JPS6334807Y2 - - Google Patents

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JPS6334807Y2
JPS6334807Y2 JP9482380U JP9482380U JPS6334807Y2 JP S6334807 Y2 JPS6334807 Y2 JP S6334807Y2 JP 9482380 U JP9482380 U JP 9482380U JP 9482380 U JP9482380 U JP 9482380U JP S6334807 Y2 JPS6334807 Y2 JP S6334807Y2
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drive rod
hole
axis
hole saw
base body
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は合成樹脂製管体に孔を穿設するための
穿孔機に関する。
典型的な先行技術は実開昭48−884に示されて
いる。この穿孔機では、ホールソーを穿孔すべき
管体に押付けながら穿孔を行なわなければなら
ず、したがつて穿孔作業に手間がかかるとともに
ホールソーを管体に押付けながら回転するために
大きな力を必要とする。
この問題を解決するためにたとえば実公昭31−
864に示されているようにホールソーを管体に押
付けるための構造を用いることが容易に思いつ
く。このような構造ではホールソーを管体へ押付
けるための力をかけながらホールソーを回転する
ことが可能であるけれども、穿孔の準備および後
片付けのための工夫が為されておらず、作業が繁
雑である。このような作業は地中に埋設されてい
る都市ガスなどの流体を輸送する管路に関連して
実施される場合が多く、このような現場での作業
ではその作業性ができるだけ簡便であることが望
まれる。
本考案の目的は、穿孔を容易な作業で行なうこ
とができる穿孔機を提供することである。
本考案は、穿孔されるべき合成樹脂製管体1の
外周に気密的に接合された合成樹脂製管3の遊端
部を開閉自在に保持するクランプ部材4であつ
て、管3の外周にほぼ半周ずつ接触する一対の半
割り片12,13と、これらの半割り片12,1
3の一端部を枢支するための管体3の軸線と平行
なピン14と、一方の半割り片12の他端部に突
設された係止突起15と、他方の半割り片13の
他端部に前記ピン14と平行なヒンジピン17に
よつて枢支されるレバー18と、レバー18の途
中に設けられる連結環19とを有し、連結環19
を係止突起15に掛けた状態でレバー18を係止
突起15から遠去かる方向に回動することによつ
て一対の半割り片12,13の他端部が近接方向
に締めつけられるようにした、そのようなクラン
プ部材4、 前記管の遊端部に気密的に接合されたソケツト
継手5に気密的に嵌入され、内ねじ部分26を有
する透孔25が形成される基体6、 前記管の軸線に沿つて変位自在であり、かつそ
の軸線まわりに回転自在に前記基体6の透孔25
を気密的に貫通し、一端部寄りの途中には前記内
ねじ部分26に螺合する外ねじ部分31が形成さ
れる駆動棒7、 前記駆動棒7の他端部に着脱自在に固定される
ホールソー8、 前記駆動棒7の前記一端部に装着され、半径方
向に延びる回転用ハンドル32、ならびに 前記クランプ部材4および基体6を相互に近接
する方向に締めつける締めつけ手段10を含み、 前記基体6には、一端部が前記管3内に連通し
他端部が外部に開口した通路29が形成されてお
り、その通路29の他端部には圧縮気体供給源に
連結するための接続部材30が設けられ、 締めつけ手段10は、クランプ部材4の一直径
線上で半径方向外方に突出した一対の第1ハンド
ル50と、基体6の一直径線上で前記第1ハンド
ル50に個別的に対応して半径方向両側に突出し
た一対の第2ハンドル51と、第1および第2ハ
ンドル50,51を連結する連結部材52と、そ
の連結部材52に備えられたねじ部材53とを含
み、連結部材52は基体6の軸線に沿つて延びる
係合孔54を備え、この係合孔54の一端部には
