JP2011252640A - 多室型空気調和装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】機器の信頼性の保護を最優先とし、その保証範囲内での最低限の運転を行うことが可能な多室型空気調和装置を提供すること。
【解決手段】室内機に機器に異常が発生した場合に異常表示をする異常表示装置が設けられ、接続される室内機の容量の合計が室外機容量範囲設定装置の値の範囲から外れる場合には、制御装置が異常表示装置に異常を表示し、異常が表示された状態で再度運転を開始すると、圧縮機最大周波数設定装置の周波数を制限して運転を行う。
【選択図】図1
【解決手段】室内機に機器に異常が発生した場合に異常表示をする異常表示装置が設けられ、接続される室内機の容量の合計が室外機容量範囲設定装置の値の範囲から外れる場合には、制御装置が異常表示装置に異常を表示し、異常が表示された状態で再度運転を開始すると、圧縮機最大周波数設定装置の周波数を制限して運転を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、1台の室外機に複数台の室内機を接続する多室型空気調和装置に関するものである。
従来の多室型空気調和機では、複数の接続室内機の容量の総計及び台数と、接続される室外機に設定されている容量と台数との比較を行い、接続異常を判定し、運転の停止を行うように制御されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、接続されている室内機の1台或いは複数台が故障し、正常な複数の接続室内機の容量の総計及び台数と、接続される室外機に設定されている容量と台数との比較を行い、室外に設定されている値の範囲を下回るように外れた場合、機器を停止し運転できなくなってしまうという課題を有していた。
これに対して、正常な室内機のみ運転できないかという市場からの要望があったものの、室外に設定されている容量を下回るように外れると、室内熱交換器能力及び容積が著しく低下し、冷房運転時の熱交換器凍結や結露、暖房運転時の圧力上昇や、起動時の圧縮機への液戻り等の別の課題が発生してしまう。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、接続される室内機の容量の合計が、室外機容量範囲設定装置の値の範囲から外れるか、或いは接続される室内機の台数が室内機接続台数範囲設定装置の値の範囲から外れた場合であっても、機器の信頼性の保護を最優先とし、その保証範囲内での最低限の運転を行うことが可能な多室型空気調和装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の多室型空気調和装置は、冷媒を圧縮する可変容量圧縮機、冷媒と大気と熱交換する室外熱交換器、冷媒流路を切り替える四方弁、冷媒を減圧する膨張弁を少なくとも有する室外機と、冷媒と空気とを熱交換する室内熱交換器を少なくとも有する室内機とを備え、1台の室外機に複数台の室内機を接続した多室型空気調和装置であって、室内機には、運転を設定する運転設定装置と、定格冷凍能力を設定する室内機容量設定装置と、機器に異常が発生した場合に異常表示をする異常表示装置が設けられ、室外機には、接続可能な室内機の冷凍能力の範囲を設定する室外機容量範囲設定装置と、可変容量圧縮機の運転最大周波数を設定する圧縮機最大周波数設定装置と、室内機の異常表示装置に異常表示を行い機器の運転の停止を行う制御装置が設けられるとともに、接続される室内機の容量の合計が室外機容量範囲設定装置の値の範囲から外れる場合には、制御装置が異常表示装置に異常を表示し、異常が表示された状態で再度運転を開始すると、圧縮機最大周波数設定装置の周波数を制限して運転を行うことを特徴とする。
また、前記従来の課題を解決するために、本発明の多室型空気調和装置は、冷媒を圧縮
