JP4187471B2 - 締結金具とマンホール躯体ブロックおよびその製造方法 - Google Patents

締結金具とマンホール躯体ブロックおよびその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、建築・土木分野において、地中等に埋設されるマンホール躯体ブロック、および該マンホール躯体ブロック同士の継ぎ手として好適な締結金具および、該締結金具を一端に具備したマンホール躯体ブロックの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
道路等の地中には、下水路あるいは電力あるいは通信等の管渠(地中管路)が配設されるとともに、この管渠と地上とを結ぶマンホールが垂設されている。
【0003】
このマンホールは、従来、掘削した穴内でマンホールを組み立て、それに管渠を接続した後に、周囲の空間部分を土砂で埋め戻すことによって、形成していた。
【0004】
このような伝統的なマンホールの形成方法に対して、本出願人の一人である中川ヒューム管工業(株)によって、マンホールの下端となるマンホール躯体ブロック(マンホールを形成する一つの管:本明細書において「先頭マンホール躯体ブロック」という)の下端部に切り刃を配設しておいて、該マンホール躯体ブロック自体を、回転駆動装置を用いて、後端から圧力を加えた状態において回転せしめて、該マンホール躯体ブロックの上端が所定位置になるまで掘削し、次にそのマンホール躯体ブロックの上方に別のマンホール躯体ブロックを接続し、再び後端側から圧力を加えた状態で回転させるという、一連の工程を、マンホールが形成される深さに先頭マンホール躯体ブロックの先端が到達するまでおこなうような「新たな工法」とマンホール躯体ブロックを提供した(特開平10−205270号)。
【0005】
しかしながら、前記マンホール躯体ブロックの場合、各マンホール躯体ブロック自体に地中を掘削する際の回転抵抗がねじり力として作用するため、接続部分の耐ねじり力を向上させるため、各マンホール躯体ブロックの両端部に環状の鋼板製の帯部を該マンホール躯体ブロックと一体になるよう取着・形成し、各マンホール躯体ブロックを接続する際には、隣接するマンホール躯体ブロックの各帯部同士を掘削現場において溶接することによって、順次マンホール躯体ブロックを長手方向に接続していた。
【0006】
かかる場合には、現場溶接による溶接部の信頼性の不安定さと、作業が天候等に左右されること、および、そのマンホール形成作業を通じて、溶接の熟練工をその現場に張りつけておかなければならない事等、作業性と経済性に問題がある。
【0007】
本願発明は、このような現況に鑑みおこなわれたもので、作業性の点で優れ、且つ締結強度の点、特にマンホール躯体ブロックに要求される締結部分でのねじり強度の点で優れ、また当接面での剪断強度の点で優れ、また安定して一定許容誤差内での同芯性が得られ、さらに、経済性の点でも優れた、マンホール躯体ブロック同士を締結できる締結金具を提供することを第1の目的とする。
【0008】
また、本願発明の第2の目的は、上述の締結金具を端部に具備したマンホール躯体ブロックを提供することにある。
【0009】
さらに、本願発明の第3の目的は、上述のマンホール躯体ブロックを所望の状態に簡単に製造することができる製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
なお、本明細書で、締結金具は、便宜上「金具」と表現しているが、材質的には金属製に限定されるものでなく、非金属、例えば、セメント、プラスティックあるいはセラミック等の他の材質あるいは複合材料のものを含む広い概念で使用している。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本願第1の発明にかかる締結金具、対峙・当接する二つの円筒状の被締結部材の各締結端部に対を成すよう配設され、当接面に臨んで開口した開口部から被締結部材の長手方向中央側へ離間した部位で拡幅するとともに該開口部から被締結部材の長手方向中央側へ離間した部位にわたって該被締結部材の外周面側に臨んで開口した締結溝部を有する雌金具と、
