JPS6046290B2 - 運動エネルギ吸収装置 - Google Patents

運動エネルギ吸収装置

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JPS6046290B2
JPS6046290B2 JP52136165A JP13616577A JPS6046290B2 JP S6046290 B2 JPS6046290 B2 JP S6046290B2 JP 52136165 A JP52136165 A JP 52136165A JP 13616577 A JP13616577 A JP 13616577A JP S6046290 B2 JPS6046290 B2 JP S6046290B2
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orifice
passageway
chamber
along
housing
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ベンジヤミン・テイ−・ホ−トン
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ITT Enidine Inc
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Enidine Inc
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Publication of JPS6046290B2 publication Critical patent/JPS6046290B2/ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/48Arrangements for providing different damping effects at different parts of the stroke

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は運動エネルギ吸収装置、特に運動物体の直線的
減速(IirleardeceleratiOn)を行
うための新規で改良された可調節エネルギ吸収装置に関
する。
本発明の一つの利用分野は流体を利用した緩衝器ないし
ショックアブソーバである。
もちろん本発明の原理は他の種々の分野にも利用できる
。運動物体を高いピークの負荷にさらすことを避けるた
めに、緩衝器タイプのエネルギ吸収装置が直線的減速能
力を持つのは望ましいことである。この種の装置におい
て、そのような能力を簡単な構成と有効な動作によつて
特徴づけられた方法で提供することは極めて有利である
。更に、上述のような能力を運動物体の重量、速度、運
動力のごとき要因の変化に対応できる方法において提供
することも極めて望ましい。本発明はこの種の可調節な
運動エネルギ吸収装置であつて、与えられた衝撃力に応
答して作動流体を収容した室内でピストンを動かすよう
にした装置を提供する。
この装置では、作動流体収容室を規定するエレメントな
いし部材はピストンの運動方向に間隔をおいて設けた複
数のオリフィスを有し、これらのオリフィスと連通する
長尺の溝ないし通路が作動流体収容室の外側に設けられ
ている。この通路は巾が比較的せまく、作動流体収容室
を規定する部材に沿つて延長している。装置内にはさら
に長尺エレメントないし部材からなる流量制御手段が調
節可能に支持され、この手段はカム手段によつて前記オ
リフィスと動作関係において前記通路に沿つて長さ方向
に動動かすことができ、このようにしてオリフィスの有
効サイズを調節することができる。
この長尺部材はその運動に応じて流量制御を行うために
オリフィスに合致させることができる形状に作られた複
数の変形部分に間隔をおいて有する。本発明の装置はさ
らに前記オリフィスを通り前記通路に沿つて流れる作動
流体を受け入れるために前記通路に連通した区域をも有
する。
以下図示実施例を詳細に説明する。
第1図に示すように、本発明の装置10は比較的薄い壁
のシリンダなし筒からなるハウジング12を有する。
ハウジング12にはその両端近くの部分を除いて横方向
に沿つてねじ14が刻設され、このねじに六角ナット1
6が螺合されている。このナットは本装置を後述するよ
うに位置付け取り付けるために使用される。ハウジング
12の一端または両端は外側に朝顔状に僅かに広がるよ
うぬに形成して装置の構成部品の挿入を容易にするよう
にしてもよい。
この端部は第1図に示すように完成したハウジング12
においては内方へ曲げられる。ハウジング12内に構成
部品を保持するにはもちろん上記以外の方法も使用てき
る。本発明の装置は、さらに、作動流体ないし油圧油(
HydraullcfluId)を収容する室22を規
定するためにハウジング12内に配置されたシリンダな
いし管状の長尺の中空エレメントないし部材20を含む
手段を有する。
部材20はショックチューブ(ShOcktube)と
呼ぶこともでき、その全長はハウジング12の全長より
も短く、また、その外周面の大部分が後述するようにハ
ウジング12の内面に嵌合するような外径を有している
。ショックチューブ(以下管という)20の軸方向の両
端は、後述するようにハウジング12内の付加的構成部
品に当接する。本発明の装置は、更に、管20内に沿つ
て移動可能な部分と外部からの入力を受ける部分とから
なるピストン機構を有する。
ピストンロッド28はハウジング12の軸方向の一端か
ら外方へ延長する部分(第1図て左側の部分)を有して
いる。このピストンロッドはその長軸がハウジング12
と管20の共通の長軸と一致するように配置される。ピ
ストンロッド28はハウジング12内を延長し、その内
端に管20内を移動可能なピストンヘッド30が固定さ
れている。
ピストンヘッド30は心の詰つた円柱状体からなり、管
20に比較的密接に嵌合するが、この管内に沿つて軸方
