JP4196854B2 - タイヤ識別情報登録システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両におけるタイヤの空気圧を検知するタイヤ空気圧監視システムにタイヤ識別情報を登録する際に使用されるタイヤ識別情報登録システムに関する。
従来より、車両のタイヤに備えられた空気圧センサから、車両に備えられた空気圧判定装置に対して無線によりタイヤ空気圧信号を送信し、このタイヤ空気圧信号を受信した空気圧判定装置がタイヤの空気圧に異常があると判定した場合に、タイヤ空気圧の異常を運転者に報知するタイヤ空気圧監視システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このタイヤ空気圧監視システムにおいては、各タイヤに各タイヤを識別するためのタイヤ識別情報(ID)が設定されており、予め車両側に登録されたタイヤ識別情報と、装着されている各タイヤから送信されるタイヤ識別情報とが一致した場合に、装着されたタイヤの空気圧を取得できるよう構成されている。
また、このタイヤ空気圧監視システムにおいて、タイヤ識別情報を車両本体側に登録するときには、まず、タイヤに備えられたタイヤ識別情報登録用スイッチをONにし、タイヤ登録信号と共にタイヤ識別情報を車両に送信する。そして、車両側ではこのタイヤ登録信号を受信することにより、タイヤ識別情報が登録される。
特許第3438662号公報
しかしながら、上記タイヤ空気圧監視システムにおいては、タイヤ識別情報を登録するためのみに使用されるスイッチがタイヤに備えられているため、走行時に常に回動するタイヤの慣性重量が大きくなり、加減速時の走行性能が悪化するという問題点があった。
この問題を解決するためには、タイヤからタイヤ識別情報を送信して登録するのではなく、車両内や車両外に位置する専用の装置を操作してタイヤ識別情報を登録することが考えられるが、単にこのような装置を用いてタイヤ識別情報を登録する場合には、装着するタイヤ毎に異なるタイヤ識別情報をそれぞれ入力する必要があるため、タイヤ識別情報を登録するのに手間が掛かるという問題点がある。
そこで、このような問題点を鑑み、車両におけるタイヤの空気圧を検知するタイヤ空気圧監視システムにタイヤ識別情報を登録する際に使用されるタイヤ識別情報登録システムにおいて、車両の走行性能を悪化させることなく容易にタイヤ識別情報の登録ができるようにすることを本発明の目的とする。
かかる目的を達成するために成された請求項1に記載のタイヤ識別情報登録システムは、タイヤ空気圧監視システムにおいて、タイヤ識別情報を予め登録しておくための記憶手段にタイヤ識別情報を登録する際に使用されるシステムである。すなわち、このシステムにおいて、車両の外部に配置された識別情報取得手段は、記憶手段に登録すべきタイヤ識別情報を外部から取得する。そして、車両の外部に配置された送信手段は、識別情報取得手段が取得したタイヤ識別情報を含む登録指令を車両に対して送信し、車両に搭載された登録手段は、送信手段からの登録指令を受信すると、この登録指令に含まれるタイヤ識別情報を記憶手段に登録する。
従って、このようなタイヤ識別情報登録システムによれば、面倒な入力操作することなくタイヤ識別情報を取得することができ、取得されたタイヤ識別情報を車両側に登録することができるので、タイヤ識別情報の登録を容易にすることができる。また、各タイヤにタイヤ識別情報を登録するためのスイッチ等を配置する必要がないので、タイヤの重量が重くなることがなく、車両の走行性能を悪化させることがない。
また、タイヤ空気圧監視システムにおいては、取得したタイヤ空気圧の値をそのままメータ等の表示装置に表示させることも考えられるが、タイヤ空気圧が許容範囲外であると判断した場合に、異常報知手段により異常を運転者に報知できるよう構成されている場合には、タイヤの適切な空気圧はタイヤにより異なることがあるため、タイヤ空気圧の許容範囲を固有に設定できるよう構成することが好ましい。すなわち、請求項1に記載のように、識別情報取得手段は、タイヤ識別情報に加えて空気圧許容範囲も取得し、送信手段は識別情報取得手段により取得された識別情報および空気圧許容範囲を含む登録指令を車両に対して送信し、登録手段は、タイヤ識別情報に加えて空気圧許容範囲も記憶手段に登録するよう構成すればよい。
このようなタイヤ識別情報登録システムによれば、タイヤ毎に適切な空気圧が異なっていた場合であっても、タイヤ毎に異なる適切な空気圧許容範囲を設定することができるので、タイヤ空気圧がタイヤ毎に設定された空気圧許容範囲から逸脱した場合に、異常報知手段により異常として報知することができる。このため、タイヤの空気圧に異常が発生した場合に、例えば、単に空気圧を数値にて報知する場合と比較して、車両の乗員に分かり易く報知することができる。
