JP4193730B2 - 建築構造物のガラス支持装置 - Google Patents

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本発明は、建築構造物の壁面を構成する壁面ガラス等のガラス支持装置に関し、詳しくは、壁面ガラス等を直接保持するガラス保持体の構造に特徴を有する建築構造物のガラス支持装置に関する。
外壁として大型のガラス板を用いる建造物は、一般のビルの他、公共施設のホール、プール等の建築構造物に採用されている。そして、これらの建築構造物の構造体は骨格として鋼材等が用いられる。例えば、図1,2に示すように、建物Bの外壁として複数のガラス板Gが、ガラス支持装置Hで保持され、ガラス支持装置を支持する建物Bの構造体31は、建物Bの天井部と床部間に位置する鋼材等からなる。そして、このような複数のガラス板Gを保持させるガラス板保持体として、弾性スペーサを介して外部支持部材と内部支持部材とにより挟持させる構造とすることは公知(特許文献1乃至3参照)である。
特開2003−193601号公報 特開2003−193602号公報 特開平11−152831号公報
これらの公知の技術のうち、特許文献1の技術について図12を参照して説明する。このガラス支持装置は、建物等の構造体31がH鋼である場合の実施例である。ガラス支持装置は、ガラス板保持体C’と該ガラス板保持体C’を支持する支持体D’とからなる。前記各部材について、図12を参照して説明する。
(ガラス板保持体C’)
ガラス板保持体C’は、外側プレート1、内側プレート2、支持軸3、ガラス押え4、ガラスライナー5等からなる。外側プレート1の中心部には支持軸3の先端雄ねじ部10が螺合する雌ねじ部が形成されている。内側プレート2の外側の中心部には載置部14、14が設けられ、ガラス板Gの重量、及び、ガラス押え4を保持するように構成され、その内側には円筒状突出部が一体に形成される。内側プレート2には支持軸3に螺合されており、ガラス板の厚みに応じてその位置が設定される。内側プレート2を支持軸3に固定するに当っては、円筒状突出部に形成されるねじ孔に固定具を螺合させることにより行う。外側のガラス押え4に対して内側のガラス押え4が設けられる。
(支持体D’)
支持軸3は、その先端部に先端雄ねじ部10が形成され、支持枠部15と共に雄ねじ部16が形成されている。前記支持枠部15の両側には、載置部14が配置され、合成樹脂製のガラスライナー5が装着される。第一ナット6は、その軸方向に雌ねじ部17を有し、支持軸3の雄ねじ部16に螺合し、後述の筒状ロッド8に対する支持軸3の姿勢が規定された後の支持軸3を筒状ロッド8に固定する機能を有する。第一ナット6は、雄ねじ部16に対して進退可能である。第二ナット7は全体としてその外形が円形であり、且つ、上下面のみ平面状となっており、この上下の平面部により、筒状ロッド8が第二ナット7に対して水平移動可能且つ回転不可であるように連結されている。換言すれば、筒状ロッド8に対して、第二ナット7は所定の範囲で水平移動は可能であるが、回転不可となっている。前記溝15’には第二ナット7にその軸方向とは直角に螺合されている筒ネジの先端が係合されている。
第二ナット7は支持軸3の雄ねじ部16に筒状ロッド8内において螺合され、その螺合角度は筒ネジによって規定される。なお、筒ネジは外周面に第二ナット7に螺合する雄ねじ部が形成され、また、その内周面は六角形の筒状部となっており、筒状ロッド8に形成されている長円孔19に臨んで配置されている。
筒状ロッド8は、先端に横方向に長い横長孔18が形成された全体として円筒状のもので、支持軸3が上記横長孔18に挿通され、且つ、支持軸3の雄ねじ部16に螺合する後述の第二ナット7をその筒内に収容するものである。また、筒状ロッド8の上面側には、その前方部に長円孔19が、その側方部の両側には調整孔20が、また、その後方部の上下に円孔21がそれぞれ形成されている。
ブラケット9は、筒状で先端ほど径小となっており、上下面にカット部が形成されている。また、ブラケット9の筒状内部に、先端に径大部22を有する固定用ボルト23が収容されており、また、ブラケット9の先端部両側方にはねじ孔24が、また、基端部には、上下にねじ孔25がそれぞれ穿設され、首振り調整ボルト26と、上下調整ボルト27とが螺入できるようにしてある。
