JP2001297513A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

光ディスク記録再生装置

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JP2001297513A
JP2001297513A JP2000112279A JP2000112279A JP2001297513A JP 2001297513 A JP2001297513 A JP 2001297513A JP 2000112279 A JP2000112279 A JP 2000112279A JP 2000112279 A JP2000112279 A JP 2000112279A JP 2001297513 A JP2001297513 A JP 2001297513A
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signal
disk
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recording operation
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JP2000112279A
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Katsumi Hattori
克己 服部
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学式ピックアップより照射されるレーザー
によってディスクに信号を記録することが出来る光ディ
スク記録再生装置を提供する。 【解決手段】 記録信号が一時的に記憶されるバッファ
用RAM11に記憶されている信号の量がディスク1へ
の記録動作を行っているとき中断設定値以下になるとデ
ィスク1への記録動作を中断させるとともに該バッファ
用RAM11に記憶されている信号の量が再開設定値ま
で増加したとき記録動作を再開させるように構成された
光ディスク記録再生装置において、光ディスク記録再生
装置の動作を制御するべく接続されているホスト機器の
処理能力に応じて中断設定値を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式ピックアッ
プに組み込まれているレーザー素子より照射される光ビ
ームによってディスクに信号を記録するとともに光ビー
ムによってディスクに記録されている信号の再生動作を
行うように構成された光ディスク記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光学式ピックアップを用いてディスクに
記録されている信号の読み出し動作を行うディスクプレ
ーヤーが普及しているが、最近では、再生機能に加えて
光学式ピックアップに組み込まれているレーザー素子よ
り照射される光ビームによってディスクに信号を記録す
ることが出来るように構成された光ディスク記録再生装
置が商品化されている。
【0003】また、最近では、規定の記録線速度に対し
て、2倍、4倍、6倍、8倍、10倍及び12倍等の高
速の線速度一定にてディスクを回転制御した状態で信号
を記録することが出来るように構成された光ディスク記
録再生装置が製品化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光ディスク記録再生装
置では、ホスト機器であるコンピューター装置側からの
記録命令に従って信号の記録動作を行うように構成され
ているが、斯かる記録動作はディスクに記録する信号を
一旦バッファ用RAMに記憶させ、該バッファ用RAM
に記憶されている信号を読み出すことによってディスク
へ信号の記録動作を行うように構成されている。
【0005】ディスクへの信号の記録動作が正常に行わ
れている状態では、コンピューター装置より出力される
記録信号のバッファ用RAMへの書き込み動作及び該バ
ッファ用RAMからの信号の読み出し動作、そして読み
出された信号のディスクへの記録動作が記録信号の量や
ディスクへの記録状況に対応して行われる。
【0006】信号の記録動作を行っている状態におい
て、バッファ用RAMに記憶されている記録信号の量が
不足するとディスクへの信号の記録動作が行えない状
態、所謂バッファアンダーランと呼ばれる状況になる。
斯かる問題を解決する方法として、バッフア用RAMに
記憶されている記録信号の量が所定値、即ち中断設定値
以下になると、ディスクへの記録動作を一旦停止させ、
バッフア用RAMに記憶されている記録信号の量が所定
値、即ち再開設定値より多くなったとき、ディスクへの
記録動作を再開させるようにした技術が開発されてい
る。
【0007】従来の光ディスク記録再生装置では、記録
動作を中断させる中断設定値や記録動作を再開させる再
開設定値が固定されていたため、ホスト機器の処理能力
によって記録中断動作が頻繁に行われたり、ホスト機器
