JP4189824B2 - 鉄道機器用リンクの長さ調整装置 - Google Patents

鉄道機器用リンクの長さ調整装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4189824B2
JP4189824B2 JP2006140466A JP2006140466A JP4189824B2 JP 4189824 B2 JP4189824 B2 JP 4189824B2 JP 2006140466 A JP2006140466 A JP 2006140466A JP 2006140466 A JP2006140466 A JP 2006140466A JP 4189824 B2 JP4189824 B2 JP 4189824B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
joint
rod
link
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006140466A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007309013A (ja
Inventor
一雄 大竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samgong Co Ltd
Original Assignee
Samgong Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samgong Co Ltd filed Critical Samgong Co Ltd
Priority to JP2006140466A priority Critical patent/JP4189824B2/ja
Publication of JP2007309013A publication Critical patent/JP2007309013A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4189824B2 publication Critical patent/JP4189824B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Railway Tracks (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Description

本発明は、鉄道機器、例えば、分岐器に設置される転換鎖錠器のリンクの長さを調整する装置に関する。
分岐器は、1つの線路から他の線路に、列車又は車両を移動させる場合に、分岐器のトングレールを、左右いづれかの基本レールに密着させ、列車又は車両の通路ができる構造になっている。転てつ装置は、転換装置と鎖錠装置との組合せをいい、転換装置はトングレールを転換し、基本レールに密着させる装置であり、鎖錠装置は、密着状態のトングレールを、その位置に保持する装置である。
本線以外のポイントの転換に使用される電気転てつ機、例えばYS形電気転てつ機は、転換鎖錠器(YS形)及び回路制御器(YS形)を併用し、背向割り出しが可能となっている。図4にYS形電気転てつ機の設置状況を示す。電気転てつ機(YS形電気転てつ機)7と、転換鎖錠器8とを軌道に設置するに際しては、図4に示すように、トングレール9a,9bを支えて基本レール10a,10bの外側に張出した2本の枕木11,11に跨って2枚の敷板12,12を平行に張り渡し、敷板12,12上に電気転てつ機7を載せ、爪ボルト13を用いて電気転てつ機を枕木11に固定し、転換鎖錠器8は、爪ボルト13を用いて基本レール10a,10b間の枕木11に直接固定している。
転換鎖錠器8の上部クランク14は、リンク17及び該リンク17に連結された肘金(図示略)を介してトングレール9a,9bの対に接続され、さらに、下部クランク15は、オフセットリンク16を介して電気転てつ機7の転換クランク7aに連結されるが、電気転てつ機7と、転換鎖錠器8との据え付けは現場作業であり、転換鎖錠器8と、電気転てつ機7との位置関係や転換鎖錠器8とトングレール9a,9bとの位置関係の調整が必要である。例えば転換鎖錠器8の上部クランク14とトングレール9a,9b間の長さの調節は、上部クランク14とトングレール9a又は9bとをつなぐリンク17の長さを調節することによって行われる。
