JP4201920B2 - ディスク装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スレッドシャフト(スクリューシャフト)により光ピックアップをディスクの半径方向に往復動させる光ピックアップ送り機構を備えたディスク装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ディスク装置にはディスクの半径方向内周側と半径方向外周側との間で光ピックアップを半径方向に往復動させる光ピックアップ送り機構を備えているものが知られている。
【0003】
この光ピックアップ送り機構には、光ピックアップ本体に形成されたネジ部と螺合して、この光ピックアップ本体を支持しつつディスクの半径方向に往復動させるためのスレッドシャフトと、スレッドシャフトと平行に設けられかつ光ピックアップ本体を支持しつつ半径方向に案内するガイドシャフトと、光ピックアップ本体を往復動させるための回転駆動源と、そのスレッドシャフトの一端部に固定されかつモータの回転をスレッドシャフトに伝達するための回転伝達ギヤとを有するものがある。
【0004】
この種のディスク装置では、DVDディスク等の場合には、そのディスクの記録面に記録されている情報を読み取り中に、アドレスリードエラー、スピンドルの一定時間以上の同期外れに基づくCLVエラーが発生する等があり、これらは、総称してサーボエラーと呼ばれている。
【0005】
この種のサーボエラーが発生すると、光ピックアップの対物レンズがディスクの記録面から外れて、ミラー面に位置している確率が高いので、従来、図7にフローチャートで示すサーボエラー処理を行って、光ピックアップの対物レンズが記録面に位置するようにスレッドシャフトを回転駆動し、光ピックアップを移送するようにしている。
【0006】
例えば、DVDディスクの場合には、サーボエラーが発生すると、ディスクの回転を停止させるディスクストップ処理を行って(S.1)、アドレスリードエラー又はCLVエラーであるのかを判断し(S.2)、アドレスリードエラー又はCLVエラーのときには、スレッドシャフトを回転させるために回転駆動源としてのモータに通常電圧(例えば、2.4ボルト)を印加し(S.3)、光ピックアップ本体がディスクの内周側のミラー面にあるのか外周側のミラー面にあるのかを判定するためのリミットスイッチがオンであるのか、オフであるのかを判定する(S.4)。
【0007】
そのリミットスイッチは、例えば、光ピックアップ本体がディスクの内周側のミラー面に位置するときにのみオンされ、光ピックアップ本体がそのミラー面よりも外周側の位置にあるときにオフされるようになっている。
【0008】
ディスク装置の動作制御を行うマイクロコンピュータは、そのリミットスイッチがオンされているときは、500msタイマーをスタートさせ(S.5)、スレッドシャフトを正方向に回転駆動させて(S.6)、光ピックアップ本体をディスク外周側に移動させ、リミットスイッチがオフしたか否かを判断し(S.7)、リミットスイッチがオフしたときには、スレッドシャフトの回転駆動を停止させて(S.8)、ディスクの再起動処理を行う(S.9)。 S.7において、リミットスイッチがオンのままのときには、S.10に移行して500msをタイムオーバーしたか否かを判断し(S.10)、500msをタイムオーバーしていないときには、S.6に戻って再び同じ処理を行い、500msをタイムオーバーしたときには、S.8に移行してスレッドシャフトの回転駆動を停止させ、ディスクの再起動処理を行う(S.9)。
【0009】
S.4において、リミットスイッチがオフであると判断されたときには、光ピックアップ本体がディスクの内周側のミラー面にないと判断して、500msタイマーをスタートさせ(S.11)、スレッドシャフトを逆方向に回転駆動させて(S.12)、光ピックアップ本体をディスク内周側に移動させ、リミットスイッチがオンしたか否かを判断し(S.13)、リミットスイッチがオンしたときには、S.8に移行してスレッドシャフトの回転駆動停止を行った後、ディスクの再起動処理を行い(S.9)、リミットスイッチがオフのままの場合には、500msをタイムオーバーしたか否かを判断し(S.14)、500msをタイムオーバーしたときには、S.12に戻って同様の処理を行う。