JP4199870B2 - サービスチータッピング工具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば樹脂製のガス管の側壁に分岐孔を開けるのに用いるサービスチータッピング工具に関する。特には、工具の分岐管端部への取り付けが簡単で、良好なシール状態を確保しつつ穿孔作業を容易に行うことができ、さらにホールソーの移動を短時間に行うことができるサービスチータッピング工具に関する。
【0002】
【従来の技術】
都市ガス配管の分野を例に採って従来の技術を説明する。
都市ガス配管には、近年、ポリエチレンパイプが多用されるようになってきた。ポリエチレンパイプは、従来のメッキ鋼管と比べて腐食や地震に強く、配管工事の施工性(例えば、既存の配管に分岐管を接続する工事)にも優れるからである。このポリエチレンパイプを接続する方法としては、電気融着(エレクトロフュージョン、略称EF)継手を用いるものが一般的である。
【0003】
EF継手は、ポリエチレン等の熱可塑性プラスチック製であり、融着用のヒーター線が埋設されている。EF継手のある種のもの(サービスチー等)は、既存の配管(本管)の側壁外面に気密に接続される分岐管を備える。この分岐管と上記本管とを連通させるのには、タッピング工具が用いられる。
【0004】
従来、この種のタッピング工具としては、例えば特開平10−196870号公報に開示されたものがある。
同タッピング工具は、サービスチー等の分岐管端部に螺合可能な工具本体を備えている。工具本体内面にはめねじが形成されている。このめねじには、上下方向に螺進可能に外ねじ軸が螺合している。この外ねじ軸には棒状の中軸が内挿されている。中軸は外ねじ軸より長く形成されている。外ねじ軸の下端にはスラストベアリングが回転自在に装着されている。さらに、スラストベアリングの下側には、ホールソーが取り付けられている。スラストベアリングの下面とホールソー上端面とは当接しており、外ねじ軸の螺進によってスラストベアリングがホールソーを押圧する。ホールソーは、外ねじ軸の下端に設けた係合部により着脱自在になっている。
【0005】
この従来のタッピング工具の作用は次の通りである。
分岐管端部に工具本体を螺合させ、外ねじ軸を螺進させると、スラストベアリングが外ねじ軸の回転とは無関係にホールソーを押圧する。スラストベアリングにより押圧されたホールソーは、押し切り状態で本管側面を穿孔する。穿孔が終了した後は、外ねじ軸下端の係合部にホールソーを係合して、分岐管上部に引き上げる。分岐管上部内面にはOリングが取り付けられており、このOリングによりシール性を確保しつつ、ホールソーが摩擦力により保持される。工具本体を取り外した後は、分岐管端部にキャップを取り付ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のタッピング工具は、以下に述べる問題点があった。
(1)サービスチーへの取り付け用のめねじを工具本体内面に直接形成しているため、分岐管端部へ工具の取り付け作業時に、工具全体を回して螺合させなければならない。特に、大径用の分岐管に対応したタッピング工具は重量が大きいため、工具全体を回しながらサービスチーに取り付ける作業は重労働である。
(2)外ねじ軸及び中軸の中心軸が確定しにくく、工具本体が傾き易い。このため、分岐管端部へのタッピング工具の取り付け作業が困難で、作業性が低下していた。さらに、工具本体の傾き時に、分岐管端部と工具本体間のシール性が損なわれるおそれがあった。
(3)ホールソーの移動は、外ねじ軸を回転させて行っている。このため、穿孔時以外に、特に送り力がほとんどかからない時(穿孔前の繰り出し時及び穿孔後の引き上げ時)にも外ねじ軸を螺進させるため、ホールソーストロークに時間がかかっていた。