図6に従来のリンクの1例として特許文献1に従来例として記載された鉄道用推力伝達杆の構成を示す。この鉄道用推力伝達杆は、かならずしもYS形電気転てつ機の転換鎖錠器とトングレールとをつなぐリンクとして用いられていたわけではないが、基本的構成としては、図4に示すリンク17と同様のものである。この鉄道用推力伝達杆には、図6に示すようにロッド25と、ジョイント部材26との組合せが用いられ、ロッド25の雄ネジ部25aをジョイント部材26の雌ネジ孔26aにねじ込み、ロックナット27と、ワッシャ28とを用いてロッド25とジョイント部材26とを緊締して一体に結合する構造である。
特許文献1によれば、上記構造の問題点として、レール上を重量のある列車などが通過する度に衝撃力を受けるため、ジョイント部材26とロッド25との結合が緩んでロッド25が回動し、長さが変化して線路分岐装置の切替が不確実になるといった欠点を指摘し、図5(a),(b)に示すようにレールに回動可能に結合するジョイント部材20と、ジョイント部材20を介してレールに横方向の推力を伝達するロッド19とを、ジョイント部材20に対して自由に回動でき、且つロッド19との結合位置が調整可能なスリーブ部材21を設けて結合するようにした鉄道用推力伝達杆及び鉄道用転轍装置を提案している。
そして、特許文献1には、この装置を用いることによって、レールなどへの取付・取り外しが簡単容易であるうえ、過大な外力が加わっても推力伝達杆の機能が損なわれることがなく、レールの間隔の調整を極めて容易に実施でき、鉄道用転轍装置などを含む鉄道設備の信頼性を高め、維持管理のための労力や費用を大幅に低減できるという効果が強調されている。
特許文献1によれば、要するに、従来の推力伝達杆は、ジョイント部材にロッドが直接ねじ込まれていたが、改良された特許文献1に記載の鉄道用推力伝達杆においては、ジョイント部材20のロッド貫通孔20a内に、スリーブ部材21を軸方向に摺動可能に挿通してその突出端にナット部材22を覆着し、スリーブ部材21のフランジ部21aと、ナット部材22で軸方向の移動を阻止して回転可能に支えたので、スリーブ部材21にロッド19をねじ込めば、スリーブ部材21を回転させて推力伝達杆(リンク)18の長さを調整でき、さらに、予めロッド19にねじ込んだロックナット24をスリーブ部材21の後端部に締め付けると、ロッド19の雄ネジの内部引っ張り応力によって、ロッド19とスリーブ部材21とが固く結合されるというのである。
ところで、改良された図5に記載の鉄道用推力伝達杆の構成は特許文献1の記載によれば、ナット部材22は、スリーブ部材21後端部の外側に設けられた多角形ブロック面に覆着されるが、スリーブ部材21の後端部に環状溝21bが設けられ、ナット部材22がスリーブ部材21の多角形ブロック面から逸脱しないように環状溝21bにナット部材22の脱落防止用のストッパとして、環状ワッシャ23が嵌められている。
したがって、ロックナット24を緩めて推力伝達杆18の長さを調整するときに、環状ワッシャ23には、ロッド19から受ける圧縮力によるスラスト荷重が直接環状ワッシャ23に作用し、環状ワッシャ23には力学的に大きな負担となると考えられる。
特開2003−96701公報
解決しようとする問題点は、特許文献1に記載された鉄道用推力伝達杆(リンク)によるときには、ジョイント部材を回転させずに、ロッドを任意の位置まで回転させることができ、またロックナットを緩めることによって、スリーブ部材を回転させることができるものの、その構造には改良すべき問題が残されている点である。
本発明装置を備えたリンクを、特許文献1に記載の鉄道用推力伝達杆(リンク)の構成に対応させたときに、部品点数が少なく、ロックナットを予めスリーブ部材に装備してリンクの組立て時の操作を簡略化すると共にロッドに作用するスラスト荷重を回転継手に作用させることによって、力学的に構造上の信頼性を高めたことを最大の特徴とする。
本発明による鉄道機器用リンクの長さ調整装置によれば、対をなすジョイントの一方のジョイントにスリーブ部材を回転可能に一体的に支持させてこれを第1組立体とし、他方のジョイントにロッドを取付けてこれを第2の組立体とし、ロックナットは、第1組立体のスリーブの外周に予め装備することによって現場作業では第1組立体のスリーブに第2組立体のロッドをねじ込むだけでリンクの組立てを行うことができ、さらに両組立体の組合わせによって構成されたリンクの長さの調整の操作性,信頼性を改善することができる。
