JP4195141B2 - ショックアブソーバ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、ショックアブソーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、シリンダ内を移動可能なピストンを有し、該ピストンの移動により、シリンダ内に充填された液体がオリフィスを通じて流動することにより衝撃吸収するショックアブソーバが知られている。
通常、ショックアブソーバを設置する場所には制限があるため、その衝撃吸収特性を調整するにあたって、シリンダの外寸を大きくすることにも限界があり、また、シリンダの肉厚を薄くして、シリンダ内部の容積を大きくすることにも耐久性等の点から限界がある。このため、オリフィスの数又は孔径を調節することにより、制御対象物に合わせた特性合わせが行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる特性合わせは、ショックアブソーバの製造段階においては比較的容易であるものの、完成品を設置後、制御対象物の変更等により衝撃吸収特性を変化させる場合には、設置されたショックアブソーバを一旦取り外し、分解して作業しなければならず、相当の手間、時間ともにかかり困難であった。また、オリフィスの開閉を行うスプールを設け、該スプールにより液体の流動を制限して衝撃吸収特性を調整するものもあるが、オリフィスが複数の場合に、そのすべてに対応させてスプールを配設したものは構造が複雑となる一方、その一部のみに配設したのでは、液体の流量制御が不安定となるため、特性が一定抗力の安定した吸収状態となるよう調整することが困難であるという欠点がある。
【0004】
そこで、本発明は、設置された状態で、制御対象物に合わせて衝撃吸収特性を容易に調整することができると共に、特性が一定抗力の安定した吸収状態となるよう調整することが可能なショックアブソーバを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に記載のショックアブソーバは、液体が充填されたシリンダと、該シリンダ内を移動可能であると共に、一端が開放され、他端に端壁を有する筒状のピストンと、周壁に、厚み方向に貫通するオリフィスが形成されていると共に、前記ピストンの内周面に摺接する程度の外径で形成され、該ピストンの移動の際、ピストンの内周面が該周壁の外周面に沿って移動するように前記シリンダ内に固定配設される筒状のガイド部材と、該ガイド部材内に配設され、前記オリフィスを通過する液体の流量を調整する調整軸とを具備することを特徴とする。
請求項2に記載のショックアブソーバは、請求項1記載のショックアブソーバであって、前記調整軸が、厚み方向に貫通する孔部と、外周面における該孔部と連通する位置に、幅と深さのいずれか少なくとも一方が円周方向に沿って異なる形状に形成された溝部とからなる流量調整部を周壁に有すると共に、前記ガイド部材内に、軸心を中心として回転可能に、かつ任意の回転位置で該流量調整部と前記オリフィスとが連通するように嵌挿されていることを特徴とする。
請求項3に記載のショックアブソーバは、請求項1又は2記載のショックアブソーバであって、前記オリフィスが、前記ガイド部材の長さ方向に沿って複数設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載のショックアブソーバは、請求項3記載のショックアブソーバであって、前記流量調整部が、前記調整軸の長さ方向に沿って、かつ各オリフィスに対応して複数設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載のショックアブソーバは、請求項1〜4のいずれか1に記載のショックアブソーバであって、前記ピストンの復帰スプリングが、該ピストンの外周面に沿って、前記シリンダ内の底部とピストンの端壁との間に配設されていることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図において、符号1は本発明の一の実施の形態に係るショックアブソーバであり、シリンダ2、ピストン3、ピストンロッド4、ガイド部材5、調整軸6を有して構成される。
