JP3660289B2 - 鉄道用推力伝達杆及び鉄道用転轍装置 - Google Patents

鉄道用推力伝達杆及び鉄道用転轍装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は鉄道用推力伝達杆に関し、更に詳しくは転轍装置などにおいてトングレールを移動させるほか、レール間隔の維持などのために推力が求められる場所に使用される推力伝達杆に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から鉄道分岐点に設けられている転轍装置は、図4に示すように、外側に固定された2本の基本レール1a,1bに対して、内側に設けた2本のトングレール2a,2bのいずれか一方を圧着させ、同時に他方を引き離すことにより、分岐の方向を転換するように構成されているものである。かかる転轍装置のレール部分は、2本のトングレール2a,2bの先端部分の間隔が、基本レール1a,1bの間隔より狭くなるように、ジョイント部材31をロッド30の先端部に設けてなる推力伝達杆3により、トングレール2a,2bの側部や先端部に結着したT型結合材5やL型結合材5′に、結合ピン4を介して回動自在に結合されている。そして、レールから離れた位置に設置された転轍機6の出力ロッド7の推力を、ジョイント部材81を端部に設けた推力伝達杆8を介して、上記の推力伝達杆3に伝え、トングレール2a,2bの先端部分を左右に駆動するようにしている。
【0003】
かかる従来の推力伝達杆3は、図3に示すように、先端に雄ネジ部30aが形成されているロッド30を、基部の後部に雌ネジ孔31aを設けたジョイント部材31に螺合し、更に該雄ネジ部30aに予め螺挿してあったロックナット32と、ワッシャ33とを用いて、ロッド30とジョイント部材31とを緊締結合して構成されている。そして、このジョイント部材31の基部の左右側部には、前方に向かって一対の結合腕31bと31cが突設してあり、この結合腕31bと31cの前端部には、ロッド30の軸と直交する方向のピン挿通孔31dと31eを、同軸となるよう対称的に設けてある。更に、このような結合腕31bと31cの間には、例えばT型結合材5などの結合板5aを挟み込み、結合ピン4をピン挿通孔31dと31eを通しを挿通し、必要に応じて結合ピン4の先端付近に脱落防止用の割ピンなどを挿着して、推力伝達杆3をレールなどに確実に結合するようにしている。
【0004】
しかし、このような推力伝達杆3は、レール上を重量のある列車などが通過する度に衝撃力をうけるため、ジョイント部材31とロッド30との結合が緩んでロッド30が回動し、推力伝達杆3の長さが変化することがある。そうなるとトングレール間の距離が変わって、線路分岐装置の切替えが不確実となるなど、事故の原因となりやすいので、保線作業の密度を高く維持する必要があるうえ、更に推力伝達杆3の長さを正確に調整しなおすなど、複雑な整備作業が必要となるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、上記のような故障が発生し難くて、保線のための線路点検作業の負荷を大幅に軽減することができる、信頼性の高い鉄道用推力伝達杆を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる本発明の目的を達成できる鉄道用推力伝達杆は、少なくとも一方端に雄ネジ部90aを形成した推力伝達用のロッド90と、ロッド貫通孔91aを設けた基部91oの左右外側から前方に向かって一対の結合腕91b、91cを平行に突設すると共に、該一対の結合腕91b、91cの前端部に推力軸方向と直交する方向の結合ピン挿通孔91d、91eを設けてなるジョイント部材91と、該ロッド貫通孔91a内に摺動自在に嵌挿し得る外径を有していて前端位置にフランジ部92aが形成され、後半部の外側に多角柱面が形成されていると共に、内側面に前記雄ネジ部90aと螺合する雌ネジ部92bを設けてなるスリーブ部材92と、該スリーブ部材92の多角柱面に軸方向摺動自在に覆着し得る内側面及び多角柱状の外側面を有するナット部材93と、前記雄ネジ部90aと螺合する雌ネジ部を有するロックナット95とを含み、前記ロッド貫通孔91aの前側縁が前記フランジ部92aの後側面に係止されるように前記ジョイント部材91を嵌装し、且つ前記ナット部材93を後半部に覆着した前記スリーブ部材92を、前記ロックナット95が雄ネジ部90aに螺装された前記ロッド90の前端部に螺装し、次いで、前記ロッド貫通孔91aの後側縁が前記ナット部材93の前端面に回動自在に係止されるように、前記ロックナット95を前記スリーブ部材92に対し緊密結合してなることを特徴とするものである。