リンクの長さの調整の操作性,信頼性を改善するという目的を、回転継手をもって一方のジョイントの定位置にスリーブを回転可能に保持させ、当該スリーブを直接回転させることでリンクの長さの調節を可能とし、またロックナットはスリーブの外周の締め付けねじにねじ込み、スリーブを周囲から加圧し、その一部をロッドの周面に押付け、スリーブとロッド間の摩擦抵抗力により、固定することによって実現した。
図1は、本発明装置の分解状態を示す断面図、図2は、本発明装置を組み込んだリンクの平面図及び断面図である。
(1)リンクの構成
図において、リンクは、対をなす第1及び第2のジョイント1,2と、スリーブ3と、ロックナット4と、ロッド5との組合わせによって構成される。第1及び第2のジョイント1,2はリンクの取付け部である。また、第1及び第2のジョイント1,2の区別は専ら説明の都合の区別であって、いずれが第1又は第2であってもかまわない。
本発明において、リンクは、第1組立体Aと、第2組立体Bとの組合わせから構成されたものである。第1組立体Aは、第1のジョイント1と、スリーブ3と、ロックナット4との組み合せであり、第2組立体Bは、第2のジョイント2と、ロッド5との組み合せである。第1及び第2のジョイント1,2は、クランクやトングレールなどの動力伝達部材に連結する部分である。スリーブ3は、ねじ孔3a及び緊締用ねじ3dを有し、第1のジョイント1の定位置に回転可能に保持されたものである。
ロッド5は、第2のジョイント2に固定され、長さ調整用ねじ5aを有し、長さ調整用ねじ5aは、前記スリーブ3のねじ孔3a内にねじこまれる、リンクの長さはスリーブ3の回転により、ロッド5の一部をスリーブ3内に引き込み、或いはスリーブ3内から引き出すことによって調整される。ロックナット4は、スリーブ3の緊締用ねじ3dにねじ込まれ、スリーブ3の一部を加圧し、その摩擦力をもってスリーブ3をロッド5と一体的に結合させるものである。ロックナット4の締め付けによりリンクは調整された長さに固定される。
(2)第1組立体Aの構成
第1のジョイント1は一端(図1では左端)に二又部1aを有するブロックであり、例えば、肘金を介してトングレール(図4参照)に連結される。二又部1aには、肘金に脱着可能に連結するピン1bを備えている。第1のジョイント1のブロックには、スリーブ3を差込む軸孔1cが開口され、その内周面には、回転継手の円筒ころ6の上半分をはめ込む環状溝1dが形成されている。
スリーブ3は、軸孔にロッド5をねじ込むねじ孔3aを有する円筒体であり、スリーブ3の外周面には、中央部に突出形成された回転操作用の頭部3cと、頭部3cを挟んでその軸方向の一側外周に前記回転継手の円筒ころ6の下半分を受け入れる環状溝3bを有し、他側の外周にはロックナット4をねじ込む緊締用ねじ3dと、軸孔の外端部側に縮径する円錐形の締付座3eとを有している。また、回転継手を構成する環状溝3bを挟んでその両側外面には、第1のジョイント1の軸孔内径に圧接させるO−リング3f,3fがはめ込まれている。
ロックナット4は、スリーブ3の緊締用ねじ3dにねじ込むねじ孔4aと、軸孔の開口縁側に縮径し、前記スリーブ3にねじ込むことによって前記締付座3eに圧着されてスリーブ3をロッド5の外周面に緊締する円錐形の圧接面4bとを有するものである。
第1のジョイント1の軸孔1c内にスリーブ3を差込み、ブロックの環状溝1dと、スリーブ3の環状溝3b間に跨って、回転継手の円筒ころ6,6・・・をはめ込む。これによってスリーブ3と第1のジョイント1のブロックとは、図3に示すように円筒ころ6,6・・・による木杭によって結合され、軸方向の移動が阻止された状態で、第1のジョイント1に回転可能に保持される。また、スリーブ3の外周にはめ込んだO−リング3fが第1のジョイント1の軸孔1cに圧接されて回転方向に対する抵抗となる。なおスリーブ3には、予めロックナット4をねじ込んでおく。
(3)第2組立体Bの構成
第2のジョイント2は、連結用の二又部2aを一端(図1では右端)に形成する2枚の板2f、2fの組み合わせである。ロッド5は、前記第2ジョイント2の対をなす板2f、2fの隙間2bに挟み、両板2f、2f及びロッド5を貫通差し込まれたボルト2dの突出端をナット2eで締め付けることによって、2ジョイント2の板2f、2fに一体に固定するとともに、その一部を2枚の間から一方に突出させたものである。二又部2aは、ロッド5が取付けられた両板の延長上の両板2f、2fの部分である。二又部2aには、例えば、トングレールの肘金と接続するピン2cを備えている。
