JP4193730B2 - 建築構造物のガラス支持装置 - Google Patents
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ガラス板保持体C’は、外側プレート1、内側プレート2、支持軸3、ガラス押え4、ガラスライナー5等からなる。外側プレート1の中心部には支持軸3の先端雄ねじ部10が螺合する雌ねじ部が形成されている。内側プレート2の外側の中心部には載置部14、14が設けられ、ガラス板Gの重量、及び、ガラス押え4を保持するように構成され、その内側には円筒状突出部が一体に形成される。内側プレート2には支持軸3に螺合されており、ガラス板の厚みに応じてその位置が設定される。内側プレート2を支持軸3に固定するに当っては、円筒状突出部に形成されるねじ孔に固定具を螺合させることにより行う。外側のガラス押え4に対して内側のガラス押え4が設けられる。
支持軸3は、その先端部に先端雄ねじ部10が形成され、支持枠部15と共に雄ねじ部16が形成されている。前記支持枠部15の両側には、載置部14が配置され、合成樹脂製のガラスライナー5が装着される。第一ナット6は、その軸方向に雌ねじ部17を有し、支持軸3の雄ねじ部16に螺合し、後述の筒状ロッド8に対する支持軸3の姿勢が規定された後の支持軸3を筒状ロッド8に固定する機能を有する。第一ナット6は、雄ねじ部16に対して進退可能である。第二ナット7は全体としてその外形が円形であり、且つ、上下面のみ平面状となっており、この上下の平面部により、筒状ロッド8が第二ナット7に対して水平移動可能且つ回転不可であるように連結されている。換言すれば、筒状ロッド8に対して、第二ナット7は所定の範囲で水平移動は可能であるが、回転不可となっている。前記溝15’には第二ナット7にその軸方向とは直角に螺合されている筒ネジの先端が係合されている。
請求項1記載の建築構造物のガラス支持装置は、ガラス板Gを保持するガラス板保持体Cを、支持体Dを介して建築物の構造体31に装着する建築構造物のガラス支持装置において、前記ガラス板保持体Cはガラス板Gを上下動可能に保持させ、上記ガラス板保持体Cは、支持体Dに保持されガラス板Gの室内面を保持する内側プレート40と、該内側プレート40に上下動可能に支持されガラス板Gの上下端辺をその重量と共に支持する支持枠60と、該支持枠60と一体でガラス板Gの室外面を保持する外側プレート50と、からなることを特徴とする。
図1は本発明の実施例に係る建物のガラス支持装置であり、特許文献1に開示のガラス支持装置と同様に、ガラス板保持体Cと支持体Dとからなる。
内側プレート40は、特に、図3,4、図7乃至図9、及び図11のいずれかに示すように支持体D側の支持軸3の室外側の端部に内側プレート40側の連結筒部46を介して装着され、筒ねじなどの固定具47により固定される。内側プレート40は、円盤形状でその室外側面の上部位置に、断面が倒立状のL形状で所定幅の外れ止め40aが下方解放状態で溶着されている。また、内側プレート40の4個所にはボルト孔40bが穿設され、該ボルト孔40bには、所定長さで内側プレート40の室外側に突出する皿ボルト41が螺合され、該皿ボルト41は室内側において袋ナット42で固定されると共に室外側では、後述のスライド片部63側の長孔63aが挿通されてナット状スペーサ43が配置される。
換言すれば、皿ボルト41にナット状スペーサ43を装着した状態で、該皿ボルト41をボルト孔40bに螺合・挿入させ、袋ナット42にて内側プレート40に固定することになる。そして、このナット状スペーサ43を包むようにキャップ状の緩衝ゴム45を装着してもよい。
外側プレート50は、特に図8及び図10に示すように、上記内側プレート40と略同一形状で鏡面対称状に配置され、その室内側面の中心部にはボルト穴50aが穿設される。そして、該外側プレート50の室内側面には所定厚みで硬質弾性体からなるリング状スペーサ51が当接状態で配置される。なお、このリング状スペーサ51の外側プレート50側には4個の膨出部51aが形成され、該膨出部51aが外側プレート50の内面に当接するように配置されている。そして、上記リング状スペーサ51の室内面には板状の緩衝ゴム55が溶着されている。