これら雌金具の各締結溝部が当接面で対峙・当接することによって該被締結部材の外周面に一体となって形成される締結穴内に挿入されて該対を成す雌金具間を接続する雄金具と、
によって構成される締結金具であって、
前記雌金具が、前記被締結部材の締結端部に配設された状態において、前記当接面に直交する方向から見て、前記開口部から被締結部材の周方向に延びる該雌金具の両端部分が、それぞれ、該周方向における両端方に行くに従って径方向の幅が幅狭になった船形に、且つこの雌金具の開口部と反対の側が該船形の外形に合わせて両端で該開口部側に厚みが薄くなった船底形に形成されているとともに、
前記当接面同士の当接方向に直交する方向の、該当接面間の移動の自由度を拘束することによって、該当接面同士の相対的位置を位置決めする位置決手段が、前記対を成す各雌金具の当接面の開口部を挟んで前記周方向における両側に形成されていることを特徴とする。
【0012】
しかして、本願第1の発明(請求項1記載の発明)にかかる締結金具によれば、位置決め手段によって、締結しようとする二つのマンホール躯体ブロック同志の同芯性が常に所定許容誤差内に収まる状態で締結できるとともに、且つ位置決め手段そのものが、マンホール躯体ブロックを回転させて掘削する際には雄金具と雌金具との締結溝部に加えて回転トルクを伝達することができるため、全体としてより大きな回転トルクを伝達することができる。
【0013】
また、前記締結金具において、前記被締結部材が、マンホール躯体ブロックであると該マンホール躯体ブロックに最適な締結金具となる。
【0014】
また、前記締結金具において、前記位置決手段が、対応するように雌金具の当接面にそれぞれ形成された断面円形状の凹部と、接合時に前記二つの凹部にわたってその内に収納される断面円形状の柱状体とによって構成されていと、二つのマンホール躯体ブロック間において、当接方向に直交する方向の面内における全方向に渡って等しい力を伝達できる構成となり、また、二つのマンホール躯体ブロック間の位置決めの際に凹部と柱状体との芯合わせのみおこなえば、方向性がないため、マンホール躯体ブロック同士の締結構造としては好ましい位置決手段となる。
【0015】
また、前記締結金具において、前記位置決手段が、前記幅が幅狭になっている両端部分に設けられていることが好ましい。
【0016】
また、本請求項7に記載される本第2の発明にかかる回転圧入式マンホール躯体ブロックは、後述する本第3の発明にかかる回転圧入式マンホール躯体ブロックの製造方法によって製造されたことを特徴とする。
【0017】
しかして、このように構成されたマンホール躯体ブロックによれば、現場において溶接を使用することなく、誰が締結しても、マンホール躯体ブロック同士を常に一定の同芯性を具備して簡単に締結することができる。しかも、溶接のように天候に左右されることがない点において優れた回転圧入式マンホール躯体ブロックとなる。勿論、マンホール躯体ブロック同士の当接面に、必要に応じた数の締結金具を配置しておくことによって、マンホール躯体ブロック自体が回転することによって掘削する際にも、締結部分はその回転トルクを十分伝達することができる。
【0018】
また、前記回転圧入式マンホール躯体ブロックにおいて、前記当接面において互いに当接する一対の雌金具の内の、一方の雌金具に凸部が、他方の雌金具に前記凸部に係合する凹部が、それぞれ形成されていると、前記締結溝部での雌金具と雄金具との締結に加えてこの凸部と凹部とで係合するため、当接しようとする二つマンホール躯体ブロック同士の位置決めがより正確になり、且つこの凸部と凹部での係合によってより大きな回転トルクを伝達することができる構成となる。
【0019】
また、前記回転圧入式マンホール躯体ブロックにおいて、前記雌金具の前記開口部の、前記当接面に直交する方向から見た中央部位に、前記先頭あるいは非先頭マンホール躯体ブロックに配置された状態において該マンホール躯体ブロックの長手方向に延びるめねじ穴が形成され、該めねじ穴にマンホール躯体ブロック内に配置されている鉄筋の端部が螺着されていると、マンホール躯体ブロックに対して締結金具の雌金具を強固に固定することができる。
【0020】