する可変容量圧縮機、冷媒と大気と熱交換する室外熱交換器、冷媒流路を切り替える四方弁、冷媒を減圧する膨張弁を少なくとも有する室外機と、冷媒と空気とを熱交換する室内熱交換器を少なくとも有する室内機とを備え、1台の室外機に複数台の室内機を接続した多室型空気調和装置であって、室内機には、運転を設定する運転設定装置と、定格冷凍能力を設定する室内機容量設定装置と、機器に異常が発生した場合に異常表示をする異常表示装置が設けられ、室外機には、接続可能な室内機の台数の範囲を設定する室内機接続台数範囲設定装置と、可変容量圧縮機の運転最大周波数を設定する圧縮機最大周波数設定装置と、室内機の異常表示装置に異常表示を行い機器の運転の停止を行う制御装置が設けられるとともに、接続される室内機の台数が室内機接続台数範囲設定装置の値の範囲から外れる場合には、制御装置が異常表示装置に異常を表示し、異常が表示された状態で再度運転を開始すると、圧縮機最大周波数設定装置の周波数を制限して運転を行うことを特徴とする。
する可変容量圧縮機、冷媒と大気と熱交換する室外熱交換器、冷媒流路を切り替える四方弁、冷媒を減圧する膨張弁を少なくとも有する室外機と、冷媒と空気とを熱交換する室内熱交換器を少なくとも有する室内機とを備え、1台の室外機に複数台の室内機を接続した多室型空気調和装置であって、室内機には、運転を設定する運転設定装置と、定格冷凍能力を設定する室内機容量設定装置と、機器に異常が発生した場合に異常表示をする異常表示装置が設けられ、室外機には、接続可能な室内機の台数の範囲を設定する室内機接続台数範囲設定装置と、可変容量圧縮機の運転最大周波数を設定する圧縮機最大周波数設定装置と、室内機の異常表示装置に異常表示を行い機器の運転の停止を行う制御装置が設けられるとともに、接続される室内機の台数が室内機接続台数範囲設定装置の値の範囲から外れる場合には、制御装置が異常表示装置に異常を表示し、異常が表示された状態で再度運転を開始すると、圧縮機最大周波数設定装置の周波数を制限して運転を行うことを特徴とする。
本発明は、多室型空気調和装置において、複数台接続された室内域のうち数台故障しても残りの正常な室内機のみで運転制限をしながら空調を行うことにより、ユーザーの使い勝手を向上させることができる。
第1の発明は、冷媒を圧縮する可変容量圧縮機、冷媒と大気と熱交換する室外熱交換器、冷媒流路を切り替える四方弁、冷媒を減圧する膨張弁を少なくとも有する室外機と、冷媒と空気とを熱交換する室内熱交換器を少なくとも有する室内機とを備え、1台の室外機に複数台の室内機を接続した多室型空気調和装置であって、室内機には、運転を設定する運転設定装置と、定格冷凍能力を設定する室内機容量設定装置と、機器に異常が発生した場合に異常表示をする異常表示装置が設けられ、室外機には、接続可能な室内機の冷凍能力の範囲を設定する室外機容量範囲設定装置と、可変容量圧縮機の運転最大周波数を設定する圧縮機最大周波数設定装置と、室内機の異常表示装置に異常表示を行い機器の運転の停止を行う制御装置が設けられるとともに、接続される室内機の容量の合計が室外機容量範囲設定装置の値の範囲から外れる場合には、制御装置が異常表示装置に異常を表示し、異常が表示された状態で再度運転を開始すると、圧縮機最大周波数設定装置の周波数を制限して運転を行うことにより、複数台接続された室内域のうち数台故障しても残りの正常な室内機のみで圧縮機運転周波数の制限をしながら空調を行っても、機器の信頼性の向上とユーザーの使い勝手が向上する。
第2の発明は、冷媒を圧縮する可変容量圧縮機、冷媒と大気と熱交換する室外熱交換器、冷媒流路を切り替える四方弁、冷媒を減圧する膨張弁を少なくとも有する室外機と、冷媒と空気とを熱交換する室内熱交換器を少なくとも有する室内機とを備え、1台の室外機
に複数台の室内機を接続した多室型空気調和装置であって、室内機には、運転を設定する運転設定装置と、定格冷凍能力を設定する室内機容量設定装置と、機器に異常が発生した場合に異常表示をする異常表示装置が設けられ、室外機には、接続可能な室内機の台数の範囲を設定する室内機接続台数範囲設定装置と、可変容量圧縮機の運転最大周波数を設定する圧縮機最大周波数設定装置と、室内機の異常表示装置に異常表示を行い機器の運転の停止を行う制御装置が設けられるとともに、接続される室内機の台数が室内機接続台数範囲設定装置の値の範囲から外れる場合には、制御装置が異常表示装置に異常を表示し、異常が表示された状態で再度運転を開始すると、圧縮機最大周波数設定装置の周波数を制限して運転を行うことにより、複数台接続された室内域のうち数台故障しても残りの正常な室内機のみで圧縮機運転周波数の制限をしながら空調を行っても、機器の信頼性の向上とユーザーの使い勝手が向上する。
