JPH07272288A - 光ピックアップ送り装置 - Google Patents
光ピックアップ送り装置Info
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- JPH07272288A JPH07272288A JP6351694A JP6351694A JPH07272288A JP H07272288 A JPH07272288 A JP H07272288A JP 6351694 A JP6351694 A JP 6351694A JP 6351694 A JP6351694 A JP 6351694A JP H07272288 A JPH07272288 A JP H07272288A
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- Japan
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- optical pickup
- feed
- nut
- feed nut
- screw shaft
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ピックアップの移動が阻止された場合にも
送りネジ部において拘束状態に陥ったりネジ山の潰れに
よる動作上の不具合を招いたりすることなく、その後の
送り動作を円滑に行い得るものを提供する。 【構成】 送りモータ14により回転駆動される送り用
ネジ軸13に送り用ナット15を螺合し、この送り用ナ
ット15の外周に環状溝18を形成する一方、光ピック
アップ6に一端を固定した弾性部材13の自由端部を、
送り用ナット15の環状溝18に弾性的に接触係合す
る。送り用ナット15は、送り用ネジ軸13の回転に伴
い回転することなく軸方向に移動し、この移動に伴って
光ピックアップ6をディスク5の半径方向に移動させ
る。光ピックアップ6の移動が阻止されたときには、送
り用ネジ軸13に伴って回転することにより、ネジ部の
噛み込みを回避する。
送りネジ部において拘束状態に陥ったりネジ山の潰れに
よる動作上の不具合を招いたりすることなく、その後の
送り動作を円滑に行い得るものを提供する。 【構成】 送りモータ14により回転駆動される送り用
ネジ軸13に送り用ナット15を螺合し、この送り用ナ
ット15の外周に環状溝18を形成する一方、光ピック
アップ6に一端を固定した弾性部材13の自由端部を、
送り用ナット15の環状溝18に弾性的に接触係合す
る。送り用ナット15は、送り用ネジ軸13の回転に伴
い回転することなく軸方向に移動し、この移動に伴って
光ピックアップ6をディスク5の半径方向に移動させ
る。光ピックアップ6の移動が阻止されたときには、送
り用ネジ軸13に伴って回転することにより、ネジ部の
噛み込みを回避する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスクや
ビデオディスク等のディスクに記録されている情報を光
学的に読み取るための光ピックアップに係り、特にその
ディスク半径方向の送り装置に関するものである。
ビデオディスク等のディスクに記録されている情報を光
学的に読み取るための光ピックアップに係り、特にその
ディスク半径方向の送り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の光ピックアップは、デ
ィスクの読取位置に追従できるようにスムースな移動を
要求されるものであり、その送り装置としては、ラック
とピニオンを用いる方式、磁力を利用するリニア方式、
ベルト駆動による方式及び送りネジによる方式等、多く
の方式が提案されているが、特に小型化等を要求される
商品にあっては、主に小型、省スペース化が可能な送り
ネジによる方式が用いられていた。
ィスクの読取位置に追従できるようにスムースな移動を
要求されるものであり、その送り装置としては、ラック
とピニオンを用いる方式、磁力を利用するリニア方式、
ベルト駆動による方式及び送りネジによる方式等、多く
の方式が提案されているが、特に小型化等を要求される
商品にあっては、主に小型、省スペース化が可能な送り
ネジによる方式が用いられていた。
【0003】ところで、このような送りネジ方式の光ピ
ックアップ送り装置は、モータにより回転駆動される送
り用ネジ軸に対して、送り用ナットを光ピックアップに
固定するか直接形成する構成としていたが、このような
ものでは、次のような問題を有することになっていた。
例えば何等かの原因により光ピックアップが大きく移動
してシャーシ等に当接し移動を阻止された状態におい
て、さらに光ピックアップに同方向への駆動力が付与さ
れた場合に、送り用ネジ軸と送り用ナットとが噛み込ん
で拘束状態に陥り、その後送り用ネジ軸を逆転しても正
常な動作が得られない、という致命的な事態を招き兼ね
ないものであった。
ックアップ送り装置は、モータにより回転駆動される送
り用ネジ軸に対して、送り用ナットを光ピックアップに
固定するか直接形成する構成としていたが、このような
ものでは、次のような問題を有することになっていた。
例えば何等かの原因により光ピックアップが大きく移動
