JP4188482B2 - Isdnコードレス電話装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ISDN回線に接続する留守番電話機能を有するコードレス電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来コードレス電話機を利用してISDN回線で電話(音声)とFAXの両方の着信を受けるためには、ISDNコードレスターミナルアダプタ(ISDNコードレス電話機)にアナログ回線用FAXを接続するかISDN回線専用コードレスFAXを新規に購入するかの2方法が考えられた。しかし、新規にISDNコードレスFAXを購入すると従来のアナログ回線用FAXが不用で廃棄することとなり非常に高価となってしまうという問題があった。
【0003】
また、従来のISDNコードレスターミナルアダプタ(ISDNコードレス電話機)にFAXを接続するには、以下のような問題点があった。
【0004】
(1)アナログポートはアナログ回線用一般接続機器(電話機)の検討しかされてなくFAX専用に検討があまりされていない、またグローバル着信、ダイヤルイン着信、サブアドレス着信、優先着信、高位レイヤー整合性等の個別設定が有るだけでどの様に設定すればFAXを接続して使用できるかわからない。
【0005】
(2)ISDNコードレスターミナルアダプタ(ISDNコードレス電話機)にFAX信号(CNG)検出機能が無くコードレス子機でFAX受信を行うとFAXに転送してもFAX信号制御上間に合わず受信できないことがあった。またFAX側で音声着信を受信してしまうと自動的に転送されず音声着信が通話相手に正規につながらないことがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、固定電話機側でFAX(CNG)信号検出制御を行うことによりコードレス電話機(固定電話機、移動電話機)だけでなくアナログポートに接続されるFAXを含めたシステム全体で音声、FAX両方を確実に受信できる優れたISDNコードレス電話装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、音声通話発着信を主に行う移動電話機と、ISDN回線の発着信制御を行うISDNI/Fを有し、移動電話機と無線を介して接続される固定電話機とを備えたISDNコードレス電話装置であって、固定電話機は、アナログ回線用FAXの接続を行うためのアナログ回線I/Fと、SDN回線からのFAX着信を判定するFAX(CNG)信号検出手段と、アナログ回線I/Fへ着信信号(1300Hz/16Hz着信)を送出してアナログポートへ着信をかける手段と、ISDN回線に対して各種の応答メッセージを送出する音声信号処理手段と、FAX接続運用上から手動切替、自動切替、ダイヤルイン、FAX接続無しの4モードの設定手段と、この4モードのそれぞれの設定に応じてアナログ回線I/Fへの着信を制御するとともにモードに応じた応答メッセージを送出するように音声信号処理手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とするものである。更に、この制御手段は、手動切替モード設定において、外線着信時にはアナログ回線I/Fへ外線着信信号を送出せず、固定電話機又は移動電話機が手動で応答した後、通話中にFAX(CNG)信号を検出すると、音声信号処理手段によりFAXへ転送する旨の応答メッセージを送出するとともに、アナログポートへ着信をかける手段によりアナログ回線I/Fへ着信信号(1300Hz/16Hz着信)を送出するように制御し、また更に、自動切替モード設定において、外線着信時にはアナログ回線I/Fへ外線着信信号を送出せず、固定電話機が自動で回線を捕捉して応答した後、数秒間無音時間を設けてFAX(CNG)信号検出を可能とし、通話中に該信号を検出すると、アナログポートへ着信をかける手段によりアナログ回線I/Fへ着信信号(1300Hz/16Hz着信)を送出するように制御し、また更に、FAX接続無し設定において、外線着信時にはアナログ回線I/Fへ外線着信信号を送出し、また更に、ダイヤルイン設定において、ダイヤルイン番号着信時にはアナログ回線I/Fへ外線着信信号を送出し、グローバル番号着信時にはアナログ回線I/Fへ外線着信信号を送出しない、ことを特徴とするものである。
