JP4191201B2 - 三次元形状測定装置 - Google Patents
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Description
しかし、従来から、参照光路と測定光路の双方の光路長が等しくなったこと、つまり、干渉縞が最大の輝度を示す光路長の位置を特定することが困難なことから、各種の工夫が凝らされている(特許文献1及び2)。
前記第1の押圧調整部材又は/及び第2の押圧調整部材で傾きを調整されているときに、前記撮像手段で撮像される前記合波に基づく干渉縞の変化を視認可能に表示させる表示制御手段(18c)とを備えた。
図1の光源1は、広帯域に亘る多数の波長成分(スペクトラム)を有しコヒーレンシーの低い広帯域光を出射する光源であって、ここでは、例えば、白色光源を用いる。コリメータレンズ2は、光源1からの白色光(広帯域光)を集光してビームスプリッター3へ送る。ビームスプリッター3は、白色光の方向を変換して対物レンズ4へ送る。対物レンズ4は、白色光を集光してビームスプリッター5(光路形成部)へ送る。ビームスプリッター5は、対物レンズ4から受けた白色光を2方向へ分岐し、一つは測定光として被測定物7へ送り(ビームスプリッター5から被測定物7への光路を測定光路5aとする。)、他の一つは参照光として参照鏡6へ送る(ビームスプリッター5から参照鏡6への光路を参照光路5bとする。)。この例では、ビームスプリッター5と参照鏡6との間は固定、つまり参照光路5bの光路長は一定の固定長さとされている。ビームスプリッター5は、ハーフミラー等の他の手段で構成することともできる。
図1は、光学的な機能構成を示す図であるが、図1で、測定センサー40は、コリメータレンズ2、ビームスプリッター3、対物レンズ4、ビームスプリッター5(光路形成部)、結像レンズ9、及びカメラ10を備えている。測定センサー40に、光源1を入れるとか、カメラ10を外に出すとか、いくつかの変形が考えられるが、少なくとも、被測定物7との間で測定光路5aを形成するビームスプリッター5(干渉を起こさせる光路形成部でもある。)が組み込まれることが必須である。測定センサー40に含まれる各要素は、図4の光学系外筐105a及び105bに内蔵又は搭載されて、収容されている。そして、図1の測定光路5aからカメラ10までの延長される光路の光軸が、図4の光軸100(図4のZ軸)に相当する。図4で光学系外筐105bのZ軸上の下部先端から被測定物7への光路が測定光路5aに相当する。
図4、図5,及び図6を用いて、平行度調整機構の構成及び動作を説明する。
図4における平行度調整機構の基準となる位置は、つまり、傾斜のベースとなる位置は、被測定物7を搭載した基台(不図示)と、それにZ軸方向にほぼ垂直に固定される保持部材104a(固定箇所は不図示)の位置であって、この実施形態では、この位置関係は固定のまま位置を一定として説明する。
本実施形態では、平行度を調整する手段として、バネ部材として同じボールプランジャ103d及び104dと、押圧調整部材として同じマイクロメータ103e及び104eを使用している。
平行度調整は、平均的に平面を有する被測定物7、或いはそれに代わる校正用の平坦な板部材を測定対象として配置し、実際に、図1の機能構成で形状測定を行う。そのとき、図1のカメラ10の出力を表示制御手段18cを介して、表示手段18aに表示させる。そして、操作手段18bから手動で、測定センサー40を搭載したZ軸ステージ41を駆動してZ軸方向に動かして、表示面の中心部に干渉縞が生じるように測定光路5aの光路長に設定する。図7(A)は、そのときのカメラ10が捉えた測定センサー40による干渉縞の波形である。そして、マイクロメータ103e及び104eを回して、表示面の干渉縞の数が最小で、かつ1本当たりの干渉縞の幅が最大になるように調整する(図7(B)を参照)。共に最小、最大になったところで、調整終了する。なお、原則としては、被測定物の平面が理想的に平坦で、かつ平行度が理想的に調整されていれば、表示される干渉縞は、図2(A)のピーク値の一点しか見えないから、表示画面の全面が1本の干渉縞の中に存在するように見える。しかし、実際は幾らか誤差(被測定物の場合は、平均的な平面であるから、当然ながら干渉縞にムラがでる。)があるので、上記のように最小、最大の点で傾きの調整を終える。
