JP4198442B2 - 薬液注入装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被験者に薬液を注入する薬液シリンジが着脱自在に装着される薬液注入装置に関し、特に、薬液シリンジのシリンダ部材をシリンダフランジで保持する薬液注入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、被験者の断層画像を撮像する医療装置として、CT(Computed Tomography)スキャナ、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、PET(Positron Emission Tomography)装置、等があり、被験者の血管画像を撮像する医療装置として、アンギオ装置、MRA(MR Angio)装置、等がある。上述のような装置を使用するとき、被験者に造影剤や生理食塩水などの薬液を注入することがあり、この注入を自動的に実行する薬液注入装置も実用化されている。
【0003】
上述のような薬液注入装置は注入ヘッドを有しており、この注入ヘッドに薬液シリンジが着脱自在に装着される。薬液シリンジは、薬液が充填されるシリンダ部材を有しており、このシリンダ部材にピストン部材がスライド自在に挿入されている。一般的にシリンダ部材の末端外周にはシリンダフランジが形成されており、ピストン部材の末端外周にはピストンフランジが形成されている。
【0004】
薬液注入装置を使用する場合、薬液が充填されている薬液シリンジのシリンダ部材を延長チューブで被験者に連結し、その薬液シリンジを薬液注入装置のシリンジ保持部材に装着する。一般的な薬液注入装置では、薬液シリンジのシリンダ部材およびシリンダフランジに対応した形状の凹部がシリンジ保持部材の上面に形成されているので、この凹部にシリンダ部材およびシリンダフランジを挿入すれば薬液シリンジが保持される。
【0005】
さらに、薬液注入装置はスライダ機構によりピストンフランジをシリンダ部材とは別個に保持し、そのスライダ機構でピストン部材をスライドさせる。これで薬液シリンジから薬液が被験者に注入され、必要により、例えば、薬液シリンジに薬液が薬液タンクから吸引される。
【0006】
現在、上述のような薬液注入装置として各種の提案がある(例えば、特許文献1,2参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−11096号 (第2−3頁、第11−14図)
【特許文献2】
特開2002−102343号 (第2−3頁、第8図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述した薬液注入装置では、シリンジ保持部材の凹部にシリンダ部材およびシリンダフランジを挿入すれば薬液シリンジが保持されるので、薬液シリンジの着脱が容易であるが、これでは薬液シリンジを確実に保持することが困難である。この課題を解決するため、手動操作で開閉するクランプ部材をシリンジ保持部材に増設し、シリンジ保持部材の凹部に装着された薬液シリンジをクランプ部材で確実に保持する薬液注入装置も提案されている。
【0009】
しかし、これでは薬液注入装置に薬液シリンジを着脱するために2段階の操作が必要であり、薬液注入装置に薬液シリンジを片手で着脱することも困難である。前述のように薬液注入装置は医療現場で使用されるが、医療現場では片手を常時清浄に維持することが要望されており、汚損原因となる薬液注入装置を片手のみで操作できることは重要である。
【0010】
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、複数段階の操作を必要とすることなく片手で簡単かつ確実に薬液シリンジを着脱できる薬液注入装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の薬液注入装置は、シリンジ保持部材、フランジ保持部材、保持アーム、アーム軸支機構、保持シャフト、シャフト圧接機構、を有しており、薬液シリンジの少なくともシリンダフランジとピストンフランジとを別個に保持して相対移動させる。
【0012】
シリンジ保持部材は、シリンダ部材が配置される凹部が上面に形成されており、フランジ保持部材は、円弧形状に形成されていて各々の外周面から外側に保持アームが突出している一対からなる。その一対の保持アームは、外面に第1/第2の凹溝が形成されており、アーム軸支機構により個々に回動自在に軸支されている。保持シャフトは、保持アームの第1の凹溝に係合することでフランジ保持部材を開放位置に保持し、第2の凹溝に係合することでフランジ保持部材を閉止位置に保持する。このため、一対のフランジ保持部材は、上方に開口してシリンダフランジが挿入自在な開放位置と、シリンダフランジを軸心方向と直交する両側から保持する閉止位置と、に変位自在に軸支されている。
【0013】
