JP4192147B2 - スクリーン印刷装置 - Google Patents
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Description
【0001】
この発明は、半田合金粉末と液状フラックスとを練り合わせてクリーム状に
した半田ペーストや導電性ペースト等のペーストを、電子部品等の表面実装作業に先行して、スクリーン版を介して回路基板等の基板に対して印刷するスクリーン印刷装置に係り、殊にハウジングの形態を備えた装置本体の内部に収容したペーストをその底部に設けた開口から自動的に吐出しながらスクリーン印刷を行えるようにしたスクリーン印刷装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、上記の如き装置本体の底部に設けた開口部近傍に一対のスクレーパないしブレードを互いに内方へ傾斜させて対向配置し、該本体内部に収容した半田ペーストを空気圧ないし回転体の回転による吐出圧により前記開口部から押し出してその流体圧によりスクリーン印刷を行うと共に、後行するスクレーパないしブレードで余分のペーストを掻き取って回収するようにしたタイプのスクリーン印刷装置が、例えば特開平5−57870号公報(1993−57870)、米国特許第5,947,022号(07,09,1999)等から知られている。
【0003】
上記の如き従来公知のスクリーン印刷装置を使用してするスクリーン印刷にあっては、所要回数の印刷を機械的に反復して行うものであること、一般にスクリーン版には変形個所や小さな凹凸が存在すること、半田ペーストは、印刷時に
それに加わる吐出圧力によって発生するせん断力により、その成分である半田粒子とフラックスとが互いに分離し易いこと等の理由により、印刷時にスクレーパないしブレードとスクリーン版との間から半田粒子を含んだフラックスが漏れ出してスクリーン版上に残渣として残留することが不可避であるため、良好な印刷結果を得るためには、スクリーン版に付着したペーストの残渣を手作業又はクリーニング装置により頻繁に掃除除去してやる必要がある。この場合、除去したペースト残渣は棄て半田として廃棄処分に付されるが、半田ペーストは一般に100gにつき5〜30万円の出費を要し、高価であるため、廃棄することは不経済であるし、クリーニング作業中は印刷作業を中断しなければならないため、印刷作業の効率も低下して了うという難点ないし欠点があった。
【0004】
本発明は、従来技術の有する上記の如き難点ないし欠点を除去すべくなされたものであつて、毎回の印刷時に前回の印刷時にスクリーン版上面に付着したペーストの残渣を導入してこれを印刷に利用し得るようにしたスクリーン印刷装置を提供することをその主たる目的とするものである。
【0005】
本発明の他の目的は、装置本体の内部にペースト収容室を設けると共に、該収容室に収容されたペーストを効率よく十分に攪拌・混練し、印刷に好適な粘度に調整して吐出し得るようにしたスクリーン印刷装置を提供することにある。
【0006】
また、本発明の他の目的は、装置本体、ペーストの攪拌ユニット等の主要構成部材の清掃及び保守点検等を容易に行えるようにした分解が簡単なスクリーン印刷装置を提供することにある。
【0007】
本発明のその他の目的は、その実施形態に関する後述の説明によって明らかにされる。
【発明の開示】
【0008】
前記した本発明の主たる目的を達成するため、本発明に係るスクリーン印刷装置は、横長のハウジングの形態を備えた装置本体の内部にペーストの収容室を設けると共に、回転ローラを該装置本体の長手方向軸線に沿って軸設する一方、前記収容室に収容されたペーストを基板上に配置されたスクリーン版の上面に吐出供給するための吐出口であって、前方斜め下方に張出し、その先端が印刷時に前記スクリーン版上面に接触して摺動するスクレーパと、該スクレーパに対向して後方斜め下方に張出し、その先端が印刷時に該スクリーン版上面との間に所定の隙間を残す高さ位置に終端するガイド・プレートとの間に開口する横長の吐出口を前記装置本体の底部に設け、前記装置本体を印刷方向である前方に移動させ、かつ前記回転ローラを一方向へ回転させることによって、前記吐出口から吐出される前記ペーストの流体圧により該ペーストを前記スクリーン版のパターン開孔に充填し得るようにすると共に、前記吐出口の印刷方向後方にある前記スクレーパにより余分のペーストを該スクリーン版から掻き取って回収し得るようにし、また、毎回の印刷時に前回の印刷時に該スクリーン版上面に付着して残留するペーストの残渣を導入し、これを前記ガイド・プレートの下側を通して前記吐出口に導くための間隙を形成する空所を前記装置本体の前壁部に設け、導入される前記ペースト残渣を該吐出口から吐出されるペースト中に混入して印刷に使用し得るようにしたことを特徴とするものである。