してシャーシ等に当接し移動を阻止された状態におい
て、さらに光ピックアップに同方向への駆動力が付与さ
れた場合に、送り用ネジ軸と送り用ナットとが噛み込ん
で拘束状態に陥り、その後送り用ネジ軸を逆転しても正
常な動作が得られない、という致命的な事態を招き兼ね
ないものであった。
【0004】しかるに、このような問題を解決するもの
として、従来、光ピックアップに弾性部材を介してハー
フナットを設け、このハーフナットを弾性部材の弾性を
利用して送り用ネジ軸に螺合保持させ、弾性部材のたわ
みを利用して送り用ナット軸とハーフナットとの噛み込
みを回避できるようにしたものが提案されている。
として、従来、光ピックアップに弾性部材を介してハー
フナットを設け、このハーフナットを弾性部材の弾性を
利用して送り用ネジ軸に螺合保持させ、弾性部材のたわ
みを利用して送り用ナット軸とハーフナットとの噛み込
みを回避できるようにしたものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記提案のも
のでは、光ピックアップがシャーシ等に当接しその移動
が阻止された場合に、送り用ネジ軸と送り用ナットの噛
み込みが回避されるものの、その回避動作は弾性部材の
弾性力に抗して送り用ネジ軸のネジ山が送り用ナットの
ネジ山を乗り越え、送り用ネジ軸が空転する形で行われ
るため、両者のネジ山同志が弾性部材の弾性力により擦
れ合う形で行われ、その結果、ネジ山が潰れる懸念を有
し、特に送り用ナットのネジ山が潰れると、光ピックア
ップを円滑に移動できなくなる、という動作上の不具合
を招き兼ねないものであった。
のでは、光ピックアップがシャーシ等に当接しその移動
が阻止された場合に、送り用ネジ軸と送り用ナットの噛
み込みが回避されるものの、その回避動作は弾性部材の
弾性力に抗して送り用ネジ軸のネジ山が送り用ナットの
ネジ山を乗り越え、送り用ネジ軸が空転する形で行われ
るため、両者のネジ山同志が弾性部材の弾性力により擦
れ合う形で行われ、その結果、ネジ山が潰れる懸念を有
し、特に送り用ナットのネジ山が潰れると、光ピックア
ップを円滑に移動できなくなる、という動作上の不具合
を招き兼ねないものであった。
【0006】又、装置に大きな振動や衝撃が加わったり
したときに、送り用ネジ軸とハーフナットとの螺合が外
れて光ピックアップが大きく移動し、その結果、光ピッ
クアップがシャーシ等に打ち当たり破損する等の懸念を
有し、しかもディスクの演奏中であれば光ピックアップ
が元の読取位置に復帰するまでの時間が長くなり、音切
れの原因ともなるものであった。
したときに、送り用ネジ軸とハーフナットとの螺合が外
れて光ピックアップが大きく移動し、その結果、光ピッ
クアップがシャーシ等に打ち当たり破損する等の懸念を
有し、しかもディスクの演奏中であれば光ピックアップ
が元の読取位置に復帰するまでの時間が長くなり、音切
れの原因ともなるものであった。
【0007】しかるに、本発明は、送り用ナットのネジ
山の潰れに伴う動作上の不具合を解消でき、さらに光ピ
ックアップの破損、音切れの懸念を解消できる光ピック
アップ送り装置を提供するものである。
山の潰れに伴う動作上の不具合を解消でき、さらに光ピ
ックアップの破損、音切れの懸念を解消できる光ピック
アップ送り装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の光ピックアップ送り装置では、ディ
スクの半径方向に移動可能に支持され、ディスクに記録
された情報を光学的に読み取るための光ピックアップ
と、モータにより駆動される送り用ネジ軸と、該送り用
ネジ軸に螺合した送り用ナットと、上記光ピックアップ
に設けられ、上記送り用ナットに接触して該送り用ナッ
トの回転に負荷を与えることにより上記送り用ネジ軸の
回転に伴い上記送り用ナットを軸方向に移動せしめる負
荷付与手段と、上記送り用ナットの軸方向の移動に伴っ
て上記光ピックアップをディスクの半径方向に移動させ
る連係手段とを具備し、上記送り用ナットは上記光ピッ
クアップの移動が阻止されたとき、上記負荷付与手段に
よる負荷に打ち勝って上記送り用ネジ軸と共に回転する
ように構成する。
め、請求項1記載の光ピックアップ送り装置では、ディ
スクの半径方向に移動可能に支持され、ディスクに記録
された情報を光学的に読み取るための光ピックアップ
と、モータにより駆動される送り用ネジ軸と、該送り用
ネジ軸に螺合した送り用ナットと、上記光ピックアップ
に設けられ、上記送り用ナットに接触して該送り用ナッ
トの回転に負荷を与えることにより上記送り用ネジ軸の
回転に伴い上記送り用ナットを軸方向に移動せしめる負
荷付与手段と、上記送り用ナットの軸方向の移動に伴っ
て上記光ピックアップをディスクの半径方向に移動させ
る連係手段とを具備し、上記送り用ナットは上記光ピッ
クアップの移動が阻止されたとき、上記負荷付与手段に
よる負荷に打ち勝って上記送り用ネジ軸と共に回転する
ように構成する。
【0009】請求項2記載の光ピックアップ送り装置で
は、請求項1記載の構成において、上記光ピックアップ
には上記送り用ナットの両端面に少許間隙をおいて対向