【0009】
したがって、本発明のISDNコードレス電話装置によれば、
(1)FAX接続を固定電話機の簡単な設定のみで可能とする。
(2)固定電話機側にFAX(CNG)信号検出機能を有するためコードレス子機でFAX受信を行っても自動的にFAXに転送可能となる。いう格別の効果を奏するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態におけるISDNコードレス電話装置のシステム構成を示し、図2は本実施形態における固定電話機の構成を示し、図3は本実施形態における移動電話機の構成を示し、図4は本実施形態における制御フローの概要を示すものである。
【0011】
まず、図1のISDNコードレス電話装置のシステム構成から説明する。図1の固定電話機1はISDNディジタルコードレス電話親機であり、固定電話機1はISDN回線60に接続され無線を介して移動電話機(ディジタルコードレス電話子機)21と接続されている。またアナログ回線用FAX40とはFAX接続用アナログポート(アナログ回線I/F)19を介して接続されている。
【0012】
次に、固定電話機1について図2を用いて説明する。図2においてアンテナ2は、受信部3、送信部4に接続されている。アンテナ2からの受信信号は受信部3を介してISDNI/F5に入力される。同様にISDNI/F5からの出力信号は送信部4を介してアンテナ2から空中に送出される。
【0013】
ISDNI/F5は、マイク14、スピーカ15、ハンドセット16に接続され、かつDSU17を介してISDN回線60とも接続されている。マイクロコンピュータ6は、受信部3、送信部4と無線データの送受を行い、またISDNI/F5、音声信号処理部(DSP)12の制御を行い、キー7、ランプ・LCD8、IDメモリ9、電源回路10とも接続されている。
【0014】
次に、移動電話機21について図3を用いて説明する。図3においてアンテナ22は、受信部23、送信部24に接続されている。アンテナ22からの受信信号は受信部23を介して通話制御部25に入力される。同様に通話制御部25からの出力信号は送信部24を介してアンテナ22から空中に送出される。
【0015】
通話制御部25は、マイク34、スピーカ35、レシーバ36に接続されている。マイクロコンピュータ26は、受信部23、送信部24と無線データの送受を行い、また通話制御部25、充電池31、トーン出力部32の制御を行い、キー27、ランプ・LCD28、IDメモリ29、電源検出回路30とも接続されている。
【0016】
次に、本発明の上記実施形態の動作について、図4の制御フローを用いて概略的に説明する。固定電話機1はアナログ回線I/F19に接続されるFAX40の使用方法により、(1)FAX接続無し、(2)FAX手動切替、(3)FAX自動切替、(4)ダイヤルイン(ダイヤルイン番号の登録を含む)の4種類の設定だけで、グローバル着信、ダイヤルイン着信、優先着信、サブアドレス着信、高位レイヤーの整合性を含むアナログ回線の着信仕様を全て設定可能とする。
【0017】
また、(1)FAX接続無し設定は、アナログ回線I/F19にFAX40を接続しない場合で固定電話機1、移動電話機21、アナログ回線I/F19、アナログ用電話機で音声通話のみでの使用を実現する設定であり、(2)FAX手動切替設定は、一般FAXで使用されている電話機応答を優先してFAX信号(CNG)を検出するとFAXに切り替わる仕様を固定電話機1、移動電話機21、アナログ回線I/F19に接続されたFAX40で実現する設定であり、(3)FAX自動切替設定は、一般FAXで使用されている着信に対して固定電話機1で自動応答し応答メッセージ送出中にFAX信号(CNG)を検出するとFAX応答に切り替える設定を固定電話機1、移動電話機21、アナログ回線I/F19に接続されたFAX40で実現する設定であり、(4)ダイヤルイン設定は、ISDN回線60をダイヤルイン番号契約することにより音声着信を受ける固定電話機1、移動電話機21とFAXを受けるアナログ回線I/F19に接続されたFAX40の番号を分けて使用する設定である。
