JP4190629B2 - マルチプロセッサシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、組み込み機器に於いて階層構造のメモリ共有方法を採るマルチプロセッサシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の、階層構造のメモリ共有方法を採るマルチプロセッサシステムの構造の一例を図11に示す。
【0003】
メモリ15とプロセッサ16をローカルバス19に接続したプロセッサエレメントと、メモリ17とプロセッサ18をローカルバス20に接続したプロセッサエレメントがあり、それらがバスブリッジ21とバスブリッジ22を介して共有バス23上の共有メモリ24と接続している。バスブリッジ21及びバスブリッジ22には共有メモリ調停機構25が接続されており、共有メモリ24をそれぞれのプロセッサエレメントがアクセスしようとしたときにアクセスの競合を調停する。共有メモリがあるマルチプロセッサシステムでは共有メモリ内の同じアドレス空間を同時にアクセスされた時に生じる不都合を回避するために、ある期間共有メモリアクセスを他方のプロセッサエレメントからアクセスできないようにする、いわゆる同期化処理が各プロセッサで実行されるプログラム中に記述されている。また、同期化処理が不要である共有メモリ上にある読み出し専用のデータについては各プロセッサエレメントが同時に共有メモリをアクセスしようとすると、共有バス23上でハードウエア的な衝突が発生するために、共有メモリ調停機構25によりどちらかのプロセッサエレメントの動作を停止させ、他方のプロセッサエレメントによる共有メモリアクセス終了後に停止させたプロセッサエレメントの動作を再開させる。
【0004】
図11の構成のシステムに於いてプロセッサエレメントがそれぞれ共有メモリ24へアクセスするタイミングを示したものが図12である。図12において、26はプロセッサAのバスアクセスの動き、27はプロセッサBのバスアクセスの動き、28はプロセッサAが共有メモリを占有する期間、29はプロセッサBが共有メモリの使用を待たされている期間、30はプロセッサBが共有メモリを占有する期間、31はプロセッサBが共有メモリを占有する期間、32はプロセッサAが共有メモリの使用を待たされている期間、33はプロセッサAが共有メモリを占有する期間、34はプロセッサBが共有メモリの使用を待たされている期間、35はプロセッサBが共有メモリを占有する期間である。
【0005】
図12の28のタイミングではプロセッサAが共有バス23を占有していることを示している。占有しているかどうかはセマフォ、あるいはミューテックス、クリティカルセッション等のソフトウエア的に共有メモリアクセスの競合を阻止する手段を用いて他方のプロセッサエレメントに伝えることができる。28のタイミング内に発生したプロセッサBからの共有メモリアクセス29は待たされる。プロセッサAによる共有メモリ24の占有が終了後、30のタイミングでプロセッサBからの共有メモリ24のアクセスが可能となりプロセッサBがプログラムの実行を再開する。同様に32のタイミング、34のタイミングで他方のプロセッサエレメントによる共有バス23の占有により待たされることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の方法では、通常、図11のプロセッサ16が実行するプログラムとプロセッサ18が実行するプログラムは他方のプロセッサの実行状態とは無関係に共有メモリ24にアクセスすることになるため、双方のプロセッサエレメントの共有メモリ24へのアクセス頻度が多い場合、共有バスアクセス待ち時間が多発し、マルチプロセッサシステムの良さを活かすことができないといった課題があった。
【0007】
したがって、この発明の目的は、共有メモリへのアクセスの競合を減らし、共有バスへのアクセスの待ち時間を少なくすることができるマルチプロセッサを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のマルチプロセッサシステムは、共有メモリと複数のプロセッサとを備え、複数のプロセッサの各々は共有メモリへのアクセス頻度情報をもとに共有メモリ使用レベルが設定された1つ以上のタスクを実行するものであって、複数のプロセッサの各々は、実行中の前記タスクの前記共有メモリ使用レベルの値を共有メモリ使用レベルデータとして相互間で通信し、かつ複数のプロセッサの各々は、他のプロセッサの共有メモリ使用レベルデータとタスクの共有メモリ使用レベルとを用いて共有メモリへのアクセスの競合が少なくなるように1つ以上のタスクのスケジュールを調整することを特徴とするものである。