ところで、車両外部に配置された送信手段と車両に搭載された登録手段とは、タイヤ識別情報を登録する際にケーブル等を用いて有線で接続する構成が考えられるが、より好ましくは、送信手段と登録手段とは無線で接続する構成が望ましい。また、このように送信手段から登録手段にタイヤ識別情報を無線送信する場合には、タイヤ識別情報を登録する車両を特定できるようにすることが好ましい。
具体的には、例えば、請求項2に記載のように構成することが考えられる。すなわち、記憶手段には、車両を特定するための車両識別情報を登録しておき、識別情報取得手段は、タイヤ識別情報および空気圧許容範囲に加えて、車両を特定するための車両識別情報車両の外部から取得する。そして、送信手段は、識別情報取得手段により取得された各識別情報を含む登録指令を無線送信する。その後、登録手段は送信手段からの登録指令を受信すると予め記憶手段に登録された車両識別情報が登録手段から受信した車両識別情報と一致するか否かを判断し、車両識別情報が一致する場合に、タイヤ識別情報を記憶手段に登録する。
また或いは、請求項3のように構成することも考えられる。すなわち、識別情報取得手段は、タイヤ識別情報および空気圧許容範囲に加えて、車両を特定するための車両識別情報車両の外部から取得する。そして、送信手段は、車両識別情報に基づいて特定される車両に対して、識別情報取得手段により取得されたタイヤ識別情報を含む登録指令を送信手段側および登録手段側の双方に備えられた無線通信装置を介して登録手段に対して送信する。
従って、このようなタイヤ識別情報登録システムによれば、無線によりタイヤ識別情報を送信する場合であっても、車両識別情報によりタイヤ識別情報を送信する車両を特定することができるので、不要なタイヤ識別情報が登録されることを防止することができる。
特に請求項3に記載のタイヤ識別情報登録システムにおいては、請求項4に記載のように、識別情報取得手段が取得する車両識別情報は電子メールアドレスであって、送信手段は、登録指令を送信すべき車両の電子メールアドレスに、登録指令が含まれる電子メールを送信し、登録手段は、自車両に対する電子メールを受信し、この電子メールに登録指令が含まれている場合に、登録指令に含まれるタイヤ識別情報を記憶手段に登録することが望ましい。
このようなタイヤ識別情報登録システムによれば、広く普及している電子メールを車両に送信することによりタイヤ識別情報を登録することができるので、汎用性の高いタイヤ識別情報登録システムとすることができる。
さらに、タイヤ空気圧監視システムにおいて、各検出手段は、タイヤ情報の1つとして、タイヤが車両本体に装着されているか否かを検知するための装着情報も無線送信するよう構成されていることが考えられる。この場合には、請求項5に記載のように、記憶手段はタイヤ識別情報を有効登録および無効登録に分類して記憶し、タイヤ状態取得手段は、検出手段により取得されたタイヤ情報に含まれるタイヤ識別情報が、記憶手段に無効登録されたタイヤ識別情報と一致するときにタイヤ状態に含まれるタイヤ識別情報と装着情報とを取得するよう構成する。そして、登録手段は送信手段から車両宛に送信された登録指令を受信したときに、登録指令に含まれるタイヤ識別情報を記憶手段に無効登録し、その後、タイヤ状態取得手段が取得した装着情報に基づいて、このタイヤが車両に装着されているか否かを判断し、該タイヤが車両に装着されている場合には、タイヤ識別情報を記憶手段に有効登録するよう構成すればよい。
このようなタイヤ識別情報登録システムによれば、登録手段が装着されているタイヤを認識することができるので、タイヤ交換やタイヤ購入時に装着されていないタイヤ空気圧を誤って検知することを防止することができ、装着されたタイヤについて確実に空気圧を検知することができる。
また、請求項5に記載のタイヤ識別情報登録システムにおいて、検出手段はタイヤが装着されているか否かを判断するための装着情報として、例えば、振動や加速度、或いは遠心力等を検出してもよいし、請求項6に記載のように、検出手段はタイヤの温度を検出してもよい。この場合、登録手段は、検出手段により検出されたタイヤ温度の変化に基づいて、タイヤが装着されているか否かを判断するようにすればよい。
このようなタイヤ識別情報登録システムによれば、確実にタイヤが装着されているか否かを検出することができる。
さらに請求項1〜請求項6の何れかに記載のタイヤ識別情報登録システムにおいて、識別情報取得手段は、例えば、予め複数のタイヤ識別情報を含む情報が蓄積された記録媒体(データベース)から装着するタイヤ識別情報を選択し、取得する構成が考えられるが、請求項7に記載のように、識別情報取得手段はバーコードを読み取ることによりバーコードに記載されたタイヤ識別情報を読み取るよう構成されていてもよい。
このようなタイヤ識別情報登録システムによれば、識別情報取得手段により容易かつ確実にタイヤ識別情報を読み取ることができるので、タイヤ識別情報の登録を容易にすることができる。
以下に本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明が適用された実施例のタイヤ識別情報登録システム(以下単に登録システムともいう)全体構成を表す説明図である。