【0018】
次に実際の操作・制御フローで各種設定状態での操作・制御を説明する。
図5は、▲1▼FAX接続無し設定(在宅モード)での操作・制御を示すものであり、図5において、FAX接続無し設定(在宅モード)では、DSU17を介してISDNI/F5が呼設定をISDN回線60から受けるとマイクロコンピュータ6に伝え、マイクロコンピュータ6がIDメモリ9から設定データを確認し、ISDNI/F5を介してスピーカ15に外線着信音を送出し、また送信部4からアンテナ2を通し移動電話機21に外線着信を通知する。このときアナログ回線I/F19にもISDNI/F5を介して外線着信信号を送出する。(S1参照)。
【0019】
在宅応答設定の15/30回全ての電話機を鳴動させてオフフック検出するが応答がない場合は、全ての電話機の鳴動を止めてマイクロコンピュータ6が音声信号処理部(DSP)12を制御しISDNI/F5を介してDSU17経由でISDN回線60に応答メッセージ「ただいま留守にしています。恐れ入りますが、後ほどおかけ直し下さい。」を送出する。(S2参照)。
【0020】
この状態でも、固定電話機1、移動電話機21とアナログ回線I/F19に接続されたFAXのオフフック検出(着信応答)を行い検出されれば電話機の通話に切り替える。また応答メッセージ送出後はマイクロコンピュータ6からISDNI/F5、DSU17を制御して回線を解放する。
【0021】
図6は、▲2▼FAX接続無し設定(留守モード)での操作・制御を示すものであり、図6において、FAX接続無し設定(留守モード)では、DSU17を介してISDNI/F5が呼設定をISDN回線60から受けるとマイクロコンピュータ6に伝え、マイクロコンピュータ6がIDメモリ9から設定データを確認し、ISDNI/F5を介してスピーカ15に外線着信音を送出し、また送信部4からアンテナ2を通し移動電話機21に外線着信を通知する。このときアナログ回線I/F19にもISDNI/F5を介して外線着信信号を送出する。(S3参照)。
【0022】
規定回数全ての電話機を鳴動させてオフフック検出するが応答がない場合は、全ての電話機の鳴動を止めマイクロコンピュータ6が音声信号処理部(DSP)12を制御しISDNI/F5を介してDSU17経由でISDN回線60に応答メッセージ「ただいま留守にしています。恐れ入りますが、ピーとなりましたらお名前とご用件をお話下さい。」を送出する。(S4参照)。
【0023】
この状態では、固定電話機1のオフフックの検出は行うが移動電話機21とアナログ回線I/F19に接続されたFAXのオフフック検出(着信応答)は行わない。また応答メッセージ送出後はマイクロコンピュータ6から音声信号処理部(DSP)12を制御してISDNI/F5、DSU17を介してISDN回線60の発呼者の用件録音を行う。(S5参照)。
【0024】
つまり、アナログ回線I/F19には一般電話機が接続された時の操作・制御フローを行う。しかし、用件録音中にFAX信号(CNG)を検出した場合は、マイクロコンピュータ6が音声信号処理部(DSP)12を制御してそこまでの用件録音を残して録音を停止する。これはFAX着信があったことを残すために行い、使用者にFAX着信が有ったことが後で用件再生を行った時にわかるようにするためである。
【0025】
図7は、▲3▼手動切替設定(在宅モード)での操作・制御を示すものであり、図7において、手動切替設定(在宅モード)では、DSU17を介してISDNI/F5が呼設定をISDN回線60から受けるとマイクロコンピュータ6に伝え、マイクロコンピュータ6がIDメモリ9から設定データを確認し、ISDNI/F5を介してスピーカ15に固定電話の外線着信音を送出し、また送信部4からアンテナ2を通し移動電話機21に外線着信を通知する。このときアナログ回線I/F19には外線着信信号を送出しない。(S6参照)。
