JP2002508493A - 圧力媒体導管の連結装置 - Google Patents

圧力媒体導管の連結装置

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JP2002508493A
JP2002508493A JP2000539290A JP2000539290A JP2002508493A JP 2002508493 A JP2002508493 A JP 2002508493A JP 2000539290 A JP2000539290 A JP 2000539290A JP 2000539290 A JP2000539290 A JP 2000539290A JP 2002508493 A JP2002508493 A JP 2002508493A
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coupling device
gripping
grip
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pressure medium
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クルト ストール
ウルリッヒ キーズ
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Festo SE and Co KG
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L33/00Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses
    • F16L33/22Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses with means not mentioned in the preceding groups for gripping the hose between inner and outer parts
    • F16L33/223Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses with means not mentioned in the preceding groups for gripping the hose between inner and outer parts the sealing surfaces being pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts
    • F16L33/224Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses with means not mentioned in the preceding groups for gripping the hose between inner and outer parts the sealing surfaces being pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts a clamping ring being arranged between the threaded member and the connecting member

Abstract

(57)【要約】 流れダクト(2)を備えた本体部(1)及びその上を軸方向に移動可能な作動部材(5)を有する圧力媒体ホース用の連結装置が開示される。グリップ部材(3)は、軸方向に離れた二つのクランプ領域(34、34’)に位置する内側へ突き出たつかみ歯(33、33’)を備える。作動部材(5)をずらせることにより、つかみ歯(33、33’)が流体導管(7)の外周に押し付けられるようにグリップ部材(3)が作用することができる。二つのクランプ領域(34、34’)のグリップ域が互いに独立に半径方向に移動可能であることが利点である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は流れダクトを有する本体部と、 スリーブ状グリップ部材であって、該グリップ部材が本体部上に流れダクトの
端部と同軸の関係に保持され、長手スリットにより分割されグリップアームを形
成し、前記アームが周囲にわたり分配され半径方向に運動可能で、このグリップ
部材が内側へ延びるつかみ歯を備え、このグリップ部材の外周が第一駆動面を画
定する、スリーブ状グリップ部材と、 グリップ部材を同軸状に少なくともその長さの一部を包むスリーブ状作動部材
であって、この作動部材が本体部とこれに対して軸方向に可動に係合し、この作
動部材がその内周で第一駆動面に面した第二駆動面を画定し、二つの駆動面が協
働してグリップ部材のつかみ歯が連結装置の挿入側に挿入された圧力媒体導管の
外周に食い込む、スリーブ状作動部材とから成る、圧力媒体導管の連結装置に関
する。
【0002】 類似の連結装置はフランス特許公報1,316,971Aで開示されている。