本実施例の登録システムは、空気圧監視システムにおいて使用されるタイヤ情報(検出装置10を識別するために設定されたセンサID(本発明でいうタイヤ識別情報)や空気圧許容範囲等)を登録するときに使用されるシステムであって、図1に示すように、車両2内に備えられた各装置と車両2外部に配置された登録装置80(本発明でいうタイヤ識別情報登録装置)とから構成されている。
また、空気圧監視システムは、車両2の前後左右の車輪を構成する空気注入タイプのチューブレスタイヤ(以下単にタイヤという)4の内部にそれぞれ組み込まれた検出装置10(本発明でいう検出手段)と、監視装置40とを備えている。
なお、各車輪毎に設けられた検出装置10は、それぞれ、同一構成であることから、図1には1つの検出装置10を記載し、以下の説明においては、各車輪毎の検出装置10を総称して検出装置10ということとする。
登録装置80は、例えば、自動車販売店や自動車用品販売店等において、店員が商品の売却を行なうときの会計処理を迅速に行うことができるようにするための装置として使用されるものであって、読取装置82(本発明でいう識別情報取得手段)と通信装置88(本発明でいう送信手段)とを備えている。
読取装置82には、検出装置10を識別するためのセンサIDや、このタイヤにおける空気圧許容範囲等が記載されたバーコードを読み取り可能なバーコード読取機84と、クレジットカードの番号等の情報を読み取り可能な磁気読取機86とを備えている。また、磁気読取機86は、この磁気読取機86にて読み取るクレジットカードにメールアドレス(車両識別情報)等の個人情報が記録されている場合には、この個人情報も読み取り可能に構成されている。
通信装置88は、読取装置82が取得した情報を、インターネット網8を介して電子メール形式にて車両2に送信するための装置である。通信装置88から送信された電子メールは、インターネット網8および車両2に搭載されたナビゲーション装置70と無線接続するための通信施設90(ナビゲーション装置70および通信施設90は本発明でいう無線通信装置)を介して、ナビゲーション装置70に送信される。
また、ナビゲーション装置70には、車両を目的地まで案内するナビゲーション機能を司るナビECU(電子制御装置)72と、アンテナ76を介して通信施設90との無線通信を行うための通信装置74とを備えている。なお、通信施設90とナビゲーション装置70との無線通信には、例えば、極超短波(UHF)帯のRF信号(例えば、周波数800MHzの信号)が使用される。
ナビゲーション装置70と監視装置40とは車内LAN6にて通信可能に接続されており、この車内LAN6には運転席近傍に設けられた報知装置60(本発明でいう異常報知手段)も接続されている。
次に、空気圧監視システムを構成する各検出装置10は、各タイヤ内の空気圧等(本実施例では空気圧と温度)を検出し、その検出結果を、タイヤ毎に設定された所定の周期毎に極超短波(UHF)帯のRF信号(例えば、周波数315MHzの信号)を利用して、無線にて車体側の監視装置40に送信するよう構成されている。
なお、各検出装置10からのRF信号の送信電力は、RF信号が監視装置40側の受信アンテナ42に届いて、監視装置40側でタイヤ状態の検出結果(検出データ)を復元できる程度に設定されている。
一方、監視装置40は、検出装置10から送信されてくるRF信号を受信アンテナ42で受信し、その受信信号を復調することにより、各タイヤのタイヤ状態(空気圧、温度等)を監視し、その監視結果を車内LAN6を介して報知装置60に出力することで、タイヤ状態を乗員に報知する。
なお、報知装置60は、タイヤ状態表示用の表示装置と、タイヤ状態の異常時にその旨を音で報知するブザー、スピーカ等の警報装置とから構成され、タイヤ状態が正常のときには、その旨を表示装置に表示し、タイヤ状態の異常時には、異常を表示装置に識別表示させると共に、警報装置から警報音を発生させる。
次に、検出装置10と、監視装置40とから構成される空気圧監視システムについて詳しく説明する。
図1に示すように、検出装置10には、検出装置10の内部回路に供給するバッテリ14と、タイヤ4内の空気圧を検出する圧力センサ22と、タイヤ4内の温度を検出する温度センサ24と、これら各センサ22、24にて検出された空気圧や温度のデータを、タイヤ状態を表す検出信号(RF信号)として送信アンテナ26から送信する送信回路28と、制御回路20と、が備えられている。
ここで、制御回路20は、CPU、ROM、RAM等を中心とするマイクロコンピュータにて構成されており、ROMには、当該検出装置10が組み込まれたタイヤ固有の識別情報であるセンサIDが予め記憶されている。また、制御回路20には各センサによる検出結果を所定の時間間隔にて送信するためのタイマを備えている。
そして、この制御回路20は、圧力センサ22および温度センサ24を介してタイヤ状態(空気圧および温度)を検出し、その検出結果(検出データ)およびROMから読み出したセンサIDを送信回路28から送信させるよう構成されている。