【0007】
シリンダ2は、筒状に形成され、内部にオイル等の液体が充填されると共に、一端21側が、後述の調整軸6の一端61側が挿通される挿通孔を有する閉塞部材23により閉塞されている。一方、他端22側には、後述のピストンロッド4をシリンダ2外へ突出させるためのピストンロッド挿通孔を有する蓋部材24が液密に配設されている。また、他端22側の内部には、ピストンロッド4を取り囲むようにアキュムレータ25が配設されている。
【0008】
ピストン3は、一端(シリンダ2の一端21側)が開放されていると共に、他端(シリンダ2の他端22側)に、シリンダ2の内径よりも小さい外径を有する略円形の端壁31を有する筒状に形成され、その周壁32は、端壁31の外径よりも小さい外径を有している。
【0009】
ピストンロッド4は、一端側が、ピストン3の端壁31の略中央に取り付けられると共に、他端側が、上記した蓋部材24のピストンロッド挿通孔から外部に突出して配設されている。なお、上記のピストン3及びピストンロッド4は、一体に成形してもよいことは勿論である。
【0010】
ガイド部材5は、図3に示すように、一端51側から他端52側へと向かうに従って、その外径が階段状に小さくなるよう形成されていると共に、その内部には、後述の調整軸6が嵌挿される軸受け孔53を有する筒状に形成されている。
【0011】
このガイド部材5の最も大きい外径を有する部分(大径部)54は、シリンダ2の一端21側の内径と同程度の外径を有しており(図1参照)、かかる大径部54には、シリンダ2内に充填される液体の外部への漏れを防止するためのOリング54aが配設されている。
【0012】
ガイド部材5において、大径部54に隣接し、大径部54よりも小さい外径を有する部分55の周壁には、かかる部分55において相対峙する位置に、厚み方向に貫通する、液体が通過する液体流路55aが形成されている。
【0013】
ガイド部材5の他端52側に位置する最も小さい外径を有する部分(小径部)56は、ピストン3の内径に摺接する程度の外径を有しており(図1参照)、かかる小径部56の周壁には、厚み方向に貫通する第1のオリフィス57が所定の間隔をおいて複数設けられている。
【0014】
かかる構成のガイド部材5は、図1に示すように、シリンダ2の一端21側からシリンダ2の内部に挿入され、小径部56の端部(ガイド部材5の他端52)がピストン3の周壁32内に一部挿入されるように配置されると共に、大径部54の周壁に厚み方向に貫通形成されたネジ穴54bに、シリンダ2の一端21側の周壁に厚み方向に貫通形成されたネジ穴2aに螺合される固定ネジ9が螺合されて固定される。これにより、ピストン3が衝撃吸収特性を発揮する方向(シリンダ2の一端21側方向)へ移動する際には、ピストン3の内周面が、ガイド部材5の周壁の外周面(小径部56の外周面)に沿って摺接しつつ移動する。
【0015】
調整軸6は、図3に示すように、一端61側に、最も大きい外径を有する部分(大径部)63を有し、この大径部63に隣接し、大径部63よりも小さい外径を有する部分64には、シリンダ2内に充填される液体の外部への漏れを防止するためのOリング64aが配設されている。
【0016】
調整軸6の他端62側に位置する最も小さい外径を有する部分(小径部)65は、ガイド部材5の内部に形成された軸受け孔53の内径(ガイド部材5の小径部56の内径)と同程度の外径を有しており(図1参照)、かかる小径部65の周壁には、孔部68と溝部66とから構成される流量調整部が設けられている。この流量調整部は、厚み方向に貫通する孔部68と、外周面における該孔部68と連通する位置に、幅と深さのいずれか少なくとも一方が円周方向に沿って異なる形状に形成された溝部66とから構成されるものであれば特に制限されないが、本実施の形態では、以下のように形成されている。すなわち、流量調整部を構成する孔部68は、小径部65の周壁に、該周壁の長さ方向に沿って所定の間隔をおいて、厚み方向に貫通して形成される一方、溝部66は、小径部65の周壁の外周面における各孔部68と連通する位置に、それぞれ円周方向に沿って、各孔部68の形成位置が最大深さとなるよう、その中心が小径部65の軸心と偏心して複数刻設されている(図2及び図3参照)。
