JP2002188735A - 空気連行機能付きバルブ - Google Patents
空気連行機能付きバルブInfo
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- JP2002188735A JP2002188735A JP2000386177A JP2000386177A JP2002188735A JP 2002188735 A JP2002188735 A JP 2002188735A JP 2000386177 A JP2000386177 A JP 2000386177A JP 2000386177 A JP2000386177 A JP 2000386177A JP 2002188735 A JP2002188735 A JP 2002188735A
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- JP
- Japan
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- door body
- air
- valve
- door
- spindle
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- Pending
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- Details Of Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 扉体の下端におけるキャビテーションの発生
を防止し、振動や騒音の発生を抑制することができる空
気連行機能付きバルブを提供する。 【解決手段】 弁箱１１に配置する扉体１６が弁箱内の
流路部１４を横切って全閉する位置と全開する位置とに
わたって出退するバルブにおいて、扉体１６の出退を駆
動するスピンドル１７を扉体１６の上端部に接続して設
けるとともに、スピンドル１７を中空状に形成して空気
供給路２０となし、扉体１６の下端に空気噴出口２１を
開口するとともに、扉体１６の内部に空気噴出口２１と
空気供給路２０とを連通する中空部２２を形成した。
を防止し、振動や騒音の発生を抑制することができる空
気連行機能付きバルブを提供する。 【解決手段】 弁箱１１に配置する扉体１６が弁箱内の
流路部１４を横切って全閉する位置と全開する位置とに
わたって出退するバルブにおいて、扉体１６の出退を駆
動するスピンドル１７を扉体１６の上端部に接続して設
けるとともに、スピンドル１７を中空状に形成して空気
供給路２０となし、扉体１６の下端に空気噴出口２１を
開口するとともに、扉体１６の内部に空気噴出口２１と
空気供給路２０とを連通する中空部２２を形成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気連行機能付き
バルブに関し、流量制御を行うバルブにおけるキャビテ
ーションを防止する技術に係るものである。
バルブに関し、流量制御を行うバルブにおけるキャビテ
ーションを防止する技術に係るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のバルブとしては、例えば
図２に示すものがある。図２において、弁箱１は上流側
胴２と下流側胴３とからなり、水流が流れる流路部４と
収納部５とを形成している。弁箱１の内部には扉体６を
配置しており、扉体６は流路部４の全閉位置と収納部５
の全開位置とにわたって出退する。
図２に示すものがある。図２において、弁箱１は上流側
胴２と下流側胴３とからなり、水流が流れる流路部４と
収納部５とを形成している。弁箱１の内部には扉体６を
配置しており、扉体６は流路部４の全閉位置と収納部５
の全開位置とにわたって出退する。
【０００３】扉体６の上端部にはスピンドル７を接続し
ており、スピンドル７は収納部５の頂部に配置したカバ
ー８を貫通してスタンド９の内部に挿通している。下流
側胴３には空気管１０を接続している。
ており、スピンドル７は収納部５の頂部に配置したカバ
ー８を貫通してスタンド９の内部に挿通している。下流
側胴３には空気管１０を接続している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この構成により、空気
管１０を通して扉体６の直近下流に空気を導入すること
で、扉体６の中間開度において扉体６の下流側背面に負
圧が発生することを防止する。しかし、キャビテーショ
ンの最も発生し易い扉体６の下端に空気を導入すること
は困難であり、キャビテーションおよび扉体６の振動を
防止することが困難であった。
管１０を通して扉体６の直近下流に空気を導入すること
で、扉体６の中間開度において扉体６の下流側背面に負
圧が発生することを防止する。しかし、キャビテーショ
ンの最も発生し易い扉体６の下端に空気を導入すること
は困難であり、キャビテーションおよび扉体６の振動を
防止することが困難であった。
【０００５】本発明は上記した課題を解決するものであ
り、扉体の下端におけるキャビテーションの発生を防止
し、振動や騒音の発生を抑制することができる空気連行
機能付きバルブを提供することを目的とする。
り、扉体の下端におけるキャビテーションの発生を防止
し、振動や騒音の発生を抑制することができる空気連行