また、タイヤ状態の検出データを送信するのに使用される送信回路28は、検出データをUHF帯のRF信号として送信するものであるため、UHF帯の搬送波を発生する局部発振器と、この局部発振器が発生した搬送波を制御回路20からの出力データ(検出結果)に従い変調する変調回路とから構成されており、この変調回路にて搬送波を変調したRF信号を、送信アンテナ26から送信させる。
また、送信アンテナ26は、監視装置40側の受信アンテナ42と同様、UHF帯(例えば315MHz)の信号を送受信可能なアンテナにて構成されている。
なお、制御回路20、送信回路28等、検出装置10の内部回路は、全て、バッテリ14から供給される直流定電圧を受けて動作するようにされている。また、監視装置40は、車両2に搭載された図示しない車載バッテリから電源供給を受けて動作する。
次に、監視装置40には、検出装置10から送信されたRF信号を受信する受信アンテナ42と、受信アンテナ42により受信されたタイヤ状態の検出データを復元する受信回路44と、受信回路44により復元された検出データを取り込み、報知装置60に出力することで、報知装置60によりタイヤ状態を乗員に報知させるタイヤECU50とが備えられている。
タイヤECU50は、検出装置10内の制御回路20と同様、CPU52、ROM54、RAM56(ROM54およびRAM56は、本発明でいう記憶手段)等を中心とするマイクロコンピュータにて構成されている。なお、RAM56は、車載バッテリからの給電が停止されてもデータが消失しない不揮発性のフラッシュメモリ等から構成されており、このRAM56には検出装置10毎に付与されたセンサID等が記憶される。
また、ROM54には、タイヤECU50にて実行されるプログラムや、タイヤ温度の許容範囲等が記憶されている。
次に、登録装置80によりバーコードに記載されたセンサIDが読み取られ、車両2に登録されるまでの処理について、図2〜図4を用いて順次説明する。図2は登録装置80を構成する読取装置82が実行する登録指令送信処理を示すフローチャートである。
図2に示す登録指令送信処理は、客がタイヤを購入するために登録装置80の電源が投入されると開始され、S110にて、バーコード読取機84を用いて、センサIDおよび空気圧許容範囲が記載されたバーコードを読み取ったか否かを判断する。バーコードを読み取っていないと判断すればS110の処理を繰り返し、バーコードを読み取ったと判断すればS120に移行する。
S120では、バーコード読取機84にて読み取ったバーコードの内容を解析し、S130に移行する。
そして、S130ではバーコードの内容であるセンサIDおよび空気圧許容範囲が正常に解析されたか否かを判断する。バーコードの解析結果が正常であると判断すればS150に移行し、バーコードの解析結果が異常であると判断すれば、S140にて図示しない表示装置に「NG」表示を行いS110に戻る。
次に、S150では、店員が操作する図示しないボタンからの信号を検出することにより、客が購入するタイヤの代金をクレジットカード決済するか否かを判断する。客がクレジットカード決済すると判断した場合にはS160に移行し、客がクレジットカード決済しないと判断した場合にはS200に移行する。
そして、S160では、磁気読取機86によりクレジットカードに埋め込まれた磁気テープに記載されたカード番号等の情報が読み取られたか否かを判断する。カード番号等の情報が読み取られたと判断すればS170に移行し、カード番号等の情報が読み取られていないと判断すればS170の処理を繰り返す。
次に、S170ではカード番号等の情報を解析しS180に移行する。
S180では、正常にカード情報を解析できたか否かを判断し、正常にカード情報を解析できたと判断すればS190に移行し、正常にカード情報を解析できなかったと判断すればS150に戻る。
そして、S190では、解析したカード情報に電子メールアドレスが含まれているか否かを判断する。電子メールアドレスが含まれていると判断すればS210に移行し、電子メールアドレスが含まれていないと判断すればS200に移行する。
S200に移行する場合には、図示しないボタンを店員が操作することにより電子メールアドレスを入力することになり、S200では、その電子メールアドレスが入力されたか否かを判断する。電子メールアドレスが入力されたと判断すればS210に移行し、電子メールアドレスが入力されていないと判断すればS200の処理を繰り返す。
そして、S210にて、クレジットカードから読み取られた電子メールアドレスまたは手入力された電子メールアドレスに、タイヤ識別情報とタイヤ識別情報の登録コマンドとが記述された電子メールを、通信装置88を介して送信し、登録指令送信処理を終了する。
ここで、登録コマンドは、例えば、電子メールにおける件名(題名)に「##ID」等の文字列を入力しておけばよい。
