JP4191096B2 - 磁性材を含む被加工体の加工方法及び磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、磁気記録ディスク等の磁気記録媒体、磁気ヘッド等の磁気記録・再生機器等を製造するための、磁性材を含む被加工体の加工方法及び磁気記録媒体の製造方法に関する。
近年、磁気記録媒体、磁気記録・再生機器の製造分野では、記録容量の向上、コンパクト化等に伴い、磁性材の微細加工技術の重要性が増している。
例えば、ハードディスク等の磁気記録媒体は、記録層を構成する磁性粒子の微細化、材料の変更等の改良により著しい面記録密度の向上が図られているが、このような従来の改良手法による面記録密度の向上は限界にきており、一層の面記録密度の向上を実現可能である磁気記録媒体の候補として、連続記録層(磁性材)を多数の分割記録要素に分割してなるディスクリートタイプの磁気記録媒体が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
又、面記録密度が高い磁気記録媒体を利用するためには、それだけヘッドを微細に加工する必要がある。
磁性材の微細加工技術としては、半導体製造等の分野で多く用いられる、ハロゲン系ガス等の酸化性を有するガスを反応ガスとする反応性イオンエッチングの手法を利用しうる。尚、磁性材に適したドライエッチングとしては、CO(一酸化炭素)ガス等を反応ガスとする反応性イオンエッチングが知られているが(例えば、特許文献2参照)、この反応性イオンエッチングを用いる場合も、マスク層の加工のために、酸化性を有するガスを反応ガスとする反応性イオンエッチングの手法を利用しうる。
酸化性を有するガスは磁性材を酸化させ、磁性材の特性を劣化させる。また、酸化性を有するガスは磁性材を腐食させる性質を有しており、特にハロゲン系ガスはこの傾向が強い。このような磁性材の酸化や腐食を防止するためには、被加工体を洗浄して酸化性を有するガスを除去する必要がある。又、加工で生じた微粒子等の除去のためにも被加工体を加工した後、洗浄が必要である。被加工体の洗浄についても、半導体製造等の分野で多く用いられるウェット洗浄手法(例えば、特許文献3参照)や、酸素等の洗浄用ガスを用いたドライ洗浄手法(例えば、特許文献4参照)を利用することが考えられる。
特開平9−97419号公報 特開2000―322710号公報 特開平12―091290号公報 特開平4―75324号公報
しかしながら、ウェット洗浄手法を用いた場合、乾燥処理等が必要となり生産効率が低下するという問題がある。又、ウェットプロセスとドライエッチング等のドライプロセスとを併用すると、被加工体の搬送等が煩雑となり、この点でも生産効率が低下することになる。更に、ウェット洗浄を用いると磁性材の間の微細な隙間に異物が混入しやすいという問題もある。
一方、ドライ洗浄手法を用いれば上記ウェット洗浄の問題点を解決しうるが、ドライ洗浄では酸化性を有するガス等を充分に除去できないことがあった。尚、洗浄時間を長くすることで酸化性を有するガス等を充分に除去できる場合もあるが、多大な時間を要し、生産効率という点で問題があった。更に、例えば、洗浄用ガスとして酸素を用いると、洗浄用ガスが磁性材と反応して磁性材が酸化されることがあり、却って磁性材の特性劣化や腐食が進行するという問題もあった。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであって、磁性材を含む被加工体を、酸化性を有するガスを用いて加工し、且つ、酸化性を有するガスを確実に除去して、良好な磁気特性の磁気記録媒体、磁気記録・再生機器等を効率良く製造することができる磁性材を含む被加工体の加工方法及び磁気記録媒体の製造方法を提供することをその課題とする。
本発明は、例えばアンモニア等の水素元素を含む非酸化物のガスを洗浄用ガスとし、且つ、該洗浄用ガスをプラズマ化して被加工体をドライ洗浄することにより、確実で効率が良い酸化性を有する反応ガスの除去を実現したものである。
即ち、次のような本発明により、上記課題の解決を図ったものである。
(1)磁性材を含む被加工体を、酸化性を有するガスを反応ガスとする反応性イオンエッチングにより加工する加工工程と、水素元素を含む非酸化物のガスを洗浄用ガスとし、且つ、該洗浄用ガスをプラズマ化して前記磁性材をドライ洗浄するドライ洗浄工程と、を有することを特徴とする磁性材を含む被加工体の加工方法。
