JP2005000203A - 薬液注入システム - Google Patents

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茂 根本
Atsuhisa Tano
敦久 田野
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Nemoto Kyorindo Co Ltd
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Abstract

【課題】薬液シリンジをシリンダアダプタで薬液注入装置に装着する薬液注入システムであって、シリンダアダプタが薬液シリンジを確実に保持できる薬液注入システムを提供する。
【解決手段】シリンダアダプタ400が開閉自在な可動保持部材411で薬液シリンジ200のシリンダフランジ213を保持するので、シリンダアダプタ400が薬液シリンジ200を確実に保持できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、薬液注入装置に装着された薬液シリンジのシリンダ部材とピストン部材とを相対移動させて被験者に薬液を注入する薬液注入システムに関し、特に、薬液シリンジがシリンダアダプタを介して薬液注入装置に装着される薬液注入システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、被験者の透視画像を撮像する透視撮像装置としては、CT(Computed Tomography)スキャナ、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、PET(Positron Emission Tomography)装置、超音波診断装置、アンギオ装置、MRA(MR Angio)装置、等がある。
【0003】
上述のような装置を使用するとき、被験者に造影剤や生理食塩水などの薬液を注入することがあり、この注入を自動的に実行する薬液注入装置も実用化されている。上述のような薬液注入装置は注入装置本体を有しており、この注入装置本体に薬液シリンジが着脱自在に装着される。
【0004】
薬液シリンジは、薬液が充填される円筒状のシリンダ部材を有しており、このシリンダ部材に円柱状のピストン部材がスライド自在に挿入されている。一般的にシリンダ部材の後端外周には円環状のシリンダフランジが形成されており、ピストン部材の後端外周には円環状のピストンフランジが形成されている。
【0005】
薬液注入装置を使用する場合、薬液が充填されている薬液シリンジのシリンダ部材を延長チューブで被験者に連結し、その薬液シリンジを薬液注入装置の注入装置本体に装着する。一般的な薬液注入装置では、薬液シリンジのシリンダ部材およびシリンダフランジに対応した形状の凹部が注入装置本体の上面に形成されているので、この凹部にシリンダ部材およびシリンダフランジを装填すれば薬液シリンジが保持される。
【0006】
さらに、薬液注入装置はシリンジ駆動機構によりピストンフランジをシリンダ部材とは別個に保持し、そのシリンジ駆動機構でピストン部材をスライドさせる。これで薬液シリンジから被験者に薬液を注入することができ、必要により薬液シリンジに薬液タンクから薬液を吸入することもできる。
【0007】
ただし、上述のような薬液注入装置は、一般的に各種形状の複数種類の薬液シリンジを装着するため、注入装置本体の凹部は最大サイズの薬液シリンジのシリンダ部材に対応しており、最大以外のサイズの薬液シリンジは各々に専用のシリンダアダプタがシリンダ部材に装着されて注入装置本体の凹部に装填される。
【0008】
このようなシリンダアダプタも、一般的に注入装置本体と同様に装着されるシリンダ部材とシリンダフランジとに対応した凹部が上面に形成されており、その凹部で薬液シリンジのシリンダ部材とシリンダフランジとが保持される。また、シリンダアダプタの下面は最大サイズの薬液シリンジのシリンダ部材とシリンダフランジと同様な外形に形成されており、注入装置本体の凹部に装填される。
【0009】
なお、上述のような薬液注入装置は、本出願人などにより過去に発明されて出願されている(例えば、特許文献1,2参照)。