上記の登録指令送信処理にて送信された電子メールは、通信施設90およびアンテナ76を介して車両2のナビゲーション装置70における通信装置74にて受信される。このとき通信装置74が実行する処理を、図3(a)を用いて説明する。図3(a)はナビECU72が実行する登録指令中継処理を示すフローチャートである。
図3(a)に示す登録指令中継処理は、ナビECU72が電子メールの受信を行なう際に起動する処理であり、まず、S310にてナビゲーション装置70の通信装置74が電子メールを受信したか否かを判断する。電子メールを受信したと判断すればS320に移行し、電子メールを受信していないと判断すれば登録指令中継処理を終了する。
次にS320では、受信した電子メールに登録コマンドが含まれているか否かを判断する。登録コマンドが含まれていると判断すればS330に移行し、車内LAN6を介してタイヤECU50に登録コマンドと共にセンサIDを送信し、登録指令中継処理を終了する。
一方、S320にて登録コマンドが含まれていないと判断すれば、そのまま登録指令中継処理を終了する。
ここで、S320にて、登録コマンドが含まれているか否かの判断は、例えば、電子メールにおける件名(題名)に「##ID」等の文字列が含まれるか否かを判断することにより行なわれる。
次に、ナビECU72から送信された登録コマンドおよびセンサIDを受信するタイヤECU50が実行するセンサID登録処理について、図3(b)を用いて説明する。図3(b)は、タイヤECU50が実行するセンサID登録処理を示すフローチャートである。
図3(b)に示すセンサID登録処理は、タイヤECU50がタイヤECU50宛のコマンドを受信した際に実行される処理であって、まずS410にて、受信されたコマンドがセンサID登録コマンドであるか否かを判断する。
センサID登録コマンドであると判断すれば、S420に移行し、タイヤECU50内のRAMにセンサIDを登録し、センサID登録処理を終了する。
一方、S410にて、受信されたコマンドがセンサID登録コマンドではないと判断すれば、そのままセンサID登録処理を終了する。
ここで、S420にて登録されるセンサIDは、非アクティブ状態(無効登録)で登録される。なお、後述するが、登録されたセンサIDが非アクティブ状態のときは、センサIDがタイヤECU50に登録されていても空気圧を検出しないよう構成されている。
また、この非アクティブ状態をアクティブ状態(有効登録)にする処理は、図5に示すタイヤ状態監視処理の中で行なわれる。
以下に、監視装置40内のタイヤECU50が車両に搭載された各タイヤの状態を監視するために実行するタイヤ状態監視処理を、図4に示すフローチャートに沿って詳しく説明する。
なお、タイヤ状態監視処理は、監視装置40において、車両のキーレスエントリシステムによってドアロックが解除されたとき等、車両が走行前に操作されたときや、イグニッションスイッチがオンされエンジンが起動された後に開始される処理である。
図4に示すタイヤ状態監視処理は、まずS510にて検出装置10からの信号(空気圧、温度等のタイヤ情報)を受信したか否かを判断する。検出装置10からの信号を受信したと判断すればS520に移行し、検出装置10からの信号を受信していないと判断すればS510の処理を繰り返す。
S520では、検出装置10から受信した信号に含まれるセンサIDが、タイヤECU50に登録されているセンサIDと一致するか否かを判断する。また、これらのセンサIDが一致する場合には、登録されているセンサIDがアクティブ状態か非アクティブ状態かも判断する。S520にて受信したセンサIDと登録されているセンサIDとが一致し、且つ、登録されているセンサIDが非アクティブ状態であると判断すればS530に移行し、登録されているセンサIDがアクティブ状態であると判断すればS560に移行する。
一方、S520にて、受信したセンサIDと登録されているセンサIDとが一致しないと判断すれば、このままタイヤ状態監視処理を終了し、S510からの処理を繰り返す。
次に、S530では、検出装置10から受信した信号に含まれるタイヤ温度を取得し、タイヤECU50のRAM56に記憶する。
そして、S540に移行し、S540では、RAM56に記憶したタイヤ温度が前回RAM56に記憶したタイヤ温度と比較して、所定の温度以上上昇したか否かを判断する。タイヤ温度の上昇が所定以上であると判断すれば、S550に移行し、S550では、このタイヤは装着されているものとして、このタイヤ4のセンサIDを非アクティブ状態からアクティブ状態に切り替えてRAM56に記憶する。そしてS570に移行する。なお、アクティブ状態に設定するセンサIDは4つ(つまり車両2の車輪の数に一致)までとし、5つ目のセンサIDをアクティブ状態に設定する際には、既にアクティブ状態に設定されたセンサIDのうち、最初にアクティブ状態に設定されたセンサIDを非アクティブ状態に設定変更する。このような構成により、装着されているタイヤ4の検出装置10から送信されたセンサIDのみを常にアクティブに設定することができ、装着されていないタイヤ4のタイヤ状態を検出してしまうことを防止している。