【0007】
かかる本発明の鉄道用推力伝達杆において、前記スリーブ部材92は、後端部の外周にナット部材脱落防止用のストッパとして、例えば環状ワッシャ94などを設けたものとすると、鉄道用推力伝達杆を組み立て、またレール等への取り付けや取り外しが極めて容易となり、本発明の目的とする鉄道の保守作業の合理化の効果が更に高まる利点がある。
【0008】
また、本発明の鉄道用推力伝達杆を、トングレールを移動させるための推力伝達杆として用いるか、又はレール間隔維持のためのレール連結具として用いることにより、保守作業の労力を大幅に軽減可能な鉄道用転轍装置を、経済的に建設することができる効果がある。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の鉄道用推力伝達杆は、基本的に従来から用いられている推力伝達杆と類似した構造を備えていて、従来の推力伝達杆に置き換えて同様に使用できるものである。そして、従来の推力伝達杆と本発明の鉄道用推力伝達杆との相違点は、ロッドとジョイント部材の結合構造にある。よって、本発明の鉄道用推力伝達杆の特徴的な構造を、図1及び2に基づいて説明する。
【0010】
図1は、本発明の鉄道用推力伝達杆におけるジョイント部材付近の、一部を破断した状態を示す斜視図であり、図2は、同じくジョイント部材付近の部品構成を示す分解斜視図である。
【0011】
これらの図において、先端に雄ネジ部90aが形成されているロッド90は、従来の推力伝達杆3におけるロッド30と全く同じ構造を有する部材であるが、本発明の鉄道用推力伝達杆9におけるジョイント部材91は、その基部91oには内面が平滑なロッド貫通孔91aを設けてあり、該ロッド貫通孔91aの中に、スリーブ部材92を摺動自在に嵌挿できるように構成されている点が、従来の推力伝達杆におけるジョイント部材31と異なっている。
【0012】
しかし、ジョイント部材91の基部91oの左右側部から、一対の結合腕91bと91cが前方に向かって突設され、この結合腕91bと91cの前端部には、それぞれピン挿通孔91dと91eが、ロッド90の軸と直交する方向で同軸となるよう、対称的に設けてあることは、従来の推力伝達杆におけるジョイント部材31と同様である。
【0013】
前記のロッド貫通孔91a内に嵌挿されるスリーブ部材92は、その基端位置にフランジ部92aが突設されていて、結合腕91bと91cの間から後方に向かって、スリーブ部材92をロッド貫通孔91aに嵌挿するとき、ロッド貫通孔91aの前縁にフランジ部92aが係止されて、スリーブ部材92の後半部が、ロッド貫通孔91aの後縁から露出するように構成されている。そして、該後半部の外側には、例えば6角柱などの多角柱面を形成すると共に、その最大径をロッド貫通孔91aの内径以下に抑えてある。また、該スリーブ部材92の内側面には、ロッド90の雄ネジ部90aと螺合できる雌ネジ部92bが形成されている。
【0014】
また、このスリーブ部材92の後半部の外側に設けた多角柱面部分には、この多角柱面と相補的な内側面形状を備えると共に、例えば6角柱などの多角柱状の外側面を備えたナット部材93を、軸方向にのみ摺動自在に覆着してある。そして更に、該覆着したナット部材93が該多角柱面部分から逸脱しないように、スリーブ部材92の後端部の外周に環状溝92cを設けて、これにナット部材脱落防止用のストッパとして、環状ワッシャ94を嵌着してある。
【0015】
上記のように、本発明において用いられるジョイント部材91は、ロッド貫通孔91a内にスリーブ部材92を嵌挿したうえ、該スリーブ部材92の後半部にナット部材93を覆着し、更に環状ワッシャ94を嵌着してなる単一の組立部品として、従来のジョイント部材31と同様に取り扱うことができる。すなわち、本発明の鉄道用推力伝達杆9における上記のようなジョイント部組立部品にあっては、ロッド貫通孔91a内に嵌挿されたスリーブ部材92が、ロッド貫通孔91aからの前後双方向への移動を、フランジ部92aとナット部材93とによって制限されながら、ロッド貫通孔91a内で軸の周りに自由に回動できる状態にあり、しかもスリーブ部材92の回動角度は、ナット部材93をスパナ等で回動させることにより、任意に調整することができるからである。
