JP2000083898A - 自覚式検眼装置 - Google Patents

自覚式検眼装置

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JP2000083898A
JP2000083898A JP10258776A JP25877698A JP2000083898A JP 2000083898 A JP2000083898 A JP 2000083898A JP 10258776 A JP10258776 A JP 10258776A JP 25877698 A JP25877698 A JP 25877698A JP 2000083898 A JP2000083898 A JP 2000083898A
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lens
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、検眼ユニットの厚さの増大を回避
しつつ稀にしか使用しない補助レンズを使用しての自覚
式検眼を円滑に実行することが可能な自覚式検眼装置を
提供する。 【解決手段】 ディスク毎に種類が異なり、個々に度数
が異なるレンズ群が円形配置にならべられた複数枚のデ
ィスクを同軸配置に内蔵し、前記複数枚のディスクを回
転駆動し複数のレンズにより所定の度数を合成して検眼
ユニット8の検眼窓8a、8bに臨ませる自覚式検眼装
置において、前記検眼窓8c、8dに取り付けられる所
定の度数の補助レンズを検知するセンサ110a、11
0bと、前記センサ110a、110bの検知結果を基
に前記検眼窓8c、8dに取り付けられた補助レンズに
対応付けられた度数を表示する表示部10とを有するも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自覚式検眼装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自覚式検眼装置においては、検眼
ユニットの検眼窓に外部から稀にしか使用しない補助レ
ンズが付加されても、当該補助レンズの度数を自動的に
取り込めず度数の表示や度数の相殺が出来ず、検者が手
入力で度数を変更しているのが実情である。
【0003】また、別の種類の自覚式検眼装置において
は、内蔵の補助ディスク板に稀にしか使用しない補助レ
ンズを搭載しており、補助ディスク板を駆動制御するこ
とにより、度数を自動的に取り込んで度数の表示や度数
の相殺をしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来装置の場合、外部に補助レンズを付加された際、
当該補助レンズの度数を自動的に取り込めず、度数の表
示や度数の相殺が出来ないため、検者が手入力で度数を
変更しなければならず、ケアレスミスの発生により検眼
結果が間違って記録されたり、正確な自覚式の測定を実
行できなかったりするという課題があった。
【0005】また、上述した別の種類の自覚式検眼装置
の場合においては、内蔵の補助ディスクに前記補助レン
ズを搭載しておいても、同じ補助ディスクには他の補助
的フィルター等を搭載しており、補助的フィルター等を
使用する際には前記補助レンズを使用することが出来な
くなってしまい、自覚式検眼の進行に支障をきたすこと
となる。
【0006】この場合、前記補助レンズのみを搭載する
専用のディスクを内蔵することも考えられるが、補助レ
ンズとしては、球面レンズ、円柱レンズに限っても2種
類存在し、このため、2枚のディスクが付加されること
となって、検眼ユニットの厚さが増加し、大型化を招く
とともに、いわゆるトンネル効果により器械近視の度合
いが増え、常時正確な自覚式の測定が出来なくなるとい
う課題が生じる。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、検眼ユニットの厚さの増大を回避しつつ稀にし
か使用しない補助レンズを使用しての自覚式検眼を円滑
に実行することが可能な自覚式検眼装置を提供すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ディスク毎に種類が異なり、個々に度数が異なるレンズ
群が円形配置にならべられた複数枚のディスクを同軸配