する規制片を形成し、この規制片により上記光ピックア
ップと上記送り用ナットとの相対的な位置ずれを所定範
囲内に規制する構成とする。
は、請求項1記載の構成において、上記光ピックアップ
には上記送り用ナットの両端面に少許間隙をおいて対向
する規制片を形成し、この規制片により上記光ピックア
ップと上記送り用ナットとの相対的な位置ずれを所定範
囲内に規制する構成とする。
【0010】請求項3記載の光ピックアップ送り装置で
は、請求項1記載の構成において、上記負荷付与手段は
上記光ピックアップに一端を固定し、他端を上記送り用
ナットの外周に弾性的に接触する弾性部材からなり、上
記送り用ナットの外周には上記弾性部材が弾性的に接触
係合する環状溝を形成し、上記環状溝と上記弾性部材と
により上記連係手段を構成する。
は、請求項1記載の構成において、上記負荷付与手段は
上記光ピックアップに一端を固定し、他端を上記送り用
ナットの外周に弾性的に接触する弾性部材からなり、上
記送り用ナットの外周には上記弾性部材が弾性的に接触
係合する環状溝を形成し、上記環状溝と上記弾性部材と
により上記連係手段を構成する。
【0011】請求項4記載の光ピックアップ送り装置で
は、請求項3記載の構成において、上記環状溝の断面形
状と上記弾性部材の自由端部の断面形状とを同一形状と
する。
は、請求項3記載の構成において、上記環状溝の断面形
状と上記弾性部材の自由端部の断面形状とを同一形状と
する。
【0012】
【作用】上記請求項1記載の光ピックアップ送り装置に
よれば、モータにより送り用ネジ軸が回転されると、送
り用ナットは回転に対する負荷が与えられているため、
送り用ネジ軸に伴って回転せずにその軸方向に移動する
ことになり、この送り用ナットの移動に伴って光ピック
アップはディスクの半径方向に移動する。そして、今何
等かの原因により光ピックアップがシャーシ等に当接し
てその移動が阻止された場合には、送り用ナットが、負
荷付与手段による負荷に打ち勝って送り用ネジ軸に伴っ
て回転することになるため、送り用ネジ軸と送り用ナッ
トとが互いのネジ山を潰し合うことがなく、従って、ネ
ジ山の潰れによる動作上の不具合を招くことがなくな
り、その後においても光ピックアップをディスクの半径
方向に円滑に移動させることができる。
よれば、モータにより送り用ネジ軸が回転されると、送
り用ナットは回転に対する負荷が与えられているため、
送り用ネジ軸に伴って回転せずにその軸方向に移動する
ことになり、この送り用ナットの移動に伴って光ピック
アップはディスクの半径方向に移動する。そして、今何
等かの原因により光ピックアップがシャーシ等に当接し
てその移動が阻止された場合には、送り用ナットが、負
荷付与手段による負荷に打ち勝って送り用ネジ軸に伴っ
て回転することになるため、送り用ネジ軸と送り用ナッ
トとが互いのネジ山を潰し合うことがなく、従って、ネ
ジ山の潰れによる動作上の不具合を招くことがなくな
り、その後においても光ピックアップをディスクの半径
方向に円滑に移動させることができる。
【0013】又、請求項2記載の光ピックアップ送り装
置によれば、請求項1の作用に加えて以下の作用を有す
る。ディスクの演奏中に装置に大きな振動や衝撃が加わ
り、光ピックアップと送り用ナット間の連係手段が外れ
たところで、光ピックアップは規制片と送り用ナットと
の当接により大きく移動することはなく、送り用ナット
との相対的な位置ずれは予め定められる小さな範囲に抑
制されることになる。従って、光ピックアップは、大き
な振動や衝撃によってシャーシ等に打つ当たることがな
く、破損の虞れが解消され、又光ピックアップの位置ず
れは小さく抑制されるため、元の読取位置への復帰に要
する時間が短くて済み、音切れの原因になることはな
い。
置によれば、請求項1の作用に加えて以下の作用を有す
る。ディスクの演奏中に装置に大きな振動や衝撃が加わ
り、光ピックアップと送り用ナット間の連係手段が外れ
たところで、光ピックアップは規制片と送り用ナットと
の当接により大きく移動することはなく、送り用ナット
との相対的な位置ずれは予め定められる小さな範囲に抑
制されることになる。従って、光ピックアップは、大き
な振動や衝撃によってシャーシ等に打つ当たることがな
く、破損の虞れが解消され、又光ピックアップの位置ず
れは小さく抑制されるため、元の読取位置への復帰に要
する時間が短くて済み、音切れの原因になることはな
い。
【0014】又、請求項3記載の光ピックアップ送り装
置によれば、請求項1の作用に加え、負荷付与手段及び
連係手段を共通の部品(弾性部材)を利用して構成する
ことができ、部品点数の削減及び構造の簡素化が図られ
る。
置によれば、請求項1の作用に加え、負荷付与手段及び
連係手段を共通の部品(弾性部材)を利用して構成する
ことができ、部品点数の削減及び構造の簡素化が図られ
る。
【0015】又、請求項4記載の光ピックアップ送り装
置によれば、請求項3の作用に加えて以下の作用も併せ
有する。送り用ナットの環状溝にその断面形状と同一の
形状を有する弾性部材の自由端部を弾性的に接触係合さ
せることによって、送り用ネジ軸と送り用ナット、及び
光ピックアップと送り用ナット間のバックラッシュの解
