JP4199019B2 - 表面実装型回路モジュール - Google Patents
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Description
【発明の技術分野】
本発明は、表面実装型回路モジュールに関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】
表面実装型回路モジュールでは、一般に、ガラス基板やアルミナセラミック基板が用いられており、基板の回路形成面とは反対側の面にSMD(表面実装部品)用端子を設け、このSMD用端子と回路側端子を基板側面に設けた側面電極によって導通させている。そして、SMD用端子を実装基板に対して半田付けする際に、溶融した半田がSMD用端子及び側面電極に接触して凝固し、該SMD用端子及び側面電極を介して実装基板に固定される。このような表面実装型回路モジュールにおいて、上記側面電極は、印刷法やスパッタ法により形成されているが、印刷法やスパッタ法では電極材料と基板の密着性を良好に確保できない、印刷位置ずれが生じてピッチが狭くなってしまう等の課題が種々あった。
【0003】
そこで最近では、アルミナセラミック基板に替えて、低誘電率のLTCC(低温焼結多層セラミック)基板を用いることが提案されている。LTCC基板を用いれば、スルーホール配線によって回路側端子とSMD用端子を簡単且つ確実に導通させることが可能である。すなわち、LTCC基板にスルーホールを形成し該スルーホール内に電極材料を充填若しくは付着させてビアを形成し、このビアの上下面に回路側端子及びSMD用端子をそれぞれ形成した後に、該ビアの位置でLTCC基板を切断すれば、基板側面にビアが露出するため、上記印刷法やスパッタ法を用いた場合の課題を解消しつつ、基板側面に側面電極を容易に形成できると考えられる。このようなスルーホール配線を用いた従来の回路モジュールは、例えば特開2001-278657号公報、特開平11-97736号公報等に開示されている。
【0004】
しかしながら、近年の回路モジュールでは、優れた高周波特性を得るべく、例えばAu、Ag、Cuなどの低抵抗の電極材料を用いることが望まれている。これらAu、Ag、Cu等の電極材料は、展性及び延性がある。このため、Au、Ag、Cu等の電極材料がスルーホール内に充填若しくは付着されていると、スルーホールを切断しようとしても該電極材料が延びて上手く切断できなかった。また、ビアを切断せずにそのまま用いることは技術的に可能であるが、この場合にはLTCC基板の裏面でSMD用端子とマウント基板が半田付けされるため、形成された半田フィレットを確認することができない。これは、半田フィレットの有無により回路モジュールが実装されているか否かを確認したいという市場の要望に反する。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、回路側端子とSMD用端子の導通が確実にとれ、形成した半田フィレットを確認できる表面実装型回路モジュールを提供することを目的とする。
【0006】
【発明の概要】
本発明は、半田フィレットとは別個に、回路側端子とSMD用端子とを導通させるビアを基板内に設ければ、回路側端子とSMD用端子との導通が確実にとれること、及び、回路側端子に接続するビアを設け、このビアとSMD用端子とが露出する半田フィレット形成用キャビティを基板端縁部に開口させれば、半田フィレット形状を確認でき、さらに半田フィレットによっても回路側端子とSMD用端子を導通させることができることに着眼したものである。
【0007】
すなわち、本発明は、複数の絶縁基板を積層してなる絶縁積層基板と、この絶縁積層基板の最上層表面に形成された、複数の回路側端子を含む回路と、絶縁積層基板の最下層裏面に、複数の回路側端子に対応させて形成された複数のSMD用端子と、絶縁積層基板の最上層から最下層よりも一段上の層までの各層を貫通して形成され、最上層表面の各回路側端子に接続する第1ビアと、絶縁積層基板の最下層端縁部に開口し、第1ビア及び各SMD用端子をマウント基板の導体に導通接続させる半田フィレットを形成するための半田フィレット形成用キャビティと、を備え、絶縁積層基板の層間に、第1ビアと接続する中継導体を設けたこと、この中継導体を半田フィレット形成用キャビティ内に露出させたこと、及び、さらに、絶縁積層基板の少なくとも最下層に、中継導体と各SMD用端子を接続する第2ビアを設けたことを特徴としている。