一方、S540にて、タイヤ温度の上昇が所定温度未満であると判断すれば、タイヤ状態監視処理を終了し、S510からの処理を繰り返す。
次に、S520にて受信したセンサIDと登録されているセンサIDとが一致し、且つ、登録されているセンサIDが非アクティブ状態であると判断した場合に移行するS560では、検出装置10から受信した信号に含まれるタイヤ温度を取得し、S570に移行する。
そして、S570では、検出装置10から受信した信号に含まれるタイヤ空気圧を取得する。
そしてS580に移行し、S580では、このタイヤ空気圧がタイヤ毎に設定された空気圧許容範囲内であるか否かを判断する。タイヤ空気圧が空気圧許容範囲内であると判断すればS590に移行し、タイヤ空気圧が空気圧許容範囲外であると判断すればS610に移行する。
そして、S590では、タイヤ温度が予め設定された許容範囲内であるか否かを判断する。タイヤ温度が許容範囲内であると判断すればS600に移行し、タイヤ温度が許容範囲外であると判断すればS610に移行する。
S600では、車内LAN6を介して報知装置60にタイヤ空気圧およびタイヤ温度が正常である旨の表示をさせ、その後タイヤ状態監視処理を終了し、S510からの処理を繰り返す。
また、S610では、車内LAN6を介して報知装置60にタイヤ空気圧またはタイヤ温度に異常がある旨の表示および警報音の鳴動をさせ、その後タイヤ状態監視処理を終了し、S510からの処理を繰り返す。
ここで、図3(b)に示すセンサID登録処理、および図4に示すタイヤ状態監視処理におけるS540〜S550の処理は、本発明の登録手段に該当する。また、タイヤ状態監視処理におけるS520〜S530およびS560〜S570の処理は、タイヤ状態取得手段に該当する。さらに、タイヤ状態監視処理におけるS580およびS610の処理は、異常検知手段に該当する。
以上のように詳述したタイヤ識別情報登録システムにおいて、読取装置82はバーコードからセンサIDを取得し、通信装置88は読取装置82が取得したセンサIDを含む登録指令を車両2に対して送信する。そして、車両2に搭載されたタイヤECU50は、通信装置88からの登録指令を受信すると、この登録指令に含まれるセンサIDをRAM56に非アクティブ登録する。そして、タイヤECU50は、検出装置10がタイヤ温度を取得すると、タイヤ温度に基づいてタイヤ4が車両2に装着されているか否かを判断し、タイヤ4が車両2に装着されている判断した場合には、センサIDをRAM56にアクティブ登録する。
従って、このようなタイヤ識別情報登録システムによれば、面倒な入力操作することなくセンサIDを取得することができ、取得されたセンサIDを車両2側に登録することができるので、センサIDの登録を容易にすることができる。また、各タイヤ4にセンサIDを登録するためのスイッチ等を配置する必要がないので、タイヤ4の重量が重くなることがなく、車両2の走行性能を悪化させることがない。
また、タイヤECU50が装着されているタイヤ4を認識することができるので、タイヤ交換やタイヤ購入時に装着されていないタイヤ空気圧を誤って検知することを防止することができ、装着されたタイヤ4について確実に空気圧を検知することができる。
さらに、読取装置82は、車両2を特定するためのメールアドレスとセンサIDとを車両2の外部から取得し、そして、通信装置88は、メールアドレスに基づいて特定される車両2に対して、読取装置82により取得されたセンサIDを含む登録指令を、通信施設90およびナビゲーション装置70を介してタイヤECU50に対して送信するよう構成されている。
従って、メールアドレスによりセンサIDを送信する車両2を特定することができるので、不要なセンサIDが登録されることを防止することができる。
さらに、読取装置82が取得するメールアドレスは電子メールアドレスであって、通信装置88は登録指令が記述された電子メールを車両2に対して送信するよう構成されているので、広く普及している電子メールを車両2に送信することによりセンサIDを登録することができる。このため、汎用性の高いタイヤ識別情報登録システムとすることができる。
また、タイヤ空気圧監視システムには、タイヤ空気圧が許容範囲外であると判定した場合に、異常を運転者に報知する報知装置60を備えており、読取装置82は、センサIDに加えて空気圧許容範囲も取得し、通信装置88は読取装置82により取得されたセンサIDおよび空気圧許容範囲を含む登録指令を車両2に対して送信し、タイヤECU50は、センサIDに加えて空気圧許容範囲もRAM56に登録するよう構成されている。
従って、タイヤ4毎に適切な空気圧が異なっていた場合であっても、タイヤ4毎に異なる適切な空気圧許容範囲を設定することができるので、タイヤ空気圧がタイヤ4毎に設定された空気圧許容範囲から逸脱した場合に、報知装置60により異常として報知することができる。このため、タイヤ4の空気圧に異常が発生した場合に、例えば、単に空気圧を数値にて報知する場合と比較して、車両2の乗員に分かり易く報知することができる。