置に内蔵し、前記複数枚のディスクを回転駆動し複数の
レンズにより所定の度数を合成して検眼ユニットの検眼
窓に臨ませる自覚式検眼装置において、前記検眼窓に取
り付けられる所定の度数の補助レンズを検知する検知手
段と、前記検知手段の検知結果を基に前記検眼窓に取り
付けられた補助レンズに対応付けられた度数を表示する
表示手段とを有することを特徴とするものである。
【0009】この発明によれば、検知手段により検眼窓
に取り付けられる所定の度数の補助レンズを検知し、前
記検知手段の検知結果を基に、表示手段に前記検眼窓に
取り付けられた補助レンズに対応付けられた度数を表示
するものであるから、稀にしか使用しない補助レンズを
使用する際の対応が容易となり、この際の自覚式検眼を
円滑に実行できる。また、稀にしか使用しない補助レン
ズ用のディスクを検眼ユニット内に搭載する必要もな
く、検眼ユニットの厚さの増大を回避できる。
【0010】請求項2記載の発明は、ディスク毎に種類
が異なり、個々に度数が異なるレンズ群が円形配置にな
らべられた複数枚のディスクを同軸配置に内蔵し、前記
複数枚のディスクを回転駆動し複数のレンズにより所定
の度数を合成して検眼ユニットの検眼窓に臨ませる自覚
式検眼装置において、自覚式検眼の途中で前記検眼窓に
取り付けられる所定の球面度数又は円柱度数の補助レン
ズを検知する検知手段と、前記検知手段の検知結果を基
に、その補助レンズに対応付けられた球面度数分または
円柱度数分を相殺するようなレンズが前記検眼窓に臨む
ように前記ディスクを回転駆動するディスク駆動部とを
有することを特徴とするものである。
【0011】この発明によれば、自覚式検眼の途中で検
眼窓に所定の球面度数又は円柱度数の度数の補助レンズ
が取り付けられた場合、検知手段により検眼窓に取り付
けられる前記補助レンズを検知し、その検知結果を基
に、ディスク駆動部が当該補助レンズに対応付けられた
球面度数分または円柱度数分を相殺するようなレンズが
前記検眼窓に臨むように前記ディスクを回転駆動するの
で、稀にしか使用しない補助レンズを使用する際の球面
度数または円柱度数の相殺を自動的に実行でき、この際
の自覚式検眼を円滑に実行できる。また、稀にしか使用
しない補助レンズ用のディスクを検眼ユニット内に搭載
する必要もなく、検眼ユニットの厚さの増大を回避でき
る。
【0012】請求項3記載の発明は、ディスク毎に種類
が異なり、個々に度数が異なるレンズ群が円形配置にな
らべられた複数枚のディスクを同軸配置に内蔵し、前記
複数枚のディスクを回転駆動し複数のレンズにより所定
の度数を合成して検眼ユニットの検眼窓に臨ませる自覚
式検眼装置において、自覚式の検眼情報を表示する表示
手段と、前記検眼窓に取り付けられる所定の度数の補助
レンズを検知する検知手段と、前記検眼窓に取り付けら
れる所定の度数の補助レンズ複数個分のレンズ種類、度
数データを記憶する記憶部と、前記検知手段の検知結果
に応じて前記検眼窓に取り付けられた補助レンズに対応
するレンズ種類の度数データを記憶部から読み出し、表
示手段に表示する制御手段とを有することを特徴とする
ものである。
【0013】この発明によれば、検知手段により検眼窓
に取り付けられる所定の度数の補助レンズを検知し、制
御手段が前記検眼窓に取り付けられた補助レンズに対応
するレンズ種類の度数データを記憶部から読み出し、表
示手段に表示するものであるから、稀にしか使用しない
補助レンズを使用する際に当該補助レンズの度数データ
の表示を自動的に実行でき、この際の自覚式検眼を円滑
に実行できる。また、稀にしか使用しない補助レンズ用
のディスクを検眼ユニット内に搭載する必要もなく、検
眼ユニットの厚さの増大を回避できる。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれかに記載の自覚式検眼装置における前記検知手段
は、前記検眼窓に取り付けられる補助レンズに設けられ
たレンズ種類、度数に応じて異なる位置に設けた検知部
分を、光学的に検知する光センサ、磁気的に検知する磁
気センサ、又は接触子の変位により検知するマイクロス
イッチの中から選ばれることを特徴とするものである。
【0015】この発明によれば、光センサ、磁気セン
サ、マイクロスイッチのいずれかによる検知機能を利用
