JP5346231B2 - シリンジホルダ - Google Patents

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本発明は、シリンジを着脱自在に保持するシリンジホルダに関する。
医療用の画像診断装置としては、CT(Computed Tomography)スキャナ、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、PET(Positron Emission Tomography)装置、アンギオ装置、およびMRA(MR Angio)装置などがある。これらの装置を使用して被験者のCT画像を撮像する際は、被験者に造影剤や生理食塩水などの薬液を注入することが多い。
被験者への薬液の注入は、薬液注入装置を用いて自動的に行なうのが一般的である。薬液注入装置は、薬液を充填したシリンジが着脱自在に装着される注入ヘッドと、注入ヘッドの動作を制御する注入制御ユニットとを有している。シリンジは、シリンダと、シリンダ内にその軸方向に移動可能に挿入されたピストンとを有しており、薬液はシリンダ内に充填されている。注入ヘッドは、注入ヘッドに装着されたシリンジのピストンをシリンダ内に押し込むためのピストン駆動機構を備えている。シリンダの先端部に延長チューブを介して注入針を接続し、注入針を被検者の血管に穿刺した後、ピストン駆動機構がピストンをシリンダ内に押し込むことで、シリンダ内の薬液を被験者に注入することができる。
上述した薬液注入装置においては、シリンジ内の薬液を確実に、かつ安全に注入するためには、注入ヘッドにシリンジをしっかりと保持させることが重要である。そこで、特許文献1には、シリンジのシリンダに一体に設けられたシリンダフランジを、シリンジの左右両側から保持する一対の保持部材を設け、この保持部材が、シリンジの着脱動作によって、シリンジを保持する閉止位置、およびシリンジの挿入を可能とする開放位置の何れかの位置に保持されるように構成された薬液注入装置が開示されている。
また、シリンジには直径の異なる複数の種類が存在し、そのような直径の異なるシリンジを装着できるようにするために、シリンジの直径に対応したアダプタが用いられている。アダプタは一般に、手動で操作されるロック機構によって薬液注入装置に着脱自在に装着される。
特開2004−154238号公報
上述した従来の薬液注入装置は、シリンジの着脱操作が極めて容易であるという利点を有しているが、閉止位置から開放位置への保持部材の移動は単にシリンジを上方へ引き上げるだけの操作であるので、意図せずにシリンジが外れてしまう場合があった。また、種々のシリンジに対応してアダプタを介して薬液注入装置にシリンジを装着する場合、シリンジの装着に先立ってアダプタを薬液注入装置に装着するが、その手動操作が面倒であった。
本発明は、シリンジの着脱が容易であり、かつ装着されたシリンジを外れることのないように確実に保持することができるシリンジホルダを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明のシリンジホルダは、シリンダとピストンとを有するシリンジを操作する装置に着脱自在に装着される、前記シリンジを着脱自在に保持させるためのシリンダアダプタとして構成されるシリンジホルダであって、保持するシリンジのシリンダの末端に形成されたシリンダフランジを受け入れるフランジ受けと、フランジ受けに受け入れられたシリンダフランジを保持するフランジロック機構と、アダプタロック機構とを有する。シリンジホルダが保持するシリンジのシリンダフランジは、その主面に垂直な方向から見たときに最大長さをとる方向と最小長さをとる方向とが互いに直交している。フランジ受けは、そのようなシリンダフランジが、最大長さをとる方向から挿入されることによってシリンダフランジを受け入れ、円弧状部と、前記円弧状部の両端から延びて前記円弧状部に対して弾性変位可能に設けられたアーム部と、前記アーム部に形成された摘み部と、を有する。フランジロック機構は、フランジ受けに受け入れられたシリンダフランジを、シリンジがその軸線を中心に回転させられることによって、回転後の姿勢が保たれるようにシリンダフランジが挿入された方向の両側から挟んで保持する。アダプタロック機構は、シリンジアダプタを装置にロックするためのものであり、アーム部の外側面に設けられている。
本発明の好ましい態様では、フランジロック機構は、フランジ受け内においてシリンダフランジが挿入される方向と直角な方向の両側に対向配置された一対のロック爪を有し、各ロック爪は、回転後のシリンダフランジをフランジ受けへのシリンダフランジの挿入方向両側から挟むように弾性変位可能に設けられた一対のフランジ押え部を有する。
