JPH04178869A - マルチプロセッサシステムの割込み制御装置とその割込み通信方法 - Google Patents

マルチプロセッサシステムの割込み制御装置とその割込み通信方法

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JPH04178869A
JPH04178869A JP30813990A JP30813990A JPH04178869A JP H04178869 A JPH04178869 A JP H04178869A JP 30813990 A JP30813990 A JP 30813990A JP 30813990 A JP30813990 A JP 30813990A JP H04178869 A JPH04178869 A JP H04178869A
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interrupt
level
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interruption
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JP30813990A
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Inventor
Minoru Shiga
稔 志賀
Hitoshi Ishida
仁志 石田
Toyohito Hatashita
畑下 豊仁
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は共有バスで結合されたマルチプロセッサシス
テムで各処理装置の均一な負荷分散を高そ 速に実現できる割込み制御装置と捗の割込み通信方法に
関する。
[従来の技術] 第8図幅例えば文献(32−bit computer
 systemshares 1oad equall
y among up to 12 process。
rs、 Electronic Design、 Se
ptember 6,1984. pp。
153−168 )に示された従来例のマルチプロセッ
サシステムにおける割込み制御装置系の構成ブロック図
である。
図において、(1)〜(12)は処理装置(100)と
その割込み制御装置(200)から成るプロセッサモジ
ュール、 (13)〜(16)は入出力制御装置(30
0)とその割込み制御装置(400)から成る入出力制
御モジュール、 (17)は共有バス(18)に結合さ
れた共有記憶装置、 (18)は共有記憶装置(17)
と処理装置(100)と入出力制御装置(300)とを
結合したシステムバスとしての共有バス、 (19)は
プロセッサモジュール用割込み制御装置(200)と入
出力制御モジュール用割込み制御装置it (400)
とを結合した5LIC(System Link an
d Interrupt Controller)バス
としての専用バス、  (100)は共有バス(18)
に結合された処理装置、  (200)は処理装置(1
00)と専用バス(19)とに結合されたプロセッサモ
ジュール用割込み制御装置、  (300)は共有バス
(18)に結合された入出力制御装置、  (400)
は入出力制御装置(300)と専用バス(19)とに結
合された入出力制御モジュール用割込み制御装置である
上記従来例のマルチプロセッサシステムにおける割込み
制御装置は9例えばいずれかの入出力制御装置(300
)で割込み要求収入出力処理の終了など汗発生したとき
、まず当該入出力制御モジュール用割込み制御装置(4
00)が専用バス(19)へ割込み要求を出力する。
次に、各プロセッサモジュール相開込み制御装置(20
0)が専用バス(19)から割込み要求を受信後専用バ
ス(19)を使って相互の競合を調停する。そして調停
の結果9例えば最下位実行レベルを記憶しているいずれ
かのプロセッサモジュール用割込み制御装置(200)
が割込み要求を獲得し、当該処理装置(100)へ割込
みを指示する。
ここで、専用バス(19)を介して割込みメツセージと
これの受諾メツセージがあり、受諾メツセージが同時に
複数生じたとき、第9図に示す専用バス上のパケット情
報で先頭の衝突する部分を論理和して専用バス(19)