第2のジョイント2より外部に突出させたロッド5の突出部分には、そのほぼ全長にわたり、前記スリーブ3のネジ孔にねじ込む長さ調整用ねじ5aが刻まれている。本発明においては、ロックナット4を予めスリーブ3にねじ込んでおくことによって、スリーブ3を保持する第1のジョイント1と、ロッド5が固定された第2のジョイント2との2つの組立体A,Bの組合せとなる。
(4)リンクの長さ調整の要領
リンクの長さの調整(ピン間距離1b−2cの調節)に際しては、まずロックナット4を緩めた状態で、スリーブ3の頭部3cをスパナなどの標準工具で回転させながら、ロッド5の長さ調整用ねじ5aをそのねじ孔3aにねじ込み、あるいは逆にねじ孔3aから引き出すことによってリンクの長さ(ピン間距離1b−2c)の調整を行い、所望のピン間距離に調整されれば、ついでロックナット4をスリーブ3の緊締用ねじ3dに沿って強くねじ込むと、ロックナット4の圧接面4bがスリーブ3の締付座3eを外周から加圧し、その内周縁の一部がロッド5に食い込み、その摩擦力によってロッド5と、スリーブ3とが一体的に結合され、両ジョイント1,2のピン間距離(1b−2c)は、所望の距離に固定される。ロッド5をスリーブ3内にねじ込んで組立体Aと組立体Bとを一体的に組み付けた状態を図2に示す。図2に明らかなとおり、組立体Aと組立体Bとは、両端に二又部1a、2aを有するリンクが構成され、スリーブ3の頭部3cを回転操作することによって長さの調整が可能であり、ロックナット4の締め付けによって調整長さを保持することができる。
ピン間距離の調整によって所要の長さに調整されたリンクは、図4に示したように例えば、YS形電気転てつ機と組み合わされる転換鎖錠器と、トングレール間をつなぐリンクに用いる例として両端に他のリンクを連結する二又部1a、2aを設けたリンクについて説明した。しかし、本発明装置を備えたリンクは、転換鎖錠器と、トングレール間をつなぐリンクとして用いる場合に限らず、また、二又部1a、2aに限らず、他の連結構造を用いてクランクやレールなどの動力伝達部材間をつなぐリンクとして用いることも当然できる。
本発明の装置を備えたリンクは、第1及び第2のジョイント1,2のいずれをも回動させずに、ロックナット4を緩めた状態で、スパナのような標準工具を用いてスリーブ3の頭部3cを回転させつつ、ロッド5をスリーブ3内に引き込み、あるいはロッド5をスリーブ3内より引き出してリンクの長さ(ピン間距離)を任意の長さに調整し、ロックナット4の締め付けによって調整された任意の長さに固定できる。
また、リンクを現場に設置後、ピン間距離の調整のため、ロックナット4を緩めたときにロッド5の推力はスリーブ3に作用するが、その際のスラスト荷重は、円筒ころ6に受け止められて第1のジョイント1のブロックに分散されるので、特定部位に局所的に集中荷重を受けることはない。
さらに、本発明においては、ロックナット4はスリーブ3にねじ込まれているため、仮にロックナット4が緩んでもスリーブ3のO−リング3fの抵抗によって第1のジョイント1の軸孔1c内に保持されるため、スリーブ3は容易には回転せず、したがってリングの長さ(ピン間距離)が直ちに変化することにはならない。O−リング3fに限らず、スリーブに回転方向の抵抗を与えることは、リングの長さ(ピン間距離)の変動を防止するために好ましいことではあるが、これがなくても機構上不都合が生じるわけではない。本発明は、スリーブ3は第1のジョイント1に、ロッド5は第2のジョイント部材2にそれぞれ取付けられており、ロックナット4は予めスリーブ3にねじ込んでおくことによって、スリーブ3をロッド5にねじ込むだけで容易にリンクに組み立てることができる。
以上実施例では、転換鎖錠器とトングレールとをつなぐリンクに適用した例を説明したが、本発明によるリンクの長さ調整装置は、YS形電気転てつ装置の転換鎖錠器と、トングレールとをつなぐリンクに用いるほか、鉄道用機器における長さ調節が必要な各種のリンクに広く適用することができる。