本発明によれば、シリンジの着脱が容易でありながら、装着されたシリンジをしっかりと保持することができる。さらに、シリンジホルダ、装置に着脱されるシリンジアダプタとして構成され、フランジ受けの一部を構成する弾性変位可能なアーム部の外側に、装置にシリンジアダプタをロックするためのアダプタロック機構を設けることで、装置に対する着脱を簡単に行なうことができる。
本発明の一実施形態によるシリンジアダプタを用いる薬液注入装置の一例の斜視図である。 図1に示す注入ヘッドを、それに装着されるシリンジおよびシリンジアダプタと共に示す斜視図である。 図2に示すシリンジアダプタの背面側から見た斜視図である。 図2に示すシリンジアダプタを、そのフランジロック機構が見えるように一部を破断して示す、背面側から見た斜視図である。 図2に示すシリンダの背面図である。 シリンジアダプタへのシリンジの装着方法を説明する図であり、シリンジがシリンジアダプタに挿入された状態を示している。 シリンジアダプタへのシリンジの装着方法を説明する図であり、シリンジがシリンジアダプタに保持された状態を示している。 図2に示すヘッド本体の、アダプタ受け近傍の平面図である。 図2に示すアダプタ受けをピストン駆動機構側から見た斜視図である。 本発明の他の形態によるフランジロック機構を説明する図であり、シリンジが挿入された状態を示している。 図8Aに示すフランジロック機構の、シリンダフランジを保持した状態を示す図である。 本発明の他の形態によるシリンジアダプタの正面図である。
図1を参照すると、注入ヘッド110と、注入ヘッド110の動作を制御する注入制御ユニット101とを有する、本発明の一実施形態によるシリンジアダプタを用いる薬液注入装置100の一例が示されている。注入ヘッド110は、スタンド111の上部にアーム112を介して装着されており、ケーブル102によって注入制御ユニット101と接続されている。注入制御ユニット101は、メイン操作パネル103、表示デバイスと入力デバイスを兼ねたタッチパネル104、およびケーブル108で接続された、補助的な入力デバイスであるハンドユニット107等を備えている。
注入ヘッド110は、図2に示すように、2本のシリンジ200C、200Pを着脱自在に装着するものであり、これらシリンジ200C、200Pを支持する2つの凹部114を、ヘッド本体113の上面に有している。シリンジ200C、200Pはそれぞれ、末端にシリンダフランジ211が形成されたシリンダ210と、末端にピストンフランジが形成されたピストン220とを有している。シリンジ200C、200Pにはそれぞれ薬液が充填されており、例えば、一方のシリンジ200Cには造影剤を充填し、他方のシリンジ200Pには生理食塩水を充填することができる。シリンジ200C、200Pとしては、製造メーカで薬液が予め充填されたプレフィルドタイプのシリンジであってもよいし、医療現場等で必要に応じて薬液が充填される現場充填タイプのシリンジであってもよい。ヘッド本体113に装着された2本のシリンジ200C、200Pの先端には、中間部で1本に合流し先端に注入針が設けられた連結チューブ230が接続される。
シリンジ200C、200Pは、シリンジアダプタ300を介して注入ヘッド110に装着される。シリンジアダプタ300は、シリンジ200C、200Pのシリンダフランジを保持するように構成され、また、注入ヘッド110の凹部114の一部に、シリンジアダプタ300を受け入れるように構成されたアダプタ受け入れ部であるアダプタ受け114aが形成されている。シリンジアダプタ300について詳しくは後述する。
さらに、注入ヘッド110には、装着されたシリンジ200C、200Pのピストン220を操作するために互いに独立して駆動される2つのピストン駆動機構130が、各凹部114に対応して設けられている。これらピストン駆動機構130は、装着されたシリンジ200C、200Pのピストン220を操作することによって、シリンジ200C、200Pに充填されている造影剤および生理食塩水を、別々に、または同時に被験者へ注入することができる。ピストン駆動機構130については、この種の注入装置に一般に用いられる公知の機構を採用することができる。
薬液注入装置100は、例えばX線CT装置といった、被験者の断層画像を撮像するための透視撮像装置(不図示)に接続されており、薬液注入装置100によって、撮像部位や被験者の身体条件等に応じて設定された注入条件で薬液を注入した後、透視撮像装置で被験者の断層画像を撮像することができる。
次に、上述したシリンジアダプタ300について、図3、4等を参照して詳細に説明する。なお、以降の説明では、シリンジアダプタ300が保持するシリンジ200C、200Pについて、これらを区別することなく単に「シリンジ200」と表記する。なお、図3、図4ではシリンジ200のピストンは省略している。また、以下の説明において、「先端」および「末端」は、シリンジ200の「先端」および「末端」に対応する。
