JPH039333B2 - - Google Patents

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JPH039333B2
JPH039333B2 JP4234488A JP4234488A JPH039333B2 JP H039333 B2 JPH039333 B2 JP H039333B2 JP 4234488 A JP4234488 A JP 4234488A JP 4234488 A JP4234488 A JP 4234488A JP H039333 B2 JPH039333 B2 JP H039333B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
orifices
shock absorber
hydraulic shock
orifice
Prior art date
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Expired
Application number
JP4234488A
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English (en)
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JPH01220733A (ja
Inventor
Seiji Tsuche
Kunio Ito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Publication date
Application filed by Tsubakimoto Chain Co filed Critical Tsubakimoto Chain Co
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Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/48Arrangements for providing different damping effects at different parts of the stroke

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、押し引き両方向に緩衝機能を有する
油圧緩衝器に関する。
従来技術及びその課題 出願人は、押し引き両方向に作動する油圧緩衝
器として既に実公昭58−27136号の考案を提案し
ている。
この考案は、第6図に示されるように、内側シ
リンダ50と外側シリンダ60とによつて形成さ
れる内側の油室51と外側の油室61を連通する
複数のオリフイス52,53,54を内側シリン
ダ50の側壁に径方向に設け、中央部のオリフイ
ス52を大径とし、他のオリフイス53,54を
小径とした構成である。このような油圧緩衝器
は、全ストロークにわたりピストン55が作動す
る場合、その半分のストロークでは大径のオリフ
イス52から油が流出してピストンが移動するだ
けであり、実際に抵抗力が発揮されるのは、ピス
トン55が想像線で示す位置(ニユートラル位
置)において大径のオリフイス52,52を閉塞
した後である。その結果、実際上両方向に使用可
能であるためには、緩衝器全体が長くなるという
欠点がある。
また、前述のようにピストン55が大径のオリ
フイス52,52を閉塞するまで、油室51内の
油は容易に油室61へ噴出するから、緩衝作用が
働くまでにタイムラグがあり、この間ダンパ機能
を発揮しないという問題もある。
課題を解決するための手段及び作用 本発明は、前記のように、外側シリンダの中
に、側壁に径方向に形成したオリフイスを長手方
向に複数有する内側シリンダが配置され、前記内
側内側シリンダ内を摺動するピストンによつて両
方向に緩衝作用をおこなうようになつている油圧
緩衝器において、前記オリフイスを、前記ピスト
ンがストローク両端部に来たとき当該端部近傍の
オリフイスが塞がれ、ピストンが当該位置にある
とき開いているオリフイスは、他方の端部に向か
つてその間隔が次第に狭くなるように配置する構
成により、前記課題を解決した。
オリフイスがこのように配置されていると、ピ
ストンがいずれの端位置から動き始める場合でも
所定の緩衝機能をタイムラグなしに発揮できる。
そして、請求項2のように構成すると、押し引
きいずれの方向にもほぼ等しい緩衝特性を持たせ
ることができる。
実施例 第1図は本発明の実施例の油圧緩衝器10の断
面図である。13は外側シリンダ、12は内側シ
リンダである。ロツドハウジング16a、ヘツド
ハウジング16bには、同心上で外側シリンダ1
3が外側で遊嵌、内側シリンダ12が内嵌する。
そして、外側シリンダ13と内側シリンダ12と
の間で油室31が形成される。内側シリンダ12
内は油室21であり、ピストン14が摺動自在に
配置されている。内側シリンダ12の内周両端に
は、メタルホルダ17とヘツドホルダ18とが油
室21を閉じるように嵌合する。各々のホルダ1
7,18には、内側シリンダ12の油路27,2
8とつながり、油室21と油室31を連通させる
油路17a,18aが設けられている。油路17
a,18aの内側油室21側には、内側油室21
内への油の流入のみを許し、流出方向には油路1
7a,18aを閉塞する弁17b,18bが配置
されている。34,35はシールで、油室21か
らの油の漏洩を防止する。そして、ロツド15が
メタルホルダ17から外側に突出してピストン1
4に固定されている。
外側シリンダ13は中央部に偏心部32を有
し、内側シリンダ12は側壁に径方向に形成した
オリフイス22,23,24を長手方向に複数有
している。これらのオリフイスは偏心部32で油
室21と油室31を連通する。これらのオリフイ
スは、中央部のオリフイス22,22と端部のオ
リフイス23,24からなり、直線上に配置され
ている。夫々のオリフイスは略々同径である。内
側シリンダ12のオリフイス設置部の反対側は、
オリフイスの加工を容易にするための平面部25
が設けられている。平面部25と外側シリンダ1
3の間も油室31である。
36はアキユームレータであり、ロツド15の