第1ハンドル50が挿通して係合され、係合孔5
4の他端部には第2ハンドル51が挿通して係合
され、係合孔54の前記一端部側で連結部材52
の端部に、係合孔54に沿う軸線を有するねじ部
材53が螺合し、そのねじ部材53の先端部は第
2ハンドル51に当接可能であり、 基体6は、基体6の軸線方向に沿つてホールソ
ー8から遠去かるにつれて、段差状に大きい外径
を有する部分を備え、 ホールソー8には、その切刃40とは反対側の
端部に逆T字状の嵌合溝45が形成され、 この嵌合溝45は、 一対の平行な第1平面51,52を有し、半径
方向に延びて側方に開放し、かつ軸線に垂直な平
面内でU字状である係合切欠き53と、 切刃40側で係合切欠き53に連なり、前記第
1平面51,52よりも大きい間隔を有する一対
の面54,55を備え、半径方向に延びて側方に
開放した抜止め切欠き56とを有し、 駆動棒7の前記他端部には、その軸線を含む断
面が逆T字状の係合部43が形成され、 この係合部43は、 係合切欠き53に嵌合して前記第1平面51,
52に対向する相互に平行な第2平面57,58
を有する係合首部59と、 係合首部59から駆動棒7の遊端側に連なり、
第2平面57,58よりも外方に拡がり、抜止め
切欠き56に嵌合する抜止め部60とを有し、 ホールソー8には、一方の第1平面51側から
半径方向内方にばね48によつて付勢される球体
47が設けられ、 前記一方の第1平面51に対向する一方の第2
平面57には、球体47が部分的に嵌合する凹部
46が形成され、 凹部46が球体47に嵌合した状態で、駆動棒
7とホールソー8との各軸線が一直線上にあるこ
とを特徴とする穿孔機である。
以下、図面によつて本考案の実施例を説明す
る。第1図は本考案の一実施例の断面図である。
この穿孔機は、合成樹脂たとえばポリエチレンか
ら成る管体1の外周にサドル2を介して接合され
た合成樹脂製短管3の遊端部を開閉自在に保持す
るクランプ部材4、短管3の遊端部に接合された
ソケツト継手5に気密的に嵌入される基体6、基
体6を前記短管3の軸線と同一の軸線を有して変
位自在にかつ気密的に貫通する駆動棒7、駆動棒
7の管体1寄りの一端部に着脱自在に固定される
ホールソー8、駆動棒7の他端部に設けられる駆
動手段9、ならびにクランプ部材4および基体6
を相互に近接する方向に締めつける締めつけ手段
10を含む。この穿孔機によれば、都市ガスなど
の気体が流通している管体1の側壁に、その都市
ガスが外部に洩れることを防止して破線で示すご
とく孔11を穿設することができる。
第2図はクランプ部材4の平面図である。クラ
ンプ部材4は短管3の外周にほぼ半周ずつ接触す
る一対の半割り片12,13を含む。半割り片1
2,13の一端部は短管3の軸線と平行なピン1
4によつて相互に枢支される。半割り片12の他
端部には係止突起15が突設され、半割り片13
の他端部には支持突起16が突設される。支持突
起16には、ピン14と平行なヒンジピン17に
よつてレバー18が枢支されており、このレバー
18の途中には連結環19が設けられる。連結環
19を係止突起15に掛けた状態で、レバー18
を第2図のごとき位置に、すなわちレバー18を
係止突起15から遠去かる方向(第2図の時計方
向)に回動すると、係止突起15および支持突起
16が相互に近接する方向、すなわち半割り片1
2,13の他端部が相互に近接する方向に締め付
けられて、両半割り片12,13によつて短管3
が固定的に把持される。レバー18をピン17の
まわりに仮想線で示すごとく回動すると、連結環
19が係止突起15から外れ、それによつて両半
割り片12,13をピン14のまわりに解放する
ことができる。
第3図は基体6付近の拡大断面図であり、第4
図は第1図の切断面線−から見た断面図であ
り、第5図は第1図の右側面図である。基体6の
下部には、下方に延びる嵌合部20が突設され
る。この嵌合部20は上方から順に大径部分21
と小径部分22とを備え、小径部分22の直径
は、ソケツト継手5に気密的に嵌入し得る値を有
する。大径部分21は、ソケツト継手5よりも大
径のソケツト継手に嵌入するときに用いられる。
大径部分21および小径部分22の外周には、O