本形態のシリンジアダプタ300は、図2に示した注入ヘッド110に通常装着されるシリンジよりも小径のシリンジ200を装着する際に用いられ、ベース部材310と、ベース部材310に固定された、シリンダフランジ211をロックためのフランジロック部材320とを有し、全体としてU字管状に構成されている。本形態では、ベース部材310およびフランジロック部材320は互いに別部品で構成されているが、これらは一部品で一体に形成されていてもよい。
ベース部材310は、略半円筒状のシリンダ支持部314とその末端に形成されたフランジ状部とを有している。シリンダ支持部314は、シリンジ200のシリンダ210を支持する部分であり、内周面の曲率半径がシリンダ210の外周面の曲率半径と略等しくなるように形成されている。シリンジアダプタ300を注入ヘッド110(図2参照)に装着したとき、シリンダ支持部314は注入ヘッド110の凹部114上に位置する。
フランジロック部材320は、ほぼ円弧状に形成された円弧状部321と、全体としてU字状となるように円弧状部321の両端から互いに並列するように延びたアーム部322とを有する。各アーム部322は、互いの間隔を変化させることができるように、円弧状部331に対して弾性変位可能に支持されている。そのため、ベース部材310へのフランジロック部材320の固定は、円弧状部321がベース部材310のフランジ状部に固定されることでなされている。
円弧状部321は、その内周面321aの内側に、シリンダ支持部314上に支持されたシリンダ210のシリンダフランジ211が位置し、その状態でシリンダ210がその軸線周りに回転できるような寸法で形成されている。よって、円弧状部321の内周面321aの曲率半径は、ベース部材310のシリンダ支持部314の曲率半径よりも大きい。このような寸法で形成された円弧状部321がベース部材310のフランジ状部に固定されることで、ベース部材310とフランジロック部材320の円弧状部311との間に段差が形成される。この段差によって形成されたベース部材310の面は、シリンダフランジ211の先端側の面を受けるフランジ受け面330とされる。
アーム部322の両端部には、シリンジアダプタ300を着脱する際にユーザーによって操作される摘み部325がそれぞれ形成されている。フランジロック部材320は、これら円弧状部321、アーム部322および摘み部325により、全体としてその内側にシリンダフランジ211を受け入れる形状とされ、フランジ受け面330とともに、シリンダフランジ211の一部を受け入れるフランジ受けを構成する。
ここで、シリンジアダプタ300が保持するシリンジ200のシリンダフランジ211について説明する。
図5に示すように、シリンダ210の末端に形成されたシリンダフランジ211は、その主面に垂直な方向から見たとき、最大長さL1と最小長さL2とを有し、最大長さL1をとる方向と最小長さL2をとる方向とが互いに直交するように形成されている。
再び図4を参照すると、フランジロック部材320は、フランジロック機構として、フランジ受け内においてシリンダフランジ211が挿入される方向と直角な方向(左右方向)の両側に対向配置された一対のロック爪323を有する。ロック爪323は、アーム部322に一体的に設けられて、左右対称となるように互いに内向きに延びている。ロック爪323は、図6Aに示すように、基部323aと、シリンダフランジ211が前述したフランジ受けに受け入れられた状態でのシリンダフランジ211の面内方向において基部323aから二股に分かれてそれぞれ内側に湾曲しながら上方および下方に延びた一対のフランジ押え部323bとを有する。基部323aはアーム部322に固定されており、フランジ押え部323bは基部232aに対して弾性変位可能に支持されている。各フランジ押え部323bの先端部は鉤状に屈曲している。
一対のロック爪323の先端部間の距離Dは、保持するシリンジのシリンダフランジ211をロック爪323の間に挿入できるようにシリンダフランジ211の最小長さL2よりも大きく、かつ、シリンジ210が図6Bに示すような姿勢のときにロック爪323によってシリンダフランジ211を左右両側から挟み込むことができるように、シリンダフランジ211の最大長さL1よりも小さい。また、各ロック爪323でのフランジ押え部323b間の間隔は、図6Bに示すように、シリンダフランジ211が回転され最大長さL1の方向が一対のロック爪323の対向方向と一致する方向とされたとき、シリンダフランジ211を、フランジ受けへのシリンダフランジ211の挿入方向両側である上下から挟むように当接する間隔とされている。
