JP2003113574A - 伸縮性メルトブロー不織布及びこれを用いた繊維製品 - Google Patents
伸縮性メルトブロー不織布及びこれを用いた繊維製品Info
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- JP2003113574A JP2003113574A JP2001309827A JP2001309827A JP2003113574A JP 2003113574 A JP2003113574 A JP 2003113574A JP 2001309827 A JP2001309827 A JP 2001309827A JP 2001309827 A JP2001309827 A JP 2001309827A JP 2003113574 A JP2003113574 A JP 2003113574A
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Abstract
時の有毒ガス発生がなく、リサイクル可能で複雑な製造
工程を要しない安価な伸縮性不織布及びこれを用いた繊
維製品を提供する。 【解決手段】結晶化度が0〜50%であり、数平均分子
量(Mn)が30000〜60000であるオレフィン
系共重合体成分(A)20〜80重量%、及び水添スチ
レンジエン共重合体、スチレン/エチレン・ブチレン/
オレフィン結晶ブロック共重合体、エラストメリックポ
リプロピレン、プロピレン・エチレンブロック共重合体
から選ばれる少なくとも1種の熱可塑性エラストマー成
分(B)80〜20重量%を含有する組成物からなる伸
縮性メルトブロー不織布及びこれを用いた繊維製品。
Description
ー不織布及びこれを用いた繊維製品に関する。詳しくは
優れた伸縮性と適度な伸長時応力を有し、かつ燃焼時の
有毒ガス発生がなく、かつリサイクル可能な、繊維製品
としての用途に最適な伸縮性メルトブロー不織布及びこ
れを用いた繊維製品に関する。
縮するため弾性不織布とも呼ばれ、近年各種用途に用い
られその用途が拡大している。特に、身体へのフィット
性を向上させる目的で、例えば使い捨ておむつ、衣類、
キャップ、包帯、テープ等に使用されている。それらに
要求される性能は、適度なフィット感、ゴム状弾性、伸
縮性である。この様な性能を満たすものとして特にポリ
ウレタン伸縮性不織布が最も多く利用されている。しか
し、ポリウレタン伸縮性不織布には燃焼時の有毒ガスの
発生、リサイクル不可、高価格、複雑な製造工程等の問
題があり、これらの問題の無い伸縮性不織布の開発が望
まれている。
レン・α−オレフィン共重合体とスチレン/エチレン・
ブチレン/スチレンブロック共重合体とを含む組成物か
らなるメルトブロー不織布が提案されている。しかし、
メルトブロー法では、比較的高温度で樹脂を加工するた
めスチレンブロックの破壊が起こりやすく、得られる不
織布の伸縮性が低下するという問題があった。
は、水添ジエン系重合体と数平均分子量20000以下
の結晶性低分子量ポリオレフィンを含有する伸縮性不織
布が提案されている。この伸縮性不織布には、不織布の
製造が困難な上、破断伸度が200%未満で大変脆く、
伸縮性が低く、かつ伸長時の応力が極端に高いという問
題があった。
た伸縮性と適度な伸長時応力を有し、燃焼時の有毒ガス
発生がなく、リサイクル可能で複雑な製造工程を要しな
い安価な伸縮性不織布及びこれを用いた繊維製品を提供
することにある。
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、結晶化度が0
〜50%であり、数平均分子量(Mn)が30000〜
60000であるオレフィン系共重合体成分(A)20
〜80重量%、及び水添スチレンジエン共重合体、スチ
レン/エチレン・ブチレン/オレフィン結晶ブロック共
重合体、エラストメリックポリプロピレン、プロピレン
・エチレンブロック共重合体から選ばれる少なくとも1
種の熱可塑性エラストマー成分(B)80〜20重量%
を含有する組成物からなる伸縮性メルトブロー不織布及
びこれを用いた繊維製品が、本発明の目的を達成し得る
見通しを得、その知見に基づいて本発明を完成するに至
った。
n)が30000〜60000であるオレフィン系共重
合体成分(A)20〜80重量%、及び水添スチレンジ
エン共重合体、スチレン/エチレン・ブチレン/オレフ
ィン結晶ブロック共重合体、エラストメリックポリプロ
ピレン、プロピレン・エチレンブロック共重合体から選
ばれる少なくとも1種の熱可塑性エラストマー成分
(B)80〜20重量%を含有する組成物からなること
を特徴とする伸縮性メルトブロー不織布。
が、エチレンと炭素数3〜10のα−オレフィンとの共
