JP4196963B2 - 電子装置及び無線通信端末 - Google Patents

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Description

本発明は電子装置及び無線通信端末に関し、特に、クラムシェル型の携帯電話機のように少なくとも近接した2つの部位を有し、両部位間でデータ伝送を行う場合に好適なものである。
近年の携帯電話機では、文字や図形などの静止画像の他、デジタルカメラで撮像された静止画像や動画像をより精細に表示させることができるようにするため、携帯電話に搭載される液晶表示装置を高解像度化することが行われている。これに伴って、デジタルカメラと液晶表示装置との間でやり取りされるデータ量も増大し、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)という高速転送方式を表示体や撮像素子の接続に用いることが提案されている。
また、近年の携帯電話機では、携帯電話機の携帯性を損なうことなく、表示体のサイズを大きくすると共に、携帯電話機を持ち歩いているときに操作ボタンが誤って操作されることを防止するため、携帯電話の折り畳みが可能なクラムシェル構造を採用することが行われている。このクラムシェル構造では、携帯電話の外部無線通信機能を主として司る制御部が搭載された第1筐体部と、表示体が搭載された第2筐体部とがヒンジを介して連結され、第1筐体部と第2筐体部とはヒンジを介して互いに閉じたり開いたりすることができる。
一方、携帯電話機に搭載される表示体の高解像度化が進行し、高ビットレートの画像データなどを有線で表示体に送信するためには、表示体に信号を送るためのフレキシブル配線基板を多ピン化する必要がある。このため、クラムシェル構造の携帯電話機では、第1筐体部と第2筐体部との間のデータ伝送を有線で行うと、多ピン化されたフレキシブル配線基板をヒンジ内に通す必要があり、ヒンジ構造が複雑化したり、実装工程が煩雑化したりする。そこで、フレキシブル配線基板の代わりに、内部無線通信用アンテナを第1筐体部と第2筐体部に夫々設け、第1筐体部と第2筐体部との間のデータ伝送を内部無線通信で行う方法が提案されている。
また、例えば、特許文献1には、基地局と無線通信を行うために、互いに分離可能な無線機と操作機とで移動無線端末を構成し、両機を一体化させた状態では、夫々備えるコネクタにより電気的に接続して音声データや画像データの送受信を行って運用し、両機を分離させた状態では、両機の間でBlue tooth無線通信により音声データや画像データの送受信を行う方法が開示されている。
さらに、例えは、特許文献2には、電源線から電力供給を受ける双方向通信装置であって、一方向通信を無線で行い、他方向通信を前記電源線を用いて行うようにした通信装置が開示されている。
特開2002−171321号公報(第1頁、図1) 特許第3165724号(第1頁、図1)
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2に記載された従来例では、有線と無線とを組み合わせた構成が開示されているが、これらを複数の無線送信部と1つ又は複数の無線受信部とを有する装置に適用した場合には、複数の無線チャンネルが必要となり、これら複数の無線チャンネルが互いに干渉源になる可能性が高く、複数の無線通信を効率よく行うことができないという未解決の課題がある。
この課題を解決するために、キャリアセンスで周波数の使用状況を監視して空いている時間又は周波数を使用することで干渉を避けるCSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection)方式を採用することが考えられるが、このCSMA方式のような手段を用いると伝送効率の低下を招き、高ビットレートの画像データを表示装置に送信する場合には好ましくないという新たな未解決の課題がある。
そこで、本発明は上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、電子装置内で複数の無線通信を行う場合に、干渉を抑えつつ複数の無線通信を効率よく行うことができる電子装置及び無線通信端末を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、第1の技術手段に係る電子装置は、装置内に互いに無線通信を行う複数の無線送信部及び1以上の無線受信部を備え、前記複数の無線送信部と前記無線受信部との間に同期信号を有線通信する有線通信部を設け、前記有線通信部は、少なくとも前記無線送信部の無線通信が行われている間は、接続が維持されているとともに同期信号の有線通信を行い、前記複数の無線送信部及び前記無線受信部は、符号分割多元接続方式で無線通信を行い、前記有線通信部で、前記無線送信部及び前記無線受信部の何れか1つに設けた同期信号発生器で発生される拡散クロック及びシンボル同期信号を有線通信で残りの無線送信部及び無線受信部に送信するように構成されていることを特徴としている。
この第1の技術手段では、同期信号を有線通信部で有線通信するので、複数の無線送信部と1つ以上の無線受信部との間で、干渉を抑えつつ複数の無線通信を効率よく行うことができる。
