JP4197202B2 - 自覚式検眼装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自覚式検眼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の自覚式検眼装置においては、検眼ユニットの検眼窓に外部から稀にしか使用しない補助レンズが付加されても、当該補助レンズの度数を自動的に取り込めず度数の表示や度数の相殺が出来ず、検者が手入力で度数を変更しているのが実情である。
【0003】
また、別の種類の自覚式検眼装置においては、内蔵の補助ディスク板に稀にしか使用しない補助レンズを搭載しており、補助ディスク板を駆動制御することにより、度数を自動的に取り込んで度数の表示や度数の相殺をしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来装置の場合、外部に補助レンズを付加された際、当該補助レンズの度数を自動的に取り込めず、度数の表示や度数の相殺が出来ないため、検者が手入力で度数を変更しなければならず、ケアレスミスの発生により検眼結果が間違って記録されたり、正確な自覚式の測定を実行できなかったりするという課題があった。
【0005】
また、上述した別の種類の自覚式検眼装置の場合においては、内蔵の補助ディスクに前記補助レンズを搭載しておいても、同じ補助ディスクには他の補助的フィルター等を搭載しており、補助的フィルター等を使用する際には前記補助レンズを使用することが出来なくなってしまい、自覚式検眼の進行に支障をきたすこととなる。
【0006】
この場合、前記補助レンズのみを搭載する専用のディスクを内蔵することも考えられるが、補助レンズとしては、球面レンズ、円柱レンズに限っても2種類存在し、このため、2枚のディスクが付加されることとなって、検眼ユニットの厚さが増加し、大型化を招くとともに、いわゆるトンネル効果により器械近視の度合いが増え、常時正確な自覚式の測定が出来なくなるという課題が生じる。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、検眼ユニットの厚さの増大を回避しつつ稀にしか使用しない補助レンズを使用しての自覚式検眼を円滑に実行することが可能な自覚式検眼装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、ディスク毎に種類が異なり、個々に度数が異なるレンズ群が円形配置にならべられた複数枚のディスクを同軸配置に内蔵し、前記複数枚のディスクを回転駆動し複数のレンズにより所定の度数を合成して検眼ユニットの検眼窓に臨ませる自覚式検眼装置において、前記検眼窓に取り付けられる所定の度数の補助レンズを検知する検知手段と、前記検知手段の検知結果を基に前記検眼窓に取り付けられた補助レンズに対応付けられた度数を表示する表示手段とを有することを特徴とするものである。
【0009】
この発明によれば、検知手段により検眼窓に取り付けられる所定の度数の補助レンズを検知し、前記検知手段の検知結果を基に、表示手段に前記検眼窓に取り付けられた補助レンズに対応付けられた度数を表示するものであるから、稀にしか使用しない補助レンズを使用する際の対応が容易となり、この際の自覚式検眼を円滑に実行できる。また、稀にしか使用しない補助レンズ用のディスクを検眼ユニット内に搭載する必要もなく、検眼ユニットの厚さの増大を回避できる。
【0010】
請求項2記載の発明は、ディスク毎に種類が異なり、個々に度数が異なるレンズ群が円形配置にならべられた複数枚のディスクを同軸配置に内蔵し、前記複数枚のディスクを回転駆動し複数のレンズにより所定の度数を合成して検眼ユニットの検眼窓に臨ませる自覚式検眼装置において、自覚式検眼の途中で前記検眼窓に取り付けられる所定の球面度数又は円柱度数の補助レンズを検知する検知手段と、前記検知手段の検知結果を基に、その補助レンズに対応付けられた球面度数分または円柱度数分を相殺するようなレンズが前記検眼窓に臨むように前記ディスクを回転駆動するディスク駆動部とを有することを特徴とするものである。
【0011】
この発明によれば、自覚式検眼の途中で検眼窓に所定の球面度数又は円柱度数の度数の補助レンズが取り付けられた場合、検知手段により検眼窓に取り付けられる前記補助レンズを検知し、その検知結果を基に、ディスク駆動部が当該補助レンズに対応付けられた球面度数分または円柱度数分を相殺するようなレンズが前記検眼窓に臨むように前記ディスクを回転駆動するので、稀にしか使用しない補助レンズを使用する際の球面度数または円柱度数の相殺を自動的に実行でき、この際の自覚式検眼を円滑に実行できる。また、稀にしか使用しない補助レンズ用のディスクを検眼ユニット内に搭載する必要もなく、検眼ユニットの厚さの増大を回避できる。