重合体もしくはプロピレンと炭素数4〜10のα−オレ
フィンとの共重合体であり、分子量分布(Mw/Mn)
が1.5〜4であることを特徴とする前記(1)項記載
の伸縮性メルトブロー不織布。
る繊維の平均繊維径が1〜24μmであることを特徴と
する前記(1)もしくは(2)項記載の伸縮性メルトブ
ロー不織布。
%伸長時の伸長回復率が90%以上、100%伸長時の
応力が目付100g/m2換算で100〜300cN/
25mmであることを特徴とする前記(1)〜(3)項
のいずれか1項記載の伸縮性メルトブロー不織布。
項記載の伸縮性メルトブロー不織布に、前記伸縮性メル
トブロー不織布以外の伸縮性不織布、フィルム、ネッ
ト、編物、織物から選ばれる少なくとも1種を積層して
なる複合化伸縮性メルトブロー不織布。
項記載の伸縮性メルトブロー不織布、もしくは前記
(5)記載の複合化伸縮性メルトブロー不織布を用いて
なる繊維製品。
発明の伸縮性メルトブロー不織布は、オレフィン系共重
合体成分(A)(以下、成分(A)という)20〜80
重量%、及び水添スチレンジエン共重合体、スチレン/
エチレン・ブチレン/オレフィン結晶ブロック共重合
体、エラストメリックポリプロピレン、プロピレン・エ
チレンブロック共重合体から選ばれる少なくとも1種の
熱可塑性エラストマー成分(B)(以下、成分(B)と
いう)80〜20重量%を含有する組成物から構成され
る伸縮性メルトブロー不織布である。
共重合体であり、X線回折によって測定される結晶化度
が0〜50%、好ましくは5〜40%であり、数平均分
子量(Mn)が30000〜60000、好ましくは3
0000〜50000である。結晶化度が50%を大き
く超えると、得られるメルトブロー不織布の伸縮性が極
端に低下し、かつ伸長時の応力も極端に高くなるため、
結晶化度は0〜50%でなければならない。また、数平
均分子量(Mn)が30000より大幅に小さいと、メ
ルトブロー不織布の製造が困難なうえに不織布化できて
も不織布の破断伸度は200%に達せず適度な伸長時応
力が得られない。数平均分子量(Mn)が60000よ
り大幅に大きいと、繊維の強力が強くなるため、これに
よって構成される不織布の締め付け力も強くなるが、成
分(A)のオレフィン系共重合体の流動性が悪化し繊維
化が困難になる。従って数平均分子量(Mn)は300
00〜60000でなければならない。
チレンと炭素数3〜10のα−オレフィンとの共重合体
もしくはプロピレンと炭素数4〜10のα−オレフィン
との共重合体であり、分子量分布(Mw/Mn)が1.
5〜4であることが好ましい。炭素数3〜10のα−オ
レフィンとしては、例えばプロピレン、1−ブテン、3
−メチル−1−ブテン、4−メチル−1−ブテン、1−
ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、
1−ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン
等が挙げられる。また、これらに架橋用ジエンモノマー
を加えた三元共重合体も含まれ、代表的にはエチレン・
プロピレン・ジエンゴム、エチレン・ブテン・ジエンゴ
ムが挙げられる。前記のα−オレフィンのなかでは1−
ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセンまたは1−オクテ
ンが好ましい。これらのα−オレフィンは、1種単独で
または2種以上組合せて用いることができる。
(A)としては、エチレン・α−オレフィン共重合体が
好ましく、特にエチレン・オクテン共重合体、エチレン
・ブテン共重合体が好ましい。また成分(A)のオレフ
ィン系共重合体の分子量分布(Mw/Mn=重量平均分
子量/数平均分子量)は、曳糸性の点から1.5〜4で
あることが好ましい。成分(A)のオレフィン系共重合
体の具体例としては、エンゲージ(商品名、デュポンダ
ウエラストマージャパン(株)製)、タフマー(商品
名、三井化学(株)製)等があげられる。また成分
(A)のオレフィン系共重合体はメタロセン触媒によっ
て製造されたものであっても構わない。
ンジエン共重合体,スチレン/エチレン・ブチレン/オ
レフィン結晶ブロック共重合体,エラストメリックポリ
プロピレン,プロピレン・エチレンブロックコポリマー
から選ばれる少なくとも1種である。
ジエン化合物と芳香族ビニル化合物とのランダム共重合
体の共役二重結合が飽和された水添ジエン系重合体であ
る。詳しくは、少なくとも1種の共役ジエンと3〜50
重量%の芳香族ビニル化合物とのランダム共重合体であ
って分子量分布(Mw/Mn)が10以下であり、かつ
共重合体中のジエン部分のビニル結合含有率が10〜9
0重量%である共重合体のオレフィン性不飽和結合の少
なくとも70%が水素添加された水添ジエン系共重合体
