」と称す)室内機7c(ここでは、たとえば床置き機種)は接続部C(以下単に「Cポート」と称す)にそれぞれ接続されている。
居住者が運転モード切替スイッチ13bで暖房を選択し、運転を開始すると(ここでは例えば、B室(壁掛け 4.0kW)の空気調和機を運転)、室内吸込み温度検知装置27bの信号と室内温度設定スイッチ14bとの差温により、圧縮機2の駆動周波数を決定し、出力リレー回路21は、圧縮機2を駆動する(S90)。
次に、居住者が運転モード切替スイッチ13aで冷房を選択し、運転指令を送ると(ここでは、例えばA室(壁掛け 4.0kW))(S91)、先に運転を開始したB室と運転モードが異なるために、B室は、暖房運転を継続し(S93)、A室は、異モード待機状態(冷房運転待機状態)となる(S94)。ここで、B室の運転を停止すると(S96)、A室が自動的に冷房運転を開始する(S97)。
本実施の形態における多室型空気調和装置の室外機1には、優先モード機能の選択と優先機種の選択をする優先モード機能選択設定装置11が設けられており、この優先モード機能選択設定装置11は、図12に示すように、それぞれ上下スライド式の8個のスイッチS1〜S8で構成されており、上がON、下がOFFとなるように設定されている。
この優先モード機能選択設定装置11のスイッチS1をONにあらかじめ設定すると、優先モード機能が有効になるように設定されており、スイッチS7をON、スイッチS8をOFFに設定すると(図12の(c))、Aポートに接続されたに室内機7aを優先に、スイッチS7をOFF、S8をONに設定すると(図12の(d))、Bポートに接続されたに室内機7bを優先に、スイッチS7、S8の両方をONに設定すると(図12の(e))Cポートに接続されたに室内機7cを優先に運転するように設定されている。
スイッチS1をONに設定し(S98)、スイッチS7をON、スイッチS8をOFFにあらかじめ設定(他はOFF)すると(S101)、Aポートに接続された室内機7aが優先されので、ここでは、A室の冷房運転を優先し(S102)、B室は、暖房運転待機状態となる。(S103)
また、スイッチS7をOFF、スイッチS8をONにあらかじめ設定(他は、OFF)すると(S100)、Bポートに接続された室内機7bが優先されるので、ここでは、B室の暖房運転を継続し(S93)、A室は、暖房運転待機状態となる(S94)。
また、スイッチS7をOFF、スイッチS8をONにあらかじめ設定(他は、OFF)すると(S100)、Bポートに接続された室内機7bが優先されるので、ここでは、B室の暖房運転を継続し(S93)、A室は、暖房運転待機状態となる(S94)。
すなわち、本実施の形態では、優先モード機能選択設定装置11は、ポート(接続部)の順位付けを設定する優先接続部設定装置としての機能を備えている。
以上のように、本実施の形態によれば、優先モード機能を選択することにより、リビング等にメイン機種として設置されている場合など、メイン機種を優先的に運転したい等のユーザーの要望がある場合、優先したい室内機(7a、7b又は7c)をあらかじめ上位ポートに接続することにより、ユーザーの使い勝手がさらに向上する。
(実施の形態7)
図14は、本発明の第7の実施の形態における多室型空気調和装置の制御ブロック図、図15は、同多室型空気調和装置の優先モード機能選択設定装置の略図、図16は、同多
室型空気調和装置のフローチャートである。尚、上記実施の形態における多室型空気調和装置と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図14は、本発明の第7の実施の形態における多室型空気調和装置の制御ブロック図、図15は、同多室型空気調和装置の優先モード機能選択設定装置の略図、図16は、同多