【0007】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、工具の分岐管端部への取り付けが簡単である、あるいは良好なシール状態を確保しつつ穿孔作業を容易に行うことができる、ホールソーの移動を短時間に行うことができる等の特徴を有するサービスチータッピング工具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の第1態様のサービスチータッピング工具は、樹脂製の本管と、該本管の側壁外面に接続された分岐管(チー継手)とを連通させる孔を、該本管側壁に開けるためのホールソーを内蔵された継手に対して使うサービスチータッピング工具であって; 上記分岐管の開放側端部に気密に押し当てられる本体と、 この本体に対して繰り出し・引き込み可能に設けられた、上記ホールソーの駆動手段と、を備え、 この駆動手段は上記ホールソーを押し引きするシャフトを有し、 上記ホールソーと上記シャフトとが係止・脱離可能な連結係合構造を有し、 この連結係合構造は、該ホールソーと該シャフトとが相対的に軸回りに回転したときには脱離不能であって、該ホールソーと該シャフトとを相対的に軸に交差する方向にずらすことによって脱離可能となり、 さらに、上記シャフトの上記分岐管長手軸に対する傾き及びずれを一定以下に規制するための、該シャフト傾き時にその外周が該分岐管内面に当たるカラーを、該シャフト先端部に有することを特徴とする。
【0009】
分岐管端部に本体を取り付けて穿孔作業を行うときは、連結係合構造によりシャフトとホールソーは係止されている。この際、本体に対してシャフトが相対的に軸回りに回転するが、シャフトとタッピング工具とは脱離不能である。工具を取り外す時や取り付ける時、あるいはシャフトを引き上げる時等に、ホールソーに対してシャフトが相対的に軸に交差する方向にずれた場合は、カラーの外周が分岐管内面に当たる。このカラーにより、シャフトの分岐管長手軸に対する傾き及びずれが一定以下に規制されるので、シャフトとホールソーは外れない。したがって、ホールソーは落下することなく、シャフトを引き上げる時には分岐管上端部までホールソーを引き上げることができる。一方、タッピング工具をサービスチーから外した状態では、シャフトは分岐管外部に出ており、ホールソーに対してシャフトを横にずらすことにより、双方の係合が解除される。
このように、穿孔作業中はシャフトとホールソーが係止されて、的確な押し引き及び穿孔をすることができる。また、穿孔作業終了後は単にシャフトをシフトさせて係合を解除するので、作業が容易である。
【0010】
本発明の第1態様のサービスチータッピング工具においては、上記ホールソーを上記本管側壁に押し込む際に、上記シャフトはねじ式に繰り出されるとともに、上記カラーが上記ホールソーを押すように構成されており、該カラーと該ホールソーとの間にスラストベアリングが組み込まれていることが好ましい。
シャフトを繰り出すと、カラーがスラストベアリングを介してホールソーを押す。したがって、シャフトはねじ回転するが、この回転はホールソーには伝わらず、ホールソーはほぼ真っ直ぐに押し込まれ、本管側壁が押し切られる。この際、スラストベアリングで回転が縁切りされることにより穿孔トルク(シャフトを回すトルク)が軽減されるので、穿孔作業が楽になる。
【0011】
また、本発明に関連する第2態様のサービスチータッピング工具は、駆動手段は上記ホールソーを押し引きするシャフトを有し、 上記分岐管の反本管側端部外面にはおねじが切られており、この反本管側端部に上記本体を固定するための、該本体に対して回動自在でかつ上記分岐管軸方向に一定程度スライド可能な、上記おねじと螺合するめねじを有する袋ナットが設けられていることを特徴とする。
分岐管端部に本体を取り付ける際に、袋ナットのみを回動させればよいので、取り付け作業が楽になる。さらに、この取り付け作業時に工具本体は動かす必要がなく傾きにくいため、分岐管端部にOリングがきちんと当たった状態で締め付けられる。したがって、気密性を充分に確保することができ、ガス漏れ等が起きにくい。
【0012】
上記第2態様のサービスチータッピング工具においては、上記袋ナットの外面に突出するように、該袋ナットを回す際に掴むグリップが植設されていることが好ましい。
特に、大径用のタッピング工具では、取り付け時に袋ナットをねじ回転させる際に、大きなトルクが必要である。このような場合、グリップを人手により把持しつつ袋ナットを回転させることにより、大きなトルクを生じさせることができる。したがって、締め付けが確実になる。
【0013】
さらに、本発明の第3態様のサービスチータッピング工具は、駆動手段は上記ホールソーを押し引きするシャフトを有し、 上記シャフトは、中央部がストレートでスムーズな表面を有するとともに、両端部におねじが切られており、 上記本体には、これら両おねじと螺合するめねじが切られており、 さらに上記分岐管の反本管側端部には上記ホールソーを摩擦係止する手段が設けられており、