【0012】
請求項3記載の発明は、ディスク毎に種類が異なり、個々に度数が異なるレンズ群が円形配置にならべられた複数枚のディスクを同軸配置に内蔵し、前記複数枚のディスクを回転駆動し複数のレンズにより所定の度数を合成して検眼ユニットの検眼窓に臨ませる自覚式検眼装置において、自覚式の検眼情報を表示する表示手段と、前記検眼窓に取り付けられる所定の度数の補助レンズを検知する検知手段と、前記検眼窓に取り付けられる所定の度数の補助レンズ複数個分のレンズ種類、度数データを記憶する記憶部と、前記検知手段の検知結果に応じて前記検眼窓に取り付けられた補助レンズに対応するレンズ種類の度数データを記憶部から読み出し、表示手段に表示する制御手段とを有することを特徴とするものである。
【0013】
この発明によれば、検知手段により検眼窓に取り付けられる所定の度数の補助レンズを検知し、制御手段が前記検眼窓に取り付けられた補助レンズに対応するレンズ種類の度数データを記憶部から読み出し、表示手段に表示するものであるから、稀にしか使用しない補助レンズを使用する際に当該補助レンズの度数データの表示を自動的に実行でき、この際の自覚式検眼を円滑に実行できる。また、稀にしか使用しない補助レンズ用のディスクを検眼ユニット内に搭載する必要もなく、検眼ユニットの厚さの増大を回避できる。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の自覚式検眼装置における前記検知手段は、前記検眼窓に取り付けられる補助レンズに設けられたレンズ種類、度数に応じて異なる位置に設けた検知部分を、光学的に検知する光センサ、磁気的に検知する磁気センサ、又は接触子の変位により検知するマイクロスイッチの中から選ばれることを特徴とするものである。
【0015】
この発明によれば、光センサ、磁気センサ、マイクロスイッチのいずれかによる検知機能を利用して上述した各発明の作用を確実に発揮させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0017】
(実施の形態1)
図1に示す本発明の実施の形態1の検眼装置は、上面が平坦で、トライアルレンズ、掛枠テスト用フレーム等を入れる引き出し1aを備え、被検者用の椅子12を近傍に備えた検眼テーブル1と、この検眼テーブル1上に配置した各種検眼情報の入力操作を行う操作部2及び各種検眼情報の表示を行う表示手段である表示部10と、前記検眼テーブル1の隅部から立設した上下方向に伸縮可能な支柱6と、この支柱6により支持された横アーム4と、この横アーム4の突出端部において支持された被検眼Eが覗き込む自覚式検眼用の検眼ユニット8とを有している。
【0018】
また、横アーム4の突出端部からは、例えば電磁式のロック機構を搭載した操作アーム5が突出され、操作アーム5を操作することで、前記横アーム4とともに検眼ユニット8を支柱6を支軸として図1に示す矢印a、b方向に回動させ、検眼ユニット8を図1に示す検眼位置とこの検眼位置から90度程度回動した非検眼位置とに移動可能としている。
【0019】
前記検眼ユニット8は、右眼用の右眼ユニット8aと、左眼用の左眼ユニット8bとからなる分離配置に構成されるとともに、前記横アーム4に連結される調整機構部7により図1に示す矢印方向(水平方向)にスライド可能となっている。 また、前記検眼ユニット8の右眼ユニット8a、左眼ユニット8bは、各々右眼用、左眼用の検眼窓8c、8dを備えている。
【0020】
尚、図1において、9は前記支柱6に取り付けた照明装置である。
【0021】
前記右眼ユニット5a及び左眼ユニット5bの例えば5m前方には、ランドルト環、視力値チャート等の各種の視標を提示する図示しない視力表装置が配置されるようになっている。
【0022】
前記操作部2は、図2に示すように、ランドルト環、視力値チャート等の各種の視標を設定する視標設定部43、リセットキー44、ファンクションキー45、電源のオンオフキー46、左眼、右眼、両眼の別を設定する被検眼設定キー47、カバーテストキー48、左眼用及び右眼用の検眼レンズの球面度数、円柱度数等を変更するプラスキー49、マイナスキー50、送りキー51、視力値チャートの変更キー52、マスクキー53等が設けられている。
【0023】