【0008】
第1ビアの中心位置と半田フィレット形成用キャビティの中心位置は、一致していることが好ましい。第2ビアは、絶縁積層基板の層間に設けられた中継導体を介して第1ビアに接続することが好ましい。ただし、第1ビアを第2ビアよりも大径に形成して、第2ビアを第1ビアに直接接続することも可能である。
【0009】
具体的に、第2ビアが絶縁積層基板の最下層のみに設けられている形態では、最下層と該最下層よりも一段上の層との間に形成された中継導体を介して、第1ビアと第2ビアとを接続することができる。中継導体は、第1ビアと半田フィレットとを電気的に接続させるため、その一部が半田フィレット形成用キャビティに露出して形成される。
【0010】
絶縁積層基板の最上層から最下層よりも一段上の層までの各層を貫通して形成された第1ビアは、各層間で直接接続されていても、各層間に設けた中継導体を介して間接接続されていてもよい。中継導体を介して接続する場合には、第1ビアを階段状に設けることが可能である。
【0011】
半田フィレット形成用キャビティを規定する最下層の開口端面には、半田ぬれ性を有する金属材料膜が形成され、この金属材料膜を介してSMD用端子と中継導体が半田接合されていることが好ましい。金属材料膜が存在することにより、半田フィレット形成用キャビティ内に半田フィレットを形成しやすくなり、SMD用端子と中継導体を半田接合しやすくなる。
【0012】
半田フィレット形成用キャビティは、基板厚さ方向の中央部が最も幅狭で、該中央部から基板厚さ方向の両端部に向かって幅広となる。これは、製造工程中の焼成時に絶縁積層基板の最下層が変形してしまうためであり、焼成後の半田フィレット形成用キャビティの形状を制御することは現状では難しい。この半田フィレット形成用キャビティの開口端形状において、最も幅が狭い部分と最も幅が広い部分との幅比は、実際的に、約70%以上95%以下程度である。
【0013】
絶縁基板にはLTCC基板を用いることができ、絶縁積層基板をLTCC積層基板で構成することが可能である。また、第1ビア及び第2ビアを形成する導体は、低抵抗であることが好ましく、具体的にはAu、Ag、AgPd又はCuを用いることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態による表面実装型回路モジュールを示す断面図である。本表面実装型回路モジュール(以下、単に「回路モジュール」という。)1は、4枚のLTCC基板を下から順に第1層21、第2層22、第3層23及び第4層24として積層した4層構造のLTCC積層基板2と、LTCC積層基板2の表面(第4層表面)2aに形成された回路30と、LTCC積層基板2の裏面(第1層裏面)2bに形成された複数のSMD用端子4と、LTCC積層基板2の第1層端縁部21cに開口した半田フィレット形成用キャビティ6とを備えている。回路30及びSMD用端子4は、印刷技術又は薄膜微細加工技術を用いて形成されている。回路30には、例えばTaN導体膜からなる抵抗R、誘電体となるSiO2膜31及びこのSiO2膜31を挟む導体膜32、33からなるコンデンサC、導体膜34を渦巻状に形成してなるコイルL、回路30の電気的な入口部又は出口部となる複数の回路側端子3等が含まれている。なお、抵抗R、コンデンサC、コイルL又は回路側端子3は、その全部又は一部がLTCC積層基板2の層間に形成されることもある。
【0023】
SMD用端子4は、回路モジュール1をマウント基板に実装する際に該マウント基板の導体に対して半田付けされる端子であって、各回路側端子3に対応して設けられている。対応する回路側端子3とSMD用端子4は、第1ビア(第1フィルドビア)51、中継導体53及び第2ビア(第2フィルドビア)52を介して電気的に接続されている。
【0024】