である。
エン単量体としては、例えば1,3−ブタジエン、イソ
プレン、1,3−ペンタジエン、2,2−ジメチルブタ
ジエン、3−エチルブタジエン等が挙げられる。中でも
1,3−ブタジエン、イソプレン、1,3−ペンタジエ
ンが好ましく、1,3−ブタジエンが更に好ましい。ま
た、前記ランダム共重合体に用いられるビニル芳香族化
合物としては、スチレン、α−メチルスチレン、p−メ
チルスチレン、p−エチルスチレン、ビニルナフタレン
等が挙げられ、中でもスチレン、p−メチルスチレン、
p−エチルスチレンが好ましく、スチレンが更に好まし
い。
フィン結晶ブロック共重合体は、1,2−結合含量が2
5重量%以下であるポリブタジエン重合体ブロック
(a)と、共役ジエン化合物または共役ジエン化合物を
70重量%以上含有するビニル芳香族化合物−共役ジエ
ン化合物ランダム共重合体であり、かつ共役ジエン部分
の1,2−及び3,4−結合含量が25〜70重量%で
ある重合体ブロック(b)、ビニル芳香族化合物を80
重量%以上含有する共重合体ブロック(c)とからなる
(a)−(b)−(c)ブロック共重合体、または前記
ブロック共重合体単位がカップリング剤残基を介して延
長または分岐されたブロック共重合体であり、全体に占
める各ブロック(a)/(b)/(c)の比率が5〜3
0重量%/30〜80重量%/10〜35重量%のブロ
ック共重合体を水素添加し、共役ジエン部分の二重結合
が70%以上飽和され、数平均分子量が40000〜7
00000である水添ジエン系共重合体である。
ン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、t−ブ
チルスチレン、ジビニルベンゼン、N,N−ジメチル−
p−アミノエチルスチレン、N,N−ジエチル−p−ア
ミノエチルスチレン、ビニルピリジン等が挙げられ、特
にスチレン、α−メチルスチレンが好ましい。前記スチ
レン・エチレンブチレン・オレフィン結晶ブロック共重
合体の具体例としては、ダイナロン(商品名、JSR
(株)製)等が挙げられる。
ポリマー鎖が結晶性のアイソタクチックポリプロピレン
もしくはシンジオタクチックポリプロピレンからなるハ
ードセグメントと、非晶性のアタクチックポリプロピレ
ンからなるソフトセグメントとから構成されたステレオ
ブロック構造を有する。前記エラストメリックポリプロ
ピレンには、単独重合体及び共重合体が含まれ、共重合
体はプロピレン単位に加えて、分子中にプロピレン単位
以外の他のオレフィン単位、例えばエチレン、ブチレ
ン、ペンテンまたはヘキセン単位を含有してもよい。こ
れらは鎖構造中に実質的に立体規則性ブロック配列を有
し、ポリマー鎖中に選択的に配列された例えばアイソタ
クチックポリプロピレン及びアタクチックポリプロピレ
ン序列のブロックよりなる。
米国特許第4335225号明細書に開示された有機T
i、ZrまたはHf化合物と金属酸化物、例えばAl2
O3、TiO2、SiO2またはMgOとの反応によって
得られる特殊の触媒を用いて重合する技術、同第452
2982号明細書に記載されたメタロセン触媒をアルミ
ノキサンと併用して重合する技術、同第5188768
号明細書に開示されたマグネシウム−アルコキシドと四
価チタンの塩化物とを基礎とする触媒を用いて特別な電
子供与体の存在下に重合する技術等によって得ることが
できる。
体は、ポリプロピレンとポリ(エチレン−co−プロピ
レン)とがブレンドの状態で存在しているのではなく、
ポリプロピレンセグメントとポリ(エチレン−co−プ
ロピレン)セグメントが化学的に結合(共有結合)して
いるポリプロピレン−b−ポリ(エチレン−co−プロ
ピレン)を含んでなるプロピレン・エチレンブロック共
重合体である。前記プロピレン・エチレンブロック共重
合体は、重量平均分子量(Mw)が10万以上であり、
ポリ(エチレン−co−プロピレン)セグメント含有量
が5重量%〜100重量%未満であり、かつ全エチレン
含有量が2〜95重量%である。
体は、国際公開番号WO00/23489に開示された
技術、即ち、チタン及びハロゲンあるいはチタン、マグ
ネシウム及びハロゲンからなる固体触媒成分とトリエチ
ルアルミニウム等の有機金属化合物からなるオレフィン
重合触媒の存在下に、必要に応じて電子供与性化合物を
添加して、重合反応器、好ましくは特開平9−8734
3号公報に例示してあるような管型重合反応器を使用し
て、好ましくは液相法で初めに重合領域(i)にて短時
間で所定量のポリプロピレンセグメントを合成した後、
直ちに、後流にある重合領域(ii)にて短時間で所定量
のポリ(エチレン−co−プロピレン)セグメントを合
成することによって得ることができる。
する組成物の成分混合比率は、成分(A)20〜80重