また、前記操作部2には、さらに、ヘルプキー54、測定キー55、固視標設定キー56、球面度数(S)設定キー61、円柱度数(C)設定キー62、軸角度(A)設定キー63、ADDキー64、PDキー65、プリズム設定キー66、67が設けられ、裸眼測定キー71、眼鏡(メガネ)測定キー72、前回処方値設定キー73、処方値設定キー74、記憶処理用の記憶キー75、入力データを取り込むための入力キー76、プリントキー77、シフトキー78、自動測定モード、マニュアル測定モードを設定するモード設定キー83等を具備している。 前記表示部10は、図3に示すように、表示面10aに、球面度数、円柱度数、軸角度、瞳孔間距離(PD)等を表示する数値示部31、右眼、左眼、両眼を切り換える被検眼切替えエリア32、検査項目の表示、球面度数等の切替え操作を行う操作エリア33、プリントアウト、球面度数等の切替えステップの設定、プリズム角度の設定等の各種機能設定を行う機能選択エリア34、完全矯正視力測定用等の視力値チャート、レッドグリーンチャート、クロスシリンダテストチャート、乱視テストチャート等に各々対応した複数の視標を一覧的に表示する検眼チャート表示欄35、検査項目の選択に応じて複数の視標の内のいずれか一つを表示する視標表示欄36等を表示するようになっている。
【0024】
図4は、検眼ユニット8の概略断面を示すものであり、右眼用の右眼ユニット8a、左眼用の左眼ユニット8bの内部には、ディスク毎に球面レンズ、円柱レンズ、さらには、プリズムレンズというように種類が異なり、かつ、個々に度数が異なるレンズ群が各々円形配置にならべられた複数枚のディスクからなるディスク群111a、111bを同軸配置に内蔵し、前記複数枚のディスクを後述するユニット駆動部161により回転駆動して、複数のレンズにより所定の度数を合成し、右眼ユニット8a、左眼ユニット8bの各検眼窓8d、8dに臨ませるようになっている。
【0025】
また、右眼ユニット8aの内部でかつ検眼窓8cの近傍には、検眼窓8cに取り付けられる詳細は後述する球面レンズ121等の所定の度数の補助レンズを検知する検知手段としてのセンサ110aが、左眼ユニット8bの内部でかつ検眼窓8dの近傍には、検眼窓8dに取り付けられる詳細は後述する所定の度数の補助レンズを検知する検知手段としてのセンサ110bが各々設けられている。
【0026】
補助レンズとしては、例えば図4に示すように、球面度数+10Dの球面レンズ121が使用される。補助レンズとしては、この他に、球面度数−10Dの球面レンズ122、円柱度数−2Dの円柱レンズ123が使用される。
【0027】
球面レンズ121、122、円柱レンズ123には、図4に示すように、各々そのレンズ保持筒124の外周部に、視軸Lx の方向に沿って異なる位置(ずれた位置)となる配置で検知部分である溝部121a、122a、123aが設けられている。
【0028】
前記センサ110a、110bは、同一構成であるため、ここではセンサ111bについて図5乃至図8を参照して説明する。
【0029】
図5、図6は、補助レンズとしての球面レンズ121(球面レンズ122、円柱レンズ123についても同様)を光学的に検知する前記溝部121a、122a、123aの位置ずれ間隔に対応した配置の光センサ131、132、133によりセンサ110bを構成した例を示すものである。
【0030】
光センサ131は発光素子131a、受光素子131bにより、光センサ132は発光素子132a、受光素子132bにより、光センサ133は発光素子133a、受光素子133bにより構成され、各発光素子131a乃至131cからの発射光が前記各溝部121a、122a、123aを透過して各受光素子132a乃至132cのうちのいずれにより受光されるかにより、前記球面レンズ121、122、円柱レンズ123を各々検知するようになっている。
【0031】
図7は、補助レンズとしての球面レンズ121、122、円柱レンズ123を磁気的に検知する磁気検出部141乃至143からなる磁気センサ140によりセンサ110bを構成した例を示すものである。センサ110aも同様に構成している。
【0032】
この場合には、球面レンズ121、122、円柱レンズ123の各々レンズ保持筒124の外周部に、前記溝部121a、122a、123aの場合と同様な位置ずれをもって磁性体からなる金属帯145を設けて、磁気検出部141乃至143により、前記球面レンズ121、122、円柱レンズ123を各々検知するようになっている。
【0033】
図7は、補助レンズとしての球面レンズ121、122、円柱レンズ123を機械的変位をもって検知するマイクロスイッチ151乃至153からなるマイクロスイッチ群150によりセンサ110bを構成した例を示すものである。センサ110aも同様に構成している。
【0034】