と光ディスク記録再生装置との間の命令信号の送受信動
作が頻繁に行われ、ホスト機器の演算処理動作等に悪影
響を与えるという問題がある。
【0008】本発明は、斯かる問題を解決することが出
来る光ディスク記録再生装置を提供しようとするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録信号が一
時的に記憶されるバッファ用RAMに記憶されている信
号の量がディスクへの記録動作を行っているとき中断設
定値以下になるとディスクへの記録動作を中断させると
ともに該バッファ用RAMに記憶されている信号の量が
再開設定値まで増加したとき記録動作を再開させるよう
に構成された光ディスク記録再生装置において、光ディ
スク記録再生装置の動作を制御するべく接続されている
ホスト機器の処理能力に応じて中断設定値を設定するよ
うにしたものである。
【0010】
【実施例】図1は本発明に係る光ディスク記録再生装置
の一実施例を示すブロック回路図である。同図におい
て、1はスピンドルモーター(図示せず)によって回転
駆動されるターンテーブル(図示せず)に載置されるデ
ィスクであり、該ターンテーブルの回転により回転駆動
されるように構成されている。また。前記ディスク1に
は、位置情報データがウォブルと呼ばれる溝によって記
録されており、この溝より得られるウォブル信号に基づ
いて信号の記録再生動作が行われるように構成されてい
る。2はディスク1に光ビームを照射させるレーザー素
子(図示せず)及び該レーザー素子より照射される光ビ
ームのレベルをモニターするモニター用ダイオードが組
み込まれているとともにディスク1の信号面より反射さ
れる光ビームを受ける光検出器が組み込まれている光学
式ピックアップであり、ピックアップ送り用モーター
(図示せず)によってディスク1の径方向に移動せしめ
られるように構成されている。
【0011】3は前記光学式ピックアップ2に組み込ま
れている光検出器から得られるRF信号を増幅するとと
もに波形成形するRF信号増幅回路、4は前記RF信号
増幅回路3を介して得られる信号に基づいて前記光学式
ピックアップ2より出力される光ビームをディスク1の
信号面に合焦させるフォーカシング制御及び該光ビーム
を前記信号面の信号トラックに追従させるトラッキング
制御を行うピックアップ制御回路であり、フォーカスサ
ーボ回路及びトラッキングサーボ回路が組み込まれてい
る。
【0012】5は前記RF信号増幅回路3より出力され
る信号のデジタル信号処理を行うとともに各種信号の復
調動作を行うデジタル信号処理回路、6は前記デジタル
信号処理回路5にて信号処理されたデジタル信号が入力
される信号再生用回路であり、ディスク1に記録されて
いる情報がオーディオ信号である場合には、アナログ信
号に変換した後増幅器等に出力し、コンピューターソフ
トのようなデータ信号の場合にはデジタル信号のままホ
スト機器として設けられているコンピューター装置7に
出力する作用を成すものである。
【0013】8は前記デジタル信号処理回路5により復
調された信号が入力されるとともに前記コンピューター
装置7から出力される命令信号に応じて種々な制御動作
を行うシステム制御回路である。9はテスト信号や情報
信号等の記録信号が入力されるとともにその信号に対応
させてレーザー駆動回路10によるレーザーの照射動作
を制御することによってデータ信号等を前記ディスク1
に記録させる信号記録用回路である。
【0014】11はディスク1に記録される信号が一旦
記憶されるバッファ用RAMであり、前記コンピュータ
ー装置7より出力される信号が書き込まれるとともにシ
ステム制御回路8の制御動作によって信号の記憶動作及
び読み出し動作が制御されるように構成されている。そ
して、前記バッファ用RAM11へ記憶された信号は、
ディスク1に記録するべく読み出された後も記憶保持さ
れた状態にあり、その後コンピューター装置7より出力
される新しい信号がその位置に記憶されることによって
順次上書き消去されるように構成されている。
【0015】12は前記システム制御回路8によって動
作が制御されるスピンドルモーター駆動回路であり、デ
ィスク1を回転駆動させるスピンドルモーターを回転駆
動制御する作用を有している。そして、斯かる回転駆動
制御動作は、規定の線速度は勿論のこと規定の速度の2
倍、4倍、6倍、8倍、10倍及び12倍等の高速の線
速度一定の状態にて回転させることが出来るように構成
されている。
【0016】斯かる構成において、ディスク1への信号
の記録動作時、バッファ用RAM11にはコンピュータ
ー装置7から出力される信号が記憶され、その記憶され
ている信号の読み出し動作を制御することによってディ
スク1への信号の記録動作を制御するように構成されて
いる。そして、ディスク1への信号の記録動作が中断さ
れた後、再度記録動作を再開させる場合には、前記バッ
ファ用RAM11に記憶保持されている信号とディスク
1に中断前に記録された信号との比較動作を行い、中断
前に記録されていた信号に連続して信号が記録されるよ
うに、即ちシームレスと呼ばれる方式にて信号が記録さ