また、前記回転圧入式マンホール躯体ブロックにおいて、前記先頭あるいは非先頭マンホール躯体ブロックの締結端部前記雌金具が配置された状態において、前記当接面に直交する方向からこの雌金具を見て、前記開口部から該マンホール躯体ブロックの周方向に延びる、該雌金具の両端部分が、それぞれ、周方向における両端方に行くに従って径方向の幅が幅狭になった船形に形成されていると、マンホール躯体ブロックの端部に締結金具の雌金具を配置しても、製造時に、コンクリートの充填を阻害するようなことがない点で優れた構成となる。
【0021】
また、本請求項5に記載される本第3の発明にかかる回転圧入式マンホール躯体ブロックの製造方法は、先端に切刃を備え全体が円筒状の先頭マンホール躯体ブロックと、この先頭マンホール躯体ブロックの後方に回転トルクを伝達可能に一体に接続される全体が円筒状の非先頭マンホール躯体ブロックとからなり、
マンホールの形成時に、先頭マンホール躯体ブロックに直接あるいは非先頭マンホール躯体ブロックを介して該先頭マンホール躯体ブロックに回転トルクを付与して、該マンホール躯体ブロック自体によってマンホール穴を掘削するよう構成された回転圧入式マンホール躯体ブロックにおいて、
前記先頭マンホール躯体ブロックの後端面、あるいは非先頭マンホール躯体ブロック間の前端面および後端面の、各締結端部に、請求項1記載の雌金具の開口部が該後端面及び前端面に臨んで開口するように該雌金具を対を成すよう配設し、
前記対を成して設けられた雌金具の各締結溝部が当接面で対峙・当接することによって、前記マンホール躯体ブロックの外周面に一体となって形成される締結穴内に、請求項1記載の雄金具を挿入することによって、
前記先頭マンホール躯体ブロックと非先頭マンホール躯体ブロックが、あるいは非先頭マンホール躯体ブロック同士が、締結可能に構成されている、回転圧入式マンホール躯体ブロックを構成する当該先頭あるいは非先頭マンホール躯体ブロックの全てあるいはその一部を形成するマンホール躯体ブロックの製造方法であり、
円筒状の胴部材を有する型枠内の両端に、リング状の端面部材を配置するとともに、
全体が円筒形状の骨格を成す鉄筋篭を前記端面部材の間の型枠内に固定して、
該型枠を回転させつつ該型枠内にセメントを流し込んで成形する先頭あるいは非先頭マンホール躯体ブロックのマンホール躯体ブロックの製造方法において、
前記端面部材を型枠内に配置した後で前記セメントを流し込む前に、該端面部材に、対峙当接する二つのマンホール躯体ブロック間を締結するための請求項1記載の雌金具を取着し、この取着に際して、該雌金具の前記端面部材と接触する面に凸部あるいは凹部を形成するとともに、前記端面部材に該雌金具の凸部あるいは凹部に嵌合する凹部あるいは凸部を形成することによって、該雌金具を該端面部材に位置決めすることを特徴とする。
【0022】
しかして、このように構成された回転圧入式マンホール躯体ブロックの製造方法よると、マンホール躯体ブロックの端面に締結金具の雌金具を正確に位置決めした状態で製造することが可能となる。従って、マンホールを掘削する際に、締結された二つのマンホール躯体ブロックは全体として高い同芯性を得ることができる。従って、無用な抵抗を発生することなく、マンホール躯体ブロック自体を回転することによって地中に埋設することができる。
【0023】
また、前記回転圧入式マンホール躯体ブロックを構成する先頭あるいは非先頭マンホール躯体ブロックの該マンホール躯体ブロックの製造方法において、前記雌金具の凸部あるいは凹部は、前記先頭マンホール躯体ブロックと非先頭マンホール躯体ブロック、あるいは非先頭マンホール躯体ブロック同士を締結する際両者の位置決めをする位置決手段の一部を構成するものであると、二つのマンホール躯体ブロック同士を正確な相対的位置で締結することができ、しかも、製造時には、一つのマンホール躯体ブロックの接続端部の端面の正確な位置に雌金具をセットすることができる好ましい実施形態となる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施例にかかる締結金具と、この金具を具備した回転圧入式マンホール躯体ブロック、および回転圧入式マンホール躯体ブロックの製造方法について図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は本発明の1つの実施形態にかかる締結金具の雌金具の構成を示す平面図(当接面上方から見た図)、図2は図1に示す締結金具の正面(雄金具挿入方向)から見た図、図3は図1に示す締結金具の側面(雄金具挿入方向から直交する方向)から見た図、図4は図1〜図3に示す締結金具を回転圧入式マンホール躯体ブロックの端面に配設した状態の部分斜視図、図5は図4の当接面上方から見た図である。