また、複数の無線送信部及び1つの無線受信部との間で符号分割多元接続(CDMA)方式で無線通信を行う場合に、有線通信部で無線送信部及び無線受信部の何れか1つに設けた同期信号発生器で発生される拡散クロック及びシンボル同期信号を有線通信で残りの無線送信部及び又は無線受信部に有線通信するので、複数の無線送信部及び無線受信部で拡散符号のタイミングと位相を同期させることが可能となり、符号分割多元接続方式の符号直交性を確保したまま符号多重により共通の帯域で互いに干渉することなく無線通信を行うことができる。
また、第2の技術手段に係る電子装置は、装置内に互いに無線通信を行う複数の無線送信部及び1以上の無線受信部を備え、前記複数の無線送信部と前記無線受信部との間に同期信号を有線通信する有線通信部を設け、前記有線通信部は、少なくとも前記無線送信部の無線通信が行われている間は、接続が維持されているとともに同期信号の有線通信を行い、前記複数の無線送信部及び前記無線受信部は、時分割多元接続方式で無線通信を行い、前記有線通信部で、前記無線受信部の何れか1つに設けた送信タイミング制御部で発生される同期信号を残りの無線送信部及び無線受信部に有線通信するように構成され、前記有線通信で送信される同期信号は無線送信部それぞれに固有に割り付けられたパターンを含み、それを受信した無線送信部は自分へのポーリングであるかを判断してデータの送信を行なうことを特徴としている。
この第2の技術手段では、同期信号を有線通信部で有線通信するので、複数の無線送信部と1つ以上の無線受信部との間で、干渉を抑えつつ複数の無線通信を効率よく行うことができる。
また、複数の無線送信部及び前記無線受信部間で、時分割多元接続(TDMA)方式で無線通信を行い、このときの同期信号を有線通信部で送信するので、複数の無線送信部で、無線受信部からの送信タイミング同期信号により、夫々の無線送信部の同期を取りながら送信を行い、このときの送信タイミングは一つの無線受信部からの送信タイミング同期信号により制御されるため、複数の送信器で信号が重なることなく容易にTDMA方式による多重通信を行うことができる。
さらに、第3の技術手段に係る無線通信端末は、第1筐体部と、前記第1筐体部に連結された第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の位置関係を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部とを備え、前記第1筐体部及び第2筐体部の何れか一方に複数の無線送信部が配設され、他方に1つ以上の無線受信部が配設され、前記複数の無線送信部と前記無線受信部との間に同期信号を有線通信する有線通信部を設け、前記有線通信部は、少なくとも前記無線送信部の無線通信が行われている間は、接続が維持されているとともに同期信号の有線通信を行い、前記複数の無線送信部及び前記無線受信部は、符号分割多元接続方式で無線通信を行い、前記有線通信部で、前記無線送信部及び前記無線受信部の何れか1つに設けた同期信号発生器で発生される拡散クロック及びシンボル同期信号を有線通信で残りの無線送信部及び無線受信部に送信するように構成されていることを特徴としている。
この第3の技術手段では、連結部で連結された第1筐体部及び第2筐体部間で、複数の無線送信部と1つ以上の無線受信部との間で無線通信を行う場合に、同期信号を有線通信することにより、複数の無線送信部と1つ以上の無線受信部との間で、干渉を抑えつつ複数の無線通信を効率よく行うことかできる。
また、この第3の技術手段では、無線通信端末において、前記第1の技術手段と同様の作用効果を得ることができる。
さらに、第4の技術手段に係る無線通信端末は、第1筐体部と、前記第1筐体部に連結された第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の位置関係を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部とを備え、前記第1筐体部及び第2筐体部の何れか一方に複数の無線送信部が配設され、他方に1つ以上の無線受信部が配設され、前記複数の無線送信部と前記無線受信部との間に同期信号を有線通信する有線通信部を設け、前記有線通信部は、少なくとも前記無線送信部の無線通信が行われている間は、接続が維持されているとともに同期信号の有線通信を行い、前記複数の無線送信部及び前記無線受信部は、時分割多元接続方式で無線通信を行い、前記有線通信部で、前記無線受信部の何れか1つに設けた送信タイミング制御部で発生される同期信号を残りの無線送信部及び無線受信部に有線通信するように構成され、前記有線通信で送信される同期信号は無線送信部それぞれに固有に割り付けられたパターンを含み、それを受信した無線送信部は自分へのポーリングであるかを判断してデータの送信を行なうことを特徴としている。
この第4の技術手段では、連結部で連結された第1筐体部及び第2筐体部間で、複数の無線送信部と1つ以上の無線受信部との間で無線通信を行う場合に、同期信号を有線通信することにより、複数の無線送信部と1つ以上の無線受信部との間で、干渉を抑えつつ複数の無線通信を効率よく行うことかできる
また、この第4の技術手段では、無線通信端末において、前記第2の技術手段と同様の作用効果を得ることができる。

以下、本発明を携帯電話機に適用した場合の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1はクラムシェル型携帯電話機を開いたときの状態を示す斜視図、図2はクラムシェル型携帯電話を閉じたときの状態を示す斜視図である。