リング23,24がそれぞれ設けられる。
基体6には、短管3の軸線と同心の透孔25が
形成される。この透孔25は、上方から下方に向
けて順に、内ねじ部分26と内ねじ部分6よりも
小径の支持孔部分27とを備える。支持孔部分2
7には、Oリング28が設けられる。基体6の透
孔25とずれた位置には、通路29が形成されて
おり、この通路29の一端部は、小径部分22の
端面22aに開口される。通路29の他端部は、
基体6の側部に開口されており、その他端部には
接続部材30としてのニツプルが螺着される。こ
の接続部材30には、図示しない圧縮機などの圧
縮気体供給源が接続される。
透孔25には駆動棒7が嵌挿される。駆動棒7
には、前記内ねじ部分26に螺合される外ねじ部
分31が部分的に形成される。
駆動棒7の管体1とは反対側の端部にはラチエ
ツトハンドル32を含む駆動手段9がボルト34
によつて装着される。このラチエツトハンドル3
2を駆動棒7の軸線まわりに往復駆動させること
によつて駆動棒7は軸線まわりに一方向に回転さ
れ、それによつて駆動棒7が螺進あるいは螺退さ
れる。
第6図はホールソー8付近の断面図であり、第
7図はホールソー8を駆動棒7から取り外した状
態を示す斜視図である。駆動棒7の管体1寄りの
一端部にはホールソー8が着脱自在に固定され
る。このホールソー8は円柱状の本体39とその
本体39に螺着される切刃40とを含む。駆動棒
7の一端部には、軸線を含む断面が逆T字状の係
合部43が形成される。ホールソー8の本体39
には、透孔44が同心に形成される。本体39の
駆動棒7寄りの端面から透孔44の途中にわたつ
ては、本体39の半径方向に直角な断面が逆T字
状の嵌合溝45が形成される。この嵌合溝45は
透孔44から半径方向に沿つて外方に延び、本体
39の側部に開放されている。この嵌合溝45に
は駆動棒7の係合部43が第6図のごとく、嵌め
込まれる。係合部43の側部には凹部46が形成
されており、その凹部46には球体47が嵌合さ
れる。この球体47はばね48によつて凹部46
に向けて付勢されており、それによつて駆動棒7
と本体39との相対的な回転が阻止される。ばね
48は支持部材49によつて受けられる。
駆動棒7の係合部43は嵌合溝45に係合され
ているので、軸線方向に相互に離反することはな
く、しかも嵌合溝45に係合部43が嵌合するこ
とは極めて容易であつて、ホールソー8を駆動棒
7の一端部に容易に装着することができる。ホー
ルソー8を駆動棒7の一端部から外すときには駆
動棒7の係合部43を本体39の半径方向に沿つ
て嵌合溝45から外方に取り出すようにすればよ
い。
嵌合溝45は、ホールソー8の切刃40とは反
対側の端部に形成される。この嵌合溝45は、係
合切欠き53と、抜止め切欠き56とを有する。
係合切欠き53は、一対の平行な第1平面51,
52を有し、ホールソー8の半径方向(第6図の
紙面に垂直な方向)に延びて側方に開放する。こ
の係合切欠き53は第7図に明らかなようにホー
ルソー8の第7図における上下方向の軸線に垂直
な平面内でU字状である。抜止め切欠き56は、
係合切欠き53に連なり、第1平面51,52よ
りも大きい間隔を有する一対の面54,55を備
える。この抜止め切欠き56は、ホールソー8の
半径方向(第6図の紙面に垂直な方向)に延びて
側方に解放する。
駆動棒7に形成されている係合部43は、係合
首部59と抜止め部60とを有する。係合首部5
9は、第1平面51,52に対向する相互に平行
な第2平面57,58を有する。抜止め部60
は、係合首部59から駆動棒7の遊端側(第6図
および第7図の下方)に連なり、第2平面57,
58よりも第6図の左右方向である外方に拡が
り、抜止め切欠き56に嵌合する。
凹部46が球体47に嵌合した状態では、第6
図に明らかに示されるように、駆動棒7とホール
ソー8との第6図における上下に延びる各軸線は
一直線上にある。
締めつけ手段10はクランプ部材4の一直径線
上で半径方向外方に突出した一対のハンドル50
と、基体6の一直径線上で半径方向両側に突出し
た一対のハンドル51と、両ハンドル50,51
を連結する連結部材52と、その連結部材52に
