JP4190531B2 - 制震構造、並びに、それに用いる制震パネル及び制震部材 - Google Patents
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Description
上記制震部材は、一方が上記躯体に取り付けられ且つ他方が上記面材に取り付けられ、各々、剛性を有する材料で長尺に形成されていると共に、内面側に欠損部が長さ方向に間隔をおいて複数形成され、重ね合わされるように設けられることにより相互に対向する一対の欠損部により制震材収容部が構成される一対の取付材と、該一対の取付材間における各制震材収容部に設けられた粘弾性を有する材料で形成された制震材と、を備え、
上記面材は、各々、該面材の表面側から通されて該面材に係合すると共に上記制震部材における上記制震材が設けられていない部分において面材側の取付材を貫通して躯体側の取付材に達するように設けられた複数の固定具により該制震部材に固定されていることを特徴とする。
上記複数の固定具のそれぞれは、上記制震部材を貫通して上記躯体に達するように設けられていることを特徴とする。
上記面材の上記躯体に対する対向方向を回転軸方向とした回転を規制する回転規制手段が設けられていることを特徴とする。
上記制震部材は、一方が上記面材に取り付けられ、各々、剛性を有する材料で長尺に形成されていると共に、内面側に欠損部が長さ方向に間隔をおいて複数形成され、重ね合わされるように設けられることにより相互に対向する一対の欠損部により制震材収容部が構成される一対の取付材と、該一対の取付材間における各制震材収容部に設けられた粘弾性を有する材料で形成された制震材と、を備えたことを特徴とする。
各々、剛性を有する材料で長尺に形成されていると共に、内面側に欠損部が長さ方向に間隔をおいて複数形成され、重ね合わされるように設けられることにより相互に対向する一対の欠損部により制震材収容部が構成され、一方が躯体に取り付けられ且つ他方が面材に取り付けられる一対の取付材と、該一対の取付材間における各制震材収容部に設けられた粘弾性を有する材料で形成された制震材と、を備えたことを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態1に係る建物の制震部材10を示す。
図5は、本発明の実施形態2に係る建物の制震構造20を示す。なお、実施形態1のものと同一名称の部分は、実施形態1と同一の符号で示す。
図6は、本発明の実施形態3に係る建物の制震構造20を示す。なお、実施形態1のものと同一名称の部分は、実施形態1と同一の符号で示す。
図7は、本発明の実施形態4に係る建物の制震構造20を示す。なお、実施形態1のものと同一名称の部分は、実施形態1と同一の符号で示す。
図8は、本発明の実施形態5に係る建物の制震部材10を示す。なお、実施形態1のものと同一名称の部分は、実施形態1と同一の符号で示す。
図10は、本発明の実施形態6に係る建物の制震構造20を示す。なお、実施形態1のものと同一名称の部分は、実施形態1と同一の符号で示す。
上記実施形態1及び4では、柱21aや横架材21bの前面に制震部材10が設けられ、柱21aや横架材21bが面材22で覆われた構成としたが、特にこれに限定されるものではなく、図11に示すように、柱21aの側面に沿って上下方向に延びるように設けられた角材状の部材受け材25がその側面から固定具26が打ち付けられて柱21aに取付固定され、制震部材10がその部材受け材25に取付固定され、それによって柱21aや横架材21bが露出した真壁納め構造を構成するようにしてもよい。
11 取付材
12 制震材
20 制震構造
21 躯体
22 面材
23 固定具
24 面材受け材
30 制震パネル
Claims (5)
- 躯体と面材との間に制震部材が設けられた制震構造であって、
上記制震部材は、一方が上記躯体に取り付けられ且つ他方が上記面材に取り付けられ、各々、剛性を有する材料で長尺に形成されていると共に、内面側に欠損部が長さ方向に間隔をおいて複数形成され、重ね合わされるように設けられることにより相互に対向する一対の欠損部により制震材収容部が構成される一対の取付材と、該一対の取付材間における各制震材収容部に設けられた粘弾性を有する材料で形成された制震材と、を備え、
上記面材は、各々、該面材の表面側から通されて該面材に係合すると共に上記制震部材における上記制震材が設けられていない部分において面材側の取付材を貫通して躯体側の取付材に達するように設けられた複数の固定具により該制震部材に固定されていることを特徴とする制震構造。 - 請求項1に記載された制震構造において、
上記複数の固定具のそれぞれは、上記制震部材を貫通して上記躯体に達するように設けられていることを特徴とする制震構造。 - 請求項1又は2に記載された制震構造において、
上記面材の上記躯体に対する対向方向を回転軸方向とした回転を規制する回転規制手段が設けられていることを特徴とする制震構造。 - 面材と、該面材の一方の面に設けられた制震部材と、を備えた制震パネルにおいて、
上記制震部材は、一方が上記面材に取り付けられ、各々、剛性を有する材料で長尺に形成されていると共に、内面側に欠損部が長さ方向に間隔をおいて複数形成され、重ね合わされるように設けられることにより相互に対向する一対の欠損部により制震材収容部が構成される一対の取付材と、該一対の取付材間における各制震材収容部に設けられた粘弾性を有する材料で形成された制震材と、を備えたことを特徴とする制震パネル。 - 躯体と面材との間に設けられる制震部材であって、
各々、剛性を有する材料で長尺に形成されていると共に、内面側に欠損部が長さ方向に間隔をおいて複数形成され、重ね合わされるように設けられることにより相互に対向する一対の欠損部により制震材収容部が構成され、一方が躯体に取り付けられ且つ他方が面材に取り付けられる一対の取付材と、該一対の取付材間における各制震材収容部に設けられた粘弾性を有する材料で形成された制震材と、を備えたことを特徴とする制震部材。
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