本発明装置を備えたリンクを第1組立体と第2組立体とに分解した状態を示す断面図である。 (a)は本発明装置を有するリンクの平面図、(b)は同断面図である。 図2(b)のA−A線断面図である。 YS形電気転てつ機の設置状況を示す図である。 鉄道用推力伝達杆として紹介された従来のリンクの改良例を示す図である。 鉄道用推力伝達杆として紹介された従来のリンクの例を示す図である。
符号の説明
1,2 ジョイント
1a,2a 二又部
1b ピン
1c 軸孔
1d 環状溝
2b 隙間
2c ピン
2d 固定用ボルト
2e ナット
2f 板
3 スリーブ
3a ねじ孔
3b 環状溝
3c 頭部
3d 緊締用ねじ
3e 締付座
3f O−リング
4 ロックナット
4a ねじ孔
4b 圧接面
5 ロッド
5a 長さ調整用ねじ
6 円筒ころ
A 第1組立体
B 第2組立体

Claims (5)

  1. 第1組立体と、第2組立体との組合わせから構成されたリンクの長さ調整装置であって、
    第1組立体は、第1のジョイントと、スリーブと、ロックナットとの組み合わせであり、
    第2組立体は、第2のジョイントと、ロッドとの組み合わせであり、
    第1及び第2のジョイントは、クランクやレールなどの動力伝達部材に連結する部分であり、
    スリーブは、軸孔にロッドをねじ込むねじ孔を有し、スリーブの外周面には、中央部に突出形成された回転操作用の頭部を有し、頭部を挟んでその一側は、回転継手によって第1のジョイントのブロックの軸孔内に回転可能に支持され、他側の外周にロックナットをねじ込む緊締用ねじと、軸孔の外端部側に縮径する円錐形の締付座とを有し、
    ロッドは、第2のジョイントに固定され、長さ調整用ねじを有し、
    長さ調整用ねじは、スリーブのねじ孔内にねじこまれ、リンクの長さは、スリーブの回転によって調整されるものであり、
    ロックナットは、スリーブの緊締用ねじにねじ込む孔と、軸孔の開口縁側に縮径し、前記スリーブにねじ込むことによって前記締付座に圧着されてスリーブの一部をロッドの外周面に緊締する円錐形の圧接面とを有し、スリーブの緊締用ねじにねじ込まれ、スリーブの一部を加圧し、その摩擦力をもってスリーブをロッドと一体的に結合させるものであり、ロックナットの締め付けによりリンクは調整された長さに固定されるものであることを特徴とする鉄道機器用リンクの長さ調整装置。
  2. 第1のジョイントは連結用の二又部を有するブロックであり、第1のジョイントのブロックには、スリーブを差込む軸孔が開口され、
    スリーブは、軸孔にロッドをねじ込むねじ孔を有する円筒体であることを特徴とする請求項1に記載の鉄道機器用リンクの長さ調整装置。
  3. スリーブの外周面には、回転継手を挟んでその両側外面に、第1のジョイントの軸孔内径に圧接させるO−リングがはめ込まれていることを特徴とする請求項1に記載の鉄道機器用リンクの長さ調整装置。
  4. ロックナットは、第1組立体と第2組立体との組合わせに先立って、予めスリーブにねじ込まれていることを特徴とする請求項1に記載の鉄道機器用リンクの長さ調整装置。
  5. 第2のジョイントは、連結用の二又部を形成する2枚の板であり、
    ロッドは、その一部が前記第2ジョイントの対をなす板間に挟んで固定され、二又部は、ロッドが取付けられた両板の延長上の部分であり、第2のジョイントより外部に突出させたロッドの突出部分には、そのほぼ全長にわたり、前記スリーブのネジ孔にねじ込む長さ調整用ねじが刻まれ、その外周一部は、スリーブに加圧され、摩擦抵抗によってスリーブと一体的に結合されるものであることを特徴とする請求項1に記載の鉄道機器用リンクの長さ調整装置。
JP2006140466A 2006-05-19 2006-05-19 鉄道機器用リンクの長さ調整装置 Expired - Fee Related JP4189824B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006140466A JP4189824B2 (ja) 2006-05-19 2006-05-19 鉄道機器用リンクの長さ調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006140466A JP4189824B2 (ja) 2006-05-19 2006-05-19 鉄道機器用リンクの長さ調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007309013A JP2007309013A (ja) 2007-11-29