ブラケット9の先端近傍の左右に穿設されたねじ孔24には、首振り調整ボルト26が出し入れ可能に装着されている。首振り調整ボルト26は所定長さの柱状で、外周に雄ねじが形成されている。また、首振り調整ボルト26の上記端部は、筒状ロッド8の内壁に当接している。したがって、首振り調整ボルト26は、前記筒状ロッド8の左右に穿設されている調整孔20を介して回転操作ができ、前記ブラケット9に対して首振り調整ボルト26をブラケット9から出し入れすることにより、筒状ロッド8が左右に首振り可能となるように構成されている。カラー28は、屋外側面に上下に長い縦長孔29が設けられた断面略U型のもので、前記縦長孔29に固定用ボルト23を挿通し、上下位置を調整してナット30を螺合するものである。
しかしながら、上記従来技術にあっては、ガラス板Gの鉛直方向の変位の対応ができず、面内の逃げが少ない構造となっている。即ち、地震や熱変形等の外的要因によるガラス板の上下方向の変位への対応は考慮していない構造となっている。一方、ガラス板の上下方向の変位への対応を考慮した構造として、特許文献3に記載の発明が提案されているが、この発明は、構造が複雑であるばかりでなく支持状態が不安定で、ガラス板を強く保持させる必要があり、円滑な上下移動を許容できるものではなかった。
したがって、本発明の課題は、ガラス板の重量受け部が、建築物の構造体に対して上下方向に円滑に移動できるようにすることで、ガラス板Gの鉛直方向の変位が大きい建物に対してもガラス板の破損を防止できるガラス支持装置を提供することにある。
上記課題を達成するために、本発明は、以下の手段を講じた。即ち、
請求項1記載の建築構造物のガラス支持装置は、ガラス板Gを保持するガラス板保持体Cを、支持体Dを介して建築物の構造体31に装着する建築構造物のガラス支持装置において、前記ガラス板保持体Cはガラス板Gを上下動可能に保持させ、上記ガラス板保持体Cは、支持体Dに保持されガラス板Gの室内面を保持する内側プレート40と、該内側プレート40に上下動可能に支持されガラス板Gの上下端辺をその重量と共に支持する支持枠60と、該支持枠60と一体でガラス板Gの室外面を保持する外側プレート50と、からなることを特徴とする。
請求項2記載の建築構造物のガラス支持装置は、上記請求項1記載の手段において、上記支持枠60は、内側プレート40に当接して摺動可能なスライド片部63を具備し、該スライド片部63に穿設された複数の長孔63aに内側プレート40側に設けられた皿ボルト41に案内されて上下動するようにしたことを特徴とする。
請求項3記載の建築構造物のガラス支持装置は、上記請求項2記載の手段において、上記内側プレート40の室外面には、スライド片部63が内側プレート40から外れないようにするための外れ止め40aを付設したことを特徴とする。
請求項4記載の建築構造物のガラス支持装置は、上記請求項3記載の手段において、上記内側プレート40の室外面には、スライド片部63を内側プレート40から所定以上、下動しないための受け枠40cを付設したことを特徴とする。
請求項5記載の建築構造物のガラス支持装置は、上記請求項2乃至請求項4記載のいずれかの手段において、上記内側プレート40、外側プレート50及び支持枠60のガラス板G当接面に緩衝ゴム55を付設したことを特徴とする。
本発明は、上記構成により、ガラス板Gの鉛直方向の変位がある建物に対してもガラス板の破損を防止して円滑にガラス板Gを支持させることができる。
以下、本発明の実施例1について図面を用いて説明する。図1は本発明が適用された窓の外側からみた正面図、図2は図1のY−Y断面図、図3は本発明の組立状態を説明する斜視図、図4はそのガラス支持装置の側面図、図5はガラス支持装置の保持体を構成する内側プレートの第1状態の斜視図、図6は同内側プレートの第2状態の斜視図、図7は図4のa方向の矢視図、図8は図7のVII−VII断面の断面図、図9は図7のVIII−VIII断面の断面図、図10は図4のb方向の矢視図、図11は図4のc方向の矢視図である。
(全体構成)
図1は本発明の実施例に係る建物のガラス支持装置であり、特許文献1に開示のガラス支持装置と同様に、ガラス板保持体Cと支持体Dとからなる。