図1及び図2において、第1筐体部1の表面には、操作ボタン4が配置されると共に、第1筐体部1の下端にはマイク5が設けられ、第1筐体部1の上端には外部無線通信用アンテナ6が取り付けられている。また、第2筐体部2の表面には、表示体8が設けられると共に、第2筐体部2の上端にはスピーカ9が設けられている。
また、第2筐体部2の裏面には、図2に示すように、表示体11、図3に示す複数の撮像素子12a〜12cを有する撮像装置12が設けられている。なお、表示体8、11としては、例えば、液晶表示パネル、有機ELパネル又はプラズマディスプレイパネルなどを用いることができる。また、撮像素子12a〜12cとしては、CCD又はCMOSセンサなどを用いることができる。また、第1筐体部1及び第2筐体部2には、第1筐体部1と第2筐体部2との間で内部無線通信を行う内部無線通信用アンテナ7、10が夫々設けられている。
そして、第1筐体部1及び第2筐体部2はヒンジ3を介して連結され、ヒンジ3を支点として第2筐体部2を回転させることにより、第2筐体部2を第1筐体部1上に折り畳むことができる。そして、第2筐体部2を第1筐体部1上に閉じることにより、操作ボタン4を第2筐体部2にて保護することができ、携帯電話を持ち歩く時に操作ボタン4が誤って操作されることを防止することができる。また、第2筐体部2を第1筐体部1から開くことにより、表示体8を見ながら操作ボタン4を操作したり、スピーカ9及びマイク5を使いながら通話したり、操作ボタン4を操作しながら撮像を行ったりすることができる。
ここで、クラムシェル構造を用いることにより、第2筐体部2のほぼ一面全体に表示体8を配置することができ、携帯電話の携帯性を損なうことなく、表示体8のサイズを拡大させることを可能として、視認性を向上させることができる。
また、内部無線通信用アンテナ7、10を第1筐体部1及び第2筐体部2に夫々設けることにより、内部無線通信用アンテナ7、10を用いた内部無線通信にて第1筐体部1と第2筐体部2との間のデータ伝送を行うことができる。例えば、外部無線通信用アンテナ6を介して第1筐体部1に取り込まれた画像データや音声データを、内部無線通信用アンテナ7、10を用いた内部無線通信にて第2筐体部2に送り、表示体8に画像を表示させたり、スピーカ9から音声を出力させたりすることができる。また、撮像素子12にて撮像された撮像データを、内部無線通信用アンテナ7、10を用いた内部無線通信にて第2筐体部2から第1筐体部1に送り、外部無線通信用アンテナ6を介して外部に送出させることができる。
これにより、第1筐体部1と第2筐体部2との間のデータ伝送を有線で行う必要がなくなり、多ピン化されたフレキシブル配線基板をヒンジ3に通す必要がなくなる。このため、ヒンジ3の構造の複雑化を抑制することが可能となると共に、実装工程の煩雑化を防止することが可能となり、コストアップを抑制しつつ、携帯電話の小型薄型化及び高信頼性化を図ることが可能となると共に、携帯電話の携帯性を損なうことなく、携帯電話機の大画面化及び多機能化を図ることができる。
なお、上述した実施形態では、外部無線通信用アンテナ6を第1筐体部1に取り付ける方法について説明したが、外部無線通信用アンテナ6を第2筐体部2に取り付けるようにしてもよい。
そして、第1筐体部1及び第2筐体部2間のデータ伝送が図3に示すように符号分割多元接続(CDMA)方式で行われる。ここでは、説明を簡単にするために、第1筐体部1の外部無線通信用アンテナ6に接続されて外部の基地局との間で無線通信を行って携帯電話機能、電子メール送受信機能、データダウンロード機能等を有する外部無線通信部20Aと、第2筐体部2との間で画像データ等の受信を内部無線通信で行う内部無線受信部20Bとを備え、第2筐体部2には、撮像素子12a〜12cからのデータを第1筐体部1側に個別に送信する3つの無線送信部30A,30B及び30Cが設けられているものとする。
ここで、第2筐体部2の各無線送信部30A〜30Cの夫々は、図4に示すように、撮像素子12a〜12cからの送信データが入力され、デジタル変調ための直交キャリアに対する振幅と相対位相とを規定する同相データI及び直交データQとからなる複素データを形成するマッピング部101と、このマッピング部101から出力される同相データI及び直交データQをデータ区間よりも速いレートで拡散符号との乗算を行ってスペクトル拡散する拡散変調部102と、この拡散変調部102に拡散符号を供給する拡散符号発生器103と、拡散変調部102から出力される周波数拡散によって帯域を拡大された中間周波帯の送信信号が入力され、この送信信号を無線周波数帯域にアップコンバートする変調器104と、この変調器104から出力される送信信号が供給される送信アンテナ105とを備えている。ここで、拡散符号発生器103には、後述するように第1筐体部1の内部無線受信部20Bの同期信号発生器206から出力される拡散クロック及びシンボル同期信号が有線通信部としての有線通信路111及び112を介して入力され、これら拡散クロック及びシンボル同期信号に基づいて固有に割り当てられた拡散符号を発生し、これを拡散変調部102に出力する。