【0009】
本発明のその他の目的を達成するための本発明に係るスクリーン印刷装置の他の構成上の特徴については、請求項2〜9の各記載事項を参照されたい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明につき、その実施の態様を示した添付図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
第1図〜第4図において、Aは横長のハウジングの形態を備えたスクリーン印刷装置の本体であり、本体Aの内部には半田ペーストHを収容する収容室1を
設けると共に、回転ローラ2を該本体の軸線に沿って軸設してある。前記本体Aの底部には、前方斜め下方に張出し、その先端が印刷時に基板上に配置されたスクリーン版Sの上面に接触して摺動するスクレーパ3と、該スクレーパ3に対向して後方斜め下方に張出し、その先端が印刷時にスクリーン版Sの上面との間に所定の隙間4を残す高さ位置に終端するガイド・プレート5との間に開口する横長の吐出口6が設けられており、前記本体Aを印刷方向である前方、すなわち、矢印Xの方向に移動させ、かつ前記回転ローラ2を一方向、すなわち、第2図及び第3図において、時計方向へ回転させることによって、前記収容室1内に収容された半田ペーストHが前記吐出口6から吐出され、その際に生じる流体圧によりスクリーン版Sの開孔S′に充填されるようになっていると共に、前記スクレーパ3により余分の半田ペーストを該スクリーン版から掻き取って回収し得るようになっている。また、毎回の印刷時に前回の印刷時にスクリーン版Sの上面に付着して残留する半田ペーストの残渣H′(第11図及び第12図参照)を導入し、これを前記ガイド・プレート5の下側の隙間4を通して前記吐出口6に導くためのトンネル状の間隙を形成する空所7を本体Aの左右一対の側壁部8間に固定された前壁部9の下側に設け、本体Aの前進に伴って該空所7から導入される前記ペースト残渣H′を吐出口6から吐出される半田ペーストH中に混入して印刷に使用し得るようにしてある。
【0012】
図示の例にあっては、回転ローラ2は本体Aの内部に正逆回転可能かつ増減速可能に軸設されており、これを正回転方向である時計方向へ回転させることによって、前記吐出口6から吐出される半田ペーストHの流体圧により該ペーストをスクリーン版Sのパターン開孔S′に充填し得るようにされていると共に、印刷終了時に該回転ローラ2を逆転させることによって、吐出口6の近傍に残留する半田ペーストHを前記ペースト収容室1内に導入して回収し得るようにされている。
【0013】
前記スクレーパ3は、図示の例にあっては、バネ鋼の如き剛性と弾性とを併有する薄い帯状鋼板で作られていて、本体Aの後壁部10の下部に取付部材11を介して固定され、かつその先端は摩擦係数を小さくしてスクリーン版Sの上面に擦り傷を発生させないよう丸く形成されており、非印刷時には本体Aの底面より若干下方に突出している。そして、前記ガイド・プレート5は本体Aの前壁部9の下部内側に螺着されている。また、前記回転ローラー2は前記スクレーパ3上に該ローラの軸線と平行に突設された高さの低い突条12と摺接した態様で前記吐出口6に近接して配置され、かつ前記ガイド・プレート5の案内面5′との間に半田ペーストHの吐出圧力を増大させるように作用する狭窄されたペースト誘導路13を形成している。
【0014】
符号14は、本体Aの後壁部10の上部内側面に該内側面から水平に突出する態様で螺着された、先端部に断面弓状の案内板15を備えた鋼板製の仕切板であり、前方に湾曲する該案内板15の下端は、前記した突条2と同様に、回転ローラ2の外周面にその長手方向の全長に亘って弾性的に当接されている。従って、ペースト収容室1に収容された半田ペーストHは回転ローラ2の後側への廻り込みを阻止される。
【0015】