【0010】
【特許文献1】
特開2002−11096号
【特許文献2】
特開2002−102343号
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような薬液注入装置は、シリンダ部材が注入装置本体の凹部に直接に装着されることで、または、シリンダ部材が凹部に装着されたシリンダアダプタを注入装置本体の凹部に装着することで、薬液シリンジを保持する。しかし、このような凹部への装着だけでは完全な保持は困難であるため、装着が不完全な状態となる可能性があり、注入作業の実行中に薬液シリンジが脱落する可能性もある。
【0012】
このような課題を解決するため、注入装置本体の凹部に開閉自在なクランプ機構を搭載し、このクランプ機構で薬液シリンジのシリンダフランジやシリンダアダプタのアダプタフランジを保持するようにした薬液注入装置もある。しかし、このような薬液注入システムでも、シリンダアダプタは凹部への装着により薬液シリンジを保持するだけなので、薬液シリンジを確実に保持することは困難である。
【0013】
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、シリンダアダプタが薬液シリンジを良好に保持できる薬液注入システムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の薬液注入システムは、複数種類の薬液シリンジと、少なくとも一種類のシリンダアダプタと、1個の薬液注入装置と、を有しており、薬液シリンジは、円筒状で末端外周にシリンダフランジが形成されているシリンダ部材に、その末端面のシリンダ開口からピストン部材がスライド自在に挿入されている。シリンダアダプタは、複数種類の薬液シリンジの少なくとも一部のシリンダ部材が上方から装着され、薬液注入装置は、少なくともシリンダアダプタが装着された薬液シリンジのシリンダ部材とピストン部材とを別個に保持してシリンジ駆動機構で前後方向に相対移動させる。
【0015】
本発明の薬液注入システムのシリンダアダプタは、アダプタ本体、一対の可動保持部材、部材軸支機構、を有しており、アダプタ本体は、シリンダ部材が上方から着脱自在に装着される凹部が形成されている。可動保持部材は、左右一対からなり、軸心方向が前後方向に連通する状態の薬液シリンジのシリンダフランジが係脱自在な円弧形状の凹溝が内面に形成されている。部材軸支機構は、左右一対の可動保持部材を上下方向に回動自在に軸支することで上方に開口してシリンダフランジが凹溝に挿入自在な開放位置とシリンダフランジを凹溝で両側から保持する閉止位置とに変位自在に配置するので、本発明の薬液注入システムでは、シリンダアダプタが開閉自在な可動保持部材で薬液シリンジのシリンダフランジを保持する。
【0016】
なお、本発明で云う各種手段は、その機能を実現するように形成されていれば良く、例えば、所定の機能を発揮する専用のハードウェア、所定の機能がコンピュータプログラムにより付与されたデータ処理装置、コンピュータプログラムによりデータ処理装置に実現された所定の機能、これらの組み合わせ、等として実現することができる。
【0017】
また、本発明で云う各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要はなく、例えば、複数の構成要素が1個の部材として形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等が可能である。
【0018】
また、本発明では前後上下左右の方向を言及しているが、これは各部の相対関係の説明を簡単とするために便宜的に規定したものであり、本発明の装置を実施する場合の製造時および使用時の方向を限定するものではない。
【0019】
【発明の実施の形態】
[実施の形態の構成]
本発明の実施の一形態を図面を参照して以下に説明する。本実施の形態の薬液注入システム1000は、図3ないし図5に示すように、薬液注入装置100、薬液シリンジ200、透視撮像装置であるMRI装置300、シリンダアダプタ400、からなり、MRI装置300で透視画像が撮像される被験者(図示せず)に、薬液注入装置100が薬液シリンジ200から造影剤や生理食塩水などの薬液を注入する。