【0026】
規定回数全ての電話機を鳴動させてオフフック検出するが応答がない場合は、全ての電話機の鳴動を止めマイクロコンピュータ6が音声信号処理部(DSP)12を制御しISDNI/F5を介してDSU17経由でISDN回線60に応答メッセージ「ただいま留守にしています。恐れ入りますが、後ほどおかけ直し下さい。」を送出する。(S7参照)。
【0027】
この状態でも、固定電話機1、移動電話機21はオフフック検出(着信応答)を行い検出されれば固定/移動電話機の通話に切り替える。しかしアナログ回線I/F19に接続されたFAXのオフフック検出(着信応答)は行わない。また応答メッセージ送出後はマイクロコンピュータ6からISDNI/F5、DSU17を制御して回線を解放する。
【0028】
もし固定電話機1、移動電話機21で着信応答した場合は、通話中にマイクロコンピュータ6から音声信号処理部(DSP)12、ISDNI/F5を制御して通話中にFAX信号(CNG)検出を行いCNG検出したらマイクロコンピュータ6から音声信号処理部(DSP)12、ISDNI/F5を制御して「ファクシミリに転送します。」のガイダンスを送出して固定/移動電話機を終話させアナログ回線I/F19を着信(1300Hz/16Hz着信)状態とする。(S10参照)。これによりFAX着信をアナログ回線I/F19に接続されたFAX40で応答することができる。
【0029】
図8は、▲4▼手動切替・自動切替設定(留守モード)での操作・制御を示すものであり、図8において、手動切替・自動切替設定(留守モード)では、DSU17を介してISDNI/F5が呼設定をISDN回線60から受けるとマイクロコンピュータ6に伝え、マイクロコンピュータ6がIDメモリ9から設定データを確認し、規定回数全ての電話機を鳴動させてオフフック検出する。(S11参照)。
【0030】
電話機のオフフックがない場合は、全ての電話機の鳴動を止めマイクロコンピュータ6が音声信号処理部(DSP)12、ISDNI/F5を制御して回線を捕捉後数秒の無音時間を設け、CNG検出を行う。ここでCNGが検出されたらマイクロコンピュータ6はアナログ回線I/F19を着信(1300Hz/16Hz着信)状態とする。これによりFAX着信をアナログ回線I/F19に接続されたFAX40で応答することができる。
【0031】
また、CNGが検出されなかった場合は、マイクロコンピュータ6が音声信号処理部(DSP)12を制御してISDN回線I/F5を介してDSU17経由でISDN回線60に応答メッセージ「ただいま留守にしています。恐れ入りますが、ピーとなりましたらお名前とご用件をお話下さい。ファクシミリの方は送信してください。」を送出する。(S12参照)。
【0032】
この状態では、固定電話機1のオフフックの検出は行うが移動電話機21とアナログ回線I/F19に接続されたFAX40のオフフック検出(着信応答)は行わない。また応答メッセージ送出後はマイクロコンピュータ6から音声信号処理部(DSP)12を制御してISDNI/F5、DSU17を介してISDN回線60の発呼者の用件録音を行い、この間マイクロコンピュータ6からISDNI/F5と音声信号処理部(DSP)12を制御してFAX信号(CNG)検出と終話検出を行いCNG検出されたらFAX応答を行う。
【0033】
終話検出したら用件録音を完了してISDNI/F5、DSU17を制御して回線を解放する。もし固定電話機1のオフフックが検出されたら固定電話機1の着信応答とする。これにより音声着信時は用件録音を行い、FAX着信時はFAXで応答することが可能となる。
【0034】
図9は、▲5▼自動切替設定(在宅モード)での操作・制御を示すものであり、図9において、自動切替設定(在宅モード)では、DSU17を介してISDNI/F5が呼設定をISDN回線60から受けるとマイクロコンピュータ6に伝え、マイクロコンピュータ6がIDメモリ9から設定データを確認し、マイクロコンピュータ6が音声信号処理部(DSP)12、ISDNI/F5を制御して回線を捕捉後数秒の無音時間を設け、CNG検出を行う。ここでCNGが検出されたらマイクロコンピュータ6はアナログ回線I/F19を着信(1300Hz/16Hz着信)状態とする。これによりFAX着信をアナログ回線I/F19に接続されたFAX40で応答することができる。