符号16は、各側壁部8の下部内側から若干内方へ突出し、前記スクレーパ3及びガイド・プレート5の各側面下部に当接して該側面下部からの半田ペーストHのリークを防止する機能を有する突起であって、その下面には耐薬品性に優れ、かつ摩擦係数の低いエンジニアリングプラスチック(例えば、PTFE)で作られた、スクリーン版Sの上面に摺接するシート片17が螺着されている。これにより、本体Aのスクリーン版S上での摺動を円滑ならしめると共に、該スクリーン版の早期摩耗を防止し得るようにしてある。符号18は、一方の側壁部8を貫通して外方へ突出する回転ローラ2の支軸の突出軸部分に固定された軸継手であり、該ローラを回転駆動する動力源を収容した後述のローラ駆動部に連結される。
【0016】
第5図〜第10図は、上述したスクリーン印刷装置の本体Aに上記収容室1内の半田ペーストHを攪拌するペースト攪拌装置Bを組合わせた構成例を示したものである。ペースト攪拌装置(以下、攪拌ユニットという)Bは、その長手方向に所定の間隔を置いて一列に配設した多数の攪拌部材19を有する細長い攪拌板20と、該攪拌板20を回転ローラ2に沿って往復動させる往復動機構21と、該往復動機構21を保持する機枠22とで、上記スクリーン印刷装置の本体Aとは別体の該本体Aに取り外し自在に装着されるユニットとして構成されている。符号Dは上記収容室1にペーストを補給するためのペースト補給装置であり、該補給装置Dは、装置本体Aの前壁9外側に水平に突設したブラケット9Aにその出口開口部D−1を接続通路D−2を介して前記ペースト収容室1の下部に接続したシリンジ状容器D′を着脱交換自在に装着すると共に、該容器内に充填した補給用ペーストを、必要に応じて、該ペースト収容室1内へ圧送し得るようにした加圧手段(図示してない)を備えている。該加圧手段は、図示の例にあっては、空気圧システムによって構成されている。図5及び7において、D−3はシリンジ状容器D′の蓋体に設けた空気圧導入部である。
【0017】
図示の例にあっては、前記攪拌部材19は、第6図、第7図、第9図及び第10図によく示されているように、前記攪拌板20と一体に形成され、かつ該攪拌板から垂下するドッグレッグ状の攪拌片23と、該攪拌片23の中間部位において該攪拌片がドッグレッグ状に屈曲する側にほぼ水平に突設された攪拌突起24とからなっており、攪拌ユニットBが装置本体Aに装着された状態では、第5図〜第7図によく示されているようにドッグレッグ状の各攪拌片23が前記した誘導路13内に突入し、その屈曲部から先の部分23′が回転ローラ2の中心を通る水平面より下方の該回転ローラの外周面部分に近接して位置すると共に、上記攪拌突起24が該回転ローラ2の真上に張出し、かつその丸く形成した先端部24′が前記した断面弓状の案内板15の凹面15′と対向している。
【0018】
次に、第9図において、符号Cは、前記した装置本体A及び攪拌ユニットBのいずれとも別体にユニットとして作られている前述したローラ駆動部(以下、駆動ユニットという)であって、内部に本体Aの回転ローラ2を回転駆動する動力源としてのモータ及びその伝動機構(図示してない)を収容した縦長のハウジング25と該ハウジングを前記攪拌ユニットBに取り付けるための該ハウジングから水平に張出する係合板26とからなっており、駆動ユニットCは攪拌ユニットBを装置本体Aに装着した状態で該ハウジング25の係合板26を前記機枠22の天板部22A上に設けた係合溝27に係合させ、かつ止めねじ28で止着することによって、前記した回転ローラ2の軸継手18が前記モータに作動連結された状態で攪拌ユニットBに固定されるようになっている。因みに図示の例にあっては、攪拌ユニットBの装置本体Aへの着脱は、本体Aの側壁部8の外側に突設した係止片29に攪拌ユニットBの機枠22の端部に設けた係合部材30を掛脱することによって容易に行うことができるようになっている。この構成によれば、装置本体A、攪拌ユニットB及び駆動ユニットCを互いに分離してそれぞれの清掃及び保守点検等を容易に行うことが可能となる。
【0019】
第11図は、攪拌ユニットBを装着した装置本体Aの作動状態を図解したものである。基板P上に配置されたスクリーン版S上には前回の印刷時に付着した半田ペーストの残渣H′が残留しており、本体Aを該スクリーン版上の印刷開始位置にセットし、攪拌ユニットBを作動させると共に、回転ローラ2を時計方向に回転させながら前進させると、収容室1内に収容された半田ペーストHは回転ローラ2の回転に加えて攪拌ユニットBの攪拌部材19の往復運動により効率良く十分に攪拌・混練され、印刷に好適な粘度に調整されるとともに、回転ローラ2の回転により狭窄されたペースト誘導路13内で流体動力学的に加圧された状態で吐出口6から吐出され、その流体圧によりスクリーン版Sの複数のパターン開孔S′内に順次強制充填されてゆくが、それと同時又はそれと前後して、スクリーン版S上に残留する半田ペースト残渣H′が本体Aの前壁部9の下側の間隙7に導入され、ガイド・プレート5の下側の隙間4を通して吐出口6に導かれ、混練されながら該吐出口6から吐出される半田ペーストH中に混入して、該ペーストと共に前記スクリーン版のパターン開孔S′内に強制充填される。この場合、一般的には、ペースト残渣H′中には半田粒子よりもフラックスが量的に多く含まれているので、印刷効果に悪影響を及ぼすことは無く、フラックスを補充することになるので、むしろ好影響を与える。