量%、好ましくは30〜70重量%、成分(B)80〜
20重量%、好ましくは70〜30重量%である。成分
(A)は、メルトブロー不織布に対して、主として伸長
時の応力を付与し、成分(B)は、主として伸縮性を付
与する成分である。成分(A)が20重量%未満の場
合、得られる不織布は、伸縮性は良好であるが伸長時応
力が不十分である。また、成分(B)が20重量%未満
であると伸長時応力は良好であるが、伸縮性が不十分と
なる。従って伸縮性と伸長時応力の両性能を満たすため
には、成分(A)が20〜80重量%、(B)が80〜
20重量%の比率であることが必要である。
に用いられる成分(A)と成分(B)とからなる組成物
には、必要に応じて各種安定剤、紫外線吸収剤、増粘分
岐剤、艶消剤、着色剤、ゴム等の柔軟性付与剤、その他
各種の改良剤等を配合することができる。
マーであるスチレン/エチレン・ブチレン/スチレンブ
ロック共重合体とスチレン/エチレン・プロピレン/ス
チレンブロック共重合体を配合しないことが望ましい。
不織布の風合や隠蔽性を高めるためには、構成する繊維
を細くする必要があり、そのためには、通常、押出機を
高温度にし繊維化前樹脂粘度を低下させる方法が採られ
る。特にメルトブロー法で組成物を不織布化する場合に
は、高温度が必要である。前記の2種の共重合体は、押
出機温度260℃を大きく超えて加熱した場合、得られ
る繊維もしくは不織布の伸縮性が低下して100%伸長
回復率が90%未満になるおそれがある。
記組成物を、成分(A)と成分(B)の軟化点以上で溶
融混練し紡糸口金より押出して微細な溶融物とし、この
溶融物を高速の加熱気体流と接触させて微細な繊維と
し、この微細繊維を多孔質支持体に捕集して不織布とす
るメルトブロー法によって得られる。メルトブロー法に
よって作られたメルトブロー不織布は、これを構成する
繊維が微細であるため、風合い、隠蔽性、通気性が良好
である。また、メルトブロー法は、一工程で原料投入か
ら不織布の完成迄を実施できる簡単な製造方法であり好
ましい。
する繊維の平均繊維径は、好ましくは1〜50μm、更
に好ましくは1〜24μmである。構成する繊維が細い
ほど、不織布の風合や隠蔽性は良好となるが、製造コス
トと不織布性能の両者を考慮すると、平均繊維径は5〜
24μmの範囲が好ましい。また、本発明の伸縮性メル
トブロー不織布の目付は、好ましくは5〜300g/m
2、より好ましくは20〜200g/m2、更に好まし
くは50〜150g/m2である。
目的に応じてポイントボンド加工、ソニックボンド加
工、ウォータージェット加工、ニードルパンチ加工、レ
ジンボンド加工のいずれか一つ以上の加工を行っても構
わない。
00%伸長時の伸長回復率が90%以上あることが好ま
しい。伸長回復率は伸縮性の指標であり、一般的に伸長
回復率が90%以上の不織布が良好な伸縮性不織布もし
くは弾性不織布と呼ばれる。例えばおむつに使用されて
いる伸縮性不織布への要求は100%伸長時の伸長回復
率が90%以上である。
は、製品にした時の適度な締付け力が得られる点におい
て100%伸長時応力(縦方向(MD)と横方向(C
D)の相乗平均値)が、不織布の目付100g/m2当
り、100〜300cN/25mmであることが好まし
く、100%伸長時応力がこの範囲であれば、この不織
布を例えば幼児用使い捨ておむつのウエスト部分に使用
した場合、排泄物の漏れもおむつの脱げも起こらず、過
度の締付けによる肌かぶれも起こらない。
の伸縮性を阻害しない範囲で前記伸縮性メルトブロー不
織布以外の伸縮性をもった不織布、フィルム、ネット、
編物、織物から選ばれた少なくとも1種の布帛と積層さ
せ、複合化伸縮性メルトブロー不織布として使用するこ
とができる。前記布帛は、20%伸長させた時の伸長回
復率が90%以上であることが好ましく、例えば、スチ
レン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ポリ
エステル系エラストマー、ポリウレタン系エラストマー
等の熱可塑性エラストマー樹脂からなるメルトブロー不
織布、フィルム、ネット、及びこれら熱可塑性エラスト
マー樹脂からなる繊維の編織物が挙げられる。また、エ
ラストマー素材ではなく捲縮にて構造的伸縮性をもたせ
た不織布、織物、編物も挙げられるがこれらに限るもの
ではない。
維製品として例えば使い捨ておむつ用伸縮性部材、おむ
つ用伸縮性部材、生理用品用伸縮性部材、おむつカバー
用伸縮性部材等の衛生材料の伸縮性部材、伸縮性テー
プ、絆創膏、衣服用伸縮性部材、帽子、マスク、手袋、
サポーター、伸縮性包帯、湿布材の基布、すべり止め基
布、振動吸収材、指サック、フィルター、セパレータ
ー、スパンデックス及びゴム紐代替品等の用途に好適に
用いることができる。