該ホールソーが該摩擦係止手段部を通過するときと、該ホールソーを上記本管側壁へ押し込む又は引き出すときはねじ式に上記シャフトが進退し、その他は直動式に上記シャフトが進退することを特徴とする。
【0014】
ホールソーが摩擦係止手段部を通過するとき、及び、実際にホールソーを本管側壁に押し込むような力の必要な箇所において、シャフトの繰り出し・引き込みがねじ式である。一方、ホールソーの移動に力の不要な箇所においては、シャフトはストレートに押し引きされる。したがって、ホールソーストロークの時間が短縮され、作業時間も短縮できる。
なお、ホールソーの摩擦係止手段は、穿孔後に分岐管の開口側端部近くにホールソーを固定しておくためのものであり、例えばOリング等を使用できる。
【0015】
本発明の第3態様のサービスチータッピング工具においては、上記本体のめねじが該本体の軸方向上下二か所に切られており、これら上下のめねじ間に上記シャフトのスムーズな表面に摺接するシール部材を有することが好ましい。
このような構造により、シャフトのストロークの上端部・下端部ではねじ式の繰り出し機構として、中央部では直動式とできる。また、シール部材により、本管内の流体がシャフト周囲を伝って漏れるのを防止できる。
【0016】
また、本発明の第3態様のサービスチータッピング工具においては、上記シャフト上端と上記本体との間で該シャフト外側を覆う蛇腹を備えるとともに、該シャフトと該蛇腹間にベアリングを介装することが好ましい。
蛇腹により、シャフト表面へ塵埃等が付着しない。したがって、ねじ部分への塵埃の噛み込みを防止できる。また、シャフトのスムーズな表面のシール性が損なわれない。
ベアリングにより、シャフトの回転よるねじり応力が蛇腹に作用しないので、蛇腹がねじれたり損傷を受けるのを防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ説明する。なお、以下において上下方向、横方向という言葉を使用するが、それらは図1における方向を指すものである。
[第1の実施の形態]
図1は本発明の第1の実施の形態に係るタッピング工具の全体を示す正面断面図である。図2は図1のタッピング工具の連結係合構造(シャフト先端部)の詳細を示す拡大部分断面図である。図3(a)はタッピング工具のホールソーの詳細を示す正面断面図であり、図3(b)は同上面図である。図4はタッピング工具の傾き時の状態を示す正面断面図である。図5は図4の状態におけるタッピング工具の連結係合構造の詳細を示す拡大断面図である。
【0018】
図1に示すタッピング工具10は、筒状の本体11を備えている。本体11は、上側の第1筒部11Aと、この第1筒部11より大径の第2筒部11Bを有する。第2筒部11Bの下端には、フランジ状に張り出したフランジ部11Cが形成されている。本体11は軸心に沿って貫通孔を有する。この貫通孔内面には、軸方向上下の二か所に個別の上めねじ11a、下めねじ11bが切られている。さらに、これら上下めねじ11a、11b間において、シール16が設けられている。一方、フランジ部11Cの下面には円状の溝が掘り込まれており、この溝にOリング19が嵌め込まれている。同Oリング19により、本体11と分岐管端面間がシールされる。
【0019】
本体11の貫通孔には、シャフト12が内挿されている。同シャフト12の上下両端部表面には、上おねじ12a、下おねじ12bが個別に切られている。これら上おねじ12a、下おねじ12bは、それぞれ上記本体11の上めねじ11a、下めねじ11bに螺合可能になっている(図1では下めねじ11bと下おねじ12bが螺合した状態を示す)。シャフト12の上下おねじ12a、12b間(中央部表面)は、ストレートなスムーズ表面12cになっている。このスムーズ表面12cは、上記シール16に摺接してシールされる。このスムーズ表面12cの範囲において、シャフト12は本体11の軸方向に沿って摺動可能になっている。したがって、上下のねじ同士が螺合しているときは、シャフト12はねじ式に繰り出し及び引き込みされ、ねじの螺合が外れた時はシャフト12は直動式である。
【0020】