れるように構成されている。
【0017】また、ディスク1への信号の記録動作が行
われている間、システム制御回路8内に設けられている
メモリー回路に正常記録動作が行われた位置の最終アド
レスが記憶されるように構成されている。記録動作時に
バッフア用RAMに記憶されている記録信号の量が不足
するバッファアンダーラン状態になり、記録動作が中断
された場合には、前記メモリー回路に記憶されている最
終アドレスに基づいて中断した位置より信号をシームレ
スにて記録動作を行うことが出来るように構成されてい
る。
【0018】以上の如く、本発明に係る光ディスク記録
再生装置は構成されているが、次に斯様に構成された回
路における再生動作について説明する。コンピューター
装置7よりドライブ装置を構成するシステム制御回路8
に対して再生動作を行うための命令信号が出力される
と、該システム制御回路8による再生動作のための制御
動作が開始される。斯かる再生動作が行われる場合に
は、光学式ピックアップ2に組み込まれているレーザー
素子には、信号の読み出し動作を行うためのレーザー出
力が得られる駆動電流がレーザー駆動回路10より供給
されるように設定されている。
【0019】斯かる再生動作のための制御動作が開始さ
れると、スピンドルモーター駆動回路12によるスピン
ドルモーターの回転制御動作が行われるが、斯かるスピ
ンドルモーターの回転制御動作は、ウォブル信号をデコ
ードして得られる同期信号と基準信号生成回路(図示せ
ず)より出力される基準信号とを比較することによりデ
ィスク1を線速度一定にて回転駆動するように行われ
る。斯かる制御動作は、後述する信号の記録動作時にも
同様に行われる。
【0020】スピンドルモーターの回転制御動作は、以
上の如く行われるが、信号の読み出し動作を行う光学式
ピックアップ2では、フォーカシング制御動作及びトラ
ッキング制御動作が開始されて該光学式ピックアップ2
によるディスク1からの信号の読み出し動作が開始され
るが、再生動作に先だってディスク1の最初のセッショ
ンを構成するリードイン領域に記録されているTOCデ
ータの読み出し動作が行われる。
【0021】ディスク1の最初のセッションの信号記録
領域に記録されている信号の読み出し再生動作は、リー
ドイン領域に記録されているTOCデータに基づいて行
われることになる。前記光学式ピックアップ2によって
読み出された信号は、RF信号増幅回路3を通して増幅
及び波形成形された後デジタル信号処理回路5に入力さ
れて信号の復調動作が行われる。前記デジタル信号処理
回路5により信号処理が行われて情報データが抽出され
ると、該情報データは誤り訂正等の信号処理が行われた
後、信号再生用回路6に印加される。
【0022】そして、前記信号再生用回路6は、ディス
ク1から読み出された情報データがオーディオ信号であ
る場合には、アナログ信号に変換した後増幅器等に出力
し、コンピューターソフトのようなデータ信号の場合に
はデジタル信号のままコンピューター装置7に出力する
ことになる。
【0023】以上に説明したように本実施例における再
生動作は行われるが、次にディスク1への信号の記録動
作について説明する。
【0024】ディスク1に信号を記録する動作は、まず
ディスク1に設けられている試し書き領域にテスト信号
を記録することによってディスク1の特性に最も適した
レーザー出力を設定するための動作が行われる。斯かる
設定動作は、レーザー出力を変化させながらテスト信号
を記録するとともにその記録された信号を再生すること
により行われる。
【0025】斯かるレーザー出力の設定動作が行われる
と、ディスク1のバッファと呼ばれる領域に記録されて
いる情報データ、即ち信号記録領域に記録されている信
号の位置情報等を読み出す動作が行われる。そして、こ
のようにして読み出された情報データに基づいてディス
ク1に設けられている信号記録領域にデータ信号の記録
動作が可能であるか、また、記録動作を行う位置は何処
か等の認識動作が行われる。
【0026】斯かる認識処理動作が終了すると、光学式
ピックアップ2をディスク1上の記録動作を開始する位
置まで移動させるとともにバッファ用RAM11への記
録信号の書き込み動作が行われる。前記バッファ用RA
M11への信号の書き込み動作が行われと、該バッファ
用RAM11に記憶される信号の記憶量が次第に上昇す
ることになる。その記憶量が所定量を越えると、前記バ
ッファ用RAM11に記憶されている信号を読み出し、
その読み出された信号を前記信号記録用回路9に入力せ
しめる。その結果、前記信号記録用回路9によるレーザ
ー駆動回路10の制御動作が行われ、ディスク1に信号
が記録されることになる。
【0027】斯かる動作によってディスク1への信号の
記録動作は行われるが、前記バッファ用RAM11への
信号の書き込み動作は、該バッファ用RAM11からの
信号の読み出し動作に応じて行われるように構成されて
いる。そして、記録動作が正常に行われている状態で
は、ディスク1への信号の記録動作が行われる毎にその