【0009】
請求項1記載のマルチプロセッサシステムによれば、複数のプロセッサ間で共有メモリ使用レベルデータをやり取りし、共有メモリへのアクセス頻度情報を元に共有メモリへのアクセスが少なくなるようにプログラムの実行を制御することで、マルチプロセッサシステムで最も懸念される共有メモリへのアクセスの競合を自律的に減らすことができ、共有バスアクセスの待ち時間を減少することができる。
【0010】
請求項2記載のマルチプロセッサシステムは、請求項1において、プロセッサの各々に、共有メモリ使用レベルデータの通信とタスクのスケジュールの調整とを行うタスクスケジュール器を設けたものである。
【0011】
請求項2記載のマルチプロセッサシステムによれば、請求項1と同様な効果がある。
【0012】
請求項3記載のマルチプロセッサシステムは、請求項1または請求項2において、他のプロセッサからの共有メモリ使用レベルデータとタスクの共有メモリ使用レベルとを用いて、タスクのうちから起動するタスクを選択するものである。
【0013】
請求項3記載のマルチプロセッサシステムによれば、請求項1と同様な効果がある。
【0014】
請求項4記載のマルチプロセッサシステムは、請求項3において、他のプロセッサからの共有メモリ使用レベルデータが、しきい値より大きければタスクのうちから共有メモリ使用レベルが一番小さいものを選択し、他のプロセッサからの共有メモリ使用レベルデータが、しきい値より小さければタスクのうちから共有メモリ使用レベルが一番大きいものを選択するものである。
【0015】
請求項4記載のマルチプロセッサシステムによれば、請求項1と同様な効果がある。
【0016】
請求項5記載のマルチプロセッサシステムは、請求項3において、タスクのうちから、共有メモリ使用レベルと他のプロセッサからの共有メモリ使用レベルデータとの和が目標値に一番近くなるものを選択するものである。
【0017】
請求項5記載のマルチプロセッサシステムによれば、請求項1と同様な効果がある。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態について、図1から図10を用いて説明する。図1は、本発明の一実施の形態におけるマルチプロセッサシステムの構成のブロック図を示す。
【0019】
図1において、メモリ1とプロセッサ2がローカルバス5に接続されたプロセッサエレメントがあり、他方、メモリ3とプロセッサ4がローカルバス6に接続されたプロセッサエレメントがある。これらのローカルバス5、6はバスブリッジ7とバスブリッジ8を介して共有バス9上の共有メモリ10と接続している。共有メモリ10の同時アクセスを調停するための共有メモリ調停機構11がバスブリッジ7及びバスブリッジ8に接続されている。ここまでは図2の従来例と同じである。
【0020】
従来例と異なる点は、共有メモリ使用レベルデータ14をプロセッサエレメント間でやりとりさせ、それぞれのプロセッサエレメントで共有メモリ使用レベルデータ14の状態に応じて共有メモリ10の競合が少なくなるようなプログラムタスクを選択して実行させるタスクスケジュール器12、13を持つ点である。
【0021】
図2に示すように、タスクスケジュール器36(12、13)はプログラムタスクが実行可能状態にあるのかどうか等のプログラムタスクの状態を表すタスク状態データ37と、プログラムタスク毎の共有メモリ使用レベルを表すタスク共有メモリ使用レベルデータ38(14)と、他のプロセッサから伝えられる他のプロセッサで実行中のタスクの共有メモリ使用レベルデータ39の3つのデータを元にタスクのスケジュールを行う。
【0022】
図3に図1の共有メモリ使用レベルデータ14を2つのプロセッサ42、43でやりとりする場合の配線例を示す。40はプロセッサ2の共有メモリ使用レベルデータ、41はプロセッサ1の共有メモリ使用レベルデータである。この例では2ビットの共有メモリ使用レベル信号線を用いて双方のプロセッサに伝達する。
【0023】
図4に共有メモリ使用レベルデータを3つのプロセッサ47〜49でやりとりする場合の配線例を示す。各プロセッサエレメントは自分で実行しているタスクの持つ共有メモリ使用レベルを他のプロセッサエレメントに伝達することで、お互いの共有メモリ使用レベルを認識することができる。44はプロセッサ2の共有メモリ使用レベルデータ、45はプロセッサ3の共有メモリ使用レベルデータ、46はプロセッサ1の共有メモリ使用レベルデータである。
【0024】