(2)前記ドライ洗浄工程は、前記洗浄用ガスとして、アンモニアガス、水素ガス、水素ガスと窒素ガスとの混合ガス、オレフィン系炭化水素ガス、アセチレン系炭化水素ガスのうち、少なくとも一種類のガスを含むガスを用いるようにしたことを特徴とする前記(1)に記載の磁性材を含む被加工体の加工方法。
(3)前記加工工程は、前記酸化性を有するガスとして、ハロゲン系ガス、酸素、オゾンのうち、少なくとも一種類のガスを含むガスを用いるようにしたことを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の磁性材を含む被加工体の加工方法。
(4)前記(1)乃至(3)のいずれかに記載の磁性材を含む被加工体の加工方法を用いて、磁性層を含む磁気記録媒体を加工するようにしたことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
本発明によれば、酸化性を有する反応ガス等を確実に除去し、良好な磁気特性の磁気記録媒体、磁気記録・再生機器等を効率良く製造することが可能となるという優れた効果がもたらされる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
本発明の第1実施形態は、図1に示されるような磁性薄膜層(磁性材)を含む試料(被加工体)にSF(酸化性を有するハロゲン系のガス)を反応ガスとする反応性イオンエッチング等の加工を施すことにより、図2に示されるような所定のラインアンドスペースパターンの形状に磁性薄膜層を加工するものであり、加工工程後の洗浄工程に特徴を有している。他の構成については従来と同様であるので説明を適宜省略することとする。
試料10の加工出発体は、ガラス基板12に、下地層14、軟磁性層16、配向層18、磁性薄膜層20、第1のマスク層22、第2のマスク層24、レジスト層26がこの順で形成された構造とされている。
下地層14は、厚さが30〜2000nmで、材料はCr(クロム)又はCr合金である。
軟磁性層16は、厚さが50〜300nmで、材料はFe(鉄)合金又はCo(コバルト)合金である。
配向層18は、厚さが3〜30nmで、材料はCoO(酸化コバルト)、MgO(酸化マグネシウム)、NiO(酸化ニッケル)等である。
磁性薄膜層20は、厚さが5〜30nmで、材料はCoCr(コバルト−クロム)合金である。
第1のマスク層22は、厚さが3〜20nmで、材料はTiN(窒化チタン)である。
第2のマスク層24は、厚さが3〜15nmで、材料はNi(ニッケル)である。
レジスト層26は、厚さが30〜300nmで、材料は電子線レジスト(ZEP520 日本ゼオン社)である。
試料10の加工は、図3に示されるような反応性イオンエッチング装置等を用いて行う。
反応性イオンエッチング装置30はヘリコン波プラズマ方式であり、拡散チャンバー32と、拡散チャンバー32内に試料10を載置するためのESC(静電チャック)ステージ電極34と、プラズマを発生するための石英製ベル・ジャー36と、を備えている。
ESCステージ電極34にはバイアス電圧を印加するためのバイアス電源38が結線されている。尚、バイアス電源は、周波数が1.6MHzの交流電源である。
石英製ベル・ジャー36は下端が拡散チャンバー32内に開口し、半球面上の上部中央近傍には反応ガスを給気するための給気孔36Aが設けられている。又、石英製ベル・ジャー36の周囲には、電磁コイル40と、アンテナ42が配設され、アンテナ42にはプラズマ発生電源44が結線されている。尚、プラズマ発生電源44は、周波数が13.56MHzの交流電源である。
次に、試料10の加工方法について、図4に示すフローチャートに沿って説明する。
まず、図1に示される試料10の出発体を用意する(S102)。試料10の出発体はガラス基板12に、下地層14、軟磁性層16、配向層18、磁性薄膜層20、第1のマスク層22、第2のマスク層24を、この順でスパッタリング法により形成し、更にレジスト層26をスピンコート法で塗布することにより得られる。
この試料10の出発体のレジスト層26に電子線露光装置(図示省略)を用いて露光し、ZED−N50(日本ゼオン社)を用いて室温で5分現像して露光部を除去し、図5に示されるように微細な間隔で多数の溝を形成する(S104)。