位置を示すアドレス、即ち最終アドレスをメモリー回路
に記憶する動作が行われている。
【0028】そして、ディスク1への信号の記録動作を
行っている状態において、コンピューター装置7より出
力されてバッファ用RAM11に書き込まれる信号の量
がディスク1に記録されるために読み出される信号の量
に比較して少なくなると、該バッファ用RAM11に記
憶されている記録信号の量が次第に減少することにな
る。前記バッファ用RAM11に記憶されている記録信
号の量が減少して所定の量になると、即ち、バッファア
ンダーラン状態になると、ディスク1への記録動作を中
断させる制御動作が行われる。斯かる中断動作が行われ
ると、前記バッファ用RAM11からの信号の読み出し
動作も中断されることになる。
【0029】斯かる状態において、コンピューター装置
7より記録信号が出力されると、その記録信号を前記バ
ッファ用RAM11に書き込む制御動作が行われること
になり、該バッファ用RAM11に記憶されている記録
信号の量が次第に増加することになる。前記バッファ用
RAM11に記憶されている記録信号の量が増加し、そ
の量が所定量に達すると、記録動作を再開させるための
制御動作が行われる。
【0030】斯かる記録再開動作は、まず、光学式ピッ
クアップ2を記録動作を開始させる位置、即ち記録動作
を中断した位置より後退させた位置に変位させた後、そ
の位置より再生動作を行うことより行われる。記録を中
断させた位置は、正常記録動作が行われる毎にメモリー
回路に記憶されている最終アドレスより容易に認知する
ことが出来るとともに光学式ピックアップ2を所望の位
置に移動させることが出来る。
【0031】斯かる再生動作によって再生される信号
は、記録動作を中断させる直前に記録されていた信号で
あり、斯かる再生信号と前記バッファ用RAM11に記
憶保持されている信号との比較動作を行う。斯かる比較
動作によって、両者が同一信号であると判定された場合
には、前記バッファ用RAM11に記憶されているとと
もに前述した比較動作の対象となった信号に続けて記憶
されている信号の読み出し動作が行われるとともにその
信号が信号記録用回路9に入力されてディスク1への信
号の記録動作が開始される。前述した動作によって信号
のディスク1への記録中断動作及び記録再開動作を行う
ことが出来、斯かる動作を行うことによってディスク1
には、記録動作を中断させたにも関わらず信号を連続し
て記録する動作、所謂シームレス記録動作を行うことが
出来る。
【0032】以上に説明したように本実施例における信
号の記録動作は行われるが、次に本発明の要旨について
説明する。
【0033】記録動作を行っているときにバッファ用R
AM11に記憶されている記録信号の量が所定値以下に
なると前述したようにディスク1への記録動作が中断さ
れるが、斯かる中断動作を行う所定値、即ち中断設定値
はコンピューター装置7の処理能力によって設定される
ように構成されている。即ち、コンピューター装置7の
処理能力が高い場合には、光ディスク記録再生装置とコ
ンピューター装置7との間の信号の送受信速度が速いの
で、ディスク1への記録速度が速くなってバッファ用R
AM11からの信号の読み出し速度が速くなってもコン
ピューター装置7より出力されてバッファ用RAM11
に書き込まれる信号の速度を速くすることが出来、その
結果、バッファアンダーランの発生が少なくなる。
【0034】従って、斯かる場合には、バッファ用RA
M11として使用されるメモリーの容量を多くする必要
がないので、製品の価格を安価にすることが可能とな
る。反対にコンピューター装置7の処理能力が低い場合
には、光ディスク記録再生装置とコンピューター装置7
との間の信号の送受信速度が遅いので、ディスク1への
記録速度が速くなってバッファ用RAM11からの信号
の読み出し速度が速くなるとコンピューター装置7より
出力されてバッファ用RAM11に書き込まれる信号の
速度が遅いため、バッファアンダーランの状況が多く発
生することになる。それ故、斯かる場合には、中断設定
値を高い値に設定することによって対処することにな
る。
【0035】即ち、このように中断設定値を高い値に設
定すると、記録動作中にバッファ用RAM11に記憶さ
れている記録信号の量が低下すると、直ぐに中断設定値
に達するため、光ディスク記録再生装置よりコンピュー
ター装置7に対して、次の記録信号の送信を要求する命
令信号が出力されることになり、バッファアンダーラン
によるエラーが発生することを防止することが出来る。
【0036】このように中断設定値の設定をコンピュー
ター装置7の処理能力及びバッファ用RAM11の容量
を考慮して行うことによってバッファアンダーランによ
るエラーが発生しない最も適した条件になるようにする
ことが出来るが、コンピューター装置7の処理能力の判
定動作及び光ディスク記録再生装置に組み込まれている
バッファ用RAM11の容量の検出動作は、記録動作を
開始する前に行うように構成されている。
【0037】以上に説明したように中断設定値の設定動
作は行われるが、次に再開設定値について説明する。記