この装置は本体部に固定された、複数のセグメント状クランプアームから成るス
リーブ状のグリップ部材から構成される。連結すべき圧力媒体導管が挿入側から
グリップ部材へ導かれ、グリップ部材を囲む作動部材がネジ締めされて、円錐状
の駆動面の協働によりグリップアームのグリップ運動が生じることにより強固に
クランプされる。グリップ部材に圧力媒体ホースを確実に固定するために、グリ
ップ部材の内周は圧力媒体ホースの外周に噛み込むことが出来る、螺旋ネジ状構
造を画定するつかみ歯を有する。
【0003】 同様の連結装置が米国特許1,497,453とドイツ特許公報2,352,
885Aで開示されている。 従来技術に共通の特徴はグリップ部材の全軸長にわたり分布するつかみ歯が挿
入された圧力媒体ホース上への十分に強固な保持を必ずしも保証し得ないことに
ある。特に高流体圧力で使用する場合、圧力媒体導管が不本意に外れる危険があ
る。フランス特許公報1,316,971Aでは、クランプ力を増すために結果
的に圧力媒体ホースの中に付加的な拡張素子が導入され、このことがしかしなが
ら複雑な構造をもたらし、連結すべき圧力媒体ホースの取り付け、取り外しの邪
魔となる。
【0004】 本発明の目的は、構造が簡単で連結すべき圧力媒体導管の外径の製造の公差に かかわらず、高圧下でも連結すべき圧力媒体導管の確実な取り付けが達成できる
、冒頭に述べたタイプの連結装置を供給することである。 この目的を達成するために、つかみ歯がグリップ部材の二つの軸端部域に接し
、歯の無い中間域によって互いに分離された、軸方向に離れた二つのクランプ領
域に位置的に限定され、つかみ歯を備えたクランプアームの該端部域が一つのク
ランプ領域において、他のクランプ領域の端部域とはほぼ独立に半径方向に動き
得るようにした。
【0005】 このようにして、結果的にこの連結装置はその長さの大部分にわたり歯を有し
ないグリップ部材と、位置的にその軸端に設けたつかみ歯を備えた効果的なクラ
ンプ領域を有する。これにより、作動部材により伝達される作用力が挿入側から
挿入された圧力媒体導管の二点に集中して作用し、これにより生じた力が非常に
高いので、つかみ歯が圧力媒体導管の通常は柔軟な材質に十分に深く噛み込める
と言う効果が先ず得られる。つかみ歯を装備した二つのクランプ領域の端部域の
互いに独立した半径方向の変形性のために、更にグリップ部材のクランプアーム
に一種の浮動支持が生じて、作動部材により伝達される作用力が実際二つのクラ
ンプ領域に分布され、圧力媒体導管は同時に両クランプ領域のつかみ歯により保
持される。つかみ歯を持った作動部材をネジ締めすると先ず挿入された圧力媒体
導管の外周に係合するクランプアームのこの軸端部が一時的な旋回点を成し、更
に作動部材をネジ締めすると旋回アームがこの回りを旋回し、反対側のクランプ
領域のつかみ歯が圧力媒体導管に係合される。更に有利なことにこのように力が
整然と分布されることにより、この連結装置では連結すべき圧力媒体導管の外径
の製造時の不正確さが比較的広い範囲で許容される。従って本連結装置は単に内
径をある寸法に合わせたか全く合わせていない、比較的安価に作られた圧力媒体
ホースの使用に適している。更なる利点はクランプアームを作動させるために、
本体部において挿入した圧力媒体導管を相対的に移動する必要が無いので圧力媒
体導管が軸方向にずれずに固定されることである。このことは特に減圧での使用
の場合有利である。
【0006】 本発明の更に有利な展開が従属クレームに示されている。 特に有利な実施例は各々グリップ部材の長さの一部分のみにわたって延び、反
対端部側に解放された、周囲に配列された二組の長手スリットをグリップ部材が
備えているものである。この結果、両スリットグループの長手スリットが軸方向
で重なりあい、第一と第二のスリットグループが交互に配列されて周方向に曲が
りくねった形状となる。
【0007】 クランプ操作の時に生じる変形の十分なスペースをクランプアームに与えるた
めに、流れダクトに隣接するクランプアームの端部域で半径方向外側へつき出た
第一保持突起を設け、これを本体部の半径方向内側に開いた保持くぼみに僅かな
軸方向の遊びをもって嵌合させるのが便利である。これにより同時にグリップ部
材が外れることなく確実に本体部に固定される。
【0008】 更に作動部材は好ましくは本体に離脱しないように固定される。このことは例
えば挿入側に面したグリップ部材の外側軸端部域に半径方向外側に突き出た第二
突起を設け、これが作動部材の内周に設けられた環状当接肩部にフック掛けされ
ることにより可能である。従って作動部材の移動は第二保持突起上との当接肩部
の係合により制限される。もちろん作動部材と本体部の直接の協働によって離脱
を防ぐことも有り得る。
【0009】 二つのクランプ領域各々につかみ歯を持たせてもよい。もちろん必要なら幾つ
かのつかみ歯を軸方向に並べて備えることも可能である。これは特にクランプす
るグリップ部材の挿入側に面した端部域に隣接する外側クランプ領域に設けられ
る。
【0010】 作動部材と本体部の係合は螺旋ネジによる係合で行われ、その際、特に緩んだ