【0025】
図4,図5に図示するように、図1〜図3に図示する締結金具Aの雌金具A1は、マンホール躯体ブロック(この実施形態では一般に「マンホール管」と呼ばれている種類のマンホール躯体ブロック)Bの接続しようとする締結端部B1に配設される。そして、雌金具A1は、マンホール躯体ブロックBの当接面B2に臨んで開口した開口部1Aを有する。この開口部1Aは、マンホール躯体ブロックBの外周縁から該マンホール躯体ブロックBの内周方の所定寸法だけ入り込んだ部位まで延設されている。この実施形態の場合、図5に図示するように、マンホール躯体ブロックBの肉厚Dの略1/2程度内方まで延設されている。この寸法は専ら締結した際に必要となる伝達回転トルクの大きさ、あるいはマンホール躯体ブロックB自体の必要となる強度によって決定されることになる。従って、必要に応じて、例えば、より内方まで延設されていても、あるいはより外周縁に近い箇所に止まる程度に延設されてもよい。
この雌金具A1は、前記開口部1Aを上面とし、被締結部材であるマンホール躯体ブロックBの長手方向(図4において下側方向)にわたって開口してこの部分が該締結溝1の溝高さh(図2参照)となっている。そして、二つのマンホール躯体ブロックBを上下に対峙させて締結する際に、この締結溝1が上下に、各当接面を線対称の対称線とするように対峙して当接することによって、図8に図示する如く、上下端部で拡幅した締結穴Gとなる。
このため、この締結溝1は、正面視(図2参照)において、前記開口部1Aから離間した側、つまり、図2において下側で該開口部1Aに対して拡幅している。また、この締結溝1は、図2に拡大して図示するように、前記開口部1Aから拡幅部分に至る途中の部分1Mは、該開口部1A側で徐々に幅が広がったテーパ溝状になっており、この構成と、雄金具A2(図4参照)の対応する部位がストレート状に構成されている該構成と相まって、結果的に、マンホール躯体ブロックB自体に誤差があっても、あるいはマンホール躯体ブロックBへの雌金具A1の配置誤差等が多少あっても、例えば、数ミリ程度の誤差があるような場合にも、この誤差を吸収することができるようになっている。
また、図1,図6,図7に図示するように、前記締結溝1の一部をなす開口部1Aの奥行き方向の中央部分には、マンホール躯体ブロックBの製造時に型枠の端面部材31(図18(b)参照)に固定するための、めねじ穴3が溝高さh方向(マンホール躯体ブロックBの長手方向に一致した方向)に形成されている。
また、この雌金具A1の前記開口部1Aの両側方、つまり、前記めねじ穴3の図1において左右両側には、製造時にマンホール躯体ブロックAの鉄筋篭33(図18(c)参照)側と固定するための鉄筋7(図8,図9参照)の一端を螺着する雌金具1A固定用のめねじ穴4A,4Bが形成されている。
そして、前記めねじ穴4A,4Bの上方部位には、該めねじ穴4A,4Bに隣接して、締結ピン6(「断面円形状の柱状体」:図10,図11参照)を挿着するための凹部(この実施形態の場合断面円形状の凹部)5が形成されている。
また、前記締結溝1は、図3あるいは図2に図示するように、溝断面が奥方(図3において右方、図2において紙面奥方)に行くに従って狭くなったテーパ穴、具体的には、マンホール躯体ブロックB間同士の締結時に二つのマンホール躯体ブロックBを近接させ得るように、底面1aは奥方に向かって真っ直ぐ延び上面1bが奥方に向かって底面1a側に対して近づくような、テーパ穴に形成されている。