【0017】
また、小径部65の内部には、その軸心に沿って、液体が通過する液体通過孔67が形成されている。この液体通過孔67は、大きい内径を有する部分67aと小さい内径を有する部分67bとを有して形成されており、上記の各孔部67は、小径部65の周壁を厚み方向に貫通形成されることで、かかる大きい内径を有する部分67aと連通している。また、小径部65の周壁には、小径部65の内部の小さい内径を有する部分67bと連通する液体流路69が厚み方向に貫通して形成されている。
【0018】
かかる構成の調整軸6は、図1に示すように、小径部65の周壁に設けられた孔部68と溝部66とからなる流量調整部が、ガイド部材5の小径部56の周壁に形成されたオリフィス57と対向するように、ガイド部材5の一端51側からガイド部材5の軸受け孔53に嵌挿され、ガイド部材5の大径部54のネジ穴54aに螺合される固定ネジ9により、調整軸6の大径部63が押さえ付けられるようにして固定される。但し、調整軸6は、固定ネジ9を緩めることにより固定状態が解除され、ガイド部材5の軸受け孔53内で、その軸心を中心として回転可能であると共に、任意の回転位置で固定された場合でも、溝部66が小径部55の周壁の円周方向に沿って刻設されているため、該溝部66と孔部68からなる流量調整部とガイド部材5のオリフィス57とが連通した状態となっている(図4(b)参照)。
【0019】
なお、調整軸6の液体通過孔67の大きい内径を有する部分67aと小さい内径を有する部分67bとの境界部には、液体の流動を制御する球状のボール弁8が配置され、また、液体通過孔67の大きい内径を有する部分67aには、ボール弁8の動きを規制するストッパ7が配設されている。このストッパ7は、ヘッド部71とピン部72からなる断面略T字状に形成され、ヘッド部71には、液体が通過する液体流路73が形成されている。
【0020】
ここで、符号10は、衝撃吸収特性を発揮する方向(シリンダ2の一端21側方向)に移動したピストン3を原位置に復帰させるための復帰スプリングである。この復帰スプリング10は、コイルスプリングからなり、一端をシリンダ2内の底部、すなわち、ガイド部材5において、大径部54に隣接し、大径部54よりも小さい外径を有する部分55の端面に当接させ、他端をピストン3の端壁31に当接させて、ピストン3の外周面(周壁32の外周面)に沿って配設されており、常時、ピストン3を衝撃吸収特性を発揮しない方向(シリンダ2の他端22側方向)に付勢している。
【0021】
上記のように構成されるショックアブソーバ1によれば、ピストンロッド4の他端に制御対象物が当接するなどして、ピストンロッド4が押圧されると、ピストン3はシリンダ2の一端21側方向へ移動する。このとき、ピストン3は、周壁32の内周面がガイド部材5の小径部56の外周面に摺接しつつ、かつ周壁32内の液体を圧縮しつつ移動する。これにより、ピストン3の周壁32内の液体は、ストッパ7のヘッド部71に形成された液体流路73を通じて調整軸6の小径部65の内部に形成された液体通過孔67に流れ込む。
【0022】
液体通過孔67には、その大きい内径を有する部分67aと小さい内径を有する部分67bとの境界部に、液体の流動を制御する球状のボール弁8が配置されているが、このボール弁8は、ピストン3の周壁32内の液体が、液体通過孔67の大きい内径を有する部分67aに流れ込む際の圧力により移動して、図1に示すように、かかる大きい内径を有する部分67aと小さい内径を有する部分67bとの境界部を閉塞する。このため、液体通過孔67の大きい内径を有する部分67aに流れ込む液体は、調整軸6の小径部65の周壁に設けられた流量調整部を構成する孔部68を通じて調整軸6の小径部65の外周面に刻設された溝部66内に流れ込み、さらに、ガイド部材5の小径部56の周壁に形成されたオリフィス57を通じてガイド部材5の外部へと流出する。そして、この流出した液体は、シリンダ2の内周面に沿ってシリンダ2の他端22側方向(ピストン3の端壁31の後方)へと流動し、アキュムレータ25にも蓄積される。