に複数台の室内機を接続した多室型空気調和装置であって、室内機には、運転を設定する運転設定装置と、定格冷凍能力を設定する室内機容量設定装置と、機器に異常が発生した場合に異常表示をする異常表示装置が設けられ、室外機には、接続可能な室内機の台数の範囲を設定する室内機接続台数範囲設定装置と、可変容量圧縮機の運転最大周波数を設定する圧縮機最大周波数設定装置と、室内機の異常表示装置に異常表示を行い機器の運転の停止を行う制御装置が設けられるとともに、接続される室内機の台数が室内機接続台数範囲設定装置の値の範囲から外れる場合には、制御装置が異常表示装置に異常を表示し、異常が表示された状態で再度運転を開始すると、圧縮機最大周波数設定装置の周波数を制限して運転を行うことにより、複数台接続された室内域のうち数台故障しても残りの正常な室内機のみで圧縮機運転周波数の制限をしながら空調を行っても、機器の信頼性の向上とユーザーの使い勝手が向上する。
第3の発明は、特に第1または第2の発明において、室外機には、圧縮機の運転周波数の変更速度を決定する周波数変更速度設定装置を設け、室内機の異常表示装置に異常が表示された状態で再度運転を開始すると、周波数変更速度設定装置の値を変化速度が小さくなるように変更することにより、複数台接続された室内域のうち数台故障しても残りの正常な室内機のみで圧縮機運転周波数の制限をしながら空調を行うことで、機器の信頼性の向上とユーザーの使い勝手が向上する。
第4の発明は、特に第1または第2の発明において、室外機には、運転開始時に圧縮機の運転周波数と膨張弁の開度を段階的に増大するように制御する圧縮機周波数起動制御装置および膨張弁起動制御装置を設け、室内機の異常表示装置に異常が表示された状態で再度運転を開始すると、圧縮機の周波数と、膨張弁の開度が小さくなるように変更することにより、複数台接続された室内域のうち数台故障しても残りの正常な室内機のみで圧縮機運転周波数の制限をしながら空調を行うことで、機器の信頼性の向上とユーザーの使い勝手が向上する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機の冷凍サイクル図であり、図2は制御ブロック図、図3はフローチャート図である。
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機の冷凍サイクル図であり、図2は制御ブロック図、図3はフローチャート図である。
図1は、本発明にかかる多室形空気調和装置の冷凍サイクル図の1例であり、1台の室外機1に複数台(例えば2台)の室内機7a、7bを接続した場合を示している。図1において、室外機1にはインバータ駆動の容量(周波数)可変形圧縮機2(以下単に圧縮機と称す)と、室外熱交換器3と室外送風機4と、冷暖房切換用の四方弁5とが設けられる。
一方、室内機7a、7bには室内送風機8a、8bと、室内熱交換器9a、9bがそれぞれ設けられていて、室外機1と室内機7a、7bは接続配管により液側接続部25a、25bとガス側接続部26a、26bで接続されている。
また、液側接続部25a、25bは冷媒液側主管23より分岐した液側分岐管23a、23bと、ガス側接続部26a、26bは冷媒ガス側主管より分岐したガス側分岐管24a、24bとで接続されており、液側分岐管23a、23bと液側接続部25a、25bの間には、例えばステッピングモータ等により弁開度をパルス制御可能な膨張弁6a、6bがそれぞれ介装されている。
また、室内機7a、7bには、室内機7a、7bの定格運転容量を記憶する室内定格容量記憶装置17a、17b、居住者が希望する運転モード(冷房、除湿または暖房)と室温と運転あるいは停止を設定できる運転設定装置10a、10b、接続異常を表示する接続異常表示装置11a、11bが設けられている。
上記構成の冷凍サイクルにおいて、冷房あるいは除湿運転時は、圧縮機2から吐出された冷媒は四方弁5を介して室外熱交換器3へと流れ、室外送風機4の駆動により室外熱交換器3で室外空気と熱交換して凝縮液化し、冷媒液側主管23を通り液側分23a、23bにて冷媒分配させ膨張弁6a、6bで複数の室内機に分配された冷媒を流量制御して室内機7a、7bで蒸発した後に、ガス側分岐管24a、24bから冷媒ガス側主管に合流して四方弁5を介して再び圧縮機2に吸入される。この膨張弁6a、6bは室内の負荷に見合った開度となるようにステッピングモータ等によりパルス制御されるため、冷媒も室内負荷に応じた流量で制御される。
