JP4190434B2 - 洗浄装置 - Google Patents

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本発明は、樹脂ケース等の物品の表面に付着したラベルやラベル貼付用の糊などの頑固な付着物の除去に好適な洗浄装置に関する。より詳しくは、洗浄処理作業を室内で実施する洗浄装置に関する。
従来から、加圧液体を噴射するとともに、その液体の噴射によるエジェクタ作用によって気体を吸引し、液体と気体からなる噴射流を噴射する噴射ノズルは広く知られているところである(例えば特許文献1参照)。しかしながら、この種の従来技術においては、噴射ノズルの周囲の外気をノズル自体に形成した気体吸引口を介して吸引するという形態が採用されていたことから、これを室内において樹脂ケース等に付着したラベルやラベル貼付用の糊などの洗浄除去のために使用した場合には、噴射ノズルからの噴射流によって剥離されたラベルやラベル貼付用の糊などの粘着性の強い粉塵が室内に飛散して、噴射ノズルの気体吸引口等に付着して気体吸引口を塞いでしまい、洗浄作用を低下させたり阻害したりするといった問題があった。
特開2002−263528号公報
本発明は、以上のような従来の技術的状況に鑑み、噴射ノズルの周囲に飛散する粉塵に影響されることなく本来の洗浄作用を永続可能な洗浄装置を提供し、室内における強力な洗浄作用により洗浄処理工程の作業性を向上することを目的とする。
本発明では、課題を解決するため、内部に加圧液体を噴射する液体噴射口と該液体噴射口からの液体の噴射により発生する負圧によって気体を吸引する気体吸引路とを有し、液体と気体とからなる噴射流を噴射する噴射ノズルを洗浄室内に配設した洗浄装置において、前記噴射ノズルを洗浄室の開閉扉に設けるとともに、前記気体吸引路を前記洗浄室外に接続する気体流通路を設け、該気体流通路を介して洗浄室外から気体を噴射ノズル内へ吸引するという技術手段を採用した。
本発明においては、噴射ノズルに形成した気体吸引路を気体流通路を介して洗浄室外に接続し、洗浄室外から気体を噴射ノズル内へ吸引するように構成したので、噴射ノズルの周囲に飛散する粉塵の影響を回避することができ、本来の洗浄作用を永続し得るとともに、室内における強力な洗浄作用により洗浄処理工程の作業性を向上することが可能である。しかも、前記噴射ノズルは洗浄室の開閉扉に設けたので、開閉扉を開くことにより噴射ノズルを外部へ露出させて点検や調節等を簡便に実施することが可能である。


本発明は、液体噴射口からの液体の噴射により発生する負圧に基づくエジェクタ作用によって気体を吸引して液体と気体とからなる噴射流を噴射する噴射ノズルを洗浄室内に配設してなる洗浄装置に適用される。すなわち、噴射流を形成する気体を液体噴射口からの液体の噴射によるエジェクタ作用によって吸引する噴射ノズルを使用するとともに、その噴射ノズルを洗浄室内において使用する場合に適用される。なお、噴射ノズルから噴射される液体と気体とからなる噴射流の具体的な形態に関しては、液体と気体とが混合した気液混合流の形態で噴射されるものでもよいし、液体噴射流の周囲に気体層を形成した形態で噴射されるものでもよい。また、それらの噴射流の断面形状すなわち噴射口の断面形状に関しては、円形や偏平状のものは勿論、その他の形状のものでもよい。1個の噴射ノズルに形成される気体吸引路の設置数は1個でも複数個でもよい。さらに、噴射ノズルの設置数と洗浄室外に設置する外気吸引口の設置数とを1対1に対応させるようにしてもよいし、複数の噴射ノズルに対して洗浄室外の1つの外気吸引口を対応させ、その外気吸引口に接続した気体流通路を洗浄室内で分岐して各噴射ノズルの気体吸引路に接続するようにしてもよい。噴射ノズルの気体吸引路と洗浄室外の外気吸引口とを接続する気体流通路は、加圧液体の供給管に沿わせるように設けてもよいし、二重管を用いて加圧液体の供給路と共に気体の吸引路を形成するようにしてもよい。その具体的な管路としてフレキシブルなチューブを使用する場合には、スムーズな流れを確保するためになるべく屈曲しないように設置する。因みに、噴射ノズルを設置する洗浄室の開閉扉は、ヒンジで揺動開閉可能に設置されたものでもよいし、洗浄室の外壁部に対して着脱可能に設置され、扉を取外して開く形態のものでもよい。また、噴射流を乱さないようにして洗浄室内の粉塵を吸引する集塵装置を設ければ、洗浄室内壁面等に付着する量を減らすことができ、保守作業の軽減を図ることができる。