ロック爪323を以上のように構成することにより、図6Aに示すように、シリンダフランジ211の最小長さL2の方向がロック爪323の対向方向と略一致するような姿勢で、シリンダフランジ211を、最大長さL1をとる方向からフランジ受けに挿入することができる。この状態で、シリンジをその軸線を中心として回転させると、シリンダフランジ211の外周面が各フランジ押え部323bに当接し、各フランジ押え部323bを弾性変位させる。シリンジをさらに回転させ、図6Aに示した姿勢から略90度回転した図6Bに示す状態では、シリンダフランジ211は、その最大長さL1方向両端部で各ロック爪323の2つのフランジ押え部323bによって、回転後のシリンダフランジ211の姿勢が保たれるように、シリンダフランジ211がフランジ受けに挿入された方向である上下方向から挟まれる。これにより、シリンダフランジ211が弾性的にロックされる。シリンダフランジ211は弾性的にロックされているので、シリンダ210をさらに、同じ方向または逆方向に回転させれば、ロックは解除される。
ロック爪323によるシリンジ200をロックする力は、その後のシリンジ200への延長チューブ230(図2参照)の連結作業等ではシリンジ200が回転しないが、ロック爪323によるシリンダフランジ211のロックを解除するためにユーザーがシリンジ200を回転させる場合には、適度な力で回転させることができるような力とされることが好ましい。
図3を参照すると、ベース部材310は、シリンジアダプタ300の幅方向両側においてフランジロック部材320を越えて形成された2つの板状部315を有する。各板状部315は、フランジ受け面330との間でシリンダフランジ211を受け入れるのに十分な間隔をあけてフランジ受け面330と対向している。同様に、フランジロック部材320の各アーム部322も、シリンジアダプタ300の幅方向両側に位置するように2つの板状部328を有しており、これら板状部328も、フランジ受け面330との間でシリンダフランジを受け入れることができるように、ベース部材310の板状部315と略同一平面上に形成されている。
シリンジアダプタ300は、前述したように、注入ヘッド110のアダプタ受け114a(図2参照)に装着される。アダプタ受け114aは、シリンジアダプタ300が挿入される凹部として形成されており、シリンジアダプタ300の挿入をガイドするために、図7および図8に示すように、その両側にガイド溝117を有する。各ガイド溝117は、シリンジアダプタ300(図3参照)の挿入方向に延びた2つのリブ115、116をアダプタ受け114aの内面に形成することにより、それらの間にシリンジアダプタ300の挿入方向に延びて形成されている。なお、図7および図8は、矢印方向をシリンジの先端側として示している。
一方、図3に示すように、シリンジアダプタ300の板状部315には、上記のガイド溝117に挿入されるリブ312が形成されている。
さらに、図3および図4に示すように、フランジロック部材320の各アーム部322には、その外側面にアダプタロック機構として係合爪324が形成されている。これに対応して、図7および図8に示すように、アダプタ受け114aには係合爪118が、アダプタロック機構と協働してシリンジアダプタ300をロックする係合構造として形成されている。係合爪324および係合爪118は、シリンジアダプタ300がアダプタ受け114aの所定位置まで挿入されたときに互いに係合する位置関係および形状で形成されている。
シリンジアダプタ300の係合爪324とアダプタ受け114aの係合爪118との係合およびその解除は、前述のようにシリンジアダプタ300の各アーム部322が弾性変位可能に支持されていることによって達成される。
この弾性変位のために、本形態では、フランジロック部材320全体を、係合爪324がアダプタ受け114aの係合爪118に係合可能に弾性変形する程度の弾性を有する材料で形成している。このような弾性を有する材料としては、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリアセタール、ABS等の樹脂材料、およびリン青銅等の金属材料が挙げられる。フランジロック部材320全体を弾性材料で形成することで、前述した、ロック爪323のフランジ押え部323bの弾性変位機能も同時に達成することができるため、フランジロック部材320を一部品で構成することができ、フランジロック部材320の構造が簡単になる。
あるいは、本形態のように係合爪324がアーム部322に形成されている場合は、フランジロック部材320のアーム部322のみを弾性材料で構成することもできる。あるいは、アーム部322を他の部分に対してバネ等により弾性的に付勢された別部品として構成してもよく、この場合は、各部品の材料は特に制限されない。
何れの場合でも、アダプタ受け114aに挿入されたシリンジアダプタ300をアダプタ受け114aから取り出す際には、両側の摘み部325を摘んでアーム部322を互いに内側へ変位させ、係合爪324と係合爪118との係合を解除させる。このとき、必要以上にアーム部322を変位させると、フランジロック部材320が破損してしまうことがある。そこで、本形態では、図3に示すように、ベース部材310の板状部315およびフランジロック部材320の板状部328を、アーム部322が過度に変位しようとしたときに各板状部315、328の対向する端面同士が互いに当接し、アーム部材322がそれ以上変位するのを制限するストッパとしても機能するように形成している。これによって、アーム部322の過度の変位による破損が防止される。