【0020】
第12図は、印刷終了後、装置本体AをスクリーンSの印刷終了位置から上昇させ、ローラ2を反時計方向に逆転させることによって、吐出口6近傍に残留する半田ペーストHを収容室1内に導入して回収している様子を図解したものである。この場合、残留ペーストHは、ローラ2の逆転によってその外周面に付着した態様で逆送され、該ローラに摺接する案内板15によって削ぎ取られると同時に該案内板の凹状案内面15′に案内されて時計方向にローリングするので、案内板15の裏側に廻り込むことはない。残留ペーストを急速に回収するためには、ローラ2の逆回転は増速させてやることが望ましい。上記のようにして残留ペーストが回収されると、吐出口6近傍にはペーストが全く残っていないか、残っていてもその量は極く僅かであるから、スクリーン版S上面の清掃作業を省くことが可能となる。
【産業上の利用可能性】
【0021】
本発明に係るスクリーン印刷装置は上記の如く構成されているので、先に指摘した先行技術の有する難点ないし欠点を解消することができると共に、反復さ
れる印刷作業時において前回の印刷作業中にスクリーン版上面に付着して残留す
る未乾燥のペースト残渣を取り入れて印刷に利用することができ、これによりスクリーン印刷作業の能率の飛躍的向上、コストの低減並びに長時間に亘る連続運転が可能であること等幾多の効果を奏し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】 第1図は、この発明の一実施形態としてのスクリーン印刷装置の斜視図である。
【図2】 第2図は、第1図に示した装置の縦断側面図である。但し、ハッチングは省略してある。
【図3】 第3図は、第2図のA′部の拡大縦断側面図である。
【図4】 第4図は、第1図に示した装置の一部を除去して示す正面図である。
【図5】 第5図は、この発明の他の実施形態としてのスクリーン印刷装置の縦断側面図である。
【図6】 第6図は、第5図のA′部の拡大縦断側面図である。
【図7】 第7図は、第5図に示した装置の一部を破断して示す斜視図である。
【図8】 第8図は、同上装置を反転させて示した斜視図である。
【図9】 第9図は、同上装置の分解斜視図である。
【図10】 第10図は、攪拌ユニットを反転させて示した斜視図である。
【図11】 第11図は、同上装置の作動状態を図解した説明図である。
【図12】 第12図は、同上装置の印刷終了時における作動状態を図解した説明図である。
Claims (9)
- 横長のハウジングの形態を備えた装置本体の内部にペーストの収容室を設けると共に、回転ローラを該装置本体の長手方向軸線に沿って軸設する一方、前記収容室に収容されたペーストを基板上に配置されたスクリーン版の上面に吐出供給するための吐出口であって、前方斜め下方に張出し、その先端が印刷時に前記スクリーン版上面に接触して摺動するスクレーパと、該スクレーパに対向して後方斜め下方に張出し、その先端が印刷時に該スクリーン版上面との間に所定の隙間を残す高さ位置に終端するガイド・プレートとの間に開口する横長の吐出口を前記装置本体の底部に設け、前記装置本体を印刷方向である前方に移動させ、かつ前記回転ローラを一方向へ回転させることによつて、前記吐出口から吐出される前記ペーストの流体圧により該ペーストを前記スクリーン版のパターン開孔に充填し得るようにすると共に、前記吐出口の印刷方向後方にある前記スクレーパにより余分のペーストを該スクリーン版から掻き取って回収し得るようにし、また、毎回の印刷時に前回の印刷時に該スクリーン版上面に付着して残留するペーストの残渣を導入し、これを前記ガイド・プレートの下側を通して前記吐出口に導くための間隙を形成する空所を前記装置本体の前壁部に設け、導入される前記ペースト残渣を該吐出口から吐出されるペースト中に混入して印刷に使用し得るようにしたことを特徴とするスクリーン印刷装置。