図1は本発明の実施例に係る洗浄装置全体を示した平面図であり、図2はその実施例の内部を示した部分拡大平面図、図3は図2に示した部分に対応する正面図である。図1に示したように、本実施例に係る洗浄装置1では、洗浄室2の外壁部に対して4個の開閉扉3〜6をヒンジ7〜10を介してそれぞれ開閉可能に設置した場合を示した。それぞれの開閉扉3〜6は、図3に示したように上下に設けた回転ハンドル11,12の円弧状の係合部と係止部13,14との係合により閉鎖状態が保持されるように構成している。また、それぞれの開閉扉3〜6には、図2及び図3に示したように、図1のポンプ15,16に接続され、所定圧に加圧された加圧液体を供給する加圧液体供給管17と、外端部が洗浄室2の外部において大気中に開放された気体流通管18がそれらの開閉扉を貫通した状態に設置されている。図1中、19は洗浄室2の内部を通過して搬送できるように設置した搬送手段であり、20はその搬送手段19により搬送される樹脂ケース等の被洗浄物を示したものであり、搬送手段19は、洗浄室2内で被洗浄物20の向きを変える装置を有している。
図2に示したように、本実施例では、ぞれぞれの開閉扉3〜6に対して同じ形態からなる5個ずつの噴射ノズル21を図3のように高さを変えながら斜めに並べて配設し、各開閉扉3〜6を開くことによりそれらの噴射ノズル21を外部へ露出させて点検や設置位置の調節等が簡便にできるように構成している。なお、図3中、22〜24は搬送ガイドであり、中間の搬送ガイド23は、噴射ノズル21に干渉しないように途中を省いた状態に設置されている。また、図2中、25は接続用ブロックであり、内部には、各噴射ノズル21に対して加圧液体を供給し得るとともに洗浄室外の大気と連通させて外気を吸引し得るように、前記加圧液体供給管17に連通した加圧液体用供給路26と、前記気体流通管18に連通した気体用流通路27が形成されている。
図4は前記噴射ノズル21の部分を拡大して示した部分拡大断面図である。図示のように、それぞれの噴射ノズル21には、前記接続用ブロック25に形成された加圧液体用供給路26に接続された液体供給管29の先端部の液体噴射口30の部分が内部の奥深くまで挿入されているとともに、その液体供給管29の外周部に前記接続用ブロック25に形成した気体用流通路27に接続される気体流通路31を形成するための間隔を設けて外嵌した気体供給管32が接続されている。液体供給管29の内部には、加圧液体用供給路26に接続された内部供給路が形成されており、その内部供給路を経て供給される加圧液体は、先端チップ部33を介して液体噴射口30から後述のノズル先端部に形成される噴射流路へ指向するように空間部34へ噴射される。その空間部34は、前記接続用ブロック25に形成された気体用流通路27に接続した気体流通路31、拡張空間部35及び気体吸引路36を介して洗浄室2の外部の大気と連通された状態にあり、前記液体噴射口30から空間部34への加圧液体の噴射に基づくエジェクタ作用により、洗浄室2の外部から該空間部34内に空気が吸引される。すなわち、空間部34には、液体噴射口30からの噴射流によるエジェクタ作用により、外気吸引口28、接続用ブロック25に形成した気体用流通路27、気体流通路31及び拡張空間部35から構成される気体流通路と気体吸引路36を介して洗浄室2の外部から空気が吸引されることになる。しかして、空間部34内には、液体噴射口30から加圧液体が噴射されるとともに、その液体噴射流の周囲に洗浄室2の外部から空気が吸引され、液体噴射流の外周部に空気層が形成されるとともに徐々に気液の混合が進行されることになる。