【0035】
また、CNGが検出されなかった場合は、マイクロコンピュータ6が音声信号処理部(DSP)12を制御してISDNI/F5を介してDSU17経由でISDN回線60に応答メッセージ「ただいま呼び出しますのでしばらくお待ち下さい。ファクシミリの方は送信してください。」を送出する。(S13参照)。
【0036】
応答メッセージ送出後はマイクロコンピュータ6からISDNI/F5、音声信号処理部(DSP)12を制御してスピーカ15から疑似呼び出し音を固定電話機1に送出する。また送信部4からアンテナ2を通し移動電話機21に外線着信を通知する。(S14参照)。しかしアナログ回線I/F19は待ち受けの状態とする。
【0037】
この間マイクロコンピュータ6からISDNI/F5と音声信号処理部(DSP)12を制御してFAX信号(CNG)検出と終話検出を行いCNGが検出されたらFAX応答を行う。終話検出されたらISDNI/F5、DSU17を制御して回線を解放する。もし固定電話機1、移動電話機21のオフフックが検出されたら固定/移動電話機の着信応答とする。
【0038】
また、規定回数固定/移動電話機を疑似呼び出し音で鳴動させてオフフック検出するが応答がない場合は、固定/移動電話機の鳴動を止めマイクロコンピュータ6が音声信号処理部(DSP)12を制御しISDNI/F5、DSU17経由してISDN回線60に応答メッセージ「呼び出しましたがどなたもお出になりません。恐れ入りますが、後ほどおかけ直し下さい。」を送出する。(S15参照)。
【0039】
この状態でも、固定電話機1、移動電話機21はオフフック検出(着信応答)を行い検出されれば電話機を通話に切り替える。また応答メッセージ送出後はマイクロコンピュータ6からISDNI/F5、DSU17を制御して回線を解放する。これにより固定電話機1または移動電話機21で応答する操作者は音声着信のみに応答することができ、FAX着信は途中でアナログ回線I/F19に接続されたFAX40で応答が可能となる。
【0040】
図10は、▲6▼ダイヤルイン設定(在宅・留守モード)での操作・制御を示すものであり、図10において、ダイヤルイン設定(在宅・留守モード)では、ダイヤルイン番号着信時はDSU17を介してISDNI/F5が呼設定をISDN回線60から受けるとマイクロコンピュータ6に伝え、マイクロコンピュータ6がIDメモリ9から設定データを確認し、FAXのみアナログ回線I/F19を介して外線着信信号を送出する。その他の固定電話機1、移動電話機21は待ち受け状態のままであり応答することもできない。つまりダイヤルイン番号での着信は全てFAX着信であり、着信があり次第FAXが応答する。(S16参照)。
【0041】
また、グローバル番号着信時は、DSU17を介してISDNI/F5が呼設定をISDN回線60から受けるとマイクロコンピュータ6に伝え、マイクロコンピュータ6がIDメモリ9から設定データを確認し、ISDNI/F5を介してスピーカ15に外線着信信号を送出し、また送信部4からアンテナ2を通し移動電話機21に外線着信を通知する。このときアナログ回線I/F19は外線着信とはしない。つまりグローバル番号着信は全て音声着信でありFAXが応答する必要は全く無い。(S17参照)。
【0042】
このように、(1)FAX接続無し設定(2)手動切替設定(3)自動切替設定(4)ダイヤルイン設定の4種類に分けて制御することにより音声着信とFAX着信を完全に分けて応答することが可能となる。
【0043】
【発明の効果】
本発明は上記の実施の形態により明らかなように、以下に示す効果を有する。
(1)FAX接続を固定電話機の簡単な設定のみで可能とする。
(2)固定電話機側にFAX(CNG)信号検出機能を有するためコードレス子機でFAX受信を行っても自動的にFAXに転送可能とな
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるISDNコードレス電話装置のシステムブロック図、
