JP4189462B2 - ポジションセンサー付き自動車用スライドシート - Google Patents

ポジションセンサー付き自動車用スライドシート Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車内の前後方向にスライドレールで位置移動可能に設置する自動車用スライドシートに係り、シートの位置信号を発するポジションセンサーを備える自動車用スライドシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、エアバッグモジュールを乗員拘束装置としてステアリングホイールに装備する場合、図12で示すようにスライドシートSの位置がステアリングホイールHに対して前方にあるときはエアバッグEの展開開始時期を早くし、一方、後方にあるときはエアバッグEの展開開始時期を遅らせる如くエアバッグモジュールの作動をコントロールすることが図られている。
【0003】
従来、そのエアバッグモジュールをコントロールする必要から、エアバッグモジュールに対するスライドシートSの相対位置を検出するポジションセンサーPをスライドレールRに装備することが提案されている。
【0004】
そのポジションセンサーPとしては、図13並びに図14で示すように磁石片や電磁石等の磁気アクチュエータ10aと、磁場と反応するリミットスイッチやホール素子等の磁気検出センサー10bを相対させてホルダーケース10cの内部に組み付けたセンサーユニット10と、磁気アクチュエータ10bから発する磁場が磁気検出センサー10bに作用するのを遮る磁気遮断板11とでなるものが備え付けられている。
【0005】
そのセンサーユニット10は、ロアレール12の長手方向における所定位置の側部に突出するブラケットプレート13で取り付けられている。一方、磁気遮断板11は、アッパーレール14の所定位置より長手方向に亘る前側領域の側部に張り出させて取り付けられている(特許文献1)。
【0006】
それとは逆に、磁気センサーをアッパーレールの側部に突出させて取り付け、磁気遮断板をロアレールの長手方向に亘る所定領域の側部に張り出させて取り付けるものも提案されている(特許文献2)。
【0007】
そのポジションセンサーは、シートの位置移動に伴って、磁気遮断板11が磁気アクチュエータ10aと磁気検出センサー10bとの相対間隔に位置するか否かにより、磁気検出センサー10bがエアバッグモジュールに対するスライドシートSの相対位置を検出すると共に、エアバッグモジュールの作動を制御するコントロール信号を発するよう回路設計されている。
【0008】
【特許文献1】
米国特許第6,053,529号明細書
【特許文献2】
米国特許第5,967,549号明細書
【0009】
そのポジションセンサーは、いずれも、スライドレールの側部で外側に取り付けられている。このため、シートクッションと車体フロアとの間に入れ込まれる金属製品等の物品による影響を受け易く、誤作動を生ずる虞れがある。また、傘や長尺ものの入れ込みによる変形や損傷等の不具合を生ずる虞れもある。
【0010】
その不具合を解消するには、ポジションセンサーをガードするカバーやワイヤ枠等をスライドレールの側部に取り付ければよい。然し、これでは部品点数が多くなり、また、スライドレールの周辺空間を制約することにもなるから好ましくない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、部品点数を削減しながらも、外的要因によるセンサーの性能低下や外れ,損傷等の発生を防ぎ、取付け時の位置精度を高め、クリアランスの減少からセンサー性能を向上ししかも小型化,軽量化を図れるポジションセンサー付き自動車用スライドシートを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1に係るポジションセンサー付き自動車用スライドシートにおいては、シートクッションの下部側に取り付けられるアッパーレールと、車体フロアに取り付けられるロアレールとをスライドレールとして備え、シートを車内の前後方向にスライドレールで位置移動可能に設置し、磁場と反応乃至は不反応をシートの位置信号として発する磁気検出センサー,磁石片でなるポジションセンサーをスライドレールに備えるもので、
磁気検出センサーは、張出し鍔を介して、磁界の強さを電気信号で取り出すセンサー収容部と、信号ケーブルと接続するコネクタ部とを備え、センサー収容部をアッパーレールの上部面に設けた受け穴に嵌め込むと共に、アッパーレールの受け穴を外形形状の大きい張出し鍔で覆い、センサー収容部をアッパーレールの内側で下向きに、コネクタ部をアッパーレールの外側で上向きに位置決めさせて、アッパーレールの長手方向における所定位置の上部面に取付け固定し、