【0020】
MRI装置300は、図4に示すように、撮像実行機構である撮像ユニット301と制御ユニット302とを有しており、その撮像ユニット301と制御ユニット302とは通信ネットワークで有線接続されている(図示せず)。撮像ユニット301は被験者から透視画像を撮像し、制御ユニット302は撮像ユニット301を動作制御する。
【0021】
薬液シリンジ200は、図3に示すように、シリンダ部材210とピストン部材220からなり、シリンダ部材210にピストン部材220がスライド自在に挿入されている。シリンダ部材210は、円筒形の中空の本体部211を有しており、この本体部211の閉塞した先端面に導管部212が形成されている。
【0022】
シリンダ部材210の本体部211の末端面は開口されており、この開口から本体部211の内部にピストン部材220が挿入されている。シリンダ部材210の末端外周にはシリンダフランジ213が形成されており、ピストン部材220の末端外周にはピストンフランジ221が形成されている。
【0023】
本形態の薬液注入装置100は、図4に示すように、注入制御ユニット101と注入装置本体である注入ヘッド110とが別体に形成されており、その注入制御ユニット101と注入ヘッド110とは通信ケーブル102で有線接続されている。
【0024】
注入ヘッド110は、装着される薬液シリンジ200を駆動して被験者に薬液を注入し、注入制御ユニット101は、注入ヘッド110を動作制御する。このため、注入制御ユニット101はマイクロコンピュータ(図示せず)が内蔵されており、MRI装置300の制御ユニット302とも通信ネットワーク(図示せず)で有線接続されている。
【0025】
注入制御ユニット101は、操作パネル103、ディスプレイパネルであるタッチパネル104、スピーカユニット105、等が本体ハウジング106の前面に配置されており、別体のコントローラユニット107が接続コネクタ108で有線接続されている。
【0026】
注入ヘッド110は、キャスタスタンド111の上端に可動アーム112で装着されており、図3に示すように、そのヘッド本体113の上面には、薬液シリンジ200が着脱自在に装着される半円筒形の溝状の凹部114が形成されている。
【0027】
この凹部114の後方には、ピストンフランジ221を保持してスライド移動させるシリンジ駆動機構116が配置されており、凹部114の前部には、薬液シリンジ200のシリンダフランジ213を着脱自在に保持するフランジ保持機構120が形成されている。
【0028】
シリンジ駆動機構116は、駆動源として磁界を発生しない超音波モータ(図示せず)を有しており、この超音波モータが、燐青銅合金(Cu+Sn+P)、チタン合金(Ti−6Al−4V)、マグネシウム合金(Mg+Al+Zn)、などの非磁性体で形成されている。
【0029】
また、本形態の薬液注入システム1000では、各種サイズの薬液シリンジ200が用意されているので、注入ヘッド110の凹部114には最大サイズの薬液シリンジ200のみ直接に装着され、最大以外のサイズの薬液シリンジ200は各々に専用のシリンダアダプタ400を介して装着される。
【0030】
このため、薬液注入装置100のフランジ保持機構120は、最大サイズの薬液シリンジ200のシリンダフランジ213を保持する構造に形成されており、シリンダアダプタ400の外形は、注入ヘッド110の凹部114およびフランジ保持機構120で保持されるように最大サイズの薬液シリンジ200と同等な形状に形成されている。
【0031】
フランジ保持機構120は、左右一対の可動保持部材121と1個の不動保持部材122とを有しており、これらの可動/不動保持部材121,122が円環状に配置されている。不動保持部材122は上方に開口した半円弧形状に形成されており、その左右両端に1/4円弧形状の一対の可動保持部材121が1個ずつ配置されている。
【0032】
これらの可動/不動保持部材121,122は、内面に凹溝が形成されており、この凹溝に最大サイズの薬液シリンジ200のシリンダフランジ213が係脱自在に係合する。一対の可動保持部材121は部材軸支機構(図示せず)により上下方向に回動自在に個々に軸支されているので、上方に開口してシリンダフランジ213が凹溝に挿入自在な開放位置と、シリンダフランジ213を凹溝で両側から保持する閉止位置と、に変位自在とされている。