また、アーム部322に形成された板状部328には、ベース部材310に形成されたリブ312の延長上で、かつ、シリンダフランジ300がアダプタ受け114aに挿入されたときにガイド溝117の上端部に相当する位置に、傾斜リブ326が形成されている。傾斜リブ326は、リブ312から離れた側の端部が、図7に示したリブ115、117のうち内側のリブ115に接近するように傾斜し、シリンジアダプタ300がアダプタ受け114aに挿入された状態でアーム部322を内側へ変位させると、傾斜リブ326の内側の面がリブ115の上端部に当接するように形成されている。
次に、上述したシリンジアダプタ300を用いた、注入ヘッド110へのシリンジ200の着脱動作を説明する。
ユーザーは、まず、シリンジアダプタ300の両側の摘み部325を持って、シリンジアダプタ300を注入ヘッド110のアダプタ受け114aに装着する。アダプタ受け114aへのシリンジアダプタ300の装着は、アーム部322が内側に弾性変位することによる、アダプタ受け114aに形成された係合爪118とアーム部322に形成された係合爪324との係合によりなされ、この係合によりシリンジアダプタ300はアダプタ受け114a内でロックされる。よって、これらの係合が成されるまでシリンジアダプタ300をアダプタ受け114aに挿入するだけで、極めて簡単にシリンジアダプタ300を装着することができる。
また、シリンジアダプタ300にはリブ312が形成されており、このリブ312が、アダプタ受け114aに形成されたガイド溝117にガイドされるので、アダプタ受け114aへの挿入もスムーズに行なえる。さらに、シリンジアダプタ300にリブ312が形成されていることにより、シリンジアダプタ300の向きを逆向きとした場合にはこのリブ312が邪魔になりシリンジアダプタ300をアダプタ受け114aに挿入できない。よって、シリンジアダプタ300を誤った向きで装着することが防止される。
シリンジアダプタ300の装着後、ユーザーは、シリンジアダプタ300にシリンジ200を装着する。シリンジ200の装着は、以下のようにして行なうことができる。
まず、ユーザーは、前述したフランジ受けにシリンダフランジ211が受け入れられるように、シリンダ支持部314上にシリンダ210を載せ、シリンダフランジ211を一対のロック爪323の間に位置させる。このとき、図6Aに示すように、シリンダフランジ211の最小長さL2の方向がロック爪323の対向方向と略平行となるような姿勢でシリンジ200を挿入することで、シリンジ200をスムーズに挿入することができる。また、シリンジアダプタ200は全体としてU字管状に構成されておりシリンジ200が挿入されるアーム部322間の間口が広いので、シリンジ200の挿入は容易である。
シリンジ200の挿入後、ユーザーは、シリンジ200をその軸線を中心として回転させる。このとき、シリンダ210はその外周面がシリンダ支持部314上に支持されているので、シリンジ200は、その回転中心位置を維持しながらスムーズに回転させられる。
シリンジ200の回転によりシリンジフランジ211は、ロック爪323のフランジ押え部323bに当接し、フランジ押え部323bを弾性変位させる。シリンジ200をさらに回転させ、図6Bに示すように、シリンダフランジ211の最大長さL1の方向がロック爪323の対向方向と略平行になると、シリンダフランジ211は最大長さL1の方向の両端部においてその外周面が、一対のロック爪323によって挟まれるように保持される。しかも、各ロック爪323はそれぞれ、2つのフランジ押え323bがシリンダフランジ211を上下から挟んでおり、これによってシリンダフランジ211がロックされる。
シリンダフランジ211を左右両側で保持する一対のロック爪323は、それぞれ2つのフランジ押え部323bによって上下対称な位置でシリンダフランジ211の外周面を挟み込んでいるので、シリンジフランジ211が図6Bに示す姿勢となることにより、シリンダフランジ21が左右方向および上下方向から受ける力の平衡が保たれ、回転後のシリンダフランジ211の姿勢が保たれる。よって、シリンジ200の回転によりシリンダフランジ211が図6Bに示す姿勢とされたとき、弾性的に支持された4つのフランジ押え部323bによるシリンジ200の保持は、ユーザーにクリック感を与える。このクリック感によって、ユーザーは、例えば注入ヘッド110が高い位置にありシリンジ200のロックを目視で確認できないような状況においても、シリンジ200がロックされたことを確実に認識できる。
