JP4193686B2 - 伸縮性不織布およびそれを用いた繊維製品 - Google Patents
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Description
また、熱可塑性エラストマーを直接不織布化する方法としては、メルトブロー法およびスパンボンド法が知られているが、製造時においてコンベアネットあるいはその後の移動手段等の製造設備への膠着が発生し、特に目付が低い不織布を得る際は、工業的に安定して得られることができないというのが現状である。そのため、粘着性のない、すなわちアンチブロッキング性に優れる伸縮性不織布が望まれている。
(1)第一成分からなる繊維と第二成分からなる繊維の混繊(重量)比が5:95〜95:5の範囲である混合繊維ウェブからなる伸縮性不織布であり、該不織布は100%伸長時の伸長回復率が70%以上を有し、第一成分がエチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとからなるエチレン・α−オレフィン共重合体であり、該エチレン・α−オレフィン共重合体は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により求められる分子量分布(Mw/Mn)が3.5以下であり、一方、第二成分がポリウレタンエラストマー、ポリアミドエラストマー、ポリエステルエラストマー、および第1成分のエチレン・α−オレフィン共重合体を除くポリオレフィンエラストマーの群から選ばれる少なくとも1種の熱可塑性エラストマーであることを特徴とする伸縮性不織布。
(2)第一成分のエチレン・α−オレフィン共重合体が、下記のa)〜c)を満たし、かつ実質的に線状であり、炭素数3〜20のα−オレフィンの少なくとも1種が均一に分岐している前記(1)項記載の伸縮性不織布。
a)密度が0.90g/cm3以下であること。
b)メルトフローレートの比I10/I2が6以上であること。
c)分子量分布(Mw/Mn)とメルトフローレートの比(I10/I2)が次式の関係にあること。
4.63≦(I10/I2)−(Mw/Mn)
(3)ポリオレフィンエラストマーが、プロピレン・α−オレフィン共重合体およびポリオレフィンブロック共重合体から選ばれる少なくとも1種である前記(1)項記載の伸縮性不織布。
(4)伸縮性不織布が、スパンボンド法により得られる長繊維不織布である前記(1)項〜(3)項のいずれか1項記載の伸縮性不織布。
(5)伸縮性不織布が、メルトブロー法により得られる長繊維不織布である前記(1)項〜(3)項のいずれか1項記載の伸縮性不織布。
(6)伸縮性不織布同士を重ね合わせた時の剥離強度が、該不織布の50%伸長時の強度以下である前記(1)項〜(5)項のいずれか1項記載の伸縮性不織布。
(7)前記(1)項〜(6)項のいずれか1項記載の伸縮性不織布に、該記伸縮性不織布以外の不織布、フィルム、ウェブ、織物、編物およびトウから選ばれる少なくとも1種の物品を積層した伸縮性複合化不織布。
(8)前記(1)項〜(6)項のいずれか1項記載の伸縮性不織布または前記(7)項記載の伸縮性複合化不織布を用いた繊維製品。
本発明の伸縮性不織布は、第一成分(エチレン・α−オレフィン共重合体)と第二成分(熱可塑性エラストマー)からなる繊維の混繊(重量)比が5:95〜95:5の範囲である混合繊維からなる伸縮性不織布であって、該不織布の100%伸長時の回復が70%以上を有し、第一成分がエチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとからなるエチレン・α−オレフィン共重合体であって、該エチレン・α−オレフィン共重合体は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により求められる分子量分布(Mw/Mn)が3.5以下であり、一方、第二成分が熱可塑性エラストマーであることを特徴とする伸縮性不織布である。