備えられたねじ部材53とを含む。連結部材52
は、短管3の軸線に沿つて延びる係合孔54を備
え、この係合孔54の一端部(第5図の下端部)
にはハンドル50が係合され、係合孔54の他端
部(第5図の上端部)にはハンドル51が係合さ
れる。連結部材52の端部に備えられたねじ部材
53の先端部はハンドル51に当接可能であり、
したがつて、ねじ部材53を螺進してハンドル5
1に当接させて締めつけることによつてハンドル
50,51が相互に近接する方向に締めつけられ
る。それによつて基体6の嵌合部20がソケツト
継手5の受け口に確実に嵌入される。係合孔54
は、基体6の軸線に沿つて延びるハンドル50と
ハンドル51とは相互に個別的に対応している。
ハンドル50,51は、係合孔54に挿通して係
合される。ねじ部材53は連結部材52の端部に
螺合する。
管体1の側壁に孔11を穿設するにあたつて
は、まずその孔11を穿設すべき場所にサドル2
を融着する。そしてそのサドル2の融着終了後サ
ドル2に短管3をソケツト接合し、さらにその短
管3の遊端部にソケツト継手5を融着する。その
ような一連の融着作業終了後に本件穿孔機による
穿孔作業が行なわれる。
穿孔機の取り付けにあたつては、クランプ部材
4を短管3の遊端部付近に装着し、基体6をソケ
ツト継手5の受け口に嵌入する。この際、駆動棒
7の先端にはホールソー8が予め装着されてい
る。次いで、締めつけ手段10によつてクランプ
部材4と基体6とが近接する方向に締めつけて、
基体6の嵌合部20をソケツト継手5の受け口に
確実に嵌入する。このような状態で、基体6の側
部に設けられた接続部材30に図示しない圧縮機
などを連結し、圧縮機からの圧縮空気を通路29
を経て短管3内に導入する。この圧縮空気の短管
3内への封入はたとえば約5分間程度続けられ、
それによつて分岐サドル2、短管3およびソケツ
ト継手5の相互の融着が確実におこなわれている
か否かが確認される。このような気密試験の終了
後において、接続部材30から圧縮機を外して、
短管3内の圧縮空気を大気に放出する。
気密試験終了後において、ラチエツトハンドル
32を回すことによつて駆動棒7を管体1に向け
て移動させ、ホールソー8が管体1の側部に当接
した状態で、ラチエツトハンドル32をさらにま
わすことによつて駆動棒7が軸線まわりの一方向
に回転しながら徐々に進行し、それによつて孔1
1が穿設される。ホールソー8による孔11の穿
設が終了したのちに、ホールソー8が管体1内に
入り込みすぎることを防ぐために、駆動棒7の第
1図における上端部には切り欠き55が形成され
ており、その切り欠き55が基体6の上端面に到
達したときに駆動棒7の回転駆動を停止する。
孔11の穿設が終了したのちに駆動棒7を第1
図の上方に引き上げていき、ホールソー8がクラ
ンプ部材4よりも上方に位置するまで駆動棒7を
引き上げる。このような状態で、管体1内を流過
する都市ガスなどは孔11を経て短管3内に侵入
している。この駆動棒7の引き上げ終了後におい
て、短管3の途中を在来公知の遮断工具で扁平に
遮断する。その後で締めつけ手段10を開放し、
基体6をソケツト継手5から取り外す。さらに短
管3を保持していたクランプ部材4を解放する。
次いで、ソケツト継手5の受け口に後続する分岐
管などを接続したのちに前記遮断工具を解放し、
短管3の遮断を停止する。それによつて管体1内
を流過する気体が、短管3を経て前述の分岐管な
どに流過する。
上述のごとく本考案によれば、穿孔されるべき
合成樹脂製管体にサドルおよび管などを介して接
続されたソケツト継手に基体を気密的に嵌入し、
その基体を気密的に貫通する駆動棒を回転駆動さ
せることによつて、ホールソーにより管体の外周
に孔を穿設することができる。しかもその駆動棒
を管体から離反する方向に移動することによつて
前記管の途中を遮断工具で遮断することができ、
したがつて管体内を流過する気体の漏出を防止し
て管体に確実に穿孔することができる。特に本考
案によれば、基体には管内に挿通し、外部に開口
する通路29が形成されており、その通路29に
は圧縮気体供給源が連結されるので、穿孔後に管
体に管を接続した後において気密試験を容易に行
なうことができる。