【0033】
ただし、可動保持部材121には、板バネなどの部材付勢機構(図示せず)が連結されており、この部材付勢機構により開放位置に付勢されている。可動保持部材121は、閉止位置に配置された状態では、下端が部材軸支機構の軸心より下方に位置するとともに、上端が上方に位置する形状に形成されている。また、不動保持部材121は、ヘッド本体113とは別個の独立した部品として形成されているが、ヘッド本体113と一体に形成することも可能である。
【0034】
シリンダアダプタ400は、最大以外のサイズの薬液シリンジ200ごとに用意されており、図1および図2に示すように、U字形状に湾曲したアダプタ本体401を有している。このアダプタ本体401の上面には、断面形状がU字状で薬液シリンジ200のシリンダ部材210が上方から着脱自在に装着される凹部402が形成されており、この凹部402の後部には、シリンダアダプタ400を保持するフランジ保持機構410が形成されている。
【0035】
このシリンダアダプタ400のフランジ保持機構410も、薬液注入装置100のフランジ保持機構120と同等な構造に形成されており、左右一対の可動保持部材411と1個の不動保持部材412とを有している。これらの可動/不動保持部材411,412も内面に凹溝413が形成されており、この凹溝413に薬液シリンジ200のシリンダフランジ213が係脱自在に係合する。
【0036】
一対の可動保持部材411は部材軸支機構414により上下方向に回動自在に個々に軸支されているので、上方に開口してシリンダフランジ213が凹溝413に挿入自在な開放位置と、シリンダフランジ213を凹溝413で両側から保持する閉止位置と、に変位自在とされている。
【0037】
なお、可動保持部材411も、閉止位置に配置された状態では、下端が部材軸支機構414の軸心より下方に位置するとともに、上端が上方に位置する形状に形成されている。また、不動保持部材412は、アダプタ本体401と一体に形成されているが、例えば、別体の部品として形成することも可能である。
【0038】
アダプタ本体401は、下面が最大サイズの薬液シリンジ200のシリンダ部材210と同等な外形に形成されており、下面のフランジ保持機構120より前方の位置には、最大サイズの薬液シリンジ200のシリンダフランジ213と同等な外形のアダプタフランジ416が形成されている。
【0039】
アダプタ本体401は、下面後部に連結凸部417が下面に突設されており、この連結凸部417には前後方向に開口した連結穴418が形成されている。薬液注入装置100は、部材支持機構により前後方向に変位自在に支持された連結部材が凹部114の底部に配置されており(図示せず)、この連結部材が凹部114に装着されるシリンダアダプタ400の連結凸部417の連結穴418に係脱自在に係合する。
【0040】
この連結部材は、例えば、係合爪として形成されており、スプリングなどの弾発機構により前方に付勢されている。連結部材には手動操作される操作部材が一体に形成されており(図示せず)、この操作部材が注入ヘッド110の下面に露出している。
【0041】
なお、図1および図2に示すように、シリンダアダプタ400の可動保持部材411は開放位置に配置されると外側に突出するので、薬液注入装置100は、可動保持部材411が閉止位置に配置されているシリンダアダプタ400は凹部114に装着されるが、可動保持部材411が開放位置に配置されているシリンダアダプタ400は凹部114に装着されない。
【0042】
また、シリンダアダプタ400は、アダプタ本体401や可動保持部材411がエンジニアリングプラスチックなどで形成されており、部材軸支機構414は、燐青銅合金(Cu+Sn+P)、チタン合金(Ti−6Al−4V)、マグネシウム合金(Mg+Al+Zn)、などで形成されているので、全体が非磁性体で形成されている。
【0043】
[実施の形態の作用]