従って、本発明の薬液注入装置では、保持シャフトが保持アームの第1の凹溝に係合することで開放位置に保持された一対のフランジ保持部材に、薬液シリンジのシリンダフランジが挿入されて下方に押圧されると、そのシリンダフランジにフランジ保持部材が押圧されて回動することで保持シャフトが保持アームの第1の凹溝から脱落する。さらに薬液シリンジが下方に押圧されると、そのシリンダフランジに押圧されてフランジ保持部材が回動することにより、保持シャフトが保持アームの第2の凹溝に係合する。これでフランジ保持部材が閉止位置に保持されるので、薬液シリンジのシリンダフランジが保持される。
【0014】
このような状態から薬液シリンジが上方に引き出されると、そのシリンダフランジにフランジ保持部材が押圧されて回動することで保持シャフトが保持アームの第2の凹溝から脱落する。さらに薬液シリンジが上方に引き上げられると、そのシリンダフランジに押圧されてフランジ保持部材が回動することにより、保持シャフトが保持アームの第1の凹溝に係合する。これでフランジ保持部材が開放位置に保持されるので、薬液シリンジが上方に取り出される。
【0015】
なお、本発明で云う各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要はなく、例えば、複数の構成要素が1個の部材として形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等が可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図面を参照して以下に説明する。なお、本形態では図面に示すように前後左右上下の方向を規定して説明するが、これは説明を簡単とするために便宜的に規定するものであり、本発明の装置の製造時や使用時などの方向を限定するものではない。
【0017】
図3に示すように、本実施の形態の薬液注入装置100は、MRI装置300の近傍での使用を想定して形成されており、図2に示すように、装置本体102がスタンド103の上端に装着されている。装置本体102の上面には操作パネル131と液晶ディスプレイ132とが装着されており、装置本体102の側部にはアーム104で注入ヘッド101が装着されている。
【0018】
この注入ヘッド101は、図1に示すように、シリンジ保持部材105の上面に半円筒形の溝状の凹部106が形成されており、この凹部106に、薬液シリンジ200が着脱自在に装着される。薬液シリンジ200は、シリンダ部材201とピストン部材202からなり、シリンダ部材201にピストン部材202がスライド自在に挿入されている。
【0019】
シリンダ部材201の末端外周にはシリンダフランジ203が形成されており、ピストン部材202の末端外周にはピストンフランジ204が形成されている。注入ヘッド101は、シリンジ保持部材105の凹部106の後方にピストン駆動機構107が配置されており、このピストン駆動機構107がピストンフランジ204を保持して前後移動させる。
【0020】
また、注入ヘッド101は、シリンジ保持部材105の凹部106の所定位置に一対のフランジ保持部材111が装着されており、これら一対のフランジ保持部材111で薬液シリンジ200のシリンダフランジ203を保持する。より詳細には、図4および図5に示すように、フランジ保持部材111は、シリンダフランジ203に対応した円弧形状に形成されており、シリンダフランジ203が挿入される凹溝112が内周面に形成されている。
【0021】
一対のフランジ保持部材111は、その外周面に保持アーム114が突出しており、その保持アーム114がアーム軸支機構(図示せず)の支持軸115により上下方向に回動自在に軸支されている。保持アーム114の外面には第1/第2の凹溝116,117が形成されており、シャフト圧接機構118により保持シャフト119が保持アーム114の外面に圧接されている。
【0022】
図5(a)に示すように、保持シャフト119が保持アーム114の第1の凹溝116に係合することで、一対のフランジ保持部材111は上方に開口してシリンダフランジ203が挿入自在な開放位置に保持され、図5(b)に示すように、保持シャフト119が保持アーム114の第2の凹溝117に係合することで、一対のフランジ保持部材111はシリンダフランジ203を左右両側から保持する閉止位置に保持される。
【0023】
シャフト圧接機構118は、図4に示すように、圧接ガイド部材121、コイルスプリング122、脱落防止部材123、からなり、圧接ガイド部材121で保持シャフト119がスライド自在に支持されている。より具体的には、圧接ガイド部材121は、上面が開口した縦長の中空の直方体状に形成されており、その内部にコイルスプリング122が上下方向に伸縮自在に配置されている。
【0024】
圧接ガイド部材121の前方および後方の部分には、上下方向に連通する幅狭のスリット125が形成されており、このスリット125に保持シャフト119がスライド自在に配置されている。圧接ガイド部材121の左方および右方の部分にも、上下方向に連通する幅広のスリット126が形成されており、このスリット126にはフランジ保持部材111の保持アーム114が変位自在に位置している。