また、第1筐体部1の内部無線受信部20Bは、図5に示すように、受信アンテナ201で受信した受信信号が入力され、これをベースバンド信号にダウンコンバートする復調部202と、この復調部202から出力される復調信号が入力され、各無線送信部30A〜30Cに対応する拡散符号で逆拡散して同相データI及び直交データQを復調する複数の逆拡散部203と、これら複数の逆拡散部203に個別に供給する拡散符号を発生する複数の拡散符号発生器204と、各逆拡散変調部204で復調した同相データI及び直交データを閾値で判定して受信データを出力する複数の判定部205と、判定部205から出力される受信データが入力される制御部206とを備えている。
ここで、拡散符号発生器204には、同期信号発生器207で発生される拡散クロックが入力され、この拡散クロックに基づいて各無線送信部30A〜30Cに対応した拡散符号を発生する。
そして、同期信号発生器207で発生される拡散クロック及びシンボル同期信号が前述した有線通信路111及び112を介して各無線送信部30A〜30Cの拡散符号発生器103に供給される。
次に、上記第1の実施形態の動作を説明する。
今、撮像素子12a〜12cで送信データが形成された場合に、各送信データが無線送信部30A〜30Cのマッピング部101に供給されて、このマッピング部101で直交キャリアに対する振幅と相対位相とを規定する同相データI及び直交データQとからなる複素データが形成され、これが拡散変調部102に供給される。この拡散変調部102では、内部無線受信部20Bの同期信号発生器207から有線通信路111及び112を通じて直接供給される拡散クロックに基づいて各無線送信部30A〜30Cに対して固有に割り当てられた拡散符号をシンボル同期信号に同期して発生し、この拡散符号を拡散変調部102に供給することにより、同相データI及び直交データQに拡散符号を乗算してスペクトル拡散し、この拡散変調部102から出力される帯域を拡大された中間周波帯の送信信号が、シンボル同期信号が入力される変調器104でアッ無線周波数帯域にアップコンバートされて送信アンテナ105から放射される。
内部無線受信部20Bでは、各無線送信部30A〜30Cから同時に送信される送信信号を受信アンテナ201で受信して復調部202に供給することにより、この復調部202でベースバンド信号に周波数変換し、このベースバンド信号を逆拡散変調部203でデータ区間よりも速いレートで無線送信部30A〜30Cに対応して設定された拡散符号との乗算が実行されて、異なった拡散符号で逆拡散され、元の狭帯域信号に戻され、このデータを判定部で閾値判定を行って受信データを復調し、これを制御206に供給する。
このとき、各無線送信部30A〜30Cでは、内部無線受信部23の同期信号発生部207から有線通信路11及び112を介して拡散ロック及びシンボル同期信号112が直接供給されているので、これら複数の無線送信機30A〜30Cで、拡散符号のタイミングと位相を同期させることができ、符号分割多元接続(CDMA)方式の直交性を確保したまま符号多重により共通の帯域で互いに干渉することなく無線通信することができる。
なお、上記第1の実施形態においては、図3に示すように、複数の無線送信部30A〜30Cと一つの内部無線受信部20Bとで、無線送受信を行う場合について説明したが、これに限定されるものではなく、図6に示すように、無線受信部を複数の無線受信部40A〜40Cで構成されている場合に、これら複数の無線受信部40A〜40Cのうちの何れか1つを前述した図5の構成を有する内部無線受信部例えば40Aを適用し、残りの無線受信部40B,40Cについては図7に示すように同期信号発生器207を省略し、有線通信路111及び112を通じて同期信号発生器207から拡散クロック及びシンボル同期信号を直接受信するようにすればよい。
次に、本発明の第2の実施形態を図8及び図9について説明する。
この第2の実施形態では、第1筐体部1及び第2筐体部2間のデータ通信を符号分割多元接続方式に代えて直交周波数分割多重(OFDM)方式を適用したものである。
すなわち、第2の実施形態では、無線送信部30A〜30Cの夫々が、図8に示すように、送信データが入力されてデジタル変調のための直交キャリアに対する振幅と相対位相とを規定する同相データI及び直交データQとからなる複素データを形成するマッピング部301と、このマッピング部301から出力される複素データが入力され、この複素データを直交周波数分割多重(OFDM)を構成する直交キャリアの数に等しい数の複素データの集合に変換する直並列変換部302と,各複素データは複数の直交キャリアに個別に割り当てられ、この複素データが入力されてここの直交キャリアの振幅及び位相が対応する複素データによりデジタル変調されて得られる波形信号を出力する逆高速フーリエ変換(IFFT)部303と、この逆高速フーリエ変換部303から出力される複素データを時間軸上のシンボル区間毎のデータを並列に出力する並直列変換部304と、この並直列変換部304から出力される時間軸上の信号が入力され、これをアナログ信号に変換するD/A変換器305及び306と、これらD/A変換器305及び306から出力されるアナログ信号を無線周波数帯にアップコンバートする変調器307と、この変調器307から出力される送信信号が供給される送信アンテナ309とを備えている。
ここで、並直列変換部304及び変調器307には後述する内部無線受信部20Bの同期信号発生器411から出力されるシンボル同期信号が有線通信部としての有線通信路311を介して供給されていると共に、変調器307には、内部無線受信部20Bの局部発振器403で発振されるキャリア同期信号が入力されこれに基づいて所望の周波数即ち受信側で想定する周波数にロックされたタイミング信号を生成するPLL回路308から出力されるタイミング信号も入力されている。