さらに、前記締結溝1の底面1aは溝正面から見て、図2に図示するように、開口部1A側に仮想中心があるような湾曲面で構成され、且つ、前述したように、前記開口部1Aから拡幅部分に至る途中の部分1Mは、該開口部1A側で徐々に幅が広がったテーパ溝状になっている。この構成によって、マンホール躯体ブロックB自体に、あるいはマンホール躯体ブロックBへの雌金具A1の配設に、誤差がある場合にも、その誤差を許容して且つ雌金具A1と雄金具A2とが適正な、つまり可及的に密着して、接合可能になっている。
また、この雌金具A1の両端、つまり図4,図5に図示する如く、マンホール躯体ブロックBに配置された場合に該マンホール躯体ブロックBの周方向の両端の外観形状が、船形に形成されている。つまり、雌金具A1の両端がコンクリートを流し込むときに流体抵抗的に小さくなるよう構成されている。さらに、図示しないが、この雌金具A1の反開口部1A側が、両端の前記船形の外形に合わせて、両端で開口部1A側に薄くなった船底形に形成されていることがさらに好ましい構成となる。
そして、これらの雌金具1Aは、図4〜図7に図示する状態でマンホール躯体ブロックBに埋設されている。即ち、マンホール躯体ブロックBの前記当接面B2に雌金具A1の開口部1Aが略一致する状態で、且つ、締結溝1の溝正面1fが、マンホール躯体ブロックBの外周面B3側に露出するよう配設されている。この実施形態の場合には、雌金具A1をマンホール躯体ブロックBの外周面から引っ込めた状態で、締結溝1の溝正面1fを露出させるために、マンホール躯体ブロックBの雌金具A1配設部分の外周面B3を一部切り欠いて、空間部分Qを形成している。なお、この空間部分Qは、マンホール躯体ブロックB同士締結させた後に、シーリング剤あるいはセメント等で充填しておくことができる。
【0026】
そして、前述のように構成された本雌金具A1は、マンホール躯体ブロックB同士、例えば下端に切刃を有する先頭マンホール躯体ブロックBと非先頭マンホール躯体ブロックBとを接続する際には、図8に締結金具A部分を拡大して示すように、締結に際し、鉄筋7によってマンホール躯体ブロックBと一体になった雌金具A1の前記凹部(断面円形状の凹部)5に締結ピン(断面円形状の柱状体)6を挿着する。この締結ピン6は種々の形態が考えられ、例えば、図10に図示するような段付き形状のもの、あるいは図11に図示するようなストレート状のもの、さらには、図9の右側の凹部5に挿入されているような上下の両端部が太鼓状のもの等であってよい。そして、これら締結ピン6を挿着するための前記凹部5は、図10に図示するような段付き形状のものでは、その段付き形状に合致するよう、締結する一方の雌金具A1側の凹部5を太径の穴に、他方の雌金具A1側の凹部5をやや小径の穴にすることが望ましい。そして、かかる場合には、図8に図示するように、一つの雌金具A1の両方の凹部5の内、一方、例えば、図8の実施形態の下の雌金具A1では、右側の凹部5を小径の穴に、左側の凹部5を太径の穴にしておく。
その理由は、マンホール躯体ブロックBを製造する際に、図16,図17に図示する端面部材31(図18(b)参照)に固定するときに、マンホール躯体ブロックBに対して該雌金具A1に方向性をもたせて、間違いなく取着できるようにできる点で好ましい構成となる。
【0027】
そして、図8に図示するように、当接面B2で当接し且つ互いに配置された雌金具A1の締結溝1同士が当接することによって「H形」を横に倒したような締結穴Gが形成された二つのマンホール躯体ブロックBの、該締結穴G内に、図4に図示するように、その締結穴Gの形状に対応した部材の断面が略H形の雄金具A2を挿入する。その挿入に際して、締結溝1が合わさって構成される締結穴Gは、奥方にゆくに従って穴断面が狭くなったテーパ穴に形成されているため、雄金具A2を挿入してゆくにしたがって、締結しようとする二つのマンホール躯体ブロックBが所望の締結状態に徐々に調整されつつ締結されてゆく。
【0028】
ところで、前述した実施形態では、締結ピン6を用いているが、かかる場合には、締結ピン6の材質を雌金具A1自体の材質と異なったもの、例えば、雌金具A1の材質より高強度のものを使用することができ、大きな回転トルクをこの締結ピン6を介して伝達できる点で優れた構成となる。しかし、このような締結ピンに代えて対峙当接する一方の雌金具A1の凹部5が設けられている部分に該凹部に代えて柱状体を設けて、他方の雌金具A1の凹部5にはめ合うように構成することもできる。かかる場合、部品点数を少なくできる点で好ましい構成となる。