消が図られることになり、光ピックアップの送り動作を
より望ましい状態で行えることになる。
置によれば、請求項3の作用に加えて以下の作用も併せ
有する。送り用ナットの環状溝にその断面形状と同一の
形状を有する弾性部材の自由端部を弾性的に接触係合さ
せることによって、送り用ネジ軸と送り用ナット、及び
光ピックアップと送り用ナット間のバックラッシュの解
消が図られることになり、光ピックアップの送り動作を
より望ましい状態で行えることになる。
【0016】
【実施例】以下図面に示した本発明の実施例について詳
細に説明する。図1は本発明の一実施例に係る光ピック
アップ送り装置であって、(a)は上面図、(b)は正
面図、(c)は(a)のAーA断面図、(d)は(a)
のBーB断面図、図2は同装置の要部分解構成斜視図で
ある。
細に説明する。図1は本発明の一実施例に係る光ピック
アップ送り装置であって、(a)は上面図、(b)は正
面図、(c)は(a)のAーA断面図、(d)は(a)
のBーB断面図、図2は同装置の要部分解構成斜視図で
ある。
【0017】1はシャーシ、2はシャーシ1の上面に搭
載したディスクモータ、3はディスクモータの軸に固定
したターンテーブル、4はターンテーブル3との協働に
より該ターンテーブル3上にディスク5を装着するため
のディスク押さえであり、上記ディスク押さえ4は図面
上省略してあるが、従来周知のように、ディスクプレー
ヤの蓋側に回転自在に吊下支持され、蓋閉塞時にターン
テーブル3との協働によりディスク5を装着する。
載したディスクモータ、3はディスクモータの軸に固定
したターンテーブル、4はターンテーブル3との協働に
より該ターンテーブル3上にディスク5を装着するため
のディスク押さえであり、上記ディスク押さえ4は図面
上省略してあるが、従来周知のように、ディスクプレー
ヤの蓋側に回転自在に吊下支持され、蓋閉塞時にターン
テーブル3との協働によりディスク5を装着する。
【0018】6はディスク5に記録されている情報を光
学的に読み取るための光ピックアップであり、一対のガ
イド軸7,8に摺動自在に支持され、該摺動によりディ
スク5の半径方向に移動する。上記光ピックアップ6は
従来周知のように、光源である半導体レーザ、該半導体
レーザからのレーザ光をディスク5の記録面上に集束す
るための対物レンズ6a、ディスク5からの戻り光を検
出する受光素子及びその他の光学系部品を具備し、トラ
ッキング及びフォーカシング等の制御を行うアクチェー
タを内蔵する。
学的に読み取るための光ピックアップであり、一対のガ
イド軸7,8に摺動自在に支持され、該摺動によりディ
スク5の半径方向に移動する。上記光ピックアップ6は
従来周知のように、光源である半導体レーザ、該半導体
レーザからのレーザ光をディスク5の記録面上に集束す
るための対物レンズ6a、ディスク5からの戻り光を検
出する受光素子及びその他の光学系部品を具備し、トラ
ッキング及びフォーカシング等の制御を行うアクチェー
タを内蔵する。
【0019】上記各ガイド軸7,8は夫々一対の軸固定
アングル9,10によりシャーシ1上に配設され、光ピ
ックアップ6の貫通孔11,12に貫挿することにより
該光ピックアップ6を支持する。上記一方の貫通孔11
は断面楕円形状とすることにより、ガイド軸7,8間及
び貫通孔11,12間の寸法のばらつきを吸収して、光
ピックアップ6を確実に支持できるようにしている。従
って、光ピックアップ6の摺動に対するガイド機能は主
にガイド軸8と貫通孔12とによって発揮され、ガイド
軸7と貫通孔11とは補助的に機能する。
アングル9,10によりシャーシ1上に配設され、光ピ
ックアップ6の貫通孔11,12に貫挿することにより
該光ピックアップ6を支持する。上記一方の貫通孔11
は断面楕円形状とすることにより、ガイド軸7,8間及
び貫通孔11,12間の寸法のばらつきを吸収して、光
ピックアップ6を確実に支持できるようにしている。従
って、光ピックアップ6の摺動に対するガイド機能は主
にガイド軸8と貫通孔12とによって発揮され、ガイド
軸7と貫通孔11とは補助的に機能する。
【0020】13は軸固定アングル10の軸孔10aに
回転自在に嵌挿支持した送り用ネジ軸であり、送りモー
タ14からの駆動力を得て光ピックアップ6を移動させ
るものである。上記送りモータ14から送り用ネジ軸1
3への駆動力の伝達は、送りモータ14の回転軸に装着
したギヤ16と、送り用ネジ軸13の端部に装着したギ
ヤ17との噛合により行われ、又送り用ネジ軸13には
一対の軸固定アングル10間においてその外周に送り用
ナット15を螺合する。この送り用ナット15の外周に
は断面U字形状の環状溝18を有する。
回転自在に嵌挿支持した送り用ネジ軸であり、送りモー
タ14からの駆動力を得て光ピックアップ6を移動させ
るものである。上記送りモータ14から送り用ネジ軸1
3への駆動力の伝達は、送りモータ14の回転軸に装着
したギヤ16と、送り用ネジ軸13の端部に装着したギ
ヤ17との噛合により行われ、又送り用ネジ軸13には
一対の軸固定アングル10間においてその外周に送り用
ナット15を螺合する。この送り用ナット15の外周に
は断面U字形状の環状溝18を有する。
【0021】19は一端をネジ20をもって光ピックア