【0025】
前述のように圧接ガイド部材121の内部にはコイルスプリング122が配置されており、このコイルスプリング122により保持シャフト119が上方に付勢されている。脱落防止部材123は、クランク形状に曲折された板状に形成されており、圧接ガイド部材121のスリット126と連通するスリット127が形成されている。
【0026】
圧接ガイド部材121はシリンジ保持部材111と一体に形成されており、そこに脱落防止部材123がボルトナットなどで装着されているので(図示せず)、この脱落防止部材123により圧接ガイド部材121にコイルスプリング122と保持シャフト119とが保持されている。
【0027】
なお、本実施の形態の薬液注入装置100は、図3に示すように、例えば、MRI装置300の撮像ユニット301の近傍で使用され、必要によりMRI装置300の制御ユニット302に接続される。この制御ユニット302はコンピュータシステムからなり、撮像ユニット301を動作制御するとともに断層画像を表示する。
【0028】
[実施の形態の動作]
上述のような構成において、本実施の形態の薬液注入装置100を使用する場合、例えば、作業者は被験者に注入する薬液に対応して適切な薬液シリンジ200を選択し、その薬液シリンジ200をMRI装置300の撮像ユニット301に位置する被験者に延長チューブで連結する(図示せず)。
【0029】
薬液注入装置100は、注入ヘッド101に薬液シリンジ200が装着されていない状態では、図5(a)に示すように、保持シャフト119が保持アーム114の第1の凹溝116に係合することでフランジ保持部材111が開放位置に保持されている。
【0030】
そこで、図1(a)および図5(a)に示すように、この開放位置に保持された一対のフランジ保持部材111に、作業者が薬液シリンジ200のシリンダフランジ203を挿入して下方に押圧すると、そのシリンダフランジ203にフランジ保持部材111が押圧されて回動することで保持シャフト119が保持アーム114の第1の凹溝116から脱落する。
【0031】
さらに、作業者が薬液シリンジ200を下方に押圧すると、そのシリンダフランジ203に押圧されてフランジ保持部材111が回動することにより、図5(b)に示すように、保持シャフト119が保持アーム114の第2の凹溝117に係合する。
【0032】
図1(b)および図5(b)に示すように、これでフランジ保持部材111が閉止位置に保持されるので、薬液シリンジ200のシリンダフランジ203が保持される。このとき、薬液シリンジ200のピストンフランジ204をピストン駆動機構107が保持するので、作業者が薬液注入装置100の操作パネル131に所定操作を実行すると、ピストン駆動機構107がピストン部材202をスライド移動させることでシリンダ部材201から被験者に薬液が注入される。
【0033】
この注入作業が終了すると、例えば、作業者は被験者から延長チューブを取り外し、注入ヘッド101から薬液シリンジ200を上方に引き出す。すると、そのシリンダフランジ203にフランジ保持部材111が押圧されて回動することで、保持シャフト119が保持アーム114の第2の凹溝117から脱落する。
【0034】
さらに作業者が薬液シリンジ200を上方に引き上げると、そのシリンダフランジ203に押圧されてフランジ保持部材111が回動することにより、図5(a)に示すように、保持シャフト119が保持アーム114の第1の凹溝116に係合する。
【0035】
これでフランジ保持部材111が開放位置に保持されるので、図1(a)に示すように、薬液シリンジ200が上方に取り出される。このように薬液注入装置100に薬液シリンジ200が装着されていない状態では、上述のようにフランジ保持部材111は開放位置に保持されているので、特別な準備操作などを必要とすることなく薬液シリンジ200の装着が開始される。
【0036】
[実施の形態の効果]
本実施の形態の薬液注入装置100では、上述のように手動操作により注入ヘッド101の凹部106に薬液シリンジ200を上方から挿入すると一対のフランジ保持部材111によりシリンダフランジ203が自動的に保持され、この状態から手動操作により薬液シリンジ200を上方に引き出すと一対のフランジ保持部材111が自動的に開放される。
【0037】
このため、注入ヘッド101に薬液シリンジ200を片手でも簡単かつ確実に着脱することができるので、医療現場で汚損原因となる薬液注入装置100を片手のみで操作することができ、他方の片手を常時清浄に維持することが可能である。
【0038】
しかも、圧接ガイド部材121でコイルスプリング122と保持シャフト119との両方が保持されており、その圧接ガイド部材121がシリンジ保持部材105と一体に形成されているので、シャフト圧接機構118の構造が簡単で生産性が良好である。