して上述した各発明の作用を確実に発揮させることがで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。
【0017】(実施の形態1)図1に示す本発明の実施
の形態1の検眼装置は、上面が平坦で、トライアルレン
ズ、掛枠テスト用フレーム等を入れる引き出し1aを備
え、被検者用の椅子12を近傍に備えた検眼テーブル1
と、この検眼テーブル1上に配置した各種検眼情報の入
力操作を行う操作部2及び各種検眼情報の表示を行う表
示手段である表示部10と、前記検眼テーブル1の隅部
から立設した上下方向に伸縮可能な支柱6と、この支柱
6により支持された横アーム4と、この横アーム4の突
出端部において支持された被検眼Eが覗き込む自覚式検
眼用の検眼ユニット8とを有している。
【0018】また、横アーム4の突出端部からは、例え
ば電磁式のロック機構を搭載した操作アーム5が突出さ
れ、操作アーム5を操作することで、前記横アーム4と
ともに検眼ユニット8を支柱6を支軸として図1に示す
矢印a、b方向に回動させ、検眼ユニット8を図1に示
す検眼位置とこの検眼位置から90度程度回動した非検
眼位置とに移動可能としている。
【0019】前記検眼ユニット8は、右眼用の右眼ユニ
ット8aと、左眼用の左眼ユニット8bとからなる分離
配置に構成されるとともに、前記横アーム4に連結され
る調整機構部7により図1に示す矢印方向(水平方向)
にスライド可能となっている。 また、前記検眼ユニッ
ト8の右眼ユニット8a、左眼ユニット8bは、各々右
眼用、左眼用の検眼窓8c、8dを備えている。
【0020】尚、図1において、9は前記支柱6に取り
付けた照明装置である。
【0021】前記右眼ユニット5a及び左眼ユニット5
bの例えば5m前方には、ランドルト環、視力値チャー
ト等の各種の視標を提示する図示しない視力表装置が配
置されるようになっている。
【0022】前記操作部2は、図2に示すように、ラン
ドルト環、視力値チャート等の各種の視標を設定する視
標設定部43、リセットキー44、ファンクションキー
45、電源のオンオフキー46、左眼、右眼、両眼の別
を設定する被検眼設定キー47、カバーテストキー4
8、左眼用及び右眼用の検眼レンズの球面度数、円柱度
数等を変更するプラスキー49、マイナスキー50、送
りキー51、視力値チャートの変更キー52、マスクキ
ー53等が設けられている。
【0023】また、前記操作部2には、さらに、ヘルプ
キー54、測定キー55、固視標設定キー56、球面度
数(S)設定キー61、円柱度数(C)設定キー62、
軸角度(A)設定キー63、ADDキー64、PDキー
65、プリズム設定キー66、67が設けられ、裸眼測
定キー71、眼鏡(メガネ)測定キー72、前回処方値
設定キー73、処方値設定キー74、記憶処理用の記憶
キー75、入力データを取り込むための入力キー76、
プリントキー77、シフトキー78、自動測定モード、
マニュアル測定モードを設定するモード設定キー83等
を具備している。 前記表示部10は、図3に示すよう
に、表示面10aに、球面度数、円柱度数、軸角度、瞳
孔間距離(PD)等を表示する数値示部31、右眼、左
眼、両眼を切り換える被検眼切替えエリア32、検査項
目の表示、球面度数等の切替え操作を行う操作エリア3
3、プリントアウト、球面度数等の切替えステップの設
定、プリズム角度の設定等の各種機能設定を行う機能選
択エリア34、完全矯正視力測定用等の視力値チャー
ト、レッドグリーンチャート、クロスシリンダテストチ
ャート、乱視テストチャート等に各々対応した複数の視
標を一覧的に表示する検眼チャート表示欄35、検査項
目の選択に応じて複数の視標の内のいずれか一つを表示
する視標表示欄36等を表示するようになっている。
【0024】図4は、検眼ユニット8の概略断面を示す
ものであり、右眼用の右眼ユニット8a、左眼用の左眼
ユニット8bの内部には、ディスク毎に球面レンズ、円
柱レンズ、さらには、プリズムレンズというように種類
が異なり、かつ、個々に度数が異なるレンズ群が各々円
形配置にならべられた複数枚のディスクからなるディス
ク群111a、111bを同軸配置に内蔵し、前記複数
枚のディスクを後述するユニット駆動部161により回
転駆動して、複数のレンズにより所定の度数を合成し、
右眼ユニット8a、左眼ユニット8bの各検眼窓8d、