また、読取装置82は、バーコードを読み取ることによりバーコードに記載されたセンサIDを読み取るよう構成されているので、読取装置82により容易かつ確実にセンサIDを読み取ることができ、センサIDの登録を容易にすることができる。
このようなタイヤ識別情報登録システムに使用される登録装置80によれば、面倒な入力操作することなくセンサIDを取得することができ、取得されたセンサIDを車両2側に登録することができるので、車両2の走行性能を悪化させることなくセンサIDの登録を容易にすることができる。
また、タイヤ4からセンサID登録信号を発信させる構成にし、各タイヤ4にセンサID登録信号を発生させるためのスイッチ等を備える構成に比べて、本実施例のタイヤ識別情報登録システムにおいては、タイヤ4に備える部品の点数を削減することができるので、車両2本体よりも大量に生産するタイヤ4の製造コストを削減することができる。
なお、本発明の実施の形態は、上記の実施例に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
例えば、本実施例のタイヤ識別情報登録システムにおいて、検出装置10は装着情報としてタイヤ温度を検出し、タイヤECU50がタイヤ温度の変化を検出することによりタイヤ4が装着されているか否かを判断する構成にしたが、特にこのような構成に限らず、例えば、検出装置10は、振動や加速度、或いは遠心力等を検出し、タイヤECU50はこの検知結果に基づいてタイヤ4が装着されているか否かを判断するよう構成してもよい。
また、本実施例において、読取装置82が空気圧許容範囲を取得するためには2つの数値(上限値および下限値)を取得する必要があるが、特にこの構成に限定されるのではなく、読取装置82は空気圧閾値としての1つ数値(上限値または下限値)を取得するよう構成してもよい。
さらに、本実施例のタイヤ識別情報登録システムにおいては、車両2外部に配置された登録装置80と車両2とは、インターネット網8、通信施設90およびナビゲーション装置70を介して無線にて接続するよう構成したが、特にこのような構成に限らず、例えば、ケーブル等を用いて有線にて接続する構成にしてもよい。
また、本実施例のタイヤ識別情報登録システムにおいて、登録装置80は、バーコード読取機84や磁気読取機86により各種情報(空気圧許容範囲、センサID、メールアドレス、クレジットカード番号等の情報)を読み取るよう構成したが、特にこのように構成する必要はなく、例えば、予めICタグに各種情報を書き込んでおき、ICタグ読取装置により各種情報を読み取るよう構成してもよい。
さらに、無線にて登録装置80と車両2とを無線にて接続する場合であっても、インターネット網8、通信施設90およびナビゲーション装置70を介すことなく直接登録装置80と車両2とを接続してもよい。具体的には、例えば図5に示すような構成にすればよい。すなわち、RAM56には、予め車両2を特定するための車両ID(車両識別情報)を登録しておき、読取装置82は、車両2を特定するための車両IDとセンサIDとを車両2の外部から取得する。そして、通信装置88は、読取装置82により取得された各識別情報を含む登録指令を無線送信する。その後、タイヤECU50は通信装置88からの登録指令を受信すると予めRAM56に登録された車両識別情報がタイヤECU50から受信した車両識別情報と一致するか否かを判断し、車両識別情報が一致する場合に、センサIDをRAM56に登録する。
このような構成にしても、上述のタイヤ識別情報登録システムと同様の効果が得られる。
タイヤ識別情報登録システム全体構成を表す説明図である。 登録指令送信処理を示すフローチャートである。 登録指令中継処理を示すフローチャート(a)、およびセンサID登録処理を示すフローチャート(b)である。 タイヤ状態監視処理を示すフローチャートである。 変形例におけるタイヤ識別情報登録システム全体構成を表す説明図である。
符号の説明
2…車両、4…タイヤ、6…車内LAN、8…インターネット網、10…検出装置、20…制御回路、22…圧力センサ、24…温度センサ、28…送信回路、40…監視装置、44…受信回路、50…タイヤECU、60…報知装置、70…ナビゲーション装置、72…ナビECU、74…通信装置、80…登録装置、82…読取装置、84…バーコード読取機、86…磁気読取機、88…通信装置、90…通信施設。

Claims (7)

  1. 車両の複数のタイヤ内にそれぞれ組み込まれ、少なくとも該各タイヤの空気圧を検出し、該タイヤの空気圧を含むタイヤ状態と該タイヤを識別するために予め設定されたタイヤ識別情報とを含むタイヤ情報を、無線送信する複数の検出手段と、
    前記車両に搭載され、該車両に装着され得るタイヤについてのタイヤ識別情報を予め登録しておくための記憶手段と、