(ガラス板保持体C)
内側プレート40は、特に、図3,4、図7乃至図9、及び図11のいずれかに示すように支持体D側の支持軸3の室外側の端部に内側プレート40側の連結筒部46を介して装着され、筒ねじなどの固定具47により固定される。内側プレート40は、円盤形状でその室外側面の上部位置に、断面が倒立状のL形状で所定幅の外れ止め40aが下方解放状態で溶着されている。また、内側プレート40の4個所にはボルト孔40bが穿設され、該ボルト孔40bには、所定長さで内側プレート40の室外側に突出する皿ボルト41が螺合され、該皿ボルト41は室内側において袋ナット42で固定されると共に室外側では、後述のスライド片部63側の長孔63aが挿通されてナット状スペーサ43が配置される。
換言すれば、皿ボルト41にナット状スペーサ43を装着した状態で、該皿ボルト41をボルト孔40bに螺合・挿入させ、袋ナット42にて内側プレート40に固定することになる。そして、このナット状スペーサ43を包むようにキャップ状の緩衝ゴム45を装着してもよい。
(外側プレート50)
外側プレート50は、特に図8及び図10に示すように、上記内側プレート40と略同一形状で鏡面対称状に配置され、その室内側面の中心部にはボルト穴50aが穿設される。そして、該外側プレート50の室内側面には所定厚みで硬質弾性体からなるリング状スペーサ51が当接状態で配置される。なお、このリング状スペーサ51の外側プレート50側には4個の膨出部51aが形成され、該膨出部51aが外側プレート50の内面に当接するように配置されている。そして、上記リング状スペーサ51の室内面には板状の緩衝ゴム55が溶着されている。
(支持枠60)
外側プレート50の室内面には更に支持枠60が一体に固着される。支持枠60は、特に図5,6及び図8に示すように、板状の外側装着片61と、該外側装着片61から室内側に水平板状に設けられる水平裁置片62と、該水平裁置片62の室内側端縁から、直角状で且つ外側装着片61と平行状態に形成される板状のスライド片部63と、からなる。
また、図5,6に示すように、上記外側装着片61の上部中央部には、外側装着片61と一体のボルト取付板63bを介して外側プレート取付ボルト63cが設けられる。そして、この外側プレート取付ボルト63cを上記ボルト穴50aに螺合することで、支持枠60を外側プレート50に一体とする。
上記水平裁置片62は、その上下面においてガラス板Gを支持する。また、スライド片部63には、上記内側プレート40の室外面に当接状態で上下にスライド可能に配置されると共に、上下に長い長孔63aが4個所穿設されており、この長孔63aに皿ボルト41が挿通される。したがって、スライド片部63は、4本の皿ボルト41に案内されて所定範囲で上下動可能であり、スライド片部63と一体の支持枠60及び外側プレート50が所定範囲で上下動可能となる。
また、支持枠60の外側装着片61の室内側面と、水平裁置片62の下面と、スライド片部63の室外側面には、支持枠60の補強のための方形状の鉛直補強片64がその三辺において溶着されている。そして、この鉛直補強片64により、水平裁置片62の下部において支持する2枚のガラス板Gを区画している。更に、この支持枠60には、図10に示すように、水平裁置片62の上・下面及び鉛直補強片64の左右の両面に板状の緩衝ゴム65aが添着され、水平裁置片62と鉛直補強片64とのコーナー部には塊状の緩衝ゴム65bが配置される。
(支持体D)
内側プレート40を直接支持する支持軸3は、雄ねじ部16で形成されている。
そして、雄ねじ部16の前端(室外側)は、図4,8に示すように、内側プレート40の連結筒部46におけるボルト孔40bに螺合される。また、雄ねじ部16の上方には、軸方向に沿って溝15'が形成される。
第一ナット6は、その軸方向に雌ねじ部17を有し、支持軸3の雄ねじ部16に螺合し、後述の筒状ロッド8に対する支持軸3の姿勢(左右位置調整・出入り調整・回転調整)が規定された後の支持軸3を筒状ロッド8に固定する機能を有する。第一ナット6は、雄ねじ部16に対して進退可能である。
