JP4196383B2 - 貫通部の耐火用スリーブ - Google Patents

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Description

本発明は、建築物の壁にケーブルや配管を挿通せしめる貫通部の耐火工法に用いる耐火用スリーブに係り、特に、中空壁に設けた貫通部に施工する耐火用スリーブに関する。
中空壁に各種のケーブルや冷媒管を挿通するには、耐火工法として鋼製開口枠を使用する必要がある。この中空壁とは、間柱の両側に石膏ボード等を貼り付けた中空構造の間仕切り壁であり、国土交通大臣認定を取得している中空壁では、鋼製開口枠を装着することで、熱膨張性耐火パックを使用した耐火工法が認められている。例えば、厚さ80mm以上で開口サイズが直径160mm以下の円形状の開口枠に、該耐火工法を採用するには、板厚0.3mm以上の鋼板製開口枠の使用が義務付けられている。そして、この鋼板製開口枠内のケーブルや冷媒管等の周囲に熱膨張性耐火パックを充填する耐火工法が、所謂、中空壁工法(国土交通大臣認定番号PS060 WL-0197)として認められている。
この種の耐火工法は、例えば特許文献1の如く、コンクリート壁に開口した孔に、蛇腹状の耐火スリーブを挿入し、この耐火スリーブと開口した孔との間に耐火性の充填材を充填すると共に、耐火スリーブ内のケーブル等の周囲に熱膨張性耐火パテを充填するものなどがあった。
特開平6−241352号公報
ところが、特許文献1の耐火工法では、壁面に開口した貫通孔の内径よりやや小さい直径の蛇腹状の耐火スリーブを選択し、且つ、耐火スリーブを貫通孔の長さよりも長めに切断して使用するものである。したがって、壁面に開けた貫通孔のサイズに合わせて耐火スリーブを用意する必要があり、耐火工法の作業前に、適当なサイズの耐火スリーブを製作する必要があった。
また、特許文献1の耐火工法の如く、従来の耐火スリーブを使用するには、壁面等に開口した貫通孔と耐火スリーブの外側面との間に耐火性の充填材を充填する必要がある。この充填材は、耐火スリーブの内部に充填する熱膨張性耐火パテの充填作業とは別途に充填する必要があるので、特許文献1に記載の耐火工法では、充填材の充填作業が少なくとも2回必要になり、多くの手間を要する作業になっていた。
更に、特許文献1のように、筒状の耐火スリーブを使用する工法では、先に耐火スリーブを施工した後に、該耐火スリーブ内にケーブル等を挿入する作業になる。逆に、貫通孔内にケーブルが挿入された後では、ケーブル等の端部から耐火スリーブを通す必要があり、耐火スリーブを後付けで装着する場合の作業は、極めて困難な作業になっていた。
そこで、本発明は上述の課題を解消すべく創出されたもので、中空壁に施工する中空壁工法に使用可能で、しかも、貫通孔のサイズに合わせてスリーブの直径や長さの調整が可能になり、後付けでの装着も極めて容易に行うことができ、貫通孔とスリーブとの隙間を隠して外観を良好にする貫通部の耐火用スリーブの提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本発明における第1の手段は、建築物の中空壁の貫通孔P1に挿通する略筒状の鋼製のスリーブ本体10と、該スリーブ本体10の開口端部に装着され、貫通孔P1の周囲壁面に仮止めするフランジプレート20とからなる貫通部の耐火用スリーブにおいて、前記スリーブ本体10は、スリーブ本体10の直径を二分するように形成した一対のスリーブ片11を組み合わせて略円筒状に形成され、各スリーブ片11相互の重合位置をスライド自在に固定してスリーブ本体10の直径を貫通孔P1の直径に合わせるように調整自在に設け、該スリーブ本体10は、前記貫通孔P1の両側から夫々挿入するように一対のスリーブ本体10が使用され、各スリーブ本体10の挿入がわ端部相互を貫通孔P1の内部でスライド自在に重合し、該スリーブ本体10の長さを貫通孔P1の長さに合わせるように調整自在に設けたことにある。
の手段の前記フランジプレート20は、前記フランジプレート20は、略円弧状のプレート片21を一対組み合わせて略円形のフランジプレート20が構成され、該プレート片21に、前記スリーブ本体10の開口部内側面に重合する重合片22と、プレート片21相互が重合する両端部相互に止着具30を挿通せしめる挿通長孔23とを設け、該挿通長孔23の重ね位置を調整してフランジプレート20の直径を調整自在に設けている。
