JP4112922B2 - 油圧緩衝器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は車両の油圧緩衝器に関する。
【0002】
【従来の技術】
油圧緩衝器の減衰力を、外部からの操作により調整可能としたものは、すでに知られている。油圧緩衝器のピストンロッドを軸方向に貫通して操作ロッドを配置し、その先に減衰力を変化させるためのバルブを設けている。操作ロッドの軸方向位置を微調整することで、バルブの開度を変化させ、油圧緩衝器の発生する減衰力を調整できる。
【0003】
【発明が解決すべき課題】
しかし、この場合、ピストンロッドに同軸的に操作ロッドを配置するので、構造が複雑となり、また、操作ロッドの操作部位が車体側と干渉しやすい位置にくるため、操作性も良くなく、さらには、油圧緩衝器の軸方向の基本長も長くなる。また、バルブの開度を変化させるだけのため、減衰力の調整機能が単純で、油圧緩衝器のピストン速度の低速域での発生減衰力と、高速域での発生減衰力を、別々に調整することができない。
【0004】
本発明の目的は、ピストン低速域と高速域とで発生する減衰力を別々に調整可能とすることである。
【0005】
また、油圧緩衝器の基本長を長くすることがなく、減衰力を調整するための操作性を改善することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の油圧緩衝器は、アウターシェルの内部に同軸的に配置したシリンダと、これらアウターシェルとシリンダの端部の開口を閉じるシールケースと、前記シリンダ内に摺動自由に配置したピストンと、前記シールケースを貫通して前記ピストンに連結したピストンロッドと、前記シリンダ内で前記ピストンによって区画された2つの油室と、前記シリンダとアウターシェルとの間に設けられたリザーバと、前記ピストンに設けられ、前記2つの油室の連通を開閉する減衰弁と、前記油室のうち、前記ピストンロッドの無い方の油室と前記リザーバとを連通する油路に介装したベースバルブと、前記油室のうち、ピストンロッド側の油室と、前記リザーバとを接続する、前記シールケースに設けられた2つの並列な油路と、前記シールケースに配置され、前記2つの並列な油路のうちの一方の油路の開口面積を調整可能なニードルバルブと、前記シールケースに配置され、前記2つの並列な油路のうちの他方の油路をスプリングで閉じ方向に付勢されたポペットバルブ及び、このポペットバルブのスプリングの付勢力を調整可能なアジャスタと、を備える。
【0007】
また、本発明において、前記一方の油路は、前記シールケースを軸方向に延びるポートを含み、このポートは、その一端が、前記ピストンロッド側の油室に開口する環状溝と連通する一方、その他端は前記リザーバと連通し、前記ニードルバルブがこのポートと同軸方向から移動してポート開口面積を調整可能となっている。
【0008】
また、本発明において、前記他方の油路は、前記シールケースを軸方向に延びるポートを含み、このポートは、その一端が、前記ピストンロッド側の油室に開口する環状溝と連通し、その他端が前記リザーバと連通し、このポートを閉じる前記ポペットバルブがポートと同軸的に配置され、かつポペットバルブの背後に配置した前記アジャスタがポート軸方向に移動してスプリングの付勢力を調整可能となっている。
【0009】
また、本発明において、前記ニードルバルブはシールケースに軸方向から螺合し、シールケースの端面にて外部に露出する前記ニードルバルブの頭部には、操作溝が形成されている。
【0010】
また、本発明において、前記アジャスタはシールケースに軸方向から螺合し、シールケースの端面にて外部に露出するアジャスタの頭部には、操作溝が形成されている。
【0011】
【作用、効果】
したがって本発明によれば、ニードルバルブによってピストン速度の低速域の減衰力を調整可能であり、またポペットバルブによって同じく中・高速域の減衰力を調整することができる。また、ニードルバルブと、ポペットバルブの付勢力を調整するアジャスタとは、共にシールケースに設けられ、車体側との干渉を起こすことなく、これらの調整操作を行うことができ、その調整操作が容易に行える。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1に示すように、円筒形のアウターシェル22の内側には、同軸的にシリンダ21が配置される。アウターシェル22とシリンダ21の上端には、シールケース23が取り付けられ、それぞれの開口部を閉じている。アウターシェル22とシリンダ21の下端である底部は閉じられている。
【0014】