このようにしてシリンジ200が保持されることによって、注入ヘッド110へのシリンジ200の装着が完了する。その後、ユーザーは、シリンジ200の先端に連結チューブ230を連結し、薬液注入装置100を適宜操作することによって、シリンジ200内に充填された薬液を被験者に注入することができる。
シリンジアダプタ300からのシリンジ200の取り外しは、上述した一連の動作と逆の動作でよい。すなわち、ユーザーは、シリンジ200を回転させることによって、ロック爪323によるシリンダフランジ211の保持を解除し、その状態で、シリンジ200をシリンジアダプタ300から引き上げる。
以上のように、本形態のシリンジアダプタ300によれば、シリンジ200の着脱を極めて簡単に行なうことができる。しかも、シリンジ200の着脱にはシリンジ200の回転操作を伴うので、シリンジ200を注入ヘッド110から引き上げただけではシリンジ200は外れない。
さらに、注入ヘッド110に装着されたシリンジアダプタ300を取り外すには、ユーザーは、シリンジアダプタ300の摘み部325を操作する。すなわち、シリンジアダプタ300の両側の摘み部325を摘んでアーム部322を内側(互いに接近する向き)へ変位させる。これにより、係合爪324がアダプタ受け114aの係合爪118から外れる。その状態でシリンジアダプタ300がアダプタ受け114aから脱する方向にシリンジアダプタ300を引き抜くことで、シリンジアダプタ300を取り外すことができる。
ここで、前述したように、アーム部322には傾斜リブ326が形成されており、傾斜リブ326は、アーム部322を内側に変位させることによって、アダプタ受け114aに形成されたリブ115の上端部に当接する。このとき傾斜リブ326がリブ115から受ける力により、シリンジアダプタ300には、シリンジアダプタ300がアダプタ受け114aから脱する方向である、図3において上向きの力が作用する。よって、アーム部322を内側に変位させると、シリンジアダプタ300がアダプタ受け114aから浮き上がり、シリンジアダプタ300を取り出し易くなる。
また、前述したように、各アーム部322の内側に設けられたロック爪323は、シリンダフランジ211を両側から保持している。そのため、フランジロック部材320の内側にシリンダフランジ211が受け入れられた状態では、アーム部322の外側の係合爪324とアダプタ受け114aの係合爪118との係合を解除することができるまでアーム部322を内側(互いに接近する向き)へ変位させることができないようになっている。よって、シリンジアダプタ300にシリンジ200が保持された状態では、シリンジアダプタ300をアダプタ受け114aから取り外すことはできず、これによっても、注入ヘッド110に装着されたシリンジ200を注入ヘッド110からそのまま引き上げただけではシリンジ200は外れないようになっている。
上述した形態では、シリンダフランジ211の外周面をその左右方向両側の上下4点で支持するフランジロック機構を有するシリンジアダプタ300を説明したが、フランジロック機構はこれに限定されず、シリンダフランジ211をその面内方向で回転させた所定の姿勢でロックできるような構成であれば他の構成を採用することができる。その一例を図9Aおよび図9Bを参照して説明する。なお、図9Aおよび図9Bに示すフランジロック機構は、前述したシリンジアダプタ300のフランジロック機構と置き換えることができ、以下の説明では、図3、4に示したシリンジアダプタ300においてフランジロック機構を置き換えたものとして、フランジロック機構を除く構成については図3、4で用いた符号を用いて説明する。
図9Aに示すフランジロック機構は、保持されるシリンジのシリンダフランジ211の左右両側に対向配置された一対のロック爪423と、ロック爪423の対向方向の中間地点においてロック爪423よりも下方(シリンダフランジ211の挿入方向側)に配置された可動支持部材440とを有する。
各ロック爪423は、前述した形態と同様に、フランジロック部材320のアーム部322に設けられており、アーム部322に固定された基部423aと、基部423aに対して弾性変位可能に支持されたフランジ押え部423bとを有する。フランジ押え部432bは、内側に湾曲しながら上方に延びて、先端部が鉤状に屈曲して形成されている。
可動支持部材440は、フランジロック部材320およびフランジ受け面330を有する前述したフランジ受けの底部において、フランジ受けに挿入されたシリンダフランジ211の外周面が当接する位置で、フランジ受けへのシリンダフランジ211の挿入方向と略平行な方向に移動可能に支持されている。さらに、可動支持部材440は、シリンダフランジ211をフランジ受けに挿入したときに、シリンダフランジ211によりフランジ受けの底部に向かって押し下げられる程度の付勢力で、シリンダフランジ211をフランジ受けから押し出す方向(図中白抜き矢印方向)に付勢されている。可動支持部材440の付勢には、例えばバネ等(不図示)を用いることができる。