録動作が中断された後、バッファ用RAM11に記憶さ
れている記録信号の量が再開設定値まで増加すると記録
動作が再開されるが、中断設定値と再開設定値とが同一
の場合には、記録動作が中断された後信号の書き込み動
作によって記録信号の量が増加すると直ちに記録動作が
再開されることになり中断再開動作が頻繁に行われるこ
とになる。従って、再開設定値は中断設定値よりも高く
なるように設定される。このように設定することによっ
て、中断再開動作が頻繁に行われることを避けることが
出来る。そして、斯かる再開設定値もコンピューター装
置と光ディスク記録再生装置との間の信号の送受信速度
を考慮し、即ちコンピューター装置7の処理能力及びバ
ッファ用RAM11の容量を考慮して設定される。
【0038】このように再開設定値の設定は行われる
が、斯かる場合にもコンピューター装置7の処理能力の
判定動作及び光ディスク記録再生装置に組み込まれてい
るバッファ用RAM11の容量の検出動作は、記録動作
を開始する前に行うように構成されている。
【0039】以上に説明したようにコンピューター装置
7の処理能力及びディスク記録再生装置に組み込まれて
いるバッファ用RAM11の容量に応じて、記録動作を
中断させる中断設定値及び記録動作を再開させる再開設
定値の設定を行うようにしたが、記録動作を行っている
ときに記録動作の中断動作及び再開動作が行われる頻度
を判定することによって各設定値を設定するようにする
ことも出来る。
【0040】
【発明の効果】本発明は、記録信号が一時的に記憶され
るバッファ用RAMに記憶されている信号の量がディス
クへの記録動作を行っているとき中断設定値以下になる
とディスクへの記録動作を中断させるとともに該バッフ
ァ用RAMに記憶されている信号の量が再開設定値まで
増加したとき記録動作を再開させるように構成された光
ディスク記録再生装置において、光ディスク記録再生装
置の動作を制御するべく接続されているホスト機器の処
理能力に応じて中断設定値や再開設定値を設定するよう
にしたので、バッファアンダーランによるエラーが発生
しにくい最も最適な条件にて記録動作を行うことが出来
る。
【0041】また、本発明は、記録信号が一時的に記憶
されるバッファ用RAMに記憶されている信号の量がデ
ィスクへの記録動作を行っているとき中断設定値以下に
なるとディスクへの記録動作を中断させるとともに該バ
ッファ用RAMに記憶されている信号の量が再開設定値
まで増加したとき記録動作を再開させるように構成され
た光ディスク記録再生装置において、バッファ用RAM
の容量に応じて中断設定値や再開設定値を設定するよう
にしたので、バッファアンダーランによるエラーが発生
しにくい最も最適な条件にて記録動作を行うことが出来
る。
【0042】そして、本発明は、記録信号が一時的に記
憶されるバッファ用RAMに記憶されている信号の量が
ディスクへの記録動作を行っているとき中断設定値以下
になるとディスクへの記録動作を中断させるとともに該
バッファ用RAMに記憶されている信号の量が再開設定
値まで増加したとき記録動作を再開させるように構成さ
れた光ディスク記録再生装置において、記録動作の中断
動作及び再開動作が行われる頻度に応じて中断設定値や
再開設定値を設定するようにしたので、記録動作の種々
な状況に対応させて各設定値を設定することが出来、バ
ッファアンダーランによるエラーが発生しにくい最も最
適な条件にて記録動作を行うことが出来るという効果を
有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク記録再生装置の一実施
例を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 光学式ピックアップ 4 ピックアップ制御回路 5 デジタル信号処理回路 7 コンピューター装置 8 システム制御回路 11 バッファ用RAM

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録信号が一時的に記憶されるバッファ
    用RAMに記憶されている信号の量がディスクへの記録
    動作を行っているとき中断設定値以下になるとディスク
    への記録動作を中断させるとともに該バッファ用RAM
    に記憶されている信号の量が再開設定値まで増加したと
    き記録動作を再開させるように構成された光ディスク記
    録再生装置において、光ディスク記録再生装置の動作を
    制御するべく接続されているホスト機器の処理能力に応
    じて中断設定値を設定するようにしたことを特徴とする
    光ディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 記録信号が一時的に記憶されるバッファ
    用RAMに記憶されている信号の量がディスクへの記録
    動作を行っているとき中断設定値以下になるとディスク
    への記録動作を中断させるとともに該バッファ用RAM
    に記憶されている信号の量が再開設定値まで増加したと