位置とクランプした位置の”切り替え”に作動部材の一回転より少ない回転しか
必要でないようにする。ここで螺旋ネジ係合は差込み連結、急角度ネジ螺旋連結
または多条螺旋ネジ連結としてもよい。
【0011】 特に好ましい構造では作動部材が軸方向に滑動可能に本体部に着装され、作動
部材の軸方向の移動は本体部及びグリップ部材に対する位置の変化により行われ
る。この結果、特に工具を用いない簡単な手動操作となる。好ましくはクランプ
位置は作動部材とグリップ部材かそのクランプアームとの戻り止め係合で実現さ
れ定義される。グリップ部材が既述のそれとは異なる構造を有し、例えば一つの
クランプ領域のみを有する場合、このような構造が更に有利である。
【0012】 本体部、グリップ部材及び作動部材が互いに離脱不能に相互連結されているた
め、統一された構造部材として扱い得る連結装置が本特許で提供される。連結す
る圧力媒体導管と流体工学的部材、例えばバルブの連結を可能にするように本体
部を構成する場合、適当なシールリングを本体部の部材側の部分に離脱不能に取
り付けることが出来る。
【0013】 以下に図を参照しつつ発明の説明を行う。 図に示された連結装置はその中を流れダクト2が同軸状に延びる本体部1を有
する。本体部1の前方域にスリーブ状のグリップ部材3が設けられ、これは相接
する流れダクト2の前方端部4と同軸状に配置される。更に、本体部材1の前方
側に隣接して、スリーブ状の作動部材5が端部4及びグリップ部材3と同軸状に
固定され、グリップ部材3を同軸状に覆っている。
【0014】 作動部材5に相接する連結装置の軸側を以下では挿入側6と呼ぶ。そこから、
連結すべき、通常可撓性の、ほとんどの場合ゴム弾性の材料からなる圧力媒体導
管(以後は圧力媒体ホースと呼ぶ)が、作動部材5とグリップ部材3を貫通し、
その前方端部8が流れダクト2の端部4のグリップ部材3に軸方向に接する領域
まで延びるように、連結装置へ挿入される。本連結装置はどのような材料、特に
どのような硬度の導管の固定にも適しているので、ここで用いる”圧力媒体ホー
ス”には可撓性でゴム弾性のホース導管及び硬いチューブ状導管が含まれる。硬
い材料の圧力媒体導管も、例えばPVCのような柔らかいホース材料の圧力媒体
導管も用いることが出来る。
【0015】 連結装置2の挿入側6に対し軸方向に反対の後ろ側が固定側11を成し、本体
部1はここに例えばバルブや流体駆動シリンダーのような流体工学的部材の固定
が可能な固定部12を備える。本実施例ではこの固定部12は筒状に設計されて
、雄螺旋ネジ13を備え、流体工学的部材の雌螺旋ネジを有する受容孔にネジ止
めされる。この受容孔は流体工学的部材の流体ダクトに繋がっており、従って連
結装置の流れダクト2と流体を流すために連結されている。連結装置そのものは
挿入した圧力媒体ホース7内のダクト9に連結されている。
【0016】 筒状の固定部12は螺旋ネジがなくてもよく、連結孔に圧接固定してもよい。
更に、本体部1は分離した部材で構成するのではなく、本体部として例えば流体
工学的部材のハウジング部から成る部材の形で構成し、連結装置2の残りの部分
をこれに固定するようにしてもよい。
【0017】 本実施例では、本体部1は軸方向に固定部12に続き、挿入側6に向かってか
つ半径方向に外側へ延びて、固定部12側に同軸状にシールリング15が前面に
装着された、カラー状環状突起14を有する。シールリング15は図1には一点
鎖線でのみ示され、固定部12を同軸状に囲んでいる。本体部1をネジ締めした
状態では、シールリングはこの本体部1と流体工学的部材間のシール効果を生じ
させる。シールリング15が離脱出来ないように本体部1に保持されることが好
都合である。
【0018】 環状カラー14にはネジ締め具を着脱可能に適合するための工具嵌合部を備え
ることが出来、このために環状カラー14の外周は多角形、例えば六角形とする
ことが出来る。別の形としては、図1の実施例に示すように、環状カラー14を
円周状外面となし、工具嵌合部16を流れダクト2に配設することもできる。即
ち流れダクト2を挿入側6から接近可能な多角形長手部分となし、特にこの部分
を六角形ソケットスクリューレンチ用の六角形のソケットに形成する。工具嵌合
部16に嵌合する工具により、ネジ螺旋を切った固定部12へのネジ締めが簡単
になる。
【0019】 本体部1の内部で流れダクト2の挿入部6に面した端部4は、固定部12を通
って延びる隣接ダクト部17よりも広く作られる。この結果、挿入部6に面した
環状の、圧力流体ホース7の挿入量を規定する当接肩部18が移行領域に形作ら
れる。ここでは圧力媒体ホース7は端部4の当接肩部18の位置まで挿入可能で
ある。
【0020】 第一当接肩部18の軸方向外側に、同方向を向き、より大径の第二環状当接肩
部21が位置する。この肩部とグリップ部材3の間に特にシールリップを有する
シールリング22が保持され、これが挿入された圧力流体ホース7を取り囲み、
このホース7と本体部1の間に流体気密なシールを行う。
【0021】 スリーブ状のグリップ部材3は固定側11に面した、流れダクト2の拡大端部
4のなかのその内側軸端部域23に受容され保持される。その反対外側軸端域2