なお、S.2において、アドレスリードエラー又はCLVエラー以外のエラーのときは、S.9に移行してディスク再起動処理を行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の光ピックアップ機構では、ディスク装置を乗用車等の車内環境で使用する場合、振動等の影響によって、ディスクの情報再生中にトラッキング外れによるスレッドシャフトの暴走、アクセス中のトラック本数のカウントエラーに起因するミラー面への行き過ぎ等のサーボエラーによって、光ピックアップ本体とスレッドシャフトの一端部に固定された回転伝達ギヤとの間での噛み込み、あるいは光ピックアップ本体とスレッドシャフトの他端部との間で噛み込みが生じることがあり、この噛み込みが発生すると、通常電圧を印加しても噛み込みを解除することができず、光ピックアップがディスクの記録面から外れ続け、サーボがなかなかかからないという不都合がある。
【0011】
これを回避するために、光ピックアップ機構を噛み込みの生じない構造とすることが考えられるが、そのような構造を採用すると、構造の複雑化を招いてコストが高くなるか、ディスク装置が大型化するという問題点がある。
【0012】
本発明は上記の事情に鑑みて為されたもので、その目的は、スレッドシャフトに螺合されてディスクの半径方向に往復動される光ピックアップ本体のスレッドシャフトの端部での噛み込みをソフトウエア的に解除することができ、コストアップを伴うことなくかつ装置全体を大型化することなく確実に光ピックアップ本体のスレッドシャフト端部での噛み込みを解除できるディスク装置を提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のディスク装置は、ディスクの半径方向内周側と半径方向外周側との間で光ピックアップを半径方向に往復動させる光ピックアップ送り機構が、光ピックアップ本体に形成されたネジ部と螺合して該光ピックアップ本体を支持しつつ前記ディスクの半径方向に往復動させるためのスレッドシャフトと、前記光ピックアップ本体を往復動させる回転駆動源と、前記スレッドシャフトの一端部に固定されかつ前記回転駆動源の回転を前記スレッドシャフトに伝達するための回転伝達ギヤとを有するディスク装置において、
前記光ピックアップ本体の前記スレッドシャフトの端部での噛み込みを判断する噛み込み判断手段と、
該噛み込み判断手段が、前記光ピックアップ本体が噛み込んでいると判断したとき、前記光ピックアップ本体の噛み込みを解除する方向に前記回転駆動源を回転させる噛み込み解除手段とを備え、
前記回転駆動源がモータであり、前記噛み込み解除手段は、前記光ピックアップ本体の噛み込みが解除されないときに、前記光ピックアップ本体を前記スレッドシャフトによって往復動させるために前記モータに印加される通常電圧よりも高い高電圧を前記モータに印加する高電圧印加手段を有し、
前記高電圧印加手段は前記高電圧を段階的に高く設定することを特徴とする。
請求項2に記載のディスク装置は、前記高電圧印加手段は前記高電圧を印加する時間幅を段階的に異ならせていることを特徴とする。
請求項3に記載のディスク装置は、前記噛み込み解除手段は光ピックアップ本体の噛み込みが解除されたか否かを判断する噛み込み解除判断手段を有することを特徴とする。
請求項4に記載のディスク装置は、前記噛み込み解除判断手段は、前記光ピックアップ本体が前記ディスクの半径方向内周側にあるのか半径方向外周側にあるのかを判定するための1個のリミットスイッチを有することを特徴とする。
請求項5に記載のディスク装置は、前記噛み込み解除判断手段は、前記ディスクの内周側で噛み込んでいるときと、前記ディスクの外周側で噛み込んでいるときとで、噛み込み解除が為されたか否かの判断時間が異なっていることを特徴とする。
請求項6に記載のディスク装置は、前記噛み込み解除手段は、前記高電圧を印加してから通常電圧を印加するまでの間に待機時間を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、光ピックアップ本体の噛み込みの判断をソフトウエア的に行うことができる。また、通常電圧よりも高い電圧を段階的に加えて噛み込みの解除を行う構成としたので、噛み込み解除処理の実行によって再び噛み込みが発生する事態を避けることができる。
請求項2に記載の発明によれば、段階的に高電圧を高く設定すると共に高電圧を印加する時間に変化を与えることにより、回転衝撃を加えることにしたので、噛み込みの解除が容易となる。