室型空気調和装置のフローチャートである。尚、上記実施の形態における多室型空気調和装置と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態では、上記実施の形態2における多室型空気調和装置(図5)と同じように、3台の室内機7a、7b、7cが、室外機1の左側面に縦一列に並べた接続部A〜Cで接続されており、上から順番に室内機7a(ここでは、例えば壁掛け機種)は接続部A(以下単に「Aポート」と称す)、室内機7b(ここでは、例えば天ビル機種)は接続部B(以下単に「Bポート」と称す)室内機7c(ここでは、たとえば床置き機種)は接続部C(以下単に「Cポート」と称す)にそれぞれ接続されている。
居住者が、運転モード切替スイッチ13bで暖房を選択し、運転を開始すると(ここでは、例えばB室壁掛け)の空気調和機を運転)、室内吸込み温度検知装置27bの信号と室内温度設定スイッチ14bとの差温により、圧縮機2の駆動周波数を決定し、出力リレー回路21は、圧縮機2を駆動する(S120)。
次に、居住者が運転モード切替スイッチ13aで冷房を選択し、運転指令を送ると(ここでは、例えばA室壁掛け)(S121)、先に運転を開始したB室と運転モードが異なるために、B室は、暖房運転を継続し(S123)、A室は、異モード待機状態(冷房運転待機状態)となる(S124)。ここで、B室の運転を停止すると(S126)、A室が自動的に冷房運転を開始する(S127)。
図15において、本実施の形態における多室型空気調和装置の室外機1には、優先モード機能の選択と優先機種の選択をする優先モード機能選択設定装置11が設けられており、この優先モード機能選択設定装置11は、8個の上下スライド式のスイッチS1〜S8で構成されており、上がON、下がOFFとなるように設定されている。
この優先モード機能選択設定装置11のスイッチS1をONにあらかじめ設定すると、優先モード機能が有効になるように設定されている。一方、スイッチS6〜S8は、ポートの優先順位を設定でき、スイッチS6をON、スイッチS7をOFF、スイッチS8をOFFに設定する(図16(b))と、ポートの優先順位がA、B、Cの順番になるように設定されている。
一方、運転設定装置10a、10bには、A〜Cポートの優先順位を時間で入れ替えることを設定する時間設定装置26a、26bが設けられており、入れ替え開始時刻と終了時刻が設定でき、この時刻になると、優先順位の1と2のみ入れ替わるように設定されている。よって、スイッチS6〜スイッチS8は、A〜Cポートの優先順位を設定でき、図15(b)に示すように、スイッチS6をON、スイッチS7、スイッチS8をOFFに設定すると、A〜Cポートの優先順位がA、B、Cの順番になるように設定されるが、時刻が来るとB、A、Cの順番に入れ変わるように設定されている。
この優先モード機能選択設定装置11のスイッチS1をONに設定し(S128)、スイッチS6をON、スイッチS7、S8をOFFにあらかじめ設定し(S130)、時刻をTXinからTXoutに設定すると、Aポートに接続された室内機7aが優先されので、ここではA室の冷房運転を優先し(S131)、B室は、暖房運転待機状態となる(S132)。しかし、時刻がTXinになると(S133)、Bポートに接続された室内機7bが優先されるので(S135)、時刻TXoutに達するまで、B室の暖房運転を優先し(S135)、A室は、冷房運転待機状態とる(S124)。
以上のように、本実施の形態によれば、優先モード機能を選択することにより、リビング等にメイン機種として設置されている場合など、メイン機種を優先的に運転したい等の
ユーザーの要望がある場合、優先したい室内機(7a、7b又は7c)をあらかじめ上位ポートに接続することにより、ユーザーの使い勝手がさらに向上する。
ユーザーの要望がある場合、優先したい室内機(7a、7b又は7c)をあらかじめ上位ポートに接続することにより、ユーザーの使い勝手がさらに向上する。
また、時刻により優先順位が変化するように制御することにより、例えば、リビング等に設置したメイン機種は、昼間優先的に動かし、寝室に接続されている機種を、夜間優先的に動かしたい場合等のユーザーの要望が実現可能となり、ユーザーの使い勝手がさらに向上する。