4で、グリップ部材3は本体部1から軸方向外側に、挿入部6に向かって延びる
。実施例では、グリップ部材3の突きでた部分の長さは流れダクト2の中の長さ
の約2/3である。
【0022】 スリーブ状作動部材5は本体部1と軸方向に移動可能に係合されている。図1
の実施例では、ネジ溝嵌合部25が設けられて、二つの部材5と1の間の相対的
回転運動は二つの部材5と1の間の同時的相対的軸方向運動を意味する。図1の
実施例では、ネジ溝嵌合部25は本体部1の外周面と作動部材5の内周面との間
に位置する。反対の構成もまた可能である。
【0023】 図6と7の実施例では、作動部材5と本体部1は51において滑り嵌合状態に
あり、作動部材5は本体部1に対して回転運動を行うことなく互いに手動で軸方
向に移動できる。この場合、本体部1の前方端部52が作動部材5のスリーブ状
端部53により、軸方向に滑るように外側を覆われて、滑り位置により軸方向の
重なりが大きく、又は小さくなる。このことは図6と7の比較により容易に理解
される。
【0024】 グリップ部材3は外周側に円錘形状に先細りした、少なくともその長さの一部
を構成している第一駆動面26を有し、この先細りが挿入側6に向かっている。
この面は好ましくは同じ円錐角を有し、作動部材5の内周側に位置し、また挿入
側6に向かって先細りしている第二駆動面27に密着する。第二駆動面27はグ
リップ部材3をその第一駆動面26において、軸方向に本体部1の前方の領域で
覆う。ここで第二駆動面27の軸方向長さは第一駆動面26のそれより短い。更
に、第二駆動面27は好ましくは軸方向の両側に接する領域に対し半径方向内側
へ延びる環状突起54上に位置する。
【0025】 グリップ部3は複数の長手スリット28、28’により、その周辺で分かれた
半径方向に可動なクランプアーム32に分割される。第一駆動面26は従って個
々のクランプアーム32により画定され、特に半径方向外側に傾斜した域部26
’を有する。
【0026】 個々のクランプアーム32はほぼ半径方向内側に延びるつかみ歯33、33’
を備える。しかしながら、このつかみ歯33、33’の位置は好ましくはグリッ
プ部材3又はクランプアーム32の二つの軸方向端部域23、24付近の、二つ
の軸方向に離れたクランプ域34、34’に限定される。グリップ部材32の全
体長さの主要部分は内周の歯の無い中間域35を成し、この中間域35は二つの
クランプ域34、34’を互いに分離している。
【0027】 グリップ部材3のスリット入り構造のため、つかみ歯33を備えた内側端部域
23の、クランプアーム32のつかみ歯33’を有する外側端部域24に対する
独立した半径方向、或はその反対の可動性が生じる。 図1及び6は本体部1に対し挿入側6に移動した、緩んだ位置にある作動部材
5を示す。第二駆動面27はここではグリップ部材3の第一駆動面26の、軸方
向挿入側6により近い端部に接している。この緩んだ位置では、両側の駆動面2
6、27の間に或る大きさの遊びが存在し得る。このように緩んだ位置では、ど
の場合にもクランプアーム32は半径方向内側へ曲げられていないか、わずかし
か曲げられておらず、グリップ部材3の直径は最大値と成る。このため圧力媒体
ホース7を挿入側6から作動部材5及びグリップ部材3を経て端部4まで挿入す
ることが可能となる。同様に緩んだ位置では圧力媒体ホース7を連結装置から引
き抜くことができる。
【0028】 挿入した圧力媒体ホース7を着脱可能に連結装置に固定するために、作動部材
5を軸方向に本体部1側に移動する。このため図1の実施例では、作動部材5を
その長手軸の回りに本体部1に対し回転させ、ネジ溝嵌合部25により軸方向に
本体部1側へ移動させる。図6と7の構造では作動部材5は単に適当な力をかけ
ることにより手動で移動させる。そこで作動部材5に設けられた第二駆動面27
がそのつど、本体部1に軸方向に支持されたグリップ部材3と同じ方向に移動す
る。その結果、第二駆動面27はグリップ部材3の第一駆動面26上を軸方向後
方へ滑り、その際、クランプアーム32は半径方向内側へ強制的に移動又は変形
させられる。そして作動部材5は本体部1上をさらにネジ締め又は押し込められ
てクランプ位置に達する(図7)。ここでクランプアーム32に設けられたつか
み歯33、33’が最終的にフレキシブル圧力媒体ホース7の外周面に咬み込み
これをロックして、圧力媒体ホース7はもはや引き抜けなくなる。
【0029】 つかみ歯33、33’は鋸歯状に形成して、軸方向内側に半径方向の又は挿入
側6に対して斜めで半径方向外側に延びる内部側面31を持たせるのが好都合で
ある。この側面31は軸方向外側に、同様に挿入側6に対して斜め半径方向外側
延びる斜めの外側側面31’と隣接している。挿入中に圧力媒体ホース7が軸方
向外側に面した斜めの外側側面31’の一つに当接すると、対応するクランプア
ーム32が半径方向外側へ押される。挿入され固定された圧力媒体ホース7に引
っ張り力がかかると、軸方向内側に面した内側側面31がこの動きに強く抵抗し
、対応するつかみ歯31、31’が一層深く圧力媒体ホース7に咬み込む。
【0030】 図1の実施例ではネジ嵌合部25は、緩んだ位置とクランプした位置の間の移