ホールソーを回転しつつ、ねじ部材53によつ
て第1および第2ハンドルを相互に接近する方向
に締め付けることによつてホールソーによる穿孔
を容易に行なうことができ、作業性が向上する。
また本考案に従う連結部材52は、第1および
第2ハンドルに挿通して係合する係合孔54を有
している。したがつて第1および第2ハンドルに
連結部材を連結する作業は、それらの第1および
第2ハンドルの延びる方向に挿通離脱することが
でき、ねじ部材を螺合する必要がなく、このこと
によつて作業性が向上する。このような効果は、
前述の先行技術に関連して述べたたとえば実公昭
31−864などにおいては、達成されない効果であ
る。
しかもまた本考案では、基体6は、ホールソー
から遠去かるにつれて、すなわち第3図の上方に
なるにつれて、段差状に大きい外径を有する部分
21,22を有する。したがつて前記管3の径が
異なるときにおいても基体6を共通に使用するこ
とができる。このときもまた現場における穿孔作
業を容易にする。
さらにまた本考案に従うクランプ部材4では、
一対の半割り片12,13が設けられ、これらの
一端部はピン14によつて枢支されるとともに、
他端部は係止突起15と、レバー18と、連結管
19との組み合わせによつて、そのレバーの回動
によつて管体3の取付け、取外しを容易に行なう
ことができる。このようにして管体3へのクラン
プ部材4の装着作業が容易になる。
基体6に形成されている内ねじ部分26には、
駆動棒7に形成されている外ねじ部分31が螺合
するので、回転用ハンドル32を角変位すること
によつて駆動棒をその軸線まわりに回転すること
ができ、これによつてホールソー8による穿孔を
わずかな力で容易に行なうことができる。
さらにまた本考案では、ホールソー8に形成さ
れた係合切欠き53と、抜止め切欠き56とを有
する嵌合溝45が形成され、この嵌合溝45には
駆動棒7の端部に形成されている逆T字状の係合
部43が嵌合し、この係合部43は係合首部59
と、抜止め部60とを有する。これによつてホー
ルソー8の交換作業を容易に行なうことができる
とともに、駆動棒7からの回転力をホールソー8
に確実に伝達することができる。
さらにまた本考案では、ばね48によつて付勢
される球体47が駆動棒7の係合部43における
係合首部59の一方の第2平面57に形成された
凹部46に嵌合し、この状態で駆動棒7とホール
ソー8との各軸線が第6図に明らかなように一直
線上にある。こうして駆動棒7とホールソー8と
をそれらの軸線が一直線上にあるように取外し可
能に装着することができ、この装着状態を球体4
7が凹部46に嵌まり込むことによつて確認する
ことが可能となる。このようにしてホールソー8
の駆動棒7への装着作業を正確かつ容易に行なう
ことができる。
また本考案では、穿孔されるべき合成樹脂製管
体1の外周に気密的に接合された合成樹脂製管3
は、穿孔後において、ソケツト継手5を用いて流
体の輸送のために引続き使用されるものであり、
管体1に分岐のための管3を接続するための作業
性が向上される。
さらにまた本考案では、管3は合成樹脂製であ
るので、遮断工具を用いて偏平にして遮断するこ
とができ、したがつて弁などを用いることなし
に、流体を遮断することができ、作業性が良好で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
クランプ部材の平面図、第3図は基体6付近の拡
大断面図、第4図は第1図の切断面線−から
見た断面図、第5図は第1図の右側面図、第6図
はホールソー8付近の断面図、第7図はホールソ
ーを駆動棒7の一端部から取り外した状態を示す
斜視図である。 4……クランプ部材、6……基体、7……駆動
棒、8……ホールソー、9……駆動手段、10…
…締めつけ手段、29……通路、30……接続部
材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 穿孔されるべき合成樹脂製管体1の外周に気密
    的に接合された合成樹脂製管3の遊端部を開閉自
    在に保持するクランプ部材4であつて、管3の外
    周にほぼ半周ずつ接触する一対の半割り片12,