以上のように本発明に係る多室型空気調和装置は、運転モードを優先する機種をあらかじめ設定することが出来る使用勝手の良いもので、多室型空気調和装置に限らず1台の親機とそれに接続される複数の子機から構成された各種機器に適用できる。
1 室外機
2 圧縮機
3 室外熱交換器
4 室外送風機
5 四方弁
6a、6b 電動膨張弁
7a、7b、7c 室内機
8a、8b 室内送風機
8a、8b 室内熱交換器
10a、10b 運転設定装置
11 優先モード機能選択設定装置
17a、17b 室内定格容量記憶装置
26a、26b 時間設定装置
27a、27b 室内吸込み温度検知装置
2 圧縮機
3 室外熱交換器
4 室外送風機
5 四方弁
6a、6b 電動膨張弁
7a、7b、7c 室内機
8a、8b 室内送風機
8a、8b 室内熱交換器
10a、10b 運転設定装置
11 優先モード機能選択設定装置
17a、17b 室内定格容量記憶装置
26a、26b 時間設定装置
27a、27b 室内吸込み温度検知装置
Claims (7)
- 可変容量型の圧縮機、室外熱交換器、室外送風機、四方弁とを有する室外機と、それぞれ室内熱交換器、室内送風機を有する複数の室内機を接続し、前記室外機の冷媒液側配管と前記室内熱交換器との間に電動膨張弁を介装して冷凍サイクルを構成し、少なくとも前記各室内機に、冷房、暖房または除湿運転等の運転を設定する運転設定装置と、前記室内機の定格運転容量を記憶する室内定格容量記憶装置を設け、少なくとも前記室外機に前記室内機の優先運転モード機能の設定を選択する優先モード機能選択設定装置を設け、前記優先モード機能選択設定装置の信号により、優先する運転モードを決定するように制御する制御装置を設け、定格運転容量が一番大きな室内機の運転モードの運転を優先することを特徴とする多室型空気調和装置。
- 複数の室内機と接続するための複数の接続部を、室外機の一側面に縦一列に配列し、前記接続部の上から上位になるようにあらかじめ順位付けを設定し、定格運転容量が同一の場合は、接続部の順位が上位の室内機の運転モードを優先する請求項1に記載の多室型空気調和装置。
- 少なくとも室外機に優先室内機種設定装置を設け、優先モード機能選択設定装置と前記優先室内機種設定装置の信号により、制御装置で、優先する運転モードを決定し、前記優先室内機種設定装置に設定された室内機の運転モードの運転を優先する請求項1又は2に記載の多室型空気調和装置。
- 複数の室内機と接続するための複数の接続部を、室外機の一側面に縦一列に配列し、前記接続部の上から上位になるようにあらかじめ順位付けを設定し、前記室内機の機種が同一の場合は、定格運転容量が一番大きな室内機の運転モードの運転を優先することを特徴とする請求項1に記載の多室型空気調和装置。
- 複数の室内機と接続するための複数の接続部を、室外機の一側面に縦一列に配列し、前記接続部の上から上位になるようにあらかじめ順位付けを設定し、前記室内機の機種が同一でかつ定格運転容量が同一の場合は、前記接続部の順位が上位の室内機の運転モードを優先する請求項1に記載の多室型空気調和装置。
- 複数の室内機と接続するための複数の接続部を、室外機の一側面に縦一列に配列し、少なくとも前記室外機に、前記接続部の順位付けを設定する優先接続部設定装置を設け、優先モード機能選択設定装置と前記優先接続部設定装置の信号により、制御装置で優先する運転モードを決定し、前記接続部の順位が上位の室内機の運転モードを優先する請求項1に記載の多室型空気調和装置。
- 各室内機の運転設定装置に、時刻を設定する時間設定装置を設け、室外機に、時刻を記憶する時刻記憶装置を設け、時刻により前記接続部の順位が変化することを特徴とする請求項6に記載の多室型空気調和装置。
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-
2009
- 2009-08-31 JP JP2009199710A patent/JP2011052847A/ja not_active Withdrawn
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