第1ビア(第1フィルドビア)51は、回路側端子3の形成位置に対応する位置に、LTCC積層基板2の第4層(最上層)24から第2層(最下層よりも一段上の層)22までの各層の表裏面を貫通して形成されていて、第4層表面にて回路側端子3に接続する。第2ビア(第2フィルドビア)52は、SMD用端子4の形成位置に対応する位置に、LTCC積層基板2の第1層(最下層)21の表裏面を貫通して形成されていて、第1層裏面21bにてSMD用端子4に接続する。この第2ビア52は、半田フィレット形成用キャビティ6には露出していない。中継導体53は、第2層裏面に半田フィレット形成用キャビティ6よりも広い範囲に形成されており、その一部が半田フィレット形成用キャビティ6に露出し、残部が第1層21と第2層22の間に位置して第1ビア51と第2ビア52を接続している。これら第1及び第2ビア51、52と中継導体53は、例えばAu、Ag、AgPd又はCuなど、低抵抗で半田ぬれ性の良い導体材料で形成されていることが好ましい。
【0025】
半田フィレット形成用キャビティ6は、回路モジュール1をマウント基板に実装する際に溶融した半田を留めて再固化させるための空間である。この半田フィレット形成用キャビティ6には、第1ビア51に接続された中継導体53の一部とSMD用端子4の端部が露出している。半田フィレット形成用キャビティ6をLTCC積層基板2の側面2c側からみたとき、その開口形状は図2及び図3に示すように、第1層21の厚さ方向の中央部が最も幅狭で、該中央部から第1層21の厚さ方向の両端部に向かって幅広となる鼓形状をなしている。半田フィレット形成用キャビティ6の開口端形状(断面形状)が鼓形となるのは、半田フィレット形成用キャビティ6を規定する第1層21の開口端面21sが製造工程中の焼成時に変形し、第1層21の厚さ方向の中心部ほど、上記開口端形状を幅狭とする方向に隆起してしまっているためである。半田フィレット形成用キャビティ6の開口端形状において、最も幅が狭い部分と最も幅が広い部分との幅比は、約70%以上95%以下程度となっている。上記第1層21の開口端面21sには、半田フィレット形成用キャビティ6内に半田フィレットを形成しやすくするため、半田ぬれ性を有する金属材料膜61が形成されている。
【0026】
次に、図4〜図10を参照し、図1に示す回路モジュール1の製造方法の一実施形態について説明する。図4〜図10において、(a)は回路モジュール1の製造工程を示す部分斜視図、(b)は(a)B−B線に沿う断面図である。
【0027】
先ず、LTCC基板となるセラミック粉末材料を有機バインダや溶媒と混合し、図4に示すような薄いシート状の成形体(グリーンシート20)を複数作製する。本実施形態では、LTCC積層基板を4層構造で形成するので、グリーンシート20を4枚作製する。グリーンシート20は、例えばCaO−Al2O3−B2O3−SiO2系のガラス質とAl2O3系のセラミック材料を混合して形成することができる。各グリーンシート20は、焼成後の厚さが約0.1mm程度となる厚さで形成しておく。
【0028】
次に、図5に示すように、1枚目のグリーンシート(最上層グリーンシート)20を加工して、LTCC積層基板2の最上層である第4層24’を形成する。具体的には、グリーンシート20に、該表面20aに設ける回路側端子の形成位置に対応させて、表裏面20a、20bを貫通するスルーホール514aを開ける。グリーンシート20への穴開けは、レーザー法又はフォト法等により行なう。続いて、印刷法を用い、各スルーホール514a内に例えばAu、Ag、AgPd又はCu等からなる導体514bを充填し、第1ビア(第4層の第1ビア)514を形成する。さらに、グリーンシート20の表面20aに、複数の回路側端子3を印刷法又は薄膜微細加工により形成する。このとき、各回路側端子3は第1ビア514上にそれぞれ配置され、回路側端子3と第1ビア514が接続される。これにより、LTCC積層基板2の第4層24’が得られる。
【0029】