進退による油室21内の油の容積変化を吸収する
ものである。
直線上に並ぶオリフイス22,23,24は、
中央部のオリフイス22,22間で最大幅を有
し、端部に向かうにつれ端部のオリフイス間の間
隔は狭くなつている。そして、端部近傍のオリフ
イス23,24(本実施例では各々3つ)は、ピ
ストン14がストローク両端部に来たとき、ピス
トン14によつて塞がれるようになつている。な
お、中央部のオリフイス22,22は、ピストン
14が両端にあるときには当然閉塞されない。
第1図からわかるように、ピストン14が右端
部にあるとき、左側にある開いたオリフイス2
2,22,24は、他方の端部に向かつてその間
隔が次第に狭くなつている。この関係は、第1図
に想像線で示されるピストン14の左端位置につ
いても左右の関係が逆になる以外は同じである。
従つて、ピストン14がどちらの端部から動き
始める場合も、タイムラグなしに、全ストローク
にわたつて略々一定の抵抗力を発揮するような所
定の緩衝作用が得られる。
また、全てのオリフイスが略々同一の径であ
り、内側シリンダ12の略々中央部からいずれの
長手方向についても端部に向かつてその間隔が次
第に狭くなるように対称に配置されていれば、押
し引き両方向にほぼ等しい緩衝特性が得られる。
第2図、第3図は長手方向に直角な断面であ
る。なお、オリフイス径及び外側シリンダ13の
内周部分の偏心状態は説明上誇張して示してあ
る。有効オリフイス面積は、オリフイスの直径d
と偏心部32との間の出口部長さHとで作るほぼ
円筒状の外表面積で決まる。外側シリンダ13を
回して出口部長さHを変えると、有効オリフイス
面積が変わり抵抗力が変化する。外側シリンダ1
3に設けた目盛板37は、出口部長さHを可視的
に調整するものである。
内側シリンダ12の外周面上の各々のオリフイ
ス間には、周溝29が形成されている。オリフイ
スから噴出した後の油は周溝29を通じ、主とし
て外側シリンダ13と平面部25の間を通り円滑
に流動する。
本発明の油圧緩衝器は第4図、第5図に例示さ
れるような装置に利用される。一例として、第4
図の車両緩衝用に油圧緩衝器を用いた場合を例に
とる。
車両40aから緩衝体41に衝撃が加わると、
ピストン14が第1図の実線位置から内方へ押し
込まれる。ヘツドホルダ側の弁18bは閉ざさ
れ、油室21内の油はオリフイス22,22,2
4から油室31に噴出する。ピストン14が移動
して略々一定の抵抗力を発揮するような有効オリ
フイス面積になるようにオリフイスを閉塞する。
ロツドホルダ側の弁17bは開いており、ピスト
ン14の通過にともない端部のオリフイス23
(実線位置ではピストンによつて閉じられていた)
も開くから、内側シリンダ室21へは油が容易に
流入する。ロツド15の進入による油の体積変化
はアキユムレータ36が収縮して吸収する。そし
て、車両40aは緩やかに停止する。
なお、逆にロツド15が引張られるように第1
図中の想像線から実線に向かう方向に移動する場
合、即ち車両40bが緩衝体41に衝突する場合
も同様に作用する。ロツドの引張方向に荷重が働
くと、ロツドホルダ側の弁17bが閉じる。ピス
トン14は順次オリフイス22,22,23を閉
塞して略々一定の抵抗力を発揮しながら、ロツド
15を突出させる。ヘツドホルダ18側のオリフ
イス24は当初ピストン14により塞がれている
からオリフイスとして機能せず、中央部のオリフ
イス22,22とメタルホルダ側の端部オリフイ
ス23だけが抵抗力を発揮する。
第5図は、油圧緩衝器10′のロツド15′に設
けられたストツパ43,43間で、台車40をエ
アシリンダ42によつて往復動させる場合の使用
例である。この場合も、1個の緩衝器で両方向の
緩衝機能を発揮できる。
発明の効果 本発明は以上に説明したとおりであるから、ピ
ストンがいずれの端位置から動き始める場合で
も、タイムラグなしに、ピストンの全ストローク
にわたり所定の抵抗力が発揮できる。そのため従
来品に比べ油圧緩衝器の長さを短くすることがで
きる。
さらに、請求項2の構成にすれば、押し引き両
方向にほぼ等しい緩衝機能が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の油圧緩衝器の一実
施例を示し、第1図は軸方向断面図、第2図は第
1図の2−2線断面図、第3図は第1図の3−3
線断面図、第4図及び第5図はそれぞれ油圧緩衝
器を使用した状態の側面図、第6図は従来の油圧
緩衝器の軸方向断面図である。 10……油圧緩衝器、12……内側シリンダ、
13……外側シリンダ、14……ピストン、15
……ロツド、21……油室、22……中央部オリ
フイス、23,24……端部オリフイス、31…
…油室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外側シリンダの中に、側壁に径方向に形成し
    たオリフイスを長手方向に複数有する内側シリン
    ダが配置され、前記内側シリンダ内を摺動するピ
    ストンによつて両方向に緩衝作用をおこなうよう
    になつている油圧緩衝器において、 前記オリフイスは、前記ピストンがストローク
    両端部に来たとき当該端部近傍のオリフイスが塞
    がれ、ピストンが当該位置にあるとき開いている
    オリフイスは、他方の端部に向かつてその間隔が
    次第に狭くなるように配置されていることを特徴
    とする、 油圧緩衝器。 2 前記オリフイスは、略々同一の径であり、前
    記シリンダの略々中央部からいずれの長手方向に
    ついても端部に向かつてその間隔が次第に狭くな
    るように対称に配置されていることを特徴とす
    る、 請求項1の油圧緩衝器。
JP4234488A 1988-02-26 1988-02-26 両方向に作動する油圧緩衝器 Granted JPH01220733A (ja)

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JP2002235785A (ja) * 2001-02-07 2002-08-23 Showa Corp 膝関節用の油圧緩衝器
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