ップ6に固定した板バネ等からなる弾性部材であり、そ
の自由端部は上記環状溝18と同一の断面形状をなし、
送り用ナット15の環状溝18に弾性的に接触係合す
る。而して、上記弾性部材19は送り用ナット15の回
転に対して適当な負荷を付与することにより、送り用ネ
ジ軸13の回転に伴って送り用ナット15が回転される
ことを防止し、送り用ネジ軸13の回転に伴って送り用
ナット15を軸方向に移動させるものであり、本発明に
言う負荷付与手段を構成する。又、弾性部材19と環状
溝18との接触係合により、送り用ナット15の軸方向
への移動に光ピックアップ6を連動させるものであっ
て、上記弾性部材19と環状溝18とは本発明に言う連
係手段を構成する。
ップ6に固定した板バネ等からなる弾性部材であり、そ
の自由端部は上記環状溝18と同一の断面形状をなし、
送り用ナット15の環状溝18に弾性的に接触係合す
る。而して、上記弾性部材19は送り用ナット15の回
転に対して適当な負荷を付与することにより、送り用ネ
ジ軸13の回転に伴って送り用ナット15が回転される
ことを防止し、送り用ネジ軸13の回転に伴って送り用
ナット15を軸方向に移動させるものであり、本発明に
言う負荷付与手段を構成する。又、弾性部材19と環状
溝18との接触係合により、送り用ナット15の軸方向
への移動に光ピックアップ6を連動させるものであっ
て、上記弾性部材19と環状溝18とは本発明に言う連
係手段を構成する。
【0022】21は送り用ナット15の両側に少許間隙
をおいて対向位置するように光ピックアップ6に突設し
た規制片であり、この各規制片21は先端部を二股形状
とし、その各々の先端部を送り用ネジ軸13の上下にお
いて送り用ナット15の端面に対向位置する。尚、送り
用ナット15の両端面は、万一規制片21と接触した際
にその接触抵抗が極力小さくなるように、中央部のみ平
面(規制片21の面と平行な面)とし、外周部を傾斜面
とすることにより、規制片21との接触面積を小さくし
接触抵抗を小さく抑えている。
をおいて対向位置するように光ピックアップ6に突設し
た規制片であり、この各規制片21は先端部を二股形状
とし、その各々の先端部を送り用ネジ軸13の上下にお
いて送り用ナット15の端面に対向位置する。尚、送り
用ナット15の両端面は、万一規制片21と接触した際
にその接触抵抗が極力小さくなるように、中央部のみ平
面(規制片21の面と平行な面)とし、外周部を傾斜面
とすることにより、規制片21との接触面積を小さくし
接触抵抗を小さく抑えている。
【0023】図中、22は光ピックアップ6の両側面に
突設した突起であり、貫通孔12と規制片21間にあっ
て、光ピックアップ6の他の部位に先行して軸固定アン
グル10に突き当たるようになされている。
突設した突起であり、貫通孔12と規制片21間にあっ
て、光ピックアップ6の他の部位に先行して軸固定アン
グル10に突き当たるようになされている。
【0024】次に、上記構成の光ピックアップ送り装置
において、その動作を以下に説明する。今、送りモータ
14が駆動すると、その駆動力はギヤ16,17を介し
て送り用ネジ軸13に伝達され、送り用ネジ軸13は所
定の方向に回転を始める。すると、送り用ナット15
は、そのネジ部と送り用ネジ軸13のネジ部との摩擦抵
抗によりネジ軸13に伴って回転しようとするが、その
回転に対して、上記摩擦抵抗よりも大きな弾性部材19
による負荷が付与されているため、送り用ナット15は
ネジ軸13に伴って回転することがなく、ネジ軸13の
回転により軸方向に移動する。その結果、送り用ナット
15の環状溝18と弾性部材19の自由端部との接触係
合により、光ピックアップ6は送り用ナット15の軸方
向への移動に伴ってディスク5の半径方向に移動する。
において、その動作を以下に説明する。今、送りモータ
14が駆動すると、その駆動力はギヤ16,17を介し
て送り用ネジ軸13に伝達され、送り用ネジ軸13は所
定の方向に回転を始める。すると、送り用ナット15
は、そのネジ部と送り用ネジ軸13のネジ部との摩擦抵
抗によりネジ軸13に伴って回転しようとするが、その
回転に対して、上記摩擦抵抗よりも大きな弾性部材19
による負荷が付与されているため、送り用ナット15は
ネジ軸13に伴って回転することがなく、ネジ軸13の
回転により軸方向に移動する。その結果、送り用ナット
15の環状溝18と弾性部材19の自由端部との接触係
合により、光ピックアップ6は送り用ナット15の軸方
向への移動に伴ってディスク5の半径方向に移動する。
【0025】ところで、このような光ピックアップ送り
装置にあっては、光ピックアップがスムースに移動して
ディスクの読取位置を正確に走査できるようにすること
が要求され、そのため、送りモータ14から光ピックア
ップ6への動力伝達系におけるバックラッシュを解消あ
るいは軽減することが必要である。しかる、上記実施例
では、弾性部材19の自由端部を送り用ナット15の環
状溝18と同一形状に形成して、その自由端部を環状溝
18に弾性的に係合しているため、送り用ナットと光ピ
ックアップ6間におけるバックラッシュが皆無となり、
又上記弾性係合により送り用ナット15と送り用ネジ軸