【0039】
[実施の形態の変形例]
本発明は本実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態ではシャフト圧接機構118の圧接ガイド部材121が中空の直方体状に形成されていることを例示したが、例えば、中空の円筒状に形成されていることも可能である(図示せず)。
【0040】
また、本形態では薬液注入装置100をMRI装置300の近傍で使用することを想定したが、これをCTスキャナ、PET装置、アンギオ装置、MRA装置、等の近傍で使用することも可能である。さらに、本形態では薬液注入装置100の一つの凹部106に1個の薬液シリンジ200が装着されることを例示したが、注入ヘッドの複数の凹部に複数の薬液シリンジ200が装着されることも可能である(図示せず)。
【0041】
また、本形態では薬液注入装置100に薬液シリンジ200が直接に装着されることを例示したが、現在市販されている薬液シリンジ200には各種サイズが存在するので、例えば、最大サイズの薬液シリンジ200のみ薬液注入装置100に直接に装着され、最大以外の各種サイズの薬液シリンジ200は各々に専用のシリンダアダプタ(図示せず)を介して薬液注入装置100に装着されるようなことも可能である。
【0042】
【発明の効果】
本発明の薬液注入装置では、保持シャフトが保持アームの第1の凹溝に係合することで開放位置に保持された一対のフランジ保持部材に、薬液シリンジのシリンダフランジが挿入されて下方に押圧されると、そのシリンダフランジにフランジ保持部材が押圧されて回動することで保持シャフトが保持アームの第1の凹溝から脱落し、保持シャフトが保持アームの第2の凹溝に係合してフランジ保持部材が閉止位置に保持されることで薬液シリンジのシリンダフランジが保持され、このような状態から薬液シリンジが上方に引き出されると、そのシリンダフランジにフランジ保持部材が押圧されて回動することで保持シャフトが保持アームの第2の凹溝から脱落し、保持シャフトが保持アームの第1の凹溝に係合してフランジ保持部材が開放位置に保持されることで薬液シリンジが上方に取り出されるので、薬液シリンジを容易に着脱することができて確実に保持できる薬液注入装置を簡単な構造で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の薬液注入装置の注入ヘッドに薬液シリンジが着脱される状態を示す斜視図である。
【図2】薬液注入装置の外観を示す斜視図である。
【図3】MRI装置の外観を示す斜視図である。
【図4】シャフト圧接機構などの組立構造を示す分解斜視図である。
【図5】フランジ保持部材にシリンダフランジが着脱される状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
100 薬液注入装置
105 シリンジ保持部材
106 凹部
111 フランジ保持部材
116,117 凹溝
118 シャフト圧接機構
119 保持シャフト
121 圧接ガイド部材
122 コイルスプリング
123 脱落防止部材

Claims (3)

  1. シリンダフランジが末端外周に形成されているシリンダ部材にピストンフランジが末端外周に形成されているピストン部材がスライド自在に挿入されている薬液シリンジの少なくとも前記シリンダフランジと前記ピストンフランジとを別個に保持して相対移動させる薬液注入装置であって、
    前記シリンダ部材が配置される凹部が上面に形成されているシリンジ保持部材と、
    上方に開口して前記シリンダフランジが挿入自在な開放位置と前記シリンダフランジを軸心方向と直交する両側から保持する閉止位置とに変位自在な一対の円弧形状のフランジ保持部材と、
    これら一対のフランジ保持部材の各々の外周面から外側に突出していて外面に第1/第2の凹溝が形成されている保持アームと、
    これら一対の保持アームを個々に回動自在に軸支しているアーム軸支機構と、前記保持アームの前記第1の凹溝に係合することで前記フランジ保持部材を前記開放位置に保持するとともに前記第2の凹溝に係合することで前記フランジ保持部材を前記閉止位置に保持する保持シャフトと、
    前記保持シャフトを前記保持アームに圧接させているシャフト圧接機構と、
    を有している薬液注入装置。
  2. 前記シャフト圧接機構が、
    前記保持シャフトを付勢するコイルスプリングと、
    前記保持シャフトをスライド自在に支持するとともに前記コイルスプリングを伸縮自在に支持する圧接ガイド部材と、
    この圧接ガイド部材に前記保持シャフトと前記コイルスプリングとを保持する脱落防止部材と、
    を有している請求項1に記載の薬液注入装置。
  3. 前記圧接ガイド部材が前記シリンジ保持部材と一体に形成されている請求項1または2に記載の薬液注入装置。
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