【0029】
次に、前記雌金具A1を埋設したマンホール躯体ブロックBの製造方法の実施形態について説明する。即ち、
図12に図示するように、マンホール躯体ブロックBの当接面B2に雌金具A1を周方向に適宜間隔で埋設した形態で製造する場合、図13,図14に図示するように、端面部材31の裏面31Bに、雌金具A1をその開口部1Aが端面部材31側に当接するような状態で固定する。この固定は、図1に示す前記雌金具A1のめねじ穴3を利用するとともに、前記凹部5を利用しておこなう。つまり、端面部材31の裏面31Bには、図15あるいはその側断面図である図16に図示するように、前記凹部5に対応した形状の突起9が対応した位置に形成され、前記めねじ穴3の位置とあいまって正確に位置決めした状態で、めねじ穴3に端面部材31の表面31F側から挿通したボルトのおねじを螺着して固定できるよう構成されている。なお、図15において、穴10は前記めねじ穴3にボルトのおねじ部分を挿通するための貫通穴である。また、11は鉄筋篭33からの鉄筋の先端を挿通するための穴で、この穴に先端にめねじが形成されている鉄筋を貫通させて、断面部材31の外面側からナット(図示せず)で螺着して、該鉄筋篭33を型枠34(端面部材31)側に固定する。なお、端面部材31の突起9および穴11が形成されている部分を拡大すると図17に図示するようになる。
【0030】
また、図18に図示するように、半円筒状の型枠34の胴部34A,34Bの内の一方を水平に配置し、その中に、前記雌部材A1を所定位置に配置した一方の端面部材31をセットする(図18(b)参照)とともに、次に、鉄筋篭33を所定の位置にセットし(図18(c)参照)、前述のように前記端面部材31側にナット(図示せず)を用いて固定する。
次に、もう一方の端面部材31を前記鉄筋篭33の反対側の端面にセットする
(図18(d)参照)。勿論、この端面部材31にも、予め前記雌金具A1が所定位置に配置されている。そして、この端面部材31に対しても、鉄筋篭33を所定の位置状態になるにナットを用いて固定する。
次に、前記型枠34の胴部34Aの上に、胴部34Bが合わさって円筒状になるように、配置する(図18(e)参照)。この状態で、各胴部34A,34Bのフランジ部34a,34bに形成されている固定穴(図示せず)に図示しないボルトを通して、この状態で固定する。
続いて、型枠34の両端部に、前記端面部材31に平行になるように、型枠34全体を回転装置上で回転させるための所謂車輪35を一体に取着する(図18
(f)参照)。
このような状態で、後は通常のマンホール躯体ブロックを製造するのと同じ手順で、前記車輪35を利用して図示しない回転装置上で全体を回転させながら、流動状のコンクリートを車輪35および端面部材31の中央に形成された丸い空間37から、流し込む等の一連の手順で製造することができる。
そして、本発明にかかるマンホール躯体ブロックの製造方法によれば、雌金具A1が、マンホール躯体ブロックBの端面B2に正確に位置決めされた状態で製造することができるため、回転圧入式マンホール躯体ブロックとして使用した場合にも、締結された各マンホール躯体ブロックB同士は高い同芯性を維持することができる。また、前記雄金具A2および締結ピン6によって、マンホール躯体ブロックBの締結部分に高い回転トルクを伝達することができる。
さらに、前述のように締結金具の雌金具A1の取着された状態で周方向の両端が船形になっているため、前記コンクリートを流し込んでマンホール躯体ブロックBを成形する際にも、該雌金具A1の周囲にも満遍なく且つ密度高くコンクリートが充填された状態で、マンホール躯体ブロックを製造することができる。
【0031】
この実施形態では、マンホール躯体ブロックとして一般に「マンホール管」と呼ばれている種類のものについて説明したが、マンホール躯体ブロックとしては、「マンホール管」以外のもの、例えば、管形状でない、先端が閉塞されている形態のもの等についても、本発明は適用できることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】