発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらの実施
例に限定されるものではない。尚、以下の実施例及び比
較例における測定結果は下記の方法にしたがった。
00T型]。線源:CuKa線、出力:50KV−15
0mA。スキャニング速度:2θ=5°〜35°に対し
1°/分。レシービングスリット:0.2mm。
子量(Mn) GPC(ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィ
ー)によって求めた。
いう) MFRは、JIS K 7210に準処して測定した。
測定条件は表1〜4に記載した。
横方向(CD)について各3枚ずつ用意する。引張試験
機(オートグラフAG−G、島津製作所(株))を用
い、チャック間を10cmに設定し試験片を固定した。
引張速度300mm/分で100%まで伸長させた後同
じ速度で0%まで戻し、伸縮性不織布に掛かる応力付加
を0とした。その直後、再び同じ速度で100%まで伸
長させ、応力付加が再び始まる時の伸びた長さをLmm
とした。伸長回復率は下記式1にしたがって求めた。縦
方向の伸長回復率平均値と横方向の伸長回復率平均値を
求め、さらに下記式2によって縦方向と横方向の相乗平
均値を求め100%伸長回復率とした。 100%伸長時の伸長回復率(%)=(100−L)/100×100 式1 伸長回復率相乗平均値=(縦方向の平均値×横方向の平均値)1/2 式 2 この時の応力を目付100g/m2の不織布に換算した
値を100%伸長した時の応力とし、伸長回復率と同様
に式2にて縦方向と横方向の相乗平均値を求め100%
伸長時応力とした。
(合計5枚)を切り取り、電子顕微鏡にて表面を観察し
た。1枚の不織布片から20本の繊維径を測定しこれを
5枚の不織布片にて測定し、合計100本の繊維径の平
均値を算出した。
ネラーに不織布を触ってもらい風合を判断する。10人
のパネラーが10段階評価を行い、全員の合計点数で評
価した。従って、最低0点から最高100点となる。
インク社製PAMPERSすくすくパンツ(パンツ型使
い捨ておむつ)Lサイズのウエスト部分両脇にあるネッ
ト状伸縮性素材を剥ぎ取り、実施例で得られた不織布を
ウエスト部分に貼り付けたパンツ型使い捨ておむつを5
枚作製し、5人の幼児に使用して、過度の締付けや肌か
ぶれの有無、さらに排泄物の漏れの有無を観察した。
下の通りである。成分(A) ・A−1:エチレン・1−オクテン共重合体、結晶化度
=5%、Mn=50000、Mw/Mn=2.0、1−
オクテン含有率=24重量% ・A−2:エチレン・1−オクテン共重合体、結晶化度
=0%、Mn=50000、Mw/Mn=2.0、1−
オクテン含有率=30重量% ・A−3:エチレン・1−オクテン共重合体、結晶化度
=50%、Mn=50000、Mw/Mn=2.0、1
−オクテン含有率=12重量% ・A−4:エチレン・1−オクテン共重合体、結晶化度
=5%、Mn=30000、Mw/Mn=2.0、1−
オクテン含有率=24重量% ・A−5:エチレン・1−ブテン共重合体、結晶化度=
5%、Mn=50000、Mw/Mn=2.0、1−ブ
テン含有率=24重量% ・A−6:エチレン・1−オクテン共重合体、結晶化度
=5%、Mn=60000、Mw/Mn=2.0、1−
オクテン含有率=24重量% ・A−7:エチレン・プロピレン共重合体、結晶化度=
60%、Mn=60000、Mw/Mn=2.0、プロ
ピレン含有率=7重量% ・A−8:エチレン・プロピレン共重合体、結晶化度=
10%、Mn=15000、Mw/Mn=2.0、プロ
ピレン含有率=20重量% ・A−9:エチレン・プロピレン共重合体、結晶化度=
60%、Mn=15000、Mw/Mn=2.0、プロ
ピレン含有率=7重量%
結晶ブロック共重合体、MFR(230℃荷重21.1
8N)=5.6g/10分、スチレン含有率=10重量
%(DYNARON 4600P JSR(株)製) ・B−2:水添スチレンジエン共重合体、MFR(23
0℃ 荷重21.18N)=3.5g/10分、スチレ
ン含有率=10重量%(DYNARON 1320P
JSR(株)製) ・B−3:エラストメリックポリプロピレン、MFR
(230℃、21.18N)=3.5g/10分、密度
=0.88g/cm3 ・B−4:プロピレン・エチレンブロックコポリマー、
ポリ(エチレン−co−プロピレン)セグメントの含有
率=20.4重量%、エチレン含有率=6.8重量%、
MFR(230℃、21.18N)=1.9g/10
分、密度=0.90g/ cm3 ・B−5:スチレン/エチレン・ブチレン/スチレンブ
ロック共重合体、MFR(200℃ 荷重21.18
N)=8g/10分、スチレン含有率=13重量%(K