【0016】
従って、本発明の鉄道用推力伝達杆9を組み立てるときには、予めロックナット95を雄ネジ部90aに螺合しておいたロッド90を、前記のジョイント部組立部品の後方から挿入したのち、ナット部材93を回動させると、スリーブ部材92がナット部材93と共に回動し、雄ネジ部90aに螺合してロッド90を前方に送る結果、ロッド90の先端がフランジ部92aから露出するに至る。そこでロックナット95を回動して雄ネジ部90aに沿って前進させ、スリーブ部材92の後端部にロックナット95を締めつけると、雄ネジ部90aの内部引張応力によって、ロッド90とスリーブ部材92とが固く結合される。
【0017】
上記のようにして、ジョイント部組立部品とロッド90とを結合して組み立てた本発明の鉄道用推力伝達杆9は、ジョイント部材91の結合腕91bと91cの間に、例えばT型結合材5などの結合板5aを挟み込み、結合板5aに設けたピン挿通孔の位置をピン挿通孔91dと91eに合わせて、これらのピン挿通孔を通して結合ピン4を挿通することにより、レール等とジョイント部材91とを回動自在に、しかも確実に結合することができる。
【0018】
本発明の鉄道用推力伝達杆9は、例えば左右1組のレールに対して、それぞれ左右1組の推力伝達杆のジョイント部材91を結合し、該1組のロッド90のジョイント部材91を設けていない端部の間を、絶縁型の連結部材などを介して結合することにより、レール間隔維持のためのレール連結具として利用することができる。このような1組のロッド90の結合に際しては、ジョイント部材91を回動させずに、ロッド90を任意の位置まで回動させることができ、またロックナット95を緩めることにより、スリーブ部材92だけを回動させて、ロッド90とジョイント部材91とのいずれをも回動させずに、それらの結合位置を微調整することができるので、トングレールを移動させるための推力伝達杆として、転轍機の出力ロッドに結合して利用すると、レール間の距離のみならず、転轍機とレールとの距離の調整が、極め容易に且つ高精度で実施できるものである。
【0019】
従って、本発明の鉄道用推力伝達杆を使用して建設された本発明の鉄道用転轍装置は、大きな負荷の掛かる使用状態にあっても、軸方向の推力そのまま伝達するが、捻じり方向の外力には抵抗なく回動するので、レール間隔の変化などが起こり難く、またレール間隔の変化が生じても修正が容易であるので、保守作業が大幅に軽減される利点がある。
【0020】
【発明の効果】
本発明の鉄道用推力伝達杆は、鉄道用転轍装置などにおいて、レールに回動可能に結合するジョイント部材と、ジョイント部材を介してレールに横方向の推力を伝達するロッドとを、ジョイント部材に対して自由に回動でき、且つロッドとの結合位置が調整可能なスリーブ部材を設けて結合したので、レールなどへの取り付け・取り外しが簡単容易であるうえ、過大な外力が加わっても推力伝達杆の機能が損なわれることがなく、レールの間隔の調整を極めて容易に実施でき、鉄道用転轍装置などを含む鉄道設備の信頼性を高めるほか、維持管理のための労力や費用を大幅に軽減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鉄道用推力伝達杆の一部を破断した要部の斜視図である。
【図2】本発明の鉄道用推力伝達杆の要部の分解状態を示す斜視図である。
【図3】従来の鉄道用推力伝達杆の要部の分解状態の一部を切り欠いた正面図である。
【図4】鉄道用推力伝達杆を使用した鉄道用転轍装置の説明図である。
【符号の説明】
1a,1b 基本レール
2a,2b トングレール
3 推力伝達杆
30 ロッド
30a 雄ネジ部
31 ジョイント部材
31a 雌ネジ孔
31b 結合腕
31c 結合腕
31d ピン挿通孔
31e ピン挿通孔
32 ロックナット
33 ワッシャ
4 結合ピン
5 T型結合材
5a 結合板
5′ L型結合材
6 転轍機
7 出力ロッド
8 推力伝達杆
81 ジョイント部材
9 鉄道用推力伝達杆
90 ロッド
90a 雄ネジ部
91 ジョイント部材
91o 基部
91a ロッド貫通孔
91b 結合腕
91c 結合腕
91d ピン挿通孔
91e ピン挿通孔
92 スリーブ部材
92a フランジ部
92b 雌ネジ部
92c 環状溝
93 ナット部材
94 環状ワッシャ
95 ロックナット

Claims (4)