本願発明にかかる締結金具によれば、従来の溶接による場合に比べて、作業性の点で優れ、且つ締結強度の点、特にマンホール躯体ブロックに要求される締結部分でのねじり強度の点で優れ、また当接面での剪断強度の点で優れ、また安定して一定許容誤差内での同芯性が得られ、さらに、経済性の点でも優れた、マンホール躯体ブロック同士を締結できる締結金具となる。
【0033】
また、本発明にかかるマンホール躯体ブロックによれば、締結部位に前記優れた性能を有する締結金具をその作用効果を奏するよう有効に配設したマンホール躯体ブロックとなり、深い寸法のマンホールでも、天候に左右されることなく、経済的に且つ速やかに、しかも誰でも簡単に工事をおこなうことができる。
【0034】
また、本発明にかかるマンホール躯体ブロックの製造方法によれば、前記マンホール躯体ブロックを所望の状態に簡単に且つ正確に締結金具を配設して製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1つの実施形態にかかる締結金具の雌金具の構成を示す平面図(当接面上方から見た図)である。
【図2】 図1に示す締結金具の正面(雄金具挿入方向)から見た図である。
【図3】 図1に示す締結金具の側面(雄金具挿入方向から直交する方向)から見た図である。
【図4】 図1〜図3に示す締結金具を回転圧入式マンホール躯体ブロックの端面に配設した状態の部分斜視図である。
【図5】 図4の当接面上方から見た図である。
【図6】 マンホール躯体ブロックの当接面に配設された雌金具の状態を示す図4とは別の角度からみた図である。
【図7】 図6に示す雌金具が配置されたマンホール躯体ブロックの当接面を上方から見た平面図である。
【図8】 図6,図7等に示す雌金具を対峙させて締結した二つのマンホール躯体ブロックの締結部分の締結状態を示す拡大正断面図である。
【図9】 図8とは異なる締結ピンを用いた場合の実施形態を示す図8に対応する拡大正断面図である。
【図10】 図8で使用している締結ピンの拡大側面図である。
【図11】 図9の片方の締結ピンとして使用している該締結ピンの拡大側面図である。
【図12】 当接面に雌金具を配置した、横に寝かせた状態でのマンホール躯体ブロック全体の斜視図である。
【図13】 型枠の端面部材に雌金具を配置した状態での、該端面部材の裏面側から見た図である。
【図14】 端面部材に配置された雌金具の状態を示す図13のXIIII部分の拡大図である。
【図15】 雌金具を配置する前の状態の端面部材の裏面側から見た図である。
【図16】 端面部材の構成を示す図15のXVI−XVI矢視側面図である。
【図17】 雌金具の取付け部分の構成を示す、図15のXVII−XVII矢視部分拡大側面図である。
【図18】 (a)〜(f)に図12に示すマンホール躯体ブロックのコンクリート注入前までの組み立て状態を示す製造工程を表した図である。
【符号の説明】
1…締結用金具
1A…コ形の凹部
2…被締結用金具
2a…フランジ部
2b…当接面
3…ボルト

Claims (9)

  1. 対峙・当接する二つの円筒状の被締結部材の各締結端部に対を成すよう配設され、当接面に臨んで開口した開口部から被締結部材の長手方向中央側へ離間した部位で拡幅するとともに該開口部から被締結部材の長手方向中央側へ離間した部位にわたって該被締結部材の外周面側に臨んで開口した締結溝部を有する雌金具と、
    これら雌金具の各締結溝部が当接面で対峙・当接することによって該被締結部材の外周面に一体となって形成される締結穴内に挿入されて該対を成す雌金具間を接続する雄金具と、
    によって構成される締結金具であって、
    前記雌金具が、前記被締結部材の締結端部に配設された状態において、前記当接面に直交する方向から見て、前記開口部から被締結部材の周方向に延びる該雌金具の両端部分が、それぞれ、該周方向における両端方に行くに従って径方向の幅が幅狭になった船形に、且つこの雌金具の開口部と反対の側が該船形の外形に合わせて両端で該開口部側に厚みが薄くなった船底形に形成されているとともに、
    前記当接面同士の当接方向に直交する方向の、該当接面間の移動の自由度を拘束することによって、該当接面同士の相対的位置を位置決めする位置決手段が、前記対を成す各雌金具の当接面の開口部を挟んで前記周方向における両側に形成されていることを特徴とする締結金具。