該水添スチレン−ジエン共重合体を構成する共役ジエン化合物としては、例えば1,3−ブタジエン、イソプレン、1,3−ペンタジエン、2,2−ジメチルブタジエン、3−エチルブタジエンが挙げられる。好ましくは1,3−ブタジエン、イソプレン、1,3−ペンタジエンであり、更に好ましくは1,3−ブタジエンである。また、該水添スチレン−ジエン共重合体を構成する芳香族ビニル化合物としては、スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−エチルスチレン、ビニルナフタレン等が挙げられる。好ましくはスチレン、p−メチルスチレン、p−エチルスチレンであり、更に好ましくはスチレンである。
商品名の具体例としては、JSR DYNARON(商品名、JSR(株)製)等が挙げられる。
エラストメリックポリプロピレンは、重合体鎖が結晶性のアイソタクチックポリプロピレンまたはシンジオタクチックポリプロピレンと、非晶性のアタクチックポリプロピレンとから構成されるステレオブロック構造をとり、アイソタクチックポリプロピレンまたはシンジオタクチックポリプロピレンをハードセグメントとし、アタクチックポリプロピレンをソフトセグメントとして共重合した構造物である。尚、本発明では、例えば米国特許第4335225号明細書、同第4522982号明細書、同第5188768号明細書に記載されているエラストメリックポリプロピレンが使用できる。これらは単独重合体及び共重合体の両方を意味する。共重合体はプロピレン単位に加えて、分子中にプロピレン単位以外の他のオレフィン単位、例えばエチレン、ブチレン、ペンテンまたはヘキセン単位を含有しても良い。これらは鎖構造中に実質的に立体規則性ブロック配列を有し、例えば、重合体鎖中に選択的に配列されたアイソタクチックポリプロピレン及びアタクチックポリプロピレン序列のブロックよりなる。
また、本発明のごとく第一成分からなる繊維と第二成分からなる繊維を混合繊維として用いることにより、混合にて非相溶性成分同士では紡糸できない成分同士であっても、紡糸可能となる。
例えば、紡糸、延伸後に必要に応じたクリンプ処理を施して所定の長さに切断された第一成分及び第二成分からなる其々の短繊維を作製し、カード法またはエアーレイド法によりウェブ化する際に両繊維を混合させることができる。また、一方の成分から成る繊維を直接不織布化する方法であるメルトブロー法,スパンボンド法のいずれかの方法で製造する工程で、捕集コンベアー上に繊維を吹き付ける時にもう一方の短繊維,長繊維等を供給し混合する方法が例示される。また、短繊維や長繊維のウェブを形成する際に、メルトブロー法,スパンボンド法のいずれかで製造された長繊維を吹き付けてもよい。
また、本発明は、異種類の繊維を混合することから同種類の繊維を混合するときに発生する同種同士の親和力による粘着性が低下することによりアンチブロッキング性が良好となる。
また、直接不織布化法であるメルトブロー法とスパンボンド法では、コンベアー上に不織布を捕集するが、この時アンチブロッキング性が強いとコンベアーからの採取が困難となる。
幅25mm長さ200mmの不織布試験片を用い、該不織布の機械方向を長さ方向にして作成する。引張試験機オートグラフAG−G(商品名、(株)島津製作所製)を用い、チャック間を100mmに設定し試験片を固定した。引張速度300mm/分で100%まで伸長させた後、同じ速度で戻し、伸縮性不織布に掛かる負荷を0とした。その直後、再び同じ速度で100%まで伸長させ、負荷が再び始まる時の伸びた長さをLmmとした。伸長回復率は下記式に従って求めた。
100%伸長時の伸長回復率(%)={(100※1−L)/100※1}×100
※1:チャック間における試験片の最初の長さ(mm)
幅25mm長さ200mmの不織布試験片を、機械方向を長さ方向にして作成する。引張試験機オートグラフAG−G(商品名、(株)島津製作所製)を用い、チャック間を100mmに設定し試験片を固定した。引張速度300mm/分で50%伸長まで伸長させた時の強度(N/25mm)を50%伸長時強度とした。