RATON G 1657 クレイトンポリマージャパ
ン(株)製) ・B−6:スチレン/エチレン・プロピレン/スチレン
ブロック共重合体、MFR(230℃ 荷重21.18
N)=2.4g/10分、スチレン含有率=30重量%
(SEPTON 2007 クラレ(株)製)
い、表1に示す混合率にて配合し、得られた各組成物を
メルトブロー不織布の原料樹脂として用いた。
ギアポンプを有する押出機、紡糸口金(孔径0.3m
m、孔数501ホール、有効幅500mm)、圧空発生
装置及び空気加熱機、ポリエステル製ネットを備えた捕
集コンベアー、及び巻取機からなるメルトブロー不織布
製造装置を用いて不織布の製造を行った。押出機に原料
樹脂を投入し、加熱体により270℃で原料樹脂を加熱
溶融させ、溶融原料樹脂を紡糸口金から単孔当たり0.
14g/分の紡糸速度で、400℃、98kPa(ゲー
ジ圧)の高圧加熱空気流中に吐出させて、溶融原料樹脂
を繊維状にし、1.3m/分の速度で走行しているポリ
エステル製ネットの捕集コンベアー上に吹き付けた。捕
集コンベアーは、紡糸口金から30cmの距離に設置し
た。吹き付けた高圧加熱空気は捕集コンベアーの裏側に
設けた吸引装置で除去した。捕集コンベアーにて搬送さ
れた不織布を巻取機にてロール状に巻取りメルトブロー
不織布を得た。得られたメルトブロー不織布の評価・試
験結果を表1に示す。
伸長時応力、風合に優れた伸縮性不織布であった。ま
た、実施例1と実施例2で得られたメルトブロー不織布
は使い捨ておむつ装着試験でも、締め付け不足による紙
おむつのズレや脱げも起こらず、排泄物の漏れも無かっ
た。更に、立体捲縮ポリオレフィンステープルファイバ
ーからなる目付100g/m2の伸縮性不織布を用意
し、実施例1のメルトブロー不織布とウォータージェッ
トを用いて交絡させ複合化伸縮性不織布を作成した。で
きた複合化伸縮性不織布を膝用サポーターとして使用し
た。前記サポーターを5枚作成し、5人のモニターの膝
に24時間巻いていたが全員過度の締付けによるかぶれ
及び締め付け跡が残らなかった。また締め付け不足によ
るサポーターのズレや脱げも無かった。
−1を用い、混合比率をそれぞれ50重量%/50重量
%として配合し、得られた各組成物をメルトブロー不織
布の原料樹脂として用いた。上記原料樹脂を用いて、実
施例1と同様の加工条件及び製造装置を用いてメルトブ
ロー法により不織布を製造した。ただし、平均繊維径を
20μm程度に統一するため、高圧加熱空気の圧力を9
8〜147kPa(ゲージ圧)の間で調整した。得られ
たメルトブロー不織布の評価・試験結果を表2に示す。
いずれの実施例においても良好な伸縮性、伸長時応力、
風合に優れた伸縮性不織布であった。
−3、B−4を用い、混合比率をそれぞれ50重量%/
50重量%として配合し、得られた各組成物をメルトブ
ロー不織布の原料樹脂として用いた。上記原料樹脂を用
いて、実施例1と同様の加工条件及び製造装置を用いメ
ルトブロー法により不織布を製造した。ただし、平均繊
維径を20μm程度に統一するため、高圧加熱空気の圧
力を98〜147kPa(ゲージ圧)の間で調整した。
得られたメルトブロー不織布の評価・試験結果を表3に
示す。いずれの実施例においても良好な伸縮性、伸長時
応力、風合に優れた伸縮性不織布であった。
い、混合比率をそれぞれ50重量%/50重量%として
配合し、得られた各組成物をメルトブロー不織布の原料
樹脂として用いた。上記原料樹脂を用いて、高圧加熱空
気の圧力(ゲージ圧)を、実施例14では108kP
a、実施例15では127kPa、実施例16では14
7kPa、実施例17では88kPa、実施例18では
78kPaとした以外は実施例1と同様の加工条件及び
製造装置を用いメルトブロー法により不織布を製造し
た。得られた伸縮性メルトブロー不織布の評価・試験結
果を表4に示す。いずれの実施例においても良好な伸縮
性、伸長時応力、風合に優れた伸縮性不織布であった。
い混合比率を90重量%/10重量%として配合し、得
られた組成物をメルトブロー不織布の原料樹脂として用
いた。上記原料樹脂を用いて、実施例1と同様の加工条
件及び製造装置を用いてメルトブロー法により不織布を
製造した。得られたメルトブロー不織布の評価・試験結
果を表5に示す。得られたメルトブロー不織布は、10
0%伸長回復率が88%と低く、また、100%伸長時
応力が310cN/25mmと高く、満足できる性能を
示さなかった。
い、混合比率を10重量%/90重量%として配合し、
得られた組成物をメルトブロー不織布の原料樹脂として
用いた。上記原料樹脂を用いて、実施例1と同様の加工
条件及び製造装置を用いてメルトブロー法により不織布
を製造した。得られたメルトブロー不織布の評価・試験
結果を表5に示す。得られたメルトブロー不織布は、1