一方、直並列変換部302は直交周波数多重分割(OFDM)方式を構成する直交キャリアにデータを割り当てる機能を有するが、各無線送信部30A〜30Cは自分に割り当てられた周波数の信号が逆高速フーリエ変換器303により生成されるように入力ポートを選択する。
また、内部無線通信部20Bは、図9に示すように、受信アンテナ401と、この受信アンテナ401で受信したOFDM受信信号をベースバンド信号に局部発振器403で発信されたキャリア同期信号をPLL回路404でロックした発振出力とこれと90°移相させた出力とを個別に乗算して時間軸上の信号を復調する復調器402と、この復調器402の復調信号をデジタル信号に変換するA/D変換器405及び406と、同期信号発生器411から入力されるシンボルタイミングに基づいて並列に変換する直並列変換部407と、この直並列変換部407から出力される並列信号を高速フーリエ変換する高速フーリエ変換(FFT)部408と、この高速フーリエ変換部408から出力されるフーリエ変換出力を直列信号に変換する並直列変換部409と、この並直列変換部409から出力される直列信号を判定して元の送信データと同じ受信データを得る判定部410とを備えている。
ここで、同期信号発生器411は、各無線送信部30A〜30Cにシンボル同期信号を、有線通信路311を介して有線通信する共に、このシンボル同期信号を遅延させてシンボルタイミング信号を直並列変換部407に供給する。また、局部発振器403で発生されるキャリア同期信号は有線通信路312を介して無線送信部30A〜30CのPLL回路308に直接供給される。
次に、上記第2の実施形態の動作を説明する。
各無線送信部30A〜30Cで内部無線受信部20Bに対する送信データが形成されると、この送信データがマッピング部301で複素データとされ、これが直並列変換部302で並列信号に変換されて逆フーリエ変換回路303で個々の直交キャリアの振幅及び移相を対応する複素データによりデジタル変調されて得られる信号波形に変換され、この逆フーリエ変換回路303から時間軸上のシンボル区間毎のデータが並列に出力される。
この並列データが並直列変換部304で内部無線受信部20Bの同期信号発生器411から出力されるシンボル同期信号に基づいて直列信号に変換されて時間軸上の信号が出力される。この時間軸上の信号がD/A変換器305及び306でアナログ値に変換され、シンボル同期信号及びキャリア同期信号に基づいてPLL回路308でロックされるキャリア信号が供給された変調器307に供給される。
この変調器307では、PLL回路308から供給されるキャリア同期信号に基づいてアップコンバートを行うと共に、シンボル同期信号によって送信タイミングを調整して、送信信号を送信アンテナ309に出力する。
一方、内部無線受信部20Bでは、受信アンテナ401で受信した受信信号を、局部発振器403で発信されたキャリア同期信号をPLL回路404でロックし、このPLL回404から出力されるキャリア同期信号が供給された変調器402に供給することにより、キャリア同期信号及びこのキャリア同期信号を90度移相させたキャリア同期信号を受信信号に乗算して受信信号を復調し、この復調信号をA/D変換器405及び406でデジタル信号に変換して直並列変換部407に入力することにより、同期信号発生器411から供給されるシンボルタイミング信号に基づいて並列信号に変換し、これを高速フーリエ変換回路408に供給して高速フーリエ変換してから並直列変換部409で直列信号に変換してから判定部410に供給することにより元の送信データと同じ受信データが得られる。
このように、第2の実施形態では、複数の無線送信部30A〜30Cに無線受信部20Bから有線通信路311及び312を介してシンボル同期信号及びキャリア同期信号が直接送信されるので、これら複数の無線送信部30A〜30Cでキャリア同期が取れると共に、シンボル区間も同期させることができるので、OFDM信号の直交性を確保したまま複数の無線送信部が割り当てられた帯域で互いに干渉することなく通信を行うことができる。
なお、この第2の実施形態においても、無線受信部40A〜40Cを図6に示すように複数設置する場合には、その内の1つの無線受信部例えば40Aを図9と同様の構成とし、残りの無線受信部40B及び40Cについては図10に示すように、同期信号発生器411を省略して、これに代えて同期信号発生器411から有線通信路311を介して送信されるシンボル同期信号を受信してこれを遅延させてシンボルタイミング信号を形成するタイミング調整部421を設けるようにすればよい。この場合には、複数の無線受信部40A〜40Cでシンボル同期信号及びキャリア同期信号を共有するので、各無線受信部40A〜40Cでもキャリア同期が取れると共に、シンボル区間も同期させることができ、OFDM信号の直交性を確保したまま複数の無線送信部に割り当てられた帯域で干渉することなく直交周波数分割多重方式の通信を行うことができる。
次に、本発明の第3の実施形態を図11及び図12について説明する。
この第3の実施形態では、複数の無線送信部30A〜30Cと無線受信部20Bとの間のデータ伝送を時分割多元接続(TDMA)方式で行うようにしたものである。