向に移動可能な外径を有している。ピストンヘッド30
は耐摩耗性の点から青銅製て、ほぼ平行な軸方向両端面
32,34を有するのが好ましい。室22に面する端面
32の周縁には肩部36が形成されている。その目的に
ついては後述する。ピストンヘッド30の本体には端面
32および肩部36から軸方向内側において環状溝38
が形成され、この溝には装置の動作中に室22内の作動
流体がピストン30を通過(バイパス)しないように作
用するピストンリングエレメント40が嵌め込まれてい
る。
この点についても後に詳述する。ピストンヘッド30の
端面34の周縁には比較的小さい環状肩部42が設けら
れている。ピストンヘッド30には更にその端面34か
ら軸長の約半分延長する中実軸孔44が穿設され、この
孔にピストンロッド28の末端部が挿入嵌合”されてい
る。ピストンロッド28は熱処理された合金鋼の焼入れ
ドエルピン(DOweIpin)状であるのが好ましく
、その端部46は面取りされている。
このロッドは耐摩耗性を与えるためにクロムメッキする
こともできる。ピストンロッド28はピストンヘッド3
0に押圧嵌合され一体とされている。
ピストンロッドとピストンヘッドは別体のものを結合す
る構成が好ましいが、所望なら金属材料から単一体の部
材として加工することもできる。ピストンヘッド30は
上記とは別の形態、例えば環状溝38と同様の複数の環
状溝をピストンヘッドの軸方向に間隔をおいて設け、こ
れらの溝にピストンリングを嵌め込んだ構造とすること
もできる。本発明の装置は、更に、装置の動作中に種々
の作用を行うために、ハウジング12内で管20の軸方
向の一端近くに配備されたシリンダヘッドエレメント5
0を有する。
このシリンダヘッド50は心の詰つた(中空でない)円
柱状をなし、軸方向両端面52,54を有する。シリン
ダヘッド50の一つの機能はピストンロッド28の軸受
作用であり、このためシリンダヘッド50にはロッド2
8に接触軸受する直径の軸方向の孔ないし通路56が設
けられている。
従つて、シリンダヘッド50は例えばSAE66晴銅の
ような適当な軸受持特性を有する材料で作るので好まし
いが、他の適当な強度と軸受持性を有する材料を使用す
ることもてきる。孔56は端面54から比較的短い軸方
向距離でけ内側に延長する大径部58を有する。
この大径部は好ましくはウレタン材料からなるシール部
材60が嵌め込まれる凹所を形成している。適当なシー
ル特性をもつ他の物質も勿論使用することができる。シ
ール部材60は低圧液体が本装置から逃げないように維
持する作用をする。シリンダヘッド50には更にその軸
方向長さのほぼ中央の外周面に環状溝64が設けられ、
この環状溝64に普通のOリングシール66が嵌め込ま
れ、ハウジング12の内面とシール接触している。
このOリング66は、次に詳述するように、装置の動作
中に作動液体(油)がシリンダヘッド50とハウジング
12の内壁の間を通過(バイパス)しないようにする作
用を行う。シリンダヘッド50には、更に、環状溝64
と軸方向端面52の間に比較的大きい環状溝70が設け
られている。
この環状溝70は端面52,54に平行な間隔を置いた
対向側壁および中心孔56とほぼ同心の内周壁によつて
規定されている。この環状溝70には、次に詳述するよ
うに、装置の動作中作動液体の圧縮を吸収するための部
材72が嵌合されている。部材72は環状であり、環状
溝70に対しすベリばめ(Snugfit)となる軸方
向長さと、ハウジング12の内面面に対してすベリばめ
となる外径を有する。部材72は閉止細胞発泡材料(C
lOsedcellularfOammateriaI
)、例えばブナN(商標名:ブタジエンアクリロニトリ
ルゴム)で作るのが望ましい。シリンダヘッド50には
溝70と軸方広端面52の間に小径部分74が設けられ
、これによつてハウジング12の内面との間に隙間が生
じ、この隙間によつて後述のように部材72が作動液体
に対して露呈される。本発明の装置は、更に、ピストン
ロッド28に対するワイパ(払拭部材)ないしスクレイ
パ(かき落とし部材)78を有する。
このワイパ78は保持部材80によつて所定位置に固定
され、部材80はシリンダヘッド50とハウジング12
の端部の間に配備されている。保持部材80は黄銅のよ
うな金属て作られ、シリンダヘッド50の外径よりも僅
かに小さい外径を有している。
この部材80は、また、軸方向の一端面がシリンダヘッ
ド50の軸方向端面54に、また、軸方向の他端面がハ
ウジング12の内側に曲げられた部分にそれぞれ当接し
ない接触するような軸方向長さを有している。この結果
保持部材80は所定位置に固定される。保持部材80に
は貫通孔が設けられ、この貫通孔はピストンロッド28
の直径よりも僅かに大きい直径の第1の部分82とこの
部分に軸方向に隣接する大径の第2の部分84と外側端
面に隣接する中間の大きさの直径の第3の部分86とか
らなる。
ワイパ78の本体は保持部材80の部分82と86の間
の大径部分84によつて規定された凹所に嵌合されてお
り、軸方向外方に向う比較的鋭い周縁部88を有してい
る。
ピストンロッド28が・装置内を往復動するとき、ワイ
パ78はこのロッドから異物を除去しロッドを清潔に保
ちこれによつて装置内の流体の汚染を防止する。ワイパ
78はウレタン材料から作られる。本発明の装置は更に
管20内に配備されピストンヘツド30に作用して、ピ
ストンヘッドとロッドの結合体を管20の位置に押しや
つて室22の容積を最大にするためのコイルばね92の
ごときバイアス手段を有する。
コイルばね92の一端はピストンヘッド30の肩部36
と係合し、その他端は管20の反対端に配備されたヘッ
ドエレメント96によつて保持されている。ヘッドエレ
メント96はほぼ円柱状のプラグの形状をしているが、
その周面の一部に平坦部100が形成されている。
ヘッドエレメント96は平坦面100が後述の目的のた
めに第1図、第7図に示す位置にあるように配置されて
いる。ヘッドエレメント96はハウジング12の端、す