請求項3に記載の発明によれば、噛み込みが解除されたか否かの判断を確実に行うことができる。
請求項4、請求項5に記載の発明によれば、既存のリミットスイッチを用いて噛み込みの解除の判断を行うことができる。
請求項6に記載の発明によれば、噛み込み解除後に通常電圧を回転駆動源に直ちに印加することに起因する予定外の移送を防止できる。
【0028】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係わるディスク装置の再生回路のブロック回路を示し、この図1において、1はスピンドルモータ、2はDVDディスク、3は光ピックアップ、4はその光ピックアップの対物レンズである。
【0029】
光ピックアップ3は光ピックアップ送り機構によってDVDディスク2の半径方向内周側と半径方向外周側との間で半径方向に往復動される。この光ピックアップ送り機構については、後述することにし、先にこのディスク装置の再生回路について説明する。
【0030】
光ピックアップ3から出射されたレーザー光は対物レンズ4を介してDVDディスク2に向けて集束照射され、DVDディスク2からの反射光は対物レンズ4によって集光され、図示を略す公知の4分割受光素子に受光される。その4分割受光素子の各出力はRFアンプリファイア5に向けて出力される。
【0031】
RFアンプリファイア5は光ピックアップ3からの各信号を増幅すると共に、各信号に基づいて公知の適宜の手法によりRF信号、トラッキング誤差信号、フォーカス誤差信号を生成する役割を果たす。そのRF信号はデジタル信号処理回路6に入力され、デジタル信号処理回路6はRF信号をデジタル変換してアドレスデータと画像データ等の情報データとを復調する役割を果たす。その情報データ等は例えば後段の画像処理回路に送られ、アドレスデータはマイクロコンピュータ7に送られる。フォーカス誤差信号はフォーカスサーボ回路8に送られ、トラッキング誤差はトラッキングサーボ回路9に送られる。
【0032】
マイクロコンピュータ7はディスク装置の動作制御に用いられ、このマイクロコンピュータ7は、図示を略す操作部、ROM、RAMとの間で適宜情報の授受を行う。
【0033】
サーボコントローラ10はフォーカスサーボ回路8の制御、トラッキングサーボ回路9の制御、スレッドサーボ回路11の制御、スピンドルサーボ回路12の制御を行うと共に、マイクロコンピュータ7に向けてフォーカスサーボOK信号、スピンドルサーボOK等のサーボステータス信号を出力し、マイクロコンピュータ7はサーボコントローラ10に向けて、サーボ設定制御信号を出力すると共に、再生対象のディスクを選択指定する選択指定信号を光ピックアップ3に向けて出力する。なお、サーボコントローラ10にはRF信号がA/D変換されて入力される。ディスク2がCDの場合は光ピックアップ3からRFアンプリファイア5にトラッキング誤差信号生成用としてE信号、F信号も送られる。
【0034】
光ピックアップ送り機構は、図2に示すように、ドライブユニット20の基板20Aに設けられている。この基板20Aには光ピックアップ本体13の第1腕部13aに形成されたネジ部と螺合して光ピックアップ本体13を支持しつつDVDディスク2の半径方向に往復動させるためのスレッドシャフト14と、スレッドシャフト14と平行に設けられかつ光ピックアップ本体13の第2腕部13bに嵌合されてこの光ピックアップ本体13を支持しつつ半径方向に案内するガイドシャフト15と、この光ピックアップ本体13を往復動させるための回転駆動源としてのモータ16とが設けられている。
【0035】
そのモータ16の出力軸には出力ギヤ17が設けられ、その出力ギヤ17には仲介ギヤ18が噛み合わされ、仲介ギヤ18には回転伝達ギヤ19が噛み合わされている。この回転伝達ギヤ19はディスク2の半径方向内周側でスレッドシャフト14の一端部に固定され、そのディスク2の半径方向内周側には光ピックアップ本体13の往復動域に臨ませてリミットスイッチ100が設けられている。
【0036】
このリミットスイッチ100は、光ピックアップ本体13がディスク最内周一に達すると、この光ピックアップ本体13に設けられた腕13cにより押圧され、オンとなるように設けられている。リミットスイッチ100がオンとなったとき光ピックアップ3がディスク最内周のミラー面と対向している場合がある。
【0037】