この場合には、前記溝部121a、122a、123aの位置ずれ間隔に対応した配置でマイクロスイッチ151乃至153を列設し、各マイクロスイッチ151乃至153の各接触子151a、152a、153aの前記溝部121a、122a、123aに対する当接の有無による変位に応じて、前記球面レンズ121、122、円柱レンズ123を各々検知するようになっている。図8はマイクロスイッチ151により球面レンズ121を検知している状態を示す。
【0035】
図9は、本実施の形態の自覚式検眼装置の制御系の主要部のブロック図を示すものであり、全体の制御を行う制御部160に、この自覚式検眼装置の制御プログラムを格納したROM162を接続するとともに、制御部160により前記ユニット駆動部161、センサ110a、110b、操作部2、表示部10の各動作を制御するようになっている。
【0036】
また、制御部160に、前記球面レンズ121、球面レンズ122、円柱レンズ123の種類と、度数とを各々対応付けた補助レンズデータを格納している。
【0037】
上述した構成の自覚式検眼装置により被検眼Eの自覚式検眼を実行する場合の処理の流れを、主に前記球面レンズ121、球面レンズ122、円柱レンズ123を使用する場合を例にとり、図11をも参照して説明する。
【0038】
例えば、検者が稀にしか使用しない前記球面レンズ121を左眼ユニット8bの検眼窓8dに装着すると(ステップS1)、前記検眼ユニット8にセンサ110bとして光センサ131を設けている場合には、発光素子131aからの発射光が前記球面レンズ121の溝部121aを透過して受光素子131bにより受光され、他の発光素子132a、133aからの光は対応する受光素子132b、133bに到達しないので、受光素子131bのみが検知信号を制御部160に送る(ステップS2)。
【0039】
制御部160は、受光素子131bからの検知信号を基に球面レンズ121に対応する度数データを記憶部170から読み出し(ステップS3)、図3に示すように表示部10の数値示部31の左眼の欄に表示する(ステップS4)。他の球面レンズ122、円柱レンズ123の場合についても全く同様にして数値示部31の左眼の欄に表示されることになる。
【0040】
前記光センサ131の代りに前記磁気センサ140、マイクロスイッチ群150を前記検眼ユニット8に設けている場合についても、光センサ131の場合と同様に球面レンズ121等を検知することができる。
【0041】
この結果、稀にしか使用しない+10Dの球面レンズ121等を左眼ユニット8bの検眼窓8dに装着した場合に、その度数データの表示を自動的に実行でき球面レンズ121の度数の把握が容易となり、ほとんどの自覚式検査の場合にも器械近視等の影響を回避しつつ被検眼Eの自覚式検眼を円滑に実行できる。
【0042】
また、稀にしか使用しない球面レンズ121等等の補助レンズ用のディスクを検眼ユニット8内に搭載する必要もなくなり、検眼ユニット8の厚さの増大を回避できる。
【0043】
さらに、上述した構成により、自覚式検眼の途中で例えば検眼窓8bに所定の球面度数又は円柱度数の上述したような補助レンズが取り付けられた場合、センサ110bにより検眼窓8dに取り付けられる前記補助レンズを検知し、その検知結果を基に、ユニット駆動部161が当該補助レンズに対応付けられた球面度数分または円柱度数分を相殺するようなレンズが前記検眼窓8bに臨むように前記ディスクを回転駆動することで、稀にしか使用しない補助レンズを使用する際の球面度数又は円柱度数の相殺動作を自動的に実行でき、この際の自覚式検眼を円滑に進行することができる。
【0044】
以上の説明では、左眼ユニット8bに対して球面レンズ121等を装着する場合について説明したが、右眼ユニット8aに対して球面レンズ121等を装着する場合の動作も上述した場合と同様に実行される。
【0045】
さらに、上述した構成により、前記補助レンズも球面レンズや円柱レンズに限定されず、プリズムレンズ、近用のクロスシリンダーレンズ、偏光フィルター、レッドグーリンフィルタ等使用頻度の低いレンズ類やフィルター類を検眼ユニット8の外部に備えることが可能となる。
【0046】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、稀にしか使用しない補助レンズを使用する際の対応が容易となり、この際の自覚式検眼を円滑に実行できるとともに、検眼ユニットの厚さの増大を回避できる自覚式検眼装置を提供できる。
【0047】
請求項2記載の発明によれば、稀にしか使用しない補助レンズを使用する際の球面度数または円柱度数の相殺を自動的に行い自覚式検眼を円滑に実行できるとともに、検眼ユニットの厚さの増大を回避できる自覚式検眼装置を提供できる。