なわち、第1図の右端に向けられた第1の軸方向端面1
02を有する。
この面にはヘッドエレメント96の軸長の約半分の長さ
の孔ないし凹所が設けられ、この凹所は軸方向端面10
2とほぼ平行な内面104を有し、円周方向に延長して
両端が平坦面100で終つている比較的薄い円弧状の壁
106によつて包囲区画されている。内面104と環状
溝106とによつて規定されたこの空間内に後述の機構
部分が配備されている。ヘッドエレメント96は小径の
中間部分を有しこの部分には環状溝110とこの環状溝
110から軸方向に間隔を置いて設けた比較的小さい肩
部112が形成されている。
ヘッドエレメント96は室22に露呈された軸方向端面
114を有し、この端面の周縁には環状肩部116が形
成され、この肩部に既述のコイルばね92の他端がピス
トンヘッド30の肩部36におけると同様にして係合し
ている。ヘッドエレメント96は貫通孔ないし通路を有
し、この貫通孔は内面104あら軸方向内側に延長する
第一の直径部分と軸方向端面114で終つている大径部
分122とからなる。
この中間部分と大径部分122に逆止め弁の作用をする
ボール124が収容されている。このボールは大径部分
122に中間部分から少し離れて固定されたスリーブ1
26によつて保持されている。スリーブ126の端部が
開放時のボールの有効な着座面となる。本発明の装置は
、更に、ピストンとロッドの結合体の全ストロークない
し全運動距離にわたつてロッド28に衝撃力を与える運
動物体の直線的減速(11neardece1erat
i0n)を行う手段を有する。
すなわち、管20の壁にその長さ方向に間隙を置いて複
数のオリフィス130が穿設されている。図示例では、
オリフィス130は管20の軸に平行な直線路に沿つて
配設されている。本発明の装置は、更に、室22の外側
に延長しオリフィス130と連通する長尺の溝ないし通
路132を規定する手段を有する。
すなわち、管20の外面にオリフィス130と連通する
長い通路なあいしトラック132が形成されている。通
路132はプローチ削り、フライス削り、または研削に
よつて形成され、断面ほぼ半円形であり、管20に沿つ
てその長軸と平行に直線的に形成されている。通路13
2は巾が比較的狭く、管20の全軸長にわたつて延長し
ている。通路132と楼通する管20の周面は第6図に
示すように同一平面上の平坦部分134,136を有し
ている。
これらの平坦面134,136とハウジング12の内壁
面の間には隙垣間があり、これが次に詳述するように流
体の流通路になつている。後述の目的のために、管20
の一端に通路132と管20の内部を連通する開口ない
し孔138が設けられている。本発明の装置は、更に、
ハウジング内に調節可能に支持されかつオリフィス13
0と動作関係に通路132の長さ方向に移動せしめられ
前記オリフィスの有効寸法(Effectivesiz
e)を調節することがてきる長尺エレメントを含む流量
制御手段を有する。
すなわち、流量制御エレメント142は通路132に沿
つて直線的に移動可能であり、かつ、エレメント142
の変位に応じてオリフィスを通る流体の流領量を制御す
るようぬにオリフィス130に重なり合うように変形部
分を有する。流量制御エレメント142は好ましくは鋼
製のロッドないしピンの形状をなし、その一端に丸い表
面を有するとともに、その長さ方向に間隔をおいてオリ
フィス130と合致する複数の変形部分と、その他端に
やや小径の部分を有する。
流量制”御エレメント142は、その最初の変形部分が
第1図で管20の最左端部のオリフィスと一致したとき
に、流量制御エレメント142の反対側の端が次に説明
する目的のために管20の反対側端から軸方向に僅かに
突出するのに十分な長さとされている。第4図に示すよ
うに、ピン142の各変形部分は軸方向に除々に減少す
る直径(先細り形状)を有する傾斜周面部分146と、
この部分の末端から半径方向外方へ広がる環状部分14
8とからなり、このの環状部分は流量制御エレメント1
42の円柱外周面との境界を規定する周縁150が終つ
ている。
傾斜周面部分146の軸方向の長さは流量制御ピン14
2の移動方向における各オリフィスの寸法よりも例えば
約3倍大きく形成されている。この傾斜周面部分146
はピン142の長軸に対して比較的小さい鋭角、例えば
約7度の角度をなすように作られている。コイルばね1
54がピン142の先端とシリンダヘッド50の通路1
32側に露呈された端面との間で通路132内に配備さ
れている。
ピン142は次に説明する手段によつてコイルばね15
4のバイアスカに抗して通路132に沿つて直線移動可
能に構成されている。本発明の装置は、更に、ハウジン
グ12に配備され、流量制御エレメント142を通路1
32に沿つて所望あるいは選択された位置に移動させる
ためにこのエレメントに動作係合し、更にエレメント1
42を上記のような位置に維持ないし保持するための手
段を含む調節手段を有する。
すなわち、円柱状の末端部分160がヘッドエレメント
96とハウジング12の端の間に配備されている。部材
160は軸方向の両側端面162,164を有し、その
直径はハウジング12内に比較的ぴつたり嵌合するよう
な大きさである。この部材一160の軸方向の長さは、
その内端面162が部材96の外端面102に当接ない
し接触し、反対側の外端面164がハウジング12の端
の内側へ折り曲げられた部分に当接するような長さであ
る。部材160の外表面には環状溝ないし凹所166が
穿設され、その中にOリング168が嵌合されている。
このOリング168はハウジング12の内面とシール接
触している。末端部材160には更にその軸方向の全長
にわたつて延長する通孔・172と軸方向端面162か
ら内方へ軸方向長さの中間点を僅かに越えて延長するも
う一つの孔174が設けられている。孔174の目的に
ついてはやがて詳述する。本発明の装置は、更に、ハウ
ジング12においてヘッドエレメント96の環状壁10
6と内面104によつて規定された空間内に回転可能に