このディスク装置では、図3に示すように、ディスクの再生中に、サーボエラーが発生すると、マイクロコンピュータ7は、ディスク2の回転を停止させるディスクストップ処理を行う(S.20)。ここで、サーボエラーとは、フォーカスサーボエラー、CLVサーボエラー、アドレスリードエラー(又はSUBQデータエラー)の他にタイムアウトエラーをいうものとする。ここで、タイムアウトエラーとは、指定時間内に指令された処理が完了しないことによるエラーをいい、このタイムアウトエラーには、アクセスエラー(アクセスが10秒で完了しないことによるエラー)、リードインエラー(ディスク起動から20秒経ってもリードインエリアが読めなかったことによるエラー)、スレッドリターンエラー(光ピックアップを初期位置に戻す処理が6秒以内に完了しなかったことによるエラー)等をいう。
【0038】
次に、リトライカウンタの内容を「0」にリセットする(S.21)。このリトライカウンタはディスク2の再生中にフォーカスサーボエラーが発生したときに、フォーカスサーボのリトライを何回行ったかを示す。
【0039】
マイクロコンピュータ7は、次に、サーボエラーがフォーカスサーボエラーであったか否かを判断し(S.22)、フォーカスサーボエラーのときには、リトライカウンタの数値が「MAX−1」であるか否かを判定する(S.23)。
【0040】
ここで、MAXはフォーカスサーボエラーの最大リトライ回数を意味し、これは、光ピックアップ本体13のスレッドシャフト14の端部での噛み込みの判定に用いられる。S.23において、ノーのときは噛み込み解除処理をスキップして、フォーカスリトライ処理を実行し(S.25)、イエスのときは噛み込み解除処理(S.24)を実行した後、フォーカスリトライ処理を実行する(S.25)。その噛み込み解除処理については後述する。
【0041】
マイクロコンピュータ7は、S.25において、フォーカスサーボを掛け直す処理を実行し、次にリトライカウンタをインクリメントした後(S.26)、フォーカスサーボが掛かったか否かを判定する(S.27)。S.27において、イエスのときは、ディスクの再起動処理を行って(S.28)、サーボエラー処理を終了する。S.27において、ノーのときは、S.29に移行してリトライカウンタの内容が「MAX」となったか否かを判定する。S.29において、イエスのときは、フォーカスサーボが掛からなくてもサーボエラー処理を終了する。
【0042】
S.29において、ノーのときにはS.23に移行し、リトライカウンタの内容が「MAX−1」となるまで、S.23、S.25〜S.27、S.29の処理を繰り返す。S.29の判断がイエスのときは、必要に応じてエラー表示等を行い、当該処理を終了する。
【0043】
S.23において、リトライカウンタの内容が「MAX−1」のときは、光ピックアップ本体13の噛み込みが発生していると推定して、噛み込み解除処理を実行する(S.24)。
【0044】
マイクロコンピュータ7は、サーボエラーがフォーカスサーボエラー以外のエラーであるときには、S.22においてノーと判断し、ディスクの再起動処理を行って(S.30)、ディスクが起動したか否かを判断し(S.31)、ディスクが起動した場合にはサーボエラー処理を終了し、ディスクが起動しなかった場合には、噛み込み解除処理を行った後(S.32)、ディスクの再起動処理を行って(S.33)、サーボエラー処理を終了する。
【0045】
ここで、フォーカスサーボエラー以外のサーボエラーの場合にはディスク再起動処理を1回のトライのみとし、フォーカスサーボエラーの場合のみディスク再起動処理を複数回トライしてから噛み込み解除処理を実行することとしたのは、以下に説明する理由による。
【0046】
すなわち、フォーカスサーボエラーの場合には、ディスク装置の振動、ディスク面の傷等が原因で、1回のリトライによってすぐにはフォーカスサーボが掛からない場合があり、このような場合に、直ちに噛み込みが発生したと判断するのは適切でないからである。
【0047】
次に、噛み込み解除処理について図4を参照しつつ説明する。
【0048】