第4層24’を形成したら、図6に示すように、2枚目のグリーンシート(中間層グリーンシート)20を加工して、LTCC積層基板2の中間層である第3層23’を形成する。すなわち、グリーンシート20に、第4層24’に形成された回路側端子3(又は第1ビア514)の位置に対応させて、表裏面20a、20bを貫通するスルーホール513aを開けた後、印刷法を用いて各スルーホール513a内に例えばAu、Ag、AgPd又はCu等からなる導体513bを充填し、第1ビア(第3層の第1ビア)513を形成する。これにより、LTCC積層基板2の第3層23’が得られる。
【0030】
続いて、図7に示すように、3枚目のグリーンシート(中間層グリーンシート)20を加工し、LTCC積層基板2の中間層であって最下層よりも一段上(直上)に配置される第2層22’を形成する。第2層22’は、第3層23’と同様の工程で第1ビア(第2層の第1ビア)512を形成した後、この第1ビア512に接続する中継導体53をグリーンシート20の裏面20bに形成することで得られる。中継導体53は、印刷法又は薄膜微細加工を用いて形成することができる。この中継導体53は、第2層22’の端縁部から内側へ向かう方向において、第1層21’に形成される半田フィレット形成用キャビティよりも広い範囲に形成しておく。
【0031】
第2層22’を形成したら、図8に示すように、4枚目のグリーンシート(最下層グリーンシート)20を加工し、LTCC積層基板2の最下層である第1層21’を形成する。第1層21’は下記工程で形成する。
【0032】
先ず、グリーンシート20に、該裏面20bに設ける各SMD用端子の形成位置にそれぞれ対応させて、表裏面20a、20bを貫通するスルーホール52aを開け、各スルーホール511a内に例えばAu、Ag、AgPd又はCu等からなる導体52bを印刷法により充填して、第2ビア52を形成する。次に、印刷法又は薄膜微細加工により、グリーンシート20の裏面20bに複数のSMD用端子4を形成する。このとき、各SMD用端子4は第2ビア52上にそれぞれ配置され、SMD用端子4と第2ビア52が接続される。そして、グリーンシート20の端縁部20cに、SMD用端子4の側面及び第1ビア51の形成範囲の一部を露出させるように、半田フィレット形成用キャビティ6を形成する。半田フィレット形成用キャビティ6は、グリーンシート状態の第1層21’において、端縁部20cからSMD用端子4に近づくほど径が狭くなる四角錐形状をなし、端縁部20cに沿う開口形状は四角形となっている(図8(b))。以上により、LTCC積層基板2の第1層21’が得られる。
【0033】
上述した第4層24’、第3層23’、第2層22’及び第1層21’の形成工程(図5〜図8)において、その工程順は不問である。
【0034】
第1層21’から第4層24’までを形成したら、図9に示すように、下から順に第1層21’、第2層22’、第3層23’及び第4層24’を積層する。この際、第2ビア52を中継導体53に接しさせると共に半田フィレット形成用キャビティ6と第1ビア512の中心位置を一致させ、さらに、各第1ビア512、513、514の中心位置を一致させる。すなわち、第4層24’、第3層23’及び第2層22’に形成した第1ビア512、513、514と、第1層21’に形成した半田フィレット形成用キャビティを一直線上に整列させておく。そして、上記積層状態で第4層22’の上から圧力をかけて各層を接続する。これにより、各第1ビア512、513、514が接続されて一体の第1ビア51となり、第2ビア52と中継導体53が接続され、中継導体53を介して第1ビア51と第2ビア52が接続される。すなわち、対応する回路側端子3とSMD用端子4が、第1ビア51、中継導体53及び第2ビア52を介して電気的に接続される。
【0035】
続いて、接続されたグリーンシート状の第1層21’〜第4層24’をいわゆる無収縮焼成法により焼成し、図10に示すような4層構造のLTCC積層基板2(第1層21、第2層22、第3層23及び第4層24)を得る。このときの焼成温度は、約900℃程度である。無収縮焼成法は、周知のように、グリーンシートを縦方向及び横方向に収縮させずに焼成可能であるが、厚さ方向の収縮をも防止することは難しい。このため、焼成後には図10に示すように、半田フィレット形成用キャビティ6を規定する第1層21の開口端面21sが、層厚方向の中心部付近において半田フィレット形成用キャビティ6を狭める方向に延びてしまっている。別言すれば、半田フィレット形成用キャビティ6の基板側面に沿う開口端形状が、基板厚さ方向の中央部にて最も幅狭で、該中央部から基板厚さ方向の両端部に向かって幅広となる鼓形状になってしまう。この鼓形状において、最も幅が狭い部分と最も幅が広い部分との幅比は、約70%以上95%以下程度である。