支持されたカム178を有する。
このカム178はカム面180を有し、その外周縁付近
が流量制御ピストン142の末端に動作接触ないし係合
している。カム面180はピン1442の軸に対して一
定の傾斜角度に配置されているので、カム178の回転
により、ピン142がやがて詳述するよう)に溝ないし
通路132に沿つて直線的に動かされる。カム178は
末端部材160の通孔172を貫通するシャフト部分1
84と、末端部材160の軸方向端面164を越えて外
側に配置されたノブ・部分186を有する調節部材の一
端に固定されている。
従つて、このカムは後に説明するように外部から手動操
作できるようになつている。カム178は種々の方法で
調節部材に固定できるが、本実施例ではシャフト部分1
84が通孔190と外歯191を刻設した小径末端部を
有し、この小径末端部力幼ム178の通孔に挿通され、
この通孔の内歯と外歯191が歯合してカム178をシ
ャフト部部分184に固定する。
シャフト部分184の小径末端部は第1図に示すように
カムを越えて延長しそこで外方へ広がつている。これ以
外の構造にできること勿論である。シャフト部分184
は、また、その外周に環状溝194を有し、この溝に末
端部分160の通孔172の内周面とシール接触するO
リング196が嵌合されている。
カム178にはその端面の外周縁部に間隙を置いて一連
の凹所200が設けられている。
ばねで付勢された回転止め機構(Detentmech
anjsm)が一連の凹所200に選択的に係合してい
るカム178を選択された回動位置に保持するように末
端部材160によつてハウジング12内に取付けられて
いる。この回転止め機構はボール202を有し、このボ
ールが孔174内のコイルばね204によつて一連の凹
所200の選択された一つに係合するように押し付けら
れている。凹所200は半球状をなしカムを選択された
位置にロックする。ノブ部分186には通孔190と連
通する通路206が設けられている。
この通孔190は後述の目的のためにプラグ210とO
リング208によつてシールされていりる。第3図に示
すようにノブ186にはノブの回転角度を流量制御エレ
メント142の直線的移動の度合に相関させるための指
標が付けられている。本発明のエネルギ吸収装置10は
次のように動作する。
この装置は種々の適用例、例えば工業プラントにおける
機械の構成部品、コンベアに沿つて運動する物体、車輪
の付いた機器および車輌など(これらはほんの少数例に
すぎない)を減速し停止させるのに利用される。最初は
、装置10は第1図に示す位置にあり、ピストンヘッド
30が室22の左端にあつてピストンロッド28が最も
突き出された状態にある。
ピストンヘッド30は、油のような作動流体が充填され
た室22内て付勢ばね92によつて上述の位置に押しや
られている。作動流体は通路132、コイルばね154
の収容されている区域、およびこの通路132と逆止め
弁124の間の連絡路にも充填されている。例えば、推
進力あるいは衝撃力のようなりがピストンロッド28に
加えられると、ピストンヘッド30が室22を他端へ向
つて、即ち、第1図で左から右へ移動し始める。
ピストンヘッド30のこの運動は室22内の流体圧を増
加させ、これによつて逆止め弁のボール124が連絡路
120を閉室するとともに、流体を調整オリフィス13
0を通して室22から強制的に押し出す。作動流体はロ
ッド142の変形部分のまわりおよび通路132に沿つ
て第1図て左の方へ流れる。この流体は通路132から
開口138を通つて第1図で左側の端から室22のピス
トンヘッド30の裏側に流入する。
この流れを第2図に矢印で示す。流体またはシリンダヘ
ッド50の外周面74とハウジング12の内周面の間の
間隙にも流入し蓄積器ないしアキュムレータとして作用
する閉止細胞発泡材料のエレメント72を圧縮する。こ
のエレメント“12は常態での容積の約50%まで圧縮
される。この圧縮量はピストンロッド28によつて変位
された流体の容積に等しい。オリフィス130の有効寸
法は第4図に示すように流量制御エレメント142の変
形部分のオリフィスに対する位置によつて決まるがオリ
フィスを通る流体に対する抵抗が装置10の内部動作圧
力を決定し、この圧力が今度は抵抗力を生せしめピスト
ンロッド28に作用する力の荷重を減速停止させる。
更にこの抵抗力ないし停止力はピストン・ロッド集合体
の全ストロークにわたつて均一であり、力の荷重を均一
ないし直線的に減速させる。このような直線的減速は管
20に間隔を置いて設けられピストン30の運動方向に
沿う流量制御エレメント142によつて制御される調整
オリフィスによつて与えられる。
ピストン30が室22内を一端から他端へ、すなわち、
第1図において左から右へ移動するとき、このピストン
がオリフィス130を次々に閉塞していき、室22から
流出する作動流体が通るオリフィス130の全有効面積
をしだいに減少させる。このオリフィスの面積はピン1
42の変形部分によつて調節される。上述の動作は、ピ
ストンロッド28に係合している運動物体の速度が減少
する間行われ、これによつて装置は一定ないし均一な減
速ないし抵抗力を維持する。力がロッド28に作用しな
くなつてピストン30が戻り行程あるときは、ばね92
がピストン30を第1図で右から左へ動かすように作用
する。
室22内の流体圧は減少し、これによつて逆止め弁のボ
ール124を連絡路120から離脱させ、このボール1
24を部材126に係合させる。従つて流体は流路13
2から室22へ第1図でみてピストン30の右側に流入
する。ばね92がピストンを更に左の方へ移動させると
、流体は室22からオリフィス130を通り流量制御ロ
ッド142の変形部のまわりから通路132へ、また、
開口138から通路132へ押し出される。この流体は
通路132を通り連絡路120を介して室22のピスト
ン30の右側へ流入する。アキュムレータ72は膨張し
て流体を放出し、この流体は間隙を通つて通路1332
へ入り、最後に連絡路120から室22へ流入する。