以上のようにして、空間部34を通過した噴射流は、その空間部34の下流側に形成された流路断面積が2段に徐々に縮小された絞り部37及びその下流側に接続されたノズル先端部38の噴射流路39を経て気液の混合が更に促進され、噴射口40から気液混合流としてノズル外へ噴射されることになる。さらに、本実施例では、前記絞り部37の中間部に対しても、前記拡張空間部35に接続した気体流通路41を経て洗浄室2の外部から空気を吸引し得る気体吸引路42が接続されている。この気体吸引路42の設置は、前記噴射流が周囲の空気を巻込みながら広がるため、空気層が徐々に薄くなって噴射流内の液滴が通路の内壁面に接触するのを防止するためのものであり、前記噴射流が絞り部37を通過する際に生じるエジェクタ作用によって、外気吸引口28、接続用ブロック25に形成した気体用流通路27、気体流通路31、拡張空間部35及び気体流通路41から構成される気体流通路と前記気体吸引路42を介して洗浄室2の外部から絞り部37内に空気が吸引されるように構成している。その結果、その絞り部37を通過する噴射流の外周部に空気層が補充されるとともに、噴射流の気液混合も継続されることになる。
しかして、液体噴射口30から噴射された液体噴射流は、空間部34及び絞り部37で吸引される空気により徐々に気液の混合が進み、噴射口40からほぼ完全な気液混合流としてノズル外へ噴射されるとともに、前記空間部34及び絞り部37で吸引された空気によって噴射流の外周部に形成される空気層により、絞り部37やノズル先端部38の噴射流路39の先端までの流路内壁面から離間され、それらの接触による減衰が低減されることから、流通途中における減速の少ない高速の噴射流を噴射口40からノズル外へ噴射することができる。以上のように、本実施例では、空間部34及び絞り部37におけるエジェクタ作用によって空気を吸引する噴射ノズル21の気体吸引路を、前記気体流通路を介して洗浄室2の外側に開放された外気吸引口28に接続し、それらの気体流通路及び気体吸引路を介して噴射ノズル21内へ洗浄室2外の空気を吸引するように構成したので、噴射ノズル21へは常にきれいな外気が供給されることから、従来のように噴射ノズルの周囲に飛散する粉塵等に影響されることなく、本来の洗浄作用を永続可能な洗浄装置を提供することが可能である。
本発明の実施例に係る洗浄装置全体を示した平面図である。 同実施例の内部を示した部分拡大平面図である。 図2に示した部分に対応する正面図である。 噴射ノズルの部分を拡大して示した部分拡大断面図である。
符号の説明
1…洗浄装置、2…洗浄室、3〜6…開閉扉、7〜10…ヒンジ、11,12…回転ハンドル、13,14…係合部、15,16…ポンプ、17…加圧液体供給管、18…気体流通管、19…搬送手段、20…被洗浄物、21…噴射ノズル、22〜24…搬送ガイド、25…接続用ブロック、26…加圧液体用供給路、27…気体用流通路、28…外気吸引口、29…液体供給管、30…液体噴射口、31…気体流通路、32…気体供給管、33…先端チップ部、34…空間部、35…拡張空間部、36…気体吸引路、37…絞り部、38…ノズル先端部、39…噴射流路、40…噴射口、41…気体流通路、42…気体吸引路

Claims (1)

  1. 内部に加圧液体を噴射する液体噴射口と該液体噴射口からの液体の噴射により発生する負圧によって気体を吸引する気体吸引路とを有し、液体と気体とからなる噴射流を噴射する噴射ノズルを洗浄室内に配設した洗浄装置において、前記噴射ノズルを洗浄室の開閉扉に設けるとともに、前記気体吸引路を前記洗浄室外に接続する気体流通路を設け、該気体流通路を介して洗浄室外から気体を噴射ノズル内へ吸引するように構成したことを特徴とする洗浄装置。
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