縦100mm横100mmの不織布を用意する。10人のパネラーに不織布を触ってもらい風合を判断する。10人のパネラーが10段階評価を行い、全員の合計点数で評価した。従って総合点数は、最低0点から最高100点となり、60点以上を風合良好と判断した。また、好ましくは総合点数70点以上である。
縦100mm横100mmの不織布試験片を2枚用意する。前記試験片を重ね合わせた上に縦100mm横100mmのアルミ板を載せ、更にその上に重りを載せ合計5kgとなる様に重りを調整し、50℃のオーブン中に24時間放置する。放置後25℃/RH65%の室内にて取り出した試験片を幅25mmに切り、長尺方向の一端から50mmの長さ迄不織布同士を手で剥がす。オートグラフAG−G(商品名、(株)島津製作所製)を用い、剥がした不織布の両端をチャック間50mmに設定した上下のチャックにそれぞれ固定した。引張速度100mm/分で不織布同士が完全に剥がれてしまうまで引張り、強度の平均値を剥離強度(N/25mm)の数値とした(N=5)。剥離強度が小さいほどアンチブロッキング性が良好である。
JIS K 7112に準拠して測定した。
樹脂をオルトジクロロベンゼンに溶解させて濃度0 .75mg /ml の溶液とし、GPC 装置(WATER 社製150C 型、使用カラム;TSK GELGMH6 −HT )を用いて135 ℃にて測定した重量平均分子量(Mw )と数平均分子量(Mn )から計算した。
I10は、温度190℃、荷重10kg重(98.07N)で測定した(ASTM D1238)。I2は、温度190℃、荷重2.16kg重(21.18N)で測定した(ASTM D1238)。
2−i:スチレン−エチレンブチレン−スチレンブロック共重合体、KRATON G 1657((商品名)、クレイトンポリマージャパン(株)製)。
2−ii:スチレン−エチレンブチレン−スチレンブロック共重合体、DYNARON 8600P((商品名)、JSR(株)製)。
2−iii:オレフィン結晶−エチレンブチレン−オレフィン結晶ブロック共重合体、DYNARON 6200P((商品名)、JSR(株)製)。
2−iv:水添スチレンジエン共重合体、DYNARON 2324P((商品名)、JSR(株)製)。
2−v:熱可塑性ポリウレタンポリマー、パンデックスT−1180((商品名)、DIC−Bayer(株)製)。
2−vi:ポリエステルエラストマー、グリラックスE−200LV((商品名)、大日本インキ化学工業(株)製)。
2−vii:ポリアミドエラストマー、ペバックス2533((商品名)、アトフィナ・ジャパン(株)製)。
第一成分樹脂として1−ii、第二成分樹脂として2−iを伸縮性不織布の原料樹脂として用いた。スクリュー(30mm径)、加熱体、及びギアポンプを有する2機の押出機、混繊用紡糸口金(孔径0.3mm、異成分繊維が交互に一列に並んだ、孔数501ホール、有効幅500mm)、圧縮空気発生装置及び空気加熱機、ポリエステル製ネットを備えた捕集コンベアー、及び巻取機からなる装置を用いてメルトブロー不織布の製造を行った。それぞれの押出機に第一成分樹脂と第二成分樹脂をそれぞれ投入し、加熱体により第一成分樹脂を270℃、第二成分樹脂を220℃で加熱溶融させ、ギアポンプを、第一成分樹脂:第二成分脂の重量比が30:70となるように設定し、紡糸口金から単孔当たり1−iiを0.068g/分、2−iを0.158g/分の紡糸速度で溶融樹脂を吐出させ、吐出した繊維を400℃に加熱した98kPa(ゲ−ジ圧)の圧縮空気によって、走行速度1.23m/分で走行しているポリエステル製ネットの捕集コンベアー上に吹き付けた。捕集コンベアーは、紡糸口金から25cmの距離に設置した。吹き付けた空気は捕集コンベアーの裏側に設けた吸引装置で除去した。捕集コンベアーにて搬送された不織布を巻取機にてロール状に巻取り、目付99g/m2の伸縮性不織布を得た。得られた伸縮性不織布の物性の測定結果を表1に示す。得られた伸縮性不織布は、伸縮性(100%時の伸長回復率)とアンチブロッキング性(剥離強度)及び風合に優れていた。また、該伸縮性不織布のロールを繰出す時にも問題なく繰出せた(剥離強度≦50%伸長時強度)。
実施例1と同様の原料樹脂を用い、ギアポンプを、第一成分樹脂:第二成分樹脂の重量比が20:80となるように設定し、紡糸口金から単孔当たり1−iiを0.045g/分、2−iを0.180g/分の紡糸速度で溶融樹脂を吐出させた以外は、実施例1と同様の方法で伸縮性不織布を製造した。得られた伸縮性不織布の物性の測定結果を表1に示す。得られた伸縮性不織布は、伸縮性(100%時の伸長回復率)とアンチブロッキング性(剥離強度)及び風合に優れていた。また、該伸縮性不織布のロールを繰出す時にも問題なく繰出せた(剥離強度≦50%伸長時強度)。
実施例1と同様の原料樹脂を用い、ギアポンプを第一成分樹脂:第二成分樹脂の重量比が10:90となるように設定し、紡糸口金から単孔当たり1−iiを0.0226g/分、2−iを0.2034g/分の紡糸速度で溶融原料樹脂を吐出させた以外は、実施例1と同様の方法で伸縮性不織布を製造した。得られた伸縮性不織布の物性の測定結果を表1に示す。得られた伸縮性不織布は、伸縮性(100%時の伸長回復率)とアンチブロッキング性(剥離強度)及び風合に優れていた。また、該伸縮性不織布のロールを繰出す時にも問題なく繰出せた(剥離強度≦50%伸長時強度)。
実施例1と同様の原料樹脂を用い、ギアポンプを第一成分樹脂:第二成分樹脂の重量比が50:50となるように設定し、紡糸口金から単孔当たり1−iiを0.113g/分、2−iを0.113g/分の紡糸速度で溶融樹脂を吐出させた以外は、実施例1と同様の方法で伸縮性不織布を製造した。得られた伸縮性不織布の物性の測定結果を表1に示す。得られた伸縮性不織布は、伸縮性(100%時の伸長回復率)とアンチブロッキング性(剥離強度)及び風合に優れていた。また、該伸縮性不織布のロールを繰出す時にも問題なく繰出せた(剥離強度≦50%伸長時強度)。
実施例1と同様の原料樹脂を用い、ギアポンプを第一成分樹脂:第二成分樹脂の重量比が70:30となるように設定し、紡糸口金から単孔当たり1−iiを0.158g/分、2−iを0.068g/分の紡糸速度で溶融樹脂を吐出させた以外は、実施例1と同様の方法で伸縮性不織布を製造した。得られた伸縮性不織布の物性の測定結果を表1に示す。得られた伸縮性不織布は、伸縮性(100%時の伸長回復率)とアンチブロッキング性(剥離強度)及び風合に優れていた。また、該伸縮性不織布のロールを繰出す時にも問題なく繰出せた(剥離強度≦50%伸長時強度)。
実施例1と同様の原料樹脂を用い、ギアポンプを第一成分樹脂:第二成分樹脂の重量比が90:10となるように設定し、紡糸口金から単孔当たり1−iiを0.2034g/分、2−iを0.0226g/分の紡糸速度で溶融樹脂を吐出させた以外は、実施例1と同様の方法で伸縮性不織布を製造した。得られた伸縮性不織布の物性の測定結果を表1に示す。得られた伸縮性不織布は、伸縮性(100%時の伸長回復率)とアンチブロッキング性(剥離強度)及び風合に優れていた。また、該伸縮性不織布のロールを繰出す時にも問題なく繰出せた(剥離強度≦50%伸長時強度)。
実施例1と同様の原料樹脂を用い、ギアポンプを第一成分樹脂:第二成分樹脂の重量比が5/95となるように設定し、紡糸口金から単孔当たり1−iiを0.011g/分、2−iを0.214g/分の紡糸速度で溶融樹脂を吐出させた事以外は実施例1に準拠した加工条件及び製造装置により伸縮性不織布を製造した。得られた伸縮性不織布の物性の測定結果を表1に示す。得られた伸縮性不織布は、伸縮性(100%時の伸長回復率)とアンチブロッキング性(剥離強度)及び風合に優れていた。
実施例1と同様の原料樹脂を用い、ギアポンプを第一成分樹脂:第二成分樹脂の重量比が95:5となるように設定し、紡糸口金から単孔当たり1−iiを0.214g/分、2−iを0.011g/分の紡糸速度で溶融原料樹脂を吐出させた事以外は、実施例1と同様の方法で伸縮性不織布を製造した。得られた伸縮性不織布の物性の測定結果を表1に示す。得られた伸縮性不織布は、伸縮性(100%時の伸長回復率)とアンチブロッキング性(剥離強度)及び風合に優れていた。
第一成分樹脂として1−i、第二成分樹脂として2−iを伸縮性不織布の原料樹脂として用いた事以外は全て実施例1と同様の方法で伸縮性不織布を製造した。得られた伸縮性不織布の物性の測定結果を表1に示す。得られた伸縮性不織布は、伸縮性(100%時の伸長回復率)とアンチブロッキング性(剥離強度)及び風合に優れていた。また、該伸縮性不織布のロールを繰出す時にも問題なく繰出せた(剥離強度≦50%伸長時強度)。
第一成分樹脂として1−ii、第二成分樹脂として2−iiを伸縮性不織布の原料樹脂として用いた事以外は全て実施例1と同様の方法で伸縮性不織布を製造した。得られた伸縮性不織布の物性の測定結果を表2に示す。得られた伸縮性不織布は、伸縮性(100%時の伸長回復率)とアンチブロッキング性(剥離強度)及び風合に優れていた。また、該伸縮性不織布のロールを繰出す時にも問題なく繰出せた(剥離強度≦50%伸長時強度)。
第一成分樹脂として1−ii、第二成分樹脂として2−iiiを伸縮性不織布の原料樹脂として用いた事以外は全て実施例1と同様の方法で伸縮性不織布を製造した。得られた伸縮性不織布の物性の測定結果を表2に示す。得られた伸縮性不織布は、伸縮性(100%時の伸長回復率)とアンチブロッキング性(剥離強度)及び風合に優れていた。また、該伸縮性不織布のロールを繰出す時にも問題なく繰出せた(剥離強度≦50%伸長時強度)。
第一成分樹脂として1−ii、第二成分樹脂として2−ivを伸縮性不織布の原料樹脂として用いた事以外は全て実施例1と同様の方法で伸縮性不織布を製造した。得られた伸縮性不織布の物性の測定結果を表2に示す。得られた伸縮性不織布は、伸縮性(100%時の伸長回復率)とアンチブロッキング性(剥離強度)及び風合に優れていた。また、該伸縮性不織布のロールを繰出す時にも問題なく繰出せた(剥離強度≦50%伸長時強度)。
第一成分樹脂として1−ii、第二成分樹脂として2−vを伸縮性不織布の原料樹脂として用い、加熱体により第二成分樹脂を200℃で加熱溶融させた事以外は全て実施例1と同様の方法で伸縮性不織布を製造した。得られた伸縮性不織布の物性の測定結果を表2に示す。得られた伸縮性不織布は、伸縮性(100%時の伸長回復率)とアンチブロッキング性(剥離強度)及び風合に優れていた。また、該伸縮性不織布のロールを繰出す時にも問題なく繰出せた(剥離強度≦50%伸長時強度)。
第一成分樹脂として1−ii、第二成分樹脂として2−viを伸縮性不織布の原料樹脂として用い、加熱体により第二成分樹脂を220℃で加熱溶融させた事以外は全て実施例1と同様の方法で伸縮性不織布を製造した。得られた伸縮性不織布の物性の測定結果を表2に示す。得られた伸縮性不織布は、伸縮性(100%時の伸長回復率)とアンチブロッキング性(剥離強度)及び風合に優れていた。また、該伸縮性不織布のロールを繰出す時にも問題なく繰出せた(剥離強度≦50%伸長時強度)。
第一成分樹脂として1−ii、第二成分樹脂として2−viiを伸縮性不織布の原料樹脂として用い、加熱体により第二成分樹脂を250℃で加熱溶融させた事以外は全て実施例1と同様の方法で伸縮性不織布を製造した。得られた伸縮性不織布の物性の測定結果を表2に示す。得られた伸縮性不織布は、伸縮性(100%時の伸長回復率)とアンチブロッキング性(剥離強度)及び風合に優れていた。また、該伸縮性不織布のロールを繰出す時にも問題なく繰出せた(剥離強度≦50%伸長時強度)。
第一成分樹脂として1−iii、第二成分樹脂として2−iを伸縮性不織布の原料樹脂として用いた事以外は全て実施例1と同様の方法で伸縮性不織布を製造した。得られた伸縮性不織布の物性の測定結果を表2に示す。得られた伸縮性不織布は、伸縮性(100%時の伸長回復率)とアンチブロッキング性(剥離強度)に優れていた。