このようなピストン30の第1図の位置への復帰動作は
比較的迅速に行なわれる。j 本発明の装置が種々の値
の運動エネルギを有する種々の力ないし荷重に関連して
使用される場合は、オリフィス30の有効面積ないし寸
法は以下のようにして運動エネルギの大きさに応じるよ
うに調節される。
流量制御エレメント142を通路132に沿つて直線的
に変位させて変形部分と対応するオリフィスの間の位置
関係を変化させる。この場合、制御エレメント142は
ノブ186の手動操作によるカム178の回転によつて
動かされる。すなわち、ピンないしロッド142が第1
図、第4図で右から左へ動かされると、各オリフィス1
30がピンの対応する変形部分の傾斜周面部分146の
しだいに増大する直径部分と一致する。この結果、通路
132に向つて開口する各オリフィス130の有効寸法
がしだいに減少する。一方、ピン14が第1図、第4図
で左から右へ動かされると、オリフィス130は傾斜周
面部分146の環状部分148へ向つてしだいに減少す
る直径の部分と一致する。その結果、通路132に向つ
て開口するオリフィスの有効寸法がしだいに増加する。
ピン142の長さ方向に間隔をおいて複数の同じ寸法形
状の変形部分を設けたので複数のオリフィス130の有
効サイズを調節することがてきる。
各オリフィス130の有効寸法はこのオリフィスの近く
にあるピン142のテーパ状変形部分の移動方向に応じ
て増減する。概して言えば、ピストンロッド28に加え
られる力の大きさが増加する場合は、オリフィス130
の有効寸法を減少させるように調節を行なう。このよう
な調節によつてエネルギ吸収装置の有効荷重能力を変え
ることができる。装置の行程の長さに応じた数のオリフ
ィス130を設けることができるので、真の直線的減速
装置が得られる。オリフィス130のすべてを本発明の
構成によつて変えることができるので真の調節が可能と
なる。ピストン・ロッド集合体の全行程ないし移動範囲
にわたつて直線的減速が可能である。上述の調節はノブ
186の手動作によりカム178を回転させることによ
つて好便に効果的に行なわれる。
上述の実施例においては、カム178の回転軸は流量制
御エレメント(ピンないしロッド)142の直線運動の
軸と平行に配備されている。カム178はその周縁近く
でピン142の端と接触しているが、カム面180はカ
ム178の回転軸に対して傾斜しているので、カム17
8の軸方向の寸法ないし厚さは円周方向に変化している
。従つてノブ186によつてカム178が回転させられ
ると。軸方向の厚さの変化する面がピン142の端と接
触し、従つてピン142力幼ム178の回転に応じてそ
の長軸に沿つて直線的に動かされる。カム178が一回
転する間に、ピン142は二つの限界点間を最初は一方
向に、次いで、反対方向に移動する。
すなわち、カム178が第1図の位置から180度回転
する間に、ピン142はばね154のバイアスカに抗し
て第1図で右から左へ動かされ、カム178がさらに残
りの180度を回”転する間に、ロッド142はばね1
54の反撥力によつて第1図で左から右へ復動させられ
る。第1図において、ピン142の右側の移動限界はハ
ウジング12内のカム178の位置およびカム面180
のピン142に接触する部分とカム178の反対側の軸
方向端面の間の最小軸方向距離(厚さ)によつて設定さ
れる。この軸方向距離はカム面180の特性、すなわち
、傾斜角度によつて決定される。第1図においてピン1
42の左側の移動限界はカム面180のピン142に接
触する部分とカム178の反対側の軸方向端面の間の最
大軸方向距離(厚さ)によつて設定される。
この最大軸方向距離もカム面180の特性、すなわち、
その傾斜角度によつて決定される。カム178はノブ1
86を手動て操作することによつて回動され、カム面の
凹所200とボール202およびばね204からなる回
転止め機構の選択的係合によつて選択された回動位置に
保持される。
第7図に示されるように多数の凹所200力幼ム178
に円周方向に間隔を置いて設けられている。これはオリ
フィスの種々の程度の調節のために使用できる。ノブ1
86を回わすとボール202がばね204によつて、対
応する一つの凹所200に押し付けられ、その位置を保
持する。この構成は比較的簡単て経済的であり信頼てき
る調節を可能にする。第3図に示すように、ノブ186
のまわりには指標が付されていて、これがノブ186の
回動角度をピン142の直線移動量、従つてオリフィス
130の実効サイズないし面積の調節量に相関連させる
。衝撃吸収装置10が大きければ大きいほど、カム17
8の直径も大きくてき、より多くの調節設定位置を得る
ことができる。本発明の装置は例えばUリンク(CIe
visEnd)、足部取付ブラケット、溶接フランジの
ような種々の機構を使用して、種々の方法で使用個所に
取付けることができる。
筒12に螺合された六角ナットはねじによる取付けの止
め部材として使用される。本発明の装置は空気/油シス
テム内に備えることもできる。
このシステムでは装置を弁によつてシーケンス制御しピ
ストン・ロッド集合体の進入行程においてエネルギを吸
収し、次いで信号により空気圧を空気/油タンク内で作
用させ油を押し戻してピストン・ロッド集合体を元の位
置に戻すことによつて装置を元の状態に戻すようにする
ことができる。これは発泡材料のアキュームレータ部材
72、コイルばね92およびプラグ210を装置から除
くことによつて達成することがてきる。空気/油タンク
からの導管をノブ186に連結し、室22と通路132
を含む装置内部を空気/油タンクに連通させる。このタ
ンクは一方向逆止め弁(0ne−Waycheckva
lve)を介して普通の工場空気圧(RlOrmals
hOpairpressure)に接続され、液体への
空気の混入を防ぐために装置の上方に取付けられる。こ
の装置の動作は既述の場合と同様である。
すなわち、ロッド28に作用する力がピストン30を第
1図で右へ移動させると液体を室からオリフィス130