の手段は、前記スリーブ本体10を形成するスリーブ片11の開口部外周面の一部に係止片12を設け、該係止片12に前記フランジプレート20を重合せしめると共に、該係止片12に前記止着具30を挿通せしめる係止孔13を開穿し、フランジプレート20の挿通長孔23に挿通する止着具30を該係止孔13に挿通してフランジプレート20を壁面に仮止めすると共に、スリーブ片11に開穿した固定孔24に前記止着具30を挿通してフランジプレート20を壁P面に固定するように設ける。
の手段の前記スリーブ片11は、重合する側板相互にスライド用切欠部14と該スライド用切欠部14に沿って移動する係止爪部15とを形成し、各スリーブ片11のスライド位置を係止爪部15の位置で調整し、重合したスリーブ片11の側板相互を該係止爪部15で圧着してスリーブ片の重合位置を固定するように設けたことを課題解消のための手段とする。
本発明の請求項1により、壁Pの貫通孔P1に挿通する略筒状の鋼製のスリーブ本体10を使用するので、中空壁に施工する中空壁工法に用いることができる。しかも、各スリーブ片11相互の重合位置をスライド自在に固定しているので、貫通孔P1の直径に合わせてスリーブ本体10の直径の調整が可能になっている。また、スリーブ本体10を一対のスリーブ片11で形成しているので、既にケーブルQ等が挿入されている貫通孔P1への後付け作業でも、極めて容易に行うことができる。
また、各スリーブ本体10の挿入がわ端部相互を貫通孔P1の内部でスライド自在に重合するので、貫通孔P1の長さに合わせてスリーブの長さの調整ができる。更に中空壁に各種のケーブルQや冷媒管Rを挿通するには、石膏ボード等に貫通孔P1を開穿することになる。この際、現場で石膏ボード等に貫通孔P1を開口した場合、正確な円形に開口することは極めて困難であり、いびつな貫通孔P1や、開口縁部が崩れた状態の貫通孔P1が形成されることが多い。そこで、請求項1の如く、貫通孔P1の周囲壁面に仮止めするフランジプレート20を有しているので、いびつな貫通孔P1等をフランジプレート20で隠蔽することで、外観上の体裁を良好にする
更に、請求項により、挿通長孔23の重ね位置を調整してフランジプレート20の口径を調整自在に設けたことで、フランジプレート20の口径を前記スリーブ本体10の口径に容易に合わせることができる。しかも、貫通孔P1とスリーブ本体10との隙間をフランジプレート20で隠蔽することができるので、外観上の体裁を良好にしている。
また、請求項により、フランジプレート20の挿通長孔23に挿通する止着具30を該係止孔13に挿通してスリーブ本体10とフランジプレート20とを壁面仮止めすると共に、スリーブ片11に開穿した固定孔24に止着具30を挿通してフランジプレート20を壁P面に固定するように設けているので、スリーブ本体10とフランジプレート20との装着作業を簡略化することができる。
そして、請求項により、各スリーブ片11のスライド位置を係止爪部15の位置で調整し、重合したスリーブ片11の側板相互を該係止爪部15で圧着してスリーブ片の重合位置を固定するように設けているので、簡単な構成でスリーブ片11を固定することが可能である。しかも、係止爪部15は、スリーブ片11の側面に圧着しているので、この側面から突出することがなく、この係止爪部15が本発明耐火スリーブを利用して耐火工法を施す際の妨げにならずに済む利点がある。
このように、本発明によると、中空壁に施工する中空壁工法に用いることができ、しかも、貫通孔のサイズに合わせてスリーブの直径や長さの調整が可能になり、後付けでの装着も容易に行えるなどといった種々の効果を奏するものである。
本発明システムの最良の形態は、建築物の壁Pの貫通孔P1に挿通する略筒状の鋼製のスリーブ本体10と、該スリーブ本体10の開口端部に装着され、貫通孔P1の周囲壁面に仮止めするフランジプレート20とで構成する。スリーブ本体10の直径を二分するように形成した一対のスリーブ片11を組み合わせてスリーブ本体10を略円筒状に形成する。各スリーブ片11相互の重合位置をスライド自在に固定してスリーブ本体10の直径を貫通孔P1の直径に合わせるように調整自在に設ける。貫通孔P1の両側から夫々挿入するように一対のスリーブ本体10を使用する。各スリーブ本体10の挿入がわ端部相互を貫通孔P1の内部でスライド自在に重合させ、該スリーブ本体10の長さを貫通孔P1の長さに合わせるように調整自在に設ける。略円弧状のプレート片21を一対組み合わせて円形のフランジプレート20を構成する。該プレート片21に、前記スリーブ本体10の開口部内側面に重合する重合片22と、プレート片21相互が重合する両端部相互に止着具30を挿通せしめる挿通長孔23とを設ける。挿通長孔23の重ね位置を調整してフランジプレート20の直径を調整自在に設けると共に、挿通長孔23内の止着具30でフランジプレート20を貫通孔P1の周囲に固定するように設けることより、当初の目的を達成するものである。