上述のような構成において、本実施の形態の薬液注入装置100を使用する場合、作業者は被験者に注入する薬液に対応して適切な薬液シリンジ200を選択し、その薬液シリンジ200の導管部212を被験者に延長チューブで連結する(図示せず)。
【0044】
その薬液シリンジ200がシリンダアダプタ400を使用しない最大サイズの場合、そのシリンダ部材210を注入ヘッド110の凹部112に直接に装着してシリンダフランジ213をフランジ保持機構120に保持させ、同時にピストン部材220をシリンジ駆動機構116に把持させる。
【0045】
一方、最大以外のサイズの薬液シリンジ200を利用する場合は、図1および図2に示すように、薬液シリンジ200をシリンダアダプタ400に装着し、図3に示すように、このシリンダアダプタ400とともに薬液シリンジ200を注入ヘッド110に装着する。
【0046】
より詳細には、シリンダアダプタ400の可動保持部材411が開放位置に配置されている状態で、その凹溝413にシリンダフランジ213が挿入されるように薬液シリンジ200のシリンダ部材210が上方から凹部402に挿入されると、可動保持部材411はシリンダ部材210に押圧されることで自動的に閉止位置まで回動される。これで薬液シリンジ200のシリンダフランジ213は、シリンダアダプタ400の可動保持部材411により両側が保持されるとともに、下部が不動保持部材412に保持されることになる。
【0047】
つぎに、このような状態の薬液シリンジ200をシリンダアダプタ400とともに注入ヘッド110の凹部114に上方から挿入すると、やはり開放位置に配置されている可動保持部材121が自動的に閉止位置まで回動され、アダプタフランジ416の両側が可動保持部材121で保持されるとともに下部が不動保持部材122で保持される。
【0048】
このとき、シリンダアダプタ400の連結凸部417の連結穴418に薬液注入装置100の連結部材が係合するので、これでシリンダアダプタ400は注入ヘッド110に固定される。なお、このように注入ヘッド110の凹部114にシリンダアダプタ410が装着された状態では、その可動保持部材411も凹部114の内面に当接しているので開放されることはない。
【0049】
このため、上述のように薬液注入装置100にシリンダアダプタ400で薬液シリンジ200が装着されると、薬液注入装置100にシリンダアダプタ400が固定され、シリンダアダプタ400に薬液シリンジ200が固定されるので、薬液シリンジ200は薬液注入装置100に固定されることになる。
【0050】
一方、薬液注入装置100から薬液シリンジ200を取り外すときは、注入ヘッド110の下面に露出している操作部材を手動操作して連結部材とシリンダアダプタ400の連結凸部417との係合を解除すると、部材付勢機構の付勢により可動保持部材121が閉止位置から開放位置まで回動する。
【0051】
これで一対の可動保持部材121の下部によりシリンダアダプタ400が上方に押し上げられるので、注入ヘッド110からシリンダアダプタ400とともに薬液シリンジ200が容易に取り外される。このように注入ヘッド110からシリンダアダプタ400が取り外されると、その可動保持部材411が回動自在となるので、シリンダアダプタ400から薬液シリンジ200が容易に取り外される。
【0052】
[実施の形態の効果]
本実施の形態の薬液注入システム1000では、薬液注入装置100に最大サイズの薬液シリンジ200を直接に装着することができ、最大以外のサイズの薬液シリンジ200は各々に専用のシリンダアダプタ400を介して装着することができる。
【0053】
そのシリンダアダプタ400は回動自在な一対の可動保持部材411で薬液シリンジ200のシリンダフランジ213を保持するので、薬液シリンジ200をシリンダアダプタ400に容易に着脱することができ、それでいて、シリンダアダプタ400が薬液シリンジ200を確実に保持することができる。
【0054】
しかも、薬液注入装置100も回動自在な一対の可動保持部材121でシリンダアダプタ400のアダプタフランジ416を保持するので、シリンダアダプタ400を薬液注入装置100に容易に着脱することができ、それでいて、薬液注入装置100がシリンダアダプタ400を確実に保持することができる。
【0055】