を介して通路132へ押し出す。ここで液体は発泡材料
のアキュムレータ部材72とコイルばね92を押圧する
代りに、通路132から空気/油タンクへ流入する。そ
れから、ピストン30は空気/油タンク内の油に対する
空気圧によつて元の位置に戻される。空気/油タンクに
連絡している空気管中のシーケンス弁をピストン・ロッ
ド集合体の戻りを制御するのに用いることができる。
このシーケンス弁によつて、ピストン・ロッド集合体を
復帰させるために空気圧を空気/油タンクに解放する前
に所望の時間遅れを生ぜしめることができる。第8図は
流量制御エレメント(ピンないしロッド)142とカム
178の共動関係を容易ならしめる他の実施例を示す。
カム178に接するエレメント142の端部にはこのエ
レメント142の端面から軸方向内側に孔ないし凹所2
16が設けられる。この凹所216は円筒状で実施例に
おいてはピン142の断面のほとんどの部分を占める断
面を有している。鋼球220からなるベアリングが凹所
216に嵌合され、その球面の一部がピン142の断面
から突出している。このボール220はカム178の端
面と接触しカム178の回動によつて回転し、これによ
つてカム178とピン142の間にボールベアリング型
の動作係合ないし接触を行なわせる。凹所216の直径
は、ボール220が回転できるが、ピン142の長軸に
対して横方向に動くことができないようにボール220
の直径よりもほんの僅かに大きいのが好ましい。
凹所216の軸方向長さはボール220の中心がピン1
42の端面から僅かに内側に配置されるような寸法が好
ましい。軸受エレメントないしボール220がカム17
8の表面と接触するようにしているために、カム178
をノブ186で回転させるときの調節を円滑に行うこと
ができる。第9図、第10図は本発明の他の実施例の調
節機構を示す。
この実施例においては、カムの回転軸は流量制御エレメ
ント(ピンないしロッド)142″の直線移動軸に対し
て垂直に配置されている。第9図、第10図の実施例に
おいて、第1図〜第7図の実施例と対応する部材はそれ
ぞれの参照数字にダツシユを付けた数字で示す。ハウジ
ング12″はピン142″の端と対向する端が適当な方
法でこれに固定された閉封キャップないし円板226に
よつて閉封されている。
ヘッドエレメント96″はスペーサ部材228によつて
閉封キャップ226から離れて配備され暑ている。スペ
ーサ部材228は第9図に示すようにその上部が全長に
わたつて開口しているスリーブからなる。この開口部は
第9図、第10図に示すように間隔をおいて配置された
平行な細長いエッジ面230によつて規定されている。
開口部が閉封部材226と流量制御エレメント142″
の間のハウジング12″の壁に設けられ、支持部材23
4が適当なこの開口に固定されている。
支持部材23は第1図〜第7図の実施例のシリンダ状端
部材160と同様のもので、回転可能ノな調節ノブ18
6″を備えている。ノブ186″の回転軸はハウジング
12″と流量制御エレメント142″の長軸に対して垂
直である。
カム238が第1図〜第7図のノブと同様の方法でノブ
186″の小径端部に固定されている。この実施例にお
いては、カム238は一定の巾ないし厚さに形成されて
おり、ノブ186″の回転軸に対して偏心して取付けら
れている。カム238の周面240はピン142″の末
端に動作接触する。ノブ186″従つてカム238を回
転させると、ロッド142″が第1図〜第7図の実施例
のコイルばね154と同様のコイルばね(図示略)のパ
イアスカに抗して往復移動する。カム238はカム面の
凹所242とボール202″および部材234に設けた
コイルばね204″からなる回転止め機構の間の選択的
係合によつて選択された回動位置に保持される。ノブ1
86″にも第1図〜第7図の実施例におけるのと同じ指
標が付けられている。この構成は、後フランジ取付け(
Rearflan?MOunting)が必要な大きな
装置において特に有利である。以下本発明の諸態様を要
約例示するが本発明はこれらに限られないこと勿論であ
る。
(1)ハウジングと;このハウジング内に配備され作動
流体を収容する室を規定する長尺中空部材を含む手段;
前記中空部材内でこれに沿つて可動な部分と外部からの
力を受ける部分とを有するピストン手段と;前記中空部
材に前記ピストン手段の運動方向に沿つて間隔をおいて
穿設された複数のオリフィスと;前記室の外側に前記中
空部材に沿つて延長し前記オリフィスと連通する比較的
巾の狭い長尺の通路を規定する手段と;前記通路と連通
し、前記オリフィスを通り前記通路に沿つて流れる作動
流体を受け入れるための区域を前記ハウジング内に規定
する手段と;前記ハウジング内,に調節可能に支持され
前記オリフィスと動作関係に前記通路に沿つて長さ方向
に可動であり前記オリフィスの有効サイズを調節するこ
とができる長尺エレメントを含む流量制御手段とからな
り、前記流量制御長尺エレメントはその長さ方向に間隔
,をおいて前記オリフィスに合致ないし対向することが
てきる表面変形部分を有し、この表面変形部分のそれぞ
れを横断面の直径が長尺エレメントの長さ方向に徐々に
減少する第1の部分とこの第1の部分の最小直径端に連
なり横断面の直径が急激に増大する第2の部分とによつ
て構成し、前記長尺エレメントの前記通路に沿う変位に
よつて前記表面変形部分と前記オリフィスとの合致ない
し対向程度を変え前記オリフィスの有効サイズを調節で
きるようにしたことを特徴とする運動エネルギ吸収装置
(2)前記オリフィスが前記長尺中空部材の長軸に平行
な直線路に沿つて設けられ、前記オリフィスと連通する
前記長尺の通路が直線的でかつ前記中空部材の長軸に平
行であり、さらに前記流量制御エレメントが直線的であ
る(1)項の装置。
(3)前記流量制御エレメントがロッドないしピンから
なり、その長さ方向に間隔をおいて形成さフれた表面変
形部分を有し、これらの変形部分が前記オリフィスと合
致ないし対向することができ、前記流量制御エレメント