- 横長のハウジングの形態を備えた装置本体の内部にペーストの収容室を設けると共に、回転ローラを該装置本体の長手方向軸線に沿って正逆回転可能に軸設する一方、前記収容室に収容されたペーストを基板上に配置されたスクリーン版の上面に吐出供給するための吐出口であって、前方斜め下方に張出し、その先端が印刷時に前記スクリーン版上面に接触して摺動するスクレーパと、該スクレーパに対向して後方斜め下方に張出し、その先端が印刷時に該スクリーン版上面との間に所定の隙間を残す高さ位置に終端するガイド・プレートとの間に開口する横長の吐出口を前記装置本体の底部に設け、前記装置本体を印刷方向である前方に移動させ、かつ前記回転ローラを正回転方向へ回転させることによつて、前記吐出口から吐出される前記ペーストの流体圧により該ペーストを前記スクリーン版のパターン開孔に充填し得るようにすると共に、前記吐出口の印刷方向後方にある前記スクレーパにより余分のペーストを該スクリーン版から掻き取って回収し得るようにし、また、毎回の印刷時に前回の印刷時に該スクリーン版上面に付着して残留するペーストの残渣を導入し、これを前記ガイド・プレートの下側を通して前記吐出口に導くための間隙を形成する空所を前記装置本体の前壁部に設け、導入される前記ペースト残渣を該吐出口から吐出されるペースト中に混入して印刷に使用し得るようにし、さらにまた、印刷終了時に前記回転ローラを逆転させることによって、前記吐出口近傍に残留するぺーストを前記ペースト収容室内に導入して回収し得るようにしたことを特徴とするスクリーン印刷装置。
- 請求項1又は2に記載のスクリーン印刷装置において、前記スクレーパが剛性と弾性とを併有する薄い帯状鋼板で作られていて、前記装置本体の後壁部の下部に取付部材を介して固定され、かつその先端が丸く形成されていると共に、非印刷時には、該装置本体の底面より若干下方に突出していること、及び、前記ガイド・プレートが前記装置本体の前壁部の下部内側に螺着されていることを特徴とするスクリーン印刷装置。
- 請求項1、2又は3に記載のスクリーン印刷装置において、前記回転ローラが前記スクレーパ上に該ローラの軸線と平行に突設された高さの低い突条と摺接した態様で前記吐出口に近接して配置され、かつ前記ガイド・プレートの案内面との間に前記ペーストの吐出圧力を増大させるように作用する狭窄された誘導路を形成していることを特徴とするスクリーン印刷装置。
- 請求項4に記載のスクリーン印刷装置において、長手方向に所定の間隔を置いて一列に配設した多数の攪拌部材を有する細長い攪拌板と、該攪拌板を回転ローラの軸線に沿って往復動させる往復動機構と、該往復動機構を保持する機枠とからなる、前記収容室内のペーストを攪拌するための攪拌ユニットを前記装置本体に取り外し自在に装着したことを特徴とするスクリーン印刷装置。
- 請求項5に記載のスクリーン印刷装置において、前記攪拌部材が前記攪拌板と一体に形成され、かつ該攪拌板から垂下し、前記誘導路内に突入するドッグレッグ状の攪拌片からなっていることを特徴とするスクリーン印刷装置。
- 前記装置本体とは別体に作られたハウジングと該ハウジングに収容されたモーター及びその伝動機構とからなる前記回転ローラを回転駆動するための駆動ユニットを具備し、該回転ローラは前記装置本体の一方の側壁部を貫通して外方へ突出する該ローラの支軸の突出軸部分を介して該駆動ユニットに作動連結されていることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載のスクリーン印刷装置。
- 前記装置本体の前壁外側に突設したブラケットにその出口開口部を接続管路を介して前記ペースト収容室に接続したシリンジ状容器を着脱交換自在に装着すると共に、該容器内に充填した補給用ペーストを、必要に応じて、前記ペースト収容室内へ圧送し得るようにした加圧手段を設けてなるペースト補給装置を備えたことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載のスクリーン印刷装置。
- 請求項1又は2に記載のスクリーン印刷装置において、前記ペーストが半田合金粉末と液状フラックスとを練り合わせてクリーム状にした半田ペーストであること及び前記基板がプリント回路基板であることを特徴とするスクリーン印刷装置。
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