シャフト12の上端部18は、断面六角形状に形成されている。同上端部18には、ハンドル(図示されず)が取り付けられる。この六角部18と上記上おねじ12a間には、フランジ状に張り出した上ストッパー13が形成されている。さらに、この上ストッパー13と上端部18間において、ベアリング17が取り付けられている。このベアリング17外面と上記本体11の第1筒部11A間において、シャフト12の外側を覆う蛇腹14が設けられている。蛇腹14は、上端部14Aがベアリング17外面に、下端部14Bが本体11の第1筒部11A表面に、それぞれバンド固定されている。同蛇腹14は、シャフト12の摺動に伴い、シャフト12の回転とは無関係にねじれないで伸縮する。
【0021】
一方、シャフト12の下端側には、図2に詳細を示すような連結係合構造32が設けられている。この連結係合構造32は、シャフト12と後述するホールソーとを係止・離脱可能に連結するものである。連結係合構造32は、シャフト12下端面から垂下した係止部39を備えている。この係止部39の下端は円盤状に張り出した係止端部34となっている。なお、この係止部39及び係止端部34はシャフト12とは別部品であって、シャフト12下端面に図示せぬねじにより取り付けられている。さらに、シャフト12下端面と係止部39間において、円盤状のカラー35が設けられている。このカラー35の下面側には、スラストベアリング37が組み込まれている。
【0022】
この連結係合構造32の係止部39には、図3に詳細を示すようなホールソー41が連結される。ホールソー41は、下側が開口した有頂円筒状をしている。同ホールソー41の上端面46には、係合孔42が形成されている。係合孔42は、上端面46中心寄りの長孔44と、同端縁寄りの円孔43とからなる。これら孔43、44が連通して1つの係合孔42となっている。長孔44の幅は、シャフト12側の係止部39の直径よりも少し大きく、円孔43の径は係止端部34の直径よりも少し大きい。一方、ホールソー41の下端開口側端部には、鋭利な刃45が形成されている。
【0023】
このホールソー41と連結係合構造32は、係止端部34及び係止部39をホールソー41の円孔43に挿通した後、長孔44側(中心寄り)にシフトさせることにより連結される。この連結された状態で、ホールソー41を本管側壁(穿孔対象物)に押し込む際に、シャフト12の繰り出しに伴いカラー35がスラストベアリング37を介してホールソー41を押す。したがって、ホールソー上端面46にはスラストベアリング37が当たる。この連結状態は、ホールソー41とシャフト12とが相対的に軸回りに回転しているときには、シャフト係止端部34の径がホールソー41の長孔44の幅よりも少し大きいので、脱離不能である。一方、連結状態の解除は、上記の連結時とは逆に、係止端部34及び係止部39を長孔44から円孔43側にシフトさせることにより行われる。
【0024】
再び図1を参照しつつ説明する。本体11の外周には、ストップリング29が外嵌している。さらに、このストップリング29と本体11のフランジ部11Cの外周部には、袋ナット31が外嵌している。同袋ナット31の内周面には、めねじ31aが形成されている。このめねじ31aは、後述する分岐管の外面のおねじに螺合可能である。袋ナット31は、本体11に対して回動自在であり、かつ、分岐管軸方向にスライド可能である。詳しくは、袋ナット31が最も下側にスライドしたとき、袋ナット31上端内面とフランジ部11Cとが当接する。逆に、袋ナット31が最も上側にスライドしたとき、袋ナット31上端外面とストップリング29とが当接する。すなわち、フランジ部11C及びストップリング29は、袋ナット31のスライド範囲を規制するとともに、袋ナット31の本体11からの抜け止めとなっている。
【0025】
袋ナット31には、2つのグリップ26が植設されている。同グリップ26は、互いに反対方向に向けて外側に突出するように設けられている。グリップ26は、タッピング工具10を持ち運びする場合や、袋ナット31をねじ回しする際に掴むものである。特に、グリップ26を掴んで袋ナット31を回すことにより、大きなトルクを得ることができる。
さらに、本体11には、カプラ23が設けられている。同カプラ23は、カプラ栓21を有している。また、カプラ23には、止めリング25を介して鎖27が設けられている。このカプラ23は、穿孔作業前後に洩れテスト等を行うためのものである。
【0026】
次に、上記の構成からなるタッピング工具10が適用されるチー型のEF継手ついて説明する。この継手に関しては従来既存のものとほとんど同じである。