機能付きバルブを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の空気連行機能付きバルブは、弁箱内に配置
する扉体が弁箱内流路を横切って全閉する位置と全開す
る位置とにわたって出退するバルブにおいて、扉体の出
退を駆動するスピンドルを扉体の上端部に接続して設け
るとともに、スピンドルを中空状に形成して空気供給路
となし、扉体の下端に空気噴出口を開口するとともに、
扉体の内部に空気噴出口と空気供給路とを連通する中空
部を形成したものである。
に、本発明の空気連行機能付きバルブは、弁箱内に配置
する扉体が弁箱内流路を横切って全閉する位置と全開す
る位置とにわたって出退するバルブにおいて、扉体の出
退を駆動するスピンドルを扉体の上端部に接続して設け
るとともに、スピンドルを中空状に形成して空気供給路
となし、扉体の下端に空気噴出口を開口するとともに、
扉体の内部に空気噴出口と空気供給路とを連通する中空
部を形成したものである。
【０００７】上記した構成により、空気供給路をなすス
ピンドルの上端側は大気開放し、スピンドルの出退駆動
により扉体を開閉駆動する。スピンドルを通して扉体の
中空部に導入する空気は扉体の空気噴出口から水流中に
エジェクタ作用によって噴出する。この噴出した空気に
よって扉体の下端においてキャビテーションが発するこ
とおよび扉体の下流背面側に負圧が発生することを防止
し、振動の発生を抑制する。
ピンドルの上端側は大気開放し、スピンドルの出退駆動
により扉体を開閉駆動する。スピンドルを通して扉体の
中空部に導入する空気は扉体の空気噴出口から水流中に
エジェクタ作用によって噴出する。この噴出した空気に
よって扉体の下端においてキャビテーションが発するこ
とおよび扉体の下流背面側に負圧が発生することを防止
し、振動の発生を抑制する。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１において、弁箱１１は上流側
胴１２と下流側胴１３とからなり、水流が流れる流路部
１４と収納部１５とを形成している。弁箱１１の内部に
は扉体１６を配置しており、扉体１６は流路部１４の全
閉位置と収納部１５の全開位置とにわたって出退する。
に基づいて説明する。図１において、弁箱１１は上流側
胴１２と下流側胴１３とからなり、水流が流れる流路部
１４と収納部１５とを形成している。弁箱１１の内部に
は扉体１６を配置しており、扉体１６は流路部１４の全
閉位置と収納部１５の全開位置とにわたって出退する。
【０００９】扉体１６の上端部にはスピンドル１７を溶
接等によって一体構造に接続しており、スピンドル１７
は収納部１５の頂部に配置したカバー１８を貫通してス
タンド１９の内部に挿通している。スピンドル１７はパ
イプ等からなる中空体をなして内部に空気供給路２０を
形成している。
接等によって一体構造に接続しており、スピンドル１７
は収納部１５の頂部に配置したカバー１８を貫通してス
タンド１９の内部に挿通している。スピンドル１７はパ
イプ等からなる中空体をなして内部に空気供給路２０を
形成している。
【００１０】扉体１６は下端に空気噴出口２１が開口し
ており、空気噴出口２１は流路部１４を横切る方向に沿
って扉体１６の全幅にわたって設けても良く、複数箇所
に開口しても良い。扉体１６の内部には空気噴出口２１
と空気供給路２０とを連通する中空部２２を形成してお
り、中空部２２は扉体１６の全体にわたる空間として形
成しても良く、流路状に形成しても良い。スピンドル１
７は上端側が操作機（図示省略）に接続しており、途中
に逆止弁を（図示省略）を設けて上端を大気開放してい
る。
ており、空気噴出口２１は流路部１４を横切る方向に沿
って扉体１６の全幅にわたって設けても良く、複数箇所
に開口しても良い。扉体１６の内部には空気噴出口２１
と空気供給路２０とを連通する中空部２２を形成してお
り、中空部２２は扉体１６の全体にわたる空間として形
成しても良く、流路状に形成しても良い。スピンドル１
７は上端側が操作機（図示省略）に接続しており、途中
に逆止弁を（図示省略）を設けて上端を大気開放してい
る。
【００１１】以下、上記した構成における作用を説明す
る。操作機によってスピンドル１７を出退駆動すること
で扉体１６を流路部１４の全開位置と収納部１５の全閉
位置とにわたって開閉駆動する。上流管路から弁箱１１
に流入する水流は上流側胴１２から下流側胴１３を通っ
て下流管路に流れる。
る。操作機によってスピンドル１７を出退駆動すること
で扉体１６を流路部１４の全開位置と収納部１５の全閉
位置とにわたって開閉駆動する。上流管路から弁箱１１
に流入する水流は上流側胴１２から下流側胴１３を通っ
て下流管路に流れる。
【００１２】スピンドル１７の上端開口から吸引する空
気は空気供給路２０を通して扉体１６の中空部２２に導
入し、この空気を扉体１６の空気噴出口２１から流路部
１４を流れる水流中にエジェクタ作用によって噴出させ
る。
気は空気供給路２０を通して扉体１６の中空部２２に導
入し、この空気を扉体１６の空気噴出口２１から流路部
１４を流れる水流中にエジェクタ作用によって噴出させ
る。
【００１３】この噴出した空気によって扉体１６の下端
においてキャビテーションが発することおよび扉体１６
の下流背面側に負圧が発生することを防止し、振動の発
生を抑制する。
においてキャビテーションが発することおよび扉体１６
の下流背面側に負圧が発生することを防止し、振動の発