磁石片は、ケースで支えてロアレールの底部内面に位置決めし、ロアレールの長手方向に亘る前側領域または後側領域の底部面に取付け固定することにより構成されている。
【0013】
本願の請求項2に係るポジションセンサー付き自動車用スライドシートにおいては、磁石片を外枠状のケースで支えてロアレールの底部内面に位置決め固定することにより構成されている。
【0014】
本願の請求項3に係るポジションセンサー付き自動車用スライドシートにおいては、磁石片を受け板状のケースで支えてロアレールの底部内面に位置決め固定することにより構成されている。
【0015】
本願の請求項4に係るポジションセンサー付き自動車用スライドシートにおいては、ロアレールの長手方向に向かう前後面を上端部から下り勾配の斜め外方に折り曲げたケースで支えて磁石片をロアレールの底部内面に位置決め固定することにより構成されている。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図11を参照して説明すると、図示実施の形態は、車内の前後方向にスライドレール1で位置移動可能に設置されるスライドシートでなり、そのスライドシートの位置を検出するべく、図12で示すような乗員拘束装置に対するシートの相対位置に基づいて乗員拘束装置の作動を制御するコントロール信号を発するポジションセンサー2をスライドレール1の内部に備えて構成されている。
【0017】
スライドレール1は、シートクッションの下部側に取り付けられるアッパーレール1aと、車体フロア側に取り付けられるロアレール1bとから組み立てられている。ロアレール1bは、シートの移動距離に亘る車内の前後方向に設置される。アッパーレール1aは、ローラ(図示せず)を長手方向前後の下部側に備えてロアレール1bで前後方向に移動可能に支持される。
【0018】
アッパーレール1aは、上部面100と、左右の両側面101,102とから断面略下向きコの字状を呈し、各側面101,102の下端側からL字状に立ち上がる外曲げフランジ103,104を備えて折曲げ形成されている。このアッパーレール1aには、後述する磁気検出センサーを取り付ける受け穴105が上部面100に設けられている。
【0019】
ロアレール1bは、底部面110と、左右の両側面111,112とからアッパーレール1aよりも相対的に大きい断面略上向きコの字状を呈し、アッパーレール1aの外曲げフランジ103,104を内側に受け入れる下向きL字状の内曲げフランジ113,114を各側面111,112の上端側から折り曲げて形成されている。
【0020】
ポジションセンサー2は、磁場と反応乃至は不反応をコントロール信号として発する磁気検出センサー2aと、略四辺形の磁石片2bとを備えて構成されている。磁気検出センサー2aは、張出し鍔20を介してセンサー収容部21を下向き側に、信号ケーブルと接続するコネクタ部22を上向き側に備えて構成されている。この磁気検出センサー2aとしては、磁界の強さをホール効果による電気信号で取り出すホール素子乃至はホールICをセンサー収容部21に内蔵したものを備えるとよい。
【0021】
磁気検出センサー2aは、センサー収容部21をアッパーレール1aの受け穴105に嵌め合わせて内側に位置し、受け穴105を外形形状の大きい張出し鍔20で覆ってコネクタ部22をアッパーレール1aの外側に位置決めすることから、アッパーレール1aの上部面100に外側より取付け固定される。この磁気検出センサー2aは、アッパーレール1aの上部内面で長手方向における略中腹に配置するよう設定されている。
【0022】
磁石片2aは、鉄,アルミ,銅,ステンレス,樹脂製から選択されるいずれかのケース3で支えてロアレール1bの底部内面に位置決め固定されている。この磁石片2bは、磁気検出センサー2aの配置位置に対し、ロアレール1bの略中腹位置より長手方向に亘る後側領域で底部内面にあてがい配置するよう設定されている。
【0023】
ケース3としては、四辺形の前縁30,周回り側縁31,ロアレール1bの長手方向に向かう前後の側縁から伸びる固定片32,33とから外枠状に形成したものが備え付けられている。このケース3は、磁石片2bを内側に取り込んで位置決めさせて固定片32,33でロアレール1dの底部内面に取付け固定される。
【0024】
ケース3の取付け手段としては、ケース3が鉄,アルミ,銅,ステンレス製から選択されるいずれかの場合、図2で示すように止め環34,35を固定片32,33の板面に設けてカシメ止めするようにできる。ケース3が鉄製の場合、図3で示すように固定片32,33をスポット溶接で取付け固定するようにできる。
【0025】
その他、ケース3が金属製または樹脂製の場合、図4で示すように固定片32,33をタッピングスクリュー4a,4bでロアレール1dの底部内面にネジ止め固定するようにできる。ケース3が樹脂製の場合、図5で示すようなロアレール1dの底部内面に嵌着固定するアンカークリップ36,37を固定片32,33の板面に設けて取付け固定するようにできる。