上の優先度を調べ優先度の高い受諾メツセージを残す。
この受諾メツセージを返送したプロセッサモジュール用
割込み制御装置(200)が割込み要求を受信したこと
になる。
要するに、最下位実行レベルの仕事をしている処理装置
(100)が割込み要求を受信して、より実行レベルの
高い仕事をしている他の処理装置(100)を妨害しな
いようにする。また割込み処理中は割込み要求を受信し
た処理装置(100)の実行レベルを高くして次の割込
み要求を他の処理装置(100)が受信するように制御
し9割込み処理を分散する。このように割込み要求を受
信する処理装置(100)を動的に決定して負荷を均一
に分散し使用効率を高めている。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来のマルチプロセッサシステムにおける
プロセッサモジュール用割込み制御装置では1割込みモ
ジュール(割込み要求を発生する入出力制御モジュール
またはプロセッサモジュール)から割込み要求を受信し
てから専用バス上で相互間の競合を調停しているため応
答が遅い問題点があった。
この発明が解決しようとする課題は、共有バスだけで割
込みを通信し1割込み要求を受信すべき均一な負荷分散
を高速に実現するマルチプロセッサシステムの割込み制
御方式を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を達成するためこの発明のマルチプロセッサシ
ステムは、複数のプロセッサモジュール(処理装置とそ
の割込み制御装置から成る)と。
複数の入出力制御モジュール(入出力制御装置とその割
込み制御装置から成る)と、共有記憶装置と、これらを
結合した共有バスとを備え、プロセッサモジュール用及
び入出力制御モジュール用割込み制御装置において1次
の手段と過程を含むことを特徴とする。
プロセッサモジュール用割込み制御装置で、各処理装置
の実行レベルを通知の都度記憶する実行レベルレジスタ
と1割込み要求を受信すべき処理装置の優先度を判定す
る割込み優先度判定手段とを設け1割込み発生時に、実
行レベルレジスタで記憶した各処理装置の実行レベルか
ら割込み優先度判定手段で当該処理装置自身が割込み要
求を受信すべきかどうかを予め判定する。更に各処理装
置の中で最下位の実行レベルと共有バスからのデータ線
上の割込み要求情報に含まれる割込みレベルとを比較す
る割込みレベル比較手段を設け1割込み受信時に1割込
み優先度判定手段で検出した各処理装置中の最下位実行
レベルと比較して当該割込みレベルの方が高いときだけ
、実行レベルレジスタで記憶した9割込み要求を受信す
る当該処理装置の最下位実行レベルを当該割込みレベル
に更新する。
また割込みモジュール(入出力制御モユールまたはプロ
セッサモジュール)用割込み制御装置で。
当該入出力制御装置または処理装置からのデータ線上の
割込み要求情報を一次的に記憶する割込み要求情報レジ
スタと、共有バス上の再実行バスサイクル時を遅延する
時間を計数するタイマとを設け9割込みの再実行要求時
に9割込み要求情報レジスタで記憶した割込み要求情報
をタイマで計数した時間だけ遅延させて出力し1割込み
のバスサイクルを再実行する。
また上記割込み制御装置の割込み通信方法は。
当該割込みモジュール(入出力制御モジュールまたはプ
ロセッサモジュール)が共有バスのバスサイクルで割込
み要求情報を転送する。そして各プロセッサモジュール
がすべての処理装置の中で。
最下位の実行レベルと割込み要求情報に含まれる割込み
レベルとを比較した結果で9割込み要求の受信完了また
は再実行要求を応答する。
[作用] 上記のように構成したマルチプロセッサシステムの割込
み制御装置は、まずプロセッサモジュール用割込み制御
装置では割込み発生時に9割込み優先度判定手段が実行
レベルレジスタで記憶した各処理装置の実行レベルから
、当該処理装置自身が割込み要求を受信すべきかどうか
を予め判定する。また割込み受信時に9割込みレベル比
較手段が割込み優先度判定手段で検出した各処理装置中
の最下位実行レベルと比較して当該割込みレベルの方が
高いときだけ、実行レベルレジスタで記憶した1割込み
要求を受信する当該処理装置の最下位実行レベルを当該
割込みレベルに更新する。
次に9割込みモジュール用割込み制御装置では割込みの
再実行要求時に9割込み要求情報レジスタが一次的に記