    前記車両に搭載され、前記各検出手段から送信されたタイヤ情報を受信し、該タイヤ情報に含まれるタイヤ識別情報が前記記憶手段に登録されたタイヤ識別情報と一致するか否かを判断し、該タイヤ識別情報が一致する場合に、受信したタイヤ情報からタイヤ状態を取得するタイヤ状態取得手段と、
    前記車両に搭載され、前記タイヤ状態取得手段により前記タイヤ状態を取得した後に、前記記憶手段に予め登録された空気圧許容範囲に基づいて、タイヤの空気圧が許容範囲内であるか否かを判断し、該タイヤの空気圧が許容範囲外であると判断した場合に、異常を運転者に報知する異常報知手段と、
    を備えたタイヤ空気圧監視システムにおいて、前記記憶手段にタイヤ識別情報を登録する際に使用されるタイヤ識別情報登録システムであって、
    前記車両の外部に配置され、前記記憶手段に登録すべきタイヤ識別情報および前記空気圧許容範囲を前記車両の外部から取得する識別情報取得手段と、
    前記車両の外部に配置され、前記識別情報取得手段により取得されたタイヤ識別情報および空気圧許容範囲を含む登録指令を前記車両に対して送信する送信手段と、
    前記車両に搭載され、該送信手段から該車両宛に送信された登録指令を受信すると、該登録指令に含まれるタイヤ識別情報および前記空気圧許容範囲を前記記憶手段に登録する登録手段と、
    を備えたことを特徴とするタイヤ識別情報登録システム。
  2. 前記記憶手段には、前記車両を特定するための車両識別情報が登録されており、
    前記識別情報取得手段は、前記タイヤ識別情報および前記空気圧許容範囲に加えて、前記車両を特定するための車両識別情報車両の外部から取得し、
    前記送信手段は、前記識別情報取得手段により取得された各識別情報を含む登録指令を無線送信し、
    前記登録手段は該送信手段からの登録指令を受信すると予め記憶手段に登録された車両識別情報が該登録手段から受信した車両識別情報と一致するか否かを判断し、該車両識別情報が一致する場合に、該タイヤ識別情報を記憶手段に登録すること、
    を特徴とする請求項1に記載のタイヤ識別情報登録システム。
  3. 前記識別情報取得手段は、前記タイヤ識別情報および前記空気圧許容範囲に加えて、前記車両を特定するための車両識別情報車両の外部から取得し、
    前記送信手段は、前記車両識別情報に基づいて特定される車両に対して、前記識別情報取得手段により取得されたタイヤ識別情報を含む登録指令を前記送信手段側および前記登録手段側の双方に備えられた無線通信装置を介して前記登録手段に対して送信すること
    を特徴とする請求項1に記載のタイヤ識別情報登録システム。
  4. 前記車両識別情報は電子メールアドレスであって、
    前記送信手段は、前記登録指令を送信すべき車両の電子メールアドレスに、前記登録指令が含まれる電子メールを送信し、
    前記登録手段は、自車両に対する電子メールを受信し、該電子メールに前記登録指令が含まれている場合に、該登録指令に含まれるタイヤ識別情報を前記記憶手段に登録すること
    を特徴とする請求項3に記載のタイヤ識別情報登録システム。
  5. 前記各検出手段は、前記タイヤ情報の1つとして、該タイヤが車両本体に装着されているか否かを検知するための装着情報も無線送信し、
    前記記憶手段はタイヤ識別情報を有効登録および無効登録に分類して記憶し、
    前記タイヤ状態取得手段は、前記検出手段により取得されたタイヤ情報に含まれるタイヤ識別情報が前記記憶手段に有効登録されたタイヤ識別情報と一致する場合に前記タイヤ状態を取得し、前記タイヤ識別情報が前記記憶手段に無効登録されたタイヤ識別情報と一致する場合に前記タイヤ状態に含まれるタイヤ識別情報と装着情報とを取得する構成であって、
    前記登録手段は、該送信手段から該車両宛に送信された登録指令を受信したときに、該登録指令に含まれるタイヤ識別情報を前記記憶手段に無効登録し、その後、前記タイヤ状態取得手段が取得した装着情報に基づいて該タイヤが車両に装着されているか否かを判断し、該タイヤが車両に装着されている場合には、該タイヤ識別情報を前記記憶手段に有効登録すること
    を特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載のタイヤ識別情報登録システム。
  6. 前記検出手段は、前記装着情報としてタイヤの温度を検出し、
    前記登録手段は、該検出手段により検出されたタイヤ温度の変化に基づいて、前記タイヤが装着されているか否かを判断すること
    を特徴とする請求項5に記載のタイヤ識別情報登録システム。
  7. 前記識別情報取得手段は、バーコードを読み取ることにより前記タイヤ識別情報を読み取ることを特徴とする請求項1〜請求項6の何れかに記載のタイヤ識別情報登録システム。
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