図5に図2のタスク共有メモリ使用レベルデータ38を生成するシステムを示す。共有メモリアクセス頻度計数器53はプロセッサAが実行する各プログラムタスク50〜52毎に共有メモリ10をアクセスする頻度を計数する。各タスク毎に計数された結果を共有メモリ使用レベル判定器54に入力し、共有メモリ使用レベル判定器54は共有メモリ使用レベルデータの最大状態数が共有メモリをアクセスする頻度の最も多いタスクに割り当てられるように、タスク毎の共有メモリ使用レベルを算出してプロセッサAのタスク共有メモリ使用レベルデータ55を出力する。
【0025】
図6は図5の共有メモリアクセス頻度計数器53での各プログラムタスクに対して行われる処理例を示したものである。各プログラムタスクのソースコードファイルの解析を行い、関数定義があれば、その関数名を登録し、同期化処理を行わない共有メモリ上の読み出し専用データの参照があればその参照を行っている関数名とその関数内での参照回数を登録し、また、共有メモリへのアクセスに対する同期化処理があればその処理を行っている関数名とその関数内での同期化処理の回数を登録し、また、関数の呼び出しがあるならばその関数を呼び出している関数名と呼び出し回数を登録する。これらの処理をファイルの最後まで行い、共有メモリ上の読み出し専用データへの総参照回数、同期化処理の総数を算出し、それらを加算して、タスク毎の共有メモリアクセス頻度を算出する。
【0026】
図7は図5の共有メモリ使用レベル判定器54の処理例を示したものである。共有メモリ使用レベル判定器54は共有メモリアクセス頻度計数器53で算出された各タスク毎の共有メモリアクセス頻度の情報を取り込み、その中の最大値を求め、その最大値を持つタスクの共有メモリ使用レベルが最大になるように共有メモリ使用レベルの判定基準を決める。この基準と各タスク毎の共有メモリアクセス頻度の情報から各タスク毎の共有メモリ使用レベルを判定し、その結果をタスク共有メモリ使用レベルデータ38として出力する。
【0027】
図8に図1のタスクスケジュール器12,13で行われるタスクスケジュールの処理例を示す。タスクスケジュール器12,13では実行可能なタスクが存在する場合、他のプロセッサエレメントから伝達された他のプロセッサでの共有メモリ使用レベルを観測し、その値が共有メモリ使用レベルが採りうる値の中央値以上かどうかで、自プロセッサエレメントで共有メモリ使用レベルの最も小さいタスクを選択するか、共有メモリ使用レベルの最も大きなタスクを選択するかを決めてそれに該当するタスクを選択する。
【0028】
図9に図1の動作を説明するために使用するプロセッサ1とプロセッサ2で実行されるタスクを示す。それぞれのプロセッサ56、57は4つのタスク1〜タスク8を持ち、共有メモリ使用レベルは0から3までの整数値をとるものとし、図5の装置を使って各タスク毎の共有メモリアクセス頻度から各タスク毎に共有メモリ使用レベルがあらかじめ判定されている。これらのタスクを実行させた例を図10に示す。
【0029】
図10において、58はプロセッサ1で実行されるタスクのタイミング、59はプロセッサ1が共有メモリへアクセスする、あるいは共有メモリを占有するタイミング、60はプロセッサ2で実行されるタスクのタイミング、61はプロセッサ2が共有メモリへアクセスする、あるいは共有メモリを占有するタイミングである。
【0030】
先ず、プロセッサ1が共有メモリ使用レベルの最も高いタスク4を選択するものとする。プロセッサ2は共有メモリ使用レベルデータを通じてプロセッサ1が共有メモリ使用レベル3のタスクを実行していることを認識し、プロセッサ2のタスクスケジュール器は共有メモリ使用レベルが最も低いタスク5を選択する。これらのタスクが実行されている期間は共有メモリへのアクセスに係わる競合はほとんど生じない。プロセッサ1はタスク4の実行が終わり、プロセッサ2からの共有メモリ使用レベルデータが最も低い0を示しているので、プロセッサ1のタスクスケジュール器は実行可能なタスクの中で最も高い共有メモリ使用レベルを持つタスク3を実行する。プロセッサ2はタスク5の実行を終え、プロセッサ1からの共有メモリ使用レベルが2なので、プロセッサ2のタスクスケジュール器は実行できるタスクの中で最も共有メモリ使用レベルが低いタスク6を選択して実行する。この状態でもプロセッサ1で実行するタスクとプロセッサ2で実行するタスク間に共有メモリアクセス頻度に差があるため、共有メモリへのアクセスに係わる競合が比較的少ない。プロセッサ2はタスク6の実行を終え、プロセッサ1からの共有メモリ使用レベルが2であるため、プロセッサ2のタスクスケジュール器は実行できるタスクの中で最も共有メモリ使用レベルが低いタスク7を選択して実行する。この段階になると双方のプロセッサで実行されるタスクの共有メモリ使用レベルが2と、比較的共有メモリアクセス頻度が高くなるために共有メモリへのアクセスに係わる競合が生じる可能性が高まる。