次に、Ar(アルゴン)ガスを用いたイオンビームエッチング装置(図示省略)を用いて、図6に示されるように溝底面の第2のマスク層24を除去する(S106)。尚、この際、溝以外の領域のレジスト層26も若干除去される。
次に、反応性イオンエッチング装置30を用いてSFガス(酸化性を有するハロゲン系の反応ガス)を反応ガスとする反応性イオンエッチングにより、図7に示されるように溝底面の第1のマスク層22を除去する(S108)。
具体的には、試料10をESCステージ電極34に載置・固定し、バイアス電圧を印加する。更に、電磁コイル40が磁界を発し、アンテナ42がヘリコン波を発するとヘリコン波は磁界に沿って伝播し、石英製ベル・ジャー36の内部に高密度のプラズマが発生する。給気孔36AからSFガスを供給するとラジカルが拡散チャンバー32内に拡散して第1のマスク層22の表面に付着し、反応する。又、イオンがバイアス電圧により誘導されて試料10に衝突し、第1のマスク層22の表面を除去する。
これにより、溝底面に磁性薄膜層20が露出する。尚、ここで、溝以外の領域のレジスト層26は完全に除去される。又、溝以外の領域の第2のマスク層24も一部除去されるが若干量が残存する。
次に、反応性イオンエッチング装置30を用いて図8に示されるように溝底面の磁性薄膜層20を除去する(S110)。
具体的に説明すると、上記の第1のマスク層22の反応性イオンエッチング(S108)におけるSFガスに代えて給気孔36AからCOガス及びNHガスを供給するとラジカルが拡散チャンバー32内に拡散して磁性薄膜層20の表面をカーボニル化する。又、イオンがバイアス電圧により誘導されて、カーボニル化された磁性薄膜層20の表面を除去する。これにより、磁性薄膜層20が多数の記録要素20Aに分割される。
尚、この反応性イオンエッチングにより、溝以外の領域の第2のマスク層24が完全に除去される。又、溝以外の領域の第1のマスク層22も一部が除去されるが一定量が記録要素20Aの上面に残存する。
次に、反応性イオンエッチング装置30を用いて、SFガスを用いた反応性イオンエッチングにより、記録要素20Aの上面に残存する第1のマスク層22を完全に除去する(S112)。
次に、反応性イオンエッチング装置30を用いて、記録要素20Aを洗浄する(S114)。具体的には、上記第1のマスク層22の除去(S112)におけるSFガスに代えて給気孔36Aから洗浄用ガスとしてNHガス(水素元素を含む非酸化物)を供給してプラズマ化すると、NHガスはラジカルが拡散チャンバー32内に拡散して記録要素20Aの表面のSFガスを除去する。NHガスは水素を含有しているので還元性を有し、又、非酸化物であるので還元力がそれだけ強い。更に、NHガスはプラズマ化されて活性化されているので、還元力が一層強められている。従って、酸化性を有するSFガス、記録要素20Aの表面の酸化物等を効率良く除去することができる。
尚、プラズマ化されたNHガスは記録要素20Aと反応して記録要素20Aを劣化させることはない。
これにより、図2に示される試料10の加工が完了する。
以上のように、NHガスをプラズマ化して記録要素20Aを洗浄することにより、ハロゲン系のガスを反応ガスとする反応性イオンエッチングを用いても、反応ガスを確実に除去し、良好な磁気特性の磁気記録媒体、磁気記録・再生機器等を確実に製造することができる。
又、洗浄用ガスとしてNHガスを用いてプラズマ化することで、反応ガスを迅速に除去することができ、磁気記録媒体、磁気記録・再生機器等の生産効率を高めることができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本第2実施形態は、上記第1実施形態に対し、第1のマスク層22の加工及び除去のために、ハロゲン系ガスに代えて反応ガスとして酸素(酸化性を有するガス)を用いることを特徴としている。又、本第2実施形態は、上記第1実施形態に対し、第1のマスク層22の材料、第2のマスク層24の材料及び磁性薄膜層20の加工方法が異なる。その他については上記第1実施形態と同様であるので説明を適宜省略する。
本第2実施形態では、第1のマスク層22の材料はC(炭素)であり、又、第2のマスク層24の材料はSi(ケイ素)である。尚、第1のマスク層22の厚さは3〜20nm、第2のマスク層24の厚さは3〜15nmであり、上記第1実施形態と同様である。
次に、本第2実施形態における試料10の加工方法について、図9に示すフローチャートに沿って説明する。