    き記録動作を再開させるように構成された光ディスク記
    録再生装置において、光ディスク記録再生装置の動作を
    制御するべく接続されているホスト機器の処理能力に応
    じて再開設定値を設定するようにしたことを特徴とする
    光ディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】 記録動作を開始する前にホスト機器の処
    理能力を判定するようにしたことを特徴とする請求項1
    又は2に記載の光ディスク記録再生装置。
  4. 【請求項4】 記録信号が一時的に記憶されるバッファ
    用RAMに記憶されている信号の量がディスクへの記録
    動作を行っているとき中断設定値以下になるとディスク
    への記録動作を中断させるとともに該バッファ用RAM
    に記憶されている信号の量が再開設定値まで増加したと
    き記録動作を再開させるように構成された光ディスク記
    録再生装置において、バッファ用RAMの容量に応じて
    中断設定値を設定するようにしたことを特徴とする光デ
    ィスク記録再生装置。
  5. 【請求項5】 記録信号が一時的に記憶されるバッファ
    用RAMに記憶されている信号の量がディスクへの記録
    動作を行っているとき中断設定値以下になるとディスク
    への記録動作を中断させるとともに該バッファ用RAM
    に記憶されている信号の量が再開設定値まで増加したと
    き記録動作を再開させるように構成された光ディスク記
    録再生装置において、バッファ用RAMの容量に応じて
    再開設定値を設定するようにしたことを特徴とする光デ
    ィスク記録再生装置。
  6. 【請求項6】 記録動作を開始する前にバッファ用RA
    Mの容量を検出するようにしたことを特徴とする請求項
    4又は5に記載の光ディスク記録再生装置。
  7. 【請求項7】 記録信号が一時的に記憶されるバッファ
    用RAMに記憶されている信号の量がディスクへの記録
    動作を行っているとき中断設定値以下になるとディスク
    への記録動作を中断させるとともに該バッファ用RAM
    に記憶されている信号の量が再開設定値まで増加したと
    き記録動作を再開させるように構成された光ディスク記
    録再生装置において、ホスト機器の処理能力及びバッフ
    ァ用RAMの容量に応じて中断設定値を設定するように
    したことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  8. 【請求項8】 記録信号が一時的に記憶されるバッファ
    用RAMに記憶されている信号の量がディスクへの記録
    動作を行っているとき中断設定値以下になるとディスク
    への記録動作を中断させるとともに該バッファ用RAM
    に記憶されている信号の量が再開設定値まで増加したと
    き記録動作を再開させるように構成された光ディスク記
    録再生装置において、ホスト機器の処理能力及びバッフ
    ァ用RAMの容量に応じて再開設定値を設定するように
    したことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  9. 【請求項9】 記録動作を開始する前にホスト機器の処
    理能力の判定及びバッファ用RAMの容量を検出するよ
    うにしたことを特徴とする請求項7又は8に記載の光デ
    ィスク記録再生装置。
  10. 【請求項10】 記録信号が一時的に記憶されるバッフ
    ァ用RAMに記憶されている信号の量がディスクへの記
    録動作を行っているとき中断設定値以下になるとディス
    クへの記録動作を中断させるとともに該バッファ用RA
    Mに記憶されている信号の量が再開設定値まで増加した
    とき記録動作を再開させるように構成された光ディスク
    記録再生装置において、記録動作の中断動作及び再開動
    作が行われる頻度に応じて中断設定値を設定するように
    したことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  11. 【請求項11】 記録信号が一時的に記憶されるバッフ
    ァ用RAMに記憶されている信号の量がディスクへの記
    録動作を行っているとき中断設定値以下になるとディス
    クへの記録動作を中断させるとともに該バッファ用RA
    Mに記憶されている信号の量が再開設定値まで増加した
    とき記録動作を再開させるように構成された光ディスク
    記録再生装置において、記録動作の中断動作及び再開動
    作が行われる頻度に応じて再開設定値を設定するように
    したことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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