    13と、これらの半割り片12,13の一端部を
    枢支するための管体3の軸線と平行なピン14
    と、一方の半割り片12の他端部に突設された係
    止突起15と、他方の半割り片13の他端部に前
    記ピン14と平行なヒンジピン17によつて枢支
    されるレバー18と、レバー18の途中に設けら
    れる連結環19とを有し、連結環19を係止突起
    15に掛けた状態でレバー18を係止突起15か
    ら遠去かる方向に回動することによつて一対の半
    割り片12,13の他端部が近接方向に締めつけ
    られるようにした、そのようなクランプ部材4、 前記管の遊端部に気密的に接合されたソケツト
    継手5に気密的に嵌入され、内ねじ部分26を有
    する透孔25が形成される基体6、 前記管の軸線に沿つて変位自在であり、かつそ
    の軸線まわりに回転自在に前記基体6の透孔25
    を気密的に貫通し、一端部寄りの途中には前記内
    ねじ部分26に螺合する外ねじ部分31が形成さ
    れる駆動棒7、 前記駆動棒7の他端部に着脱自在に固定される
    ホールソー8、 前記駆動棒7の前記一端部に装着され、半径方
    向に延びる回転用ハンドル32、ならびに 前記クランプ部材4および基体6を相互に近接
    する方向に締めつける締めつけ手段10を含み、 前記基体6には、一端部が前記管3内に連通し
    他端部が外部に開口した通路29が形成されてお
    り、その通路29の他端部には圧縮気体供給源に
    連結するための接続部材30が設けられ、 締めつけ手段10は、クランプ部材4の一直径
    線上で半径方向外方に突出した一対の第1ハンド
    ル50と、基体6の一直径線上で前記第1ハンド
    ル50に個別的に対応して半径方向両側に突出し
    た一対の第2ハンドル51と、第1および第2ハ
    ンドル50,51を連結する連結部材52と、そ
    の連結部材52に備えられたねじ部材53とを含
    み、連結部材52は基体6の軸線に沿つて延びる
    係合孔54を備え、この係合孔54の一端部には
    第1ハンドル50が挿通して係合され、係合孔5
    4の他端部には第2ハンドル51が挿通して係合
    され、係合孔54の前記一端部側で連結部材52
    の端部に、係合孔54に沿う軸線を有するねじ部
    材53が螺合し、そのねじ部材53の先端部は第
    2ハンドル51に当接可能であり、 基体6は、基体6の軸線方向に沿つてホールソ
    ー8から遠去かるにつれて、段差状に大きい外径
    を有する部分を備え、 ホールソー8には、その切刃40とは反対側の
    端部に逆T字状の嵌合溝45が形成され、 この嵌合溝45は、 一対の平行な第1平面51,52を有し、半径
    方向に延びて側方に開放し、かつ軸線に垂直な平
    面内でU字状である係合切欠き53と、 切刃40側で係合切欠き53に連なり、前記第
    1平面51,52よりも大きい間隔を有する一対
    の面54,55を備え、半径方向に延びて側方に
    開放した抜止め切欠き56とを有し、 駆動棒7の前記他端部には、その軸線を含む断
    面が逆T字状の係合部43が形成され、 この係合部43は、 係合切欠き53に嵌合して前記第1平面51,
    52に対向する相互に平行な第2平面57,58
    を有する係合首部59と、 係合首部59から駆動棒7の遊端側に連なり、
    第2平面57,58よりも外方に拡がり、抜止め
    切欠き56に嵌合する抜止め部60とを有し、 ホールソー8には、一方の第1平面51側から
    半径方向内方にばね48によつて付勢される球体
    47が設けられ、 前記一方の第1平面51に対向する一方の第2
    平面57には、球体47が部分的に嵌合する凹部
    46が形成され、 凹部46が球体47に嵌合した状態で、駆動棒
    7とホールソー8との各軸線が一直線上にあるこ
    とを特徴とする穿孔機。
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