【図2】同コードレス電話装置における固定電話機の構成を示すブロック図、
【図3】同コードレス電話装置における移動電話機の構成を示すブロック図、
【図4】同コードレス電話装置における動作の概略的な流れを示すシーケンス図、
【図5】FAX接続無し設定(在宅モード)での操作・制御を示す図、
【図6】FAX接続無し設定(留守モード)での操作・制御を示す図、
【図7】手動切替設定(在宅モード)での操作・制御を示す図、
【図8】手動切替・自動切替設定(留守モード)での操作・制御を示す図、
【図9】自動切替設定(在宅モード)での操作・制御を示す図、
【図10】ダイヤルイン設定(在宅・留守モード)での操作・制御を示す図である。
【符号の説明】
1 固定電話機
2、22 アンテナ
3、23 受信部
4、24 送信部
5 ISDNI/F
6、26 マイクロコンピュータ
7、27 キー
8、28 ランプ・LCD
9、29 IDメモリ
10 電源回路
11 ドアホンI/F
12 音声信号処理部(DSP)
14、34 マイク
15、35 スピーカ
16 ハンドセット
17 DSU(ディジタルサービスユニット)
19 アナログ回線I/F
21 移動電話機
25 通話制御部
30 電圧検出部
31 充電池
32 トーン出力部
36 レシーバ
40 FAX
60 ISDN回線

Claims (5)

  1. 音声通話発着信を主に行う移動電話機と、ISDN回線の発着信制御を行うISDNI/Fを有し、前記移動電話機と無線を介して接続される固定電話機とを備えたISDNコードレス電話装置であって、前記固定電話機は、アナログ回線用FAXの接続を行うためのアナログ回線I/Fと、前記ISDN回線からのFAX着信を判定するFAX(CNG)信号検出手段と、前記アナログ回線I/Fへ着信信号(1300Hz/16Hz着信)を送出してアナログポートへ着信をかける手段と、前記ISDN回線に対して各種の応答メッセージを送出する音声信号処理手段と、FAX接続運用上から手動切替、自動切替、ダイヤルイン、FAX接続無しの4モードの設定手段と、前記4モードのそれぞれの設定に応じて前記アナログ回線I/Fへの着信を制御するとともにモードに応じた応答メッセージを送出するように前記音声信号処理手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とするISDNコードレス電話装置。
  2. 前記制御手段は、手動切替モード設定において、外線着信時には前記アナログ回線I/Fへ外線着信信号を送出せず、固定電話機又は移動電話機が手動で応答した後、通話中にFAX(CNG)信号を検出すると、前記音声信号処理手段によりFAXへ転送する旨の応答メッセージを送出するとともに、前記アナログポートへ着信をかける手段により前記アナログ回線I/Fへ着信信号(1300Hz/16Hz着信)を送出するように制御することを特徴とする請求項1記載のISDNコードレス電話装置。
  3. 前記制御手段は、自動切替モード設定において、外線着信時には前記アナログ回線I/Fへ外線着信信号を送出せず、固定電話機が自動で回線を捕捉して応答した後、数秒間無音時間を設けてFAX(CNG)信号検出を可能とし、通話中に該信号を検出すると、前記アナログポートへ着信をかける手段により前記アナログ回線I/Fへ着信信号(1300Hz/16Hz着信)を送出するように制御することを特徴とする請求項記載のISDNコードレス電話装置。
  4. 前記制御手段は、FAX接続無し設定において、外線着信時には前記アナログ回線I/Fへ外線着信信号を送出することを特徴とする請求項記載のISDNコードレス電話装置。
  5. 前記制御手段は、ダイヤルイン設定において、ダイヤルイン番号着信時には前記アナログ回線I/Fへ外線着信信号を送出し、グローバル番号着信時には前記アナログ回線I/Fへ外線着信信号を送出しないことを特徴とする請求項記載のISDNコードレス電話装置。
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