【0036】
続いて、スパッタ法又はメッキ法を用いて、半田フィレット形成用キャビティ6の内壁(開口端面21s、露出している中継部材53及びSMD用端子4の側面)に、半田ぬれ性を有する金属材料膜61を形成する。ここで金属材料膜61を形成するのは、SMD用端子4及び中継部材53に対して、半田フィレット形成用キャビティ6内で溶融した半田を結合し易くするためである。金属材料膜61には、例えばAg、AgPd又はCu等の金属材料を用いることができる。金属材料膜61を形成したら、印刷法または薄膜微細加工により、LTCC積層基板2の表面2a(第4層24の表面)に、複数の回路側端子3を電気的な入口部又は出口部とする回路30を形成する。詳細は図示しないが、回路30には、例えばTaN導体膜からなる抵抗R、誘電体を導体膜で挟んで形成したコンデンサC、導体膜を渦巻状に形成したコイルL等が含まれる。
【0037】
以上の工程により、図1に示す回路モジュール1が完成する。
【0038】
完成後の回路モジュール1は、図11に示すように、各SMD用端子4及び半田フィレット形成用キャビティ6をマウント基板10の導体11上に位置させてマウント基板10上に設置される。そして、この設置状態のまま、半田フィレット形成用キャビティ6内で半田14が溶融される。すると、溶融された半田14’は、望ましくは図12に示すように、SMD用端子4、金属材料膜61及びマウント基板10の導体11に接した状態で再固化し、半田フィレット15となる。この半田フィレット15によって、回路モジュール1はマウント基板10に対して固定(実装)される。半田フィレット15は、半田フィレット形成用キャビティ6から基板側面2cにはみ出した状態で固化するので、半田フィレット15が形成されているか否かは視認可能である。
【0039】
ところで、上述したように半田フィレット形成用キャビティ6の開口端形状が鼓形状をなしていると、変形した開口端面21sの陰になる範囲(図13の破線で示す範囲)に金属材料膜61を形成しづらい。このため、半田フィレット形成用キャビティ6内で溶融された半田14’は、図12に示す理想的な半田フィレット15とならずに、例えば図13に示すような、中継導体53にあまり接触しない状態で再固化した半田フィレット15’となってしまうことがある。よって、半田フィレット15のみによって回路側端子3とSMD用端子4の導通を確保しようとすると、導通不良若しくは導通不安定となる虞があり、信頼性が低い。
【0040】
そこで本実施形態のように、半田フィレット15(15’)とは別個に、第1ビア51とSMD用端子4に接続する第2ビア52を設ければ、半田フィレット15(15’)の形状に拘わらず、確実に回路側端子3とSMD用端子4との導通をとることが可能である。このように本実施形態では、第1ビア51、中継導体53及び第2ビア52によって回路側端子3とSMD用端子4の導通を確保しており、半田フィレット15(15’)は、主に、回路モジュール1をマウント基板10に固定するために設け、副的に回路側端子3とSMD用端子4の導通をとらせている。
【0041】
以上のように本実施形態では、基板表面2aの回路側端子3に接続された第1ビアと基板裏面2bのSMD用端子4とに接続する第2ビア52を設けたので、半田フィレット形成用キャビティ6に形成される半田フィレットの固化状態に拘わらず、回路側端子3とSMD用端子4を確実に導通させることができ、導通不安定となることがない。また本実施形態では、半田フィレット形成用キャビティ6を第1層端縁部21cに開口させているので、半田フィレット形成用キャビティ6内に形成した半田フィレットを視認することができ、半田フィレットの有無により回路モジュール1が実装されているか否かを識別したいという市場の要望に応えることもできる。
【0042】
本実施形態では、第1層21と第2層22の間に設けた中継導体53を介して第1ビア51と第2ビア52を接続させているが、中継導体53を用いずに、例えば第1ビア51の径を大きくして該第1ビア51と第2ビア52を直接接続させてもよい。
【0043】
また本実施形態では、LTCC積層基板2の最下層となる第1層21のみに第2ビア52を形成しているが、第2ビア52は少なくとも最下層に形成されていればよく、中間層である第2層22や第3層23にも形成することは可能である。第2ビア52を中間層まで延ばして設ける場合、LTCC積層基板2の層間内に中継導体を埋め込んで設け、この中継導体を介して第1ビア51と第2ビア52を接続させる。例えば第2ビア52を第3層23まで延ばして設ける場合には、第3層23と第4層24の間に中継導体を設ければよい。
【0044】
さらに本実施形態では、第2層22、第3層23及び第4層24に形成された第1ビア51がそれぞれ直接接続されているが、各層間に中継導体を設け、この中継導体を介して各層の第1ビア51(512、513、514)を例えば階段状に接続することも可能である。
【0045】
また本実施形態では、第1ビア51及び第2ビアとして、スルーホール内全体に導体を充填して形成したフィルドビア(スルーホール電極)を用いているが、スルーホール内壁を金属化して形成したメッキスルーホールを用いてもよい。
【0046】
以上では、4層構造のLTCC積層基板2を用いた実施形態について説明したが、本発明は、2層構造や3層構造あるいは5層構造以上の積層基板を用いる回路モジュールに対しても適用可能である。例えば、2層構造のLTCC積層基板を用いる態様では、図14に示すように、第2層22の表面に、複数の回路側端子3を含む回路30を形成すればよい。図14では、図1に示す実施形態と実質的に同一の機能を有する構成要素に対し、図1と同一の符号を付してある。また、LTCC積層基板に替えて、グリーンシート状態での加工が可能な絶縁積層基板を用いてもよい。
【0047】
以上、図示実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はその範囲を逸脱しない限りにおいて変更可能であり、図示実施形態に限定されるものではない。
【0048】
【発明の効果】
本発明によれば、基板表面の回路側端子に接続された第1ビアと基板裏面のSMD用端子とに接続する第2ビアを設けたので、半田フィレット形成用キャビティに形成される半田フィレットの固化状態に拘わらず、回路側端子とSMD用端子を確実に導通させることができ、導通不良あるいは導通不安定となることがない。また半田フィレット形成用キャビティを基板端縁部に開口させたので、半田フィレット形成用キャビティ内に形成した半田フィレットを視認することができ、半田フィレットの有無により回路モジュールが実装されているか否かを識別したいという市場の要望に応えることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表面実装型回路モジュールの一実施形態を示す断面図である。
【図2】図1の表面実装型回路モジュールの側面を示す斜視図である。
【図3】図2の半田フィレット形成用キャビティの基板側面に沿う開口端形状を示す平面図である。
【図4】図1に示す表面実装型回路モジュールの製造方法の一工程を示す(a)斜視図、(b)断面図である。
【図5】図4に示す工程の次工程を示す(a)斜視図、(b)断面図である。
【図6】図5に示す工程の次工程を示す(a)斜視図、(b)断面図である。
【図7】図6に示す工程の次工程を示す(a)斜視図、(b)断面図である。
【図8】図7に示す工程の次工程を示す(a)斜視図、(b)断面図である。
【図9】図8に示す工程の次工程を示す(a)斜視図、(b)断面図である。
【図10】図9に示す工程の次工程を示す(a)斜視図、(b)断面図である。
【図11】図1に示す表面実装型回路モジュールをマウント基板に対して設置した状態を示す断面図である。
【図12】理想的な半田フィレットの形状を示す断面図である。
【図13】導通不良(導通不安定)を引き起こす虞のある半田フィレットの形状を示す断面図である。