【0023】
このように、液体が、調整軸6の流量調整部(孔部68及び溝部66)とガイド部材5のオリフィス57を通過する際の動圧抵抗によりピストン3及びピストンロッド4の動きはゆっくりしたものとなり、制御対象物の衝撃を緩和する。
【0024】
ピストン3が、シリンダ2内において、シリンダ2の一端21側方向へさらに移動していくと、それに伴ってガイド部材5の小径部56の周壁に設けられている複数のオリフィス57が、ピストン3の周壁32の内周面により、ピストン3の開放端寄りに設けられているものから順に閉塞されていく。従って、作用する抵抗は徐々に大きくなる。そして、すべてのオリフィス57が閉塞されると、シリンダ2内の液体の流動が行われなくなり、ロック状態となる。
【0025】
一方、制御対象物の負荷がピストンロッド4から除去されると、復帰スプリング10により、ピストン3がシリンダ2の他端22側方向へ移動する。これにより、オリフィス57の閉塞状態が解除され、ピストン3の端壁31の後方に蓄積されていた液体が、オリフィス57及び流量調整部(孔部68及び溝部66)を経由してピストン3の周壁32内に流れ込む。
【0026】
また、それと同時に、調整軸6の液体通過孔67の大きい内径を有する部分67aの内部が負圧となるため、ボール弁8がストッパ7のピン部72の先端に当接するように移動して、液体通過孔67の大きい内径を有する部分67aと小さい内径を有する部分67bとの境界部が開放される。これにより、液体は、ガイド部材5及び調整軸6にそれぞれ設けられた液体流路55a,69をも経由してピストン3の周壁32内に流れ込む。その結果、ピストン3とピストンロッド4は速やかに原位置に復帰する。
【0027】
また更に、ショックアブソーバ1によれば、所定の設置場所に設置後においても、設置された状態で調整軸6を所定の角度回転させるだけで、制御対象物に合わせて衝撃吸収特性を容易に調整することができる。すなわち、図2及び図4(a)に示すように、調整軸6の流量調整部を構成する孔部68の位置を、ガイド部材5のオリフィス57に対して対向するように配置した場合には、オリフィス57に対して溝部66の深い部位を通じて液体が流れ込むため、この際に生じる動圧抵抗は比較的小さくなる。その結果、ショックアブソーバ1の発揮する衝撃吸収特性もそれに対応して小さなものとなる。
【0028】
一方、図4(b)に示すように、調整軸6をガイド部材5内において所定の角度、例えば、反時計回り方向に約45°回転させ、調整軸5の流量調整部を構成する孔部68の位置を、ガイド部材5のオリフィス57に対してずらした状態に配置した場合には、オリフィス57に対して溝部66の浅い部位を通じて液体が流れ込むため、それにより、流動する液体の流量が上記の場合より制限される。すなわち、図4(a)に示した場合に比べ、この際に生じる動圧抵抗が大きくなり、その結果、ショックアブソーバ1の発揮する衝撃吸収特性もそれに対応して大きなものとなる。また、この場合に、調整軸6の流量調整部(孔部68及び溝部66)により、ガイド部材5に設けられた複数のオリフィス57のすべてに対して、均一な流量調整を行うことができるため、ショックアブソーバ1の発揮する衝撃吸収特性を一定抗力の安定した吸収状態となるよう調整することができる。
【0029】
なお、上記した実施の形態では、調整軸6の溝部66の深さを円周方向に沿って変化させることにより、衝撃吸収特性を変更可能としているが、溝部66の幅を円周方向に変化させる手段を採用してもよいことは勿論である。