憶した。当該入出力制御装置または処理装置からのデー
タ線上の割込み要求情報をタイマで計数した時間だけ遅
延させて出力し9割の 込み轢バスサイクルを再実行する。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例を示すマルチプロセッサシ
ステムにおけるプロセッサモジュールの構成ブロック図
である。
図において、 (100)、 (200)および(18
)は上記従東側を示す第8図の(100)、 (200
)および(18)に対応する処理装置、プロセッサモジ
ュール用割込み制御装置および共有バス、 (100−
1〜5)は処理装置(100)に含まれるマルチプロセ
ッサ、アドレスバッファ、データバッファ、転送制御回
路およびアドレスデコーダ、 (200−1〜6)はプ
ロセッサモジュール用割込み制御装置(200)に含ま
れる制御回路。
プロセッサ番号レジスタ、割込み要求情報レジスタ、デ
ータバッファ、実行レベルレジスタおよび割込み優先度
判定手段である。なお9割込み要求情報レジスタ (2
00−3)は、共有バス(18)からのデータ線上の割
込み要求情報を記憶するもので、FI F O(Fir
st−In First−Out)メモリで構成し、複
数の割込み要求情報を記憶するものでもよい。
上記実施例のマルチプロセッサシステムのプロセッサモ
ジュール用割込み制御装置(200)は、共有バス(1
8)で結合された各処理装置(100)の実行レベルを
通知の都度記憶する実行レベルレジスタ(200−5)
と割込み要求を受信すべき処理装置(100)の優先度
を判定する割込み優先度判定手段(200−6)とを設
け9割込み受信の諾否を予め判定して高速に応答するよ
うに作用する。なお、初期化処理で実行レベルレジスタ
 (200−5)の内容を消去し自身のマイクロプロセ
ッサ(100−1)の識別番号をプロセッサ番号レジス
タ(200−2)に書込んでおくものとする。また処理
装置(ioo)の実行レベルは例えば応用プログラム、
基本ソフトウェア、オペレーティングシステムおよび割
込み処理プログラムの各実行の順で高いものとする。
まず、実行レベルレジスタ (200−5)は、下記の
ように出力された自身または他の処理装置の実行レベル
を記憶する。当該処理装置(100)自身の実行レベル
変更時には、マイクロプロセッサ(100−1)からの
自身の実行レベル符号とプロセッサ番号レジスタ (2
00−2)からの自身のプロセッサ番号とをデータバッ
ファ(200−4)が合成して共有バス(18)からの
データ線に出力する。この合成信号(111)を制御回
路(200−1)の第2図に示す実行レベル書込み指令
手段が復号して実行レベルレジスキ タ (200−5)の自身プロセッサ番号に対応したレ
ジスタを選択し、自身の実行レベル書込み信号(112
)を出力する。
また、他の処理装置(100)の実行レベル変更を4i
−逮゛ 丹藷する共有バス(18)上のバスサイクル発生時には
、共有バス(18)のアドレス線からの特定バスサイク
ルアドレス(110)を制御回路(200−1)の第2
図に示すアドレス解読手段が復号して転送制御回路(1
0(1−4)からのストローブ信号(101)でゲート
し、第2図の競合調停手段(マイクロプロセッサ(10
0−1)とヶ共有バス(18)からの要求の競合を調停
する)に調停要求信号(115)を発して競合を調停し
た結果として調停応答信号(116)を受け、実行レベ
ル費更要求信号(113)を出力する。この変更要求信
号(113)に応じて、第2図の実行レベル書込み指令
手段が実行レベルレジスタ (200−5)の他のプロ
セッサ番号に対応したレジスタを選択し他の実行レベル
書込み信号(112)を出力する。同時に第2図の応答
制御手段は肯定応答指令信号(104)を有効にする。
次に1割込み優先度判定手段(20(16)は、第4図
のように実行レベルレジスタ (200−5)がらの各
出力(RO−R15)の中から最下位の実行レベルを検
出した最下位実行レベル符号(107)と、実行レベル
レジスタ (200−5)からの各出力(RO〜R15
)とを比較し9等しいときの1出力又は等しくないとき
の0出力の中からより小さいプロセッサ番号を上位優先
で符号化した割込み受信プロセッサ番号(108)と、
プロセッサ番号レジスタ (200−2)からの自身の