すなわち、第3の実施形態では、複数の無線送信部30A〜30Cが図11に示すように、後述する無線受信部20Bから有線通信部としての有線通信路511を介して同期信号が入力され、この同期信号に基づいて自分に割り当てられた送信イネーブル信号を生成する送信タイミング制御部501と、この送信タイミング制御部501から出力される送信イネーブル信号が入力され、これに基づいて表示体8,11、撮像素子12a〜12cから入力される送信データを出力する制御部502と、この制御部502から出力される送信データをデジタル変調ための直交キャリアに対する振幅と相対位相とを規定する同相データI及び直交データQとからなる複素データを形成するマッピング部503と、このマッピング部503から出力される複素データに局部発振器504から出力されるキャリア信号をロックするPLL回路505キャリア信号を乗算して無線通信帯へアップコンバートする変調器506と、この変調器506から出力される送信信号が供給される送信アンテナ507とを備えている。
また、無線受信部20Bは、図12に示すように、複数の無線送信部30A〜30Cから送信されるTDMA送信信号を受信する受信アンテナ601と、この受信アンテナ601で受信した受信信号が入力され、この受信信号に局部発振器602で発振されるキャリア信号をロックするPLL回路603から入力されるキャリア信号を乗算してダウンコンバートする復調部604と、この復調部604で復調したベースバンド信号のデータ判定を行う判定部605と、同期信号を発生しこれを有線通信路511を介して各無線送信部30A〜30Cに送信する送信タイミング制御部606とを備えている。
ここで、送信タイミング制御部606は、各無線送信部30A〜30Cに同期信号を有線通信路511を介して送信するものであるが、特定の送信開始パターン及び送信タイミング同期信号を生成して、これを同期信号として各無線送信部30A〜30Cの送信タイミング制御部501に送信する。
この第3の実施形態によると、複数の無線通信部30A〜30CでTDMAによる信号をある一定期間通信を行う場合、無線受信部20Bの送信タイミング制御部606で発生する特定の信号開始パターンにより信号の開始を夫々の無線送信部30A〜30Cに対して有線通信路511を介して通知し、各無線送信部30A〜30Cでは事前に設定された送信スロットで送信する。以後、送信中は、無線受信部20Bからの送信タイミング同期信号により、夫々の無線送信部30A〜30Cは同期を取りながら送信を行う。送信タイミングは一つの送信タイミング制御部606によって制御されるので、複数の無線送信部30A〜30Cで送信信号が重なることはなく、有線によって送信タイミング信号を送信することにより、容易にTDMA方式による多重通信を行うことができる。
なお、上記第3の実施形態においては、TDMA方式で一斉に送信するように構成した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、送信タイミング制御部606は、通信を許可する無線送信部に対して有線によりそれぞれ無線送信部へポーリング信号を送信し、それを受信した無線送信部は自分へのポーリングであるか否かを判断し、自分への送信要求であった場合には直ちにデータの送信を介しするようにしてもよい。この場合、図11の送信タイミング制御部501は同期信号が自分へのポーリング信号であるか否かの判断を行い、自分へのポーリング信号であるときに制御部502に通知して送信データの出力を開始させればよい。また、図12の送信タイミング制御部606は、夫々の無線送信部30A〜30Cに固有に割り付けられたパターンを同期信号として有線通信路511に送信することにより、各無線送信部30A〜30Cに対するポーリングを行うことができる。
また、前記図6のように、複数の無線受信部40A〜40Cを設ける場合には、何れか1つの無線受信部例えば40Aに送信タイミング制御部606を設け、その他の無線受信部40B及び40Cは送信タイミング制御部606からの同期信号を有線通信路511介して受信した、各無線受信部毎に割り付けられた受信すべきデータスロットであるときに、受信動作を開始するようにすればよい。
なお、上記第1〜第3の実施形態においては、無線受信部20Bが同期信号を有線通信路を介して各無線送信部へ有線通信する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、複数の無線通信部の何れか1つで同期信号を発生させて、これを無線送信部及び無線受信部に有線で送信するようにしても、上記第1〜第3の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、上記第1〜第3の実施形態においては、3つの無線送信部30A〜30Cを設けた場合について説明したが、これに限定されるものではなく、2以上の複数の無線送信部を有する場合に本発明を適用することができる。また、無線送信部30A〜30Cに接続された送信データを送信する機器としては撮像素子12a〜12cに限定されるものではなく、ジャイロセンサやGPS受信機等の任意のデータ送信機器を適用することができる。
さらに、上記第1〜第3の実施形態においては、説明を簡単にするために、第2筐体2側から第1筐体側にデータ送信する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、第1筐体1に設けた制御部から第2筐体2の表示体8,12に表示データを送信したり、スピーカ9に音声データを送信したりする場合にも本発明を適用することができる。