【0026】
乗員拘束装置としては、ステアリングホイールの内部に装備されるエアバッグモジュールやインストルメントパネルの内部に装備されるエアバッグモジュールが挙げられる。その制御形態は、シートの位置が前方にあるときはエアバッグの展開開始時期を早くし、一方、後方にあるときはエアバッグの展開開始時期を遅らせる如くCPUを備えて回路構成される。
【0027】
このように構成するポジションセンサー付きのスライドシートでは、シート全体をスライドレール1でフロントモストとリアモストとに亘る領域を移動する間で、磁気検出センサー2aが磁石片2bから発生する磁場に反応する領域と、磁石片2bが備えられていないことから、磁気検出センサー2aが磁場と反応しない領域とに区分けられる。
【0028】
その磁気検出センサー2aによる磁場の反応乃至は不反応のいずれかをコントロール信号としてCPUに送信することから、反応領域ではシートの位置が前方にあるとしてエアバッグの展開開始時期を早くし、一方、不反応領域ではシートが後方にあるとしてエアバッグの展開開始時期を遅らせる如くエアバッグモジュールのエアバッグを作動制御できる。
【0029】
そのポジションセンサー2では、磁気検出センサー2aをアッパーレール1aの上部面に受け穴105で位置決め固定し、磁石片2bをケース3でロアレール1bの底部面に位置決め固定するため、取付け時の位置精度を高められしかも相対間隔の狭い内部でクリアランスを小さく保てるからセンサー性能も向上できる。また、磁気検出センサー2aのセンサー収容部をアッパーレール1aの内部で下向きに取り付けることから、塵埃等が付着することによるセンサー性能の低下も防げる。
【0030】
それに加えて、磁石片2bは外枠状のケース3で取り囲まれていると共に、磁石片2bを含めて磁気検出センサー2aがスライドレール1の内部に備えられているため、シートクッションと車体フロアとの間に入れ込まれる金属製品等の外的要因による影響を受け難く、傘や長尺ものの入れ込みによる変形や損傷等を生ずるのも防げて正常な作動状態を維持できる。また、ポジションセンサーのガードカバーやワイヤ枠等が不要であるため、部品点数を削減できて小型化並びに軽量化を図れる。
【0031】
上述した外枠状のケース3においては、図6並びに図7で示すようにロアレール1bの長手方向に向かう前後面を上端部から下り勾配の斜め外方に折り曲げて形成することもできる。この場合には、ロアレール1bの前後方向から異物が万が一入っても、異物との接触によるケース3の外れ出しや磁石片2bの損傷を防げる。
【0032】
そのケース3においても、図2〜図5で示すと同様な固定手段を適用することにより、固定片32,33をロアレール1dの底部内面にあてがい固定するようにできる。これに代えて、図8並びに図9で示すようにケース3の傾斜面に挿入するボルト,ナットによる締付け手段5a,5bでロアレール1bの底部内面に取付け固定するようにもできる。
【0033】
上述した実施の形態は、磁石片2bを押え止めする外枠状のケース3に基づいて説明したが、図10並びに11で示すように磁石片2bを抱え込んで位置決め固定するケース3’も適用できる。このケース3’は、磁石片2bを載置する底板30’をベースとし、底板30’の左右に立ち上がる係止爪31’,32’と、ロアレール1bの長手方向に向かう前後壁33’,34’と、前後壁33’,34’の上端部から下り勾配の斜め外方に向かう傾斜板35’,36’と、傾斜板35’,36‘の下端部から水平方向に向かう固定板37’,38’とを備えて形成されている。
【0034】
そのケース3’では、磁石片2bを底板30’の板面上に載置すると共に、磁石片2bを左右の係止爪31’,32’で挟み込むことから磁石片2bを抱込み固定できる。ロアレール2bに対しては、材質が鉄,アルミ,銅,ステンレス,樹脂の如何によって図2〜図5または図9で示すと同様な固定手段を適用することにより取付け固定できる。
【0035】
上述した実施の形態では、乗員拘束装置としてステアリングホイールの内部に装備されるエアバッグモジュールやインストルメントパネルの内部に装備されるエアバッグモジュールを挙げたが、ドアやサイドボディパネルの内部に装備されるエアバッグモジュールとシートとの位置関係を決定するような場合にも適用できる。また、シートクッションを立ち姿勢のシートバックに跳ね上げて後部側シートを前部側シートの背後に位置移動するチップアップシート等のフロントもストやリアモストを検出する位置センサーとしても適用できる。
【0036】
そのポジションセンサーによる制御形態としては、フロントモスト側を磁場不反応領域に、リアモスト側を磁場反応領域に設定したが、これを逆に設定するようにできる。
【0037】
【発明の効果】