プロセッサ番号(106)とを比較して、−致するかど
うかで当該処理装置(1,00)自身が次に発生する割
込み要求を受信すべきかどうかを判定し2割込み受信許
可信号(109)を有効または無効にする。
そして割込みモジュール(入出力制御モジュールまたは
プロセッサモジュール)の割込みを要求する共有バス(
18)上のバスサイクル発生時には。
共有バス(18)のアドレス線からの特定バスサイクル
アドレス (110)を制御回路(200−1)の第2
図に示すアドレス解読手段が復号して前記ストローブ信
号(101)でゲートシ、第2図の競合調停手段に調停
要求信号(115)を鈍して、競合を調停した結果とし
て調停応答信号(116)を受け9割込み要求信号(1
14)を出力する。この割込み要求信号(114)に応
じて割込み優先度判定手段(200−6)からの割込み
受信許可信号(109)の有効時は、第2図の割込み保
持手段がセット状態で割込み信号(103)を有効にす
る。同時に第2図の応答制御手段は肯定応答指令信号(
104)を有効にする。そして、転送制御回路(100
−4)は共有バス(18)にバスサイクルの終了を要求
する。また、マイクロプロセッサ(100−1)は有効
の前記割込み信号(103)を受信し連続した他の割込
みの受信を他のマイクロプロセッサ(100−1)に実
行させるように、自身の実行し子゛ ベルを最も高くしてから、アドレスレコーダ(100−
5)を介して共有バス(18)からのデータ線上の割込
み要求情報(120) (図5のように割込みレベル符
号と割込み要求元識別符号と割込みベクタから成る)の
入力指令信号(102)を出力する。そして割込み要求
情報レジスタ (200−3)から、マイクロプロセッ
サ(100−1)のデータ線に出力された割込み要求情
報(120)を読取って割込み処理を開始する。割込み
信号(103)が有効になってから、マイクロプロセッ
サ(100−1)が割込み要求情報(120)を読取る
までの期間に、別の割込みを要求するバスサイクルが発
生したときは、第2図の競合調停手段は割込み要求情報
入力指令信号(102)を受けて割込み無効指令信号(
117)を出力し、第2図のみ 割込み保持手段をリット状態にし割込み信号(103)
を無効にする。同時に第2図の応答制御手段は再実行要
求の応答指令信号(105)を有効にする。
そして転送制御回路(100−4)は共有バス(18)
にバスサイクルの再実行を要求する。
なお、上記実施例のプロセッサモジュール相開込み制御
装置(200)は第2図より割込み処理プログラムの実
行レベルで、Xその制御回路(200−1)の作用を説
明したが、更に、割込みレベル分が追加され実行レベル
が16段階程度に多い場合の割込み要求を受信するとき
は、第3図のように割込みレベル比較手段(200−7
)を設け、最下位実行レベル符号(107)と割込み要
求情報(120)の割込みレベル符号とを比較して2割
込みレベルの方が低いときは割込みレベル符号(l19
)を無効にする。このとき割込み要求を受信しないで再
実行するように、第3図の割込み保持手段はセットを禁
止して割込み信号(103)を無効にする。同時に第3
図の応答制御手段値再実行要求の応答指令信号(105
)を有効にする。一方9割込みレベルの方が等しいか高
いときは割込みレベル符号(11,9)を有効にする。
このとき割込み優先度判定手段(200−6)からの割
込み受信許可信号(109)の有効時は、実行レベルレ
ジスタ(200−5)で記憶した9割込みを受信する当
該処理装置(100)の最下位実行レベルを当該割込み
レベルに更新するように第3図の実行レベル書込み指令
手段は、第3図の選択手段で選択された出力(118)
の割込み受信プロセッサ番号(108)を復号して、実
行レベルレジスタ (200〜5)の割込み受信プロセ
ッサ番号に対応したレジスタを選択し、前記割込みレベ
ル符号(119)を実行レベルとする書込み信号(11
2)を出力する。一方。
割込み受信許可信号(109)の無効時は、他の処理装
置(100)の実行レベル変更を実行レベルレジスタ(
200−5)に同時に反映するように、第3図の実行レ
ベル書込み指令手段は共有バス(18)からの制miI
上のバスサイクル応答信号(121)を監視し。
肯定応答時は第3図の選択手段で選択された出力(11
8)の合成信号(111)を復号して実行レベルレジス