動のためには作動部材5の一回転より少ない回転で十分なように設計される。実
施例ではネジ嵌合部25の螺旋ネジを急角度にすること、即ち螺旋角を大きくと
ることによって、小さな角度回すだけで軸方向に比較的大きく移動するようにし
て、これが可能となる。図3にはまた実施例の作動部材5に設けられ、ネジ溝嵌
合25を形成する際、本体部2の外部螺旋ネジ25”と協働する内部螺旋ネジ2
5’を示す。
【0031】 急角度の螺旋ネジによる連結に代わり、差し込み連結又は多条ネジ溝連結もま
た可能である。作動部材5と本体部1の相対的な90゜の回転運動で十分に緩ん
だ位置からクランプされた位置に変わるようにするのが便利である。 グリップ部材3の好ましい構造が図4に特に詳細に示されている。グリップ部
材は周囲に分配され、グリップ部材3の一部にわたってのみ延びる長手スリット
28、28’を有する。一つのグループの長手スリット28はグリップ部材3の
一つの側に開いており、他のグループの長手スリット28’は反対側に開いてい
る。特にグリップ部材の周方向で交互に代わる配置の、第一及び第二スリットグ
ループの長手スリット28、28’が存在し、これら長手スリット28、28’
は比較的長い距離にわたり重なり、重なり域はほぼ中間域に一致する。従って実
施例では、互いに長手スリット28、28’で分離されるクランプアーム32が
、互いに相並んだ長手スリット28、28’の閉じた軸端36周方向に対し軸方
向前方に位置する領域で連結部37により互いに連結される、周方向で閉じるグ
リップ部材の構造となる。従って図4に示すように、グリップ部材3の曲がりく
ねった周構造が得られる。グリップ部材3は更にまたその周辺の一箇所で軸方向
及び半径方向に貫いてスリットを入れることができる。
【0032】 つかみ歯33、33’は連結部37に設けられる。ここでつかみ歯33、33
’は、特に両側に隣接するクランプアーム32の上に延びる各々少なくとも一つ
のつかみ歯33、33’が各連結部37に存在するように形成される。ここで長
手スリット28、28’によってのみ中断される環状のつかみ歯33、33’を
設けてもよい。図2に示すように、それらは取り付けられる圧力媒体ホース7の
外径に適合するカーブを持った円形アーチ状形状を有する。
【0033】 グリップ部材3は好ましくは本体部1に離脱不能に固定される。これは特にグ
リップ部材3がその内側端部域23に、クランプアーム32に設けられた、半径
方向外側に延びる第一保持突起42を持つように構成することで可能となる。こ
の第一保持突起42は流れダクト2の広がった端部4の内側周辺に設けられた半
径方向内側へ開いた溝状くぼみ43に嵌合される。第一保持突起と保持くぼみ4
3の半径方向に測定した広さは互いの関係で、本体部1に対し第一保持突起42
の領域でクランプアーム32の相対的運動を保証する軸方向の僅かな可動性があ
るように決められる。
【0034】 本体部1への組立において、グリップ部材3は短時間、その内側端部域23で
半径方向に同心的に互いに押し付けられ保持くぼみ43の中へ嵌合される。 作動部材5も本体部1に離脱不能に固定される。このために図1の実施例に従
って、グリップ部材3の外側軸端部24に、クランプアーム32のここに位置す
る端部域から半径方向外側へ延びる第二保持突起44を設けることが出来る。第
二保持突起44は挿入側6に面し、作動部材5の内側周辺に設けた環状当接肩部
45により本体部1に面した内部軸側にフック止めされる。このフック止め作用
は本体部1に面した内側軸側で起こる。ネジ嵌合25がある限り、作動部材5を
緩める際、当接肩部45が第二保持突起44に当接するように配置が行われる。
これにより作動部材5が誤って本体部1から完全に外されるのが防がれる。
【0035】 図1の実施例では、当接肩部45は、反対軸側を作動部材5の雌螺旋ネジ25
’の始点まで延び、挿入側6に向かってその全長にわたり円錐状に先細りする第
二駆動面27の挿入側を規定する。グリップ部3に設けられた第一駆動面26は
ここでは第一及び第二保持突起42、44の間を軸方向に延びる。しかし実効長
は本体部1の軸方向前面において軸方向に配置された部分に限定される。
【0036】 図6及び7の実施例では、作動部材5の離脱不能な固定はスリーブ状端部53
及び本体部1の前端部52が特に環状半径方向突起55、55’により所定位置
にフック止めされることにより行われる。緩んだ位置を決めるために、これらは
軸方向に互いに当接する(図6)。
【0037】 全体としてグリップ部材3は本体部1及び作動部材5に対してほぼ浮動状態で
係合されている。この結果、クランプする場合、クランプアーム32はつかみ歯
33、33’が挿入された圧力媒体ホース7の外周46を均一にかつ斜めにずれ
ることなく把持するように動かされる。作動部材5が本体部1に対してクランプ
方向へずれると、つかみ歯33、33’の幾つかが圧力媒体ホース7の外周46
に先ず咬み込む。更にクランプが進むと接触点が旋回点又は回転点を形成する。
この点で各クランプアーム32は支持され、更にクランプが進むとこの点のまわ
りをその反対軸端で内側へ旋回して、つかみ歯がここでまた圧力媒体ホース7を