まず、上記第1実施形態と同様に、試料10の加工出発体を用意し(S202)、リソグラフィ法により図5に示されるようにレジスト層にエッチングパターンを転写し(S204)、イオンビームエッチングにより図6に示されるように溝底面の第2のマスク層24を除去する(S206)。
次に、反応性イオンエッチング装置30を用いてOガス(酸化性を有するガス)を反応ガスとする反応性イオンエッチングにより、図7に示されるように溝底面の第1のマスク層22を除去する(S208)。
ガスは、炭素を酸化させる性質が強いことに加え、プラズマ化されて活性化されているので、溝底面の第1のマスク層22は短時間で除去される。
次に、Arガス等の希ガスを加工用ガスとするイオンビームエッチングにより図8に示されるように溝底面の磁性薄膜層20を除去し、磁性薄膜層20を多数の記録要素20Aに分割する(S210)。
次に、反応性イオンエッチング装置30を用いて、Oガスを用いた反応性イオンエッチングにより、記録要素20Aの上面に残存する第1のマスク層22を完全に除去する(S212)。
次に、反応性イオンエッチング装置30を用いて、記録要素20Aを洗浄する(S214)。具体的には、上記第1のマスク層22の除去(S212)におけるOガスに代えて給気孔36Aから洗浄用ガスとしてNHガス(水素元素を含む非酸化物)を供給してプラズマ化すると、NHガスはラジカルが拡散チャンバー32内に拡散して記録要素20Aの表面のOガスを除去する。これにより、酸化性を有するOガス、記録要素20Aの表面の酸化物等を効率良く除去することができる。
尚、プラズマ化されたNHガスは記録要素20Aと反応して記録要素20Aを劣化させることはない。
これにより、図2に示される試料10の加工が完了する。
以上のように、第1のマスク層22の材料として炭素を用い、第1のマスク層22の加工のために反応ガスとして酸素を用いた場合も、NHガスをプラズマ化して記録要素20Aを洗浄することにより、反応ガスを確実に除去し、良好な磁気特性の磁気記録媒体、磁気記録・再生機器等を確実に製造することができる。
尚、上記第1実施形態において、第1のマスク層22を加工するための反応性イオンエッチングの反応ガスとしてSFガスを用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばCFガス等の他のフッ素系ガス、塩素系ガス等の他のハロゲン系の反応ガスを用いて第1のマスク層22を加工する場合にも、洗浄用ガスとしてプラズマ化したNHガスを用いれば、記録要素20Aの表面の反応ガス、酸化物等を効率良く除去することができる。
又、上記第2実施形態において、第1のマスク層22を加工するための反応性イオンエッチングの反応ガスとしてOガスを用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばOガス等の他の酸化性を有する反応ガスを用いて第1のマスク層22を加工する場合にも、洗浄用ガスとしてプラズマ化したNHガスを用いれば、記録要素20Aの表面の反応ガス、酸化物等を効率良く除去することができる。
又、上記第1及び第2実施形態において、酸化性を有するガスを反応ガスとする反応性イオンエッチングを第1のマスク層22を加工するために用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、第2のマスク層24、磁性薄膜層20等の他の層の加工のために酸化性を有するガスを反応ガスとする反応性イオンエッチングを用いる場合にも、洗浄用ガスとしてプラズマ化したNHガスを用いれば、記録要素20Aの表面の反応ガス、酸化物等を効率良く除去することができる。
又、上記第1及び第2実施形態において、洗浄用ガスとしてNHガスを用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、NHガスに代えて、例えば、水素ガス、水素ガスと窒素ガスとの混合ガス、エチレン、プロピレン等のオレフィン系炭化水素ガス、アセチレン系炭化水素ガス等の水素元素を含む他の非酸化物のガスを洗浄用ガスとして(プラズマ化して)用いた場合も、記録要素20Aの表面の反応ガス、酸化物等を効率良く除去することができる。