第二ナット7は、所謂六角ナットではなく、全体としてその外形が円形であり、且つ、上下面のみ平面状7aとなっており、この上下の平面部7aにより、筒状ロッド8が第二ナット7に対して水平移動可能且つ回転不可であるように連結されている。換言すれば、筒状ロッド8に対して、第二ナット7は所定の範囲で水平移動は可能であるが、回転不可となっている。したがって、筒状ロッド8に対して、支持軸3は所定の範囲で水平移動は可能であるが、回転不可となっている。前記溝15'には第二ナット7にその軸方向とは直角に螺合されている筒ネジ19’の先端が係合されている。筒ネジ19’を第二ナット7から離れる方向(抜き出し方向)に位置させると、筒ネジ19’の他端が長円孔19内に位置することになり、その結果、第二ナット7は所定角度で長円孔19の範囲内で回転が可能となる。
第二ナット7は、前述したように、筒状ロッド8に収容され、雄ねじ部16と螺合するものである。また、第二ナット7は、支持軸3のねじ部16に筒状ロッド8内において、螺合され、その螺合角度は筒ネジ19’によって規定される。なお、筒ネジ19’は、外周面に第二ナット7に螺合する雄ねじ部が形成され、また、その内周面は六角形の筒状部となっている。また、筒ネジ19’は、筒状ロッド8に形成されている長円孔19に臨んで配置されている。したがって、筒ネジ19’は、筒状ロッド8の長円孔19に六角レンジを挿通させ、筒ネジ19’を回転させることにより、第二ナット7に対して筒ネジ19’を進退させる。そして、支持軸3に対する第二ナット7の姿勢を規定する機能を有するものである。
筒状ロッド8は、先端に横方向に長い横長孔18が形成された全体として円筒状のもので、支持軸3が上記横長孔18に挿通され、且つ、支持軸3の雄ねじ部16に螺合する後述の第二ナット7をその筒内に収容するものである。また、筒状ロッド8の上面側には、その前方部に長円孔19が、その側方部の両側には調整孔20が、また、その後方部の上下に円孔21がそれぞれ形成されている。
ブラケット9は、全体として筒状で先端(室外側)ほど径小となっており、上下面にカット部が形成されている。先端(室外側)ほど径小にしたのは、躯体側に固定される固定用ボルト23に対して左右に首振り調整を可能とするためであり、上下面にカット部を形成したのは、前記首振り調整においてもブラケット9を水平姿勢を保持させるためである。ブラケット9の筒状内部に、先端に径大部22を有する固定用ボルト23が収容されており、また、ブラケット9の先端部両側方にはねじ孔24が、また、基端部(構造体側)には、上下にねじ孔25がそれぞれ穿設され、首振り調整ボルト26と、上下調整ボルト27とが螺入できるようにしている。
前記のように、ブラケット9の先端近傍の左右に穿設されたねじ孔24には、首振り調整ボルト26が出し入れ可能に装着されている。首振り調整ボルト26は所定長さの柱状で、外周に雄ねじが形成されており、ネジ頭はない。しかし、首振り調整ボルト26の端部には、回転操作用(出し入れ操作用)の六角レンジが挿入可能なレンジ穴が穿設されている。また、首振り調整ボルト26の上記端部は、筒状ロッド8の内壁に当接している。したがって、首振り調整ボルト26は、前記筒状ロッド8の左右に穿設されている調整孔20を介して回転操作ができ、前記ブラケット9に対して首振り調整ボルト26をブラケット9から出し入れすることにより、筒状ロッド8が左右に首振り可能となるように構成されている。
カラー28は、屋外側面に上下に長い縦長孔29が設けられた断面略U型のもので、前記縦長孔29に固定用ボルト23を挿通し、固定用ボルト23に、固定用ボルト23の上下位置を調整して、ナット30を螺合するものである。31は、建物等の構造体である。
このガラス支持装置の上下調整は、固定用ボルト23をカラー28に取り付ける際に行う。また、首振り調整は、固定用ボルト23に対して、筒状ロッド8を固定する際に行う。また、前後(出入り)調整は、支持軸3に対する第二ナット7の螺合調整により行う。更に、左右調整は、筒状ロッド8に対する支持軸3の位置を調整し、第一ナット6で固定することで行う。回転調整についても、筒状ロッド8に対する支持軸3の回転角度を調整し、第一ナット6で固定することで行う。このガラス支持装置は、支持軸3に対する内側プレート2の位置を調整できるから、多種類のガラスの厚さに対応させることができる。
(作用)