外側プレート50の室内面には更に支持枠60が一体に固着される。支持枠60は、特に図5,6及び図8に示すように、板状の外側装着片61と、該外側装着片61から室内側に水平板状に設けられる水平裁置片62と、該水平裁置片62の室内側端縁から、直角状で且つ外側装着片61と平行状態に形成される板状のスライド片部63と、からなる。
上記水平裁置片62は、その上下面においてガラス板Gを支持する。また、スライド片部63には、上記内側プレート40の室外面に当接状態で上下にスライド可能に配置されると共に、上下に長い長孔63aが4個所穿設されており、この長孔63aに皿ボルト41が挿通される。したがって、スライド片部63は、4本の皿ボルト41に案内されて所定範囲で上下動可能であり、スライド片部63と一体の支持枠60及び外側プレート50が所定範囲で上下動可能となる。
内側プレート40を直接支持する支持軸3は、雄ねじ部16で形成されている。
そして、雄ねじ部16の前端(室外側)は、図4,8に示すように、内側プレート40の連結筒部46におけるボルト孔40bに螺合される。また、雄ねじ部16の上方には、軸方向に沿って溝15'が形成される。
上記ガラス板保持体Cは、支持体Dにより構造体31に対して略所定位置において、図1,2に示すように、ガラス板Gを支持するが、ガラス板保持体Cに下部のガラス板Gから押し上げ力が作用した場合、内側プレート40に対して支持枠60及び外側プレート50が上動して、構造体31に対するガラス板Gの上動を許容する。したがって、ガラス板Gにガラス板保持体Cからの外力が作用せず、ガラス板Gを破損することがない。
D’・・支持体(公知)D・・支持体 G・・ガラス板 H・・ガラス支持装置
5・・ガラスライナー 6・・第一ナット 7・・第二ナット 7a・・平面部
8・・筒状ロッド 9・・ブラケット 10・・先端雄ねじ部
14・・載置部 15・・支持枠部 15'・・溝 16・・雄ねじ部
17・・雌ねじ部 18・・横長孔 19・・長円孔 19’・・筒ネジ
20・・調整孔 21・・円孔 22・・径大部 23・・固定用ボルト
24,25・・ねじ孔 26・・首振り調整ボルト 27・・上下調整ボルト
28・・カラー 29・・縦長孔 30・・ナット 31・・構造体
40c・・受け枠 41・・皿ボルト 42・・袋ナット
43・・ナット状スペーサ 45・・緩衝ゴム 46・・連結筒部
47・・固定具 50・・外側プレート 50a・・ボルト穴
51・・リング状スペーサ 51a・・膨出部 55・・緩衝ゴム
60・・支持枠 61・・外側装着片 62・・水平裁置片
63・・スライド片部 63a・・長孔 63b・・ボルト取付板
63c・・外側プレート取付ボルト 64・・鉛直補強片
65a・・(板状の)緩衝ゴム 65b・・(塊状の)緩衝ゴム
Claims (5)
- ガラス板を保持するガラス板保持体を、支持体を介して建築物の構造体に装着する建築構造物のガラス支持装置において、前記ガラス板保持体はガラス板を上下動可能に保持させ、上記ガラス板保持体は、支持体に保持されガラス板の室内面を保持する内側プレートと、該内側プレートに上下動可能に支持されガラス板の上下端辺をその重量と共に支持する支持枠と、該支持枠と一体でガラス板の室外面を保持する外側プレートと、からなることを特徴とする建築構造物のガラス支持装置。
- 上記支持枠は、内側プレートに当接して摺動可能なスライド片部を具備し、該スライド片部に穿設された複数の長孔に内側プレート側に設けられた皿ボルトに案内されて上下動するようにしたことを特徴とする請求項1記載の建築構造物のガラス支持装置。
- 上記内側プレートの室外面には、スライド片部が内側プレートから外れないようにするための外れ止めを付設したことを特徴とする請求項2記載の建築構造物のガラス支持装置。
- 上記内側プレートの室外面には、スライド片部が内側プレートから所定以上下動しないための受け枠を付設したことを特徴とする請求項3記載の建築構造物のガラス支持装置。
- 上記内側プレート、外側プレート及び支持枠のガラス板当接面に緩衝ゴムを付設したことを特徴とする請求項2乃至請求項4記載のいずれかの建築構造物のガラス支持装置。
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