8dに臨ませるようになっている。
【0025】また、右眼ユニット8aの内部でかつ検眼
窓8cの近傍には、検眼窓8cに取り付けられる詳細は
後述する球面レンズ121等の所定の度数の補助レンズ
を検知する検知手段としてのセンサ110aが、左眼ユ
ニット8bの内部でかつ検眼窓8dの近傍には、検眼窓
8dに取り付けられる詳細は後述する所定の度数の補助
レンズを検知する検知手段としてのセンサ110bが各
々設けられている。
【0026】補助レンズとしては、例えば図4に示すよ
うに、球面度数+10Dの球面レンズ121が使用され
る。補助レンズとしては、この他に、球面度数−10D
の球面レンズ122、円柱度数−2Dの円柱レンズ12
3が使用される。
【0027】球面レンズ121、122、円柱レンズ1
23には、図4に示すように、各々そのレンズ保持筒1
24の外周部に、視軸Lx の方向に沿って異なる位置
(ずれた位置)となる配置で検知部分である溝部121
a、122a、123aが設けられている。
【0028】前記センサ110a、110bは、同一構
成であるため、ここではセンサ111bについて図5乃
至図8を参照して説明する。
【0029】図5、図6は、補助レンズとしての球面レ
ンズ121(球面レンズ122、円柱レンズ123につ
いても同様)を光学的に検知する前記溝部121a、1
22a、123aの位置ずれ間隔に対応した配置の光セ
ンサ131、132、133によりセンサ110bを構
成した例を示すものである。
【0030】光センサ131は発光素子131a、受光
素子131bにより、光センサ132は発光素子132
a、受光素子132bにより、光センサ133は発光素
子133a、受光素子133bにより構成され、各発光
素子131a乃至131cからの発射光が前記各溝部1
21a、122a、123aを透過して各受光素子13
2a乃至132cのうちのいずれにより受光されるかに
より、前記球面レンズ121、122、円柱レンズ12
3を各々検知するようになっている。
【0031】図7は、補助レンズとしての球面レンズ1
21、122、円柱レンズ123を磁気的に検知する磁
気検出部141乃至143からなる磁気センサ140に
よりセンサ110bを構成した例を示すものである。セ
ンサ110aも同様に構成している。
【0032】この場合には、球面レンズ121、12
2、円柱レンズ123の各々レンズ保持筒124の外周
部に、前記溝部121a、122a、123aの場合と
同様な位置ずれをもって磁性体からなる金属帯145を
設けて、磁気検出部141乃至143により、前記球面
レンズ121、122、円柱レンズ123を各々検知す
るようになっている。
【0033】図7は、補助レンズとしての球面レンズ1
21、122、円柱レンズ123を機械的変位をもって
検知するマイクロスイッチ151乃至153からなるマ
イクロスイッチ群150によりセンサ110bを構成し
た例を示すものである。センサ110aも同様に構成し
ている。
【0034】この場合には、前記溝部121a、122
a、123aの位置ずれ間隔に対応した配置でマイクロ
スイッチ151乃至153を列設し、各マイクロスイッ
チ151乃至153の各接触子151a、152a、1
53aの前記溝部121a、122a、123aに対す
る当接の有無による変位に応じて、前記球面レンズ12
1、122、円柱レンズ123を各々検知するようにな
っている。図8はマイクロスイッチ151により球面レ
ンズ121を検知している状態を示す。
【0035】図9は、本実施の形態の自覚式検眼装置の
制御系の主要部のブロック図を示すものであり、全体の
制御を行う制御部160に、この自覚式検眼装置の制御
プログラムを格納したROM162を接続するととも
に、制御部160により前記ユニット駆動部161、セ
ンサ110a、110b、操作部2、表示部10の各動
作を制御するようになっている。
【0036】また、制御部160に、前記球面レンズ1
21、球面レンズ122、円柱レンズ123の種類と、
度数とを各々対応付けた補助レンズデータを格納してい
る。
【0037】上述した構成の自覚式検眼装置により被検
眼Eの自覚式検眼を実行する場合の処理の流れを、主に
前記球面レンズ121、球面レンズ122、円柱レンズ
123を使用する場合を例にとり、図11をも参照して
説明する。