プロセッサ1はタスク3の実行を終え、プロセッサ2からの共有メモリ使用レベルデータが2を示しているので、プロセッサ1のタスクスケジュール器は実行可能なタスクの中で最も低い共有メモリ使用レベルを持つタスク1を実行する。この段階ではプロセッサ1のタスクの共有メモリ使用レベルが0となり、共有メモリへのアクセスに係わる競合が生じる可能性が非常に低くなる。プロセッサ1はタスク1の実行を終え、プロセッサ2からの共有メモリ使用レベルデータが2を示しているので、プロセッサ1のタスクスケジュール器は実行可能なタスクの中で最も低い共有メモリ使用レベルを持つタスク2を実行する。この段階ではプロセッサ1のタスクの共有メモリ使用レベルが1、プロセッサ2のタスクの共有メモリ使用レベルが2となり、共有メモリへのアクセスに係わる競合が生じる可能性がやや高まる。プロセッサ2はタスク7の実行を終え、プロセッサ2のタスクスケジュール器は実行できるタスクの中で最も共有メモリ使用レベルが高いタスク8を選択して実行する。この段階ではプロセッサ1のタスクの共有メモリ使用レベルが1、プロセッサ2のタスクの共有メモリ使用レベルが3となり、共有メモリへのアクセスに係わる競合が生じる可能性が高まる。プロセッサ1はタスク2の実行を終え、プロセッサ1のタスクスケジュール器は実行可能なタスクがないためアイドル状態となる。この段階では共有メモリへのアクセスに係わる競合が生じない。
【0031】
この実施の形態のマルチプロセッサシステムは、図1に示すように、ローカルバス5、6上にプロセッサ2、4とメモリ1、3を持つプロセッサエレメントが複数個存在し、それらがバスブリッジ7、8を介して共有メモリ10と接続されており、複数のプロセッサエレメントからの共有メモリ10へのアクセスに対しての調停機能を持ち、かつ、プロセッサエレメント間で共有メモリ使用レベルデータをやりとりする信号線と、その信号線の状態を元に各プロセッサで実行するプログラムタスクを選択することができるタスクスケジュール器12、13から構成されている。したがって、複数のプロセッサ2、4間で共有メモリ使用レベルデータをやり取りし、共有メモリ10へのアクセス頻度情報を元に共有メモリ10へのアクセスが少なくなるようにプログラムの実行を制御することで、マルチプロセッサシステムで最も懸念される共有メモリ10へのアクセスの競合を自律的に減らすことができる。
【0032】
尚、図8では他のプロセッサが実行中の共有メモリ使用レベルデータが共有メモリ使用レベルがとりうる値のしきい値として中央値よりも大きいか否かによってタスクの選択方法を替えたが、共有メモリ使用レベルがとりうる値の中央値の代わりに異なる値を用いても構わない。また、他のプロセッサが実行中の共有メモリ使用レベルデータがある値よりも大きいか否かによってタスクの選択方法を替える代わりに、他のプロセッサが実行中の共有メモリ使用レベルデータの値と共有メモリ使用レベルとの和が、ある値(例えば共有メモリ使用レベルがとりうる最大値)に一番近くなるようなタスクを選択してもよい。
【0033】
【発明の効果】
請求項1記載のマルチプロセッサシステムによれば、複数のプロセッサ間で共有メモリ使用レベルデータをやり取りし、共有メモリへのアクセス頻度情報を元に共有メモリへのアクセスが少なくなるようにプログラムの実行を制御することで、マルチプロセッサシステムで最も懸念される共有メモリへのアクセスの競合を自律的に減らすことができ、共有バスアクセスの待ち時間を減少することができる。
【0034】
請求項2記載のマルチプロセッサシステムによれば、請求項1と同様な効果がある。
【0035】
請求項3記載のマルチプロセッサシステムによれば、請求項1と同様な効果がある。
【0036】
請求項4記載のマルチプロセッサシステムによれば、請求項1と同様な効果がある。
【0037】
請求項5記載のマルチプロセッサシステムによれば、請求項1と同様な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるマルチプロセッサシステムのブロック図である。
【図2】図1のタスクスケジュール器でデータをやりとりする様子を表した説明図である。
【図3】2つのプロセッサ間での共有メモリ使用レベルデータのやりとりするための配線例の説明図である。
【図4】3つのプロセッサ間での共有メモリ使用レベルデータのやりとりするための配線例の説明図である。
【図5】図2のタスク共有メモリ使用レベルデータを決定するための装置のブロック図である。
【図6】図5の共有メモリアクセス頻度計数器53での処理例のフロー図である。
【図7】図5の共有メモリ使用レベル判定器54での処理例のフロー図である。
【図8】図1のタスクスケジュール器での処理例のフロー図である。