【0048】
請求項3記載の発明によれば、稀にしか使用しない補助レンズを使用する際に当該補助レンズの度数データの表示を自動的に実行でき、この際の自覚式検眼を円滑に実行でき、また、検眼ユニットの厚さの増大を回避できる自覚式検眼装置を提供できる。
【0049】
請求項4記載の発明によれば、光センサ、磁気センサ、マイクロスイッチのいずれかによる検知機能を利用して上述した各発明の作用を確実に発揮させることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自覚式検眼装置のを示す外観斜視図である。
【図2】本実施の形態の自覚式検眼装置の操作部の平面図である。
【図3】本実施の形態の自覚式検眼装置の表示部の平面図である。
【図4】本実施の形態の自覚式検眼装置の検眼ユニットの概略断面図である。
【図5】本実施の形態のセンサの一例である光センサを示す斜視図である。
【図6】本実施の形態のセンサの一例である光センサを示す概略図である。
【図7】本実施の形態のセンサの他例である磁気センサを示す斜視図である。
【図8】本実施の形態のセンサの別例であるマイクロスイッチを示す斜視図である。
【図9】本実施の形態の制御系のブロック図である。
【図10】本実施の形態の制御部の記憶内容を示す説明図である。
【図11】本実施の形態の補助レンズを使用する自覚式検眼動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 検眼テーブル
2 操作部
8a 検眼窓
8b 検眼窓
10 表示部
10a 表示面
110a センサ
110b センサ
121 球面レンズ
122 球面レンズ
121a 溝部
122 球面レンズ
123 円柱レンズ
131 光センサ
132a 発光素子
132b 受光素子
140 磁気センサ
145 金属帯
150 マイクロスイッチ群
160 制御部
161 ユニット駆動部
162 ROM
170 記憶部

Claims (4)

  1. ディスク毎に種類が異なり、個々に度数が異なるレンズ群が円形配置にならべられた複数枚のディスクを同軸配置に内蔵し、前記複数枚のディスクを回転駆動し複数のレンズにより所定の度数を合成して検眼ユニットの検眼窓に臨ませる自覚式検眼装置において、
    前記検眼窓に取り付けられる所定の度数の補助レンズを検知する検知手段と、
    前記検知手段の検知結果を基に前記検眼窓に取り付けられた補助レンズに対応付けられた度数を表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする自覚式検眼装置。
  2. ディスク毎に種類が異なり、個々に度数が異なるレンズ群が円形配置にならべられた複数枚のディスクを同軸配置に内蔵し、前記複数枚のディスクを回転駆動し複数のレンズにより所定の度数を合成して検眼ユニットの検眼窓に臨ませる自覚式検眼装置において、
    自覚式検眼の途中で前記検眼窓に取り付けられる所定の球面度数又は円柱度数の補助レンズを検知する検知手段と、
    前記検知手段の検知結果を基に、その補助レンズに対応付けられた球面度数分または円柱度数分を相殺するようなレンズが前記検眼窓に臨むように前記ディスクを回転駆動するディスク駆動部と、
    を有することを特徴とする自覚式検眼装置。
  3. ディスク毎に種類が異なり、個々に度数が異なるレンズ群が円形配置にならべられた複数枚のディスクを同軸配置に内蔵し、前記複数枚のディスクを回転駆動し複数のレンズにより所定の度数を合成して検眼ユニットの検眼窓に臨ませる自覚式検眼装置において、
    自覚式の検眼情報を表示する表示手段と、
    前記検眼窓に取り付けられる所定の度数の補助レンズを検知する検知手段と、
    前記検眼窓に取り付けられる所定の度数の補助レンズ複数個分のレンズ種類、度数データを記憶する記憶部と、
    前記検知手段の検知結果に応じて前記検眼窓に取り付けられた補助レンズに対応するレンズ種類の度数データを記憶部から読み出し、表示手段に表示する制御手段と、
    を有することを特徴とする自覚式検眼装置。
  4. 前記検知手段は、前記検眼窓に取り付けられる補助レンズに設けられたレンズ種類、度数に応じて異なる位置に設けた検知部分を、光学的に検知する光センサ、磁気的に検知する磁気センサ、又は接触子の変位により検知するマイクロスイッチの中から選ばれるものである請求項1乃至3のいずれかに記載の自覚式検眼装置。
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