【0038】例えば、検者が稀にしか使用しない前記球
面レンズ121を左眼ユニット8bの検眼窓8dに装着
すると(ステップS1)、前記検眼ユニット8にセンサ
110bとして光センサ131を設けている場合には、
発光素子131aからの発射光が前記球面レンズ121
の溝部121aを透過して受光素子131bにより受光
され、他の発光素子132a、133aからの光は対応
する受光素子132b、133bに到達しないので、受
光素子131bのみが検知信号を制御部160に送る
(ステップS2)。
【0039】制御部160は、受光素子131bからの
検知信号を基に球面レンズ121に対応する度数データ
を記憶部170から読み出し(ステップS3)、図3に
示すように表示部10の数値示部31の左眼の欄に表示
する(ステップS4)。他の球面レンズ122、円柱レ
ンズ123の場合についても全く同様にして数値示部3
1の左眼の欄に表示されることになる。
【0040】前記光センサ131の代りに前記磁気セン
サ140、マイクロスイッチ群150を前記検眼ユニッ
ト8に設けている場合についても、光センサ131の場
合と同様に球面レンズ121等を検知することができ
る。
【0041】この結果、稀にしか使用しない+10Dの
球面レンズ121等を左眼ユニット8bの検眼窓8dに
装着した場合に、その度数データの表示を自動的に実行
でき球面レンズ121の度数の把握が容易となり、ほと
んどの自覚式検査の場合にも器械近視等の影響を回避し
つつ被検眼Eの自覚式検眼を円滑に実行できる。
【0042】また、稀にしか使用しない球面レンズ12
1等等の補助レンズ用のディスクを検眼ユニット8内に
搭載する必要もなくなり、検眼ユニット8の厚さの増大
を回避できる。
【0043】さらに、上述した構成により、自覚式検眼
の途中で例えば検眼窓8bに所定の球面度数又は円柱度
数の上述したような補助レンズが取り付けられた場合、
センサ110bにより検眼窓8dに取り付けられる前記
補助レンズを検知し、その検知結果を基に、ユニット駆
動部161が当該補助レンズに対応付けられた球面度数
分または円柱度数分を相殺するようなレンズが前記検眼
窓8bに臨むように前記ディスクを回転駆動すること
で、稀にしか使用しない補助レンズを使用する際の球面
度数又は円柱度数の相殺動作を自動的に実行でき、この
際の自覚式検眼を円滑に進行することができる。
【0044】以上の説明では、左眼ユニット8bに対し
て球面レンズ121等を装着する場合について説明した
が、右眼ユニット8aに対して球面レンズ121等を装
着する場合の動作も上述した場合と同様に実行される。
【0045】さらに、上述した構成により、前記補助レ
ンズも球面レンズや円柱レンズに限定されず、プリズム
レンズ、近用のクロスシリンダーレンズ、偏光フィルタ
ー、レッドグーリンフィルタ等使用頻度の低いレンズ類
やフィルター類を検眼ユニット8の外部に備えることが
可能となる。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、稀にしか
使用しない補助レンズを使用する際の対応が容易とな
り、この際の自覚式検眼を円滑に実行できるとともに、
検眼ユニットの厚さの増大を回避できる自覚式検眼装置
を提供できる。
【0047】請求項2記載の発明によれば、稀にしか使
用しない補助レンズを使用する際の球面度数または円柱
度数の相殺を自動的に行い自覚式検眼を円滑に実行でき
るとともに、検眼ユニットの厚さの増大を回避できる自
覚式検眼装置を提供できる。
【0048】請求項3記載の発明によれば、稀にしか使
用しない補助レンズを使用する際に当該補助レンズの度
数データの表示を自動的に実行でき、この際の自覚式検
眼を円滑に実行でき、また、検眼ユニットの厚さの増大
を回避できる自覚式検眼装置を提供できる。
【0049】請求項4記載の発明によれば、光センサ、
磁気センサ、マイクロスイッチのいずれかによる検知機
能を利用して上述した各発明の作用を確実に発揮させる
ことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自覚式検眼装置のを示す外観斜視図で
ある。
【図2】本実施の形態の自覚式検眼装置の操作部の平面
図である。
【図3】本実施の形態の自覚式検眼装置の表示部の平面
図である。
【図4】本実施の形態の自覚式検眼装置の検眼ユニット