係合する。このようにして、作動部材5により二つのクランプ域34、34’で
、従って圧力媒体ホース7の二つの軸方向に離れた域でクランプアーム32にか
けられる駆動力の確実な分布が可能となる。両側の駆動面26、27の適切な配
置と構造により、例えば圧力媒体ホース7にかかるクランプ力をほぼ同じ大きさ
にすることができる。このことにより比較的長い距離にわたり圧力媒体ホース7
に対する横方向の支持作用が生じる。
【0038】 二つのクランプ域34、34’の間にはつかみ歯が無いので、グリップ部材3
と圧力媒体ホース7の間に、クランプ域34、34’に働くクランプ力を減少さ
せるであろう、望ましからぬその他の支持作用が生じないと言う更なる利点があ
る。従って実施例では、グリップ部材3は両クランプ域34、34’の中間域3
5で半径方向に外側へ後退させられて、クランプした状態でもクランプアーム3
2と圧力媒体ホース7の外周46の間に環状の中間域47が生じるように形成さ
れる。
【0039】 図1の実施例では、特にネジ螺旋角の適当な選択により作動部材5と本体部1
の間に強固な固定が保証される一方、図5及び6のように軸方向に直線的に移動
する作動部材5の構造の場合、クランプ位置の固定は一種の止め具での連結によ
るのが好ましい。このような止め具での連結は好ましくは作動部材5がクランプ
位置でグリップ部材3に止め具で係合されることにより生じる。
【0040】 従って図6及び7の実施例では、クランプアーム32上の面部分26’は異な
る形状の部分に軸方向に分割される。軸方向外側端部24は特に挿入側6に向か
って円錐状に先細りした作動部56に相接し、作動部56の挿入側6から離れた
軸方向端部域57がこの端部から半径方向に後退した保持部58に隣接している
。実施例では保持部58は作動部56から本体部1に向かって細くなっていて、
これはまた円錘形が好ましい。作動部56と保持部58の間に好ましくは鋭い角
を有する移行頂部59が存在する。
【0041】 図6に示した緩んだ位置では、第一駆動面26より短い作動部材5の第二駆動
面27が作動部26の領域に在る。ここで作動部材5が軸方向に本体部1に向か
ってずらされると、第二駆動面27が作動部56に沿って滑動し、次いでその傾
斜した形状のためにグリップ部材3を働かせ、示したように挿入した圧力媒体ホ
ース7の外周に対し半径方向内側へクランプアーム32を押し付ける。作動部材
5がずれると第二駆動面27は最終的に移行頂部59上へ滑動し第一駆動面26
の保持部58に達する。これは移行頂部59に較べて半径が小さいので、作動部
材5の環状突起54とグリップ部材3の間にフック止め作用が働く。これはいわ
ゆる戻り止め係合と言える。結果として得られたクランプセットの状態では、作
動部材5は突然反対方向へ移動して緩んだ位置に戻ることの無いように保持され
る。緩んだ位置に移動するためには、第二駆動面27が再び遷移頂部59を乗り
越えて作動部56域に達するように、作動部材5を引っ張らなければならない。
【0042】 作動部材5は、軸方向に本体部1に支えられそのためグリップ部3と本体部1
の間で軸方向に殆ど動かぬように固定されることにより、更に好都合にクランプ
位置に把持される。 第一駆動面26の傾斜は好ましくは保持部58において反対側で傾斜する作動
部56におけるよりも小さい。このことにより特に取り外し作業が容易になる。
【0043】 図1、6及び7の実施例ではクランプアーム32が二つのクランプ領域34、
34’において各々只一つのつかみ歯33、33’を有するように構成されてい
る。しかしながらこの代わりに、一つまたは二つのクランプ領域34、34’に
軸方向に並んだ複数のつかみ歯を備えた構成も可能である。図5に示すように、
この構成ではクランプアーム32は各々軸方向に並んだつかみ歯33’を軸方向
外側のクランプ領域34’に備える一方、その反対内側のクランプ領域34には
只一つのつかみ歯が設けられている。この複数配置の場合、つかみ歯を二つ又は
三つに配置するのが有利である。
【0044】 連結装置の異なる部材の材質は要求に応じて選ばれる。実施例では本体部1は
金属で構成し、グリップ部材3と作動部材はプラスチックで作られる。更に連結
装置を完全にプラスチック又は金属(例えばステンレス鋼)で構成してもよい。
弾性材料から成るグリップ部材3の特殊な場合、金属又はプラスチックー金属複
合の構成が有利である。グリップ部材3は打ち抜き、曲げた部材で作られる。こ
こで平な材料が製作に用いられ、長手スリット28、28’はこれを打ち抜き次
ぎにスリーブ状の形に曲げる。
【0045】 従って一般にこの連結装置は適切な構成をとれば多くの利点を有する。グリッ
プ部材3によって軸方向に離れた点で、挿入された圧力媒体ホース7上に二重の
クランプ作用が生じる。更に力の自動的分散を伴うグリップ部材の浮動配置が可
能である。グリップ部材の両側からスリットを入れるために、相当する互に独立
したクランプ作用を有する二つのクランプ領域でバネ作用が得られる。連結装置
は多部品装置として作られているが、全体としては準単部品構成である。従って
図6と7の実施例では、作動部材はスリーブ状端部53によりスナップ連結で本
体部1に離脱不能に固定される。本連結装置は高圧又は減圧での使用のための流