JP4189824B2 true JP4189824B2 (ja) 2008-12-03

Family

ID=38842123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006140466A Expired - Fee Related JP4189824B2 (ja) 2006-05-19 2006-05-19 鉄道機器用リンクの長さ調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4189824B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0628822U (ja) * 1991-04-30 1994-04-15 大一光学株式会社 三脚装置
JP2003013401A (ja) * 2001-06-28 2003-01-15 East Japan Railway Co ゲージタイ
JP3660289B2 (ja) * 2001-09-25 2005-06-15 林総事株式会社 鉄道用推力伝達杆及び鉄道用転轍装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007309013A (ja) 2007-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1997955B1 (en) A fluid operated torque tool for and a method of tightening a nut on a plate on railroad crossings
JP5269289B2 (ja) 自己ロック式ボルト締めファスナ
JP4848233B2 (ja) 電気転てつ機据付装置
JP2002227810A (ja) 固着装置及び転てつ機類据付装置
JP4189824B2 (ja) 鉄道機器用リンクの長さ調整装置
JP5009396B2 (ja) フロントロッド
KR101500263B1 (ko) 풀림방지용 볼트와 너트의 체결구조
EP1630444A3 (fr) Cylindre de commande pour timonerie de frein ferroviaire
CN110424553B (zh) 一种钢结构连接件
JP3004331U (ja) 転てつ器操作部材の調整装置
JP2010084373A (ja) スイッチアジャスタ
JP4359256B2 (ja) スイッチアジャスタ
US11913176B2 (en) Handheld tool for installing or removing railway track fasteners
JP5009397B2 (ja) スイッチアジャスタ
JP2006082624A (ja) 応急用スイッチアジャスタ
JP2003171902A (ja) 転てつ機接続装置
JP2018053480A (ja) タイバ用接続構造
JP3660289B2 (ja) 鉄道用推力伝達杆及び鉄道用転轍装置
JP2010223240A (ja) 連結クランプ
JP3036669U (ja) 鋼管の継手構造
JP2006082625A (ja) 応急用フロントロッド
US20030008124A1 (en) Fibre-reinforced plastic part
US718042A (en) Rail-fastening apparatus.
JP4347149B2 (ja) 緩み防止手段を備えた杭の縦継ぎ装置の機械継手
JP6392110B2 (ja) 保守用車小移動器及び保守用車の移動方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080527

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080819

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080904

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130926

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees