JP4198577B2 - 空吐出受け及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
記録ヘッドから画像形成に寄与しない記録液の液滴が吐出される空吐出受けにおいて、液滴がかかる部分へは接触しないで、液滴がかかる部分での廃液の堆積の成長を抑制するための、往復動作可能な堆積抑制手段を備え、
堆積抑制手段は、液滴がかかる部分に沿って機械的に往復移動可能な互いに連結された複数の板状部材を含み、
複数の板状部材のうちの空吐出受け本体と当接する板状部材は、他の板状部材と形状が異なり、前記空吐出受け本体に投影したときの投影面積が他の板状部材よりも小さい形状である
構成とした。
記録ヘッドから画像形成に寄与しない記録液の液滴が吐出される空吐出受けにおいて、液滴がかかる部分へは接触しないで、液滴がかかる部分での廃液の堆積の成長を抑制するための、往復動作可能な堆積抑制手段を備え、
堆積抑制手段は、液滴がかかる部分に沿って機械的に往復移動可能な互いに連結された複数の板状部材を含み、
複数の板状部材の少なくとも1枚の板状部材には空吐出受け本体壁面に対向する突起部を有している
構成とした。
記録ヘッドから画像形成に寄与しない記録液の液滴が吐出される空吐出受けにおいて、液滴がかかる部分へは接触しないで、液滴がかかる部分での廃液の堆積の成長を抑制するための、往復動作可能な堆積抑制手段を備え、
堆積抑制手段は、液滴がかかる部分に沿って機械的に往復移動可能な互いに連結された複数の板状部材を含み、
空吐出受け本体壁面には堆積抑制手段の複数の板状部材の少なくとも1枚の板状部材に対向する領域内に突起部を有している
構成とした。
まず、揺動部材105の揺動板111aと空吐出受け本体101の主走査方向の一方の壁面101aとの間に、板バネなどの戻しばね手段121を介在させることによって、揺動部材105全体を図7及び図9の矢示B方向に付勢している。なお、矢示B方向側が印字領域側である。
まず、揺動板111について図7及び図11を参照して説明すると、上述したように、この空吐出受け95の揺動部材105には4枚の揺動板111a〜111dを用いているが、これら揺動板111a〜111dのうちの少なくとも、空吐出受け本体101の側壁面101bに当接する揺動板111dは、他の揺動板111a〜111cとは形状を異ならせている。
〔インク製造例〕
下記方法でインクを作製した。
(参考例1)フタロシアニン顔料含有ポリマー微粒子分散体の調整
特開2001−139849号公報に開示されている調整例3を追試して青色のポリマー微粒子分散体を得た。ポリマー微粒子のマイクロトラックUPAで測定した平均粒子径(D50%)は93nmであった。
上記参考例1のフタロシアニン顔料をピグメントレッド122に変更したほかは参考例1と同様にして赤紫色のポリマー微粒子分散体を得た。ポリマー微粒子のマイクロトラックUPAで測定した平均粒子径(D50%)は127nmであった。
参考例1のフタロシアニン顔料をピグメントイエロー74に変更したほかは参考例1と同様にして黄色のポリマー微粒子分散体を得た。ポリマー微粒子のマイクロトラックUPAで測定した平均粒子径(D50%)は76nmであった。
表面積が230m2/gでDBP吸油量が70ml/100gのカーボンブラック100gと、p−アミノ−N−安息香酸34gとを水750gに混合分散し、これに硝酸16gを滴下して70℃で撹拌した。5分後、50gの水に11gの亜硝酸ナトリウムを溶かした溶液を加え、更に1時間撹拌した。得られたスラリーを10倍に希釈し遠心処理し粗大粒子を除き、pHをジエタノールアミンにて調整しpH8−9とし、限外濾過膜にて脱塩濃縮し顔料濃度15%のカーボンブラック分散液とした。このものをポリプロピレンの0.5μmフィルターにてカーボンブラック分散液1とした。マイクロトラックUPAで測定した平均粒子径(D50%)は99nmであった。
〔シアンインク〕
下記処方のインク組成物を作成し、pHが9になるように水酸化リチウム10%水溶液にて調整した。その後、平均孔径0.8μmのメンブレンフィルターで濾過を行いインク組成物を得た。
参考例1のフタロシアニン顔料含有ポリマー微粒子 10.0wt%(固形分として)
1,3−ブタンジオール 25.0wt%
グリセロール 8.5wt%
CH3(CH2)12O(CH2CH2O)3CH2COOH
の活性剤 2.0wt%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 1.8wt%
プロキセルLV(防腐剤) 0.1wt%
消泡剤 0.05wt%
イオン交換水 残量
下記組成物を用いる以外はシアンインクと同様にし、pHを水酸化ナトリウムで9にしてインク組成物を調製した。
参考例2のジメチルキナクリドン顔料含有ポリマー微粒子 0.5wt%(固形分として)
1,3−ブタンジオール 22.0wt%
グリセロール 7.0wt%
ポリオキシアルキレン誘導体ディスパノール TOC 2.0wt%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0wt%
プロキセルLV(防腐剤) 0.05wt%
消泡剤 0.1wt%
イオン交換水 残量
下記組成物を用いる以外はシアンインクと同様にし、pHを水酸化リチウムで9にしてインク組成物を調製した。
参考例3のモノアゾ黄色顔料含有ポリマー微粒子 10.0wt%(固形分として)
1,3−ブタンジオール 23.5wt%
グリセロール 7.5wt%
ポリオキシアルキレン誘導体ディスパノール TOC 2.0wt%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0wt%
プロキセルLV(防腐剤) 0.05wt%
消泡剤 KM72F 0.1wt%
イオン交換水 残量
下記組成物を用いる以外はシアンインクと同様にし、pHを水酸化ナトリウムで9にしてインク組成物を調製した。
参考例4のジアゾ化合物処理したカーボンブラック分散液1 10.0wt%(固形分として)
1,3−ブタンジオール 22.5wt%
グリセロール 7.5wt%
N−メチル−2−ピロリドン 2.0wt%
CH3(CH2)12O(CH2CH2O)3CH2COOH 2.0wt%
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0wt%
プロキセルLV(防腐剤) 0.2wt%
消泡剤 0.1wt%
イオン交換水 残量
2…給紙トレイ
3…排紙トレイ
6…インクカートリッジ装填部
10…インクカートリッジ
21…フレーム
33…キャリッジ
34…記録ヘッド
35…サブタンク
36…チューブ
95…空吐出受け
101…空吐出受け本体
102…蓋部材
105…揺動部材
111a〜111d…揺動板
112a、112b…連結リブ
124…ラック
126…ピニオン
127…レバー
151…掻き落し部材
Claims (11)
- 記録ヘッドから画像形成に寄与しない記録液の液滴が吐出される空吐出受けにおいて、前記液滴がかかる部分へは接触しないで、前記液滴がかかる部分での廃液の堆積の成長を抑制するための、往復動作可能な堆積抑制手段を備え、
前記堆積抑制手段は、前記液滴がかかる部分に沿って機械的に往復移動可能な互いに連結された複数の板状部材を含み、
前記複数の板状部材のうちの空吐出受け本体と当接する板状部材は、他の板状部材と形状が異なり、前記空吐出受け本体に投影したときの投影面積が他の板状部材よりも小さい形状である
ことを特徴とする空吐出受け。 - 記録ヘッドから画像形成に寄与しない記録液の液滴が吐出される空吐出受けにおいて、前記液滴がかかる部分へは接触しないで、前記液滴がかかる部分での廃液の堆積の成長を抑制するための、往復動作可能な堆積抑制手段を備え、
前記堆積抑制手段は、前記液滴がかかる部分に沿って機械的に往復移動可能な互いに連結された複数の板状部材を含み、
前記複数の板状部材の少なくとも1枚の板状部材には空吐出受け本体壁面に対向する突起部を有している
ことを特徴とする空吐出受け。 - 記録ヘッドから画像形成に寄与しない記録液の液滴が吐出される空吐出受けにおいて、前記液滴がかかる部分へは接触しないで、前記液滴がかかる部分での廃液の堆積の成長を抑制するための、往復動作可能な堆積抑制手段を備え、
前記堆積抑制手段は、前記液滴がかかる部分に沿って機械的に往復移動可能な互いに連結された複数の板状部材を含み、
前記空吐出受け本体壁面には前記堆積抑制手段の複数の板状部材の少なくとも1枚の板状部材に対向する領域内に突起部を有している
ことを特徴とする空吐出受け。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の空吐出受けにおいて、前記堆積抑制手段の複数の板状部材を連結する連結部材は、軸方向と直交する断面で上側が狭く下側が広がる断面形状であることを特徴とする空吐出受け。
- 請求項1ないし4のいずれかに記載の空吐出受けにおいて、前記堆積抑制手段の複数の板状部材を連結する連結部材に付着する堆積物を掻き落とす掻き落とし部材を有することを特徴とする空吐出受け。
- 請求項5に記載の空吐出受けにおいて、前記連結部材と掻き落とし部材との間には0.01〜5mmの範囲内の隙間があることを特徴とする空吐出受け。
- 記録液の液滴を吐出する記録ヘッドを備え、この記録ヘッドから画像形成に寄与しない液滴を空吐出受けに空吐出する空吐出動作を行なう画像形成装置において、請求項1ないし6のいずれかに記載の空吐出受けを備えていることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項7に記載の画像形成装置において、前記空吐出受けの堆積抑制手段は、前記記録ヘッドを搭載するキャリッジの走査に同期して動作することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項8に記載の画像形成装置において、前記空吐出受けの堆積抑制手段を動作させるための独自の駆動源を備えていないことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項9に記載の画像形成装置において、前記空吐出受けの堆積抑制手段は前記キャリッジの印字領域から離れる方向への移動に連動して一方向に移動し、印字領域に向かう方向への移動に連動して他方向に移動することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項7ないし10のいずれかに記載の画像形成装置において、前記空吐出受けの堆積抑制手段は、空吐出動作を行なうときに動作し、空吐出動作を行なわないときには動作しないことを特徴とする画像形成装置。
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