上記ガラス板保持体Cは、支持体Dにより構造体31に対して略所定位置において、図1,2に示すように、ガラス板Gを支持するが、ガラス板保持体Cに下部のガラス板Gから押し上げ力が作用した場合、内側プレート40に対して支持枠60及び外側プレート50が上動して、構造体31に対するガラス板Gの上動を許容する。したがって、ガラス板Gにガラス板保持体Cからの外力が作用せず、ガラス板Gを破損することがない。
なお、上記実施例は、長孔63aを上下方向に長く設けたことから、支持枠60及び外側プレート50を上下動可能としが、長孔(図示せず)を水平方向に長く設けた場合は、支持枠60及び外側プレート50を水平方向に移動可能とすることができ、更に、長孔63aを上下方向に長く設けたスライド片部と長孔を水平方向に長く設けたスライド片部とを併用すれば、ガラス板Gの面内方向のいずれの方向の移動(ずれ)に対しても対応させることができる。
本発明が適用された窓の外側からみた正面図。 図1のY−Y断面図。 本発明の組立状態を説明する斜視図。 本発明にかかる建物構造物のガラス支持装置の側面図。 ガラス支持装置の保持体を構成する内側プレートの第1状態の斜視図。 同内側プレートの第2状態の斜視図。 図4のa方向の矢視図。 図7のVII−VII断面の断面図。 図7のVIII−VIII断面の断面図。 図4のb方向の矢視図。 図4のc方向の矢視図。
公知技術の組立状態を説明する斜視図。
符号の説明
B・・建物 C’・・ガラス板保持体(公知) C・・ガラス板保持体(本発明)
D’・・支持体(公知)D・・支持体 G・・ガラス板 H・・ガラス支持装置
1・・外側プレート 2・・内側プレート 3・・支持軸 4・・ガラス押え
5・・ガラスライナー 6・・第一ナット 7・・第二ナット 7a・・平面部
8・・筒状ロッド 9・・ブラケット 10・・先端雄ねじ部
14・・載置部 15・・支持枠部 15'・・溝 16・・雄ねじ部
17・・雌ねじ部 18・・横長孔 19・・長円孔 19’・・筒ネジ
20・・調整孔 21・・円孔 22・・径大部 23・・固定用ボルト
24,25・・ねじ孔 26・・首振り調整ボルト 27・・上下調整ボルト
28・・カラー 29・・縦長孔 30・・ナット 31・・構造体
40・・内側プレート 40a・・外れ止め 40b・・ボルト孔
40c・・受け枠 41・・皿ボルト 42・・袋ナット
43・・ナット状スペーサ 45・・緩衝ゴム 46・・連結筒部
47・・固定具 50・・外側プレート 50a・・ボルト穴
51・・リング状スペーサ 51a・・膨出部 55・・緩衝ゴム
60・・支持枠 61・・外側装着片 62・・水平裁置片
63・・スライド片部 63a・・長孔 63b・・ボルト取付板
63c・・外側プレート取付ボルト 64・・鉛直補強片
65a・・(板状の)緩衝ゴム 65b・・(塊状の)緩衝ゴム

Claims (5)

  1. ガラス板を保持するガラス板保持体を、支持体を介して建築物の構造体に装着する建築構造物のガラス支持装置において、前記ガラス板保持体はガラス板を上下動可能に保持させ、上記ガラス板保持体は、支持体に保持されガラス板の室内面を保持する内側プレートと、該内側プレートに上下動可能に支持されガラス板の上下端辺をその重量と共に支持する支持枠と、該支持枠と一体でガラス板の室外面を保持する外側プレートと、からなることを特徴とする建築構造物のガラス支持装置。
  2. 上記支持枠は、内側プレートに当接して摺動可能なスライド片部を具備し、該スライド片部に穿設された複数の長孔に内側プレート側に設けられた皿ボルトに案内されて上下動するようにしたことを特徴とする請求項1記載の建築構造物のガラス支持装置。
  3. 上記内側プレートの室外面には、スライド片部が内側プレートから外れないようにするための外れ止めを付設したことを特徴とする請求項2記載の建築構造物のガラス支持装置。
  4. 上記内側プレートの室外面には、スライド片部が内側プレートから所定以上下動しないための受け枠を付設したことを特徴とする請求項3記載の建築構造物のガラス支持装置。
  5. 上記内側プレート、外側プレート及び支持枠のガラス板当接面に緩衝ゴムを付設したことを特徴とする請求項2乃至請求項4記載のいずれかの建築構造物のガラス支持装置。
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