このため、薬液シリンジ200をシリンダアダプタ400で薬液注入装置100に装着した場合でも、薬液シリンジ200を薬液注入装置100に確実に保持させることができる。特に、シリンダアダプタ400の連結穴418に薬液注入装置100の連結部材が係合するので、シリンダアダプタ400を薬液注入装置100に確実に固定させることができる。
【0056】
しかも、シリンダアダプタ400は薬液注入装置100に装着されていないときは可動保持部材411が回動自在であるが、薬液注入装置100に装着されると閉止位置に保持されるので、薬液注入装置100に装着されたシリンダアダプタ400に薬液シリンジ200を確実に固定させることができる。
【0057】
さらに、シリンダアダプタ400は可動保持部材411が閉止位置に配置されているときは薬液注入装置100に装着できるが開放位置に配置されているときは装着できないので、可動保持部材411による薬液シリンジ200の保持が不完全な状態でシリンダアダプタ200が薬液注入装置100に装着されることもない。
【0058】
また、シリンダアダプタ400の可動保持部材411は、閉止位置に配置された状態で下端が部材軸支機構414の軸心より下方に位置するとともに上端が上方に位置するので、開放位置に配置された状態で上方から薬液シリンジ200が挿入されると自動的に閉止位置まで回動する。
【0059】
さらに、閉止位置に配置された状態で保持している薬液シリンジ200が上方に引き出されると自動的に開放位置まで回動するので、シリンダアダプタ400に薬液シリンジ200を簡単に直感的に着脱することができる。このことは、薬液注入装置100の可動保持部材121とシリンダアダプタ400でも同様であり、薬液注入装置100にシリンダアダプタ400を簡単に直感的に着脱することができる。
【0060】
なお、シリンジ駆動機構116で薬液シリンジ200のピストン部材220が押圧されると、シリンダフランジ213やアダプタフランジ416にも多大な応力が作用する。しかし、シリンダフランジ213とアダプタフランジ416とは下部が不動保持部材412、122で保持されるので、その保持が強固である。
【0061】
さらに、本形態の薬液注入システム1000では、薬液注入装置100の駆動源が非磁性体で形成されていて磁界を発生しない超音波モータからなり、シリンダアダプタ400の各部が非磁性体で形成されているので、MRI装置300の近傍で薬液注入装置100やシリンダアダプタ400を問題なく利用することができる。
【0062】
[実施の形態の変形例]
本発明は本実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、本形態では薬液注入装置100をMRI装置300の近傍で使用することを想定したが、これをCTスキャナやアンギオ装置の近傍で使用することも可能である。
【0063】
また、上記形態では薬液注入装置100に最大サイズの薬液シリンジ200が直接に装着されて最大以外のサイズの薬液シリンジ200はシリンダアダプタ400で装着されることを例示したが、全部の薬液シリンジ200がシリンダアダプタ400で薬液注入装置100に装着されることも可能である。
【0064】
さらに、上記形態では注入ヘッド110の一つの凹部112に1個の薬液シリンジ200が1個のシリンダアダプタ400を介して装着されることを例示したが、複数の凹部を有する注入ヘッド(図示せず)に複数の薬液シリンジ200が複数のシリンダアダプタ400を介して装着されることも可能である。
【0065】
また、上記形態ではシリンダアダプタ400に可動保持部材411が単純に回動自在に軸支されていることを例示したが、図6に例示するシリンダアダプタ500のように、左右一対の可動保持部材501,502が部材付勢機構である板バネ503により開放位置に付勢されていることも可能である。
【0066】
このシリンダアダプタ500では、左右一対の可動保持部材501,502の上端に、部材保持機構として凹部504と凸部505とが個々に形成されており、これらの凹凸部504,505が相互に着脱自在に係合することで、可動保持部材501,502が閉止位置に保持される。また、可動保持部材501,502の凹凸部504,505の近傍には、手動操作される操作部506が突起として形成されている。