シリンダ21の内部にはピストン24が摺動自由に配置され、ピストン24には同軸的にピストンロッド25が連結している。このピストン24によりシリンダ21の内部の室は、ピストンロッド側の油室28と反ピストンロッド側の油室29に区画され、それぞれはオイルで満たされている。
【0015】
ピストン24を軸方向に貫通してポート30aと30bが設けられ、一方のポート30aはピストン24の一方の面に設けた減衰弁31により、他方のポート30bは、ピストン24の他方の面に設けた減衰弁32により閉じられている。ピストンロッド25が伸び出す方向にピストン24が移動するときは、減衰弁31が開き、油室28から油室29へのオイルの流れを許容し、これとは反対方向のピストンロッドが縮む方向にピストン24が移動するときには、減衰弁32が開き、油室29から油室28へのオイルの流れを許容する。
【0016】
ピストンロッド25は前記アウターシェル22とシリンダ21の開口端を塞ぐシールケース23を貫通している。シールケース23にはオイルシール26とダストシール27が設けられ、ピストンロッド25の貫通部位からオイルが漏れないように、シールしている。
【0017】
前記アウターシェル22とシリンダ21の間の環状スペースには、リザーバ50が設けられる。リザーバ50は、アウターシェル22の内側に配置した、可撓性のある円筒形のベロー41により、その内側の油室42とその外側のガス室43とに仕切られる。ベロー41の上端と下端はそれぞれリング44により固定される。リング44はシリンダ21の外周に圧入されるともに、その内周面には切欠流路44aがそれぞれ形成される。
【0018】
油室42は、後述するような経路により、前記シリンダ内部の油室28、29と連通し、オイルが導かれる。また、ガス室43にはガスが封入され、このため、油室42の油量が変動したときに、ガス室43が圧縮されたり、膨張したりして、油量の変動分を吸収する。なお、ガス室43にはアウターシェル22に設けたプラグ43aを通してガスが封入される。
【0019】
図2、図3及び図4に示すように、前記シールケース23には、前記ピストン24の上部の油室28と、油室前記リザーバ50の油室42とを接続する第1と第2の油路33と34がそれぞれ異なった位置に、互いに並列に設けられている。そして、油路33にはニードルバルブ35が設けられ、油路34にはポペットバルブ37が設けられる。
【0020】
ニードルバルブ35の詳細は図2に示される。
【0021】
ニードルバルブ35はシールケース23に対して、軸方向に設けたバルブ穴36に挿入され、その先端のニードル部35aが前記油路33の一部となるポート33aに、同軸的に配置される。
【0022】
ニードルバルブ35はその外周に設けたねじ部35bが、バルブ穴36の内周に設けたねじ部36aと螺合し、またニードルバルブ35の頭部35cは、バルブ穴36の端面より外部に露出し、その頭部35cには操作溝35dが形成される。
【0023】
したがって、この操作溝35dにドライバを差し込んでニードルバルブ35を回すことにより、ニードルバルブ35は軸方向に移動し、先端のニードル部35aによりポート33aの開口面積を変化させることができ、油路33を通るオイルの流量を調整可能となっている。
【0024】
なお、前記ニードルバルブ35には、その回転位置を位置決めするための、ディテント機構45が設けられる。ディテント機構45は、ニードルバルブ35の内部に設けた横穴45aに配置したボール45bと、このボール45bを押すスプリング45cと、前記バルブ穴36の内周に、その周方向の均等位置に配設した複数の溝45dとから構成される。スプリング45cに押されたボール45bが溝45dに選択的に嵌まることにより、ニードルバルブ35の回転方向の位置決めがなされる。
【0025】
前記油室28の上部において、シリンダ21の内周部に沿って環状溝28aが形成され、この環状溝28aは前記油路33と接続し、また油路33の一部を構成するポート33aの下端は前記リザーバ50の上方に位置してシリンダ21の外周に形成された環状路46と接続する。なお、この環状路46はリザーバ50の油室42と切欠流路44aを介して連通している。
【0026】
次に、ポペットバルブ37の詳細は図3に示される。
【0027】
前記シールケース23には、バルブ穴38が軸方向に設けられ、このバルブ穴38にポペットバルブ37が摺動自由に挿入される。ポペットバルブ37の背後に位置して、バルブ穴38にはアジャスタ39が挿入される。アジャスタ39の外周にはねじ部39aが設けられ、このねじ部39aがバルブ穴38の内周に形成したねじ部38aと螺合する。このアジャスタ39とポペットバルブ37との間にはスプリング40が介装され、スプリング40の圧縮力によりポペットバルブ37が押され、その先端の円錐部37aが、前記油路34の一部となる、ポペットバルブ37と同軸的に形成されたポート34aを閉じる。