体連結を構築するのに適する。グリップ部材3により製造の非精密性が許容され
るために、規格外の圧力媒体ホースの取り付けも可能である。図6と7の構造の
場合、作動部材5が軸方向の押し込みによりクランプ位置に、また軸方向の引っ
張りにより緩んだ位置に移動可能なことから、簡単な操作が可能である。全体的
にこの構造は厳しい規格の分野、例えば食品工業での適用を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の連結装置の第一の構造を、緩んだ位置の作動部材と共に、
図2の線I−Iに沿った縦断面で示す図であり、連結すべき圧力流体導管が既に
挿入された状態が一点鎖線で示されている。
【図2】 図1の実施例に用いられるグリップ部材の内側端部域における、図
1の線II−IIに従った端面図である。
【図3】 図1の実施例で用いられる作動部材の縦断面図である。
【図4】 図1の矢印IVに従い内面を径方向内側から見た図であり、図を簡単
にするためカーブは無視している。
【図5】 形を変えたグリップ部材を有する別の実施例の、図1におけるVの
マークを付けた部分を示す図である。
【図6】 本発明の連結装置の別の構造を緩んだ位置の作動部材と共に、図1
と同じ表示法で示す図である。
【図7】 作動部材をクランプ位置に装着した図6の連結装置を示す図である
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年8月4日(1999.8.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 Ruiter Strasse 82, 73734Esslingen,German y Fターム(参考) 3H014 DA02 3H017 EA13 3J106 AA01 AA02 AA10 AB01 BA01 BB01 BC03 BD01 BE11 BE29 CA01 DA12

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流れダクト(2)を有する本体部(1)と、 スリーブ状グリップ部材(3)であって、該グリップ部材(3)が本体部(1
    )上に流れダクト(2)の端部(4)と同軸の関係に保持され、長手スリット(
    28、28’)によりグリップアーム(32)に分割され、該アーム(32)が
    周囲にわたり分配され半径方向に運動可能で、該グリップ部材(3)が内側へ延
    びるつかみ歯(33、33’)を備え、該グリップ部材(3)の外周が第一駆動
    面(26)を画定する、スリーブ状グリップ部材(3)と、 グリップ部材(3)を同軸状に少なくともその長さの一部を包むスリーブ状作
    動部材(5)であって、該作動部材(5)が本体部(1)に対して軸方向に可動
    に係合し、該作動部材(5)がその内周で第一駆動面(26)に面した第二駆動
    面(27)を画定し、二つの駆動面(26、27)が協働して、グリップ部材(
    3)のつかみ歯(33、33’)が連結装置の挿入側(6)に挿入された圧力媒
    体導管(7)の外周(46)に食い込む、スリーブ状作動部材(5)とを備える
    、圧力媒体導管の連結装置であって、 該つかみ歯(33、33’)がグリップ部材(3)の軸端部域(23、24)
    に接し、歯の無い中間域(35)によって互いに分離された、軸方向に離れた二
    つのクランプ領域(34、34’)に位置的に限定され、つかみ歯(33、33
    ’)を備えたクランプアーム(32)の端部域が一つのクランプ領域(34)に
    おいて、他のクランプ領域(34’)の端部域とはほぼ独立に半径方向に動き得
    る、連結装置。
  2. 【請求項2】 グリップ部材(3)が周囲にわたって分配された二つのグルー
    プの長手スリット(28、28’)を有し、各々がグリップ部材(3)の長さの
    一部のみに延び、グリップ部材(3)の反対の端部側に解放された、請求項1記
    載の連結装置。
  3. 【請求項3】 二つのグループの長手スリット(28、28’)が軸方向に重
    なる、請求項2記載の連結装置。
  4. 【請求項4】 第一及び第二グループの長手スリット(28、28’)がグリ
    ップ部材(3)の周方向で交互に配置される、請求項2又は3記載の連結装置。
  5. 【請求項5】 該グリップ部材(3)が打ち抜き、曲げられた形のものである
    、請求項1から4のいずれかに記載の連結装置。
  6. 【請求項6】 クランプアーム(32)の端部(37)が各長手スリット(2
    8、28’)の閉鎖軸端(36)と軸方向に隣接し、該軸端部域(37)が少な
    くとも一つのつかみ歯(33、33’)を備える、請求項1から5のいずれかに
    記載の連結装置。
  7. 【請求項7】 該グリップ部材(3)が流れダクト(2)の端部(4)に受容
    される、少なくともその内側軸端部域(23)を有し、また該グリップ部材(3
    )が該クランプアーム(32)の相接する端部域から半径方向外側へ突出する第