【0067】
このようなシリンダアダプタ500では、凹凸部504,505が手動操作により係合することで一対の可動保持部材501,502が閉止位置に固定されるので、より確実に薬液シリンジ200を保持することができる。それでいて、凹凸部504,505の係合が手動操作により解除されると、板バネ503の付勢により可動保持部材501,502が開放されるので、薬液シリンジ200を取り出すことも簡単である。また、可動保持部材501,502の上端には操作部506が形成されているので、その手動操作による開閉も容易である。
【0068】
また、上記形態では薬液注入装置100が薬液シリンジ200やシリンダアダプタ400の着脱や可動保持部材121,411の開閉などを検知しないことを想定したが、所定の検知センサ(図示せず)などにより検知することも可能である。
【0069】
その場合、薬液注入装置100が可動保持部材121,411の閉止を検出しているときのみシリンジ駆動機構116を作動可能に制御し、可動保持部材121,411の開放を検出したときはシリンジ駆動機構116を作動不能に制御することなどが好適である。
【0070】
【発明の効果】
本発明の薬液注入システムでは、シリンダアダプタが開閉自在な可動保持部材で薬液シリンジのシリンダフランジを保持するので、シリンダアダプタが薬液シリンジを確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の薬液注入システムのシリンダアダプタに薬液シリンジを装着する状態を示す斜視図である。
【図2】シリンダアダプタに薬液シリンジを装着する状態を示す斜視図である。
【図3】薬液注入装置にシリンダアダプタで薬液シリンジが装着される状態を示す斜視図である。
【図4】薬液注入装置の外観を示す斜視図である。
【図5】薬液注入システムの外観を示す斜視図である。
【図6】一変形例のシリンダアダプタの外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
100 薬液注入装置
116 シリンジ駆動機構
200 薬液シリンジ
210 シリンダ部材
213 シリンダフランジ
220 ピストン部材
400,500 シリンダアダプタ
401 アダプタ本体
411,501 可動保持部材
412 不動保持部材
413 凹溝
414 部材軸支機構
417 連結凸部
418 連結穴
503 部材付勢機構である板バネ
504 部材保持機構として機能する凹部
505 部材保持機構として機能する凸部
506 操作部

Claims (17)

  1. 円筒状で末端外周にシリンダフランジが形成されているシリンダ部材に末端面のシリンダ開口からピストン部材がスライド自在に挿入されている複数種類の薬液シリンジと、複数種類の前記薬液シリンジの少なくとも一部の前記シリンダ部材が上方から装着される少なくとも一種類のシリンダアダプタと、少なくとも前記シリンダアダプタが装着された前記薬液シリンジの前記シリンダ部材と前記ピストン部材とを別個に保持してシリンジ駆動機構で前後方向に相対移動させる薬液注入装置と、を有している薬液注入システムであって、
    前記シリンダアダプタが、
    前記シリンダ部材が上方から着脱自在に装着される凹部が形成されているアダプタ本体と、
    軸心方向が前後方向に連通する状態の前記薬液シリンジの前記シリンダフランジが係脱自在な円弧形状の凹溝が内面に形成されている左右一対の可動保持部材と、
    これらの可動保持部材を上下方向に回動自在に軸支することで上方に開口して前記シリンダフランジが前記凹溝に挿入自在な開放位置と前記シリンダフランジを前記凹溝で両側から保持する閉止位置とに変位自在に配置する部材軸支機構と、
    を有している薬液注入システム。
  2. 前記シリンダアダプタが、前記可動保持部材を少なくとも前記閉止位置に保持する部材保持機構も有している請求項1に記載の薬液注入システム。
  3. 左右一対の前記可動保持部材の上端に相互に着脱自在に係合する前記部材保持機構が形成されている請求項2に記載の薬液注入システム。