タ (200−5)の当該プロセッサ番号に対応したレ
ジスタを選択し、当該実行レベル書込み信号(112)
を出力する。また再実行要求の応答時は実行レベルレジ
スタ (200−5)へ〇書込を禁止する。
第6図はこの発明の他の実施例を示すマルチプロセッサ
システムにおける入出力制御モジュールの構成ブロック
図である。
図において、 (300)、 (400)および(18
)は上記従来例を示す第8図の(300)、 (400
)および(18)に対応する入出力制御装置、入出力制
御モジュール用割込み制御装置および共有バス、 (3
00−1〜5)は入出力制御装置(300)に含まれる
入出力制御プロセッサ、アドレスバッファ、データバッ
ファ、転送制御回路およびアドレスデコーダ、 (40
0−1〜3)は入出力制御モジュール用割込み制御装置
(400)に含まれる制御回路1割込み要求情報レジス
タおよびタイマである。なお9割込み要求情報レジスタ
(400−2)は入出力制御装置(300)からのデー
タ線上の割込み要求情報を記憶するものである。
上記実施例のマルチプロセッサシステムの入出力制御モ
ジュール用割込み制御装置(400)は、共有バス(1
8)で結合された当該入出力制御装置(300)からの
データ線上の割込み要求情報を一次的に記憶する割込み
要求情報レジスタ (400−2)と共有バス(18)
上の再実行バスサイクル時を遅延する時間を計数するタ
イマ(4,0O−3)とを設け、再実行時の受信確率が
高くなるようにタイマ(400−3)の遅延時間を設定
できるようにする。
まず1割込み要求情報レジスタ(400−2)は、当該
入出力制御装置(300)がアドレスデコーダ(300
−5)を介して圧力する割込み指令信号(301)で。
当該割込み要求情報を取込み記憶する。同時に制御回路
(400−1)は転送制御回路(300−4)に割込み
要求バスサイクルを指示する。そして割込み要求情報レ
ジスタ (400−2)は、転送制御回路(300−4
)が共有バス(18)の使用権を確保し1割込み要求の
バスサイクルを実行する時、制御回路(400−1)か
らの割込み情報出力指令信号(302)で割込み要求情
報を出力する。ここで再実行要求の応答でバスサイクル
を終了する時は割込み要求情報の出力を停止し、転送制
御回路(300−4)から制御回路(400−1)に再
実行を通知する。
次にタイマ(400−3)は、再実行通知を受けた制御
回路(400−1)から出力する計数開始信号(303
)で起動し、所定の遅延時間に達すると計数終了信号(
304)を制御回路(400−1)へ出力する。同時に
制御回路(400−1)は転送制御回路(30(14)
に割込み要求バスサイクルを指示する。そして割込み要
求情報レジスタ (400−2)は、転送制御回路(3
00−4)が共有バス(18)の使用権を確保し1割込
み要求のバスサイクルを再実行する時、制御回路(40
0−1)からの割込み情報出力指令信号(302)で割
込み要求情報を出力する。ここで、肯定応答でバスサイ
クルを終了する時は転送制御回路(300−4)から制
御回路(400−1)にサイクル完了を通知する。
そして入出力制御プロセッサ(300−1)は、制御回
路(400−1)の内蔵ステータス情報を読出して割込
み指令の終了を知る。
なお、上記実施例では入出力制御モジュールを割込みモ
ジュールとして説明したが、プロセッサモジュールを割
込みモジュールとしてプロセッサモジュール用割込み制
御装置(200)に、同様の割込み要求情報レジスタ 
(400−2)とタイマ(400−3)を設けても同様
の効果があることはいうまでもない。
第7図はこの発明の上記実施例に示すマルチプロセッサ
システムにおける割込み制御装置の割込み通信方法で、
共有バス(18)を介して割込みモジュールと各プロセ
ッサモジュールとの間で割込みを要求するバスサイクル
発生時の実行レベル遷移を示す図である。
まず、初期状態でプロセッサ番号P−1,P−2および
P−3の各処理装置(100)の実行レベルはそれぞれ
2,2および10である。この時の最下位実行レベル2
のP−1は次の割込み要求の受信義務がある(遷移状態
Sl)。
次に割込みレベル9の割込みを要求した時、P−1は割
込み要求を受信し、肯定応答でバスサイクルを終了させ
る。この時の実行レベルレジスタ(200−5)はP−
1に対応した実行レベルを割込みレベルの9に更新する