第一成分樹脂として1−ii、第二成分樹脂として2−iiを伸縮性不織布の原料樹脂として用いた。スクリュー(40mm径)、加熱体、及びギアポンプを有する2機の押出機、図1の紡糸孔配列を持つ混繊用の紡糸口金(孔径0.4mm、120孔)、エアーサッカー、帯電法開繊機、ポリエステル製ネットを備えた捕集コンベアー、ポイントボンド加工機及び巻取機からなる装置を用いてスパンボンド不織布の製造を行った。それぞれの押出機に第一成分樹脂と第二成分樹脂をそれぞれ投入し、加熱体により第一成分樹脂を270℃で、第二成分樹脂を230℃で加熱溶融させ、ギアポンプを第一成分樹脂:第二成分樹脂の重量比が30:70となるように設定し、紡糸口金から単孔当たり1−iiを0.15g/分、2−iiを0.35g/分の紡糸速度で溶融樹脂を吐出させ、吐出した繊維をエアーサッカーに導入し直後に帯電法開繊機によって開繊させ捕集コンベアー上に捕集した。エアーサッカーの空気圧は、196kPaとした。捕集コンベアー上のウェブを上下ロール温度90℃に加熱したポイントボンド加工機(圧着面積率15%)に投入し、加工後の不織布を巻取機にてロール状に巻取り、目付30g/m2の伸縮性不織布を得た。得られた伸縮性不織布の物性の測定結果を表2に示した。得られた伸縮性不織布は、伸縮性(100%時の伸長回復率)とアンチブロッキング性(剥離強度)及び風合に優れていた。また、該伸縮性不織布のロールを繰出す時にも問題なく繰出せた(剥離強度≦50%伸長時強度)。
第一成分樹脂として1−iv、第二成分樹脂として2−iiを伸縮性不織布の原料樹脂として用いた事以外は全て実施例1と同様の方法で伸縮性不織布を製造した。得られた伸縮性不織布の物性の測定結果を表3に示す。得られた伸縮性不織布は、第一成分の1−vの分子量分布(Mw/Mn)が3.5より極端に大きい為、アンチブロッキング性(剥離強度)が悪く満足できる性能を示さなかった。
原料樹脂に第二成分樹脂2−iiのみを用い、2基の押出機の其々に第二成分樹脂を投入し、過熱体により其々220℃で加熱溶融させ、ギアポンプを其々0.113g/分の紡糸速度で溶融樹脂を吐出させた以外は、実施例1と同様の方法で伸縮性不織布を製造した。得られた伸縮性不織布の物性の測定結果を表3に示す。得られた伸縮性不織布は、第二成分のみで構成されている為にアンチブロッキング性(剥離強度)が悪く風合が悪いもので使用できなかった。
原料樹脂に第一成分樹脂1−iiのみを用い、2基の押出機の其々に第一成分樹脂を投入し、過熱体により其々270℃で加熱溶融させ、ギアポンプを其々0.113g/分の紡糸速度で溶融樹脂を吐出させた以外は、実施例1と同様の方法で伸縮性不織布を製造した。得られた伸縮性不織布の物性の測定結果を表3に示す。得られた伸縮性不織布は、第一成分のみで構成されている為に100%時の伸長回復率が67%と低く、満足できる性能を示さなかった。
実施例1と同様の原料樹脂を用い、ギアポンプを第一成分樹脂:第二成分樹脂の重量比が1:99となるように設定し、紡糸口金から単孔当たり1−iiを0.002g/分、2−iを0.223g/分の紡糸速度で溶融樹脂を吐出させた以外は、実施例1と同様の方法で伸縮性不織布を製造した。得られた伸縮性不織布の物性の測定結果を表3に示す。得られた伸縮性不織布は、第一成分が極端に少ない為に剥離強度が4.0N/25mmと高く、満足できる性能を示さなかった。
実施例1と同様の原料樹脂を用い、ギアポンプを第一成分樹脂:第二成分樹脂の重量比が99:1となるように設定し、紡糸口金から単孔当たり1−iiを0.223g/分、2−iを0.002g/分の紡糸速度で溶融樹脂を吐出させた以外は、実施例1と同様の方法で伸縮性不織布を製造した。得られた伸縮性不織布の物性の測定結果を表3に示す。得られた伸縮性不織布は、第二成分が極端に少ない為に100%時の伸長回復率が68%と低く、満足できる性能を示さなかった。
第一成分樹脂として1−ii、第二成分樹脂として2−vを伸縮性不織布の原料樹脂として用いた。押出機投入前に1−ii:2−v=30:70(重量比)となるように1−iiと2−vとを予め混合(ブレンド)し、単孔当り0.113g/分の紡糸速度で溶融原料樹脂を吐出させた事以外は、実施例1と同様の方法で伸縮性不織布を製造した。しかし、第一成分樹脂1−iiと第二成分樹脂2−vは相溶性が無い為にショットが多発し、不織布にする事が出来なかった。