の前記通路に沿う変位が前記変形部分と対応する前記オ
リフィスの合致ないし対向程度を変えこれによつて前記
オリフィス7の有効サイズを調節するようにした(2)
項の装置。(4)前記通路が前記長尺中空部材の外表面
に形成されている(1)項の装置。(5)前記中空部材
が前記ハウジングの内面に接触し、前記長尺エレメント
が前記通路と前記ハウjジンクの内面に接触するととも
に、前記通路の少なくとも一方側に前記長尺エレメント
に沿つて流体が流れるための隙間ないし通路を有する(
4)項の装置。(6)前記長尺エレメントに沿つて流体
が流れるための隙間ないし通路を前記通路の両側に設け
た(5)項の装置。
(7)前記通路が直線的で前記中空部材の全長に沿つて
延長している(4)項の装置。
(8)前記ピストン手段を常時は前記室の一端に押しや
るバイアス手段と;前記室の前記一端近くにおいて前記
通路と前記室を連通し前記ピストンが前記室の端にある
とき閉止される開口と:前記室の他端近くに配備され前
記室と前記通路を連通する連絡路と;前記連絡路に配備
されこの連絡路から前記室へのみ流体の流入を許容する
チェックバルブとを併せ備え、加えられた力に応答して
前記ピストン手段が前記室内をその前記他端に向つて動
かされ、前記作動流体を前記室から前記オリフィスを通
り前記通路から前記開口を通つて前記ピストン手段の背
後において前記室内にその前記一端から流入させ、前記
力が加えられなくなつたとき前記バイアス手段が前記ピ
ストン手段を前記室の前記一端へ復動せしめ、作動流体
を前記開口から前記通路に沿い前記連絡路から前記チェ
ックバルブを経て前記室内にその前記他端から流入させ
るようにした(1)項の装置。
(9)前記ハウジングに支持され前記長尺の流量制御エ
レメントに動作係合しこのエレメントを前記通路に沿つ
て選択された位置へ移動ないし変位させる調節手段を併
せ備え、前記調節手段が前記流量制御エレメントを前記
選択位置に保持する手段を含んでいる(1)項の装置。
QO前記調節手段が前記ハウジング内に回転可能に配備
され前記流量制御エレメントに動作接触するカム面をも
つカムと、このカムを回転させるこの回転により前記流
量制御エレメントを前記通路に沿つて変位させる手段と
からなる(9)項の装置。(11)前記カム回転手段が
前記カムに連結されたシャフト部分と、前記ハウジング
の外側に配置されたノブ部分とを有し、これによつて前
記カムを手動により回動させるようにした0Cj項の装
置。
(12)前記ノブ部分にこのノブの回動角度を前記流量
制御エレメントの変形距離に相関連させる指標を設けた
(11順の装置。(13)前記カムに円周方向に間隔を
おいて一連の凹所を設け、スプリングで付勢された回転
止め機構を前記ハウジングに取付け、これを前記凹所に
選択的に係合させて前記カムを選択された回動位置に保
持するようにした(10)項の装置。
(14)前記カムの回転軸が前記ハウジングの長軸に対
して平行に配置された(10項の装置。(15)前記カ
ムの回転軸が前記ハウジングの長軸に対し垂直に配置さ
れた(1a項の装置。(16)前記カム面に接触するベ
アリングエレメントを前記流量制御エレメントに装備し
た00項の装置。(17)ハウジングと:このハウジン
グ内において作動流体を収容する室;前記室内でこれに
沿つて可動な部分と外部の力を受ける部分を有するピス
トン手段と;前記ハウジング内に可動に装備され長さ方
向の運動によつて当該装置の動作に影響を与える長尺の
制御エレメントと;前記制御エレメントを最初の位置に
押しやるバイアス手段と;前記制御制御エレメントを動
かす調節手段とからなり、この調節手段が前記ハウジン
グ内に回転自在に装備されたシャフトと、このシャフト
に固定され表面の一部が前記制御エレメントに動作接触
するカムとからなり、このカムの回動により前記制御エ
レメントが前記バイアス手段の力に抗して長さ方向に変
位されて装置の動作に影響を与えるようになすとともに
、前記シャフト手段に開連配備され前記カムを選回動位
置に保持するロック手段を併せ備えている運動エネルギ
吸収装置。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の縦断正面図、第2図は第1図
の一部を示しピストンヘッドがやや押込まれた状態を示
す図、第3図は第1図のノブ部分”を示す正面図、第4
図は第1図の鎖線て囲んだ一部を示す拡大図、第5図は
第2図の5−5線断面図、第6図は第1図の6−6線断
面図、第7図は第1図の7−7線断面図、第8図は他の
実施例の一部の拡大縦断正面図、第9図は更に他の実施
例の一部の縦断正面図、第10図は第9図の実施例の一
部を欠いた平面図てある。 12,12″・・・ハウジング、20,2『・・・管、
28・・・ピストンロッド、30・・・ピストンヘッド
、50・・ウリンダヘツド、78・・・ワイパ、80・
・・ワイパ保持部材、96,962・・・ヘッドエレメ
ント、124,124″・・・ボール(チェックバルブ
)、130・・・オリフィス、132・・・通路、13
8・・・開口、142,142″・・・流量制御エレメ
ント、160・・・末端部材、178,238・・・カ
ム、186,186″・・・ノブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ハウジングと; このハウジング内に配備され作動流体を収容する室を規
    定する長尺中空部材を含む手段と;前記中空部材内でこ
    れに沿つて可動な部分と外部からの力を受ける部分とを
    有するピストン手段と;前記中空部材に前記ピストン手
    段の運動方向に沿つて間隔をおいて穿設された複数のオ
    リフィスと;前記室の外側に前記中空部材に沿つて延長
    し前記オリフィスと連通する比較的巾の狭い長尺の通路
    を規定する手段と;前記通路と連通し、前記オリフィス
    を通り前記通路に沿つて流れる作動流体を受け入れるた
    めの区域を前記ハウジング内に規定する手段と;前記ハ
    ウジング内に調節可能に支持され前記オリフィスと動作