本形態においても、シリンジアダプタへのシリンジの保持は、前述した形態と同様にして行なうことができる。具体的には、ユーザーは、まず、シリンダフランジ211が図9Aに示す姿勢になるようにしてシリンジをフランジ受けに挿入し、次いで、シリンジをその軸線を中心として回転させる。シリンジの回転により、図9Bに示すようにシリンダフランジ211の最大長さの方向がロック爪423の対向方向と略平行になると、シリンダフランジ211は、2つのフランジ押え部423bおよび可動支持部材440によって上下から挟まれて保持される。
シリンダフランジ211が図9Bに示す姿勢となったとき、シリンダフランジ211の左右両側が2つのフランジ押え部442bによって左右対称となる位置で支持される。また、フランジ押え部423bは、内側に湾曲しながら上方に延びて先端部が鉤状に屈曲しているので、フランジ押え部423bによりシリンダフランジ211には下向きの力が作用する。一方、シリンダフランジ211には、可動支持部材440によって上向きの力が作用する。よって、シリンダフランジ211が図9Bに示す姿勢となったとき、シリンダフランジ211の姿勢が安定し、シリンジはクリック感を伴ってロックされる。ロックされたシリンジの取り外し方は、前述した形態と同様である。
以上説明したように、シリンダフランジ211を左右両側の上方、および下方からの3点で支持することによっても、シリンジを安定して保持することができる。
また、図3、4に示した形態では、半円筒状のシリンダ支持部314を有する小径シリンジ用のシリンジアダプタ300を示したが、保持するシリンジが、注入ヘッド110の凹部114に対応した直径のシリンダを有している場合は、シリンジは凹部114上に直接載置されるため、シリンダ支持部は不要である。
このように、シリンジアダプタは、保持するシリンダのサイズ等に応じて構成を適宜変更することができる。シリンダのサイズ等に応じて複数種類のシリンジアダプタを用意すれば、サイズ等の異なる複数種のシリンジを注入ヘッド110に装着できるようになる。
複数種類のシリンジアダプタを用いる場合、どのシリンジアダプタが注入ヘッドに装着されているか、言い換えると、どのシリンジが注入ヘッドに装着されているか、さらには、シリンジアダプタが装着されているか否かを、注入ヘッド側で容易に識別できるようにすると便利である。そこで、シリンジアダプタには、シリンジアダプタの種類を識別するのに用いるアダプタ識別手段を備えることが好ましい。
以下、アダプタ識別手段の好ましい形態について、最初に説明したシリンジアダプタ300を例に挙げて、図3に示すシリンジアダプタ300を、保持するシリンダの先端側から見た図である図10を参照して説明する。
シリンジアダプタ300は、アダプタ識別手段として複数のマグネット351a〜351dを有している。これらマグネット351a〜351dは、個々の極性の向きがシリンジアダプタの種類ごとに異なっている。一方、注入ヘッドは、シリンジアダプタ300が装着された状態において各マグネット351a〜351dと対向する位置に、マグネット351a〜351dの個々の極性を検出するセンサを有している。センサは、検出されたマグネット351a〜351dの極性の組み合わせから、どのシリンジアダプタが装着されているかを識別する。また、何れの位置においてもマグネット351a〜351dの極性が検出されなければ、シリンジアダプタが装着されていないと判断する。
本形態では4つのマグネット351a〜351dを備えているが、マグネット351a〜351dの位置および数は特に限定されず、注入ヘッドに装着されるシリンジアダプタの種類に応じて適宜設定することができる。例えば、シリンジアダプタの種類が少なければ、それだけ少ない数のマグネットとすることができるし、シリンジアダプタの種類が多く、4つのマグネットだけでは対応できない場合は、マグネットの数を4つ以上とすることもできる。
以上、本発明について、シリンジアダプタを薬液注入装置に適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明のシリンジアダプタは、空のシリンジに薬液を充填するための薬液充填装置に適用することもできる。
さらに、上述の説明では、本発明のシリンジホルダが、シリンジを操作する装置に着脱自在に装着される、シリンジを着脱自在に保持するためのシリンジアダプタとして構成されたものとして説明したが、本発明のシリンジホルダは、シリンジが着脱自在に装着される装置の一部として構成されていてもよい。
100 薬液注入装置
110 注入ヘッド
114a アダプタ受け
117 ガイド溝
118 係合爪
200 シリンジ
210 シリンダ
211 シリンダフランジ
220 ピストン
300 シリンジアダプタ