第一成分樹脂として1−ii、第二成分樹脂として2−iを伸縮性不織布の原料樹脂として用いた。押出機投入前に1−ii:2−i=30:70(重量比)となるように1−iiと2−iとを予め混合(ブレンド)し、単孔当り0.113g/分の紡糸速度で溶融原料樹脂を吐出させた事以外は、実施例1と同様の方法で伸縮性不織布を製造した。得られた伸縮性不織布は、第一成分と第二成分を混合している為に100%時の伸長回復率が67%と低く、満足できる性能を示さなかった。
原料樹脂に第二成分樹脂2−iiのみを用い、2基の押出機の其々に第二成分樹脂を投入し、過熱体により其々220℃で加熱溶融させ、ギアポンプを其々0.25g/分の紡糸速度で溶融樹脂を吐出させた以外は、実施例18と同様の方法で伸縮性不織布を製造した。しかし、第二成分樹脂だけでは粘着力が強くエアーサッカーを繊維が通過できない為に不織布を得ることが出来なかった。
第一成分樹脂として1−v、第二成分樹脂として2−iiを伸縮性不織布の原料樹脂として用いた事以外は全て実施例1と同様の方法で伸縮性不織布を製造した。得られた伸縮性不織布の物性の測定結果を表3に示す。得られた伸縮性不織布は、第一成分の1−vがポリプロピレンであり密度が0.902と大きい為、100時の伸長回復率が60%と低く、満足できる性能を示さなかった。
第一成分樹脂として1−vi、第二成分樹脂として2−iiを伸縮性不織布の原料樹脂として用いた事以外は全て実施例1と同様の方法で伸縮性不織布を製造した。得られた伸縮性不織布の物性の測定結果を表3に示す。得られた伸縮性不織布は、第一成分の1−viが密度0.942の高密度ポリエチレンの為、100%時の伸長回復率が60%と低く、満足できる性能を示さなかった。
Claims (8)
- 第一成分からなる繊維と第二成分からなる繊維の混繊(重量)比が5:95〜95:5の範囲である混合繊維ウェブからなる伸縮性不織布であり、該不織布は100%伸長時の伸長回復率が70%以上を有し、第一成分がエチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとからなるエチレン・α−オレフィン共重合体であり、該エチレン・α−オレフィン共重合体は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により求められる分子量分布(Mw/Mn)が3.5以下であり、一方、第二成分がポリウレタンエラストマー、ポリアミドエラストマー、ポリエステルエラストマー、および第1成分のエチレン・α−オレフィン共重合体を除くポリオレフィンエラストマーの群から選ばれる少なくとも1種の熱可塑性エラストマーであることを特徴とする伸縮性不織布。
- 第一成分のエチレン・α−オレフィン共重合体が、下記のa)〜c)を満たし、かつ実質的に線状であり、炭素数3〜20のα−オレフィンの少なくとも1種が均一に分岐している請求項1記載の伸縮性不織布。
a)密度が0.90g/cm3以下であること。
b)メルトフローレートの比I10/I2が6以上であること。
c)分子量分布(Mw/Mn)とメルトフローレートの比(I10/I2)が次式の関係にあること。
4.63≦(I10/I2)−(Mw/Mn) - ポリオレフィンエラストマーが、プロピレン・α−オレフィン共重合体およびポリオレフィンブロック共重合体から選ばれる少なくとも1種である請求項1記載の伸縮性不織布。
- 伸縮性不織布が、スパンボンド法により得られる長繊維不織布である請求項1〜3のいずれか1項記載の伸縮性不織布。
- 伸縮性不織布が、メルトブロー法により得られる長繊維不織布である請求項1〜3のいずれか1項記載の伸縮性不織布。
- 伸縮性不織布同士を重ね合わせた時の剥離強度が、該不織布の50%伸長時の強度以下である請求項1〜5のいずれか1項記載の伸縮性不織布。
- 請求項1〜6のいずれか1項記載の伸縮性不織布に、該伸縮性不織布以外の不織布、フィルム、ウェブ、織物、編物およびトウから選ばれる少なくとも1種の物品を積層した伸縮性複合化不織布。
- 請求項1〜6のいずれか1項記載の伸縮性不織布または請求項7記載の伸縮性複合化不織布を用いた繊維製品。
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