また、調整軸6は、上記した構成に限定されるものではない。すなわち、調整軸6は、ガイド部材5に形成されるオリフィス57を通過する液体の流量を調整することができるものであればよく、例えば、調整軸6の周壁において、オリフィス57に対応する位置に、厚み方向に貫通する孔部を設け、該孔部の開口部とオリフィス57の開口部とが一致するときに、オリフィス57を通過する液体の流量が最大となる一方、軸心を中心として調整軸6を回転させ、該孔部の開口部とオリフィス57の開口部とをずらすことにより、オリフィス57を通過する液体の流量を制限する構成としてもよい。
【0030】
【発明の効果】
本発明のショックアブソーバは、液体が充填されたシリンダと、該シリンダ内を移動可能であると共に、一端が開放され、他端に端壁を有する筒状のピストンと、周壁に、厚み方向に貫通するオリフィスが形成されていると共に、前記ピストンの内周面に摺接する程度の外径で形成され、該ピストンの移動の際、ピストンの内周面が該周壁の外周面に沿って移動するように前記シリンダ内に固定配設される筒状のガイド部材と、該ガイド部材内に配設され、前記オリフィスを通過する液体の流量を調整する調整軸とを具備して構成されている。これにより、所定の設置場所に設置後においても、設置された状態で、調整軸を所定の角度回転させるだけで、制御対象物に合わせて衝撃吸収特性を容易に調整することができる。
また、前記オリフィスが、前記ガイド部材の長さ方向に沿って複数設けられている場合でも、前記オリフィスを通過する液体の流量を調整する調整軸、例えば、前記ガイド部材内に、軸心を中心として回転可能に、かつ任意の回転位置で流量調整部が該各オリフィスと連通するように嵌挿される調整軸を備えることにより、各オリフィスのすべてに対して、均一な流量調整をすることができる。その結果、衝撃吸収特性が一定抗力の安定した吸収状態となるよう調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一の実施の形態に係るショックアブソーバを示す断面図である。
【図2】 図1のA−A断面図である。
【図3】 ガイド部材、調整軸の分解側面図である。
【図4】 ショックアブソーバの作用を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1 ショックアブソーバ
2 シリンダ
3 ピストン
4 ピストンロッド
5 ガイド部材
57 オリフィス
6 調整軸
66 溝部
68 孔部
7 ストッパ
8 ボール弁
Claims (5)
- 液体が充填されたシリンダと、
該シリンダ内を移動可能であると共に、一端が開放され、他端に端壁を有する筒状のピストンと、
周壁に、厚み方向に貫通するオリフィスが形成されていると共に、前記ピストンの内周面に摺接する程度の外径で形成され、該ピストンの移動の際、ピストンの内周面が該周壁の外周面に沿って移動するように前記シリンダ内に固定配設される筒状のガイド部材と、
該ガイド部材内に配設され、前記オリフィスを通過する液体の流量を調整する調整軸と
を具備することを特徴とするショックアブソーバ。 - 請求項1記載のショックアブソーバであって、前記調整軸が、厚み方向に貫通する孔部と、外周面における該孔部と連通する位置に、幅と深さのいずれか少なくとも一方が円周方向に沿って異なる形状に形成された溝部とからなる流量調整部を周壁に有すると共に、前記ガイド部材内に、軸心を中心として回転可能に、かつ任意の回転位置で該流量調整部と前記オリフィスとが連通するように嵌挿されていることを特徴とするショックアブソーバ。
- 請求項1又は2記載のショックアブソーバであって、前記オリフィスが、前記ガイド部材の長さ方向に沿って複数設けられていることを特徴とするショックアブソーバ。
- 請求項3記載のショックアブソーバであって、前記流量調整部が、前記調整軸の長さ方向に沿って、かつ各オリフィスに対応して複数設けられていることを特徴とするショックアブソーバ。
- 請求項1〜4のいずれか1に記載のショックアブソーバであって、前記ピストンの復帰スプリングが、該ピストンの外周面に沿って、前記シリンダ内の底部とピストンの端壁との間に配設されていることを特徴とするショックアブソーバ。
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