の概略断面図である。
【図5】本実施の形態のセンサの一例である光センサを
示す斜視図である。
【図6】本実施の形態のセンサの一例である光センサを
示す概略図である。
【図7】本実施の形態のセンサの他例である磁気センサ
を示す斜視図である。
【図8】本実施の形態のセンサの別例であるマイクロス
イッチを示す斜視図である。
【図9】本実施の形態の制御系のブロック図である。
【図10】本実施の形態の制御部の記憶内容を示す説明
図である。
【図11】本実施の形態の補助レンズを使用する自覚式
検眼動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 検眼テーブル 2 操作部 8a 検眼窓 8b 検眼窓 10 表示部 10a 表示面 110a センサ 110b センサ 121 球面レンズ 122 球面レンズ 121a 溝部 122 球面レンズ 123 円柱レンズ 131 光センサ 132a 発光素子 132b 受光素子 140 磁気センサ 145 金属帯 150 マイクロスイッチ群 160 制御部 161 ユニット駆動部 162 ROM 170 記憶部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク毎に種類が異なり、個々に度数
    が異なるレンズ群が円形配置にならべられた複数枚のデ
    ィスクを同軸配置に内蔵し、前記複数枚のディスクを回
    転駆動し複数のレンズにより所定の度数を合成して検眼
    ユニットの検眼窓に臨ませる自覚式検眼装置において、 前記検眼窓に取り付けられる所定の度数の補助レンズを
    検知する検知手段と、 前記検知手段の検知結果を基に前記検眼窓に取り付けら
    れた補助レンズに対応付けられた度数を表示する表示手
    段と、 を有することを特徴とする自覚式検眼装置。
  2. 【請求項2】 ディスク毎に種類が異なり、個々に度数
    が異なるレンズ群が円形配置にならべられた複数枚のデ
    ィスクを同軸配置に内蔵し、前記複数枚のディスクを回
    転駆動し複数のレンズにより所定の度数を合成して検眼
    ユニットの検眼窓に臨ませる自覚式検眼装置において、 自覚式検眼の途中で前記検眼窓に取り付けられる所定の
    球面度数又は円柱度数の補助レンズを検知する検知手段
    と、 前記検知手段の検知結果を基に、その補助レンズに対応
    付けられた球面度数分または円柱度数分を相殺するよう
    なレンズが前記検眼窓に臨むように前記ディスクを回転
    駆動するディスク駆動部と、 を有することを特徴とする自覚式検眼装置。
  3. 【請求項3】 ディスク毎に種類が異なり、個々に度数
    が異なるレンズ群が円形配置にならべられた複数枚のデ
    ィスクを同軸配置に内蔵し、前記複数枚のディスクを回
    転駆動し複数のレンズにより所定の度数を合成して検眼
    ユニットの検眼窓に臨ませる自覚式検眼装置において、 自覚式の検眼情報を表示する表示手段と、 前記検眼窓に取り付けられる所定の度数の補助レンズを
    検知する検知手段と、 前記検眼窓に取り付けられる所定の度数の補助レンズ複
    数個分のレンズ種類、度数データを記憶する記憶部と、 前記検知手段の検知結果に応じて前記検眼窓に取り付け
    られた補助レンズに対応するレンズ種類の度数データを
    記憶部から読み出し、表示手段に表示する制御手段と、 を有することを特徴とする自覚式検眼装置。
  4. 【請求項4】 前記検知手段は、前記検眼窓に取り付け
    られる補助レンズに設けられたレンズ種類、度数に応じ
    て異なる位置に設けた検知部分を、光学的に検知する光
    センサ、磁気的に検知する磁気センサ、又は接触子の変
    位により検知するマイクロスイッチの中から選ばれるも
    のである請求項1乃至3のいずれかに記載の自覚式検眼
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005296049A (ja) * 2004-04-06 2005-10-27 Topcon Corp 検査情報入力支援システム及び検査情報入力支援プログラム
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