  2. 前記被締結部材が、マンホール躯体ブロックであることを特徴とする請求項1記載の締結金具。
  3. 前記位置決手段が、対応するように各雌金具の当接面にそれぞれ形成された断面円形状の凹部と、接合時に前記二つの凹部にわたってその内に収納される断面円形状の柱状体とによって構成されていることを特徴とする請求項1記載の締結金具。
  4. 前記位置決手段が、前記幅が幅狭になっている両端部分に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1の項に記載の締結金具。
  5. 先端に切刃を備え全体が円筒状の先頭マンホール躯体ブロックと、この先頭マンホール躯体ブロックの後方に回転トルクを伝達可能に一体に接続される全体が円筒状の非先頭マンホール躯体ブロックとからなり、
    マンホールの形成時に、先頭マンホール躯体ブロックに直接あるいは非先頭マンホール躯体ブロックを介して該先頭マンホール躯体ブロックに回転トルクを付与して、該マンホール躯体ブロック自体によってマンホール穴を掘削するよう構成された回転圧入式マンホール躯体ブロックにおいて、
    前記先頭マンホール躯体ブロックの後端面、あるいは非先頭マンホール躯体ブロック間の前端面および後端面の、各締結端部に、請求項1記載の雌金具の開口部が該後端面及び前端面に臨んで開口するように該雌金具を対を成すよう配設し、
    前記対を成して設けられた雌金具の各締結溝部が当接面で対峙・当接することによって、前記マンホール躯体ブロックの外周面に一体となって形成される締結穴内に、請求項1記載の雄金具を挿入することによって、
    前記先頭マンホール躯体ブロックと非先頭マンホール躯体ブロックが、あるいは非先頭マンホール躯体ブロック同士が、締結可能に構成されている、回転圧入式マンホール躯体ブロックを構成する当該先頭あるいは非先頭マンホール躯体ブロックの全てあるいはその一部を形成するマンホール躯体ブロックの製造方法であり、
    円筒状の胴部材を有する型枠内の両端に、リング状の端面部材を配置するとともに、
    全体が円筒形状の骨格を成す鉄筋篭を前記端面部材の間の型枠内に固定して、
    該型枠を回転させつつ該型枠内にセメントを流し込んで成形する先頭あるいは非先頭マンホール躯体ブロックのマンホール躯体ブロックの製造方法において、
    前記端面部材を型枠内に配置した後で前記セメントを流し込む前に、該端面部材に、対峙当接する二つのマンホール躯体ブロック間を締結するための請求項1記載の雌金具を取着し、この取着に際して、該雌金具の前記端面部材と接触する面に凸部あるいは凹部を形成するとともに、前記端面部材に該雌金具の凸部あるいは凹部に嵌合する凹部あるいは凸部を形成することによって、該雌金具を該端面部材に位置決めすることを特徴とするマンホール躯体ブロックの製造方法。
  6. 前記雌金具の凸部あるいは凹部は、
    前記先頭マンホール躯体ブロックと非先頭マンホール躯体ブロック、あるいは非先頭マンホール躯体ブロック同士を締結する際に、両者の位置決めをする位置決手段の一部を構成するものであることを特徴とする請求項5記載の回転圧入式マンホール躯体ブロックの製造方法。
  7. 請求項5又は6に記載の回転圧入式マンホール躯体ブロックの製造方法によって製造されたことを特徴とする回転圧入式マンホール躯体ブロック。
  8. 前記当接面において互いに当接する一対の雌金具の内の、一方の雌金具に凸部が、他方の雌金具に前記凸部に係合する凹部が、それぞれ形成されていることを特徴とする請求項7記載の回転圧入式マンホール躯体ブロック。
  9. 前記雌金具の前記開口部の、前記当接面に直交する方向から見た中央部位に、前記先頭あるいは非先頭マンホール躯体ブロックに配置された状態において、該マンホール躯体ブロックの長手方向に延びるめねじ穴が形成され、該めねじ穴にマンホール躯体ブロック内に配置されている鉄筋の端部が螺着されていることを特徴とする請求項8記載の回転圧入式マンホール躯体ブロック。
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