以上の如く、本発明に係るポジションセンサー付き自動車用スライドシートに依れば、磁気検出センサーのセンサー収容部をアッパーレールの上部内側に組付け配置し、磁石片をケースで支えてロアレールの底部内面に取付け固定するため、シートクッションと車体フロアとの間に入れ込まれる金属製品等の外的要因による影響を受け難く、傘や長尺ものの入れ込みによる変形や損傷等を生ずるのも防げて正常な作動状態を維持できる。また、ポジションセンサーのガードカバーやワイヤ枠等が不要となるため、部品点数を削減できて小型化並びに軽量化を図れる。
【0038】
それと共に、磁気検出センサーをアッパーレールの受け穴で位置決めさせてセンサー収容部をアッパーレールの上部内側で下向きに組付け配置し、磁石片をケースで位置決めさせて底部内面に取付け固定するため、互いの位置精度を高められると共に、クリアランスを小さく保てることからセンサー性能を向上できる。また、ロアレールの長手方向に向かう前後面を上端部から下り勾配の斜め外方に折り曲げたケースによると、磁石片の外的要因による外れ出しも防げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る自動車用スライドシートのスライドレール並びにポジションセンサーを主に示す説明図である。
【図2】 図1の磁石片をロアレールの底部内面に取り付けるケースのカシメ止め手段を示す説明図である。
【図3】 図1の磁石片をロアレールの底部内面に取り付けるケースのスポット溶接手段を示す説明図である。
【図4】 図1の磁石片をロアレールの底部内面に取り付けるケースのスクリュー止め手段を示す説明図である。
【図5】 図1の磁石片をロアレールの底部内面に取り付けるケースのクリップ止め手段を示す説明図である。
【図6】 図1の磁石片をロアレールの底部内面に取り付けるケースの変形例を示す説明図である。
【図7】 図6のケースによる磁石片の取付け構造を示す説明図である。
【図8】 図6のケースと同様な形態に係るケースの変形例を示す説明図である。
【図9】 図8のケースによる磁石片の取付け構造を示す説明図である。
【図10】 図1の磁石片をロアレールの底部内面に取り付ける別の形態に係るケースを示す説明図である。
【図11】 図10のケースによる磁石片の取付け構造を示す説明図である。
【図12】 一般例に係るポジションセンサー付き自動車用スライドシートを示す説明図である。
【図13】 従来例に係る自動車用スライドシートのスライドレール並びにポジションセンサーを主に示す説明図である。
【図14】 図6のスライドレール並びにポジションセンサーを示す断面図である。
【符号の説明】
1 スライドレール
1a アッパーレール
105 受け穴
1b ロアレール
2 ポジションセンサー
2a 磁気検出センサー
20 張出し鍔
21 センサー収容部
22 コネクタ部
2b 磁石片
3 外枠状のケース
3’ 受け板状のケース

Claims (4)

  1. シートクッションの下部側に取り付けられるアッパーレールと、車体フロアに取り付けられるロアレールとをスライドレールとして備え、シートを車内の前後方向にスライドレールで位置移動可能に設置し、磁場と反応乃至は不反応をシートの位置信号として発する磁気検出センサー,磁石片でなるポジションセンサーをスライドレールに備える自動車用スライドシートにおいて、
    磁気検出センサーは、張出し鍔を介して、磁界の強さを電気信号で取り出すセンサー収容部と、信号ケーブルと接続するコネクタ部とを上下に備え、センサー収容部をアッパーレールの上部面に設けた受け穴に嵌め込むと共に、アッパーレールの受け穴を外形形状の大きい張出し鍔で覆い、センサー収容部をアッパーレールの内側で下向きに、コネクタ部をアッパーレールの外側で上向きに位置決めさせて、アッパーレールの長手方向における所定位置の上部面に取付け固定し、
    磁石片は、ケースで支えてロアレールの底部内面に位置決めし、ロアレールの長手方向に亘る前側領域または後側領域の底部面に取付け固定したことを特徴とするポジションセンサー付き自動車用スライドシート。
  2. 上記磁石片を外枠状のケースで支えてロアレールの底部内面に位置決め固定したことを特徴とする請求項1に記載のポジションセンサー付き自動車用スライドシート。
  3. 上記磁石片を受け板状のケースで支えてロアレールの底部内面に位置決め固定したことを特徴とする請求項1に記載のポジションセンサー付き自動車用スライドシート。
  4. 上記ロアレールの長手方向に向かう前後面を上端部から下り勾配の斜め外方に折り曲げたケースで支えて磁石片をロアレールの底部内面に位置決め固定したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のポジションセンサー付き自動車用スライドシート。
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