以下、本発明の一実施例を説明する。本発明耐火用スリーブの基本構成は、スリーブ本体10とフランジプレート20とから成る(図5参照)。
スリーブ本体10は、建築物の壁Pの貫通孔P1に挿通する略筒状の鋼製の部材であり、例えば、板厚0.3mm以上の鋼板を使用することで、中空壁工法での使用を可能にしている。このスリーブ本体10は、一対のスリーブ片11を組み合わせて円筒状に形成する(図1参照)。すなわち、スリーブ片11は、スリーブ本体10の直径を二分するように形成されており、これら二つのスリーブ片11を組み合わせて略円筒状に形成する。そして、各スリーブ片11相互の側板の重合位置をスライド自在に調整してスリーブ本体10の口径を貫通孔P1の直径に合わせるものである。したがって、スリーブ片11の各側板の断面形状は、真円を二分した円弧形状と比較して、互いに重合せしめる面積を多めに設けた長めの円弧形状を成すように形成されている。このようにスリーブ片11を形成することで、異なった口径の貫通孔P1に適応可能になる。
また、スリーブ本体10は、貫通孔P1の両側から夫々挿入するように一対使用する。そして、各スリーブ本体10の挿入がわ端部相互を、貫通孔P1の内部でスライド自在に重合させることで、該スリーブ本体10の全体の長さを貫通孔P1の長さに合わせるものである(図2参照)。そのため、各スリーブ本体10の長さは、貫通孔P1の長さの少なくとも半分以上の長さに予め設定しておく必要がある。
図中、符号12は、スリーブ片11の開口部外周面の一部に設けた係止片である(図1参照)。この係止片12は、壁P面に係止すると共に、前記フランジプレート20に重合せしめるもので、前記止着具30を挿通する係止孔13を、この係止片12にも開穿している。そして、該係止孔13と、後述するプレート片21の挿通長孔23とに止着具30を挿通し、フランジプレート20を仮止めした後、スリーブ本体10とフランジプレート20とを壁面に固定するものである。図示の係止片12は、係止片12の一部に略三角形状の突起12Aを屈曲し、この突起12Aを壁面に差し込むことでスリーブ本体10を仮り止めできるように設けている。
一対のスリーブ片11を固定して任意の筒状に形成するには、スライド用切欠部14と係止爪部15とを用いている(図4参照)。図示のスライド用切欠部14は、スリーブ片11の端部の一部を、略倒コ字状に切り欠いている。一方、係止爪部15は、該スライド用切欠部14に沿って移動する部材で、図示の係止爪部15は、スリーブ片11の端部に舌片状に形成している。そして、この係止爪部15をスリーブ片11の外側面がわに折り返してスライド用切欠部14に沿った移動を可能にしている。更に、重合したスリーブ片11の側板相互を固定するには、この係止爪部15をスリーブ片11の側板に強く圧着することでスリーブ片11相互の側板を固定するものである。
フランジプレート20は、スリーブ本体10の開口端部に装着される部材で、壁Pの貫通孔P1周囲に固定することで、貫通孔P1を隠蔽する。すなわち、中空壁に各種のケーブルQや冷媒管Rを挿通するには、石膏ボード等に貫通孔P1を開穿することになる。この際、現場で石膏ボード等に貫通孔P1を開口した場合、正確な円形に開口することは極めて困難であり、いびつな貫通孔P1や、開口縁部が崩れた状態の貫通孔P1が形成されることが多い。そこで、いびつな貫通孔P1等をフランジプレート20で隠蔽することで、外観上の体裁を良好にするものである。
図示のフランジプレート20は、略円弧状のプレート片21を一対組み合わせて円形のフランジプレート20を構成するように設けている(図3参照)。そして、各プレート片21に重合片22を設け、この重合片22を前記スリーブ本体10の開口部に挿入する。更に、プレート片21相互が重合する両端部に挿通長孔23を設け、この挿通長孔23に止着具30を挿通する。この止着具30を挿通した状態で、挿通長孔23の重ね位置をスライド調整することで、フランジプレート20の直径を調整する。また、止着具30は、フランジプレート20とスリーブ本体10とを貫通孔P1の周囲に固定するものでもある(図5参照)。
本発明耐火用スリーブを使用する手順は次の通りである。まず、一対のスリーブ片11を組み合わせて筒状のスリーブ本体10を形成し、このスリーブ本体10の口径を貫通孔P1の口径に合わせた状態でスライド用切欠部14内の係止爪部15を圧着し、所定口径のスリーブ本体10を形成する。同様の手順で二つ目のスリーブ本体10を形成する。このとき二つのスリーブ本体10を全く同じ口径にすると、貫通孔P1内部で重合できなくなるので、相互の口径を僅かに変えておく必要がある。