310 ベース部材
312 リブ
314 シリンダ支持部
315、328 板状部
320 フランジロック部材
321 円弧状部
322 アーム部
323、423 ロック爪
323a、423a 基部
323b、423b フランジ押え部
324 係合爪
325 摘み部
326 傾斜リブ
330 フランジ受け面
440 可動支持部材

Claims (15)

  1. シリンダとピストンとを有するシリンジを操作する装置に着脱自在に装着される、前記シリンジを着脱自在に保持させるためのシリンジアダプタとして構成されるシリンジホルダであって、
    保持する前記シリンジのシリンダの末端に形成されたシリンダフランジであって、その主面に垂直な方向から見たときに最大長さをとる方向と最小長さをとる方向とが互いに直交している前記シリンダフランジが、前記最大長さをとる方向から挿入されることによって前記シリンダフランジを受け入れる、円弧状部と、前記円弧状部の両端から延びて前記円弧状部に対して弾性変位可能に設けられたアーム部と、前記アーム部に形成された摘み部と、を有するフランジ受けと、
    前記フランジ受けに受け入れられたシリンダフランジを、前記シリンジがその軸線を中心に回転させられることによって、回転後の姿勢が保たれるように前記シリンダフランジが挿入された方向と直角な方向の両側から挟んで保持するフランジロック機構と、
    前記シリンジアダプタを前記装置にロックするための、前記アーム部の外側面に設けられたアダプタロック機構と、
    を有するシリンジホルダ。
  2. 前記フランジロック機構は、前記フランジ受け内において前記シリンダフランジが挿入される方向と直角な方向の両側に対向配置された一対のロック爪を有し、各ロック爪は、回転後の前記シリンダフランジを前記フランジ受けへの前記シリンダフランジの挿入方向両側から挟むように弾性変位可能に設けられた一対のフランジ押え部を有する請求項1に記載のシリンジホルダ。
  3. 前記フランジロック機構は、前記フランジ受け内において前記シリンダフランジが挿入される方向と直角な方向の両側に対向配置された一対のロック爪と、前記ロック爪の対向方向中間地点において前記ロック爪よりも前記シリンダフランジの挿入方向側に配置された可動支持部材と、を有し、前記ロック爪および前記可動支持部材は、回転後の前記シリンダフランジを前記フランジ受けへの前記シリンダフランジの挿入方向両側から挟むように構成されている請求項1に記載のシリンジホルダ。
  4. 前記フランジロック機構は、前記シリンダフランジを保持した状態では前記アーム部が内側に変位しないように、少なくとも一部が前記アーム部に設けられている請求項1から3のいずれか一項に記載のシリンジホルダ。
  5. 前記アダプタロック機構は、前記装置に前記シリンジアダプタが挿入されるように構成されたアダプタ受け入れ部に弾性的に係合する係合構造を有する請求項1から4のいずれか一項に記載のシリンジホルダ。
  6. 前記シリンジアダプタを前記アダプタ受け入れ部に挿入する際のガイド構造をさらに有する請求項に記載のシリンジホルダ。
  7. 前記ガイド構造は、前記シリンジアダプタの挿入方向に延びて形成されたリブである請求項に記載のシリンジホルダ。
  8. 前記アダプタ受け入れ部は、前記リブをガイドするためのガイド溝を有し、
    前記アーム部に、前記リブの延長上に位置し、かつ前記アーム部の弾性変位によって前記ガイド溝の側壁と協働して前記シリンジアダプタを前記アダプタ受け入れ部から浮き上がらせる力を作用させる傾斜リブが形成されている請求項に記載のシリンジホルダ。
  9. 前記シリンジアダプタが前記アダプタ受け入れ部に挿入されることによって、前記シリンジアダプタの種類を前記装置が識別するのに用いられるアダプタ識別手段をさらに有する請求項からのいずれか1項に記載のシリンジホルダ。
  10. 前記アダプタ識別手段は、少なくとも1つのマグネットである請求項に記載のシリンジホルダ。
  11. 前記アーム部の弾性変位量を規制するストッパ構造をさらに有する請求項から1のいずれか1項に記載のシリンジホルダ。
  12. 前記シリンジのシリンダを支持するシリンダ支持部をさらに有する請求項から1のいずれか1項に記載のシリンジホルダ。
  13. 前記シリンジはプレフィルドシリンジである請求項1から12のいずれか一項に記載のシリンジホルダ。
  14. 請求項1から13のいずれか一項に記載のシリンジホルダと、
    前記シリンジホルダが着脱自在に装着され、シリンダとピストンとを有するシリンジを操作することによって前記シリンジに充填されている薬液を注入する薬液注入装置と、
    を有する薬液注入システム。
  15. 前記シリンジをさらに有する請求項14に記載の薬液注入システム。
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