13間におけるバックラッシュも抑制されることにな
り、光ピックアップ6の移動はがたつくことなくスムー
スに行われる。
装置にあっては、光ピックアップがスムースに移動して
ディスクの読取位置を正確に走査できるようにすること
が要求され、そのため、送りモータ14から光ピックア
ップ6への動力伝達系におけるバックラッシュを解消あ
るいは軽減することが必要である。しかる、上記実施例
では、弾性部材19の自由端部を送り用ナット15の環
状溝18と同一形状に形成して、その自由端部を環状溝
18に弾性的に係合しているため、送り用ナットと光ピ
ックアップ6間におけるバックラッシュが皆無となり、
又上記弾性係合により送り用ナット15と送り用ネジ軸
13間におけるバックラッシュも抑制されることにな
り、光ピックアップ6の移動はがたつくことなくスムー
スに行われる。
【0026】又、ディスク再生中において、装置に大き
な振動や衝撃が加わり、万一、弾性部材19の自由端部
が送り用ナット15の環状溝18より浮き上がったとこ
ろで、光ピックアップ6の移動は規制片21が送り用ナ
ット15に当接することによって抑制され、従来のよう
に大きく移動してシャーシ1に衝突し破損するという懸
念は解消され、しかも光ピックアップ6の移動が小さく
抑制されるため、元の読取位置に短時間で復帰すること
ができ、音切れの虞れも解消されることになる。
な振動や衝撃が加わり、万一、弾性部材19の自由端部
が送り用ナット15の環状溝18より浮き上がったとこ
ろで、光ピックアップ6の移動は規制片21が送り用ナ
ット15に当接することによって抑制され、従来のよう
に大きく移動してシャーシ1に衝突し破損するという懸
念は解消され、しかも光ピックアップ6の移動が小さく
抑制されるため、元の読取位置に短時間で復帰すること
ができ、音切れの虞れも解消されることになる。
【0027】又、今何等かの原因により光ピックアップ
6がシャーシ1側である軸固定アングル9,10に突き
当たり、その突き当たった状態でさらに同方向の駆動力
が付与されている場合、送り用ナット15は光ピックア
ップ6の移動が阻止された時点で弾性部材19と環状溝
18との弾性係合力により直ちに移動を停止するか、も
しくは僅かに軸方向に移動して規制片21に当接した時
点で停止する。このように送り用ナット15は軸方向へ
の移動を阻止されると、そのネジ部と送り用ネジ軸13
のネジ部との摩擦力が高まり、弾性部材19による負荷
に打ち勝って送り用ネジ軸13と共に回転する。そのた
め、送り用ネジ軸13と送り用ナット15とは、互いの
ネジ山同士が噛み込み合って拘束状態に陥ることがな
く、又ハーフナット使用時のように、互いのネジ山同士
を潰し合うこともなくなる。
6がシャーシ1側である軸固定アングル9,10に突き
当たり、その突き当たった状態でさらに同方向の駆動力
が付与されている場合、送り用ナット15は光ピックア
ップ6の移動が阻止された時点で弾性部材19と環状溝
18との弾性係合力により直ちに移動を停止するか、も
しくは僅かに軸方向に移動して規制片21に当接した時
点で停止する。このように送り用ナット15は軸方向へ
の移動を阻止されると、そのネジ部と送り用ネジ軸13
のネジ部との摩擦力が高まり、弾性部材19による負荷
に打ち勝って送り用ネジ軸13と共に回転する。そのた
め、送り用ネジ軸13と送り用ナット15とは、互いの
ネジ山同士が噛み込み合って拘束状態に陥ることがな
く、又ハーフナット使用時のように、互いのネジ山同士
を潰し合うこともなくなる。
【0028】従って、送りモータ14を逆転して送り用
ネジ軸13を反対方向に回転すれば、送り用ナット15
は直ちに回転を停止して、今までとは反対の軸方向に移
動を始めることになる。しかも、送り用ナット15の軸
方向の移動即ち、光ピックアップ6のディスク半径方向
の移動は、上記のような異常時にもネジ山が潰れること
がないため、その後においても動作上の不具合を招くこ
となく円滑に行われることになる。
ネジ軸13を反対方向に回転すれば、送り用ナット15
は直ちに回転を停止して、今までとは反対の軸方向に移
動を始めることになる。しかも、送り用ナット15の軸
方向の移動即ち、光ピックアップ6のディスク半径方向
の移動は、上記のような異常時にもネジ山が潰れること
がないため、その後においても動作上の不具合を招くこ
となく円滑に行われることになる。
【0029】尚、上記実施例では、弾性部材19により
送り用ナット15の回転に負荷を与えて送り用ネジ軸1
3に伴って回転されることを阻止しているが、上記弾性
部材19による負荷は、光ピックアップ6のスムースな
移動や送りモータ14の消費電力の低減等の面から極力
小さくすることが望ましく、例えば送り用ナット15に
形成する環状溝18の形状を図3のように形成してもよ
い。図3は送り用ナットの軸線と直交しかつ環状溝を通
る平面の断面図を示しており、図3の(a)は環状溝の
底部形状を六角形とした送り用ナットを、(b)は環状
溝の底部形状を五角形とし各辺を円弧状にした送り用ナ
ットを夫々示し、この何れの送り用ナットにあっても、
弾性部材19による負荷を軽減でき、しかも送り用ナッ
トの回転に対して大きな阻止力を発揮できるものであ