さらにまた、上記実施形態においては、クラムシェル型の携帯電話機に本発明を適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、図13に示すように、回転式携帯電話機に本発明を適用するようにしてもよい。
すなわち、図13において、第1筐体部41の表面には、操作ボタン54が配置されると共に、第1筐体部51の下端にはマイク55が設けられ、第1筐体部51の上端には外部無線通信用アンテナ56が取り付けられている。また、第2筐体部52の表面には、表示体58が設けられると共に、第2筐体部52の上端にはスピーカ59が設けられている。また、第1筐体部51及び第2筐体部52には、第1筐体部51と第2筐体部52との間で内部無線通信を行う内部無線通信用アンテナ57、60が夫々設けられている。
そして、第1筐体部51及び第2筐体部52はヒンジ53を介して連結され、ヒンジ53を支点として第2筐体部52を水平に回転させることにより、第2筐体部52を第1筐体部51上に重ねて配置したり、第2筐体部52を第1筐体部51からずらしたりすることができる。そして、第2筐体部52を第1筐体部51上に重ねて配置することにより、操作ボタン54を第2筐体部52にて保護することができ、携帯電話を持ち歩く時に操作ボタン54が誤って操作させることを防止することができる。また、第2筐体部52を水平に回転させて、第2筐体部52を第1筐体部41からずらすことにより、表示体58を見ながら操作ボタン54を操作したり、スピーカ59及びマイク55を使いながら通話したりすることができる。
ここで、内部無線通信用アンテナ57、60を第1筐体部51及び第2筐体部52に夫々設けることにより、内部無線通信用アンテナ57、60を用いた内部無線通信にて第1筐体部51と第2筐体部52との間のデータ伝送を行うことができる。例えば、外部無線通信用アンテナ56を介して第1筐体部51に取り込まれた画像データや音声データを、内部無線通信用アンテナ57、60を用いた内部無線通信にて第2筐体部52に送り、表示体58に画像を表示させたり、スピーカ59から音声を出力させたりすることができる。
これにより、多ピン化されたフレキシブル配線基板をヒンジ53に通す必要がなくなり、ヒンジ53の構造の複雑化を抑制することが可能となると共に、実装工程の煩雑化を防止することが可能となる。このため、コストアップを抑制しつつ、携帯電話機の小型薄型化及び高信頼性化を図ることが可能となると共に、携帯電話の携帯性を損なうことなく、携帯電話の大画面化及び多機能化を図ることができる。
さらにまた、上記実施形態においては、電子装置として携帯電話機を適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、第1筐体部1及び第2筐体部2とをヒンジ等の連結部で連結されたビデオカメラ、PDA(Personal Digital Assistance)、ノート型パーソナルコンピュータ等の任意の電子装置に本発明を適用することができる。
また、上述した実施形態では、第2筐体部2から第1筐体部1への単方向通信を例にとって説明したが、第1筐体部1と第2筐体部2との間での双方向通信に適用するようにしてもよい。さらに、第1筐体部1と第2筐体部2とがヒンジ3を介して接続された無線通信端末を例にとって説明したが、同一筐体内に収められたモジュール同士の無線接続に適用するようにしてもよい。
本発明の一実施形態を示すクラムシェル型携帯電話を開いたときの状態を示す斜視図である。 図1のクラムシェル型携帯電話を閉じたときの状態を示す斜視図である。 第1の実施形態における第1筐体部及び第2筐体部間のデータ伝送装置を示すブロック図である。 第1の実施形態に適用し得る無線通信部の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に適用し得る無線受信部の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態における第1筐体部及び第2筐体部間のデータ伝送装置の他の例を示すブロック図である。 第1の実施形態に適用し得る無線受信部の他の例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に適用し得る無線送信部を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に適用し得る無線受信部を示すブロック図である。 第2の実施形態に適用し得る無線受信部の他の例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に適用し得る無線送信部を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に適用し得る無線受信部を示すブロック図である。 本発明を適用し得る携帯電話機の他の例を示す回転式携帯電話機の外観図である。
符号の説明