一方、暖房運転時は、圧縮機2から吐出された冷媒は四方弁5を介して室内熱交換器9a、9bへと流れ、室内送風機8a、8bの駆動により室内熱交換器9a、9bで室内空気と熱交換して凝縮液化し、冷媒液側分岐管23a、23bを通り合流後、膨張弁6a、6bで流量制御して室外熱交換器3で蒸発した後に四方弁5を介して再び圧縮機2に吸入される。
次に、本発明の制御の流れについて図2、3を用いて説明する。
まず、本発明の空気調和機の制御装置18は、居住者が希望する運転モード切替スイッチ13(冷房、ドライ、送風または暖房)と室内温度設定スイッチ14と運転停止スイッチ12と風量設定スイッチ15と風向設定スイッチ16で構成されている運転設定装置10の信号を記憶する運転モード記憶装置19と、室外機の容量範囲を設定する室外機容量範囲設定装置20と、圧縮機2の最大周波数を設定する最大周波数設定装置21と、室内吸込み温度検知装置27の信号をサンプリング時間毎受けて運転状況を判断する判定装置22と、その信号により圧縮機2の駆動周波数や送風機の回転数を決定し、圧縮機2、室内送風機8、室外送風機4等を駆動したり、異常表示を行う出力リレー回路23等を有している。
例えば、2室型の空気調和装置において、A室は容量(定格冷房能力)2.8kWの室内機7aが接続されており、B室は容量(定格冷房能力)2.2kWの室内機7bが接続されており、室外機容量範囲設定装置20には3.2kWから5.0kWの接続可能容量範囲が設定されているとする。
居住者が運転モード切替スイッチ13aで冷房を選択し、運転を開始すると(S1)、室内機の合計容量は5.0kWであり室外容量範囲設定(3.2kWから5.0kW)の範囲内にあるので(S2)、冷房運転を開始し(S3)、室内吸込み温度検知装置27aの信号と室内温度設定スイッチ(14a)の信号により、圧縮機2の運転周波数を最大周波数設定装置21の範囲内で運転を行うが(S4)、何らかの理由でA室が故障し、室外機1には、B室(容量2.2kW)1室しか接続されていない状態の場合、室内機の接続容量の合計は2.2kWであり、室外容量範囲設定の範囲内(3.2kWから5.0kW)にないので(S5)、居住者が運転モード切替スイッチ13aで冷房を選択し、運転を開始しても(S1)、運転を停止し(S6)、異常表示装置11に異常表示を行う(S7)。
ここで、居住者が、再度、運転モード切替スイッチ13aで冷房を選択し、運転を開始すると(S8)、運転を開始するが、運転周波数を最大周波数設定装置21の範囲内から
αHz下げた範囲内ですこし性能を落として運転を行う(S10)。
αHz下げた範囲内ですこし性能を落として運転を行う(S10)。
以上のように、複数台接続された室内機のうち数台故障しても残りの正常な室内機のみで圧縮機運転周波数の制限をしながら空調を行うことにより、機器の信頼性が向上すると共に、故障の修理が完了するまで正常な室内機のみ能力を落としてもいいから運転したいというユーザーの要望が実現可能となり、ユーザーの使い勝手が向上する。
(実施の形態2)
本発明にかかる空気調和機の冷凍サイクル図は、実施の形態1と同様なので同じ符号を付して説明は省略する。図4は制御ブロック図、図5はフローチャート図である。次に、本発明の制御の流れについて図4、5を用いて説明する。
本発明にかかる空気調和機の冷凍サイクル図は、実施の形態1と同様なので同じ符号を付して説明は省略する。図4は制御ブロック図、図5はフローチャート図である。次に、本発明の制御の流れについて図4、5を用いて説明する。
本発明の空気調和機の制御装置18には、居住者が希望する運転モード切替スイッチ13(冷房、ドライ、送風または暖房)と室内温度設定スイッチ14と運転停止スイッチ12と風量設定スイッチ15と風向設定スイッチ16で構成されている運転設定装置10の信号を記憶する運転モード記憶装置19と、室外機の容量範囲を設定する室外機容量範囲設定装置20と、室外機に接続可能な室内機の接続数の範囲を設定する室内機接続台数範囲設定装置24と、圧縮機2の最大周波数を設定する最大周波数設定装置21と、室内吸込み温度検知装置27の信号をサンプリング時間毎受けて運転状況を判断する判定装置22と、その信号により圧縮機2の駆動周波数や送風機の回転数を決定し、圧縮機2、室内送風機8、室外送風機4等を駆動したり、異常表示を行う出力リレー回路23等を有している。