  1. 少なくとも一方端に雄ネジ部90aを形成した推力伝達用のロッド90と、ロッド貫通孔91aを設けた基部91oの左右外側から前方に向かって一対の結合腕91b、91cを平行に突設すると共に、該一対の結合腕91b、91cの前端部に推力軸方向と直交する方向の結合ピン挿通孔91d、91eを設けてなるジョイント部材91と、該ロッド貫通孔91a内に摺動自在に嵌挿し得る外径を有していて前端位置にフランジ部92aが形成され、後半部の外側に多角柱面が形成されていると共に、内側面に前記雄ネジ部90aと螺合する雌ネジ部92bを設けてなるスリーブ部材92と、該スリーブ部材92の多角柱面に軸方向摺動自在に覆着し得る内側面及び多角柱状の外側面を有するナット部材93と、前記雄ネジ部90aと螺合する雌ネジ部を有するロックナット95とを含み、前記ロッド貫通孔91aの前側縁が前記フランジ部92aの後側面に係止されるように前記ジョイント部材91を嵌装し、且つ前記ナット部材93を後半部に覆着した前記スリーブ部材92を、前記ロックナット95が雄ネジ部90aに螺装された前記ロッド90の前端部に螺装し、次いで、前記ロッド貫通孔91aの後側縁が前記ナット部材93の前端面に回動自在に係止されるように、前記ロックナット95を前記スリーブ部材92に対し緊密結合してなることを特徴とする、鉄道用推力伝達杆。
  2. 前記スリーブ部材92は、後端部の外周にナット部材脱落防止用のストッパを設けてなる、請求項1に記載の鉄道用推力伝達杆。
  3. トングレールを移動させるための推力伝達杆として、少なくとも一方端に雄ネジ部90aを形成した推力伝達用のロッド90と、ロッド貫通孔91aを設けた基部91oの左右外側から前方に向かって一対の結合腕91b、91cを平行に突設すると共に、該一対の結合腕91b、91cの前端部に推力軸方向と直交する方向の結合ピン挿通孔91d、91eを設けてなるジョイント部材91と、該ロッド貫通孔91a内に摺動自在に嵌挿し得る外径を有していて前端位置にフランジ部92aが形成され、後半部の外側に多角柱面が形成されていると共に、内側面に前記雄ネジ部90aと螺合する雌ネジ部92bを設けてなるスリーブ部材92と、該スリーブ部材92の多角柱面に軸方向摺動自在に覆着し得る内側面及び多角柱状の外側面を有するナット部材93と、前記雄ネジ部90aと螺合する雌ネジ部を有するロックナット95とを含み、前記ロッド貫通孔91aの前側縁が前記フランジ部92aの後側面に係止されるように前記ジョイント部材91を嵌装し、且つ前記ナット部材93を後半部に覆着した前記スリーブ部材92を、前記ロックナット95が雄ネジ部90aに螺装された前記ロッド90の前端部に螺装し、次いで、前記ロッド貫通孔91aの後側縁が前記ナット部材93の前端面に回動自在に係止されるように、前記ロックナット95を前記スリーブ部材92に対し緊密結合してなる鉄道用推力伝達杆を、設けたことを特徴とする、鉄道用転轍装置。
  4. レール間隔維持のためのレール連結具として、少なくとも一方端に雄ネジ部90aを形成した推力伝達用のロッド90と、ロッド貫通孔91aを設けた基部91oの左右外側から前方に向かって一対の結合腕91b、91cを平行に突設すると共に、該一対の結合腕91b、91cの前端部に推力軸方向と直交する方向の結合ピン挿通孔91d、91eを設けてなるジョイント部材91と、該ロッド貫通孔91a内に摺動自在に嵌挿し得る外径を有していて前端位置にフランジ部92aが形成され、後半部の外側に多角柱面が形成されていると共に、内側面に前記雄ネジ部90aと螺合する雌ネジ部92bを設けてなるスリーブ部材92と、該スリーブ部材92の多角柱面に軸方向摺動自在に覆着し得る内側面及び多角柱状の外側面を有するナット部材93と、前記雄ネジ部90aと螺合する雌ネジ部を有するロックナット95とを含み、前記ロッド貫通孔91aの前側縁が前記フランジ部92aの後側面に係止されるように前記ジョイント部材91を嵌装し、且つ前記ナット部材93を後半部に覆着した前記スリーブ部材92を、前記ロックナット95が雄ネジ部90aに螺装された前記ロッド90の前端部に螺装し、次いで、前記ロッド貫通孔91aの後側縁が前記ナット部材93の前端面に回動自在に係止されるように、前記ロックナット95を前記スリーブ部材92に対し緊密結合してなる鉄道用推力伝達杆を、設けたことを特徴とする、鉄道用転轍装置。
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