00%伸長回復率は高かったが、100%伸長時応力が
95cN/25mmと低く、満足できる性能を示さなか
った。
い、混合比率を50重量%/50重量%として配合し、
得られた組成物をメルトブロー不織布の原料樹脂として
用いた。上記原料樹脂を用いて、実施例1と同様の加工
条件及び製造装置を用いてメルトブロー法により不織布
を製造した。得られたメルトブロー不織布の評価・試験
結果を表5に示す。得られたメルトブロー不織布は、1
00%伸長回復率が85%で満足できる性能を示さなか
った。
い、混合比率を50重量%/50重量%として配合し、
得られた組成物をメルトブロー不織布の原料樹脂として
用いた。上記原料樹脂を用いて、実施例1と同様の加工
条件及び製造装置を用いてメルトブロー法により不織布
を製造した。得られたメルトブロー不織布の評価・試験
結果を表5に示す。得られたメルトブロー不織布は、1
00%伸長回復率が86%で、満足できる性能を示さな
かった。
い、混合比率を50重量%/50重量%として配合し、
得られた組成物をメルトブロー不織布の原料樹脂として
用いた。上記原料樹脂を用いて、実施例1と同様の加工
条件及び製造装置を用いてメルトブロー法により不織布
を製造した。得られたメルトブロー不織布の評価・試験
結果を表5に示す。得られたメルトブロー不織布は、1
00%伸長回復率が50%と低く、100%伸長時応力
も720cN/25mmと極端に高くなり、満足できる
性能を示さなかった。
い、混合比率を50重量%/50重量%として配合し、
得られた組成物をメルトブロー不織布の原料樹脂として
用いた。上記原料樹脂を用いて、高圧加熱空気の圧力
(ゲージ圧)を、78kPaとした以外は実施例1と同
様の加工条件及び製造装置を用いてメルトブロー法によ
り不織布を製造した。得られたメルトブロー不織布の評
価・試験結果を表5に示す。得られたメルトブロー不織
布は、100%に伸長する以前に不織布が破断してしま
い、測定不可能であり、当然製品として使用できるもの
ではなかった。
い、混合比率を50重量%/50重量%として配合し、
得られた組成物をメルトブロー不織布の原料樹脂として
用いた。上記原料樹脂を用いて、高圧加熱空気の圧力
(ゲージ圧)を、78kPaとした以外は実施例1と同
様の加工条件及び製造装置を用いてメルトブロー法によ
り不織布を製造した。得られたメルトブロー不織布の評
価・試験結果を表5に示す。得られたメルトブロー不織
布は、100%に伸長する以前に不織布が破断してしま
い、測定不可能であり、当然製品として使用できるもの
ではなかった。
優れた伸縮性と適度な伸長時応力を有し、燃焼時の有毒
ガス発生がなく、かつリサイクル可能で複雑な製造工程
を必要としない安価な優れた伸縮性不織布である。その
ため本発明の伸縮性メルトブロー不織布は、使い捨てお
むつ用伸縮性部材、おむつ用伸縮性部材、生理用品用伸
縮性部材、おむつカバー用伸縮性部材等の衛生材料の伸
縮性部材、伸縮性テープ、絆創膏、衣服用伸縮性部材、
衣料用芯地、衣料用絶縁材や保温材、防護服、帽子、マ
スク、手袋、サポーター、伸縮性包帯、湿布材の基布、
すべり止め基布、振動吸収材、指サック、クリーンルー
ム用エアフィルター、血液フィルター、油水分離フィル
ター等の各種フィルター、エレクトレット加工を施した
エレクトレットフィルター、セパレーター、断熱材、コ
ーヒーバッグ、食品包装材料、自動車用天井表皮材、防
音材、基材、クッション材、スピーカー防塵材、エア・
クリーナー材、インシュレーター表皮、バッキング材、
接着不織布シート、ドアトリム等の各種自動車用部材、
複写機のクリーニング材等の各種クリーニング材、カー
ペットの表材・裏材、農業捲布、木材ドレーン材、スポ
ーツシューズ表皮等の靴用部材、カバン用部材、工業用
シール材、ワイピング材、シーツ等の繊維製品としての
用途に好適に用いることができる。
Claims (6)
- 【請求項1】結晶化度が0〜50%であり、数平均分子
量(Mn)が30000〜60000であるオレフィン
系共重合体成分(A)20〜80重量%、及び水添スチ
レンジエン共重合体、スチレン/エチレン・ブチレン/
オレフィン結晶ブロック共重合体、エラストメリックポ
リプロピレン、プロピレン・エチレンブロック共重合体
から選ばれる少なくとも1種の熱可塑性エラストマー成
分(B)80〜20重量%を含有する組成物からなるこ
とを特徴とする伸縮性メルトブロー不織布。 - 【請求項2】オレフィン系共重合体成分(A)が、エチ
レンと炭素数3〜10のα−オレフィンとの共重合体も
しくはプロピレンと炭素数4〜10のα−オレフィンと
の共重合体であり、分子量分布(Mw/Mn)が1.5
〜4であることを特徴とする請求項1記載の伸縮性メル
トブロー不織布。 - 【請求項3】伸縮性メルトブロー不織布を構成する繊維