例えば、2室型の空気調和装置において、A室は容量(定格冷房能力)2.8kWの室内機7aが接続されておりB室は容量(定格冷房能力)2.2kWの室内機7bが接続されており、室外機容量範囲設定装置20には2.8kWから5.0kWの接続可能容量範囲が設定されていて、室内機接続台数範囲設定装置24には2室が設定されているとする。
居住者が運転モード切替スイッチ13aで冷房を選択し、運転を開始すると(S101)、室内機の合計容量は5.0kWであり、室外容量範囲設定の範囲内にある(S102)。
また、室内機の接続台数は2台であり室内機接続台数範囲設定装置の範囲内にあるので(S103)、冷房開始し(S104)室内吸込み温度検知装置27aの信号と室内温度設定スイッチ(14a)の信号により圧縮機2の運転周波数を最大周波数設定装置21の範囲内で運転を行う(S105)。
しかしながら、何らかの理由でB室(容量2.2kW)が故障し、室外機1にはA室(容量2.8kW)1室しか接続されていない状態の場合、室内機の接続容量の合計は2.8kWであり室外容量範囲設定の範囲内(2.8kWから5.0kW)にあるが(S102)、接続台数が1台であり、接続台数の範囲内(2台)にないので(S107)、居住者が運転モード切替スイッチ13aで冷房を選択し、運転を開始しても(S101)、運転を停止し(S108)、異常表示装置11に異常表示を行う(S109)。
ここで、居住者が再度運転モード切替スイッチ13aで冷房を選択し、運転を開始すると(S110)、運転を開始するが(S111)、運転周波数を最大周波数設定装置21の範囲内からαHz下げた範囲内ですこし性能を落として運転を行う(S112)。
以上のように、複数台接続された室内機のうち数台故障しても残りの正常な室内機のみ
で圧縮機運転周波数の制限をしながら空調を行うことにより、機器の信頼性が向上すると共に、故障の修理が完了するまで正常な室内機のみ能力を落としてもいいから運転したいというユーザーの要望が実現可能となり、ユーザーの使い勝手が向上する。
で圧縮機運転周波数の制限をしながら空調を行うことにより、機器の信頼性が向上すると共に、故障の修理が完了するまで正常な室内機のみ能力を落としてもいいから運転したいというユーザーの要望が実現可能となり、ユーザーの使い勝手が向上する。
(実施の形態3)
本発明にかかる空気調和機の冷凍サイクル図は、実施の形態1と同様なので同じ符号を付して説明は省略する。図6は制御ブロック図、図7はフローチャート図である。本発明の制御の流れについて図6、7を用いて説明する。
本発明にかかる空気調和機の冷凍サイクル図は、実施の形態1と同様なので同じ符号を付して説明は省略する。図6は制御ブロック図、図7はフローチャート図である。本発明の制御の流れについて図6、7を用いて説明する。
本発明の空気調和機の制御装置18には、居住者が希望する運転モード切替スイッチ13(冷房、ドライ、送風または暖房)と室内温度設定スイッチ14と運転停止スイッチ12と風量設定スイッチ15と風向設定スイッチ16で構成されている運転設定装置10の信号を記憶する運転モード記憶装置19を設けている。
また、室外機の容量範囲を設定する室外機容量範囲設定装置20と、室外機に接続可能な室内機の接続数の範囲を設定する室内機接続台数範囲設定装置24と、圧縮機の運転周波数が変化する場合の周波数変化速度(1秒当たりに変化する周波数Hz/sec)を設定する周波数変更速度設定装置25と、圧縮機2の最大周波数を設定する最大周波数設定装置21と、室内吸込み温度検知装置27の信号をサンプリング時間毎受けて運転状況を判断する判定装置22と、その信号により圧縮機2の駆動周波数や送風機の回転数を決定し、圧縮機2、室内送風機8、室外送風機4等を駆動したり異常表示を行う出力リレー回路23等を有している。
例えば、2室型の空気調和装置において、A室は容量(定格冷房能力)2.8kWの室内機7aが接続されておりB室は容量(定格冷房能力)2.2kWの室内機7bが接続されており、室外機容量範囲設定装置20には2.8kWから5.0kWの接続可能容量範囲が設定されていて、室内機接続台数範囲設定装置24には2室が設定されているとする。
例えば、2室型の空気調和装置において、A室は容量(定格冷房能力)2.8kWの室内機7aが接続されておりB室は容量(定格冷房能力)2.2kWの室内機7bが接続されており、室外機容量範囲設定装置20には2.8kWから5.0kWの接続可能容量範囲が設定されていて、室内機接続台数範囲設定装置24には2室が設定されているとする。