図4及び5に示されているように、チー型のEF継手(以下単にチーと呼ぶ)50は、既存の配管(本管)1の側壁外面に気密に接続される。チー50は、ポリエチレン等の熱可塑性プラスチック製である。チー50は、円筒状の分岐管53と、この分岐管53の下端に一体化された鞍状の融接部55と、分岐管53から横方向に分岐した枝管57を備える。
【0027】
分岐管53の上端開口部(融接部55とは逆側の端部)には、外周面におねじ51が形成されている。同おねじ51は、タッピング工具10の袋ナット31のめねじ31aと螺合可能である。また、分岐管53には、横方向に延びる枝管57が一体的に形成されている。
【0028】
融接部55は、本管1の外周面に接触固定される。融接部55は断面半円状をしている。同融接部55には、電熱線(図示されず)が埋設されている。融接部55の表面側には、端子(図示されず)が設けられている。同端子から電圧を印加することにより、融接部55内部の電熱線が発熱し、融接部55が本管1に融着されるようになっている。
【0029】
分岐管53の上端開口部(反本管側端部)の内周面には、最上部にストップリング52(C形同心止め輪)が取り付けられている。同リング52の下には2段の摩擦係止Oリング54、58が嵌め込まれている。ストップリング52は、ホールソー41の上限位置を定める。Oリング54、58は、孔開け終了後に上に引き上げられたホールソー41を摩擦係止して落下を防止するとともに、ホールソー41外周面と分岐管53内周面との間をシールする。
【0030】
次に、図6〜10を参照しながら、タッピング工具10を用いて本管1側面に貫通孔を開け、本管1とチー50を連通させる作業の手順について説明する。
図6〜10は、それぞれ穿孔作業の手順を順次説明するための説明図である。
【0031】
(1)まず本管1外周面にチー50の融接部55下面を接触固定する。融接部55の端子(図示されず)から電圧を印加し、本管1に融接部55を圧着させる。このとき、本管1と分岐管53は、互いに直交する。なお、この時点で、分岐管53内部の上端開口部近くにおいて、摩擦係止Oリング54、58によりホールソー41が摩擦係止されている。また、分岐管53の上端開口部には、キャップ59が取り付けられている。以上は穿孔前の準備作業である。この作業前においては、タッピング工具10は、図1に示すような状態(下めねじ11bと下おねじ12bが螺合した状態)にある。
【0032】
(2)図6の(a)に示すように、まず分岐管53からキャップ59を外し、タッピング工具10の連結係合構造32とホールソー41の係合孔42を係合させる。すなわち、グリップ26を掴んでタッピング工具10を持ち上げ、図2、図3に示すシャフト12先端の係止端部34及び係止部39をホールソー41の円孔43に挿通した後、長孔44(中心寄り)側にシフトさせる。シフトが完了した時点で、分岐管53の上端開口面上に、本体11のフランジ部11C及びOリング19(図1参照)が位置する。そして、図6の(b)に示すように、グリップ26を掴んで回すことにより、袋ナット31を分岐管53のおねじ51にねじ込む。この袋ナット31の螺合により、本体11を分岐管53の上端に固定する。
【0033】
このとき、タッピング工具本体31を分岐管53上端面に当てた状態で、グリップ26を掴んで袋ナット31のみを回動させればよいので、締め付け作業が楽である。また、グリップ26を掴んで回すことで大きな回転トルクが生じ、締め付けがより確実になる。さらに、この作業時に本体11が傾かないので、分岐管53上端面にOリング19がきちんと当たった状態で締め付けられる。したがって、気密性を充分に確保することができ、本管1内からのガス漏れ等を防止できる。
【0034】
(3)次に、図7の(c)に示すように、タッピング工具10の上端部(六角部)18にハンドルあるいはレンチ等(図示されず)を取り付け、シャフト12を回転させる。ここで、ホールソー41がOリング54、58(図7の(d)、図4参照)を通過するときは、シャフト12の下おねじ12bと本体11の下めねじ11b(図1参照)が螺合しており、シャフト12はねじ式で繰り出される。このようにしたのは、Oリング54、58とホールソー41との摩擦が強く動かしにくいからである。次いで、ホールソー41がOリング54、58を通過して本管1側壁まで押し出されると、後はねじが外れてシャフト12のスムーズ表面12cが直動式に繰り出される。さらに、ホールソー41の下端が本管1側壁近くまで至ると、シャフト12の上おねじ12aと本体11の上めねじ11aとが螺合し(図4参照)、シャフト12は再びねじ式に繰り出される。