  4. 前記シリンダアダプタが、左右一対の前記可動保持部材を前記開放位置に付勢している部材付勢機構も有している請求項2または3に記載の薬液注入システム。
  5. 前記シリンダアダプタが、前記シリンダフランジの下部が係脱自在な円弧形状の凹溝が上面に形成されている不動保持部材も有しており、左右一対の前記可動保持部材が前記不動保持部材の上方の左右両側に1個ずつ配置されている請求項1ないし4の何れか一項に記載の薬液注入システム。
  6. 前記閉止位置に配置された前記可動保持部材の下端が前記部材軸支機構の軸心より下方に位置しているとともに上端が上方に位置している請求項1ないし5の何れか一項に記載の薬液注入システム。
  7. 前記可動保持部材の上端に手動操作される操作部が形成されている請求項1ないし6の何れか一項に記載の薬液注入システム。
  8. 前記シリンダアダプタの各部が非磁性体で形成されている請求項1ないし7の何れか一項に記載の薬液注入システム。
  9. 前記薬液注入装置は、前記可動保持部材が前記閉止位置に配置されている前記シリンダアダプタは装着されるが前記可動保持部材が前記開放位置に配置されている前記シリンダアダプタは装着されない請求項1ないし8の何れか一項に記載の薬液注入システム。
  10. 前記薬液注入装置が、装着された前記シリンダアダプタの前記可動保持部材が少なくとも前記閉止位置に配置されていることを検知する閉止検知手段を有している請求項1ないし8の何れか一項に記載の薬液注入システム。
  11. 前記薬液注入装置が、前記ピストン部材をスライド移動させるシリンジ駆動機構と、前記可動保持部材が前記閉止位置に配置されていることを前記閉止検知手段が検知していないと前記シリンジ駆動機構を作動不能に制御する駆動制御手段と、も有している請求項10に記載の薬液注入システム。
  12. 前記薬液注入装置は、最大サイズの前記薬液シリンジが直接に装着されるとともに最大以外のサイズの前記薬液シリンジが前記シリンダアダプタを介して装着される凹部が形成されており、
    この凹部の後部に最大サイズの前記薬液シリンジのシリンダフランジを着脱自在に保持するフランジ保持機構が形成されており、
    このフランジ保持機構で着脱自在に保持されるアダプタフランジが前記シリンダアダプタに形成されている請求項1ないし11の何れか一項に記載の薬液注入システム。
  13. 前記薬液注入装置は、着脱自在に装着される前記シリンダアダプタを固定するアダプタ保持機構を有している請求項1ないし12の何れか一項に記載の薬液注入システム。
  14. 前記シリンダアダプタは、前後方向の少なくとも一方に開口した連結穴が形成されている連結凸部が下面に突設されており、
    前記薬液注入装置の前記アダプタ保持機構は、前記シリンダアダプタの連結穴に係脱自在に係合する連結部材と、この連結部材を前後方向に変位自在に支持している部材支持機構と、を有している請求項13に記載の薬液注入システム。
  15. 請求項1に記載の薬液注入システムのシリンダアダプタであって、
    前記シリンダ部材が上方から着脱自在に装着される凹部が形成されているアダプタ本体と、
    軸心方向が前後方向に連通する状態の前記薬液シリンジの前記シリンダフランジが係脱自在な円弧形状の凹溝が内面に形成されている左右一対の可動保持部材と、
    これらの可動保持部材を上下方向に回動自在に軸支することで上方に開口して前記シリンダフランジが前記凹溝に挿入自在な開放位置と前記シリンダフランジを前記凹溝で両側から保持する閉止位置とに変位自在に配置する部材軸支機構と、
    を有しているシリンダアダプタ。
  16. 請求項9に記載の薬液注入システムの薬液注入装置であって、
    前記可動保持部材が前記閉止位置に配置されている前記シリンダアダプタは装着されるが前記可動保持部材が前記開放位置に配置されている前記シリンダアダプタは装着されない薬液注入装置。
  17. 請求項10に記載の薬液注入システムの薬液注入装置であって、
    装着された前記シリンダアダプタの前記可動保持部材が少なくとも前記閉止位置に配置されていることを検知する閉止検知手段を有している薬液注入装置。
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