居住者が運転モード切替スイッチ13aで冷房を選択し、運転を開始すると(S201)、室内機の合計容量は5.0kWであり室外容量範囲設定の範囲内にあり(S202)、室内機の接続台数は2台であり室内機接続台数範囲設定装置の範囲内にあるので(S203)、冷房開始し(S204)室内吸込み温度検知装置27aの信号と室内温度設定スイッチ(14a)の信号により圧縮機2の運転周波数を最大周波数設定装置21の範囲内で、周波数の変化速度はVHaHz/secで運転を行う(S205、S206)。
しかしながら、何らかの理由でB室(容量2.2kW)が故障し、室外機1にはA室(容量2.8kW)1室しか接続されていない状態の場合、室内機の接続容量の合計は2.8kWであり室外容量範囲設定の範囲内(2.8kWから5.0kW)にあるが(S202)、接続台数が1台であり、接続台数の範囲内(2台)にないので(S208)、居住者が運転モード切替スイッチ13aで冷房を選択し、運転を開始しても、運転を停止し(S209)、異常表示装置11に異常表示を行う(S210)。
ここで、居住者が再度運転モード切替スイッチ13aで冷房を選択し、運転を開始すると(S211)、運転を開始するが(S212)、周波数の変化速度をβHz/sec落とし((VHa-β)Hz/secで運転)、周波数がゆっくり変化するように変更し(S213)、かつ運転周波数を最大周波数設定装置21の範囲内からαHz下げた範囲内ですこし性能を落として運転を行う(S214)。
以上のように、複数台接続された室内機のうち数台故障しても残りの正常な室内機のみで圧縮機運転周波数をゆっくり上下させるように変更し、かつ周波数の制限をしながら空調を行うことにより、機器の信頼性が向上すると共に、故障の修理が完了するまで正常な
室内機のみ能力を落としてもいいから運転したいというユーザーの要望が実現可能となり、ユーザーの使い勝手が向上する。
室内機のみ能力を落としてもいいから運転したいというユーザーの要望が実現可能となり、ユーザーの使い勝手が向上する。
(実施の形態4)
本発明にかかる空気調和機の冷凍サイクル図は、実施の形態1と同様なので同じ符号を付して説明は省略する。図8は制御ブロック図、図9、10はタイムチャート図、図11フローチャート図である。本発明の制御の流れについて図8、9、10、11を用いて説明する。
本発明にかかる空気調和機の冷凍サイクル図は、実施の形態1と同様なので同じ符号を付して説明は省略する。図8は制御ブロック図、図9、10はタイムチャート図、図11フローチャート図である。本発明の制御の流れについて図8、9、10、11を用いて説明する。
本発明の空気調和機の制御装置18には、居住者が希望する運転モード切替スイッチ13(冷房、ドライ、送風または暖房)と室内温度設定スイッチ14と運転停止スイッチ12と風量設定スイッチ15と風向設定スイッチ16で構成されている運転設定装置10の信号を記憶する運転モード記憶装置19を有している。
また、室外機の容量範囲を設定する室外機容量範囲設定装置20と、室外機に接続可能な室内機の接続数の範囲を設定する室内機接続台数範囲設定装置24と、圧縮機の起動(運転開始)からの周波数ステップを設定する圧縮機起動周波数設定装置26と膨張弁の運転開始からの開度ステップを設定する膨張弁起動開度設定装置37と圧縮機2の最大周波数を設定する最大周波数設定装置21と、室内吸込み温度検知装置27の信号をサンプリング時間毎受けて運転状況を判断する判定装置22と、その信号により圧縮機2の駆動周波数や送風機の回転数を決定し、圧縮機2、室内送風機8、室外送風機4等を駆動したり異常表示を行う出力リレー回路23等を有している。
ここで例えば、2室型の空気調和装置において、A室は容量(定格冷房能力)2.8kWの室内機7aが接続されておりB室は容量(定格冷房能力)2.2kWの室内機7bが接続されており、室外機容量範囲設定装置20には2.8kWから5.0kWの接続可能容量範囲が設定されていて、室内機接続台数範囲設定装置24には2室が設定されているとする。