【0035】
そして、シャフト12をさらに回転させると、ホールソー41の上端面46がスラストベアリング37に押圧され、ホールソー41はシャフト12の回転とは無関係に下方に押され、ホールソー41の刃45が本管1側壁を押し切る。押し切りが完了したとき、図7の(d)に示すように、ホールソー41は連結係合構造32に連結された状態で垂下する。
なお、このときのシャフト12の動作に応じて、蛇腹14が徐々に縮む。シャフト12の回転の伴いベアリング17が回転するので、蛇腹14にはねじり応力が作用しない。
【0036】
このように、ホールソー41が本管1側壁を押し切る際、シャフト12はねじ式に繰り出されるとともに、ホールソー41上端面がスラストベアリング37により押圧されるので、ホールソー41は充分な押圧力を受けて本管1側壁を簡単に押し切ることができる。つまり、ホールソー41の移動抵抗の重い部分(ホールソー41がOリング54、58を通過するとき、ならびに、ホールソー41が本管1側壁を押し切るとき)だけシャフト12がねじ式であり、不要なところはストレートに押し出すことができる。したがって、ホールソーストロークの時間が短縮され、作業時間も短縮される。
なお、穿孔時において、本管1内部には、ガス等の流体が流れている。このガスは、分岐管53とホールソー41の螺合部分を通過して分岐管53上端まで至るが、シャフト12とOリング19(図4参照)間のシールにより、外部に漏洩することはない。
【0037】
(4)本管1の側面が貫通した後、図8の(e)に示すように、シャフト12を上記とは逆方向に回転させる。本管1の打ち抜かれた片1aは、ホールソー41内側で保持される。ホールソー41が本管1の側壁を通過した後は、上おねじ12aは上めねじ11aから外れ、シャフト12は直動可能となる。そして、シャフト12の下おねじ12bが本体11の下めねじ11bに当たるまで、シャフト12をストレートに引き込む。この後、シャフト12の下おねじ12bと本体11の下めねじ11bを螺合させて(図1参照)、シャフト12をねじ式に引き上げる。この引き上げが完了すると、図8(f)に示すように、ホールソー41は再びOリング54、58により摩擦係止される。
【0038】
(6)次に図9の(g)に示すように、グリップ26を掴んで袋ナット31を締め付け時とは逆方向に回転させる。これで、袋ナット31のめねじ31aと分岐管53のおねじ51の螺合が解除される。袋ナット31が外れたら、図9の(h)に示すように(図2、図3参照)、本体11を横にずらして、連結係合構造32の係止端部34及び係止部39を、ホールソー41の長孔44から円孔43側にシフトさせる。
【0039】
(7)次に図10の(i)に示すように、グリップ26を掴んでタッピング工具10を持ち上げる。これにより、分岐管53からタッピング工具10が外れる。ホールソー41は分岐管53内に残しておく。タッピング工具10を取り外した後、図10の(j)に示すように、分岐管53の上端開口部に再びキャップ29を取り付ける。これで、本管1が分岐管53を介して枝管57と連通し、穿孔作業を終了する。
【0040】
ところで、上記(4)(図8の(e))の時点におけるカラー35の作用について説明する。
図4及び図5に示すように、袋ナット31の締め付けが不完全で、シャフト12とホールソー41とが相対的に軸に交差する方向にずれた場合を想定する。このときは、カラー35がシャフト12の長手軸に対する傾き及びずれを一定以下に規制する役割を果たす。すなわち、カラー35は、シャフト12が傾いたときに、その外周部が分岐管53内面に当たり、それ以上シャフト12はずれない。したがって、シャフト12先端の係止端部34がホールソー41の係合孔42の長孔44にとどまり、連結状態は解除されない。これにより、ホールソー41は落下することはない。
【0041】
[第2の実施の形態]
次に図11〜15を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図11は本発明の第2実施の形態に係るタッピング工具の全体を示す正面断面図である。図12は図11のタッピング工具の連結係合構造の詳細を示す拡大図である。図12(a)は正面図であり、図12(b)は側面図であり、図12(c)は底面図である。図13(a)はタッピング工具に用いられるホールソーの詳細を示す正面断面図であり、図13(b)は同上面図である。図14はタッピング工具の傾き時の状態を示す断面正面図である。図15は図14の状態のタッピング工具の連結係合構造の詳細を示す拡大断面図である。