。ここでP’−1,P−2およびP−3の実行レベルは
それぞれ9,2および10となる。またP−2は次の割
込み要求の受信義務がある(遷移状!!!S2)。
また割込みレベル10の割込みを要求した時。
P−2は割込み要求を受信し、肯定応答でバスサイクル
を終了させる。この時の実行レベルレジスタ (200
−5)はP−2に対応した実行レベルを割込みレベルの
10に更新する。ここでP−1,P−2およびP−3の
実行レベルはそれぞれ9,10および10となる。また
再びP−1は次の割込み要求の受信義務がある(遷移状
態S3)。
また割込みレベル8の割込みを要求した時9割込みレベ
ル8はP−1の実行レベル9より小さいクルを終了させ
る。この時の割込みモジュールは後で再び割込みを要求
する(遷移状態S 4. )。
更に割込みレベル12の割込みを要求した時。
P−1は割込み要求を受信し、肯定応答でバスサイクル
を終了させる。この時の実行レベルレジスタ (200
−5)はP−1に対応した実行レベルを割込みレベルの
12に更新する。ここでP−1,P−2およびP−3の
実行レベルはそれぞれ12,10および10となる。ま
た再びP−2は次の割込み要求の受信義務がある(M移
状態S5)。
ここでP−3の実行レベルを10から1へ変更する要求
をした時、P−1,P−2およびP−3の実行レベルは
それぞれ12.10および1となる。また、この時の最
下位実行レベルlのP−3は次の割込み要求の受信義務
がある(遷移状態S6)。
次に割込みレベル8の再実行の割込みを要求した時、P
−3は割込み要求を受信し、肯定応答でバスサイクルを
終了させる。この時の実行レベルレジスタ (200−
5)はP−3に対応した実行レベルを割込みレベルの8
に更新する。ここで、P−1、P−2およびP−3の実
行レベルはそれぞれ12.10および8となる。また9
割込み要求の受信義務は移動しないでP−3に残る(遷
移状態S7)。
上記実施例のマルチプロセッサシステムにおける割込み
制御装置の割込み通信方法は1割込み処理中の処理装置
(100)で割込み要求を受信するたびに、その実行レ
ベルが割込みレベルに更新されて高くなり、より高いレ
ベルの割込み要求を受信する。また割込みレベルが高い
ほど割込み要求を受信する割合が高くなる。
なお、上記実施例で実行レベルと処理装置数を固定して
説明したが、これに限定されない。また上記実施例に示
す割込み制御装置の一部または全体を個別部品ではなく
大規模集積回路(LSI)で構成してもよい。
[発明の効果] この発明は1以上説明したように構成されておす1割込
み発生時に当該処理装置自身が割込み要求を受信すべき
かどうかを予め判定できるから。
専用バスを不要とし割込み要求と同時に割込みを受信で
きる。従って高速に割込みを受信できる効果がある。ま
た割込み受信時に当該処理装置自身の実行レベルを当該
割込みレベルに更新できるから2割込みレベルの低い割
込みを再実行し、高い割込みを優先して受信できる。従
って割込みレベルが高いほど高速に応答できる効果があ
る。更に割込みの再実行要求時に受信確率が高くなるよ
うに、共有バス上で割込みの再実行を要求するバスサイ
クル時の遅延時間を適当に設定できる。従って再実行に
よる共有バスの負荷を増加しないようにできる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すマルチプロセッサシ
ステムにおけるプロセッサモジュールの構成ブロック図
、第2図は第1図に示す制御回路の詳細図、第3図は第
1図の制御回路の他の実施例を示す詳細図、第4図は第
1図に示す割込み優先度判定手段の詳細図、第5図はデ
ータ線上の割込み要求情報の構成図、第6図はこの発明
の他の実施例を示すマルチプロセッサシステムにおける
入出力制御モジュールの構成ブロック図、第7図はこの
発明の実施例に示すマルチプロセッサシステムにおける
割込み制御装置の割込み通信方法で割込み要求バスサイ
クル時の実行レベル遷移を示す図、第8図は従来例を示
すマルチプロセッサシステムの割込み制御装置系の構成
ブロック図、第9図は、専用バス上のパケット情報の構
成図である。 図において(100)は処理装置、  (200)はプ
ロセッサモジュール用割込み制御装置、  (200−
5)は実行レベルレジスタ、  (200−6)は割込
み優先度判定手段、  (200−7)は割込みレベル