居住者が運転モード切替スイッチ13aで冷房を選択し、運転を開始すると(S301)、室内機の合計容量は5.0kWであり室外容量範囲設定の範囲内にあり(S302)、室内機の接続台数は2台であり室内機接続台数範囲設定装置の範囲内にあるので(S303)、冷房開始し(S304)室内吸込み温度検知装置27aの信号と室内温度設定スイッチ(14a)の信号により圧縮機2の運転周波数を最大周波数設定装置21の範囲内で運転を行うが(S306)、圧縮機2は図9に示すように運転開始から段階的に周波数を徐々に上げていく(AHz→BHz→CHz→DHz)ように、膨張弁6は運転開始から開度を徐々に開いていく(EPs→FPs→GPs→HPs)ように制御されている(S305)。これは、圧縮機2に寝込んだ冷媒を圧縮機外に出さないために、圧縮機の保護のために実施している。
ところが、何らかの理由でB室(容量2.2kW)が故障し、室外機1にはA室(容量2.8kW)1室しか接続されていない状態の場合、室内機の接続容量の合計は2.8kWであり室外容量範囲設定の範囲内(2.8kWから5.0kW)にあるが(S302)、接続台数が1台であり、接続台数の範囲内(2台)にないので(S308)、居住者が運転モード切替スイッチ13aで冷房を選択し、運転を開始しても、運転を停止し(S309)、異常表示装置11に異常表示を行う(S310)。
ここで、居住者が再度運転モード切替スイッチ13aで冷房を選択し、運転を開始すると(S311)、運転を開始するが(S312)、圧縮機2は図10に示すように運転開始から段階的に周波数を徐々に上げていくが、各周波数をγHz下げて、膨張弁6は運転
開始から開度を徐々に開いていくが、各開度をηPs下げて起動するように制御され(S313)、運転周波数を最大周波数設定装置21の範囲内からαHz下げた範囲内ですこし性能を落として運転を行う(S314)。
開始から開度を徐々に開いていくが、各開度をηPs下げて起動するように制御され(S313)、運転周波数を最大周波数設定装置21の範囲内からαHz下げた範囲内ですこし性能を落として運転を行う(S314)。
以上のように、複数台接続された室内機のうち数台故障しても残りの正常な室内機のみで、起動をゆっくり立ち上げかつ圧縮機運転周波数の制限をしながら空調を行うことにより、機器の信頼性が向上すると共に、故障の修理が完了するまで正常な室内機のみ能力を落としてもいいから運転したいというユーザーの要望が実現可能となり、ユーザーの使い勝手が向上する。
以上のように本発明にかかる多室型空気調和装置は、複数台接続された室内機のうち数台故障しても残りの正常な室内機のみで運転制限をしながら空調を行うことが可能となるので、ビル用マルチエアコン等の用途にも適用できる。
1 室外機
2 圧縮機
3 室外熱交換器
4 室外送風機
5 四方弁
6a、6b 膨張弁
7a 室内機
7b 室内機
8a 室内送風機
8b 室内送風機
9a 室内熱交換器
9b 室内熱交換器
10a 運転設定装置
10b 運転設定装置
11 異常表示装置
21 最大周波数設定装置
24 室内機接続台数範囲設定装置
25 周波数変更速度設定装置
26 圧縮機起動周波数設定装置
37 膨張弁起動開度設定装置
2 圧縮機
3 室外熱交換器
4 室外送風機
5 四方弁
6a、6b 膨張弁
7a 室内機
7b 室内機
8a 室内送風機
8b 室内送風機
9a 室内熱交換器
9b 室内熱交換器
10a 運転設定装置
10b 運転設定装置
11 異常表示装置
21 最大周波数設定装置
24 室内機接続台数範囲設定装置
25 周波数変更速度設定装置
26 圧縮機起動周波数設定装置
37 膨張弁起動開度設定装置
Claims (4)
- 冷媒を圧縮する可変容量圧縮機、冷媒と大気と熱交換する室外熱交換器、冷媒流路を切り替える四方弁、冷媒を減圧する膨張弁を少なくとも有する室外機と、冷媒と空気とを熱交換する室内熱交換器を少なくとも有する室内機とを備え、1台の室外機に複数台の室内機を接続した多室型空気調和装置であって、
前記室内機には、運転を設定する運転設定装置と、定格冷凍能力を設定する室内機容量設定装置と、機器に異常が発生した場合に異常表示をする異常表示装置が設けられ、
前記室外機には、接続可能な室内機の冷凍能力の範囲を設定する室外機容量範囲設定装置と、前記可変容量圧縮機の運転最大周波数を設定する圧縮機最大周波数設定装置と、前記室内機の異常表示装置に異常表示を行い機器の運転の停止を行う制御装置が設けられるとともに、