【図14】本発明による2層構造のLTCC積層基板を有する回路モジュールの一実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 表面実装型回路モジュール(回路モジュール)
2 LTCC積層基板
2a 表面
2b 裏面
2c 側面
3 回路側端子
4 SMD用端子
6 半田フィレット形成用キャビティ
10 マウント基板
11 導体
14 半田
15 半田フィレット
20 グリーンシート
21 第1層
21c 端縁部
21s 開口端面
22 第2層
23 第3層
24 第4層
30 回路
51 第1ビア
52 第2ビア
53 中継導体
61 金属材料膜
512 第2層の第1ビア
513 第3層の第1ビア
514 第4層の第1ビア
Claims (9)
- 複数の絶縁基板を積層してなる絶縁積層基板と、
この絶縁積層基板の最上層表面に形成された、複数の回路側端子を含む回路と、
前記絶縁積層基板の最下層裏面に、前記複数の回路側端子に対応させて形成された複数のSMD用端子と、
前記絶縁積層基板の最上層から最下層よりも一段上の層までの各層を貫通して形成され、前記最上層表面の各回路側端子に接続する第1ビアと、
前記絶縁積層基板の最下層端縁部に開口し、前記第1ビア及び前記各SMD用端子をマウント基板の導体に導通接続させる半田フィレットを形成するための半田フィレット形成用キャビティと、を備え、
前記絶縁積層基板の層間に、前記第1ビアと接続する中継導体を設けたこと、
前記中継導体を前記半田フィレット形成用キャビティ内に露出させたこと、及び、
前記絶縁積層基板の少なくとも最下層に、前記中継導体と前記各SMD用端子を接続する第2ビアを設けたこと、
を特徴とする表面実装型回路モジュール。 - 請求項1記載の表面実装型回路モジュールにおいて、前記第1ビアの中心位置と前記半田フィレット形成用キャビティの中心位置が一致している表面実装型回路モジュール。
- 請求項1または2記載の表面実装型回路モジュールにおいて、前記第2ビアは、前記絶縁積層基板の最下層のみに設けられ、この最下層と該最下層よりも一段上の層との間に形成された中継導体を介し前記第1ビアに接続されていて、前記中継導体の一部は、前記半田フィレット形成用キャビティに露出している表面実装型回路モジュール。
- 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の表面実装型回路モジュールにおいて、前記第1ビアは、前記絶縁積層基板の最上層から最下層よりも一段上の層までの各層間に設けた中継導体を介して接続されている表面実装型回路モジュール。
- 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の表面実装型回路モジュールにおいて、前記半田フィレット形成用キャビティを規定する前記最下層の開口端面には、半田ぬれ性を有する金属材料膜が形成されていて、この金属材料膜を介して前記SMD用端子と前記中継導体が半田接合されている表面実装型回路モジュール。
- 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の表面実装型回路モジュールにおいて、前記半田フィレット形成用キャビティは、基板厚さ方向の中央部が最も幅狭で、該中央部から基板厚さ方向の両端部に向かって幅広となる表面実装型回路モジュール。
- 請求項6記載の表面実装型回路モジュールにおいて、前記半田フィレット形成用キャビティの最も幅が狭い部分と最も幅が広い部分との幅比は、70%以上95%以下である表面実装型回路モジュール。
- 請求項1ないし7記載の表面実装型回路モジュールにおいて、前記絶縁基板はLTCC基板であって、前記絶縁積層基板はLTCC積層基板である表面実装型回路モジュール。
- 請求項1ないし8のいずれか一項に記載の表面実装型回路モジュールにおいて、前記第1ビア及び第2ビアを形成する導体は、Au、Ag、AgPd又はCuである表面実装型回路モジュール。
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