1,51…第1筐体部、2,52…第2筐体部、3,53…ヒンジ、4,54…操作ボタン、5,55…マイク、6,56…外部無線通信用アンテナ、7,10,57,60…内部無線通信用アンテナ、8,11…表示体、9…スピーカ、12a〜12c…撮像素子、20B…内部無線受信部、30A〜30C…無線送信部、40A〜40C…無線受信部、101…マッピング部、102…拡散変調部、103…拡散符号発生器、104変調器、105…送信アンテナ、111,112…有線通信路、201…受信アンテナ、202…復調部、203…逆拡散変調部、204…拡散符号発生器、205…判定部、206…制御部、207…同期信号発生器、301…マッピング部、302…直並列変換部、303…逆高速フーリエ変換回路、304…並直列変換部、305,306…D/A変換器、307…変調器、308…PLL回路、309…送信アンテナ、311,312…有線通信路、401…受信アンテナ、402…復調器、403…局部発振器、404…PLL回路、405,406…A/D変換器、407…直並列変換部、408…高速フーリエ変換回路、409…並直列変換部、410…判定部、411…同期信号発生部、421…タイミング調整部、501…送信タイミング制御部、502…制御部、503…マッピング部、504…局部発振器、505…PLL回路、506…変調器、507…送信アンテナ、511…有線通信路、601…受信アンテナ、602…局部発振器、603…PLL回路、604…復調部、605…判定部、606…送信タイミング制御部

Claims (5)

  1. 装置内に互いに無線通信を行う複数の無線送信部及び1以上の無線受信部を備え、前記複数の無線送信部と前記無線受信部との間に同期信号を有線通信する有線通信部を設け、
    前記有線通信部は、少なくとも前記無線送信部の無線通信が行われている間は、接続が維持されているとともに同期信号の有線通信を行い、
    前記複数の無線送信部及び前記無線受信部は、符号分割多元接続方式で無線通信を行い、前記有線通信部で、前記無線送信部及び前記無線受信部の何れか1つに設けた同期信号発生器で発生される拡散クロック及びシンボル同期信号を有線通信で残りの無線送信部及び無線受信部に送信するように構成されていることを特徴とする電子装置。
  2. 装置内に互いに無線通信を行う複数の無線送信部及び1以上の無線受信部を備え、前記複数の無線送信部と前記無線受信部との間に同期信号を有線通信する有線通信部を設け、
    前記有線通信部は、少なくとも前記無線送信部の無線通信が行われている間は、接続が維持されているとともに同期信号の有線通信を行い、
    前記複数の無線送信部及び前記無線受信部は、時分割多元接続方式で無線通信を行い、前記有線通信部で、前記無線受信部の何れか1つに設けた送信タイミング制御部で発生される同期信号を残りの無線送信部及び無線受信部に有線通信するように構成され、
    前記有線通信で送信される同期信号は無線送信部それぞれに固有に割り付けられたパターンを含み、それを受信した無線送信部は自分へのポーリングであるかを判断してデータの送信を行なうことを特徴とする電子装置。
  3. 第1筐体部と、前記第1筐体部に連結された第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の位置関係を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部とを備え、前記第1筐体部及び第2筐体部の何れか一方に複数の無線送信部が配設され、他方に1つ以上の無線受信部が配設され、前記複数の無線送信部と前記無線受信部との間に同期信号を有線通信する有線通信部を設け、
    前記有線通信部は、少なくとも前記無線送信部の無線通信が行われている間は、接続が維持されているとともに同期信号の有線通信を行い、
    前記複数の無線送信部及び前記無線受信部は、符号分割多元接続方式で無線通信を行い、前記有線通信部で、前記無線送信部及び前記無線受信部の何れか1つに設けた同期信号発生器で発生される拡散クロック及びシンボル同期信号を有線通信で残りの無線送信部及び無線受信部に送信するように構成されていることを特徴とする電子装置。
  4. 第1筐体部と、前記第1筐体部に連結された第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の位置関係を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部とを備え、前記第1筐体部及び第2筐体部の何れか一方に複数の無線送信部が配設され、他方に1つ以上の無線受信部が配設され、前記複数の無線送信部と前記無線受信部との間に同期信号を有線通信する有線通信部を設け、
    前記有線通信部は、少なくとも前記無線送信部の無線通信が行われている間は、接続が維持されているとともに同期信号の有線通信を行い、
    前記複数の無線送信部及び前記無線受信部は、時分割多元接続方式で無線通信を行い、前記有線通信部で、前記無線受信部の何れか1つに設けた送信タイミング制御部で発生される同期信号を残りの無線送信部及び無線受信部に有線通信するように構成され、
    前記有線通信で送信される同期信号は無線送信部それぞれに固有に割り付けられたパターンを含み、それを受信した無線送信部は自分へのポーリングであるかを判断してデータの送信を行なうことを特徴とする電子装置。
  5. 前記有線通信で送信される拡散クロックは無線送信部の拡散符号発生器に入力され、前記有線通信で送信されるシンボル同期信号は前記拡散符号発生器および変調器に入力されることを特徴とする請求項1又は3に記載の電子装置。
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