    関係に前記通路に沿つて長さ方向に可動であり前記オリ
    フィスの有効寸法を調節することができる長尺エレメン
    トを含む流量制御手段とからなり、前記流量制御長尺エ
    レメントはその長さ方向に所定の間隔をおいて前記オリ
    フィスに重なり合うことができる複数の表面変形部分を
    有し、この表面変形部分のそれぞれを横断面の直径が前
    記長尺エレメントの長さ方向に徐々に減少する第1の部
    分とこの第1の部分の最小直径端に連なり横断面の直径
    が急激に増大する第2の部分とによつて構成し、前記長
    尺エレメントの前記通路に沿う移動によつて前記表面変
    形部分と前記オリフィスとの重なり合い程度を変え前記
    オリフィスの有効寸法を調節できるようにしたことを特
    徴とする運動エネルギ吸収装置。 2 ハウジングと; このハウジング内に配備され作動流体を収容する室を規
    定する長尺中空部材を含む手段と;前記中空部材内でこ
    れに沿つて可動な部分と外部からの力を受ける部分とを
    有するピストン手段と;前記中空部材に前記ピストン手
    段の運動方向に沿つて間隔をおいて穿設された複数のオ
    リフィスと;前記室の外側に前記中空部材に沿つて延長
    し前記オリフィスと連通する比較的巾の狭い長尺の通路
    を規定する手段と;前記通路と連通し、前記オリフィス
    を通り前記通路に沿つて流れる作動流体を受け入れるた
    めの区域を前記ハウジング内に規定する手段と;前記ハ
    ウジング内に調節可能に支持され前記オリフィスと動作
    関係に前記通路に沿つて長さ方向に可動であり前記オリ
    フィスの有効寸法を調節することができる長尺エレメン
    トを含む流量制御手段とからなり、前記流量制御長尺エ
    レメントはその長さ方向に所定の間隔をおいて前記オリ
    フィスに重なり合うことができる複数の表面変形部分を
    有し、この表面変形部分のそれぞれを横断面の直径が前
    記長尺エレメントの長さ方向に徐々に減少する第1の部
    分とこの第1の部分の最小直径端に連なり横断面の直径
    が急激に増大する第2の部分とによつて構成し、前記長
    尺エレメントの前記通路に沿う移動によつて前記表面変
    形部分と前記オリフィスとの重なり合い程度を変え前記
    オリフィスの有効寸法を調節できるように構成するとと
    もに;前記ピストン手段を常時は前記室の一端に押しや
    るバイアス手段と;前記室の前記一端近くにおいて前記
    通路と前記室を連通する開口と;前記室の他端近くに配
    備され前記室と前記通路を連通する連絡路と;前記連絡
    路に配備されこの連絡路から前記室へのみ流体の流入を
    許容するチェックバルブとを併せ備え、加えられた力に
    応答して前記ピストン手段が前記室をその前記他端に向
    つて動かされ、前記作動流体を前記室から前記オリフィ
    スを通り前記通路から前記開口を通つて前記ピストン手
    段の背後において中空部材室内にその前記一端から流入
    させ、前記力が加えられなくなつたとき前記バイアス手
    段が前記ピストン手段を前記室の前記一端へ復動せしめ
    、作動流体を前記開口から前記通路に沿い前記連絡路か
    ら前記チェックバルブを経て前記室内にその前記他端か
    ら流入させるようにしたことを特徴とする運動エネルギ
    吸収装置。 3 ハウジングと; このハウジング内に配備され作動流体を収容する室を規
    定する長尺中空部材を含む手段と;前記中空部材内でこ
    れに沿つて可動な部分と外部からの力を受ける部分とを
    有するピストン手段と;前記中空部材に前記ピストン手
    段の運動方向に沿つて間隔をおいて穿設された複数のオ
    リフィスと;前記室の外側に前記中空部材に沿つて延長
    し前記オリフィスと連通する比較的巾の狭い長尺の通路
    を規定する手段と;前記通路と連通し、前記オリフィス
    を通り前記通路に沿つて流れる作動流体を受け入れるた
    めの区域を前記ハウジング内に規定する手段と;前記ハ
    ウジング内に調節可能に支持され前記オリフィスと動作
    関係に前記通路に沿つて長さ方向に可動であり前記オリ
    フィスの有効寸法を調節することができる長尺エレメン
    トを含む流量制御手段とからなり、前記流量制御長尺エ
    レメントはその長さ方向に所定の間隔をおいて前記オリ
    フィスに重なり合うことができる複数の表面変形部分を
    有し、この表面変形部分のそれぞれを横断面の直径が前
    記長尺エレメントの長さ方向に徐々に減少する第1の部
    分とこの第1の部分の最小直径端に連なり横断面の直径
    が急激に増大する第2の部分とによつて構成し、前記長
    尺エレメントの前記通路に沿う移動によつて前記表面変
    形部分と前記オリフィスとの重なり合い程度を変え前記
    オリフィスの有効寸法を調節できるようになすとともに
    ;前記ハウジングに支持され前記流量制御長尺エレメン
    トに動作係合しこのエレメントを前記通路に沿つて選択
    された位置へ動かす調節手段と;前記流量制御エレメン
    トを前記選択位置に保持する手段とを併せ備え;前記調
    節手段が前記ハウジング内に回転可能に配備され前記流
    量制御長尺エレメントに作用接触するカム面をもつカム
    と、このカムを回転させこの回転により前記流量制御長
    尺エレメントを前記通路に沿つて変位させる手段とから
    なることを特徴とする運動エネルギ吸収装置。
JP52136165A 1976-11-15 1977-11-12 運動エネルギ吸収装置 Expired JPS6046290B2 (ja)

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