これら一対のスリーブ本体10を貫通孔P1の両側から内部に挿入し、貫通孔P1の内部で挿入端部を重合させてスリーブ本体10の長さを貫通孔P1の長さに合わせる。各係止片12が貫通孔P1の周囲に係止した状態になると、スリーブ本体10全体の長さが貫通孔P1の長さに調整されたことになる(図2参照)。
次に、一対のプレート片21を組み合わせて略円形のフランジプレート20を形成し、重合片22をスリーブ本体10の内部に挿入する。更に、挿通長孔23相互を重ねた状態で止着具30を挿通し、更にこの止着具30を、係止片12の係止孔13に挿通することで、フランジプレート20を仮止めする(図3参照)。そして、プレート片21の固定孔24に別の止着具30を挿通してフランジプレート20の口径を調整しながら壁Pに固定する。最後に、仮止めしている挿通長孔23の止着具30で、フランジプレート20とスリーブ本体10とを壁P面に固定するものである。
この後、所謂、中空壁工法が施される。すなわち、スリーブ本体10の内部に挿通したケーブルQや冷媒管Rの周囲に、熱膨張性耐火パックSを充填する工法である(図5参照)。この工法では、熱膨張性耐火パックSを充填した後に、支え金具Tや押え金具Uを装着して熱膨張性耐火パックSを固定している。この熱膨張性耐火パックの充填作業によって、スリーブ本体10は貫通孔P1の内部に強力に圧着されることになる。また、この熱膨張性耐火パックは燃焼すると自ら膨張して貫通孔P1を閉塞し、貫通孔P1からの延焼を防止する。
尚、本発明は、図示例に限定されるものではなく、各構成の寸法や形状等の設計変更、および材質の変更など任意に行えるものであり、本発明の要旨を変更しない範囲において従来技術を自由に採用できるものである。
本発明の一実施例を示す分解斜視図である。 本発明の装着状態を示す側面図である。 本発明の使用状態を示す平面図である。 本発明のスライド用切欠部と係止爪部を示す要部斜視図である。 本発明の使用状態を示す一部切り欠き斜視図である。
符号の説明
P 壁 P1 貫通孔
Q ケーブル
R 冷媒管
S 熱膨張性耐火パック
T 支え金具
U 押え金具
10 スリーブ本体 11 スリーブ片
12 係止片
12A 突起
13 係止孔
14 スライド用切欠部
15 係止爪部
20 フランジプレート 21 プレート片
22 重合片
23 挿通長孔
24 固定孔
30 止着具

Claims (4)

  1. 建築物の中空壁の貫通孔に挿通する略筒状の鋼製のスリーブ本体と、該スリーブ本体の開口端部に装着され、貫通孔の周囲壁面に仮止めするフランジプレートとからなる貫通部の耐火用スリーブにおいて、前記スリーブ本体は、スリーブ本体の直径を二分するように形成した一対のスリーブ片を組み合わせて略円筒状に形成され、各スリーブ片相互の重合位置をスライド自在に固定してスリーブ本体の直径を貫通孔の直径に合わせるように設け、該スリーブ本体は、前記貫通孔の両側から夫々挿入するように一対のスリーブ本体が使用され、各スリーブ本体の挿入がわ端部相互を貫通孔の内部でスライド自在に重合し、該スリーブ本体の長さを貫通孔の長さに合わせるように設けたことを特徴とする貫通部の耐火用スリーブ。
  2. 前記フランジプレートは、略円弧状のプレート片を一対組み合わせて略円形のフランジプレートが構成され、該プレート片に、前記スリーブ本体の開口部内側面に重合する重合片と、プレート片相互が重合する両端部相互に止着具を挿通せしめる挿通長孔とを設け、該挿通長孔の重ね位置を調整してフランジプレートの直径を調整自在に設けた請求項1記載の貫通部の耐火用スリーブ。
  3. 前記スリーブ本体を形成するスリーブ片の開口部外周面の一部に係止片を設け、該係止片に前記フランジプレートを重合せしめると共に、該係止片に前記止着具を挿通せしめる係止孔を開穿し、フランジプレートの挿通長孔に挿通する止着具を該係止孔に挿通してフランジプレートを壁面に仮止めすると共に、スリーブ片に開穿した固定孔に止着具を挿通してフランジプレートを壁面に固定するように設けた請求項1又は2記載の貫通部の耐火用スリーブ。
  4. 前記スリーブ片は、重合する側板相互にスライド用切欠部と該スライド用切欠部に沿って移動する係止爪部とを形成し、各スリーブ片のスライド位置を係止爪部の位置で調整し、重合したスリーブ片の側板相互を該係止爪部で圧着してスリーブ片の重合位置を固定するように設けた請求項1記載の貫通部の耐火用スリーブ。
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