【0042】
図11〜15に示すタッピング工具70は、第1実施例で説明したタッピング工具10において、連結係合構造32とホールソー41の構成が異なる。
この第2実施の形態における連結係合構造62は、図12に最も良く示すように、円盤状のカラー68を備えている。カラー68上面の中心部には、シャフト12下端面に捩じ込み可能なボルトねじ69が、カラー68と一体に突設されている。また、カラー68の上面には、スラストベアリング65が組み込まれている。一方、カラー68の下面には、鉤状をした一対の係止片部64が設けられている。これら係止片部64は、相互に離れて対向しており、間にスペース66が存在している。係止片部64の対向面下端には、スペース66側に突出した突起67が形成されている。
【0043】
この連結係合構造62には、図13に詳細を示すようなホールソー71が連結される。同ホールソー71は、下側が開口した有頂円筒状をしている。ホールソー71の頂面74は閉塞面になっている。この頂面74の中心には、係止突起73が形成されている。同係止突起73の上端部は鍔状に張り出した係止端部76が形成されている。係止突起73は、連結係合構造62の両係止片部64間に係合される。一方、ホールソー71の下端開口側は、鋭利な刃75が形成されている。
【0044】
このホールソー71と連結係合構造62は、以下のように連結される。すなわち、ホールソー71の係止突起73の側方において、両係止片部64間のスペース66が横方向に開口する側(図12(a)に示す側)を向けて位置させる。そして、係止突起73側に両係止片部64をシフトさせることにより連結される。この際、係止突起73の係止端部76が係止片部64の突起67に当たり、上下方向の抜け止めとなる。
【0045】
このような連結係合構造62とホールソー71においても、第1実施の形態と同様に、穿孔作業中はシャフト12とホールソー71が係止されて、確実な押し引き及び穿孔をすることができる。また、穿孔作業終了後はシャフト12をずらして係合を解除するので、作業が容易である。
【0046】
また、図14及び図15に示すように、袋ナット31の締め付けが不完全で、シャフト12とホールソー71とが相対的に軸に交差する方向にずれた場合にも、第1実施の形態と同様の作用が生じる。すなわち、カラー68は、シャフト12が傾いたときに、その外周部が分岐管53内面に当たり、シャフト12の長手軸に対する傾き及びずれを一定以下に規制する。したがって、係止突起73の係止端部76が係止片部64の突起67に当たり、連結状態は解除されない。これにより、ホールソー71は本管1内に落下することはない。
【0047】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、以下の効果がある。
(1)本発明の第1態様においては、穿孔作業中はシャフトとホールソーが係止されて、確実な押し引き及び穿孔をすることができる。また、穿孔作業終了後はシャフトをずらして係合を解除するので、作業が容易である。
(2)本発明の第2態様においては、工具取り付け時に袋ナットのみを回動させればよいので、作業が楽である。また、工具取り付け時のシール性を的確に確保することができる。
【0048】
(3)請求項2の場合には、ホールソーを押し込む際にスラストベアリングが回転することにより、穿孔トルクが軽減される。したがって、穿孔作業が楽になる。
(4)請求項4の場合には、グリップを人手により把持しつつ袋ナットを回転させることにより、大きなトルクを生じさせることができる。したがって、締め付けが確実になり、ガス漏れ等を的確に回避できる。
(5)本発明の第3態様においては、ホールソーの移動(繰り出し・引き込み)を短時間で効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るタッピング工具の全体を示す正面断面図である。
【図2】図1のタッピング工具の連結係合構造の詳細を示す拡大部分断面図である。
【図3】図3(a)はタッピング工具のホールソーの詳細を示す正面断面図であり、図3(b)は同上面図である。
【図4】タッピング工具の傾き時の状態を示す正面断面図である。
【図5】図4の状態のタッピング工具の連結係合構造の詳細を示す拡大断面図である。