    一保持突起(42)を有し、該突起が僅かな程度の軸方向遊びをもって本体部(
    1)の保持くぼみ(43)に嵌合し、該くぼみ(43)が半径方向内側へ解放さ
    れている、請求項1から6のいずれかに記載の連結装置。
  8. 【請求項8】 挿入側(6)に面したその外側軸端側に該グリップ部材(3)
    が、相接するクランプアーム(32)の端部から半径方向外側へ延び、該作動部
    材(5)内周に設けられた環状当接肩部(45)により、軸方向内側にフック止
    めされる第二保持突起(44)を有する、請求項1から7のいずれかに記載の連
    結装置。
  9. 【請求項9】 クランプアーム(32)の端部域が二つのクランプ域(34、
    34’)の少なくとも一つに、軸方向に並んだ数個のつかみ歯(33、33’)
    を有する、請求項1から8のいずれかに記載の連結装置。
  10. 【請求項10】 第一駆動面(26)が少なくともその長さの一部にわたり特
    に円錐状に挿入側(6)に向かって先細りしている、請求項1から9のいずれか
    に記載の連結装置。
  11. 【請求項11】 第一駆動面(26)がその全長にわたり挿入側(6)に向か
    って先細りしている、請求項10記載の連結装置。
  12. 【請求項12】 第一駆動面(26)が挿入側(6)に向かって円錐状に先細
    りする作動部(56)を有し、その挿入側(6)と反対の軸端部域に半径的に作
    動部(56)よりも小さい隣接する保持部(58)がつながり、作動部材に備え
    られた第二駆動面(27)が軸方向に第一駆動面(26)より短く、作動部材(
    5)が移動する際、それが第一駆動面(26)の二つの前記部分の間を切り替わ
    る、請求項10記載の連結装置。
  13. 【請求項13】 作動部(56)から始まり、保持部(58)が挿入側(6)
    とは反対のその軸端部域に向かって先細りし、この先細りが特に円錐状である、
    請求項12記載の連結装置。
  14. 【請求項14】 第二駆動面(27)がその全長の少なくとも一部、なかんず
    く全体にわたって挿入側(6)に向かって先細りし、この先細りが特に円錐状で
    ある、請求項1から13いずれかに記載の連結装置。
  15. 【請求項15】 第二駆動面(27)が軸方向両側に隣接した作動部材(5)
    の領域に対し半径方向内側へ突出した環状突起(54)上に位置する、請求項1
    から14のいずれかに記載の連結装置。
  16. 【請求項16】 作動部材(5)が本体部(1)と螺旋ネジで連結され、作動
    部材(5)の軸方向の移動が本体部(1)に対する回転運動により生じ得る、請
    求項1から15いずれかに記載の連結装置。
  17. 【請求項17】 螺旋ネジ係合が、圧力媒体ホース(7)の挿入又は離脱可能
    な位置と挿入した圧力媒体ホース(7)を把持するクランプ位置の間の切り替え
    に、一回転より少ない作動部材(5)の回転が必要である、請求項16記載の連
    結装置。
  18. 【請求項18】 螺旋ネジ係合(25)が差込みジョイント又は多条螺旋ネジ
    連結である、請求項16又は17記載の連結装置。
  19. 【請求項19】 作動部材(5)が軸方向に滑動可能に本体部(1)に装着さ
    れ、作動部材(5)の移動が本体部(1)に対する軸方向の滑りにより起こり得
    る、請求項1から15のいずれかに記載の連結装置。
  20. 【請求項20】 グリップ部材(3)に僅かしか、又は全く半径方向の力が働
    かない緩んだ位置とグリップ部材(3)により大きな力が生じるクランプ位置の
    間を軸方向に作動部材が滑動可能で、作動部材が戻り止め係合によりグリップ部
    材(3)と軸方向に固定される、請求項1から19の一つ以上の特徴を有する圧
    力媒体導管の連結装置。
  21. 【請求項21】 第二駆動面(27)が第一駆動面の保持部(58)に位置す
    ることにより戻り止め係合が生じる、請求項20記載の連結装置。
  22. 【請求項22】 グリップ部材(3)と本体部(1)の環状当接肩部(21)
    の軸方向の間にシールリング(22)が設けられる、請求項1から21のいずれ
    かに記載の連結装置。
  23. 【請求項23】 挿入側(6)の軸方向反対側に位置する本体部(1)の固定
    端(11)に設けられ、好ましくは螺旋ネジを有するシャフト状固定部(12)
    を有する、請求項1から22のいずれかに記載の連結装置。
  24. 【請求項24】 シャフト状固定部(12)に同心状に位置する離脱不能のシ
    ールリング(15)を有する、請求項23記載の連結装置。
  25. 【請求項25】 本体部(1)が流体工学的部材、例えばバルブ、のハウジン
    グ構成要素で構成される、請求項1から24のいずれかに記載の連結装置。
  26. 【請求項26】 グリップ部材(3)がプラスチック材及び/又は金属から成
    る、請求項1から25のいずれかに記載の連結装置。
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