マイクロコンピュータ7は、噛み込み解除処理に入ると、まず、スレッドサーボエラーか否かを判断する(S.40’)。イエスのときは、確実に、ギヤに噛み込みが生じているものと判断して高電圧印加処理に移行し、ノーのときはS.40に移行する。なお、S.40’を省略して当該処理をS.40から開始しても良い。モータ16に印加すべき電圧を通常電圧(例えば、2.4V)に設定し(S.40)、次に、リミットスイッチ100がオンであるか否かを判定する(S.41)。リミットスイッチ100がオンである場合には、光ピックアップ本体13の噛み込みがディスクの内周側で発生している可能性があるとして、500msタイマーをスタートさせ(S.42)、スレッドシャフト14を正転方向に回転駆動させる(S.43)。次に、マイクロコンピュータ7は、リミットスイッチ100がオンであるかオフであるのかを判断する(S.44)。
【0049】
リミットスイッチ100がオフの場合には、噛み込みが解除されたと判断して、スクリューシャフト14の正転駆動を停止させて(S.45)、S.24又はS.32以降の処理にリターンする。リミットスイッチ100がオンの場合には、500msをタイムオーバーしたか否かを判定する(S.46)。500msをタイムオーバーしていない場合には、S.43に戻ってスレッドシャフト14を再び正転駆動させ続け(S.43)、リミットスイッチ100がオフしたときは噛み込みが解除されたと判断して、スレッドシャフト14の回転駆動を停止させて(S.45)、S.24又はS.32以降の処理にリターンする。S.46において、500msをタイムオーバーしたときには、S.47に移行してモータ16に通常電圧よりも高い高電圧を印加する高電圧印加処理を実行する。この高電圧印加処理については後述する。
【0050】
S.41において、リミットスイッチ100がオフのときには、ディスク2の外周側で噛み込みが発生している可能性があると判断して、6秒タイマーをスタートさせる(S.48)。そして、マイクロコンピュータ7はスレッドシャフト14を逆転駆動させた後(S.49)、リミットスイッチ100がオンしたか否かを判断する(S.50)。リミットスイッチ100がオンした場合には、噛み込みが解除されたと判断して、スレッドシャフト14の回転駆動を停止させ(S.45)、リミットスイッチ100がオフのままのときには、S.51に移行して6秒をタイムオーバーしたか否かを判断する。S.51において、6秒をタイムオーバーしていないときには、S.49に戻ってスレッドシャフト14を逆転駆動させ続け、6秒をタイムオーバーしたときには、S.47に移行して高電圧印加処理を実行する。ここで、ディスク2の外周側で噛み込みが発生している場合に、「6秒」間スレッドシャフト14を駆動させ続けることにしたのは、リミットスイッチ100はディスク2の内周位置でのみオンであり、この内周位置を除いてオンであるので、噛み込み解除が為されたか否かは、光ピックアップ3をディスク2の内周側まで移動させないと判断できないからである。
【0051】
高電圧印加処理では、図5に示すように、マイクロコンピュータ7は最初にコール回数を判断し(S.61)、高電圧印加処理が初めてコールされたときには、モータ16に加える電圧を例えば6.5Vに設定する(S.62)。次に、100msタイマーをスタートさせ(S.63)、現状リミットスイッチ100がオンしているか否かを判断する(S.64)。ここでは、説明の便宜上、ディスク2の外周側で噛み込みが発生しているとして説明することとする。なお、コール回数はディスクの再起動が完了するとリセットされる。
【0052】
この場合、リミットスイッチ100はオフであるので、S.65に移行してスクリューシャフト14を逆方向に回転させる。そして、100msをタイムオーバーしたか否かを判断し(S.66)、100msをタイムオーバーしていないときはS.65に戻って100msをタイムオーバーするまでスレッドシャフト14を回転させ続け、S.66において100msをタイムオーバーしたと判断されると、スレッドシャフト14の逆転駆動を停止させ(S.67)、500msウエイトして(S.68)、噛み込み解除処理のS.40にリターンする。
【0053】
従って、噛み込みがディスク2の外周側で発生している場合、1回目の高電圧印加処理では、噛み込み解除処理に入ると、図6に示すように、6秒間通常電圧H1(2.4ボルト)が印加され、6秒間経過してもリミットスイッチ100がオンしないと、100ms秒の間、高電圧H2(6.5ボルト)がモータ16に印加されることになる。
【0054】
第1回目の高電圧印加処理の実行後、マイクロコンピュータ7は、噛み込み解除処理を再び実行し、通常電圧2.4ボルトを6秒間モータ16に印加して、6秒間経過してもリミットスイッチ100がオンしない場合には、なお、噛み込み状態が続いているとして、再び高電圧印加処理を実行する(S.46)。