【0028】
なお、ポペットバルブ37には軸心を貫通する圧抜き穴37bが形成され、ポペットバルブ37の背後のスプリング40を収納したスプリング室40aとポート34aとを連通し、ポペットバルブ37の円滑な移動を可能としている。
【0029】
前記アジャスタ39の頭部39bがバルブ穴38の端面より外部に露出し、この露出する頭部39bには操作溝39cが形成される。したがって、この操作溝39cにドライバを差し込んでアジャスタ39を回すことにより、アジャスタ39は軸方向に移動し、スプリング40の圧縮力を変化させ、これによりポペットバルブ37の開弁力が調整可能となっている。
【0030】
なお、油路34は前記油室28の環状溝28aと接続し、またポート34aの下端は前記環状路46と接続する。
【0031】
前記アジャスタ39にも上記ポペットバルブ37に設けられたのと同じようなディテント機構45が設けられ、これによりアジャスタ39の回転位置の位置決めがなされる。
【0032】
図1において、シリンダ21の底部には、ベースバルブ53が配置される。このベースバルブ53は、ピストン24の下方の油室29と前記リザーバ50の油室42とを接続する油路に介装される。
【0033】
ベースバルブ53には、互いに並列なポート54aと54bが形成され、ポート54aは減衰弁55が閉じ、ポート54bはチェック弁56が閉じる。したがって、ピストン24が下降する油圧緩衝器の圧縮行程時には、減衰弁55が開き、油室29のオイルがリザーバ50の油室42へと流れ、ピストン24が上昇する油圧緩衝器の伸長行程時にはチェック弁56が開き、油室42からのオイルが油室29に流れる。なお、減衰弁55はピストン24に設けた減衰弁32より絞り抵抗を大きく設定してある。
【0034】
図1の57は、オイルの排出や注入のために、シールケース23に設けたドレーンポートであり、油室28の環状溝28aと外部とを接続するが、通常はドレーンプラグ58により閉じられている。
【0035】
以上のように構成され、つぎに作用について説明する。
【0036】
油圧緩衝器の伸側作動時には、ピストンロッド25が伸び出す方向にピストン24が移動し、このとき圧縮される上部の油室28のオイルは、その一部がピストン24のポート30aから減衰弁31を押し開いて、拡大する油室29に流れ出し、残りは油路33と34を通り、ニードルバルブ35とポペットバルブ37を経由してリザーバ50の油室42へと流れる。また、拡大する油室29にはベースバルブ53を経由してリザーバ50の油室42から、ピストンロッド25の抜け出し量に相当するオイルが流入する。
【0037】
ところで、この場合、ピストン24の移動速度が遅いとき、つまりピストン速度の低速域では、油室28の発生圧力がそれほど高くならないため、減衰弁31が開かず、またポペットバルブ37もスプリング40により閉じているため、油室28のオイルは、主としてニードルバルブ35を通してのみ流れる。
【0038】
このため、ニードルバルブ35のポート33aの開口面積に応じた減衰力が発生する。このときの発生減衰力は、ニードルバルブ35の開口面積を、外部からのドライバなどによりニードルバルブ35の回転位置を変えて、調整することにより、簡単に調整することができ、たとえば、ニードルバルブ35のニードル部35aを上方に移動して、ポート30aの開口面積を大きくすると、発生減衰力は弱くなる。
【0039】
これに対して、ピストン24の移動速度が速いとき、つまりピストン速度の中・高速域では、油室28の圧力が高まり、前記した減衰弁31が開くと共に、ポペットバルブ37もスプリング40に打ち勝って開き、オイルはポート30aと油路34の両方を通っても流れる。
【0040】
このため、発生減衰力は、主として減衰弁31とポペットバルブ37の減衰力特性が合成されたものとなる。
【0041】
この場合、ポペットバルブ37のアジャスタ39を、外部からドライバなどで回転させ、軸方向位置を変化させると、スプリング40の圧縮量が変化するため、ポペットバルブ37の初期荷重を調整することができる。たとえば、アジャスタ39を軸方向の上方に移動し、スプリング40の圧縮荷重を弱くすると、ポペットバルブ37の初期荷重は減少し、発生する減衰力は弱くなる。
【0042】
これにより、減衰弁31とポペットバルブ37とによる合成減衰力も変化し、結局、ピストン速度の中・高速域の発生減衰力を、ポペットバルブ37の初期加重を変化させるで、自由に調整できるのである。
【0043】