【図6】穿孔作業の手順を順次説明するための説明図である。
【図7】同説明図である。
【図8】同説明図である。
【図9】同説明図である。
【図10】同説明図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係るタッピング工具の全体を示す正面断面図である。
【図12】図11のタッピング工具の連結係合構造の詳細を示す拡大図である。図12(a)は正面図であり、図12(b)は側面図であり、図12(c)は底面図である。
【図13】図13(a)はタッピング工具に用いられるホールソーの詳細を示す正面断面図であり、図13(b)は同上面図である。
【図14】タッピング工具の傾き時の状態を示す正面断面図である。
【図15】図14の状態のタッピング工具の連結係合構造の詳細を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 本管 10、70 タッピング工具
11 本体 11a 上めねじ
11b 下めねじ 12 シャフト
12a 上おねじ 12b 下おねじ
12c スムーズ表面 14 蛇腹
16 シール 17 ベアリング
19 Oリング 26 グリップ
31 袋ナット 31a めねじ
32、62 連結係合構造 34 係止端部
35、68 カラー 37、65 スラストベアリング
39 係止部 41、71 ホールソー
42 係合孔 50 チー型EF継手
51 おねじ 52 ストップリング
53 分岐管 54、58 摩擦係止Oリング
64 係止片部 67 突起
73 係止突起
Claims (5)
- 樹脂製の本管と、該本管の側壁外面に接続された分岐管(チー継手)とを連通させる孔を、該本管側壁に開けるためのホールソーを内蔵された継手に対して使うサービスチータッピング工具であって;
上記分岐管の開放側端部に気密に押し当てられる本体と、
この本体に対して繰り出し・引き込み可能に設けられた、上記ホールソーの駆動手段と、を備え、
該駆動手段は上記ホールソーを押し引きするシャフトを有し、
上記ホールソーと上記シャフトとが係止・脱離可能な連結係合構造を有し、
この連結係合構造は、該ホールソーと該シャフトとが相対的に軸回りに回転したときには脱離不能であって、該ホールソーと該シャフトとを相対的に軸に交差する方向にずらすことによって脱離可能となり、
さらに、上記シャフトの上記分岐管長手軸に対する傾き及びずれを規制するための、該シャフト傾き時にその外周が該分岐管内面に当たるカラーを、該シャフト先端部に有することを特徴とするサービスチータッピング工具。 - 上記ホールソーを上記本管側壁に押し込む際に、上記シャフトはねじ式に繰り出されるとともに、上記カラーが上記ホールソーを押すように構成されており、該カラーと該ホールソーとの間にスラストベアリングが組み込まれていることを特徴とする請求項1記載のサービスチータッピング工具。
- 樹脂製の本管と、該本管の側壁外面に接続された分岐管(チー継手)とを連通させる孔を、該本管側壁に開けるためのホールソーを内蔵された継手に対して使うサービスチータッピング工具であって;
上記分岐管の開放側端部に気密に押し当てられる本体と、
この本体に対して繰り出し・引き込み可能に設けられた、上記ホールソーの駆動手段と、を備え、
該駆動手段は上記ホールソーを押し引きするシャフトを有し、
上記シャフトは、中央部がストレートでスムーズな表面を有するとともに、両端部におねじが切られており、
上記本体には、これら両おねじと螺合するめねじが切られており、
さらに上記分岐管の反本管側端部には上記ホールソーを摩擦係止する手段が設けられており、
該ホールソーが該摩擦係止手段部を通過するときと、該ホールソーを上記本管側壁へ押し込む又は引き出すときはねじ式に上記シャフトが進退し、その他は直動式に上記シャフトが進退することを特徴とするサービスチータッピング工具。 - 上記本体のめねじが該本体の軸方向上下二か所に切られており、これら上下のめねじ間に上記シャフトのスムーズな表面に摺接するシール部材を有することを特徴とする請求項3記載のサービスチータッピング工具。
- 上記シャフト上端と上記本体との間で該シャフト外側を覆う蛇腹を備えるとともに、該シャフトと該蛇腹間にベアリングが介装されていることを特徴とする請求項3記載のサービスチータッピング工具。
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