る。
送り用ナット15の回転に負荷を与えて送り用ネジ軸1
3に伴って回転されることを阻止しているが、上記弾性
部材19による負荷は、光ピックアップ6のスムースな
移動や送りモータ14の消費電力の低減等の面から極力
小さくすることが望ましく、例えば送り用ナット15に
形成する環状溝18の形状を図3のように形成してもよ
い。図3は送り用ナットの軸線と直交しかつ環状溝を通
る平面の断面図を示しており、図3の(a)は環状溝の
底部形状を六角形とした送り用ナットを、(b)は環状
溝の底部形状を五角形とし各辺を円弧状にした送り用ナ
ットを夫々示し、この何れの送り用ナットにあっても、
弾性部材19による負荷を軽減でき、しかも送り用ナッ
トの回転に対して大きな阻止力を発揮できるものであ
る。
【0030】又、上記実施例では、負荷付与手段である
弾性部材19を送り用ナット15の環状溝18に弾性的
に接触係合させているが、送り用ナット15に環状溝1
8を形成せずに、弾性部材19を送り用ナット15の外
周面に弾性的に接触させるように構成することも可能で
ある。ただし、この場合には、負荷付与手段と連係手段
を別個に設ける必要があり、例えば規制片21と送り用
ナット15間の少許間隙を無くしてその規制片21を連
係手段として利用してもよい。
弾性部材19を送り用ナット15の環状溝18に弾性的
に接触係合させているが、送り用ナット15に環状溝1
8を形成せずに、弾性部材19を送り用ナット15の外
周面に弾性的に接触させるように構成することも可能で
ある。ただし、この場合には、負荷付与手段と連係手段
を別個に設ける必要があり、例えば規制片21と送り用
ナット15間の少許間隙を無くしてその規制片21を連
係手段として利用してもよい。
【0031】その他、本発明は上記しかつ図面に示す実
施例のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲内で適宜変形して実施できること勿論である。
施例のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲内で適宜変形して実施できること勿論である。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の発明
によれば、何等かの原因により光ピックアップがシャー
シ等に当接してその移動を阻止されたところで、その送
りネジ部において噛み込みによる拘束状態に陥ることが
なくなることは勿論、ネジ山の潰れもなく、ネジ山の潰
れによる動作上の不具合を招くことなく光ピックアップ
をディスクの半径方向に円滑かつ確実に移動でき、正常
な読取動作を実行することができる。
によれば、何等かの原因により光ピックアップがシャー
シ等に当接してその移動を阻止されたところで、その送
りネジ部において噛み込みによる拘束状態に陥ることが
なくなることは勿論、ネジ山の潰れもなく、ネジ山の潰
れによる動作上の不具合を招くことなく光ピックアップ
をディスクの半径方向に円滑かつ確実に移動でき、正常
な読取動作を実行することができる。
【0033】又、請求項2記載の発明によれば、ディス
ク演奏中に大きな振動や衝撃が加わったところで、規制
片と送り用ナットとの当接により光ピックアップの移動
を極めて小さく抑えることができ、従って光ピックアッ
プが大きく移動してシャーシ等に打ち当たり破損した
り、元の読取位置への復帰に要する時間が長くなり音切
れを生じる等の懸念を解消でき、これらの効果を請求項
1記載の発明による効果と併せて発揮することができ
る。
ク演奏中に大きな振動や衝撃が加わったところで、規制
片と送り用ナットとの当接により光ピックアップの移動
を極めて小さく抑えることができ、従って光ピックアッ
プが大きく移動してシャーシ等に打ち当たり破損した
り、元の読取位置への復帰に要する時間が長くなり音切
れを生じる等の懸念を解消でき、これらの効果を請求項
1記載の発明による効果と併せて発揮することができ
る。
【0034】又、請求項3記載の発明によれば、請求項
1記載の発明による効果に加えて、負荷付与手段と連係
手段を共通の部品を利用して構成することができ、部品
点数の削減及び構造の簡素化を図れるとの効果を発揮す
る。
1記載の発明による効果に加えて、負荷付与手段と連係
手段を共通の部品を利用して構成することができ、部品
点数の削減及び構造の簡素化を図れるとの効果を発揮す
る。
【0035】さらに、請求項4記載の発明によれば、弾
性部材と送り用ナットの環状溝の形状に工夫を凝らした
ことにより、送りモータから光ピックアップめでの動力
伝達系のバックラッシュを解消あるいは軽減でき、光ピ
ックアップの送り動作をより望ましい状態で実行でき、
これらの効果を請求項3記載の発明による効果と併せて
発揮することができる。
性部材と送り用ナットの環状溝の形状に工夫を凝らした
ことにより、送りモータから光ピックアップめでの動力
伝達系のバックラッシュを解消あるいは軽減でき、光ピ
ックアップの送り動作をより望ましい状態で実行でき、
これらの効果を請求項3記載の発明による効果と併せて
発揮することができる。
【図1】本発明の一実施例に係る光ピックアップ送り装