5 ビームスプリッター、5a 測定光路、5b 参照光路、6 参照鏡、
7 被測定物、8 ピエゾ、9 結像レンズ、10 カメラ、
13 メモリ、14 光路長検出手段、
15 変位演算手段、16 光路長制御手段、18 ユーザインタフェース、
20 信号処理手段、40 測定センサー、41 Z軸ステージ
100 光軸、101 X軸平行ピン、101a X軸ピン孔、
102 Y軸平行ピン、102a Y軸ピン孔
103 第1の保持機構、103a ピン支持部材、
103b X軸保持部材、103c X軸固定孔、
103d ボールプランジャ、103e マイクロメータ、103f 取付部材、
104 第2の保持機構、104a 保持部材、104b Y軸固定孔、
104d ボールプランジャ、104e マイクロメータ、105 ケース、
105a、105b 光学系外筐
Claims (4)
- 広帯域光を出力する広帯域光減(1)と、それぞれ遠端に、参照鏡を配置した参照光路と平面を有する被測定物を配置した測定光路の双方に該広帯域光を入射させ、前記参照鏡からの反射光と前記被測定物の該平面からの反射光とを合波して出力する光路形成部(5)と、該光路形成部が出力する反射光の合波を撮像する撮像手段(10)とを備え、前記合波に基づく干渉縞を基に前記被測定物の平面の形状を測定する三次元形状測定装置において、
少なくとも前記光路形成部を収容し、前記測定光路を挟み、かつ該測定光路に平行に相対する2面のそれぞれに第1の孔(101a)が設けられたケース(105)と、
前記ケースの前記相対する2面及び該2面の間の他の面を囲む形状を有し、かつ該他の面の該囲む方向の中央部に相当する位置に第2の孔(102a)を有し、前記第1の孔のそれぞれに挿入される第1の軸部材(101)を支え、前記ケースを傾き可能に保持する第1の保持機構(103)と、
前記第1の軸部材の軸方向と直交する方向から前記第2の孔に挿入される第2の軸部材(102)を支え、前記第1の保持機構を傾き可能に保持する保持部材を有する第2の保持機構(104)と、
前記ケースを前記第2の軸部材の軸方向から対向して押圧する、第1のバネ部材(104d)と第1の押圧調整部材(104e)と、
前記第1の保持機構を前記第1の軸部材の軸方向から対向して押圧する、第2のバネ部材(103d)と第2の押圧調整部材(103e)と、を備え、
前記第1の押圧調整部材により前記ケースの傾きを調整可能な構成、及び前記第2の押圧調整部材により前記第1の保持機構の傾きを調整可能な構成とした
ことを特徴とする三次元形状測定装置。 - 表示手段(18a)と、
前記第1の押圧調整部材又は/及び第2の押圧調整部材で傾きを調整されているときに、前記撮像手段で撮像される前記合波に基づく干渉縞の変化を視認可能に表示させる表示制御手段(18c)とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の三次元形状測定装置。 - 前記第1の押圧調整手段で傾きを調整された前記ケースは前記第1の保持機構に固定可能な構成にされ、前記第2の押圧調整手段で傾きを調整された第1の保持機構は前記第2の保持機構に固定可能な構成にされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の三次元形状測定装置。
- 前記第1のバネ部材及び第1の押圧調整部材は前記第1の保持機構に対して脱着可能に、前記第2のバネ部材及び第2の押圧調整部材は前記第2の保持機構に対して脱着可能に、構成されていることを特徴とする請求項3に記載の三次元形状測定装置。
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