生を抑制する。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、扉体に接
続したスピンドルを通して導入する空気を扉体の下端に
形成した空気噴出口から噴出させることで、扉体の下端
においてキャビテーションが発することおよび扉体の下
流背面側に負圧が発生することを防止し、振動の発生を
抑制することができ、従来のように空気管を別途に設け
る必要がなく、簡略な構造において振動やキャビテーシ
ョンによる扉体の損傷を防止できる。
続したスピンドルを通して導入する空気を扉体の下端に
形成した空気噴出口から噴出させることで、扉体の下端
においてキャビテーションが発することおよび扉体の下
流背面側に負圧が発生することを防止し、振動の発生を
抑制することができ、従来のように空気管を別途に設け
る必要がなく、簡略な構造において振動やキャビテーシ
ョンによる扉体の損傷を防止できる。
【図１】本発明の実施の形態におけるバルブを示す断面
図である。
図である。
【図２】従来のバルブを示す断面図である。
１１ 弁箱 １２ 上流側胴 １３ 下流側胴 １４ 流路部 １５ 収納部 １６ 扉体 １７ スピンドル １８ カバー １９ スタンド ２０ 空気供給路 ２１ 空気噴出口 ２２ 中空部
Claims (1)
- 【請求項１】 弁箱内に配置する扉体が弁箱内流路を横
切って全閉する位置と全開する位置とにわたって出退す
るバルブにおいて、扉体の出退を駆動するスピンドルを
扉体の上端部に接続して設けるとともに、スピンドルを
中空状に形成して空気供給路となし、扉体の下端に空気
噴出口を開口するとともに、扉体の内部に空気噴出口と
空気供給路とを連通する中空部を形成したことを特徴と
する空気連行機能付きバルブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000386177A JP2002188735A (ja) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | 空気連行機能付きバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000386177A JP2002188735A (ja) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | 空気連行機能付きバルブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002188735A true JP2002188735A (ja) | 2002-07-05 |
Family
ID=18853323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000386177A Pending JP2002188735A (ja) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | 空気連行機能付きバルブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002188735A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017053147A (ja) * | 2015-09-10 | 2017-03-16 | 日本エンヂニヤ株式会社 | 貯水槽の緊急遮断装置 |
| CN107061777A (zh) * | 2016-02-10 | 2017-08-18 | Vag阀门有限公司 | 调节‑或闭锁装置 |
| JP2020153466A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | 株式会社栗本鐵工所 | 給気孔付きスリーブ弁 |
| CN115301434A (zh) * | 2022-08-15 | 2022-11-08 | 山东大学 | 一种电磁阀控制式脉冲射流装置及方法 |
-
2000
- 2000-12-20 JP JP2000386177A patent/JP2002188735A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017053147A (ja) * | 2015-09-10 | 2017-03-16 | 日本エンヂニヤ株式会社 | 貯水槽の緊急遮断装置 |
| CN107061777A (zh) * | 2016-02-10 | 2017-08-18 | Vag阀门有限公司 | 调节‑或闭锁装置 |
| CN107061777B (zh) * | 2016-02-10 | 2020-08-04 | Vag阀门有限公司 | 调节-或闭锁装置 |
| JP2020153466A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | 株式会社栗本鐵工所 | 給気孔付きスリーブ弁 |
| JP7232680B2 (ja) | 2019-03-22 | 2023-03-03 | 株式会社栗本鐵工所 | 給気孔付きスリーブ弁 |
| CN115301434A (zh) * | 2022-08-15 | 2022-11-08 | 山东大学 | 一种电磁阀控制式脉冲射流装置及方法 |
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