置を示し、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は
A−A断面図、(d)はB−B断面図
置を示し、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は
A−A断面図、(d)はB−B断面図
【図2】同装置の要部分解構成斜視図
【図3】(a)(b)は同装置に使用する送り用ナット
の他の異なる例を示す断面図
の他の異なる例を示す断面図
1 シャーシ 2 ディスクモータ 3 ターンテーブル 5 ディスク 6 光ピックアップ 7,8 ガイド軸 13 送り用ネジ軸 14 送りモータ 15 送り用ナット 18 環状溝 19 弾性部材 21 規制片
Claims (4)
- 【請求項1】 ディスクの半径方向に移動可能に支持さ
れ、ディスクに記録された情報を光学的に読み取るため
の光ピックアップと、 モータにより駆動される送り用ネジ軸と、 該送り用ネジ軸に螺合した送り用ナットと、 上記光ピックアップに設けられ、上記送り用ナットに接
触して該送り用ナットの回転に負荷を与えることにより
上記送り用ネジ軸の回転に伴い上記送り用ナットを軸方
向に移動せしめる負荷付与手段と、 上記送り用ナットの軸方向の移動に伴って上記光ピック
アップをディスクの半径方向に移動させる連係手段とを
具備し、 上記送り用ナットは上記光ピックアップの移動が阻止さ
れたとき、上記負荷付与手段による負荷に打ち勝って上
記送り用ネジ軸と共に回転するように構成したことを特
徴とする光ピックアップ送り装置。 - 【請求項2】 上記光ピックアップには上記送り用ナッ
トの両端面に少許間隙をおいて対向する規制片を形成
し、この規制片により上記光ピックアップと上記送り用
ナットとの相対的な位置ずれを所定範囲内に規制するこ
とを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ送り装
置。 - 【請求項3】 上記負荷付与手段は上記光ピックアップ
に一端を固定し、他端を上記送り用ナットの外周に弾性
的に接触する弾性部材からなり、 上記送り用ナットの外周には上記弾性部材が弾性的に接
触係合する環状溝を形成し、 上記環状溝と上記弾性部材とにより上記連係手段を構成
することを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ装
置。 - 【請求項4】 上記環状溝の断面形状と上記弾性部材の
自由端部の断面形状とを同一形状としたことを特徴とす
る請求項3記載の光ピックアップ送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6351694A JPH07272288A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 光ピックアップ送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6351694A JPH07272288A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 光ピックアップ送り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07272288A true JPH07272288A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13231467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6351694A Pending JPH07272288A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 光ピックアップ送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07272288A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1056073A1 (en) * | 1999-05-28 | 2000-11-29 | CLARION Co., Ltd. | Disc device |
CN1078002C (zh) * | 1996-02-08 | 2002-01-16 | 阿尔卑斯电气株式会社 | 光学拾取器移动机构 |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP6351694A patent/JPH07272288A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1078002C (zh) * | 1996-02-08 | 2002-01-16 | 阿尔卑斯电气株式会社 | 光学拾取器移动机构 |
EP1056073A1 (en) * | 1999-05-28 | 2000-11-29 | CLARION Co., Ltd. | Disc device |
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