更に、これらのガスを混合して洗浄用ガスとして用いてもよい。更に又、これらのガスと、希ガスのような不活性ガス、窒素ガス等の被加工体に影響を及ぼさない非酸化物のガスと、を混合して洗浄用ガスとして用いてもよい。これらのガスも水素を含有しており、又、酸化物を含んでいないので還元力が強い。尚、これらのガスについてもプラズマ化して活性化することで、還元力を強めることができ、酸化性を有するSFガス等のハロゲン系ガス、Oガス、Oガス等の反応ガス、記録要素20Aの表面の酸化物等を効率良く除去することができる。
又、上記第1実施形態において、磁性薄膜層20を加工するための反応性イオンエッチングの反応ガスとしてNHガスが添加されたCOガスを用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、COの分解を抑制する作用を有するアミン類ガス等の他の含窒素化合物ガスが添加されたCOガス、ハロゲン系のガス等の他のガスを反応ガスとして磁性薄膜層20を加工してもよい。又、上記第2実施形態のようにArガス等の希ガスを加工用ガスとするイオンビームエッチングにより磁性薄膜層20を加工してもよい。
又、上記第1及び第2実施形態において、磁性薄膜層20、第1のマスク層22の加工や、記録要素20Aの洗浄に用いられる反応性イオンエッチング装置30はヘリコン波プラズマ方式であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、平行平板方式、マグネトロン方式、2周波励磁方式、ECR(Electron Cyclotron Resonance)方式、ICP(Inductively Coupled Plasma)方式等、他の方式の反応性イオンエッチング装置を用いてもよい。
又、上記第1実施形態において、第1のマスク層22の加工、磁性薄膜層20の加工、第1のマスク層22の除去、記録要素20Aの洗浄を共通の反応性イオンエッチング装置30を用いて行っているが、これらの工程の一部又は全部を異なる装置を用いて行ってもよい。尚、記録要素20Aの洗浄は、プラズマを発生する装置であれば、反応性イオンエッチング装置以外の装置を用いて行ってもよい。
又、上記第1及び第2実施形態において、レジスト層26及び第2のマスク層24を第1のマスク層22上に形成し、電子線露光装置及びイオンビームエッチングを用いて第2のマスク層24を所定のパターンに形成しているが、酸化性を有する反応ガスに対して耐エッチング性を有する第2のマスク層を第1のマスク層22上に高精度で形成することができれば、第1のマスク層22上のマスク層、レジスト層の材料、加工方法及びこれらの積層数は特に限定されない。例えば、レジスト層26に微細な間隔で溝を形成する方法として、電子線露光装置に代えて、ナノ・インプリント法を用いてもよい。
又、上記第1及び第2実施形態において、磁性薄膜層20の材質はCoCr合金であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、鉄族元素(Co、Fe(鉄)、Ni)を含む他の合金、これらの積層体等の他の材質の磁性材を含む被加工体を、酸化性を有するガスを反応ガスとする反応性イオンエッチングで加工する場合にも、水素元素を含む非酸化物のガスを洗浄用ガスとして(プラズマ化して)用いれば、記録要素20Aの表面の反応ガス、酸化物等を効率良く除去することができる。
又、上記第1及び第2実施形態において、連続記録層20の下に下地層14、軟磁性層16、配向層18が形成されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、連続記録層20の下の層の構成は、磁気記録媒体の種類に応じて適宜変更すればよい。例えば、下地層14、軟磁性層16、配向層18のうち一又は二の層を省略してもよい。又、基板上に連続記録層を直接形成してもよい。
又、上記第1及び第2実施形態において、試料10は試験用の試料であるが、ハードディスク等の磁気ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、磁気ヘッド等、磁性材を有して構成される種々の記録媒体、装置の加工に本発明を適用可能であることは言うまでもない。
上記第1実施形態のとおり、試料10を50個作製した。具体的には、試料10の加工出発体を100個用意し、領域幅が約50μmの微細パターン加工領域に幅が約250nmの形状の記録要素20Aを約300nmのピッチで形成した(図8参照)。更に、SFガスを用いた反応性イオンエッチングにより、記録要素20Aの上面に残存する第1のマスク層22を除去した。尚、この際、反応性イオンエッチング装置30の諸条件を下記のように調節した。