【0055】
第2回目の高電圧印加処理では、S.61において、2回目のコールであると判断され、モータ16に加える電圧を通常電圧よりも高い高電圧6.5ボルトに設定した後(S.69)、200msタイマーをスタートさせ(S.70)、現状リミットスイッチ100がオフであるので、S.65に移行してスレッドシャフト14を逆回転させ、200msを経過したか否かを判断し(S.66)、200msをタイムオーバーするまでS.65の処理を続行し、200msを経過すると、S.67に移行してスレッドシャフト14の逆転駆動を停止させ、500msウエイトして(S.68)から噛み込み解除処理のS.40に再びリターンする。
【0056】
従って、高電圧印加処理の2回目のコールでは、噛み込みがなおも続いているので、図6に示すように、2.4ボルトの通常電圧H1を6秒間印加した後、6.5ボルトの高電圧H2が200msの間モータ16に印加されることとなる。
【0057】
この2回目の高電圧印加処理でも、噛み込みが解除されなかったとき、すなわち、噛み込み解除処理に戻り、S.50でリミットスイッチ100がオフのままS.51でタイムオーバーしたとき、再び、高電圧印加処理に入ると、S.61において、3回目のコールであると判断され、S.73に移行して、モータ16に印加される電圧を高電圧H2よりも高い最大電圧H3に設定した後(S.73)、100msタイマーをスタートさせる(S.74)。
【0058】
そして、現状リミットスイッチ100はオフであるので(S.64)、1回目のコール、2回目のコールと同様の処理を行う。
【0059】
ここで、この高電圧印加処理では、最大電圧H3を3回目のコールで印加するようにしたわけは、以下に説明する理由による。
【0060】
例えば、ディスク2の内周側で噛み込みがきつくないときに、はじめから最大電圧H3をモータ16に印加することにすると、いきおいよく光ピックアップ3がディスク2の外周側に移送されて、その外周側で再び噛み込みが生じるおそれがあり、また、ディスク2の外周側で噛み込みがきつくないときに、はじめから最大電圧H3をモータ16に印加することにすると、いきおいよく光ピックアップ3がディスク2の内周側に移送されて、その内周側で再び噛み込みが生じるおそれがあり、この噛み込みを解除するためには、噛み込みのときに加えた電圧以上の電圧を印加しなければならないので、最初から高い電圧H2又はH3を印加することにすると、噛み込み解除処理を行って一旦噛み込みが解除されたにも拘わらず、逆側のディスク領域で噛み込みが再び生じたときには、噛み込み解除処理を行うことができなくなるからである。
【0061】
また、高電圧を印加した後、500msスレッドシャフト14の回転を停止させてから、再び、通常電圧H1を印加してスレッドシャフト14を回転させることにしたのは、直ちに、高電圧H2又はH3を印加してスレッドシャフト14を回転駆動させた後、直ちに通常電圧H1を印加することとすると、高電圧H2又はH3の印加によりスレッドシャフト14の回転に勢いがつけられているため、通常電圧H1により回転すべき回転数よりも早い回転数でスレッドシャフト14が回転され、光ピックアップ3が予定外に移送されるという事態を回避するためである。
【0062】
その図6には、3度目の噛み込み解除処理を行った後、4度目の通常電圧H1を印加した時点で、噛み込みの解除が為されたときまでにモータ16に印加された電圧波形のタームチャートを示している。
【0063】
ここでは、ディスク2の外周側で、光ピックアップ本体13の噛み込みが生じているものとして説明したが、内周側での噛み込みにが生じている場合については、これまでのフローチャートの説明から明らかであるので、その詳細な説明を省略する。
【0064】
高電圧印加処理ルーチンで、噛み込みが解除されると、その後S.44又はS.50からS.45に移行し、スレッドモータ16の回転が停止される。そして、ディスク2の再起動が為される。
【0065】
以上、この発明の実施の形態では、DVDディスク2の場合について説明したが、本発明はこれに限らずCDディスクについても適用できるものである。