の平均繊維径が1〜24μmであることを特徴とする請
求項1もしくは2記載の伸縮性メルトブロー不織布。 - 【請求項4】伸縮性メルトブロー不織布の100%伸長
時の伸長回復率が90%以上、100%伸長時の応力が
目付100g/m2換算で100〜300cN/25m
mであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
記載の伸縮性メルトブロー不織布。 - 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1項記載の伸縮性
メルトブロー不織布に、前記伸縮性メルトブロー不織布
以外の伸縮性不織布、フィルム、ネット、編物、織物か
ら選ばれる少なくとも1種を積層してなる複合化伸縮性
メルトブロー不織布。 - 【請求項6】請求項1〜4のいずれか1項記載の伸縮性
メルトブロー不織布、もしくは請求項5記載の複合化伸
縮性メルトブロー不織布を用いてなる繊維製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001309827A JP2003113574A (ja) | 2001-10-05 | 2001-10-05 | 伸縮性メルトブロー不織布及びこれを用いた繊維製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001309827A JP2003113574A (ja) | 2001-10-05 | 2001-10-05 | 伸縮性メルトブロー不織布及びこれを用いた繊維製品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003113574A true JP2003113574A (ja) | 2003-04-18 |
Family
ID=19128908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001309827A Withdrawn JP2003113574A (ja) | 2001-10-05 | 2001-10-05 | 伸縮性メルトブロー不織布及びこれを用いた繊維製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003113574A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8043984B2 (en) * | 2003-12-31 | 2011-10-25 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Single sided stretch bonded laminates, and methods of making same |
JP2015083110A (ja) * | 2013-09-17 | 2015-04-30 | 株式会社ナガイマーケティング研究所 | パンツ型おむつカバー及びそのカバーに使われる水溶性パッド |
CN112708175A (zh) * | 2020-12-14 | 2021-04-27 | 广东金发科技有限公司 | 一种复合功能母粒及其制备方法和应用 |
CN115038829A (zh) * | 2019-12-03 | 2022-09-09 | 3M创新有限公司 | 芳族杂环熔体添加剂 |
-
2001
- 2001-10-05 JP JP2001309827A patent/JP2003113574A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8043984B2 (en) * | 2003-12-31 | 2011-10-25 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Single sided stretch bonded laminates, and methods of making same |
JP2015083110A (ja) * | 2013-09-17 | 2015-04-30 | 株式会社ナガイマーケティング研究所 | パンツ型おむつカバー及びそのカバーに使われる水溶性パッド |
CN115038829A (zh) * | 2019-12-03 | 2022-09-09 | 3M创新有限公司 | 芳族杂环熔体添加剂 |
CN112708175A (zh) * | 2020-12-14 | 2021-04-27 | 广东金发科技有限公司 | 一种复合功能母粒及其制备方法和应用 |
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