比較手段、  (300)は入出力制御装置、  (4
00)は入出力制御モジュール用割込み制御装置、  
(400−2)は割込み要求情報レジスタ、  (40
0−3)はタイマ、(1)〜(12)はプロセッサモジ
ュール、 (13)〜(16)は入出力制御モジュール
、 (17)は共有記憶装置、 (18)は共有バス。 なお1図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のプロセッサモジュール(処理装置とその割
    込み制御装置から成る)と複数の入出力制御モジュール
    (入出力制御装置とその割込み制御装置から成る)と共
    有記憶装置とこれらを結合した共有バスとを備えたマル
    チプロセッサシステムのプロセッサモジュール用割込み
    制御装置において、各処理装置の実行レベルを通知の都
    度記憶する実行レベルレジスタと、割込み要求を受信す
    べき処理装置の優先度を判定する割込み優先度判定手段
    とを設け、割込み発生時に、前記実行レベルレジスタで
    記憶した各処理装置の実行レベルから前記割込み優先度
    判定手段で当該処理装置自身が割込み要求を受信すべき
    かどうかを予め判定することを特徴とするマイクロプロ
    セッサシステムの割込み制御装置。
  2. (2)各処理装置の中で最下位の実行レベルと共有バス
    からのデータ線上の割込み要求情報に含まれる割込みレ
    ベルとを比較する割込みレベル比較手段を設け、割込み
    受信時に、請求項1の割込み優先度判定手段で検出した
    各処理装置中の最下位実行レベルと比較して当該割込み
    レベルの方が高いときだけ、請求項1の実行レベルレジ
    スタで記憶した、割込み要求を受信する当該処理装置の
    最下位実行レベルを当該割込みレベルに更新することを
    特徴とする請求項1記載のマルチプロセッサシステムの
    割込み制御装置。
  3. (3)請求項1のマルチプロセッサシステムの割込みモ
    ジュール(入出力制御モジュールまたはプロセッサモジ
    ュール)用割込み制御装置において、当該入出力制御装
    置または処理装置からのデータ線上の割込み要求情報を
    一次的に記憶する割込み要求情報レジスタと、共有バス
    上の割込みの再実行バスサイクル時を遅延する時間を計
    数するタイマとを設け、割込みの再実行要求時に、前記
    割込み要求情報レジスタで一次的に記憶した割込み要求
    情報を前記タイマで計数した時間だけ遅延させて出力し
    、割込みバスサイクルを再実行することを特徴とするマ
    ルチプロセッサシステムの割込み制御装置。
  4. (4)請求項1のマルチプロセッサシステムにおいて、
    当該割込みモジュール(入出力制御モジュールまたはプ
    ロセッサモジュール)が共有バスのバスサイクルで割込
    み要求情報を転送する過程と、各プロセッサモジュール
    がすべての処理装置の中で最下位の実行レベルと前記割
    込み要求情報に含まれる割込みレベルとを比較した結果
    で割込み要求の受信完了または再実行要求を応答する過
    程とを含むことを特徴とするマルチプロセッサシステム
    の割込み制御装置の割込み通信方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5805883A (en) * 1994-03-08 1998-09-08 Fujitsu Limited Interrupt process distributing system
US9785586B2 (en) 2011-11-11 2017-10-10 Fujitsu Limited Electronic computer and interrupt control method

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US5805883A (en) * 1994-03-08 1998-09-08 Fujitsu Limited Interrupt process distributing system
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