【0066】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成したので、スクリューシャフトに螺合されてディスクの半径方向に往復動される光ピックアップ本体の噛み込みをソフトウエア的に解除することができ、コストアップを伴うことなくかつ装置全体を大型化することなく確実に光ピックアップ本体のスレッドシャフト端部での噛み込みを解除できる。
また、通常電圧よりも高い電圧を段階的に加えて噛み込みの解除を行う構成としたので、噛み込み解除処理の実行によって再び噛み込みが発生する事態を避けることができる。
請求項2に記載の発明によれば、段階的に高電圧を高く設定すると共に高電圧を印加する時間に変化を与えることにより、回転衝撃を加えることにしたので、噛み込みの解除が容易となる。
請求項3に記載の発明によれば、噛み込みが解除されたか否かの判断を確実に行うことができる。
請求項4、請求項5に記載の発明によれば、既存のリミットスイッチを用いて噛み込みの解除の判断を行うことができる。
請求項6に記載の発明によれば、噛み込み解除後に通常電圧を回転駆動源に直ちに印加することに起因する予定外の移送を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるディスク装置の再生回路のブロック図である。
【図2】 図1に示す光ピックアップの送り機構を示す平面図である。
【図3】 本発明に係わるサーボエラー処理のフローチャートを示す図である。
【図4】 図3に示す噛み込み解除処理のフローチャート図である。
【図5】 図4に示す高電圧印加処理のフローチャート図である。
【図6】 光ピックアップの外周側での噛み込みを解除するときにモータに印加される電圧の説明図である。
【図7】 従来のディスク装置のサーボエラー処理のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
2 ディスク
3 光ピックアップ3
7 マイクロコンピュータ(噛み込み判断手段、噛み込み解除手段)
13 光ピックアップ本体
14 スレッドシャフト
16 回転駆動源(モーター)
19 回転伝達ギヤ
Claims (6)
- ディスクの半径方向内周側と半径方向外周側との間で光ピックアップを半径方向に往復動させる光ピックアップ送り機構が、光ピックアップ本体に形成されたネジ部と螺合して該光ピックアップ本体を支持しつつ前記ディスクの半径方向に往復動させるためのスレッドシャフトと、前記光ピックアップ本体を往復動させる回転駆動源と、前記スレッドシャフトの一端部に固定されかつ前記回転駆動源の回転を前記スレッドシャフトに伝達するための回転伝達ギヤとを有するディスク装置において、
前記光ピックアップ本体の前記スレッドシャフトの端部での噛み込みを判断する噛み込み判断手段と、
該噛み込み判断手段が、前記光ピックアップ本体が噛み込んでいると判断したとき、前記光ピックアップ本体の噛み込みを解除する方向に前記回転駆動源を回転させる噛み込み解除手段とを備え、
前記回転駆動源がモータであり、前記噛み込み解除手段は、前記光ピックアップ本体の噛み込みが解除されないときに、前記光ピックアップ本体を前記スレッドシャフトによって往復動させるために前記モータに印加される通常電圧よりも高い高電圧を前記モータに印加する高電圧印加手段を有し、
前記高電圧印加手段は前記高電圧を段階的に高く設定することを特徴とするディスク装置。 - 前記高電圧印加手段は前記高電圧を印加する時間幅を段階的に異ならせていることを特徴とする請求項1に記載のディスク装置。
- 前記噛み込み解除手段は光ピックアップ本体の噛み込みが解除されたか否かを判断する噛み込み解除判断手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のディスク装置。
- 前記噛み込み解除判断手段は、前記光ピックアップ本体が前記ディスクの半径方向内周側にあるのか半径方向外周側にあるのかを判定するための1個のリミットスイッチを有することを特徴とする請求項3に記載のディスク装置。
- 前記噛み込み解除判断手段は、前記ディスクの内周側で噛み込んでいるときと、前記ディスクの外周側で噛み込んでいるときとで、噛み込み解除が為されたか否かの判断時間が異なっていることを特徴とする請求項4に記載のディスク装置。
- 前記噛み込み解除手段は、前記高電圧を印加してから通常電圧を印加するまでの間に待機時間を有することを特徴とする請求項5に記載のディスク装置。
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