SFガスの流量 :20sccm
真空チャンバー内の圧力:1Pa
ソースパワー :1000W
バイアスパワー :50W
ここで、50個の試料10を反応性イオンエッチング装置30から取出して磁気光学カー効果測定により磁気特性を測定したところいずれの試料10についても図10に示されるような磁気特性曲線が得られた。尚、横軸は外部磁場H、縦軸は磁化の強さMを表す。
他の50個の試料10については、反応性イオンエッチング装置30内に継続して保持し、上記第1実施形態のとおり、反応性イオンエッチング装置30にNHガスを供給してプラズマ化し、ドライ洗浄した。尚、この際、反応性イオンエッチング装置30の諸条件を下記のように調節した。
NHガスの流量 :50sccm
真空チャンバー内の圧力:1Pa
ソースパワー :1000W
洗浄時間 :約60秒
このようにして得られた試料10を、温度80℃、湿度80%の高温高湿環境に保持された恒温槽内に約40時間載置した。
ここで、磁気光学カー効果測定により、試料10の磁気特性を再度測定したところいずれの試料10についても図11に示されるような磁気特性曲線が得られた。
図10及び図11より、プラズマ化したNHガスによる洗浄前の試料10の磁気特性と、洗浄後の磁気特性に差異は認められず、洗浄による記録要素20Aの劣化は生じていないことが確認された。
又、いずれの試料10についても、微細パターン加工領域の表面に腐食等の変質は生じていなことが確認された。図12は、その一例として、恒温槽内に約40時間載置した後の1個の試料10における微細パターン加工領域の表面を拡大して示す光学顕微鏡写真である。
[比較例1]
上記実施例1に対し、SFガスを用いた反応性イオンエッチングにより、記録要素20Aの上面に残存する第1のマスク層22を除去した後、洗浄を行わないで、50個の試料10を作製し、温度80℃、湿度80%の高温高湿環境に保持された恒温槽内に約40時間載置した。
いずれの試料10についても微細パターン加工領域の表面に、腐食を示す多数の斑点が確認された。図13は、その一例として、恒温槽内に約40時間載置した後の1個の試料10における微細パターン加工領域の表面を拡大して示す光学顕微鏡写真である。
[比較例2]
上記実施例1に対し、SFガスを用いた反応性イオンエッチングにより、記録要素20Aの上面に残存する第1のマスク層22を除去した後、NHガスを供給し、プラズマ化しないで、約30分間ドライ洗浄し、50個の試料10を作製した。これらの試料10を、温度80℃、湿度80%の高温高湿環境に保持された恒温槽内に約40時間載置した。
いずれの試料10についても微細パターン加工領域の表面に、腐食を示す斑点が比較例1よりも少ないものの複数確認された。図14は、その一例として、恒温槽内に約40時間載置した後の1個の試料10における微細パターン加工領域の表面を拡大して示す光学顕微鏡写真である。
上記第2実施形態のとおり、試料10を50個作製した。具体的には、試料10の加工出発体を50個用意し、領域幅が約50μmの微細パターン加工領域に幅が約250nmの形状の記録要素20Aを約300nmのピッチで形成した(図8参照)。更に、Oガスを用いた反応性イオンエッチングにより、記録要素20Aの上面に残存する第1のマスク層22を除去した。尚、この際、反応性イオンエッチング装置30の諸条件を下記のように調節した。
ガスの流量 :50sccm
真空チャンバー内の圧力:1Pa
ソースパワー :1000W
更に、上記第2実施形態のとおり、反応性イオンエッチング装置30にNHガスを供給してプラズマ化し、ドライ洗浄した。尚、この際、反応性イオンエッチング装置30の諸条件を下記のように調節した。
NHガスの流量 :50sccm
真空チャンバー内の圧力:1Pa
ソースパワー :1000W
洗浄時間 :約50秒
このようにして得られた試料10の記録要素20Aの保磁力HcをVSM(Vibrating Sample Magnetometer)により測定し、未加工の試料と比較したところ、保磁力Hcに差異がなかった。即ち、NHガスによるドライ洗浄を施すと、Oガスを反応ガスとして用いて試料10を加工しても磁性薄膜層20の保磁力の劣化が生じないことが確認された。
[比較例3]