【図9】図1の動作を説明するにあたって用いるプロセッサ1とプロセッサ2のタスク例の説明図である。
【図10】図1のシステムで図9のタスクを動作させた場合の動作タイミングを表した説明図である。
【図11】従来例の階層型のバス構造を持つマルチプロセッサシステムの一例のブロック図である。
【図12】図11のシステムで2つのプロセッサエレメントがそれぞれ共有メモリへアクセスするタイミングを示した説明図である。
【符号の説明】
1 メモリ
2 プロセッサ
3 メモリ
4 プロセッサ
5 ローカルバス
6 ローカルバス
7 バスブリッジ
8 バスブリッジ
9 共有バス
10 共有メモリ
11 共有メモリ調停機構
12 タスクスケジュール器
13 タスクスケジュール器
14 共有メモリ使用レベルデータ
15 メモリ
16 プロセッサ
17 メモリ
18 プロセッサ
19 ローカルバス
20 ローカルバス
21 バスブリッジ
22 バスブリッジ
23 共有バス
24 共有メモリ
25 共有メモリ調停機構
26 プロセッサAのバスアクセスの動き
27 プロセッサBのバスアクセスの動き
28 プロセッサAが共有メモリを占有する期間
29 プロセッサBが共有メモリの使用を待たされている期間
30 プロセッサBが共有メモリを占有する期間
31 プロセッサBが共有メモリを占有する期間
32 プロセッサAが共有メモリの使用を待たされている期間
33 プロセッサAが共有メモリを占有する期間
34 プロセッサBが共有メモリの使用を待たされている期間
35 プロセッサBが共有メモリを占有する期間
36 タスクスケジュール器
37 タスク状態データ
38 タスク共有メモリ使用レベルデータ
39 他のプロセッサからの共有メモリ使用レベルデータ
40 プロセッサ2の共有メモリ使用レベルデータ
41 プロセッサ1の共有メモリ使用レベルデータ
42 プロセッサ1
43 プロセッサ2
44 プロセッサ2の共有メモリ使用レベルデータ
45 プロセッサ3の共有メモリ使用レベルデータ
46 プロセッサ1の共有メモリ使用レベルデータ
47 プロセッサ1
48 プロセッサ2
49 プロセッサ3
50 プロセッサAが実行するタスク1のプログラム
51 プロセッサAが実行するタスク2のプログラム
52 プロセッサAが実行するタスクnのプログラム
53 共有メモリアクセス頻度計数器
54 共有メモリ使用レベル判定器
55 プロセッサAのタスク共有メモリ使用レベルデータ
56 プロセッサ1の4つのタスク
57 プロセッサ2の4つのタスク
58 プロセッサ1で実行されるタスクのタイミング
59 プロセッサ1が共有メモリへアクセスする、あるいは共有メモリを占有するタイミング
60 プロセッサ2で実行されるタスクのタイミング
61 プロセッサ2が共有メモリへアクセスする、あるいは共有メモリを占有するタイミング

Claims (5)

  1. 共有メモリと複数のプロセッサとを備え、前記複数のプロセッサの各々は前記共有メモリへのアクセス頻度情報をもとに共有メモリ使用レベルが設定された1つ以上のタスクを実行するものであって、
    前記複数のプロセッサの各々は、実行中の前記タスクの前記共有メモリ使用レベルの値を共有メモリ使用レベルデータとして相互間で通信し、かつ前記複数のプロセッサの各々は、他のプロセッサの共有メモリ使用レベルデータとタスクの前記共有メモリ使用レベルとを用いて前記共有メモリへのアクセスの競合が少なくなるように前記1つ以上のタスクのスケジュールを調整することを特徴とするマルチプロセッサシステム。
  2. プロセッサの各々に、共有メモリ使用レベルデータの通信とタスクのスケジュールの調整とを行うタスクスケジュール器を設けた請求項1記載のマルチプロセッサシステム。
  3. 他のプロセッサからの共有メモリ使用レベルデータとタスクの前記共有メモリ使用レベルとを用いて、前記タスクのうちから起動するタスクを選択する請求項1または請求項2に記載のマルチプロセッサシステム。
  4. 他のプロセッサからの共有メモリ使用レベルデータが、しきい値より大きければタスクのうちから共有メモリ使用レベルが一番小さいものを選択し、前記他のプロセッサからの前記共有メモリ使用レベルデータが、前記しきい値より小さければ前記タスクのうちから前記共有メモリ使用レベルが一番大きいものを選択する請求項3記載のマルチプロセッサシステム。
  5. タスクのうちから、共有メモリ使用レベルと他のプロセッサからの共有メモリ使用レベルデータとの和が目標値に一番近くなるものを選択する請求項3記載のマルチプロセッサシステム。
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