接続される室内機の容量の合計が前記室外機容量範囲設定装置の値の範囲から外れる場合には、前記制御装置が前記異常表示装置に異常を表示し、異常が表示された状態で再度運転を開始すると、前記圧縮機最大周波数設定装置の周波数を制限して運転を行うことを特徴とする多室型空気調和装置。 - 冷媒を圧縮する可変容量圧縮機、冷媒と大気と熱交換する室外熱交換器、冷媒流路を切り替える四方弁、冷媒を減圧する膨張弁を少なくとも有する室外機と、冷媒と空気とを熱交換する室内熱交換器を少なくとも有する室内機とを備え、1台の室外機に複数台の室内機を接続した多室型空気調和装置であって、
前記室内機には、運転を設定する運転設定装置と、定格冷凍能力を設定する室内機容量設定装置と、機器に異常が発生した場合に異常表示をする異常表示装置が設けられ、
前記室外機には、接続可能な室内機の台数の範囲を設定する室内機接続台数範囲設定装置と、前記可変容量圧縮機の運転最大周波数を設定する圧縮機最大周波数設定装置と、前記室内機の異常表示装置に異常表示を行い機器の運転の停止を行う制御装置が設けられるとともに、
接続される室内機の台数が前記室内機接続台数範囲設定装置の値の範囲から外れる場合には、前記制御装置が前記異常表示装置に異常を表示し、異常が表示された状態で再度運転を開始すると、前記圧縮機最大周波数設定装置の周波数を制限して運転を行うことを特徴とする多室型空気調和装置。 - 前記室外機には、前記圧縮機の運転周波数の変更速度を決定する周波数変更速度設定装置を設け、前記室内機の異常表示装置に異常が表示された状態で再度運転を開始すると、前記周波数変更速度設定装置の値を変化速度が小さくなるように変更することを特徴とする請求項1または2に記載の多室型空気調和装置。
- 前記室外機には、運転開始時に前記圧縮機の運転周波数と前記膨張弁の開度を段階的に増大するように制御する圧縮機周波数起動制御装置および膨張弁起動制御装置を設け、前記室内機の異常表示装置に異常が表示された状態で再度運転を開始すると、前記圧縮機の周波数と、前記膨張弁の開度が小さくなるように変更することを特徴とする請求項1または2に記載の多室型空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010125603A JP2011252640A (ja) | 2010-06-01 | 2010-06-01 | 多室型空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010125603A JP2011252640A (ja) | 2010-06-01 | 2010-06-01 | 多室型空気調和装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011252640A true JP2011252640A (ja) | 2011-12-15 |
Family
ID=45416715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010125603A Pending JP2011252640A (ja) | 2010-06-01 | 2010-06-01 | 多室型空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011252640A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102967022A (zh) * | 2012-10-23 | 2013-03-13 | 宁波奥克斯电气有限公司 | 多联式空调机组的变频压缩机启动时的控制方法 |
CN112797602A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-05-14 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 双风机转速控制方法、装置及空调系统 |
-
2010
- 2010-06-01 JP JP2010125603A patent/JP2011252640A/ja active Pending
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CN102967022A (zh) * | 2012-10-23 | 2013-03-13 | 宁波奥克斯电气有限公司 | 多联式空调机组的变频压缩机启动时的控制方法 |
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