上記実施例2に対し、Oガスを用いた反応性イオンエッチングにより、記録要素20Aの上面に残存する第1のマスク層22を除去した後、洗浄を行わないで、VSMにより記録要素20Aの保磁力を測定した。いずれの試料についても、磁気特性(保磁力)が低下していた。表1に実施例2、比較例3における記録要素20Aの保磁力の測定結果(50個の試料の平均値)を未加工の試料の保磁力の測定結果と対比して示す。
本発明は、磁気記録媒体、磁気記録・再生機器等の製造に利用できる。
本発明の第1実施形態に係る試料の出発体の構成を模式的に示す側断面図 同出発体を加工して得られる試料の完成体の構造を模式的に示す側断面図 同試料の加工に用いられる反応性イオンエッチング装置の構造を模式的に示 す一部ブロック図を含む側面図 同試料の加工工程を示すフローチャート レジスト層がパターンで分割された試料の形状を示す側断面図 溝底面の第2のマスク層が除去された試料の形状を模式的に示す側断面図 溝底面の第1のマスク層が除去された試料の形状を模式的に示す側断面図 磁性薄膜層が分割された試料の形状を模式的に示す側断面図 本発明の第2実施形態に係る試料の加工工程を示すフローチャート 本発明の実施例1に係る試料の洗浄前の磁気特性曲線 同試料の洗浄後の磁気特性曲線 同試料の高温高湿試験後の表面状態を拡大して示す顕微鏡写真 比較例1に係る試料の高温高湿試験後の表面状態を拡大して示す顕微鏡写 真 比較例2に係る試料の高温高湿試験後の表面状態を拡大して示す顕微鏡写 真
符号の説明
10…試料
12…ガラス基板
14…下地層
16…軟磁性層
18…配向層
20…磁性薄膜層
22…第1のマスク層
24…第2のマスク層
26…レジスト層
30…反応性イオンエッチング装置
S102、S202…試料の加工出発体作製工程
S104、S204…レジスト層加工工程
S106、S206…第2のマスク層加工工程
S108、S208…第1のマスク層加工工程
S110、S210…磁性薄膜層加工工程
S112、S212…第1のマスク層除去工程
S114、S214…ドライ洗浄工程

Claims (6)

  1. 磁性材及び該磁性材の上に形成されたマスク層を含む被加工体の前記マスク層を、酸化性を有するガスを反応ガスとする反応性イオンエッチングにより加工するマスク層加工工程と、前記磁性材を、前記マスク層に基いて希ガスを加工用ガスとするイオンビームエッチングにより加工する磁性材加工工程と、水素元素を含む非酸化物のガスを洗浄用ガスとし、且つ、該洗浄用ガスをプラズマ化して前記磁性材をドライ洗浄するドライ洗浄工程と、を有し、前記マスク層加工工程の後に前記ドライ洗浄工程を実行することを特徴とする磁性材を含む被加工体の加工方法。
  2. 磁性材及び該磁性材の上に形成されたマスク層を含む被加工体の前記磁性材を、前記マスク層に基いて希ガスを加工用ガスとするイオンビームエッチングにより加工する磁性材加工工程と、前記マスク層を、酸化性を有するガスを反応ガスとする反応性イオンエッチングにより除去するマスク層除去工程と、水素元素を含む非酸化物のガスを洗浄用ガスとし、且つ、該洗浄用ガスをプラズマ化して前記磁性材をドライ洗浄するドライ洗浄工程と、を有し、前記マスク層除去工程の後に前記ドライ洗浄工程を実行することを特徴とする磁性材を含む被加工体の加工方法。
  3. 請求項1又は2において、
    前記ドライ洗浄工程は、前記洗浄用ガスとして、アンモニアガス、水素ガス、水素ガスと窒素ガスとの混合ガス、オレフィン系炭化水素ガス、アセチレン系炭化水素ガスのうち、少なくとも一種類のガスを含むガスを用いるようにしたことを特徴とする磁性材を含む被加工体の加工方法。
  4. 請求項1において、
    前記マスク層加工工程は、前記酸化性を有するガスとして、ハロゲン系ガス、酸素、オゾンのうち、少なくとも一種類のガスを含むガスを用いるようにしたことを特徴とする磁性材を含む被加工体の加工方法。
  5. 請求項2において、
    前記マスク層除去工程は、前記酸化性を有するガスとして、ハロゲン系ガス、酸素、オゾンのうち、少なくとも一種類のガスを含むガスを用いるようにしたことを特徴とする磁性材を含む被加工体の加工方法。
  6. 請求項1乃至のいずれかに記載の磁性材を含む被加工体の加工方法を用いて、磁性層を含む磁気記録媒体を加工するようにしたことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
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