前記ニードルバルブ35の頭部とアジャスタ39の頭部は共に、シールケース23の上端面において外部に露出しているため、減衰力を調整するために、これらを外部から操作するときの調整操作が容易であり、しかもピストンロッド25の先端が取り付けられる車体側と干渉する心配も少ない。
【0044】
次に、ピストンロッド25が押し込まれる、油圧緩衝器の圧側作動時には、ピストン24が下方に移動し、このとき圧縮される油室29のオイルは、ピストン24のポート30bから減衰弁32を通って拡大する油室28に流入し、またピストンロッド25の圧側作動ストロークの体積分に相当する油量が、ベースバルブ53のポート54aから減衰弁55を通ってリザーバ50の油室42に流入する。
【0045】
したがって、この圧側作動時の減衰力は、圧縮される油室29からのオイルの流出抵抗として発生するため、もっぱら減衰弁32とベースバルブ53の減衰弁55とによる合成減衰力として制御される。
【0046】
ただし、このとき、ベースバルブ53の減衰弁55の絞り抵抗を大きくしておくと、油室28の油量の一部が、油室28からニードルバルブ35とポペットバルブ37を経由してリザーバ50の油室42にも流れ込むことになり、これらによっても減衰力が発生することになる。
【0047】
この場合には、圧側減衰力は、上記伸側減衰力と同じように、ピストン速度の低速域ではニードルバルブ35の調整によって、またピストン速度の高速域ではポペットバルブ37の調整によって、それぞれ調整することが可能となる。
【0048】
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す断面図である。
【図2】ニードルバルブの部分を示す断面図である。
【図3】ポペットバルブの部分を示す断面図である。
【図4】シールケースの平面図である。
【符号の説明】
21 シリンダ
22 アウターシェル
23 シールケース
24 ピストン
25 ピストンロッド
28 油室
28a 環状溝
29 油室
30a,30b ポート
31 減衰弁
32 減衰弁
33 油路
33a ポート
34 油路
34a ポート
35 ニードルバルブ
37 ポペットバルブ
39 アジャスタ
42 油室
50 リザーバ

Claims (5)

  1. アウターシェルの内部に同軸的に配置したシリンダと、
    これらアウターシェルとシリンダの端部の開口を閉じるシールケースと、
    前記シリンダ内に摺動自由に配置したピストンと、
    前記シールケースを貫通して前記ピストンに連結したピストンロッドと、
    前記シリンダ内で前記ピストンによって区画された2つの油室と、
    前記シリンダとアウターシェルとの間に設けられたリザーバと、
    前記ピストンに設けられ、前記2つの油室の連通を開閉する減衰弁と、
    前記油室のうち、前記ピストンロッドの無い方の油室と前記リザーバとを連通する油路に介装したベースバルブと、
    前記油室のうち、ピストンロッド側の油室と、前記リザーバとを接続する、前記シールケースに設けられた2つの並列な油路と、
    前記シールケースに配置され、前記2つの並列な油路のうちの一方の油路の開口面積を調整可能なニードルバルブと、
    前記シールケースに配置され、前記2つの並列な油路のうちの他方の油路をスプリングで閉じ方向に付勢されたポペットバルブ及び、このポペットバルブのスプリングの付勢力を調整可能なアジャスタと、
    を備えることを特徴とする油圧緩衝器。
  2. 前記一方の油路は、前記シールケースを軸方向に延びるポートを含み、このポートは、その一端が、前記ピストンロッド側の油室に開口する環状溝と連通する一方、その他端は前記リザーバと連通し、前記ニードルバルブはこのポートと同軸方向から移動してポート開口面積を調整可能となっている請求項1に記載の油圧緩衝器。
  3. 前記他方の油路は、前記シールケースを軸方向に延びるポートを含み、このポートは、その一端が、前記ピストンロッド側の油室に開口する環状溝と連通し、その他端が前記リザーバと連通し、このポートを閉じる前記ポペットバルブがポートと同軸的に配置され、かつポペットバルブの背後に配置した前記アジャスタがポート軸方向に移動してスプリングの付勢力を調整可能となっている請求項1に記載の油圧緩衝器。
  4. 前記ニードルバルブはシールケースに軸方向から螺合し、シールケースの端面にて外部に露出する前記ニードルバルブの頭部には、操作溝が形成されている請求項2に記載の油圧緩衝器。
  5. 前記アジャスタはシールケースに軸方向から螺合し、シールケースの端面にて外部に露出するアジャスタの頭部には、操作溝が形成されている請求項3に記載の油圧緩衝器。
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